JPH0343414Y2 - - Google Patents

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JPH0343414Y2
JPH0343414Y2 JP12863184U JP12863184U JPH0343414Y2 JP H0343414 Y2 JPH0343414 Y2 JP H0343414Y2 JP 12863184 U JP12863184 U JP 12863184U JP 12863184 U JP12863184 U JP 12863184U JP H0343414 Y2 JPH0343414 Y2 JP H0343414Y2
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JP12863184U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は、動力伝導系の歯車を利用した自動
2輪車のキツク始動装置に関する。
(従来の技術) 自動2輪車の動力伝導系は、第4図に示されて
いるように、クランク軸1、カウンタ軸2、ドラ
イブ軸3を並設し、クランク軸1に固定されたプ
ライマリドライブギヤ4とカウンタ軸2に回転自
在に軸支されたプライマリドリブンギヤ5と噛合
せ、プライマリドリブンギヤ5とカウンタ軸2間
に開閉クラツチ6を介装し、さらにカウンタ軸2
とドライブ軸3との間に変速歯車機構を介装して
構成されるのが一般的である。
キツク始動装置は、第4図に示すように、動力
伝導系の各軸1,2,3とともに並設されたキツ
ク軸7に回転自在に軸支されたキツクドライブギ
ヤ8を、ドライブ軸3に回転自在に軸支されたキ
ツクアイドルギヤ9を介して、前記プライマリド
リブンギヤ5と一体のキツクドリブンギヤ10に
噛合せて置く。
キツク軸7には軸方向に移動自在で回転一体の
スタータ11か設けられ、このスタータ11はキ
ツク操作と同時に軸方向に動いてラチエツト12
を介してキツクドライブギヤ8と結合し、これを
回転させる。キツクドライブギヤ8の回転は、キ
ツクアイドルギヤ9、キツクドリブンギヤ10、
プライマリドリブンギヤ5、プライマリドライブ
ギヤ4を介してクランク軸1に伝達され、エンジ
ンを始動する。始動後は、上記と逆にプライマリ
ドライブギヤ4からキツクドライブギヤ8に回転
が伝えられ、スタータ11は離間してキツク軸7
と無関係になる。
以上の通り、エンジン運転中はキツク始動系の
ギヤが常時噛合していて、バツクラツシユによる
ギヤ騒音の発生源となつている。特にキツクアイ
ドルギヤ9は軸受部からオーバーハングする片持
ち軸に軸支され、またキツク軸7は、片方の軸受
がクラツチカバーに設けられているので、加工上
の精度公差やノツク公差も含まれて軸間精度公差
すなわちバツクラツシユ公差が大きくなり、騒音
発生の主因になるという問題がある。
(考案が解決しようとする課題) この考案は、上記の問題点に鑑み、最もバツク
ラツシユ管理のむつかしいキツクドライブギヤが
エンジン作動中には回転しないようにして、騒音
の発生を防ぐようにした自動2輪車のキツク始動
装置を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するために、この考案の自動
2輪車のキツク始動装置は、次のように構成され
る。すなわちクランク軸、カウンタ軸、ドライブ
軸を並設し、クランク軸に固定したプライマリド
ライブギヤとカウンタ軸に回転自在に軸支したプ
ライマリドリブンギヤとを噛合せ、このプライマ
リドリブンギヤとカウンタ軸との間に摩耗クラツ
チを介装すると共にカウンタ軸とドライブ軸との
間に変速歯車機構を介装して伝導系を構成し、さ
らに並設したキツク軸上のキツクドライブギヤの
回転を、ドライブ軸上のキツクアイドルギヤを介
して、プライマリドリブンギヤと一体のキツクド
リブンギヤに伝えるようにしたキツク始動系を備
える自動2輪車において、上記ドライブ軸上に回
転自在かつ摺動自在に軸支されてキツクドライブ
ギヤに噛み合い、キツクアイドルギヤとラチエツ
トで対向して常時スプリングにより離間する方向
に付勢されたキツクアイドル駆動ギヤと、キツク
軸上に配置され、キツクドライブギヤとラチエツ
トを介して結合可能に設けられたキツクスタータ
と、キツク軸およびキツクスタータ間に配置され
て、キツク軸の回転によりキツクスタータを軸方
向に摺動させかつキツク軸と一体回転させるキツ
クスタータスライド機構と、キツクスタータに形
成されてキツクアイドル駆動ギヤに対向し、キツ
クスタータの摺動によりキツクアイドル駆動ギヤ
を押圧してラチエツトを介しキツクアイドルギヤ
に結合させる作動突部と、を有するものである。
(作用) 上記構成によつてキツク始動時以外はキツクア
イドルギヤとキツクアイドル駆動ギヤが離間して
キツクドライブギヤは回転しない。よつてこのギ
ヤのバツクラツシユを原因とした騒音の発生がな
い。
(実施例) 以下この考案の実施例を図示して説明する。
第1図において、クランク軸1、カウンタ軸
2、ドライブ軸3、プライマリドライブギヤ4、
プライマリドリブンギヤ5、クラツチ6の構成は
第4図に示す従来のキツク始動装置と同様で、さ
らに、キツク軸7、キツクドライブギヤ8、スタ
ータ11なども従来のキツク始動装置と同様に構
成されているので同一符号を付して説明を省略す
る。
第1図において、13,14は変速歯車機構の
一組のギヤを示し、15はドライブ軸3の外側の
軸受である。また16は開閉クラツチ6を覆うク
ラツチカバーを示し、キツク軸7の外側はこのク
ラツチカバー16に支持される。17はスタータ
11とキツク軸7との間に設けたヘリカルスプラ
イン機構で、18はミツシヨンケース19とスタ
ータ11との間に弾装した制動用スプリングであ
る。
上記ヘリカルスプライン機構17はキツクスタ
ータスライド機構として機能し、キツク軸7とス
タータ11との間に設けられて、キツク軸7の回
転により、スタータ11をキツク軸7の軸方向で
キツクドライブギヤ8の向きに摺動させるととも
に、このスタータ11をキツク軸7と一体に回転
させるものである。
また、第1図および第2図に示すように、キツ
クアイドルギヤ9と対向してキツクアイドル駆動
ギヤ20がドライブ軸3上に回転自在かつ摺動自
在に軸支される。両ギヤ9,20間にはラチエツ
ト21が設けられる。一方、さらにスプリング2
2が挟設されてラチエツト21間を離間させてい
る。そして、キツクアイドル駆動ギヤ20はキツ
クドライブギヤ8と常時噛合しており、この噛合
いはキツクアイドル駆動ギヤ20がドライブ軸3
の軸方向に動いても保たれるように設定されてい
る。さらに、スタータ11には作動突部としての
作動アーム部23が形成され、この作動アーム部
23とキツクアイドル駆動ギヤ20の内側が接触
している。
自動2輪車のキツク始動装置は、次のように作
用する。
エンジン始動のとき、キツク操作によつてキツ
ク軸7が回転すると、スタータ11が同時に回転
する。このとき、スタータ11はヘリカルスプラ
イン機構17の作用で軸方向に動き、ラチエツト
12が結合する。同時にスタータ11の作動アー
ム部23はキツクアイドル駆動ギヤ20を軸方向
に押してラチエツト21を結合する。
スタータ11とキツクドライブギヤ8のラチエ
ツト12間の結合によりキツクドライブギヤ8が
回転し、このキツクドライブギヤ8に噛合つてい
るキツクアイドル駆動ギヤ20が回転する。この
とき、キツクアイドル駆動ギヤ20はラチエツト
21を介してキツクアイドルギヤ9に結合してい
るので、キツクアイドル駆動ギヤ20の回転はラ
チエツト21を介してキツクアイドルギヤ9に伝
達される。キツクアイドルギヤ9の回転はキツク
ドリブンギヤ10、プライマリドリブンギヤ5、
プライマリドライブギヤ4を経てクランク軸1を
回転させてエンジンを始動する。
始動後は、クランク軸1側から回転が伝えら
れ、キツクアイドルギヤ9がキツクアイドル駆動
ギヤ20に対してオーバードライブし、スプリン
グ22のばね作用も受けてラチエツト21の結合
が解除され、さらに、ラチエツト12の結合も解
除される。キツクアイドル駆動ギヤ20およびキ
ツクドライブギヤ8の回転は停止する。スタータ
11、キツク軸7も復帰する。
〔考案の効果〕
以上の通りこの考案に係る自動2輪車のキツク
始動装置は、エンジン作動中、常時噛合いによつ
て回転しているのはキツクアイドルギヤまでに止
どめ、キツクドライブギヤが回転しないようにし
たもので、従来最も多く発生していたキツクドラ
イブギヤのギヤ騒音を防ぐことができる。キツク
アイドル駆動ギヤを追加するだけで、キツクアイ
ドルギヤとの結合作用は既設のスタータを利用す
るようにして、直接的コストアツプを少なく抑
え、間接的には、キツクドライブギヤのバツクラ
ツシユ公差管理を容易にし、従つてキツク軸の軸
間寸法公差に影響するノツクピン公差を含むクラ
ツチカバー上の軸受部軸間寸法公差などの精度管
理が容易になり、加工面でのコスト軽減を可能と
し、キツク始動系の耐久性や機能を向上する効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す自動2輪車の
キツク始動装置の一実施例を示す断面図、第2図
は上記キツク始動装置のスタータの断面図、第3
図はこの考案の自動2輪車のキツク始動装置の系
統図、第4図は従来の自動2輪車のキツク始動装
置の系統図である。 1……クランク軸、2……カウンタ軸、3……
ドライブ軸、4……プライマリドライブギヤ、5
……プライマリドリブンギヤ、6……開閉クラツ
チ、7……キツク軸、8……キツクドライブギ
ヤ、9……キツクアイドルギヤ、10……キツク
ドリブンギヤ、11……スタータ、12……ラチ
エツト、17……ヘリカルスプライン機構、20
……キツクアイドル駆動ギヤ、21……ラチエツ
ト、22……スプリング、23……作動アーム
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クランク軸、カウンタ軸、ドライブ軸を並設
    し、クランク軸に固定したプライマリドライブギ
    ヤとカウンタ軸に回転自在に軸支したプライマリ
    ドリブンギヤとを噛合せ、このプライマリドリブ
    ンギヤとカウンタ軸との間に摩耗クラツチを介装
    すると共にカウンタ軸とドライブ軸間に変速歯車
    機構を介装して伝導系を構成し、さらに並設した
    キツク軸上のキツクドライブギヤの回転を、ドラ
    イブ軸上のキツクアイドルギヤを介して、プライ
    マリドリブンギヤと一体のキツクドリブンギヤに
    伝えるようにしたキツク始動系を備えた自動2輪
    車において、上記ドライブ軸上に回転自在かつ摺
    動自在に軸支されてキツクドライブギヤに噛み合
    い、キツクアイドルギヤとラチエツトで対向して
    常時スプリングにより離間する方向に付勢された
    キツクアイドル駆動ギヤと、キツク軸上に配置さ
    れ、キツクドライブギヤとラチエツトを介して結
    合可能に設けられたキツクスタータと、キツク軸
    およびキツクスタータ間に配置されて、キツク軸
    の回転によりキツクスタータを軸方向に摺動させ
    かつキツク軸と一体回転させるキツクスタータス
    ライド機構と、キツクスタータに形成されてキツ
    クアイドル駆動ギヤに対向し、キツクスタータの
    摺動によりキツクアイドル駆動ギヤを押圧してラ
    チエツトを介しキツクアイドルギヤに結合させる
    作動突部と、を有することを特徴とする自動2輪
    車のキツク始動装置。
JP12863184U 1984-08-27 1984-08-27 自動2輪車のキツク始動装置 Granted JPS6143973U (ja)

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JP12863184U JPS6143973U (ja) 1984-08-27 1984-08-27 自動2輪車のキツク始動装置

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JP12863184U JPS6143973U (ja) 1984-08-27 1984-08-27 自動2輪車のキツク始動装置

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Publication Number Publication Date
JPS6143973U JPS6143973U (ja) 1986-03-22
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JPS6143973U (ja) 1986-03-22

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