JPH0343374B2 - - Google Patents
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- JPH0343374B2 JPH0343374B2 JP21655386A JP21655386A JPH0343374B2 JP H0343374 B2 JPH0343374 B2 JP H0343374B2 JP 21655386 A JP21655386 A JP 21655386A JP 21655386 A JP21655386 A JP 21655386A JP H0343374 B2 JPH0343374 B2 JP H0343374B2
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Description
[産業上の利用分野]
本発明は、織物又は編物製品を製造するにあた
つて、製品の種類や品質に応じて在庫原糸の在庫
量を調べ、その製品に必要な原糸を引当てる原糸
の自動引当て装置に関し、特に余剰原糸の自動引
当て装置に関する。 [従来の技術とその問題点] 織物又は編物等の製造に使用される原糸は、銘
柄、番手、色相等の糸の種類や製造ロツトごとに
その在庫量が管理されている。また、原糸は、紡
績された後、染加工、撚加工等の加工が施されの
加工後、糸及び加工前の糸双方についてその在庫
量が管理されている。すなわち、加工後の糸はそ
のままの状態で織物又は編物の製造に使用される
が、加工前の糸は、さらに染めたり、撚り合せた
りしてから使用される。ただし、加工前の糸をそ
のまま使用する場合もある。例えば織物を製造す
るにあたつては、その織物の種類、等級及び在庫
原糸の量を考慮してその織物の製造にはどの原糸
を使用すべきかを決定する必要がある。このよう
に種々の原糸のなかから、種々の条件にもとづい
てその織物の製造に使用する原糸を選択すること
を原糸の引当てとよんでいる。 このような原糸の引当てを自動的に行う装置に
ついては、本出願人が特願昭60−144982号におい
て既に提案している。 しかしながら、加工後の原糸の引当てについて
は、一つの製造ロツトのみから引当てを行うよう
にしていたため、加工後の原糸について余剰原糸
が発生するという問題点があつた。余剰原糸は、
一つの製造ロツトの在庫量が一定量以上でないと
再び引当てられることはなく、原糸の引当てのた
びに、その量が増大し、廃棄処分になることもあ
つた。 本発明は、このような余剰原糸を有効に活用
し、自動的かつ効率的に、最適な余剰原糸を引当
てる装置を提供することにある。 [問題点を解決するための手段] 本発明の原糸の自動引当て装置の構成を第1図
に基づいて、説明する。 101は、余剰原糸在庫量登録ファイルであ
る。このフアイルは、染加工、撚加工等の加工が
施された糸であつて、引当ての結果、余剰原糸に
なつたものについて、製造ロツトごとにその在庫
量を登録したものである。 102は、織物又は編物製品の柄について、各
柄を構成する経糸と緯糸との配列ごとに、使用す
べき原糸の種類及びその必要量を登録した所要原
糸登録フアイルである。 ある客先との間の織物又は編物製品の受注契約
を約定という。一つの約定に係る製品は、同一種
類であるが、複数の柄から構成されることがあ
る。各柄を構成するため、経糸と緯糸とには、そ
れぞれ複数の原糸が使用され、繰返し配列され
る。この繰返しの単位の中での原糸の順序を前記
のように配列という。 103は、原糸の引当てを行う織物又は編物製
品の柄、グレード及び製造量を入力する入力手段
である。製品のグレードは、その製品の品位を表
わすものである。 104は、在庫原糸引当て手段であり、入力手
段103により入力された柄の製品について、そ
の製造量と前記所要原糸登録フアイル102から
得た使用すべき原糸の必要量とから、前記グレー
ドに応じて、各原糸について引当て下限量を決定
し、余剰原糸在庫登録フアイル101を検索し
て、その在庫量が前記引当て下限量以上であると
きに引当てを行い、この引当てに基いて余剰原糸
在庫量登録フアイル101を更新する在庫原糸引
当て手段である。 本発明の一実施態様においては、前記在庫原糸
引当て手段104が、製造時期の古い糸から優先
的に引当てを行うように構成される。 [作用] ある特定の織物又は編物製品の製造に必要な糸
を引当てる場合には、まず、製品の柄、グレード
及び製造量を入力手段103によつて在庫原糸引
当て手段104に入力する。すると、この在庫原
糸引当て手段104は、所要原糸登録フアイル1
02から、各柄を構成する経糸と緯糸との配列ご
とに、使用すべき原糸の種類及びその必要量を読
込む。そして、その柄の製品について、入力手段
103から得たその製造量と、所要原糸登録フア
イル102から得た使用すべき原糸の必要量とか
ら、前記グレードに応じて、各原糸について引当
て下限量を決定する。さらに、在庫原糸引当て手
段104は、余剰原糸在庫量登録フアイル101
を検索して、その在庫量が前記引当て下限量以下
であるときに引当てを行う。そして、この引当て
に基いて余剰原糸在庫量登録フアイル101を更
新しておく。 本発明の一実施態様においては、製造時期の古
い糸から優先的に引当てを行うことによつて古い
糸の在庫が減少する。 [実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。 この実施例においては、本装置を織物製造に使
用する場合について説明する。 第2図は、本実施例の装置の概要を示したもの
であり、1はキーボード等の入力装置、2は
CRTデイスプレイ、プリンタ等の表示装置、3
はCPU(中央処理装置)、ROM(リード・オンリ
ー・メモリー)、RAM(ランダム・アクセス・メ
モリー)、I/Oポート等からなるマイクロコン
ピユータ、4は磁気デイスク、磁気テープ等の補
助記憶装置であり、各装置はインターフエース回
路を介して連結されている。 入力装置1は、前記入力手段103に対応する
ものであり、原糸の引当てを行おうとする織物の
柄、グレード及び製造量等をマイクロコンピユー
タ3に入力するために使用される。 補助記憶装置4には、余剰原糸フアイル4aと
織物フアイル4bとが記憶されている。 余剰原糸フアイル4aは、前記余剰原糸在庫量
登録フアイル101に対応するものであり、染加
工、撚加工等の加工が施された糸であつて、引当
ての結果、余剰原糸になつたものについて、製造
ロツトごとにその在庫量を登録したものである。
すべての余剰原糸の在庫量は、第3図に示すよう
な形式で記憶されている。すなわち、原糸の種類
及び製造ロツト別にページ区分して、各ページに
は、その糸の銘柄、番手、色相、ロツト番号、紡
績納期、等級及び在庫量が記されている。なお同
図は、余剰原糸フアイル4aの構成の説明を容易
にするために描かれたものであり、実際には、補
助記憶装置4に原糸の種類及び製造ロツト別に前
記の内容を記憶させるものであればどのような形
式になつていてもよい。これらの原糸のうち、銘
柄GB、番手1/60、色相50010000原糸の種類を
糸αとし、ほかにβ、γ、δ等の種類の原糸があ
るものとする。 織物フアイル4bは、前記所要原糸登録フアイ
ル102に対応するものであり、織物製品の柄に
ついて、各柄を構成する経糸と緯の配列ごとに、
使用すべき原糸の種類及びその必要量を登録した
ものであり、織物の製造に必要な原糸の種類とそ
の必要量を求めるために使用される。すべての織
物製品は、第4図に示すような形式で、その柄別
にページ区分して記憶されている。各ページに
は、使用すべき原糸の種類と、単位量例えば100
Kgの織物を製造するのに必要な原糸の量が記され
ている。例えば、柄Aの織物の経糸は、二つの配
列a、bで構成され、その緯糸は、三つの配列
a、b、cで構成される。この柄Aの織物を100
Kg製造するには、例えば、経糸の配列aについて
は、前記の糸αが25Kg必要であることが記されて
いる。なお同図は、織物フアイル4bの構成の説
明を容易にするために描かれたものであり、実際
には、必要な原糸の種類及びその量が、各柄を構
成する経糸と緯糸との配列ごとに記憶されている
ものであればどのような形式であつてもよい。 マイクロコンピユータ3のROMには、主とし
て次のプログラムが格納されており、在庫原糸引
当て手段104として用いられている。すなわ
ち、入力装置1によりグレード及び製造量を入力
されたある特定の柄の織物について、その製造量
と織物フアイル4bから得た使用すべき原糸の必
要量とから、前記グレードに応じて、各原糸につ
いて引当て下限量を決定するプログラム、余剰原
糸フアイル4aを検索して、その在庫量が前記引
当て下限量以上であるときに限り引当てを行なう
プログラム及びこの引当てに基いて余剰原糸フア
イル4aを更新するプログラムである。ただし、
これらのプログラムはROMに格納されている必
要はなく、補助記憶装置4に格納してRAMにロ
ードしてから実行するようにしてもよい。 表示装置2は、マイクロコンピユータ3による
引当て結果を表示するために用いられる。 前記のように、織物のグレードとは、織物の品
位を表わすものであつて、例えばA、B、C、
D、E及びFの六つのグレードのうちから、ある
グレードが織物に設定される。在庫原糸引当て手
段104として用いられるマイクロコンピユータ
3は、各グレードの織物について、次の条件にし
たがつて原糸を引当てる。 (a) グレードAの織物については、一つの約定に
係る織物に引当てられる原糸が、一つの製造ロ
ツト内の原糸に制限される。 (b) グレードBの織物については、一つの約定の
中の一つの柄に係る織物に引当てられる原糸
が、一つの製造ロツト内の原糸に制限される。 (c) グレードCの織物については、一つの約定の
中の一つの柄に係る織物の経糸又は緯糸に引当
てられる原糸が、一つの製造ロツト内の原糸に
制限される。 (d) グレードDの織物については、一つの約定の
中の一つの柄に係る織物の一つの配列に引当て
られる原糸が、一つの製造ロツト内の原糸に制
限される。 (e) グレードEの織物については、一つの約定の
中の経糸又は緯糸の一つの配列に引当てられる
原糸が、一つの製造ロツト内の原糸に制限され
る。 (f) グレードFの織物については、一つの約定の
中の一つの柄に係る織物の経糸又は緯糸の一つ
の配列に引当てられる原糸が、一つの製造ロツ
ト内の原糸に制限される。 また、必要な原糸は、紡績納期の古い糸から順
に引当てが行われる。見本織物又は試験織物の場
合には、等級の低い糸を引当ててもよい。 次に、第5図〜第7図のフローチヤートにより
マイクロコンピユータ3が行なう処理について説
明する。 まず、ここで用いられている符号について述べ
る。C(1)〜C(M)は織物に必要な加工糸の種
類を示すものである。H(K、W、X、Y)は柄
Wの織物の経糸又は緯糸Xの配列Yに必要な加工
糸C(K)の量を示す。すなわち、W=1、…、
Dは織物の柄を、X=1、2は経糸(X=1)と
緯糸(X=2)との区別を、Y=1、…、Eは経
糸又は緯糸の配列をそれぞれ示す。L=1、…、
Rは、余剰原糸フアイル4aにおいて、加工糸C
(K)が登録されたページを示すものである。Z
(K、L)は加工糸C(K)が登録されたLページ
目の余剰原糸の在庫量を示しており、また、Iは
引当て下限量を示すものである。 第5図のメインルチーンについて説明する。キ
ーボード等の入力装置1から織物の柄、グレード
及び製造量がマイクロコンピユータ3に入力され
ると、補助記憶装置4に格納されている織物フア
イル4bに基づいて、その織物に必要な加工糸の
種類C(K)及びその必要量H(K、W、X、Y)
(K=1、…、M、W=1、…、D、X=1、2、
Y=1、…、E)が求められる。(ステツプ1、
2)。そして第6図に示す余剰加工糸サブルーチ
ンによつて1番目の加工糸C1の引当てが行われ
る。(ステツプ3、4、5)。加工糸C1の引当て
が成功すると、K=K+1として次の加工糸の引
当てが行われる(ステツプ6、7)。在庫量が必
要量を満たさずに加工糸C(K)の引当てが不可
能であると、マイクロコンピユータ3は、余剰原
糸以外の加工糸について、図示しない従来のサブ
ルーチンにより、引当てを行なう。(ステツプ
8)。加工糸C(K)の引当てが終了するとK=K
+1として次の加工糸の引当てが行われる(ステ
ツプ9、7)。このようにして、織物に必要な加
工糸が引当てられる。 次に第6図及び第7図を用いて、余剰加工糸C
(K)を引当てるためのサブルーチンについて説
明する。 まず、マイクロコンピユータ3は、余剰原糸フ
アイル4aを検索して加工糸C(K)が登録され
たページを入力し(ステツプ10)、加工糸C(K)
が登録された各ページを紡績格納の古い順に並べ
かえる(ステツプ11)。 このようにして並べかえられた各ページをL=
1と初期設定して(ステツプ12)1ページ目から
調べてゆく(ステツプ13)。まず、ステツプ14に
おいて、製造する織物が見本織物又は試験織物か
どうかを判断する。見本織物や試験織物でない場
合は、ステツプ15に進む。ステツプ15において、
Lページ目の糸の等級が低いかどうかを判断し、
低い場合には、そのページの糸は引当てないで、
L=L+1として次のページを調べる(ステツプ
41、42、13)。Lページ目の糸の等級が低くない
場合には、ステツプ16に進む。製造すべき織物が
見本織物又は試験織物の場合は、等級が低い糸を
使用してもよいので、ステツプ14からステツプ16
に進む。 さて、ステツプ16において、W=1、X=1、
Y=1と初期設定した後、ステツプ17からステツ
プ27において、先に入力された織物のグレードに
ついて、前記の条件(a)〜(f)にしたがつて、引当て
下限量Iを決定する。すなわち、ステツプ17にお
いて、織物のグレードがAであると判定されたと
きは、ステツプ18において、W=1、…、D、X
=1、2、Y=1、…、Eについての次式(1)で表
わされる和を計算し、これを引当て下限量Iとす
る。 I= 〓W,X,Y H(K、W、X、Y) ……(1) ステツプ17においてグレードがAでないと判定
されたときは、ステツプ19においてグレードがB
であるかどうかを判定し、グレードBについて
は、ステツプ20において、X=1、2、Y=1、
…、Eについての次式(2)で表わされる和を計算
し、これを引当て下限量Iとする。 I= 〓X,Y H(K、W、X、Y) ……(2) 以下、同様にしてステツプ21、23、25でグレー
ドがC、D、Eであるかどうかを判定し、グレー
ドC、D、E及びFについて、それぞれステツプ
22、24、26及び27において、次式(3)〜(6)により引
当て下限量Iを決定する。 I= 〓Y H(K、W、X、Y) ……(3) I= 〓X H(K、W、X、Y) ……(4) I= 〓W H(K、W、X、Y) ……(5) I=H(K、W、X、Y) ……(6) 引当て下限量Iを決定した後は、ステツプ28に
おいて、Lページ目の糸の在庫量Z(K、L)が
引当て下限量Iよりも多いかどうかを判断し、Z
(K、L)<Iの場合には、L=L+1として次の
ページを調べ(ステツプ41、42、13)、Z(K、
L)≧Iの場合には、そのページの糸を引当て、
余剰原糸フアイル4a在庫量Z(K、L)を引当
て下限量Iだけ差し引いた値に変更する(ステツ
プ29)。 次に、ステツプ30〜39において、織物のグレー
ドに応じて、さらに引当てを行なう必要があるか
どうかを判定し、必要がある場合には、ステツプ
17に戻る。すなわち、ステツプ30において、グレ
ードAであると判定された場合は、さらに引当て
を行なう必要がないから、すぐにステツプ40にジ
ヤンプして、引当て結果を登録した後、前記のメ
インルーチンにリターンする。グレードD、E又
はFについては、Y=Y+1として次の配列を調
べ(ステツプ31、32、33、17)、グレードC、E
又はFについては、X=X+1として緯糸を調べ
(ステツプ34、35、36、17)、グレードB、C、D
又はFについては、W=W+1として次の柄を調
べる(ステツプ37、38、39、17)。A以外のグレ
ードについても、さらに引当てを行なう必要がな
くなつた場合には、ステツプ40において、引当て
結果を登録し、メインルーチンにリターンする。 なお1〜Rページまでのすべてのページを調べ
ても在庫量が引当て下限量以上のページがない場
合には、加工糸C(K)について、引当て不能結
果を登録した後、前記のメインルーチンにリター
ンする(ステツプ41、42、43)。 以上に説明した余剰加工糸サブルーチンについ
て、具体例を挙げてさらに説明すると、ある約定
甲が60反契約であつて、A柄30反、B柄30反とす
る。毛織物の場合、1反すなわち幅1.6m、長さ
50mを単位として取引される。通常、1反の重量
は20Kgであり、この例では、経糸と緯糸との重量
比は1:1であるとする。 さて、第4図に示すように、100Kgの柄Aの織
物には、経糸の配列a及びbに、それぞれ25Kgの
糸α及びβが必要であり、緯糸の配列a、b及び
cに、それぞれ17Kgの糸α、β及びγが必要であ
るとする。また、100Kgの柄Bの織物には、経糸
の配列a、b及びcに、それぞれ17Kgの糸α、γ
及びδが必要であり、緯糸の配列a及びbに、そ
れぞれ25Kgの糸α及びδが必要であるとする。 このとき、約定甲に係る織物には、糸α、β、
γ及びδが、それぞれ500Kg、250Kg、200Kg及び
250Kg必要であり、合計1200Kgの原糸が必要であ
る。 ところで、約定甲に係る織物のグレードが、最
高級のAである場合には、各糸に関する引当て下
限量Iは、第1表に示す値となる。すなわち、ス
テツプ18において、K=1が例えば糸αに対応す
るものとすると、H(1、W、X、Y)のW=1、
2、X=1、2、Y=1、…、Eについての式(1)
で表わされる和は、柄Aの経糸及び緯糸並びに柄
Bの経糸及び緯糸の各配列aに必要な糸αの量の
合計であつて、500Kgと計算される。 ところが、グレードBの場合は、第2表に示す
ように、柄Aと柄Bとを区別し、それぞれの柄に
ついて、例えば糸αについては、その在庫量が
250Kg以上であれば、引当てが行なわれる。すな
わち、W=1が柄Aに、W=2が柄Bにそれぞれ
対応するものとすると、W=1については、式(2)
で表わされる和は、柄Aの経糸及び緯糸の各配列
aに必要な糸αの量の合計であつて、ステツプ20
において、250Kgと計算される。また、ステツプ
37、38、39からステツプ17に戻つた後、再びステ
ツプ20においてW=2について、その和は、柄B
の経糸及び緯糸の各配列aに必要な糸αの量の合
計であつて、250Kgと計算される。 以下、グレードC、D、E及びFについては、
それぞれ第3、第4、第5及び第6表に示すよう
に、各糸の引当て下限量Iが、決定される。した
がつて、例えば糸αについては、各グレードにつ
いて、次のような引当て下限量に基づいて引当て
の可否が決定される。すなわち、グレードC又は
Fの場合には、その在庫量が100Kg又は150Kg以上
であれば、引当てが行なわれる。また、グレード
D又はEの場合には、その在庫量が250Kg以上で
あれば、引当てが行なわれる。 すなわち従来は、一つの製造ロツトから引当て
を行なうようにしていたため、グレードAの場合
と同様に、例えば糸αについては、余剰原糸の在
庫量が500Kg以上でなければ引当てが行なわれず、
在庫量が500Kg未満のロツトの原糸を有効に活用
することができなかつた。これに対して、グレー
ドB、C、D、E又はFの場合には、その在庫量
が100Kg若しくは150Kg以上又は250Kg以上であれ
ば、引当てが行なわれるため、余剰原糸を有効に
活用することができる。
つて、製品の種類や品質に応じて在庫原糸の在庫
量を調べ、その製品に必要な原糸を引当てる原糸
の自動引当て装置に関し、特に余剰原糸の自動引
当て装置に関する。 [従来の技術とその問題点] 織物又は編物等の製造に使用される原糸は、銘
柄、番手、色相等の糸の種類や製造ロツトごとに
その在庫量が管理されている。また、原糸は、紡
績された後、染加工、撚加工等の加工が施されの
加工後、糸及び加工前の糸双方についてその在庫
量が管理されている。すなわち、加工後の糸はそ
のままの状態で織物又は編物の製造に使用される
が、加工前の糸は、さらに染めたり、撚り合せた
りしてから使用される。ただし、加工前の糸をそ
のまま使用する場合もある。例えば織物を製造す
るにあたつては、その織物の種類、等級及び在庫
原糸の量を考慮してその織物の製造にはどの原糸
を使用すべきかを決定する必要がある。このよう
に種々の原糸のなかから、種々の条件にもとづい
てその織物の製造に使用する原糸を選択すること
を原糸の引当てとよんでいる。 このような原糸の引当てを自動的に行う装置に
ついては、本出願人が特願昭60−144982号におい
て既に提案している。 しかしながら、加工後の原糸の引当てについて
は、一つの製造ロツトのみから引当てを行うよう
にしていたため、加工後の原糸について余剰原糸
が発生するという問題点があつた。余剰原糸は、
一つの製造ロツトの在庫量が一定量以上でないと
再び引当てられることはなく、原糸の引当てのた
びに、その量が増大し、廃棄処分になることもあ
つた。 本発明は、このような余剰原糸を有効に活用
し、自動的かつ効率的に、最適な余剰原糸を引当
てる装置を提供することにある。 [問題点を解決するための手段] 本発明の原糸の自動引当て装置の構成を第1図
に基づいて、説明する。 101は、余剰原糸在庫量登録ファイルであ
る。このフアイルは、染加工、撚加工等の加工が
施された糸であつて、引当ての結果、余剰原糸に
なつたものについて、製造ロツトごとにその在庫
量を登録したものである。 102は、織物又は編物製品の柄について、各
柄を構成する経糸と緯糸との配列ごとに、使用す
べき原糸の種類及びその必要量を登録した所要原
糸登録フアイルである。 ある客先との間の織物又は編物製品の受注契約
を約定という。一つの約定に係る製品は、同一種
類であるが、複数の柄から構成されることがあ
る。各柄を構成するため、経糸と緯糸とには、そ
れぞれ複数の原糸が使用され、繰返し配列され
る。この繰返しの単位の中での原糸の順序を前記
のように配列という。 103は、原糸の引当てを行う織物又は編物製
品の柄、グレード及び製造量を入力する入力手段
である。製品のグレードは、その製品の品位を表
わすものである。 104は、在庫原糸引当て手段であり、入力手
段103により入力された柄の製品について、そ
の製造量と前記所要原糸登録フアイル102から
得た使用すべき原糸の必要量とから、前記グレー
ドに応じて、各原糸について引当て下限量を決定
し、余剰原糸在庫登録フアイル101を検索し
て、その在庫量が前記引当て下限量以上であると
きに引当てを行い、この引当てに基いて余剰原糸
在庫量登録フアイル101を更新する在庫原糸引
当て手段である。 本発明の一実施態様においては、前記在庫原糸
引当て手段104が、製造時期の古い糸から優先
的に引当てを行うように構成される。 [作用] ある特定の織物又は編物製品の製造に必要な糸
を引当てる場合には、まず、製品の柄、グレード
及び製造量を入力手段103によつて在庫原糸引
当て手段104に入力する。すると、この在庫原
糸引当て手段104は、所要原糸登録フアイル1
02から、各柄を構成する経糸と緯糸との配列ご
とに、使用すべき原糸の種類及びその必要量を読
込む。そして、その柄の製品について、入力手段
103から得たその製造量と、所要原糸登録フア
イル102から得た使用すべき原糸の必要量とか
ら、前記グレードに応じて、各原糸について引当
て下限量を決定する。さらに、在庫原糸引当て手
段104は、余剰原糸在庫量登録フアイル101
を検索して、その在庫量が前記引当て下限量以下
であるときに引当てを行う。そして、この引当て
に基いて余剰原糸在庫量登録フアイル101を更
新しておく。 本発明の一実施態様においては、製造時期の古
い糸から優先的に引当てを行うことによつて古い
糸の在庫が減少する。 [実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。 この実施例においては、本装置を織物製造に使
用する場合について説明する。 第2図は、本実施例の装置の概要を示したもの
であり、1はキーボード等の入力装置、2は
CRTデイスプレイ、プリンタ等の表示装置、3
はCPU(中央処理装置)、ROM(リード・オンリ
ー・メモリー)、RAM(ランダム・アクセス・メ
モリー)、I/Oポート等からなるマイクロコン
ピユータ、4は磁気デイスク、磁気テープ等の補
助記憶装置であり、各装置はインターフエース回
路を介して連結されている。 入力装置1は、前記入力手段103に対応する
ものであり、原糸の引当てを行おうとする織物の
柄、グレード及び製造量等をマイクロコンピユー
タ3に入力するために使用される。 補助記憶装置4には、余剰原糸フアイル4aと
織物フアイル4bとが記憶されている。 余剰原糸フアイル4aは、前記余剰原糸在庫量
登録フアイル101に対応するものであり、染加
工、撚加工等の加工が施された糸であつて、引当
ての結果、余剰原糸になつたものについて、製造
ロツトごとにその在庫量を登録したものである。
すべての余剰原糸の在庫量は、第3図に示すよう
な形式で記憶されている。すなわち、原糸の種類
及び製造ロツト別にページ区分して、各ページに
は、その糸の銘柄、番手、色相、ロツト番号、紡
績納期、等級及び在庫量が記されている。なお同
図は、余剰原糸フアイル4aの構成の説明を容易
にするために描かれたものであり、実際には、補
助記憶装置4に原糸の種類及び製造ロツト別に前
記の内容を記憶させるものであればどのような形
式になつていてもよい。これらの原糸のうち、銘
柄GB、番手1/60、色相50010000原糸の種類を
糸αとし、ほかにβ、γ、δ等の種類の原糸があ
るものとする。 織物フアイル4bは、前記所要原糸登録フアイ
ル102に対応するものであり、織物製品の柄に
ついて、各柄を構成する経糸と緯の配列ごとに、
使用すべき原糸の種類及びその必要量を登録した
ものであり、織物の製造に必要な原糸の種類とそ
の必要量を求めるために使用される。すべての織
物製品は、第4図に示すような形式で、その柄別
にページ区分して記憶されている。各ページに
は、使用すべき原糸の種類と、単位量例えば100
Kgの織物を製造するのに必要な原糸の量が記され
ている。例えば、柄Aの織物の経糸は、二つの配
列a、bで構成され、その緯糸は、三つの配列
a、b、cで構成される。この柄Aの織物を100
Kg製造するには、例えば、経糸の配列aについて
は、前記の糸αが25Kg必要であることが記されて
いる。なお同図は、織物フアイル4bの構成の説
明を容易にするために描かれたものであり、実際
には、必要な原糸の種類及びその量が、各柄を構
成する経糸と緯糸との配列ごとに記憶されている
ものであればどのような形式であつてもよい。 マイクロコンピユータ3のROMには、主とし
て次のプログラムが格納されており、在庫原糸引
当て手段104として用いられている。すなわ
ち、入力装置1によりグレード及び製造量を入力
されたある特定の柄の織物について、その製造量
と織物フアイル4bから得た使用すべき原糸の必
要量とから、前記グレードに応じて、各原糸につ
いて引当て下限量を決定するプログラム、余剰原
糸フアイル4aを検索して、その在庫量が前記引
当て下限量以上であるときに限り引当てを行なう
プログラム及びこの引当てに基いて余剰原糸フア
イル4aを更新するプログラムである。ただし、
これらのプログラムはROMに格納されている必
要はなく、補助記憶装置4に格納してRAMにロ
ードしてから実行するようにしてもよい。 表示装置2は、マイクロコンピユータ3による
引当て結果を表示するために用いられる。 前記のように、織物のグレードとは、織物の品
位を表わすものであつて、例えばA、B、C、
D、E及びFの六つのグレードのうちから、ある
グレードが織物に設定される。在庫原糸引当て手
段104として用いられるマイクロコンピユータ
3は、各グレードの織物について、次の条件にし
たがつて原糸を引当てる。 (a) グレードAの織物については、一つの約定に
係る織物に引当てられる原糸が、一つの製造ロ
ツト内の原糸に制限される。 (b) グレードBの織物については、一つの約定の
中の一つの柄に係る織物に引当てられる原糸
が、一つの製造ロツト内の原糸に制限される。 (c) グレードCの織物については、一つの約定の
中の一つの柄に係る織物の経糸又は緯糸に引当
てられる原糸が、一つの製造ロツト内の原糸に
制限される。 (d) グレードDの織物については、一つの約定の
中の一つの柄に係る織物の一つの配列に引当て
られる原糸が、一つの製造ロツト内の原糸に制
限される。 (e) グレードEの織物については、一つの約定の
中の経糸又は緯糸の一つの配列に引当てられる
原糸が、一つの製造ロツト内の原糸に制限され
る。 (f) グレードFの織物については、一つの約定の
中の一つの柄に係る織物の経糸又は緯糸の一つ
の配列に引当てられる原糸が、一つの製造ロツ
ト内の原糸に制限される。 また、必要な原糸は、紡績納期の古い糸から順
に引当てが行われる。見本織物又は試験織物の場
合には、等級の低い糸を引当ててもよい。 次に、第5図〜第7図のフローチヤートにより
マイクロコンピユータ3が行なう処理について説
明する。 まず、ここで用いられている符号について述べ
る。C(1)〜C(M)は織物に必要な加工糸の種
類を示すものである。H(K、W、X、Y)は柄
Wの織物の経糸又は緯糸Xの配列Yに必要な加工
糸C(K)の量を示す。すなわち、W=1、…、
Dは織物の柄を、X=1、2は経糸(X=1)と
緯糸(X=2)との区別を、Y=1、…、Eは経
糸又は緯糸の配列をそれぞれ示す。L=1、…、
Rは、余剰原糸フアイル4aにおいて、加工糸C
(K)が登録されたページを示すものである。Z
(K、L)は加工糸C(K)が登録されたLページ
目の余剰原糸の在庫量を示しており、また、Iは
引当て下限量を示すものである。 第5図のメインルチーンについて説明する。キ
ーボード等の入力装置1から織物の柄、グレード
及び製造量がマイクロコンピユータ3に入力され
ると、補助記憶装置4に格納されている織物フア
イル4bに基づいて、その織物に必要な加工糸の
種類C(K)及びその必要量H(K、W、X、Y)
(K=1、…、M、W=1、…、D、X=1、2、
Y=1、…、E)が求められる。(ステツプ1、
2)。そして第6図に示す余剰加工糸サブルーチ
ンによつて1番目の加工糸C1の引当てが行われ
る。(ステツプ3、4、5)。加工糸C1の引当て
が成功すると、K=K+1として次の加工糸の引
当てが行われる(ステツプ6、7)。在庫量が必
要量を満たさずに加工糸C(K)の引当てが不可
能であると、マイクロコンピユータ3は、余剰原
糸以外の加工糸について、図示しない従来のサブ
ルーチンにより、引当てを行なう。(ステツプ
8)。加工糸C(K)の引当てが終了するとK=K
+1として次の加工糸の引当てが行われる(ステ
ツプ9、7)。このようにして、織物に必要な加
工糸が引当てられる。 次に第6図及び第7図を用いて、余剰加工糸C
(K)を引当てるためのサブルーチンについて説
明する。 まず、マイクロコンピユータ3は、余剰原糸フ
アイル4aを検索して加工糸C(K)が登録され
たページを入力し(ステツプ10)、加工糸C(K)
が登録された各ページを紡績格納の古い順に並べ
かえる(ステツプ11)。 このようにして並べかえられた各ページをL=
1と初期設定して(ステツプ12)1ページ目から
調べてゆく(ステツプ13)。まず、ステツプ14に
おいて、製造する織物が見本織物又は試験織物か
どうかを判断する。見本織物や試験織物でない場
合は、ステツプ15に進む。ステツプ15において、
Lページ目の糸の等級が低いかどうかを判断し、
低い場合には、そのページの糸は引当てないで、
L=L+1として次のページを調べる(ステツプ
41、42、13)。Lページ目の糸の等級が低くない
場合には、ステツプ16に進む。製造すべき織物が
見本織物又は試験織物の場合は、等級が低い糸を
使用してもよいので、ステツプ14からステツプ16
に進む。 さて、ステツプ16において、W=1、X=1、
Y=1と初期設定した後、ステツプ17からステツ
プ27において、先に入力された織物のグレードに
ついて、前記の条件(a)〜(f)にしたがつて、引当て
下限量Iを決定する。すなわち、ステツプ17にお
いて、織物のグレードがAであると判定されたと
きは、ステツプ18において、W=1、…、D、X
=1、2、Y=1、…、Eについての次式(1)で表
わされる和を計算し、これを引当て下限量Iとす
る。 I= 〓W,X,Y H(K、W、X、Y) ……(1) ステツプ17においてグレードがAでないと判定
されたときは、ステツプ19においてグレードがB
であるかどうかを判定し、グレードBについて
は、ステツプ20において、X=1、2、Y=1、
…、Eについての次式(2)で表わされる和を計算
し、これを引当て下限量Iとする。 I= 〓X,Y H(K、W、X、Y) ……(2) 以下、同様にしてステツプ21、23、25でグレー
ドがC、D、Eであるかどうかを判定し、グレー
ドC、D、E及びFについて、それぞれステツプ
22、24、26及び27において、次式(3)〜(6)により引
当て下限量Iを決定する。 I= 〓Y H(K、W、X、Y) ……(3) I= 〓X H(K、W、X、Y) ……(4) I= 〓W H(K、W、X、Y) ……(5) I=H(K、W、X、Y) ……(6) 引当て下限量Iを決定した後は、ステツプ28に
おいて、Lページ目の糸の在庫量Z(K、L)が
引当て下限量Iよりも多いかどうかを判断し、Z
(K、L)<Iの場合には、L=L+1として次の
ページを調べ(ステツプ41、42、13)、Z(K、
L)≧Iの場合には、そのページの糸を引当て、
余剰原糸フアイル4a在庫量Z(K、L)を引当
て下限量Iだけ差し引いた値に変更する(ステツ
プ29)。 次に、ステツプ30〜39において、織物のグレー
ドに応じて、さらに引当てを行なう必要があるか
どうかを判定し、必要がある場合には、ステツプ
17に戻る。すなわち、ステツプ30において、グレ
ードAであると判定された場合は、さらに引当て
を行なう必要がないから、すぐにステツプ40にジ
ヤンプして、引当て結果を登録した後、前記のメ
インルーチンにリターンする。グレードD、E又
はFについては、Y=Y+1として次の配列を調
べ(ステツプ31、32、33、17)、グレードC、E
又はFについては、X=X+1として緯糸を調べ
(ステツプ34、35、36、17)、グレードB、C、D
又はFについては、W=W+1として次の柄を調
べる(ステツプ37、38、39、17)。A以外のグレ
ードについても、さらに引当てを行なう必要がな
くなつた場合には、ステツプ40において、引当て
結果を登録し、メインルーチンにリターンする。 なお1〜Rページまでのすべてのページを調べ
ても在庫量が引当て下限量以上のページがない場
合には、加工糸C(K)について、引当て不能結
果を登録した後、前記のメインルーチンにリター
ンする(ステツプ41、42、43)。 以上に説明した余剰加工糸サブルーチンについ
て、具体例を挙げてさらに説明すると、ある約定
甲が60反契約であつて、A柄30反、B柄30反とす
る。毛織物の場合、1反すなわち幅1.6m、長さ
50mを単位として取引される。通常、1反の重量
は20Kgであり、この例では、経糸と緯糸との重量
比は1:1であるとする。 さて、第4図に示すように、100Kgの柄Aの織
物には、経糸の配列a及びbに、それぞれ25Kgの
糸α及びβが必要であり、緯糸の配列a、b及び
cに、それぞれ17Kgの糸α、β及びγが必要であ
るとする。また、100Kgの柄Bの織物には、経糸
の配列a、b及びcに、それぞれ17Kgの糸α、γ
及びδが必要であり、緯糸の配列a及びbに、そ
れぞれ25Kgの糸α及びδが必要であるとする。 このとき、約定甲に係る織物には、糸α、β、
γ及びδが、それぞれ500Kg、250Kg、200Kg及び
250Kg必要であり、合計1200Kgの原糸が必要であ
る。 ところで、約定甲に係る織物のグレードが、最
高級のAである場合には、各糸に関する引当て下
限量Iは、第1表に示す値となる。すなわち、ス
テツプ18において、K=1が例えば糸αに対応す
るものとすると、H(1、W、X、Y)のW=1、
2、X=1、2、Y=1、…、Eについての式(1)
で表わされる和は、柄Aの経糸及び緯糸並びに柄
Bの経糸及び緯糸の各配列aに必要な糸αの量の
合計であつて、500Kgと計算される。 ところが、グレードBの場合は、第2表に示す
ように、柄Aと柄Bとを区別し、それぞれの柄に
ついて、例えば糸αについては、その在庫量が
250Kg以上であれば、引当てが行なわれる。すな
わち、W=1が柄Aに、W=2が柄Bにそれぞれ
対応するものとすると、W=1については、式(2)
で表わされる和は、柄Aの経糸及び緯糸の各配列
aに必要な糸αの量の合計であつて、ステツプ20
において、250Kgと計算される。また、ステツプ
37、38、39からステツプ17に戻つた後、再びステ
ツプ20においてW=2について、その和は、柄B
の経糸及び緯糸の各配列aに必要な糸αの量の合
計であつて、250Kgと計算される。 以下、グレードC、D、E及びFについては、
それぞれ第3、第4、第5及び第6表に示すよう
に、各糸の引当て下限量Iが、決定される。した
がつて、例えば糸αについては、各グレードにつ
いて、次のような引当て下限量に基づいて引当て
の可否が決定される。すなわち、グレードC又は
Fの場合には、その在庫量が100Kg又は150Kg以上
であれば、引当てが行なわれる。また、グレード
D又はEの場合には、その在庫量が250Kg以上で
あれば、引当てが行なわれる。 すなわち従来は、一つの製造ロツトから引当て
を行なうようにしていたため、グレードAの場合
と同様に、例えば糸αについては、余剰原糸の在
庫量が500Kg以上でなければ引当てが行なわれず、
在庫量が500Kg未満のロツトの原糸を有効に活用
することができなかつた。これに対して、グレー
ドB、C、D、E又はFの場合には、その在庫量
が100Kg若しくは150Kg以上又は250Kg以上であれ
ば、引当てが行なわれるため、余剰原糸を有効に
活用することができる。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
[発明の効果]
本発明の原糸の自動引当て装置によると、ある
特定の織物又は編物製品の柄、グレード及び製造
量を入力するだけで、グレードに応じて各原糸に
ついて引当て下限量を自動的に決定して原糸を引
当てるため、製造期間が短縮され、余剰在庫原糸
を有効に活用することができ、かつ最適な余剰原
糸を効率良く引当てることができる。また、余剰
原糸在庫量登録フアイルに各余剰原糸の在庫量を
登録しておくだけで、所要の原糸が引当てられた
後は、そのフアイルの内容が自動的に更新される
ので、多数の糸が登録されている場合でも、労力
を要せず最適の余剰原糸を引当てることができ
る。 また、在庫原糸引当て手段を製造時期の古い糸
から優先的に引当てを行うように構成することに
よつて、古い余剰原糸の在庫から減少するように
なり、織物や編物の製造に無駄がなくなる。
特定の織物又は編物製品の柄、グレード及び製造
量を入力するだけで、グレードに応じて各原糸に
ついて引当て下限量を自動的に決定して原糸を引
当てるため、製造期間が短縮され、余剰在庫原糸
を有効に活用することができ、かつ最適な余剰原
糸を効率良く引当てることができる。また、余剰
原糸在庫量登録フアイルに各余剰原糸の在庫量を
登録しておくだけで、所要の原糸が引当てられた
後は、そのフアイルの内容が自動的に更新される
ので、多数の糸が登録されている場合でも、労力
を要せず最適の余剰原糸を引当てることができ
る。 また、在庫原糸引当て手段を製造時期の古い糸
から優先的に引当てを行うように構成することに
よつて、古い余剰原糸の在庫から減少するように
なり、織物や編物の製造に無駄がなくなる。
第1図は、本発明の構成を説明するためのブロ
ツク図、第2図は、本発明の一実施例を示すブロ
ツク図、第3図は、余剰原糸フアイルを説明する
ための図、第4図は、織物フアイルを説明するた
めの図、第5図は、前記実施例のマイクロコンピ
ユータが行なう処理を示したフローチヤート、第
6図は、余剰加工糸を引当てるための処理を示し
たフローチヤートの一部、第7図は、前図のフロ
ーチヤートの他の部分を示したフローチヤートで
ある。 符号の説明、101……余剰原糸在庫量登録フ
アイル、102……所要原糸登録フアイル、10
3……入力手段、104……在庫原糸引当て手
段、1……入力装置、2……表示装置、3……マ
イクロコンピユータ、4……補助記憶装置、4a
……余剰原糸フアイル、4b……織物フアイル。
ツク図、第2図は、本発明の一実施例を示すブロ
ツク図、第3図は、余剰原糸フアイルを説明する
ための図、第4図は、織物フアイルを説明するた
めの図、第5図は、前記実施例のマイクロコンピ
ユータが行なう処理を示したフローチヤート、第
6図は、余剰加工糸を引当てるための処理を示し
たフローチヤートの一部、第7図は、前図のフロ
ーチヤートの他の部分を示したフローチヤートで
ある。 符号の説明、101……余剰原糸在庫量登録フ
アイル、102……所要原糸登録フアイル、10
3……入力手段、104……在庫原糸引当て手
段、1……入力装置、2……表示装置、3……マ
イクロコンピユータ、4……補助記憶装置、4a
……余剰原糸フアイル、4b……織物フアイル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) 染加工、撚加工等の加工が施された余剰
原糸について、製造ロツトごとにその在庫量を
登録した余剰原糸在庫量登録フアイルと、 (b) 織物又は編物製品の柄について、各柄を構成
する経糸と緯糸との配列ごとに、使用すべき原
糸の種類及びその必要量を登録した所要原糸登
録フアイルと、 (c) 原糸の引当てを行う織物又は編物製品の柄、
グレード及び製造量を入力する入力手段と、 (d) 入力手段により入力された柄の製品につい
て、その製造量と前記所要原糸登録フアイルか
ら得た使用すべき原糸の必要量とから、前記グ
レードに応じて、各原糸について引当て下限量
を決定し、余剰原糸在庫量登録フアイルを検索
して、その在庫量が前記引当て下限量以上であ
るときに引当てを行い、この引当てに基いて余
剰原糸在庫量登録フアイルを更新する在庫原糸
引当て手段と から構成されることを特徴とする原糸の自動引当
て装置。 2 前記在庫原糸引当て手段が、製造時期の古い
糸から優先的に引当てを行うことを特徴とする特
許請求の範囲第1項に記載の原糸の自動引当て装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21655386A JPS6375139A (ja) | 1986-09-12 | 1986-09-12 | 原糸の自動引当て装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21655386A JPS6375139A (ja) | 1986-09-12 | 1986-09-12 | 原糸の自動引当て装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6375139A JPS6375139A (ja) | 1988-04-05 |
| JPH0343374B2 true JPH0343374B2 (ja) | 1991-07-02 |
Family
ID=16690238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21655386A Granted JPS6375139A (ja) | 1986-09-12 | 1986-09-12 | 原糸の自動引当て装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6375139A (ja) |
-
1986
- 1986-09-12 JP JP21655386A patent/JPS6375139A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6375139A (ja) | 1988-04-05 |
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