JPH0344540B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0344540B2 JPH0344540B2 JP62294516A JP29451687A JPH0344540B2 JP H0344540 B2 JPH0344540 B2 JP H0344540B2 JP 62294516 A JP62294516 A JP 62294516A JP 29451687 A JP29451687 A JP 29451687A JP H0344540 B2 JPH0344540 B2 JP H0344540B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- guide wire
- core metal
- coil spring
- metal
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、血管、消化管等の体内の目的部位
に、治療用もしくは検査用のカテーテルを導入す
るためのカテーテル用ガイドワイヤーに関する。
に、治療用もしくは検査用のカテーテルを導入す
るためのカテーテル用ガイドワイヤーに関する。
[従来の技術]
従来、カテーテル用ガイドワイヤーとして、ス
テンレス線またはピアノ線からなるコイルスプリ
ングを用いたガイドワイヤー、またプラスチツク
製のモノフイラメントを用いたガイドワイヤーが
使用されていた。そして、ガイドワイヤーとして
は、先端が直線状のものと、先端がJ型に湾曲し
たものとがある。
テンレス線またはピアノ線からなるコイルスプリ
ングを用いたガイドワイヤー、またプラスチツク
製のモノフイラメントを用いたガイドワイヤーが
使用されていた。そして、ガイドワイヤーとして
は、先端が直線状のものと、先端がJ型に湾曲し
たものとがある。
ガイドワイヤーは、カテーテルとともに血管内
に挿入した後、目的の血管部位にカテーテルを到
達させるために、カテーテルの先端より所定長さ
だけ突出させてガイドワイヤーの先端部をカテー
テルより先行させた状態にて押し進める。そこ
で、ガイドワイヤーの先端部は、血管壁に損傷を
与えることなく、かつ、蛇行した血管内や複雑な
血管分岐にも挿入が可能な柔軟性が要求される。
に挿入した後、目的の血管部位にカテーテルを到
達させるために、カテーテルの先端より所定長さ
だけ突出させてガイドワイヤーの先端部をカテー
テルより先行させた状態にて押し進める。そこ
で、ガイドワイヤーの先端部は、血管壁に損傷を
与えることなく、かつ、蛇行した血管内や複雑な
血管分岐にも挿入が可能な柔軟性が要求される。
しかし、上記のガイドワイヤーでは、その先端
部が一般金属素材またプラスチツクにて形成され
ているので、十分な柔軟性、さらに復元性を有し
ていなかつた。
部が一般金属素材またプラスチツクにて形成され
ているので、十分な柔軟性、さらに復元性を有し
ていなかつた。
そこで、本件出願人は、上記問題点を解決した
ガイドワイヤーを提案している(特開昭60−
63065号公報、特開昭60−63066号公報)。
ガイドワイヤーを提案している(特開昭60−
63065号公報、特開昭60−63066号公報)。
[発明が解決しようとする問題点]
上記ガイドワイヤーは、十分な柔軟性、復元性
を有するが、直線状のガイドワイヤーでは、大動
脈の蛇行の少ない患者、一般に若い患者には十分
に使用できるが、老齢の患者で、大動脈が大きく
蛇行した患者、動脈血管内にコレステロール等が
多量に付着した患者では、上記のような先端が直
線状のガイドワイヤーでは、挿入が困難な場合が
あることから、先端が湾曲しているガイドワイヤ
ーが使用されていた。
を有するが、直線状のガイドワイヤーでは、大動
脈の蛇行の少ない患者、一般に若い患者には十分
に使用できるが、老齢の患者で、大動脈が大きく
蛇行した患者、動脈血管内にコレステロール等が
多量に付着した患者では、上記のような先端が直
線状のガイドワイヤーでは、挿入が困難な場合が
あることから、先端が湾曲しているガイドワイヤ
ーが使用されていた。
しかし、上記のような、先端が湾曲したガイド
ワイヤーは、カテーテルを大腿動脈に挿入するた
めに穿刺されるセルデインガー針内に、挿入する
ことが困難であるという問題点を有していた。
ワイヤーは、カテーテルを大腿動脈に挿入するた
めに穿刺されるセルデインガー針内に、挿入する
ことが困難であるという問題点を有していた。
そこで、本発明の目的は、高い柔軟性および復
元性を有し、かつ、先端が湾曲したガイドワイヤ
ーであつてもセルデインガー針の容易に挿入する
ことができるカテーテル用ガイドワイヤーを提供
することにある。
元性を有し、かつ、先端が湾曲したガイドワイヤ
ーであつてもセルデインガー針の容易に挿入する
ことができるカテーテル用ガイドワイヤーを提供
することにある。
[問題点を解決するための手段]
上記目的を達成するものは、柔軟な先端部と、
本体部とを有するカテーテル用ガイドワイヤーに
おいて、該先端部は、ガイドワイヤーの先端側に
設けられ、マルテンサイト逆変態開始温度が0℃
ないし40℃である形状記憶合金からなり、かつ該
温度より所要高い温度において湾曲状に変態する
ように形成された形状記憶部と、該形状記憶部に
続く超弾性金属により形成された超弾性部とを有
することを特徴とするカテーテル用ガイドワイヤ
ーである。
本体部とを有するカテーテル用ガイドワイヤーに
おいて、該先端部は、ガイドワイヤーの先端側に
設けられ、マルテンサイト逆変態開始温度が0℃
ないし40℃である形状記憶合金からなり、かつ該
温度より所要高い温度において湾曲状に変態する
ように形成された形状記憶部と、該形状記憶部に
続く超弾性金属により形成された超弾性部とを有
することを特徴とするカテーテル用ガイドワイヤ
ーである。
そして、前記ガイドワイヤーは、例えば、芯金
と、該芯金の少なくとも先端部を被包するコイル
スプリングとを有するものである。さらに、前記
形状記憶部は、例えば、前記コイルスプリングの
先端部により形成されているものである。また、
前記形状記憶部は、例えば、前記芯金の先端部に
より形成されているものである。さらに、前記コ
イルスプリングは、例えば、先端部コイルスプリ
ングと、該先端部コイルスプリングと連続する基
部コイルスプリングとを有し、前記形状記憶部
は、該先端部コイルスプリングにより形成されて
いるものである。さらに、前記超弾性部は、例え
ば、前記基部コイルスプリングにより形成されて
いるものである。さらに、前記芯金は、例えば、
先端部芯金と、該先端部芯金と連続する先端基部
芯金とを有し、前記形状記憶部は、該先端部芯金
により形成されているものである。さらに、前記
芯金の先端は、前記コイルスプリングの先端に固
定されているものであつてもよい。また、前記超
弾性部は、例えば、前記先端基部芯金により形成
されているものである。また、前記芯金の先端部
は、前記コイルスプリングの先端部に固着されて
おらず、該芯金は、前記先端部コイルスプリング
と前記基部コイルスプリングとの連続部付近に固
定されており、前記形状記憶部は、該先端部コイ
ルスプリングにより形成されており、前記超弾性
部は、前記芯金と前記コイルスプリングとの固定
部分より後端側の芯金により形成されているもの
であつてもよい。さらに、前記コイルスプリング
は、前記芯金の全体を被包しているものであつて
もよい。さらに、前記芯金は、先端部分に続く本
体部芯金を有しており、前記先端部分は、該本体
部芯金より細径であることが好ましい。さらに、
前記ガイドワイヤーは、例えば前記形状記憶部を
形成する先端部芯金と、該先端部芯金と連続する
超弾性部を形成する先端基部芯金と、該先端基部
芯金と連続する本体部芯金とを有する芯金からな
るものである。さらに、前記ガイドワイヤーは、
外面から合成樹脂にて被覆されているものである
ことが好ましい。さらに、前記形状記憶部を形成
する形状記憶合金のマルテンサイト逆変態開始温
度が、26℃ないし36℃であることが好ましい。ま
た、前記先端部芯金および先端基部芯金は、前記
本体部芯金より細径であることが好ましい。
と、該芯金の少なくとも先端部を被包するコイル
スプリングとを有するものである。さらに、前記
形状記憶部は、例えば、前記コイルスプリングの
先端部により形成されているものである。また、
前記形状記憶部は、例えば、前記芯金の先端部に
より形成されているものである。さらに、前記コ
イルスプリングは、例えば、先端部コイルスプリ
ングと、該先端部コイルスプリングと連続する基
部コイルスプリングとを有し、前記形状記憶部
は、該先端部コイルスプリングにより形成されて
いるものである。さらに、前記超弾性部は、例え
ば、前記基部コイルスプリングにより形成されて
いるものである。さらに、前記芯金は、例えば、
先端部芯金と、該先端部芯金と連続する先端基部
芯金とを有し、前記形状記憶部は、該先端部芯金
により形成されているものである。さらに、前記
芯金の先端は、前記コイルスプリングの先端に固
定されているものであつてもよい。また、前記超
弾性部は、例えば、前記先端基部芯金により形成
されているものである。また、前記芯金の先端部
は、前記コイルスプリングの先端部に固着されて
おらず、該芯金は、前記先端部コイルスプリング
と前記基部コイルスプリングとの連続部付近に固
定されており、前記形状記憶部は、該先端部コイ
ルスプリングにより形成されており、前記超弾性
部は、前記芯金と前記コイルスプリングとの固定
部分より後端側の芯金により形成されているもの
であつてもよい。さらに、前記コイルスプリング
は、前記芯金の全体を被包しているものであつて
もよい。さらに、前記芯金は、先端部分に続く本
体部芯金を有しており、前記先端部分は、該本体
部芯金より細径であることが好ましい。さらに、
前記ガイドワイヤーは、例えば前記形状記憶部を
形成する先端部芯金と、該先端部芯金と連続する
超弾性部を形成する先端基部芯金と、該先端基部
芯金と連続する本体部芯金とを有する芯金からな
るものである。さらに、前記ガイドワイヤーは、
外面から合成樹脂にて被覆されているものである
ことが好ましい。さらに、前記形状記憶部を形成
する形状記憶合金のマルテンサイト逆変態開始温
度が、26℃ないし36℃であることが好ましい。ま
た、前記先端部芯金および先端基部芯金は、前記
本体部芯金より細径であることが好ましい。
本発明のカテーテル用ガイドワイヤーを図面に
示す実施例を用いて説明する。
示す実施例を用いて説明する。
本発明のカテーテル用ガイドワイヤー1は、柔
軟な先端部と、本体部4を有するカテーテル用ガ
イドワイヤーであり、先端部は、ガイドワイヤー
の先端側に設けられ、マルテンサイト逆変態開始
温度が0℃ないし40℃である形状記憶合金からな
り、かつ該温度より所要高い温度において湾曲状
に変態するように形成された形状記憶部2と、形
状記憶部2に続く超弾性金属により形成された超
弾性部3とからなつている。
軟な先端部と、本体部4を有するカテーテル用ガ
イドワイヤーであり、先端部は、ガイドワイヤー
の先端側に設けられ、マルテンサイト逆変態開始
温度が0℃ないし40℃である形状記憶合金からな
り、かつ該温度より所要高い温度において湾曲状
に変態するように形成された形状記憶部2と、形
状記憶部2に続く超弾性金属により形成された超
弾性部3とからなつている。
そこで、第1図に示す実施例を用いて説明す
る。
る。
第1図に示すカテーテル用ガイドワイヤー1
は、その先端方向に設けられた形状記憶部2と、
この形状記憶部2と連続する超弾性部3とにより
形成された先端部と、超弾性部3と連続する本体
部4とからなつており、具体的に述べると、形状
記憶合金よりなり形状記憶部2を形成する先端部
コイルスプリング5と、先端部コイルスプリング
5の後端部に固定された超弾性合金によりなり超
弾性部3を形成する超弾性芯金6と、超弾性芯金
6の後端に接続された本体部芯金8と、基端部が
超弾性芯金6と本体部芯金8との接続部付近に固
定され、先端が先端部コイルスプリング5の後端
部と連続する基部コイルスプリング7とからなつ
ている。
は、その先端方向に設けられた形状記憶部2と、
この形状記憶部2と連続する超弾性部3とにより
形成された先端部と、超弾性部3と連続する本体
部4とからなつており、具体的に述べると、形状
記憶合金よりなり形状記憶部2を形成する先端部
コイルスプリング5と、先端部コイルスプリング
5の後端部に固定された超弾性合金によりなり超
弾性部3を形成する超弾性芯金6と、超弾性芯金
6の後端に接続された本体部芯金8と、基端部が
超弾性芯金6と本体部芯金8との接続部付近に固
定され、先端が先端部コイルスプリング5の後端
部と連続する基部コイルスプリング7とからなつ
ている。
つまり、この実施例では、超弾性芯金6の先端
が先端部コイルスプリング5の先端まで達してお
らず、よつて、超弾性芯金6は、先端部コイルス
プリング5の先端部に固定されておらず、ガイド
ワイヤー1の先端部分は、先端部コイルスプリン
グ5のみにより形成されている。
が先端部コイルスプリング5の先端まで達してお
らず、よつて、超弾性芯金6は、先端部コイルス
プリング5の先端部に固定されておらず、ガイド
ワイヤー1の先端部分は、先端部コイルスプリン
グ5のみにより形成されている。
本体部芯金8は、ガイドワイヤー1の本体部4
を形成するものであり、本体部4の基端部(使用
時における手元)での操作を先端に確実に伝達す
る機能を有することが好ましく、そのために、剛
性が高い材料により形成されることが好ましい。
剛性としては、曲げ剛性で15Kg/mm2以上、好まし
くは18Kg/mm2以上であることが好ましい。本体部
芯金8に用いる材料としては、ステンレス鋼など
が好適であり、特にバネ用高張力ステンレス鋼が
好適である。このような、曲げ剛性の大きい材質
により形成することにより、ガイドワイヤーの挿
入時において、その先端を血管内などの管腔内で
目的とする方向への走行を操作する際、先端部を
押し込む際、また回転させる際などに行うガイド
ワイヤーの基端部(手元)での操作による力を先
端部に確実に伝達することができ挿入が容易とな
る。
を形成するものであり、本体部4の基端部(使用
時における手元)での操作を先端に確実に伝達す
る機能を有することが好ましく、そのために、剛
性が高い材料により形成されることが好ましい。
剛性としては、曲げ剛性で15Kg/mm2以上、好まし
くは18Kg/mm2以上であることが好ましい。本体部
芯金8に用いる材料としては、ステンレス鋼など
が好適であり、特にバネ用高張力ステンレス鋼が
好適である。このような、曲げ剛性の大きい材質
により形成することにより、ガイドワイヤーの挿
入時において、その先端を血管内などの管腔内で
目的とする方向への走行を操作する際、先端部を
押し込む際、また回転させる際などに行うガイド
ワイヤーの基端部(手元)での操作による力を先
端部に確実に伝達することができ挿入が容易とな
る。
そして、本体部芯金8としては、直径0.1〜1.8
mm、好ましくは0.15〜1.6mm、長さが30mm〜3500
mm、好ましくは50mm〜3000mmである。
mm、好ましくは0.15〜1.6mm、長さが30mm〜3500
mm、好ましくは50mm〜3000mmである。
形状記憶部2および超弾性部3により形成され
るガイドワイヤーの柔軟部は、蛇行した血管内、
細径化した血管内をガイドワイヤーを進行させる
ための誘導部を形成するものであり、そのため、
高い柔軟性を有すること、言い換えれば広い弾性
領域を有することと、その先端部に、湾曲部を有
することが必要である。
るガイドワイヤーの柔軟部は、蛇行した血管内、
細径化した血管内をガイドワイヤーを進行させる
ための誘導部を形成するものであり、そのため、
高い柔軟性を有すること、言い換えれば広い弾性
領域を有することと、その先端部に、湾曲部を有
することが必要である。
そのため、この実施例では、形状記憶部2を形
成する先端部コイルスプリング5が、マルテンサ
イト逆変態開始温度が0℃ないし40℃である形状
記憶合金により形成されており、さらに上記温度
より所要高い温度において湾曲状に変態するよう
に形成されている。形状記憶合金としては、Ni
−Ti系合金、Au−Cd系合金、Cu−Al−Ni系合
金、Cu−Au−Zn系合金およびNi−Al系合金な
どにより形成され、さらに、その形状記憶合金の
マルテントサイト逆変態開始温度(マルテンサイ
ト相が消失し始めて母相であるオーステナイト相
になる温度)が0℃ないし40℃のものが使用され
る。さらに、この先端部コイルスプリング5は、
高温にて湾曲状、例えばJ型に成形されており、
その湾曲形状を記憶している。そして、冷却され
た状態にて直線状に伸ばすことにより、第1図に
示すような直線状となつており、血管内に挿入さ
れ、加温されることにより、記憶している湾曲形
状に復元する。
成する先端部コイルスプリング5が、マルテンサ
イト逆変態開始温度が0℃ないし40℃である形状
記憶合金により形成されており、さらに上記温度
より所要高い温度において湾曲状に変態するよう
に形成されている。形状記憶合金としては、Ni
−Ti系合金、Au−Cd系合金、Cu−Al−Ni系合
金、Cu−Au−Zn系合金およびNi−Al系合金な
どにより形成され、さらに、その形状記憶合金の
マルテントサイト逆変態開始温度(マルテンサイ
ト相が消失し始めて母相であるオーステナイト相
になる温度)が0℃ないし40℃のものが使用され
る。さらに、この先端部コイルスプリング5は、
高温にて湾曲状、例えばJ型に成形されており、
その湾曲形状を記憶している。そして、冷却され
た状態にて直線状に伸ばすことにより、第1図に
示すような直線状となつており、血管内に挿入さ
れ、加温されることにより、記憶している湾曲形
状に復元する。
形状記憶合金として、マルテンサイト逆変態開
始温度が、40℃以下のものを用いているのは、約
42℃で血球成分および組織細胞が破壊される可能
性が高いので、血管内に導入されるガイドワイヤ
ーの先端部分の加温(例えば、高周波加熱、ガイ
ドワイヤーの後端部の加熱による伝熱)される限
界が42℃までであることが好ましく、先端部コイ
ルスプリング5が、湾曲形状への復帰は、マルテ
ンサイト逆変態開始温度を40℃とすればその温度
より2℃高い42℃にて可能である。すなわち、マ
ルテンサイト逆変態開始温度が40℃以下であれ
ば、42℃までの加温で記憶している湾曲形状にほ
ぼ復帰するので、加温可能な42℃より2℃低い40
℃としたのである。
始温度が、40℃以下のものを用いているのは、約
42℃で血球成分および組織細胞が破壊される可能
性が高いので、血管内に導入されるガイドワイヤ
ーの先端部分の加温(例えば、高周波加熱、ガイ
ドワイヤーの後端部の加熱による伝熱)される限
界が42℃までであることが好ましく、先端部コイ
ルスプリング5が、湾曲形状への復帰は、マルテ
ンサイト逆変態開始温度を40℃とすればその温度
より2℃高い42℃にて可能である。すなわち、マ
ルテンサイト逆変態開始温度が40℃以下であれ
ば、42℃までの加温で記憶している湾曲形状にほ
ぼ復帰するので、加温可能な42℃より2℃低い40
℃としたのである。
また、0℃以上のものとしたのは、通常0℃以
下に冷却することが困難であるためである。そし
て、マルテンサイト逆変態開始温度が、0℃ない
し26℃のときは、手術室の室温が通常25℃程度に
調整されているため、室温により記憶している湾
曲形状に復帰する。このため、血管内への挿入以
前に湾曲形状となつているため、その部分(先端
部コイルスプリング5)を氷水あるいは氷水で冷
却したアルコールに浸漬して冷却し先端部分を直
線状に矯正した後直ちに使用する。そして、マル
テンサイト逆変態開始温度は、28℃ないし36℃で
あることが好ましく、26℃以上であれば、上記の
ように手術室の室温により、湾曲形状に復帰する
可能性が少なく、使用前の冷却、および直線状へ
の矯正を行う必要がなく、36℃以下であれば、血
液の温度が38℃程度であるので、血管中に挿入す
ることにより、血液により加温され自然に記憶し
ている湾曲形状に復帰するので、外部より加温す
る必要がなくなる。
下に冷却することが困難であるためである。そし
て、マルテンサイト逆変態開始温度が、0℃ない
し26℃のときは、手術室の室温が通常25℃程度に
調整されているため、室温により記憶している湾
曲形状に復帰する。このため、血管内への挿入以
前に湾曲形状となつているため、その部分(先端
部コイルスプリング5)を氷水あるいは氷水で冷
却したアルコールに浸漬して冷却し先端部分を直
線状に矯正した後直ちに使用する。そして、マル
テンサイト逆変態開始温度は、28℃ないし36℃で
あることが好ましく、26℃以上であれば、上記の
ように手術室の室温により、湾曲形状に復帰する
可能性が少なく、使用前の冷却、および直線状へ
の矯正を行う必要がなく、36℃以下であれば、血
液の温度が38℃程度であるので、血管中に挿入す
ることにより、血液により加温され自然に記憶し
ている湾曲形状に復帰するので、外部より加温す
る必要がなくなる。
先端部コイルスプリング5としては、長さは10
mm〜500mm、好ましくは20mm〜300mmである。
mm〜500mm、好ましくは20mm〜300mmである。
そして、先端部コイルスプリング5の後端に接
続された超弾性芯金6は、超弾性合金により形成
されており、超弾性合金とは、引張りひずみが8
%程度でも塑性変形しない広い弾性領域を有する
合金であり、例えば、Ni−Ti系合金、Cu−Al−
Ni系合金、Cu−Zn−Al系合金等の超弾性金属が
好適である。
続された超弾性芯金6は、超弾性合金により形成
されており、超弾性合金とは、引張りひずみが8
%程度でも塑性変形しない広い弾性領域を有する
合金であり、例えば、Ni−Ti系合金、Cu−Al−
Ni系合金、Cu−Zn−Al系合金等の超弾性金属が
好適である。
そして、先端部コイルスプリング5の先端は、
半球状先端部9となつている。半球状先端部と
は、実質的に曲面に成形されていることを意味
し、例えば釣鐘状、弾丸状などの形状を含むもの
である。
半球状先端部9となつている。半球状先端部と
は、実質的に曲面に成形されていることを意味
し、例えば釣鐘状、弾丸状などの形状を含むもの
である。
超弾性芯金6は、先端側がより柔軟であること
が好ましく、特に、先端に向かつて徐々に柔軟で
あることが好ましく、そのため第1図に示す実施
例では、先端に向かつて超弾性芯金6は、徐々に
細径となつており、その径を変化させることによ
り、適応に応じて柔軟性を変化させることができ
る。また、柔軟性の変化は、超弾性芯金6を形成
する合金の熱処理条件を変えることによつても行
うことができる。
が好ましく、特に、先端に向かつて徐々に柔軟で
あることが好ましく、そのため第1図に示す実施
例では、先端に向かつて超弾性芯金6は、徐々に
細径となつており、その径を変化させることによ
り、適応に応じて柔軟性を変化させることができ
る。また、柔軟性の変化は、超弾性芯金6を形成
する合金の熱処理条件を変えることによつても行
うことができる。
超弾性芯金6としては、長さは50mm〜10000mm、
好ましくは100mm〜800mmである。
好ましくは100mm〜800mmである。
基部コイルスプリング7は、ガイドワイヤーの
先端部分が屈曲した脈管部においても挫屈するこ
とを防止し、ガイドワイヤー1の外径の均一化を
達成し、かつX線造影性を向上させるという機能
を有するものである。
先端部分が屈曲した脈管部においても挫屈するこ
とを防止し、ガイドワイヤー1の外径の均一化を
達成し、かつX線造影性を向上させるという機能
を有するものである。
基部コイルスプリング7としては、線径0.05〜
0.2mmのステンレス鋼、白金、白金合金、タング
ステンあるいはパラジウム/銀合金等が好適に使
用でき、特に、優れたX線造影作用を有する白
金、白金合金、タングステンあるいはパラジウム
合金、例えばパラジウム/銀合金等が好適である
と、上記の材質を用いることにより、X線造影時
に、脈管内での先端部の位置をより容易に確認で
きる。そして、基部コイルスプリング5の外径と
しては、直径0.2〜1.8mm、好ましくは、0.25〜1.6
mmである。そして、基部コイルスプリング7は、
超弾性芯金6を被包しており、超弾性芯金6の先
端部分外周および先端部コイルスプリング5の後
端にロウ11等により固定されており、基端は、
超弾性芯金6と本体部芯金8との接続部付近にロ
ウ12等で固着されている。
0.2mmのステンレス鋼、白金、白金合金、タング
ステンあるいはパラジウム/銀合金等が好適に使
用でき、特に、優れたX線造影作用を有する白
金、白金合金、タングステンあるいはパラジウム
合金、例えばパラジウム/銀合金等が好適である
と、上記の材質を用いることにより、X線造影時
に、脈管内での先端部の位置をより容易に確認で
きる。そして、基部コイルスプリング5の外径と
しては、直径0.2〜1.8mm、好ましくは、0.25〜1.6
mmである。そして、基部コイルスプリング7は、
超弾性芯金6を被包しており、超弾性芯金6の先
端部分外周および先端部コイルスプリング5の後
端にロウ11等により固定されており、基端は、
超弾性芯金6と本体部芯金8との接続部付近にロ
ウ12等で固着されている。
そして、超弾性芯金6と本体部芯金8との接続
は、本体部芯金8の先端部に超弾性芯金6の基端
部を嵌合する方法、また両者をロウ付けする方法
などの公知の方法、または両者を組み合わせたも
のを用いることができる。特に、第1図に示すよ
うに、本体部芯金8の先端部に超弾性芯金6の基
端部の直径と等しいか若干大きい内径を有する穴
を設け、その穴に円周上に凹状溝を有する超弾性
芯金6の基端部を挿入し、両者の接続部分付近を
ロウ12により固着することが好ましく、このよ
うにすることにより、両者を強固に接続できる。
は、本体部芯金8の先端部に超弾性芯金6の基端
部を嵌合する方法、また両者をロウ付けする方法
などの公知の方法、または両者を組み合わせたも
のを用いることができる。特に、第1図に示すよ
うに、本体部芯金8の先端部に超弾性芯金6の基
端部の直径と等しいか若干大きい内径を有する穴
を設け、その穴に円周上に凹状溝を有する超弾性
芯金6の基端部を挿入し、両者の接続部分付近を
ロウ12により固着することが好ましく、このよ
うにすることにより、両者を強固に接続できる。
なお、上記説明において、超弾性部を超弾性芯
金6により形成したが、これに限らず芯金6を、
超弾性金属を用いずに形成し、基部コイルスプリ
ング7を超弾性金属により形成し、超弾性部とし
てもよく、さらには、芯金6および基部コイルス
プリング7の両者を超弾性金属により形成しても
よい。
金6により形成したが、これに限らず芯金6を、
超弾性金属を用いずに形成し、基部コイルスプリ
ング7を超弾性金属により形成し、超弾性部とし
てもよく、さらには、芯金6および基部コイルス
プリング7の両者を超弾性金属により形成しても
よい。
さらに、本体部芯金8の外面に、カテーテル等
の筒状体内面との摩擦抵抗を低下させるための潤
滑性賦与剤13をコーテイングすることが好まし
く、その厚さとしては、数ミクロンが数百ミクロ
ン程度が好ましい。
の筒状体内面との摩擦抵抗を低下させるための潤
滑性賦与剤13をコーテイングすることが好まし
く、その厚さとしては、数ミクロンが数百ミクロ
ン程度が好ましい。
潤滑性賦与剤としては、水溶性高分子物質また
はその誘導体が好ましく、例えば、ポリ(2−ヒ
ロドキシエチルメタクリレート)、ポリヒドロキ
シエチルアクリレート、セルロース系高分子物質
(例えば、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース)、無水マレイン酸系高
分子物質(例えば、メチルビニルエーテル無水マ
レイン酸共重合体)、アクリルアミド系高分子物
質(例えば、ポリアクリルアミド)、ポリエチレ
ンオキサイド系高分子物質(例えば、ポリエチレ
ンオキサイド、ポリエチレングリコール)、ポリ
ビニルアルコール、ポリアクリル酸系高分子物質
(例えば、ポリアクリル酸ソーダ)、フタル酸系高
分子物質(例えば、ポリビドロキシエチルフタル
酸エステル)、水溶性ポリエステル(例えば、ポ
リジメチロールプロピオン酸エステル)、ケトン
アルデヒド樹脂(例えば、メチルイソプロピルケ
トンホルムアルデヒド)、ホリビニルピロリドン、
ポリエチレンイミン、ポリスチレンスルホネー
ト、水溶性ナイロンなどが使用できる。
はその誘導体が好ましく、例えば、ポリ(2−ヒ
ロドキシエチルメタクリレート)、ポリヒドロキ
シエチルアクリレート、セルロース系高分子物質
(例えば、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース)、無水マレイン酸系高
分子物質(例えば、メチルビニルエーテル無水マ
レイン酸共重合体)、アクリルアミド系高分子物
質(例えば、ポリアクリルアミド)、ポリエチレ
ンオキサイド系高分子物質(例えば、ポリエチレ
ンオキサイド、ポリエチレングリコール)、ポリ
ビニルアルコール、ポリアクリル酸系高分子物質
(例えば、ポリアクリル酸ソーダ)、フタル酸系高
分子物質(例えば、ポリビドロキシエチルフタル
酸エステル)、水溶性ポリエステル(例えば、ポ
リジメチロールプロピオン酸エステル)、ケトン
アルデヒド樹脂(例えば、メチルイソプロピルケ
トンホルムアルデヒド)、ホリビニルピロリドン、
ポリエチレンイミン、ポリスチレンスルホネー
ト、水溶性ナイロンなどが使用できる。
さらに、潤滑性付与剤が容易に剥離または流出
しないようにすることが好ましく、例えば、反応
性官能基を有する化合物の被膜を上記の本体部芯
金8の外面に形成し、水溶性高分子物質またはそ
の誘導体を上記化合物の反応性官能基とイオン結
合または共有結合させ上記化合物の被膜の上に水
溶性高分子物質またはその誘導体の被覆すること
が好ましい。
しないようにすることが好ましく、例えば、反応
性官能基を有する化合物の被膜を上記の本体部芯
金8の外面に形成し、水溶性高分子物質またはそ
の誘導体を上記化合物の反応性官能基とイオン結
合または共有結合させ上記化合物の被膜の上に水
溶性高分子物質またはその誘導体の被覆すること
が好ましい。
水溶性高分子物質またはその誘導体としては、
上記の物質が好適に使用できる。反応性官能基と
しては、イソシアネート基、アミノ基、アルデヒ
ド基、エポキシ基などが好適であり、従つて、反
応性官能基を有し、かつ被覆形成性を有する化合
物としては、ポリウレタン、ポリアミドなどが好
適である。
上記の物質が好適に使用できる。反応性官能基と
しては、イソシアネート基、アミノ基、アルデヒ
ド基、エポキシ基などが好適であり、従つて、反
応性官能基を有し、かつ被覆形成性を有する化合
物としては、ポリウレタン、ポリアミドなどが好
適である。
さらに、反応性官能基を増加させるために、上
記化合物中に反応性官能基を有する物質を混合す
ることが好ましい。そのような物質としては、エ
チレンジイソシアネート、ヘキサンメチレンジイ
ソシアネート、キシレンジイソシアネート、トル
エンジイソシアネート、ジフエニルメタンジイソ
シアネートなどのイソシアネート、およびそれら
イソシアネートとポリオールのアダクトまたはプ
レポリマー、ポリアミン(例えば、低分子ポリア
ミン、エチレンジアミン、トリメチレンジアミン
など、また高分子ポリアミン)グルタールアルデ
ヒドなどが挙げられる。また、被覆方法として
は、反応性官能基を有する物質[例えば、ポリウ
レタンの溶液(テトラヒドロフラン溶液)]と反
応性官能基を有する物質[例えば、4,4′ジフエ
ニルメタンジイソシアネートの溶液(メチルエチ
ルケトン溶液)]との混合物に、被覆部位(第1
の線状体2の外面)を接触させ、乾燥させた後、
水溶性高分子[例えば、メチルビニルエーテル無
水マレイン酸共重合体の溶液(メチルエチルケト
ン溶液)]に接触させ、乾燥させることにより行
うことができる。
記化合物中に反応性官能基を有する物質を混合す
ることが好ましい。そのような物質としては、エ
チレンジイソシアネート、ヘキサンメチレンジイ
ソシアネート、キシレンジイソシアネート、トル
エンジイソシアネート、ジフエニルメタンジイソ
シアネートなどのイソシアネート、およびそれら
イソシアネートとポリオールのアダクトまたはプ
レポリマー、ポリアミン(例えば、低分子ポリア
ミン、エチレンジアミン、トリメチレンジアミン
など、また高分子ポリアミン)グルタールアルデ
ヒドなどが挙げられる。また、被覆方法として
は、反応性官能基を有する物質[例えば、ポリウ
レタンの溶液(テトラヒドロフラン溶液)]と反
応性官能基を有する物質[例えば、4,4′ジフエ
ニルメタンジイソシアネートの溶液(メチルエチ
ルケトン溶液)]との混合物に、被覆部位(第1
の線状体2の外面)を接触させ、乾燥させた後、
水溶性高分子[例えば、メチルビニルエーテル無
水マレイン酸共重合体の溶液(メチルエチルケト
ン溶液)]に接触させ、乾燥させることにより行
うことができる。
このようにすることにより、ガイドワイヤーの
表面に潤滑性を付与することができ、さらにその
潤滑性を長時間維持することができる。
表面に潤滑性を付与することができ、さらにその
潤滑性を長時間維持することができる。
次に、第2図に示すカテーテル用ガイドワイヤ
ーについて説明する。
ーについて説明する。
第2図に示すカテーテル用ガイドワイヤー1
は、形状記憶部2と、この形状記憶部2と連続す
る超弾性部を有する超弾性部3と、この超弾性部
3と連続する本体部4とからなつており、具体的
に述べると、形状記憶部2を形成する先端部芯金
21と、先端部芯金21の後端と連続する超弾性
を有する超弾性部3を形成する先端基部芯金22
と、先端基部芯金22の後端に接続された本体部
芯金8と、基端部が先端基部芯金22と本体部芯
金8との接続部付近に固定され、先端が先端部芯
金21の先端に固定されたコイルスプリング20
とからなつている。
は、形状記憶部2と、この形状記憶部2と連続す
る超弾性部を有する超弾性部3と、この超弾性部
3と連続する本体部4とからなつており、具体的
に述べると、形状記憶部2を形成する先端部芯金
21と、先端部芯金21の後端と連続する超弾性
を有する超弾性部3を形成する先端基部芯金22
と、先端基部芯金22の後端に接続された本体部
芯金8と、基端部が先端基部芯金22と本体部芯
金8との接続部付近に固定され、先端が先端部芯
金21の先端に固定されたコイルスプリング20
とからなつている。
本体部芯金8は、ガイドワイヤー1の本体部4
を形成するものであり、本体部4の基端部(使用
時における手元)での操作を先端に確実に伝達す
る機能を有することが好ましく、そのために、剛
性が高い材料により形成されることが好ましい。
剛性としては、曲げ剛性で15Kg/mm2以上、好まし
くは18Kg/mm2を有するものが好ましい。本体部芯
金8に用いる材料としては、ステンレス鋼などが
好適であり、特にバネ用高張力ステンレス鋼が好
適である。
を形成するものであり、本体部4の基端部(使用
時における手元)での操作を先端に確実に伝達す
る機能を有することが好ましく、そのために、剛
性が高い材料により形成されることが好ましい。
剛性としては、曲げ剛性で15Kg/mm2以上、好まし
くは18Kg/mm2を有するものが好ましい。本体部芯
金8に用いる材料としては、ステンレス鋼などが
好適であり、特にバネ用高張力ステンレス鋼が好
適である。
そして、本体部芯金8としては、直径0.1〜1.8
mm、好ましくは0.15〜1.6mm、長さが30mm〜3500
mm、好ましくは50mm〜3000mmである。
mm、好ましくは0.15〜1.6mm、長さが30mm〜3500
mm、好ましくは50mm〜3000mmである。
形状記憶部2および超弾性部3により形成され
るガイドワイヤーの先端部は、蛇行した血管内、
細径化した血管内に、ガイドワイヤーを容易に進
行させための誘導部を形成するものであり、その
ため、高い柔軟性を有すること、言い換えれば弾
性領域を有することと、その先端部に、湾曲部を
有することが必要である。
るガイドワイヤーの先端部は、蛇行した血管内、
細径化した血管内に、ガイドワイヤーを容易に進
行させための誘導部を形成するものであり、その
ため、高い柔軟性を有すること、言い換えれば弾
性領域を有することと、その先端部に、湾曲部を
有することが必要である。
そのため、この実施例では、形状記憶部2にお
ける先端部芯金21が、マルテンサイト逆変態開
始温度が0℃ないし40℃である形状記憶合金によ
り形成されており、さらに上記温度より所要高い
温度において湾曲状に変態するように形成されて
いる。そして、マルテンサイト逆変態開始温度
は、26℃ないし36℃であることが好ましい。
ける先端部芯金21が、マルテンサイト逆変態開
始温度が0℃ないし40℃である形状記憶合金によ
り形成されており、さらに上記温度より所要高い
温度において湾曲状に変態するように形成されて
いる。そして、マルテンサイト逆変態開始温度
は、26℃ないし36℃であることが好ましい。
先端部芯金21としては、長さは10mm〜100mm、
好ましくは15mm〜70mmである。
好ましくは15mm〜70mmである。
そして、先端部芯金21の後端と連続する先端
基部芯金22は、超弾性合金により形成されてお
り、超弾性合金とは、引張りひずみ8%程度でも
塑性変形しない広い弾性領域を有する合金であ
る。
基部芯金22は、超弾性合金により形成されてお
り、超弾性合金とは、引張りひずみ8%程度でも
塑性変形しない広い弾性領域を有する合金であ
る。
そして、この実施例では、形状記憶部2を形成
する先端部芯金21と超弾性部3を形成する先端
基部芯金22とは一体に成形されている。
する先端部芯金21と超弾性部3を形成する先端
基部芯金22とは一体に成形されている。
先端部芯金および先端基部芯金を形成するもの
としては、例えば、Ni−Ti系合金、Cu−Al−Ni
系合金、Cu−Zn−Al系合金等が好適に使用でき
る。
としては、例えば、Ni−Ti系合金、Cu−Al−Ni
系合金、Cu−Zn−Al系合金等が好適に使用でき
る。
そして、上記のように、先端部分が形状記憶部
となり、それに続く部分が、超弾性部となる芯金
の形成方法としては、上記のような合金にて先端
部芯金21および先端基部芯金22として必要な
長さの線状体を形成し、まずこの線状体の先端部
および先端基部芯金となる部分全体を約200℃、
24時間程度熱処理し、続いて先端基部芯金となる
部分の先端部および先端部芯金となる部分を400
〜500℃、2時間程度熱処理して、先端基部芯金
となる部分の柔軟性が基部より先端に向かつて
徐々に大きくなる様にし、最後に先端部芯金とな
る部分をJ型に成形、保持しながら約800℃で5
秒間程度熱処理することにより、形成することが
できる。
となり、それに続く部分が、超弾性部となる芯金
の形成方法としては、上記のような合金にて先端
部芯金21および先端基部芯金22として必要な
長さの線状体を形成し、まずこの線状体の先端部
および先端基部芯金となる部分全体を約200℃、
24時間程度熱処理し、続いて先端基部芯金となる
部分の先端部および先端部芯金となる部分を400
〜500℃、2時間程度熱処理して、先端基部芯金
となる部分の柔軟性が基部より先端に向かつて
徐々に大きくなる様にし、最後に先端部芯金とな
る部分をJ型に成形、保持しながら約800℃で5
秒間程度熱処理することにより、形成することが
できる。
さらに、先端基部芯金22は、先端側がより柔
軟であることが好ましく、特に、先端に向かつて
徐々に柔軟であることが好ましい。そのため第2
図に示す実施例では、先端に向かつて徐々に細径
となつており、その径を変化させることにより、
適応に応じて柔軟性を変化させることができる。
また、柔軟性の変化は、上記のように先端基部芯
金22を形成する合金の熱処理条件を変えること
によつても行うことができる。
軟であることが好ましく、特に、先端に向かつて
徐々に柔軟であることが好ましい。そのため第2
図に示す実施例では、先端に向かつて徐々に細径
となつており、その径を変化させることにより、
適応に応じて柔軟性を変化させることができる。
また、柔軟性の変化は、上記のように先端基部芯
金22を形成する合金の熱処理条件を変えること
によつても行うことができる。
先端基部芯金22としては、長さは10mm〜500
mm、好ましくは30mm〜300mmである。
mm、好ましくは30mm〜300mmである。
そして、先端基部芯金22と本体部芯金8との
接続は、本体部芯金8の先端部に先端基部芯金2
2の基端部を嵌合する方法、また両者をロウ付け
する方法などの公知の方法、または両者を組み合
わせたものを用いることができる。特に、第2図
に示すように、本体部芯金8の先端部に先端基部
芯金22の基端部の直径と等しいか若干大きい内
容を有する穴を設け、その穴に先端基部芯金22
の基端部を挿入し、両者の接続部分付近をロウ1
2により固着することが好ましく、このようにす
ることにより、両者を強固に接続できる。
接続は、本体部芯金8の先端部に先端基部芯金2
2の基端部を嵌合する方法、また両者をロウ付け
する方法などの公知の方法、または両者を組み合
わせたものを用いることができる。特に、第2図
に示すように、本体部芯金8の先端部に先端基部
芯金22の基端部の直径と等しいか若干大きい内
容を有する穴を設け、その穴に先端基部芯金22
の基端部を挿入し、両者の接続部分付近をロウ1
2により固着することが好ましく、このようにす
ることにより、両者を強固に接続できる。
コイルスプリング20は、ガイドワイヤーの先
端部分が屈曲した脈管部においても挫屈すること
を防止し、ガイドワイヤーの外径の均一化を計
り、さらにX線造影性を向上させるという機能を
有するものである。
端部分が屈曲した脈管部においても挫屈すること
を防止し、ガイドワイヤーの外径の均一化を計
り、さらにX線造影性を向上させるという機能を
有するものである。
コイルスプリング20としては、線径0.05〜
0.2mmのステンレス鋼、白金、白金合金、タング
ステンあるいはパラジウム/銀合金等が好適に使
用でき、特に、優れたX線造影作用を有する白
金、白金合金、タングステンあるいはパラジウム
合金、例えばパラジウム/銀合金等が好適であ
る。上記の材質を用いることにより、X線造影時
に、脈管内での先端部の位置をより容易に確認で
きる。そして、コイルスプリング20の外径とし
ては、直径0.2〜1.8mm、好ましくは、0.25〜1.6mm
である。そして、コイルスプリング20は、先端
部芯金21と先端基部芯金22を被包しており、
先端内部は、先端部芯金21の先端にロウ等によ
り固定されており、基端は、先端基部芯金22と
本体部芯金8との接続部付近にロウ等で固着され
ている。
0.2mmのステンレス鋼、白金、白金合金、タング
ステンあるいはパラジウム/銀合金等が好適に使
用でき、特に、優れたX線造影作用を有する白
金、白金合金、タングステンあるいはパラジウム
合金、例えばパラジウム/銀合金等が好適であ
る。上記の材質を用いることにより、X線造影時
に、脈管内での先端部の位置をより容易に確認で
きる。そして、コイルスプリング20の外径とし
ては、直径0.2〜1.8mm、好ましくは、0.25〜1.6mm
である。そして、コイルスプリング20は、先端
部芯金21と先端基部芯金22を被包しており、
先端内部は、先端部芯金21の先端にロウ等によ
り固定されており、基端は、先端基部芯金22と
本体部芯金8との接続部付近にロウ等で固着され
ている。
そして、コイルスプリング20の先端は、半球
状先端部9となつている。半球状先端部とは、実
質的に曲面に成形されていることを意味し、例え
ば釣鐘状、、弾丸状などの形状を含むものである。
さらに、コイルスプリング20は、その形状記憶
部2のみを、優れたX線造影作用を有する白金、
白金合金、タングステンあるいはパラジウム合
金、例えばパラジウム/銀合金等がより形成し、
形状記憶部2に続く超弾性部3は、ステンレス鋼
により形成してもよく、その場合両者の接続は、
接続部分付近のコイルスプリング20の内面にロ
ウ11を設けることにより固定することが好まし
い。また、先端部芯金21を形成する形状記憶合
金の記憶形状への復帰応力は、コイルスプリング
20の曲げ応力より大きいことが必要である。よ
つて、コイルスプリング20としては、曲げ応力
があまり大きくないものを用いることが好まし
い。また、上記説明では、先端部芯金21を形状
記憶合金により形成したが、これに限らず芯金と
の固着部分(ロウ11部分)より先端側のコイル
スプリング20を形状記憶合金により形成して形
状記憶部としてもよく、また両者を形状記憶合金
により形成し、両者ともほぼ同一形状の湾曲形状
を記憶させたものとしても良い。さらに、上記説
明では、先端基部芯金22を超弾性合金により形
成し、超弾性部としたが、これに限らず芯金との
固着部分(ロウ11部分)より後端側のコイルス
プリング20を超弾性合金により形成して超弾性
部としてもよく、また両者を超弾性合金により形
成してもよい。
状先端部9となつている。半球状先端部とは、実
質的に曲面に成形されていることを意味し、例え
ば釣鐘状、、弾丸状などの形状を含むものである。
さらに、コイルスプリング20は、その形状記憶
部2のみを、優れたX線造影作用を有する白金、
白金合金、タングステンあるいはパラジウム合
金、例えばパラジウム/銀合金等がより形成し、
形状記憶部2に続く超弾性部3は、ステンレス鋼
により形成してもよく、その場合両者の接続は、
接続部分付近のコイルスプリング20の内面にロ
ウ11を設けることにより固定することが好まし
い。また、先端部芯金21を形成する形状記憶合
金の記憶形状への復帰応力は、コイルスプリング
20の曲げ応力より大きいことが必要である。よ
つて、コイルスプリング20としては、曲げ応力
があまり大きくないものを用いることが好まし
い。また、上記説明では、先端部芯金21を形状
記憶合金により形成したが、これに限らず芯金と
の固着部分(ロウ11部分)より先端側のコイル
スプリング20を形状記憶合金により形成して形
状記憶部としてもよく、また両者を形状記憶合金
により形成し、両者ともほぼ同一形状の湾曲形状
を記憶させたものとしても良い。さらに、上記説
明では、先端基部芯金22を超弾性合金により形
成し、超弾性部としたが、これに限らず芯金との
固着部分(ロウ11部分)より後端側のコイルス
プリング20を超弾性合金により形成して超弾性
部としてもよく、また両者を超弾性合金により形
成してもよい。
さらに、本体部芯金8の外面に、カテーテル等
の筒状体内面との摩擦抵抗を低下させるための潤
滑性賦与剤13をコーテイングすることが好まし
く、その厚さとしては、数ミクロンが数百ミクロ
ン程度が好ましい。潤滑性賦与剤13としては、
上述のものが好適に使用できる。
の筒状体内面との摩擦抵抗を低下させるための潤
滑性賦与剤13をコーテイングすることが好まし
く、その厚さとしては、数ミクロンが数百ミクロ
ン程度が好ましい。潤滑性賦与剤13としては、
上述のものが好適に使用できる。
次に、第3図に示す本発明のカテーテル用ガイ
ドワイヤーの実施例について説明する。
ドワイヤーの実施例について説明する。
第3図に示すカテーテル用ガイドワイヤー1
は、形状記憶部2と、この形状記憶部2と連続す
る超弾性を有する超弾性部3と、この超弾性部3
と連続する本体部4とからなつており、具体的に
述べると、形状記憶部2を形成する先端部芯金2
1と、先端部芯金21と一体に形成されかつ超弾
性合金となつており超弾性部3を形成する先端基
部芯金22と、先端基部芯金22に接続された本
体部芯金8と、先端部芯金21、先端基部芯金2
2、本体部芯金8の全体を被覆する合成樹脂30
とからなつている。
は、形状記憶部2と、この形状記憶部2と連続す
る超弾性を有する超弾性部3と、この超弾性部3
と連続する本体部4とからなつており、具体的に
述べると、形状記憶部2を形成する先端部芯金2
1と、先端部芯金21と一体に形成されかつ超弾
性合金となつており超弾性部3を形成する先端基
部芯金22と、先端基部芯金22に接続された本
体部芯金8と、先端部芯金21、先端基部芯金2
2、本体部芯金8の全体を被覆する合成樹脂30
とからなつている。
形状記憶部2および超弾性部3により形成され
るガイドワイヤーの柔軟部は、蛇行した血管内、
細径化した血管内に、ガイドワイヤーを容易に進
行させるための誘導部を形成するものであり、そ
のため、高い柔軟性を有すること、言い換えれば
広い弾性領域を有することと、その先端部に、湾
曲部を有することが必要である。
るガイドワイヤーの柔軟部は、蛇行した血管内、
細径化した血管内に、ガイドワイヤーを容易に進
行させるための誘導部を形成するものであり、そ
のため、高い柔軟性を有すること、言い換えれば
広い弾性領域を有することと、その先端部に、湾
曲部を有することが必要である。
そのため、この実施例では、形状記憶部2にお
ける先端部芯金21が、マルテンサイト逆変態開
始温度が0℃ないし40℃である形状記憶合金によ
り形成されており、さらに上記温度より所要高い
温度において湾曲状に変態するように形成された
形状記憶部となつている。そして、マルテンサイ
ト逆変態開始温度は、26℃ないし36℃であること
が好ましい。
ける先端部芯金21が、マルテンサイト逆変態開
始温度が0℃ないし40℃である形状記憶合金によ
り形成されており、さらに上記温度より所要高い
温度において湾曲状に変態するように形成された
形状記憶部となつている。そして、マルテンサイ
ト逆変態開始温度は、26℃ないし36℃であること
が好ましい。
先端部芯金21としては、外径0.05mm〜0.3mm、
長さは10mm〜500mm、好ましくは20mm〜300mmであ
る。
長さは10mm〜500mm、好ましくは20mm〜300mmであ
る。
そして、先端部芯金21の後端と連続する先端
基部芯金22は、超弾性を有しており、超弾性合
金とは、引張りひずみ8%程度でも塑性変形しな
い広い弾性領域を有するものである。そして、先
端部芯金21および先端基部芯金22を一体に成
形するのに使用される金属としては、例えば、
Ni−Ti系合金、Cu−Al−Ni系合金、Cu−Zn−
Al系合金等が好適である。
基部芯金22は、超弾性を有しており、超弾性合
金とは、引張りひずみ8%程度でも塑性変形しな
い広い弾性領域を有するものである。そして、先
端部芯金21および先端基部芯金22を一体に成
形するのに使用される金属としては、例えば、
Ni−Ti系合金、Cu−Al−Ni系合金、Cu−Zn−
Al系合金等が好適である。
そして、上記のように、先端部分が形状記憶部
となり、それに続く部分が、超弾性部となる芯金
の形成方法としては、上記のような合金にて先端
部芯金21および先端基部芯金22として必要な
長さの線状体を形成し、まずこの線状体の先端部
および先端基部芯金となる部分全体を約200℃、
24時間程度熱処理し、続いて先端基部芯金となる
部分の先端部および先端部芯金となる部分を400
〜500℃、2時間程度熱処理して、先端基部芯金
となる部分の柔軟性が基部より先端に向かつて
徐々に大きくなる様にし、最後に先端部芯金とな
る部分をJ型に成形、保持しながら約800℃で5
時間程度熱処理することにより、形成することが
できる。
となり、それに続く部分が、超弾性部となる芯金
の形成方法としては、上記のような合金にて先端
部芯金21および先端基部芯金22として必要な
長さの線状体を形成し、まずこの線状体の先端部
および先端基部芯金となる部分全体を約200℃、
24時間程度熱処理し、続いて先端基部芯金となる
部分の先端部および先端部芯金となる部分を400
〜500℃、2時間程度熱処理して、先端基部芯金
となる部分の柔軟性が基部より先端に向かつて
徐々に大きくなる様にし、最後に先端部芯金とな
る部分をJ型に成形、保持しながら約800℃で5
時間程度熱処理することにより、形成することが
できる。
さらに、先端基部芯金22、先端側がより柔軟
であることが好ましく、特に、先端に向かつて
徐々に柔軟であることが好ましく、先端に向かつ
て徐々に細径としてもよく、その径を変化させる
ことにより、適応に応じて柔軟性を変化させるこ
とができる。また、柔軟性の変化は、上記のよう
に先端基部芯金22を形成する金属の熱処理条件
を変えることによつても行うことができる。
であることが好ましく、特に、先端に向かつて
徐々に柔軟であることが好ましく、先端に向かつ
て徐々に細径としてもよく、その径を変化させる
ことにより、適応に応じて柔軟性を変化させるこ
とができる。また、柔軟性の変化は、上記のよう
に先端基部芯金22を形成する金属の熱処理条件
を変えることによつても行うことができる。
先端基部芯金22としては、直径0.1mm〜1.8
mm、長さは10mm〜500mm、好ましくは30mm〜300mm
である。
mm、長さは10mm〜500mm、好ましくは30mm〜300mm
である。
本体部芯金8は、ガイドワイヤー1の本体部4
を形成しており、先端基部芯金22の後端部に接
続されている。本体部芯金8としては、直径0.15
〜1.8mm、好ましくは0.3〜1.6mm、長さが30mm〜
3500mm、好ましくは50mm〜3000mmである。本体部
芯金8の形成材料としては、上述したものが好適
に使用できる。
を形成しており、先端基部芯金22の後端部に接
続されている。本体部芯金8としては、直径0.15
〜1.8mm、好ましくは0.3〜1.6mm、長さが30mm〜
3500mm、好ましくは50mm〜3000mmである。本体部
芯金8の形成材料としては、上述したものが好適
に使用できる。
そして、先端基部芯金22は、その後端部(本
体部芯金8との接続部分)が、なだらかなテーパ
ー状となつており、先端基部芯金22の後端の外
径と本体部8の先端外径はほぼ等しくなつてい
る。
体部芯金8との接続部分)が、なだらかなテーパ
ー状となつており、先端基部芯金22の後端の外
径と本体部8の先端外径はほぼ等しくなつてい
る。
そして、先端基部芯金22と本体部芯金8との
接続部分32は、本体部芯金8の先端部に先端基
部芯金22の基端部を嵌合する方法、また両者を
ロウ付けする方法などの公知の方法、または両者
を組み合わせたものなどにより形成されている。
特に、第3図に示すように、先端基部芯金22の
後端部に先端基部芯金22の外径より小さい径
(円柱状に限らない)を有し、さらにその先端が
他の部分より大きく成形された突起を設け、さら
に、本体部芯金8の先端部に、上記突起が挿入可
能な穴を設け、その穴に先端基部芯金22の突起
を挿入し、両者の接続部分付近をロウにより固着
することが好ましく、このようにすることによ
り、両者を強固に接続できる。
接続部分32は、本体部芯金8の先端部に先端基
部芯金22の基端部を嵌合する方法、また両者を
ロウ付けする方法などの公知の方法、または両者
を組み合わせたものなどにより形成されている。
特に、第3図に示すように、先端基部芯金22の
後端部に先端基部芯金22の外径より小さい径
(円柱状に限らない)を有し、さらにその先端が
他の部分より大きく成形された突起を設け、さら
に、本体部芯金8の先端部に、上記突起が挿入可
能な穴を設け、その穴に先端基部芯金22の突起
を挿入し、両者の接続部分付近をロウにより固着
することが好ましく、このようにすることによ
り、両者を強固に接続できる。
そして、先端部芯金21の先端は、丸みを帯び
た形状となつている。
た形状となつている。
そして、先端部芯金1、先端基部芯金22、本
体部芯金8の全体は、合成樹脂30により被覆さ
れており、ガイドワイヤーの全体の外径は、ほぼ
均一なものとなつている。合成樹脂としては、ポ
リエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポ
リプロピレン、ポリアミド、ポリウレタン、フツ
素樹脂、シリコーンゴム、さらにはそれらのエラ
ストマーなどが使用できる。なお、この合成樹脂
30の被覆を有しないものであつてもよい。
体部芯金8の全体は、合成樹脂30により被覆さ
れており、ガイドワイヤーの全体の外径は、ほぼ
均一なものとなつている。合成樹脂としては、ポ
リエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポ
リプロピレン、ポリアミド、ポリウレタン、フツ
素樹脂、シリコーンゴム、さらにはそれらのエラ
ストマーなどが使用できる。なお、この合成樹脂
30の被覆を有しないものであつてもよい。
さらに、本体部芯金8の位置する合成樹脂30
の外面に、カテーテル等の筒状体内面との摩擦抵
抗を低下させるための潤滑性賦与剤13をコーテ
イングすることが好ましく、その厚さとしては、
数ミクロンが数百ミクロン程度が好ましい。潤滑
性賦与剤13としては、上述のものが好適に使用
できる。
の外面に、カテーテル等の筒状体内面との摩擦抵
抗を低下させるための潤滑性賦与剤13をコーテ
イングすることが好ましく、その厚さとしては、
数ミクロンが数百ミクロン程度が好ましい。潤滑
性賦与剤13としては、上述のものが好適に使用
できる。
[作用]
次に、第1図に示した実施例を用いて、本発明
のカテーテル用ガイドワイヤーの作用を説明す
る。
のカテーテル用ガイドワイヤーの作用を説明す
る。
本発明のガイドワイヤー1は、血管造影用カテ
ーテル、血管拡張用カテーテルなどのカテーテル
を、血管の目的部位に挿入する際に、その誘導の
ために用いられるものであり、ガイドワイヤー1
を挿入するにあたり、まず人体にセルジンガー法
等により血管を確保した後、本発明のカテーテル
用ガイドワイヤー1を血管内に留置し、それに沿
つてカテーテルを血管内に挿入する。もし、挿入
前にガイドワイヤーの先端部分が湾曲状になつて
いる場合は、その部分を氷水などを用いて冷却
し、直線状に伸ばした後、挿入を行う。この挿入
においては、カテーテルの先端よりカテーテル用
ガイドワイヤー1を数cm(コイルスプリング部
分)程度突出させた状態にて、血管内に挿入す
る。そして、このガイドワイヤーの先端部は、加
温されることにより湾曲状に復元するため、蛇行
した血管内、中性脂肪、コレステロールなどが付
着した血管内であつても、容易に挿入することが
でき、さらに先端部に続く基部は、超弾性合金に
より形成された超弾性部を有するため、十分に柔
軟であり、蛇行した血管内、細径化した血管内へ
容易により容易に挿入することができる。そし
て、目的部位付近までカテーテルの先端が誘導さ
れた後、ガイドワイヤー1を抜去し、カテーテル
が血管造影カテーテルであれば、その後端より、
血管造影剤を注入し、X線造影を行い、カテーテ
ルを抜去し、圧迫止血して手技を終える。
ーテル、血管拡張用カテーテルなどのカテーテル
を、血管の目的部位に挿入する際に、その誘導の
ために用いられるものであり、ガイドワイヤー1
を挿入するにあたり、まず人体にセルジンガー法
等により血管を確保した後、本発明のカテーテル
用ガイドワイヤー1を血管内に留置し、それに沿
つてカテーテルを血管内に挿入する。もし、挿入
前にガイドワイヤーの先端部分が湾曲状になつて
いる場合は、その部分を氷水などを用いて冷却
し、直線状に伸ばした後、挿入を行う。この挿入
においては、カテーテルの先端よりカテーテル用
ガイドワイヤー1を数cm(コイルスプリング部
分)程度突出させた状態にて、血管内に挿入す
る。そして、このガイドワイヤーの先端部は、加
温されることにより湾曲状に復元するため、蛇行
した血管内、中性脂肪、コレステロールなどが付
着した血管内であつても、容易に挿入することが
でき、さらに先端部に続く基部は、超弾性合金に
より形成された超弾性部を有するため、十分に柔
軟であり、蛇行した血管内、細径化した血管内へ
容易により容易に挿入することができる。そし
て、目的部位付近までカテーテルの先端が誘導さ
れた後、ガイドワイヤー1を抜去し、カテーテル
が血管造影カテーテルであれば、その後端より、
血管造影剤を注入し、X線造影を行い、カテーテ
ルを抜去し、圧迫止血して手技を終える。
[発明の効果]
本発明のカテーテル用ガイドワイヤーは、柔軟
な先端部と、本体部とを有するカテーテル用ガイ
ドワイヤーであり、該先端部は、ガイドワイヤー
であり、該先端部は、ガイドワイヤーと先端側に
設けられ、マルテンサイト逆変態開始温度が0℃
ないし40℃である形状記憶合金からなり、かつ該
温度より所要高い温度において湾曲状に変態する
ように形成された形状記憶部と、該形状記憶部に
続く超弾性金属により形成された超弾性部とを有
するものであり、特に、先端部に湾曲状に変態す
る形状記憶部を有するものであるので、血管内に
挿入するときには、直線状にした状態にて挿入す
ることができ、従来の先端部が湾曲したガイドワ
イヤーを挿入するときに必要であるガイドインサ
ーターを用いる必要がなく、容易に血管内に挿入
することができる。さらに、形状記憶部に続く超
弾性部は、超弾性を有するので、十分に柔軟であ
り、蛇行した血管内、細径化した血管内に容易に
挿入でき、さらに、血管壁に損傷を与えるおそれ
がない。
な先端部と、本体部とを有するカテーテル用ガイ
ドワイヤーであり、該先端部は、ガイドワイヤー
であり、該先端部は、ガイドワイヤーと先端側に
設けられ、マルテンサイト逆変態開始温度が0℃
ないし40℃である形状記憶合金からなり、かつ該
温度より所要高い温度において湾曲状に変態する
ように形成された形状記憶部と、該形状記憶部に
続く超弾性金属により形成された超弾性部とを有
するものであり、特に、先端部に湾曲状に変態す
る形状記憶部を有するものであるので、血管内に
挿入するときには、直線状にした状態にて挿入す
ることができ、従来の先端部が湾曲したガイドワ
イヤーを挿入するときに必要であるガイドインサ
ーターを用いる必要がなく、容易に血管内に挿入
することができる。さらに、形状記憶部に続く超
弾性部は、超弾性を有するので、十分に柔軟であ
り、蛇行した血管内、細径化した血管内に容易に
挿入でき、さらに、血管壁に損傷を与えるおそれ
がない。
さらに、上述のように形状記憶部と、この形状
記憶部に続く超弾性金属により形成された超弾性
部を有しているので、形状記憶部が記憶した形状
に復元し、超弾性金属の原子配列状態がオーステ
ナイト相となり硬度が高くなり、塑性変形も弾性
変形も少ない状態となり、血管内に挿入中にこの
形状記憶部が血管壁に当接しても、この形状記憶
部の形状をそのまま維持した状態にて、連続する
超弾性部が弾性変形するため、血管壁を強く押圧
することもなく、また、湾曲した形状記憶部が血
管の分岐部位に引つ掛かつたりしても、連続する
超弾性部が弾性変形するため、血管壁に損傷を与
えることなくその状態より脱却することが可能で
ある。また、上述のように形状記憶部は、記憶形
状に復元した状態にて硬度が高くなつているた
め、形状安定的も高くなつている。このため、血
管壁に当接しても、形状記憶部は容易に変形しな
いので、湾曲形状に形成した目的を確実に達成す
ることが可能である。
記憶部に続く超弾性金属により形成された超弾性
部を有しているので、形状記憶部が記憶した形状
に復元し、超弾性金属の原子配列状態がオーステ
ナイト相となり硬度が高くなり、塑性変形も弾性
変形も少ない状態となり、血管内に挿入中にこの
形状記憶部が血管壁に当接しても、この形状記憶
部の形状をそのまま維持した状態にて、連続する
超弾性部が弾性変形するため、血管壁を強く押圧
することもなく、また、湾曲した形状記憶部が血
管の分岐部位に引つ掛かつたりしても、連続する
超弾性部が弾性変形するため、血管壁に損傷を与
えることなくその状態より脱却することが可能で
ある。また、上述のように形状記憶部は、記憶形
状に復元した状態にて硬度が高くなつているた
め、形状安定的も高くなつている。このため、血
管壁に当接しても、形状記憶部は容易に変形しな
いので、湾曲形状に形成した目的を確実に達成す
ることが可能である。
第1図は、本発明のカテーテル用ガイドワイヤ
ーの一実施例を示す断面図、第2図は、本発明の
カテーテル用ガイドワイヤーの他の実施例を示す
断面図、第3図は、本発明のカテーテル用ガイド
ワイヤーの他の実施例を示す断面図である。 1……カテーテル用ガイドワイヤー、2……形
状記憶部、3……超弾性部、4……本体部、5…
…先端部コイルスプリング、6……超弾性芯金、
7……基部コイルスプリング、8……本体部芯
金、11,12……ロウ、13……潤滑性付与
剤、20……コイルスプリング、21……先端部
芯金、22……先端基部芯金、30……合成樹
脂。
ーの一実施例を示す断面図、第2図は、本発明の
カテーテル用ガイドワイヤーの他の実施例を示す
断面図、第3図は、本発明のカテーテル用ガイド
ワイヤーの他の実施例を示す断面図である。 1……カテーテル用ガイドワイヤー、2……形
状記憶部、3……超弾性部、4……本体部、5…
…先端部コイルスプリング、6……超弾性芯金、
7……基部コイルスプリング、8……本体部芯
金、11,12……ロウ、13……潤滑性付与
剤、20……コイルスプリング、21……先端部
芯金、22……先端基部芯金、30……合成樹
脂。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 柔軟な先端部と、本体部とを有するカテーテ
ル用ガイドワイヤーにおいて、該先端部は、ガイ
ドワイヤーの先端側に設けられ、マルテンサイト
逆変態開始温度が0℃ないし40℃である形状記憶
合金からなり、かつ該温度より所要高い温度にお
いて湾曲状に変態するように形成された形状記憶
部と、該形状記憶部に続く超弾性金属により形成
された超弾性部とを有することを特徴とするカテ
ーテル用ガイドワイヤー。 2 前記ガイドワイヤーは、芯金と、該芯金の少
なくとも先端部を被包するコイルスプリングとを
有するものである特許請求の範囲第1項に記載の
カテーテル用ガイドワイヤー。 3 前記形状記憶部は、前記コイルスプリングの
先端部により形成されている特許請求の範囲第2
項に記載のカテーテル用ガイドワイヤー。 4 前記形状記憶部は、前記芯金の先端部により
形成されている特許請求の範囲第2項に記載のカ
テーテル用ガイドワイヤー。 5 前記コイルスプリングは、先端部コイルスプ
リングと、該先端部コイルスプリングと連続する
基部コイルスプリングとを有し、前記形状記憶部
は、前記先端部コイルスプリングにより形成され
ている特許請求の範囲第2項に記載のカテーテル
用ガイドワイヤー。 6 前記超弾性部は、前記基部コイルスプリング
により形成されている特許請求の範囲第5項に記
載のカテーテル用ガイドワイヤー。 7 前記芯金は、先端部芯金と、該先端部芯金と
連続する先端基部芯金とを有し、前記形状記憶部
は、該先端部芯金により形成されている特許請求
の範囲第2項に記載のカテーテル用ガイドワイヤ
ー。 8 前記芯金の先端は、前記コイルスプリングの
先端に固定されている特許請求の範囲第2項ない
し第7項のいずれかに記載のカテーテル用ガイド
ワイヤー。 9 前記超弾性部は、前記先端基部芯金により形
成されている特許請求の範囲第7項または第8項
に記載のカテーテル用ガイドワイヤー。 10 前記芯金の先端部は、前記コイルスプリン
グの先端部に固着されておらず、該芯金は、前記
先端部コイルスプリングと前記基部コイルスプリ
ングとの連続部付近に固定されており、前記形状
記憶部は、該先端部コイルスプリングにより形成
されており、前記超弾性部は、前記芯金と前記コ
イルスプリングとの固定部分より後端側の芯金に
より形成されている特許請求の範囲第5項に記載
のカテーテル用ガイドワイヤー。 11 前記コイルスプリングは、前記芯金の全体
を被包している特許請求の範囲第2項ないし第1
0項のいずれかに記載のカテーテル用ガイドワイ
ヤー。 12 前記芯金は、先端部分に続く本体部芯金を
有しており、前記先端部分は、該本体部芯金より
細径である特許請求の範囲第2項ないし第11項
のいずれかに記載のカテーテル用ガイドワイヤ
ー。 13 前記ガイドワイヤーは、前記形状記憶部を
形成する先端部芯金と、該先端部芯金と連続する
超弾性部を形成する先端基部芯金と、該先端基部
芯金と連続する本体部芯金とを有する芯金からな
るものである特許請求の範囲第1項に記載のカテ
ーテル用ガイドワイヤー。 14 前記ガイドワイヤーは、外面が合成樹脂に
て被覆されているものである特許請求の範囲第1
3項に記載のカテーテル用ガイドワイヤー。 15 前記形状記憶部を形成する形状記憶合金の
マルテンサイト逆変態開始温度が、26℃ないし36
℃である特許請求の範囲第1項ないし第14項の
いずれかに記載のカテーテル用ガイドワイヤー。 16 前記先端部芯金および先端基部芯金は、前
記本体部芯金より細径である特許請求の範囲第1
3項に記載のカテーテル用ガイドワイヤー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62294516A JPH01135363A (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | カテーテル用ガイドワイヤー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62294516A JPH01135363A (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | カテーテル用ガイドワイヤー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01135363A JPH01135363A (ja) | 1989-05-29 |
| JPH0344540B2 true JPH0344540B2 (ja) | 1991-07-08 |
Family
ID=17808790
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62294516A Granted JPH01135363A (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | カテーテル用ガイドワイヤー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01135363A (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5231989A (en) * | 1991-02-15 | 1993-08-03 | Raychem Corporation | Steerable cannula |
| US5365943A (en) * | 1993-03-12 | 1994-11-22 | C. R. Bard, Inc. | Anatomically matched steerable PTCA guidewire |
| US7883474B1 (en) * | 1993-05-11 | 2011-02-08 | Target Therapeutics, Inc. | Composite braided guidewire |
| JP3300155B2 (ja) * | 1994-03-23 | 2002-07-08 | 株式会社パイオラックス | 医療用ガイドワイヤの先端部付形方法 |
| JP4375951B2 (ja) * | 2002-08-08 | 2009-12-02 | テルモ株式会社 | ガイドワイヤ |
| JP4455808B2 (ja) * | 2002-08-09 | 2010-04-21 | テルモ株式会社 | ガイドワイヤ |
| US7001369B2 (en) | 2003-03-27 | 2006-02-21 | Scimed Life Systems, Inc. | Medical device |
| US9808595B2 (en) | 2007-08-07 | 2017-11-07 | Boston Scientific Scimed, Inc | Microfabricated catheter with improved bonding structure |
| CN101575837B (zh) | 2009-06-05 | 2012-05-23 | 聂建群 | 一种防滑公路 |
| US9072874B2 (en) | 2011-05-13 | 2015-07-07 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Medical devices with a heat transfer region and a heat sink region and methods for manufacturing medical devices |
| US9901706B2 (en) | 2014-04-11 | 2018-02-27 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Catheters and catheter shafts |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5967968A (ja) * | 1982-10-08 | 1984-04-17 | テルモ株式会社 | ガイドワイヤ− |
| JPS6063065A (ja) * | 1983-09-16 | 1985-04-11 | テルモ株式会社 | カテ−テル用ガイドワイヤ |
-
1987
- 1987-11-20 JP JP62294516A patent/JPH01135363A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01135363A (ja) | 1989-05-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |