JPH0343266Y2 - - Google Patents
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- JPH0343266Y2 JPH0343266Y2 JP13604587U JP13604587U JPH0343266Y2 JP H0343266 Y2 JPH0343266 Y2 JP H0343266Y2 JP 13604587 U JP13604587 U JP 13604587U JP 13604587 U JP13604587 U JP 13604587U JP H0343266 Y2 JPH0343266 Y2 JP H0343266Y2
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- core yarn
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Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は防風効果が大でありかつ強度および耐
久性にすぐれた防風柵用網(以下防風網と略記す
る)に関するものであり、防砂用にも有用に使用
できるものである。 〈従来技術〉 防風網は植物(主として農作物)の風による葉
面から水分の過剰な蒸散防止、果実の落下防止、
枝の折損や落葉等の防止、あるいは水田の水温上
昇等を目的として使用されるものであり、従来は
合成繊維紡績糸を使用した寒冷紗等のメツシユ状
織物(メツシユ状織物を樹脂加工して目止め、硬
さを付与したもの)が使用されており、この場合
紡績糸の有する羽毛が防風効果(減風、破風効
果)を発揮することが認められている。 しかし寒冷紗等を防風網として設置する場合に
は支柱等を必要とするが、この支柱等が古くなつ
てサビを発生し、これと寒冷紗の摩擦、スレによ
り寒冷紗に破れが発生し、耐久性が劣るという問
題点があつた。 また引張強力が低いことも耐久性不足の一因で
あつた。 このため近年は耐摩耗性のあるポリオレフイン
系のモノフイラメントを使用したラツセル網が用
いられるようになつてきた。しかしモノフイラメ
ント糸は羽毛がないため防風効果(減風破風効
果)が少く、紡績糸使いの寒冷紗と同等の防風効
果を得るためには繊維密度を大巾に上げなければ
ならず、そのため重量が大となり、取り扱い性が
悪く(重くて展張しにくい)またコスト的にも不
利であつた。 〈考案が解決しようとする問題点〉 本考案者等は、従来技術では問題であつた紡績
糸使いの織編物では得られない強度耐久性、特に
支柱とのスレによる耐久性の向上と、モノフイラ
メント糸使いの織編では得られない破風効果の両
者を共に解決するため鋭意検討の結果、本考案に
到達したものである。 〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、前述の紡績糸使いの織編物を用いた
防風網、モノフイラメント糸使いの織編物を用い
た防風網の有している問題点を解決する手段とし
て、芯繊維束に強力耐久性向上成分となる高強力
繊維を用い、その回りを短繊維による鞘を構成さ
せた、いわゆるコアヤーンを用いることを特徴と
するものである。 ここでいうコアヤーンは、芯繊維束の回りを短
繊維より成る鞘繊維で構成し、鞘を構成する単繊
維が鞘を構成する他の単繊維を実質的に撚り合さ
れることなく覆つているコアヤーンであつて、下
記式で示される被覆率(%)を満足するものであ
る。 被覆率≧コアヤーン中に占める鞘成分の 体積比率(%)×1.2 被覆率が上式を満足しない場合、同一被覆率を
得るためには鞘繊維の体積比率を上げる必要があ
り、該コアヤーンを用いた織編物の強度及び耐久
性が下ることとなる。 該コアヤーンの芯繊維束は上述の通り、主とし
て強度耐久性を分担する成分であり、したがつて
高強度・高耐久性の繊維が用いられるが、中でも
合成繊維フイラメント糸(長繊維からなる糸)を
用いるのがより好ましい。 該コアヤーンの鞘を構成する短繊維は通常の紡
績に用いられる平均繊維長38mm以上のスライバー
または粗糸が用いられるが、いわゆるトウ紡績
(パーロツク方式、コンバーター方式と言われる
もの)あるいは梳糸紡より成る平均繊維長が70〜
300mmのスライバーまたは粗糸を用いることが好
ましく、平均繊維長が70〜300mmの短繊維を鞘成
分として用いれば鞘成分が芯成分より抜けにくく
なり、後加工(製織、製編等)における工程通過
性が大巾に改良され、さらに防風網の使用中の羽
毛立ちが極度に少くなるのでより好ましい。 コアヤーン中に占める鞘成分の体積比率が30%
以下であれば短繊維に起因する防風効果が十分で
なく、また該体積比率が90%以上であれば強度及
び耐久性が不足し好ましくない。より好ましくは
該体積比率が45〜80%のものである。 コアヤーンを構成する芯繊維束としては、ポリ
エステル繊維、ナイロン繊維、ビニロン繊維、ア
クリル繊維、ポリオレフイン繊維、アラミド繊
維、ポリアリレート繊維等合成繊維が用いられる
が、中でもポリエステル繊維、ナイロン繊維、ビ
ニロン繊維が好適に用いられる。 鞘を構成する短繊維としてはポリエステル繊
維、ビニロン繊維、ナイロン繊維、アクリル繊
維、ポリオレフイン繊維等の合成繊維、綿、麻等
の天然繊維が用いられるが、中でもポリエステル
繊維、ビニロン繊維、ナイロン繊維が好適に用い
られる。 特に鞘繊維としてはビニロン繊維を用いるとビ
ニロン繊維の高耐候性、高耐摩耗性及び目止め加
工の容易さ、目止め加工後の風合いの点でより好
適である。すなわち鞘繊維にビニロン繊維以外の
合成繊維を用いた場合、得られた織編物の目止め
及び硬さづけ加工を行うに際し、目止め加工剤の
中に熱硬化性樹脂(たとえばメラミン−ホルマリ
ン樹脂等)と熱可塑性樹脂(たとえばPVA)を
混合したものを使用しなければ十分な硬さ、目止
め力が得られない。熱硬化性樹脂を用いることは
目止剤のポツトライフを短くしまた硬化のための
熱量が必要となるため経済的に不利となる。一方
ビニロン繊維を鞘繊維としたコアヤーンから成る
織編物の目止め加工は熱可塑性樹脂(たとえば
PVA)のみにより十分な目止め力、硬さが得ら
れ、経済的に有利である。 コアヤーンを構成する芯繊維の単繊維デニール
としては0.7〜10デニール、また芯を構成する繊
維束の総デニールとしては75〜1000デニールが引
張り応力分散性や製造のし易さ等の点で好まし
い。また鞘部に用いられる繊維は、単繊維デニー
ルが1〜15デニールのものが好ましい。 なお本発明に用いられるコアヤーンにおいて、
鞘を構成する単繊維は鞘を構成する他の単繊維と
実質的に撚り合わされていないことが必要であ
り、もし鞘繊維が加撚されて単繊維同志が一体化
して鞘繊維単独で糸となつている場合には、芯繊
維との剥離が生じやすく、耐摩耗性耐久性が不十
分となる。このことについて詳細に説明すると、
加撚された繊維束(ヤーンなど)の単繊維は撚に
よつて動きを制限され(どちらかと言えば動けな
い状態となつている)るため、芯繊維と入り交つ
て絡合性が向上することがなく、故に芯繊維は芯
繊維、鞘繊維は鞘繊維として別々にヤーンを構成
するところから鞘繊維は動き易いこととなる。鞘
繊維が実質的に撚り合わされていなければ鞘繊維
を構成する単繊維が芯繊維と入り交ざつて絡合性
が向上し剥離の少ない糸となる。 次に本発明を図により説明する。 第1図は本発明に用いるコアヤーン(被覆率≒
100%)1の断面を模式的に表わしたものであり、
2は芯繊維束を構成する繊維の単繊維を示し、3
は鞘を構成する繊維の単繊維を示す。 第2図は本発明に用いるコアヤーン(被覆率≒
100%)1の側面図であり、コアヤーン1の表面
が鞘繊維3で被覆されている状態を示す。 第3図は防風網用メツシユ織物の平面図であ
り、図中1はコアヤーン、4はコアヤーンの交点
で樹脂で目止めされた部分を示す。 コアヤーンの被覆率は次の方法により求める。
糸をパネルに平行に捲きつけ、万能投影器または
顕微鏡などによつて表面写真をとり、その写真の
うえに透明な紙をおいて糸の外周をトレースし、
かつ芯繊維の露出している部分を詳細に記入す
る。然るのち糸の外周に沿つて紙を切りとりその
重さを測定してWoとし、次いで芯繊維が露出し
ている部分を切りとつてその重量を測定しW1と
する。被覆率は、 被覆率(%)=Wo−W1/Wo×100 によつて求められる。 但しトレースするコアヤーンの試長は、その糸
の撚が100回出現する長さをいう。 即ち 試長(インチ)=100/撚数(t/in) である。 なおコアヤーン中に占める鞘繊維の体積比率と
は、一定長さのコアヤーンを構成する全繊維の体
積に占める鞘繊維の体積の割合のことであり、該
体積は重量をそれぞれの密度で割ることにより得
られる。 実施例 次の表に示す芯繊維と鞘繊維によりコアヤーン
No.1、No.2、No.3を試作し、それぞれのコアヤー
ンより経緯15×15本/inの平織布を製造した。こ
の基布にPVA又はPVA+メラミン樹脂による目
止め加工処理を行い防風網としてテストを実施し
た。 比較例としてビニロン紡績糸、ポリエステルマ
ルチフイラメント糸を用いて同様のテストを実施
した。 【表】
久性にすぐれた防風柵用網(以下防風網と略記す
る)に関するものであり、防砂用にも有用に使用
できるものである。 〈従来技術〉 防風網は植物(主として農作物)の風による葉
面から水分の過剰な蒸散防止、果実の落下防止、
枝の折損や落葉等の防止、あるいは水田の水温上
昇等を目的として使用されるものであり、従来は
合成繊維紡績糸を使用した寒冷紗等のメツシユ状
織物(メツシユ状織物を樹脂加工して目止め、硬
さを付与したもの)が使用されており、この場合
紡績糸の有する羽毛が防風効果(減風、破風効
果)を発揮することが認められている。 しかし寒冷紗等を防風網として設置する場合に
は支柱等を必要とするが、この支柱等が古くなつ
てサビを発生し、これと寒冷紗の摩擦、スレによ
り寒冷紗に破れが発生し、耐久性が劣るという問
題点があつた。 また引張強力が低いことも耐久性不足の一因で
あつた。 このため近年は耐摩耗性のあるポリオレフイン
系のモノフイラメントを使用したラツセル網が用
いられるようになつてきた。しかしモノフイラメ
ント糸は羽毛がないため防風効果(減風破風効
果)が少く、紡績糸使いの寒冷紗と同等の防風効
果を得るためには繊維密度を大巾に上げなければ
ならず、そのため重量が大となり、取り扱い性が
悪く(重くて展張しにくい)またコスト的にも不
利であつた。 〈考案が解決しようとする問題点〉 本考案者等は、従来技術では問題であつた紡績
糸使いの織編物では得られない強度耐久性、特に
支柱とのスレによる耐久性の向上と、モノフイラ
メント糸使いの織編では得られない破風効果の両
者を共に解決するため鋭意検討の結果、本考案に
到達したものである。 〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、前述の紡績糸使いの織編物を用いた
防風網、モノフイラメント糸使いの織編物を用い
た防風網の有している問題点を解決する手段とし
て、芯繊維束に強力耐久性向上成分となる高強力
繊維を用い、その回りを短繊維による鞘を構成さ
せた、いわゆるコアヤーンを用いることを特徴と
するものである。 ここでいうコアヤーンは、芯繊維束の回りを短
繊維より成る鞘繊維で構成し、鞘を構成する単繊
維が鞘を構成する他の単繊維を実質的に撚り合さ
れることなく覆つているコアヤーンであつて、下
記式で示される被覆率(%)を満足するものであ
る。 被覆率≧コアヤーン中に占める鞘成分の 体積比率(%)×1.2 被覆率が上式を満足しない場合、同一被覆率を
得るためには鞘繊維の体積比率を上げる必要があ
り、該コアヤーンを用いた織編物の強度及び耐久
性が下ることとなる。 該コアヤーンの芯繊維束は上述の通り、主とし
て強度耐久性を分担する成分であり、したがつて
高強度・高耐久性の繊維が用いられるが、中でも
合成繊維フイラメント糸(長繊維からなる糸)を
用いるのがより好ましい。 該コアヤーンの鞘を構成する短繊維は通常の紡
績に用いられる平均繊維長38mm以上のスライバー
または粗糸が用いられるが、いわゆるトウ紡績
(パーロツク方式、コンバーター方式と言われる
もの)あるいは梳糸紡より成る平均繊維長が70〜
300mmのスライバーまたは粗糸を用いることが好
ましく、平均繊維長が70〜300mmの短繊維を鞘成
分として用いれば鞘成分が芯成分より抜けにくく
なり、後加工(製織、製編等)における工程通過
性が大巾に改良され、さらに防風網の使用中の羽
毛立ちが極度に少くなるのでより好ましい。 コアヤーン中に占める鞘成分の体積比率が30%
以下であれば短繊維に起因する防風効果が十分で
なく、また該体積比率が90%以上であれば強度及
び耐久性が不足し好ましくない。より好ましくは
該体積比率が45〜80%のものである。 コアヤーンを構成する芯繊維束としては、ポリ
エステル繊維、ナイロン繊維、ビニロン繊維、ア
クリル繊維、ポリオレフイン繊維、アラミド繊
維、ポリアリレート繊維等合成繊維が用いられる
が、中でもポリエステル繊維、ナイロン繊維、ビ
ニロン繊維が好適に用いられる。 鞘を構成する短繊維としてはポリエステル繊
維、ビニロン繊維、ナイロン繊維、アクリル繊
維、ポリオレフイン繊維等の合成繊維、綿、麻等
の天然繊維が用いられるが、中でもポリエステル
繊維、ビニロン繊維、ナイロン繊維が好適に用い
られる。 特に鞘繊維としてはビニロン繊維を用いるとビ
ニロン繊維の高耐候性、高耐摩耗性及び目止め加
工の容易さ、目止め加工後の風合いの点でより好
適である。すなわち鞘繊維にビニロン繊維以外の
合成繊維を用いた場合、得られた織編物の目止め
及び硬さづけ加工を行うに際し、目止め加工剤の
中に熱硬化性樹脂(たとえばメラミン−ホルマリ
ン樹脂等)と熱可塑性樹脂(たとえばPVA)を
混合したものを使用しなければ十分な硬さ、目止
め力が得られない。熱硬化性樹脂を用いることは
目止剤のポツトライフを短くしまた硬化のための
熱量が必要となるため経済的に不利となる。一方
ビニロン繊維を鞘繊維としたコアヤーンから成る
織編物の目止め加工は熱可塑性樹脂(たとえば
PVA)のみにより十分な目止め力、硬さが得ら
れ、経済的に有利である。 コアヤーンを構成する芯繊維の単繊維デニール
としては0.7〜10デニール、また芯を構成する繊
維束の総デニールとしては75〜1000デニールが引
張り応力分散性や製造のし易さ等の点で好まし
い。また鞘部に用いられる繊維は、単繊維デニー
ルが1〜15デニールのものが好ましい。 なお本発明に用いられるコアヤーンにおいて、
鞘を構成する単繊維は鞘を構成する他の単繊維と
実質的に撚り合わされていないことが必要であ
り、もし鞘繊維が加撚されて単繊維同志が一体化
して鞘繊維単独で糸となつている場合には、芯繊
維との剥離が生じやすく、耐摩耗性耐久性が不十
分となる。このことについて詳細に説明すると、
加撚された繊維束(ヤーンなど)の単繊維は撚に
よつて動きを制限され(どちらかと言えば動けな
い状態となつている)るため、芯繊維と入り交つ
て絡合性が向上することがなく、故に芯繊維は芯
繊維、鞘繊維は鞘繊維として別々にヤーンを構成
するところから鞘繊維は動き易いこととなる。鞘
繊維が実質的に撚り合わされていなければ鞘繊維
を構成する単繊維が芯繊維と入り交ざつて絡合性
が向上し剥離の少ない糸となる。 次に本発明を図により説明する。 第1図は本発明に用いるコアヤーン(被覆率≒
100%)1の断面を模式的に表わしたものであり、
2は芯繊維束を構成する繊維の単繊維を示し、3
は鞘を構成する繊維の単繊維を示す。 第2図は本発明に用いるコアヤーン(被覆率≒
100%)1の側面図であり、コアヤーン1の表面
が鞘繊維3で被覆されている状態を示す。 第3図は防風網用メツシユ織物の平面図であ
り、図中1はコアヤーン、4はコアヤーンの交点
で樹脂で目止めされた部分を示す。 コアヤーンの被覆率は次の方法により求める。
糸をパネルに平行に捲きつけ、万能投影器または
顕微鏡などによつて表面写真をとり、その写真の
うえに透明な紙をおいて糸の外周をトレースし、
かつ芯繊維の露出している部分を詳細に記入す
る。然るのち糸の外周に沿つて紙を切りとりその
重さを測定してWoとし、次いで芯繊維が露出し
ている部分を切りとつてその重量を測定しW1と
する。被覆率は、 被覆率(%)=Wo−W1/Wo×100 によつて求められる。 但しトレースするコアヤーンの試長は、その糸
の撚が100回出現する長さをいう。 即ち 試長(インチ)=100/撚数(t/in) である。 なおコアヤーン中に占める鞘繊維の体積比率と
は、一定長さのコアヤーンを構成する全繊維の体
積に占める鞘繊維の体積の割合のことであり、該
体積は重量をそれぞれの密度で割ることにより得
られる。 実施例 次の表に示す芯繊維と鞘繊維によりコアヤーン
No.1、No.2、No.3を試作し、それぞれのコアヤー
ンより経緯15×15本/inの平織布を製造した。こ
の基布にPVA又はPVA+メラミン樹脂による目
止め加工処理を行い防風網としてテストを実施し
た。 比較例としてビニロン紡績糸、ポリエステルマ
ルチフイラメント糸を用いて同様のテストを実施
した。 【表】
第1図は本考案を構成するコアヤーンの一例の
断面図であり、1はコアヤーンを、2は芯繊維束
を構成するフイラメントヤーンの単繊維を、3は
鞘を構成する短繊維の単繊維を示す。 第2図は本考案を構成するコアヤーンの一例の
側面図であり、コアヤーンの表面が鞘を構成する
短繊維3によりカバーされていることを示す。 第3図は本考案によりコアヤーン1を用いた織
物よりなる防風網であり、4は経糸と緯糸の交点
で目止剤で目止めされた部分を示す。
断面図であり、1はコアヤーンを、2は芯繊維束
を構成するフイラメントヤーンの単繊維を、3は
鞘を構成する短繊維の単繊維を示す。 第2図は本考案を構成するコアヤーンの一例の
側面図であり、コアヤーンの表面が鞘を構成する
短繊維3によりカバーされていることを示す。 第3図は本考案によりコアヤーン1を用いた織
物よりなる防風網であり、4は経糸と緯糸の交点
で目止剤で目止めされた部分を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 芯繊維束の回りを短繊維より成る鞘繊維で構
成し、鞘を構成する単繊維が鞘を構成する他の
単繊維と実質的に撚り合わされることなく該芯
繊維束を覆つているコアヤーンであつて、下記
式で示される被覆率(%)を満足するコアヤー
ンを用いて成る防風網。 被覆率≧コアヤーン中に占める鞘繊維の 体積比率(%)×1.2 2 芯繊維束を構成する繊維が合成繊維フイラメ
ント(長繊維)である実用新案登録請求の範囲
第1項に記載の防風網。 3 鞘を構成する繊維が70〜300mmの平均長を有
する合成繊維より成る短繊維である実用新案登
録請求の範囲第1項又は第2項に記載の防風
網。 4 コアヤーン中に占める鞘成分の体積比が30〜
90%である実用新案登録請求の範囲第1項〜第
3項のいずれかに記載の防風網。 5 コアヤーン中に占める鞘成分の体積比が45〜
80%である実用新案登録請求の範囲第1項〜第
3項のいずれかに記載の記載の防風網。 6 鞘を構成する短繊維がビニロン繊維である実
用新案登録請求の範囲第1項〜第5項のいずれか
に記載の防風網。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13604587U JPH0343266Y2 (ja) | 1987-09-04 | 1987-09-04 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13604587U JPH0343266Y2 (ja) | 1987-09-04 | 1987-09-04 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6445180U JPS6445180U (ja) | 1989-03-17 |
| JPH0343266Y2 true JPH0343266Y2 (ja) | 1991-09-10 |
Family
ID=31396192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13604587U Expired JPH0343266Y2 (ja) | 1987-09-04 | 1987-09-04 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0343266Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-04 JP JP13604587U patent/JPH0343266Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6445180U (ja) | 1989-03-17 |
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