JPH0344573Y2 - - Google Patents

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JPH0344573Y2
JPH0344573Y2 JP1983061033U JP6103383U JPH0344573Y2 JP H0344573 Y2 JPH0344573 Y2 JP H0344573Y2 JP 1983061033 U JP1983061033 U JP 1983061033U JP 6103383 U JP6103383 U JP 6103383U JP H0344573 Y2 JPH0344573 Y2 JP H0344573Y2
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roof
guide rail
slide
roller
sliding roof
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、運搬用箱体におけるスライドルーフ
開閉装置に係り、特に運搬用箱体のルーフ部に移
動可能なスライドルーフを設け、かかるスライド
ルーフの移動によつてルーフ部を大きく開口せし
めて荷物の積卸しに便利とした構造に関するもの
である。
この種のスライドルーフ開閉装置は、バン型ト
ラツク、バン型トレーラの如きバン型車輌や、コ
ンテナ等の運搬用箱体の対向する側壁の上部にそ
れぞれガイドレールを設け、該ガイドレールに沿
つて、該箱体のルーフ部の少なくとも一部を構成
するスライドルーフを移動せしめることにより、
該スライドルーフの設けられたルーフ部分を開閉
せしめるようにしたものであつて、従来から、各
種の構造のものが提案され、例えば実公昭51−
41302号公報、実公昭51−26405号公報、実開昭53
−123714号公報、実開昭55−31722号公報等にも、
その一例が明らかにされている。
しかしながら、これら従来からのスライドルー
フの開閉構造にあつては、箱体内への雨水の侵入
や箱体内からの冷気の逃散等を阻止するために、
スライドルーフによるルーフ開口部の閉鎖に際し
ては、密閉構造が形成されるような構造とする必
要があり、一方そのようなルーフ開口部の開口に
際しては、該スライドルーフを前後方向に移動せ
しめる必要があるところから、一般に、その構造
が複雑となつており、また操作も面倒であつたの
である。例えば、スライドルーフの移動に際し
て、密閉構造となすためのシール部材に摺接せし
めつつ、該スライドルーフを移動させる従来装置
にあつては、この摺接のために惹起される摩擦抵
抗のため、該スライドルーフの開放操作に多大な
労力が必要となるのである。また、スライドルー
フを一旦上方に持ち上げた後、移動させる従来装
置にあつては、前述のような摩擦摺動に基づく操
作性の問題は生じないものの、かかるスライドル
ーフの上昇作動と前後方向への移動のためにそれ
ぞれ独立した機構を採用するものであるため、側
壁上部の構造が著しく複雑となるのであり、また
かかるスライドルーフを上昇せしめた状態で前後
方向に移動せしめるために、特別の複雑な構造の
採用も要請されているのである。
ここにおいて、本考案は、かかる事情を背景に
して為されたものであつて、その目的とするとこ
ろは、スライドルーフの移動を極めて軽快に且つ
容易に行い得るようにした、構造の簡単なスライ
ドルーフ開閉装置を提供することにある。
そして、かかる目的を達成するために、本考案
にあつては、運搬用箱体の対向する側壁の上部に
それぞれガイドレールを設け、該ガイドレールに
沿つて、該箱体のルーフ部の少なくとも一部を構
成するスライドルーフを移動せしめることによ
り、該スライドルーフの設けられたルーフ部分を
開閉せしめるようにした装置において、前記スラ
イドルーフの両側部に、前記ガイドレールに係合
して滑動するコロが取り付けられた複数のリンク
をそれぞれ枢着せしめ、且つ前記スライドルーフ
の少なくともそれぞれの側部に位置するリンクが
前記コロを回動中心として同時に回動せしめられ
るように、所定の連結ロツドを介して連結せしめ
ると共に、前記スライドルーフのそれぞれの側部
に位置するリンクの少なくとも一つに、前記コロ
回りの回動によつて前記ガイドレールに係合して
滑動し得る補助コロを設けることにより、該リン
クのコロ回りの回動によつて上昇せしめられたス
ライドルーフを、前記ガイドレールに係合したコ
ロ並びに補助コロにて支持しつつ移動せしめ得る
ようにする一方、前記ルーフ部分のスライドルー
フによる閉鎖時における前記リンクの補助コロ位
置のガイドレール部分に、該ガイドレールから一
体的に上方若しくは下方に湾曲して延びる補助コ
ロ誘導レールに設けて、かかるスライドルーフに
よる閉鎖時に該補助コロを該ガイドレールから該
補助コロ誘導レールに誘導せしめ、各リンクのコ
ロ回りの回動を許容して、該スライドルーフを下
降せしめ得るようにしたのである。
従つて、かくの如き本考案によれば、スライド
ルーフがその両側部に設けられた複数のリンクの
回動によつて上昇或いは下降せしめられ、そして
該リンクの回動中心となるコロがガイドレールに
案内されて移動せしめられることにより、該スラ
イドルーフが容易に移動せしめられ得ることとな
るのであり、またかかるリンクの回動によつて、
該リンクの取り付けられた補助コロがガイドレー
ルに係合して滑動せしめられ得るようにされるこ
とにより、かかるガイドレールに係合した補助コ
ロ並びにリンクの回動中心となるコロにて、該ス
ライドルーフを支持しつつ移動せしめ得るところ
から、上昇したスライドルーフとその状態に効果
的に保持しつつ容易に移動せしめ得ることとな
り、しかも構造においても極めて簡単と為し得た
のである。
また、スライドルーフによるルーフ部の閉鎖時
においては、その時の補助コロ位置に対応するよ
うに、ガイドレールから一体的に延びる補助コロ
誘導レールが設けられているために、補助コロは
ガイドレールから補助コロ誘導レールに円滑に誘
導せしめられ、以て各リンクのコロ回りの回動を
許容して、該スライドルーフを下降せしめるとこ
ろから、かかるスライドルーフの下降位置が定ま
り、これによりルーフ部のスライドルーフによる
閉鎖が容易に且つ確実に行われ得るのである。
以下、本考案を更に具体的に明らかにするため
に、本考案に従う実施例を、図面に基づいて詳細
に説明することとする。
まず、第1図及び第2図には、本考案に従うス
ライドルーフ開閉装置の一例を備ええたバン型ト
ラツクの全体が示されており、そこにおいて該バ
ン型トラツクの後部に配置される荷物室2は、そ
のルーフ部(屋根部)が固定ルーフ4とスライド
ルーフ6とにより構成されている。そして、該ス
ライドルーフ6が車輌前後方向(図において左右
方向)に移動せしめられることにより、該スライ
ドルーフ6の設けられたルーフ部分を大きく開口
せしめ、該荷物室2に対する荷物の積卸しが、容
易となるようにされているのである。
そして、かかるスライドルーフ6の両側部に
は、第3図及び第4図からも明らかなように、ほ
ぼ直角三角形を為す複数(ここでは、それぞれ2
個)のリンク8が、その直角でない角部におい
て、それぞれ枢着せしめられており、またかかる
リンク8の直角を為す角部に主コロ10が取り付
けられ、更に該リンク8の他の直角でない角部
が、スライドルーフ側部の同じ側に位置する前後
のリンク8,8間において連結ロツド12によつ
て連結せしめられており、該連結ロツド12の軸
方向への移動によつて前後のリンク8,8がそれ
ぞれの主コロ10の回りを回動せしめられ、第4
図に示されるように、スライドルーフ6が上昇せ
しめられるようになつている。なお、スライドル
ーフ6と前方側のリンク8との間には、引張バネ
14が張架されており、その付勢力によつて当該
リンク8、更には連結ロツド12にて連結されて
いる他のリンク8にそれぞれの主コロ10回りの
回動作用を与えて、スライドルーフ6の上昇が容
易となるようになつている。また、スライドルー
フ6のそれぞれの側部で後方に位置するリンク8
には、それぞれ主コロ10と連結ロツド12の枢
着部との間に位置して、該主コロ10と同様な補
助コロ16が設けられている。
一方、第5図乃至第7図から明らかなように、
荷物室2のそれぞれの側壁18の上端部には、荷
物室2の前後方向に延びる逆C字形(図におい
て)のガイドレール20が配設されており、そし
て該ガイドレール20内にリンク8に取り付けら
れた主コロ10並びに補助コロ16が係合されて
滑動せしめられ得るようになつている。また、か
かるガイドレール20の後端部には、第3図およ
び第4図に示されるように、該ガイドレール20
に一体的に形成された、下方に湾曲して延びる円
弧状の補助コロ誘導レール22が、設けられてい
る。より具体的には、かかる補助コロ誘導レール
22の曲率半径がほぼ主コロ10と補助コロ16
との間の距離に等しくされ、スライドルーフ6に
よるルーフ開口部の閉鎖時に、補助コロ16をガ
イドレール20から補助コロ誘導レール22に誘
導せしめ、これによつてリンク8を主コロ10回
りに回動せしめることにより、該スライドルーフ
6を下降せしめるようになつているのである。
また、スライドルーフ6の移動によつて開口せ
しめられるルーフ部分に位置する荷物室2の側壁
18の上部内側には、第5図および第6図に示さ
れるように深い溝部24が設けられて、スライド
ルーフ6が下降せしめられた際に、同様に下降す
るリンク8、連結ロツド12、さらには引張バネ
14を収容し得るようになつている。また、固定
ルーフ4部分に位置する側壁18の上部には、第
7図に示されるように、ガイドレール20を収容
する浅い溝部26が設けられている。そして、そ
れぞれの溝部24,26には水抜き穴28,30
がそれぞれ設けられているのである。さらに、第
5図に示されるように、スライドルーフ6の側部
に張り出した張出し部分32に取り付けられた第
1のシール34が、側壁18の上端面に押しつけ
られる一方、スライドルーフ6の側部下部に取り
付けられた第2のシール36が溝部24を形成す
る内側の側壁部分の上端面に押しつけられること
によつて、二重のシール機構が形成されているの
である。
従つて、かかる構造の荷物室2においては、そ
のルーフ開口部が、第3図に示されるようにスラ
イドルーフ6にて閉鎖された状態においては、ス
ライドルーフ6の両側部にそれぞれ位置するリン
ク8は、主コロ10の回りに下方に回動して、補
助コロ16が補助コロ誘導レール22内に位置せ
しめられており、これによつて前後のリンク8,
8間を繋ぐ連結ロツド12は最下位に位置し、ま
た引張バネ14はその引き伸ばしによつて、最も
大きな引張力をリンク8に作用せしめている。
なお、このような状態において、ルーフ開口部
とスライドルーフ6との間のシールは、幅方向で
は、第5図に示されるように、第1及び第2のシ
ール34,36による二重のシール機構によつて
行われ、また、スライドルーフ6の前端部分で
は、そこに設けられたシール38が固定ルーフ4
の後端部に押しつけられることによつて達成され
ており、更にスライドルーフ6の後部がドアヘツ
ダ部分40とされているところから、かかるドア
ヘツダ部分40とされているところから、かかる
ドアヘツダ部40に対して荷物室の後壁部に設け
られるドア、例えば、観音開き式のドア42が取
り付けられることにより、そこに従来と同様なシ
ールが形成され、以てルーフ開口部回りのシール
が完成されるのである。
そして、このように、スライドルーフ6にて閉
鎖されたルーフ開口部を開放せしめるには、ドア
42をロツクしているロツクロツド44を、ヘツ
ダ部40に設けられているカム46から外し、適
当な手段にて連結ロツド12を後方に引つ張る
か、或いはヘツダ部40乃至はスライドルーフ6
全体を斜め上方に持ち上げるようにすることによ
り、補助コロ16は補助コロ誘導レール22内を
滑動してガイドレール20に導かれ、それととも
に各リンク8は、第3図において左回りに、主コ
ロ10の回りに回動せしめられて、第4図におけ
る実線で示す状態となるのである。この際、引張
バネ14の引張力はリンク8のコロ10回りの回
動作用を助け、スライドルーフ6の第4図の如き
状態への上昇作動を軽快と為すのである。
そして、第4図に実線で示される如く上昇せし
められたスライドルーフ6は、適当な手段にて前
方に(図において、左方向に)ガイドレール20
の案内に従つて移動せしめられ、二点鎖線で示さ
れる位置まで移動して、ルーフ開口部を開放せし
めるのである。なお、このスライドルーフ6の前
方への移動に際して、該スライドルーフ6を支持
するリンク8は、その後方に位置するものが主コ
ロ10と共に補助コロ16を有し、それら二つの
コロ10,16にて支持することとなるため、該
後方のリンク8はコロ10回りに回動することは
なく、同時にそれに連結ロツド12にて連結され
た前方のリンク8も回動せしめられ得ず、以てス
ライドルーフ6は上昇された状態に効果的に保持
され得ることとなるのである。
また、かかるスライドルーフ6にてルーフ開口
部を閉鎖せしめるに際しては、上記とは逆の手順
にて行れることとなるが、かかるスライドルーフ
6がルーフ開口部の閉鎖位置に達した時(第4図
の実線で示す状態)、補助コロ16の位置に補助
コロ誘導レール22が存在せしめられているとこ
ろから、かかる補助コロ誘導レール22内に補助
コロ16が誘導され易く、それ故コロ10回りの
リンク8の回動を容易に惹起せしめ得て、スライ
ドルーフ6の下降を行わしめ、以てルーフ開口部
をスライドルーフ6にて効果的に閉鎖せしめ得る
のである。しかも、このようにガイドレール20
に係合して滑動してきた補助コロ16が、ルーフ
開口部の閉鎖位置においてのみ、効果的に補助コ
ロ誘導レール22内に誘導せしめられることとな
るところから、スライドルーフ6の下降位置、換
言すれば、ルーフ開口部の閉鎖位置が一義的に決
定されることとなり、以てルーフ開口部の閉鎖操
作を確実に且つ正確に行い得る利点を発揮し得る
のである。
このように、かかる実施例のスライドルーフ6
の開閉機構に従えば、単にスライドルーフ6の両
側部に設けた複数のリンク8を主コロ10の回り
に回動せしめることによつて、上昇或いは下降せ
しめ、そしてその上昇した状態において、主コロ
10並びに補助コロ16によつて支持しつつ、そ
れらコロ10,16をガイドレール20内に転動
せしめることにより、ルーフ開口部の開放、閉鎖
を円滑に且つ軽快に行わしめることが出来、しか
も構造上においても、補助コロ16をリンク8に
設けたり、補助コロ誘導レール22をガイドレー
ル20に一体的に形成する等の構造を単に採用す
るだけで、前述の如きスライドルーフ6の上昇、
下降、更には前後方向の移動を効果的に行い得
て、著しく簡単な構造と為し得るのである。
その他、上例の構造に従えば、スライドルーフ
6が上方に平行移動(上昇)して、シールが離れ
てからスライド(移動)するために、その動きが
軽快であり、また一方、閉鎖時には下方に平行移
動して閉まるために、シールがしつかりと密着し
て気密性が高められ、以て内部の冷気が漏れた
り、雨水や湿気が侵入したりすることも効果的に
阻止され、更には引張バネ14による付勢作用に
より、スライドルーフ6の上下移動を軽く行い得
る利点も生じるのである。また、スライドルーフ
6のリフト量が大きくとれるころから、該ルーフ
に断熱層を形成したりして、ルーフの厚さが厚く
なつた場合でも有効に実施し得るのであり、さら
に上例の如くスライドルーフ6の後端部後壁部の
ドア42のヘツダ部40を一体的に形成せしめれ
ば、該スライドルーフ6の移動によつて、ヘツダ
部40も一体的に移動せしめられて取り除かれる
こととなるために、荷物室2に対する後方からの
荷物の積込みが極めて容易となる利点を生ずるの
である。
なお、荷物室2の後壁部に設けられるドア40
のヘツダ部を、上例とは異なり、第8図に示され
るようにスライドルーフ6とは別体のヘツダ部4
8として構成し、該ヘツダ部48をその一端部の
回りに回動せしめて、荷物の積卸し時に邪魔にな
らないように移動せしめるようにすることも可能
である。
さらに、上例の構造においては、ガイドレール
20がその下部の左右が立ち上がる傾斜部とされ
て、そこに係合、滑動せしめられる主コロ10、
補助コロ16の横ずれが効果的に阻止せしめられ
て、安定したスライドを行ない得るような構造と
されているが、また第9図、第10図及び第11
図に示される如き、ガイドレール50,52,5
4とコロ56,58の構造との組合せを用いて
も、同様な効果を奏せしめることが可能である。
また、第12図乃至第15図には、本考案に係
るスライドルーフ開閉装置の他の例を設けた運搬
用箱体60が示されている。この実施例の構造の
ものにおいて、上例と同様な部分には、同一の番
号を付して詳細な説明は省略することとし、主と
して異なる部分についてのみ指摘することに止め
る。要するに、この実施例の前記実施例と大きく
異なるところは、箱体60の前後方向に延びるガ
イドレール62が、該箱体60の外部に露出する
ように、ルーフ部の両側、換言すれば箱体60の
側壁の上端部に取り付けられている点にある。こ
のため、スライドルーフ6の上昇、下降、更には
前後方向への移動のための機構が、全て箱体60
外に露出せしめられているのである。ガイドレー
ル62の後方側の端部には、上方に湾曲した補助
コロ誘導レール64が一体的に設けられている。
そして、このガイドレール62及び補助コロ誘導
レール64に係合し滑動せしめられる主コロ1
0、補助コロ16を取り付けたL字形の後方リン
ク66が、スライドルーフ6の両側部に配置さ
れ、それらが軸68の両端に固定されると共に、
かかる軸68がそれを枢支する取付部材70によ
つて、スライドルーフ6の上面に取り付けられて
いる。また、スライドルーフ6の前部の側部に位
置して、ストレートな前方リンク72が、その一
端部に取り付けた前例と同様なコロ10(図示せ
ず)をガイドレール62に係合せしめて配置さ
れ、そしてその他方の端部に軸74が取り付けら
れると共に、かかる軸74が、それを枢支する取
付部材76によつて、スライドルーフ6の上面に
取り付けられているのである。
そして、かかる前後の二つの軸68,74を連
結せしめる連結ロツド78が、それぞれレバー8
0を介して取り付けられており、更にかかる連結
ロツド78とスライドルーフ6の上面との間に引
張バネ14が張架され、リンク66、更にはリン
ク72に対して、その回動中心に位置せしめられ
た主コロ10回りの回動作用が与えられるように
なつている。
従つて、このような構造の装置にあつては、連
結ロツド78がその軸心方向前方に移動せしめら
れることによつて、それぞれのリンク66,72
のコロ10回りの回動力が惹起されることとな
り、そしてそれによつて、第15図に示されるよ
うに、スライドルーフ6は上方に持ち上げられ、
そして前方に移動せしめられることとなるのであ
る。なお、このようなスライドルーフ6の上昇に
よつて、L字形の後方リンク66の一方の端部に
取り付けられた補助コロ16は、補助コロ誘導レ
ール64からガイドレール62に導かれ、そして
前方に押しやられることによつて、それら主コロ
10、補助コロ16による支持の下に、スライド
ルーフ6は、上昇せしめられた状態に効果的に保
持され得るのである。
なお、本考案は、以上例示の具体例にのみ限定
して解釈されるものでは決してなく、本考案の趣
旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基
づいて種々なる変更、修正、改良等を加え得るも
のであつて、本考案はそのような態様をも全てそ
の範囲に含むものである。例えば、前記例示の具
体例からも明らかなように、スライドルーフを上
昇、下降更には移動せしめるために重要なリンク
(8,66,72)は、各種の形状をとり得るも
のであり、またその配置位置もスライドルーフ6
の両側部の適宜な位置が選定されることとなるの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るスライドルーフ開閉装置
の一例を備えたバン型トラツクの平面図であり、
第2図はその正面図であり、第3図はそのルーフ
開口部がスライドルーフにて閉鎖された状態を説
明するための荷物室の前後方向の断面図、第4図
はそのスライドルーフの上昇移動形態を示す第3
図に対応する図、第5図は第3図における−
視図、第6図乃び第7図はそれぞれ第4図におけ
る−視図及び−視図、第8図はドアヘツ
ダ部の他の形態を示す運搬用箱体の斜視図、第9
図、第10図及び第11図はそれぞれガイドレー
ルにたいするコロの係合形態を示す断面説明図で
あり、第12図は本考案に従うスライドルーフ開
閉装置の他の例を備えた運搬用箱体の斜視図、第
13図はその要部拡大斜視図、第14図は第12
図における−断面図、第15図は第14
図においてスライドルーフが上昇せしめられた状
態を示す図である。 2……荷物室、4……固定ルーフ、6……スラ
イドルーフ、8……リンク、10……主コロ、1
2……連結ロツド、14……引張バネ、16……
補助コロ、18……側壁、20……ガイドレー
ル、22……補助コロ誘導レール、40……ヘツ
ダ部、42……観音開き式ドア。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 運搬用箱体の対向する側壁の上部にそれぞれ
    ガイドレールを設け、該ガイドレールに沿っ
    て、該箱体のルーフ部の少なくとも一部を構成
    するスライドルーフを移動せしめることによ
    り、該スライドルーフの設けられたルーフ部分
    を開閉せしめるようにした装置において、 前記スライドルーフの両側部に、前記ガイド
    レールに係合して滑動するコロが取り付けられ
    た複数のリンクをそれぞれ枢着せしめ、且つ前
    記スライドルーフの少なくともそれぞれの側部
    に位置するリンクが前記コロを回動中心として
    同時に回動せしめられるように、所定の連結ロ
    ッドを介して連結せしめると共に、前記スライ
    ドルーフのそれぞれの側部に位置するリンクの
    少なくとも一つに、前記コロ回りの回動によっ
    て前記ガイドレールに係合して滑動し得る補助
    コロを設けることにより、該リンクのコロ回り
    の回動によって上昇せしめられたスライドルー
    フを、前記ガイドレールに係合したコロ並びに
    補助コロにて支持しつつ移動せしめ得るように
    する一方、前記ルーフ部分のスライドルーフに
    よる閉鎖時における前記リンクの補助コロ位置
    のガイドレール部分に、該ガイドレールから一
    体的に上方若しくは下方に湾曲して延びる補助
    コロ誘導レールを設けて、かかるスライドルー
    フによる閉鎖時に該補助コロを該ガイドレール
    から該補助コロ誘導レールに誘導せしめ、各リ
    ンクのコロ回りの回動を許容して、該スライド
    ルーフを下降せしめ得るようにしたことを特徴
    とする運搬用箱体におけるスライドルーフ開閉
    装置。 (2) 前記スライドルーフの後端部が、前記箱体の
    後壁部に設けられるドアのヘツダ部を構成し、
    該スライドルーフの前後方向の移動に従つて一
    体的に移動せしめられる実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の装置。 (3) 前記スライドルーフと前記箱体の後壁部に設
    けられるドアのヘツダ部とが別体とされ、且つ
    該ヘツダ部がその一方の端部回りに回動可能と
    されている実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の装置。 (4) 前記スライドルーフと前記リンク若しくは連
    結ロツドとの間に引張バネが張架され、該スラ
    イドルーフを上昇せしめる方向の前記コロ回り
    の回動作用が付与されている実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の装置。 (5) 前記コロ及び補助コロが、それらの移動方向
    に対して直角な方向のずれが実質的にならない
    ように、前記ガイドレールに対して係合せしめ
    られる実用新案登録請求の範囲第1項記載の装
    置。
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JPS59167028U JPS59167028U (ja) 1984-11-08
JPH0344573Y2 true JPH0344573Y2 (ja) 1991-09-19

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