JPH0344723B2 - - Google Patents
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- JPH0344723B2 JPH0344723B2 JP59146479A JP14647984A JPH0344723B2 JP H0344723 B2 JPH0344723 B2 JP H0344723B2 JP 59146479 A JP59146479 A JP 59146479A JP 14647984 A JP14647984 A JP 14647984A JP H0344723 B2 JPH0344723 B2 JP H0344723B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary blade
- branch
- operating tube
- guide member
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
この発明は、枝打機に関し、従来から枝打作業
において伝統的に使用されてきたナタに代え、動
力により、効率よく樹木の枝を打ち払うように構
成された枝打機に関する。
において伝統的に使用されてきたナタに代え、動
力により、効率よく樹木の枝を打ち払うように構
成された枝打機に関する。
林業の分野では、節目のない良質の柾目材を得
るために、樹木の育成過程でその樹木の上部の枝
葉を残し、下枝を打落す枝打作業が行われる。適
当な時期にこうした枝打を行なわないと、枝の節
目が成長し、後日その枝を打ち払つたとしても、
節目を巻くような年輪が消えず、建築用木材とし
ての品質を著しく低下させる。 しかしながら、昨今では、多くの材木用樹木が
こうした枝打作業が十分に行なわれないまま放置
されている。これは、枝打作業そのものがナタを
用いた旧態依然とした方法で行なわれ、作業に非
常な労力を要し、かつ、熟練を要するため、伝統
的な方式での枝打作業を満足に行なえる人員が激
減しているためである。 また、動力の助けを借りて枝打作業を行なえる
ようにした、たとえば、実開昭57−23158号公報
に示されているような動力式枝打機も開発されて
きてはいるが、この枝打機も種々問題が多く、こ
れも実用の域には達していない。 この公報に示された枝打機は、丸鋸を枝の根元
に対して樹皮に沿うようにして作用させるため、
丸鋸の周縁を半円弧状に覆い、かつ丸鋸の一側面
と略同一の平面内に位置するガイド面を有するU
字状のガイド部材を設けて構成されている。この
枝打機は、上記公報の第5図に示されているよう
に、上記U字状のガイド部材の一対のガイド部を
切断すべき枝を上下に挟むようにして樹皮に当接
させ、そのまま丸鋸を横方向に移動させると、上
記ガイド部材のガイド面とほぼ同一平面状の側面
を有する丸鋸が枝をその根元から切断するように
している。 しかしながら、このような枝打機では、丸鋸が
枝の断面を横方向に切り進んでゆくため、仮に枝
が風などで丸鋸側に揺れたような場合、枝の幹に
対してつながつている部分を支点とするテコ作用
により、切り進んだ丸鋸を挟んで対向する枝の根
元の切断面が強大る力で丸鋸を挟圧し、丸鋸の回
転を止めてしまつて作業が続行できなくなるばか
りか、丸鋸が途中まで切り進んだ状態で切り口に
食い込み、この丸鋸を抜き取ることができなくな
るといつた問題が頻繁に発生する。 また、丸鋸の移動は、単に上記ガイド部材を幹
に当てた状態で、作業者の意志による手の動きに
よつて行なわれるので、すなわち、丸鋸は、柔軟
な人体によつて支持され、かつ移動案内されるの
で、丸鋸が枝に切り込んだ後の丸鋸のビビリやふ
らつきを避けることができず、安定的な切断がお
こなわれず、危険であるばかりか、枝の切断面に
上記したビビリや振動の跡が残るため、切断面が
きれいに仕上がらないといつた問題がある。
るために、樹木の育成過程でその樹木の上部の枝
葉を残し、下枝を打落す枝打作業が行われる。適
当な時期にこうした枝打を行なわないと、枝の節
目が成長し、後日その枝を打ち払つたとしても、
節目を巻くような年輪が消えず、建築用木材とし
ての品質を著しく低下させる。 しかしながら、昨今では、多くの材木用樹木が
こうした枝打作業が十分に行なわれないまま放置
されている。これは、枝打作業そのものがナタを
用いた旧態依然とした方法で行なわれ、作業に非
常な労力を要し、かつ、熟練を要するため、伝統
的な方式での枝打作業を満足に行なえる人員が激
減しているためである。 また、動力の助けを借りて枝打作業を行なえる
ようにした、たとえば、実開昭57−23158号公報
に示されているような動力式枝打機も開発されて
きてはいるが、この枝打機も種々問題が多く、こ
れも実用の域には達していない。 この公報に示された枝打機は、丸鋸を枝の根元
に対して樹皮に沿うようにして作用させるため、
丸鋸の周縁を半円弧状に覆い、かつ丸鋸の一側面
と略同一の平面内に位置するガイド面を有するU
字状のガイド部材を設けて構成されている。この
枝打機は、上記公報の第5図に示されているよう
に、上記U字状のガイド部材の一対のガイド部を
切断すべき枝を上下に挟むようにして樹皮に当接
させ、そのまま丸鋸を横方向に移動させると、上
記ガイド部材のガイド面とほぼ同一平面状の側面
を有する丸鋸が枝をその根元から切断するように
している。 しかしながら、このような枝打機では、丸鋸が
枝の断面を横方向に切り進んでゆくため、仮に枝
が風などで丸鋸側に揺れたような場合、枝の幹に
対してつながつている部分を支点とするテコ作用
により、切り進んだ丸鋸を挟んで対向する枝の根
元の切断面が強大る力で丸鋸を挟圧し、丸鋸の回
転を止めてしまつて作業が続行できなくなるばか
りか、丸鋸が途中まで切り進んだ状態で切り口に
食い込み、この丸鋸を抜き取ることができなくな
るといつた問題が頻繁に発生する。 また、丸鋸の移動は、単に上記ガイド部材を幹
に当てた状態で、作業者の意志による手の動きに
よつて行なわれるので、すなわち、丸鋸は、柔軟
な人体によつて支持され、かつ移動案内されるの
で、丸鋸が枝に切り込んだ後の丸鋸のビビリやふ
らつきを避けることができず、安定的な切断がお
こなわれず、危険であるばかりか、枝の切断面に
上記したビビリや振動の跡が残るため、切断面が
きれいに仕上がらないといつた問題がある。
この発明は、上記した事情のもとで考え出され
たものであつて、その目的は、回転刃の切断すべ
き枝の軸方向に位置、および、切断すべき枝に対
する切り進み方向の移動を機械的に規定すること
ができ、しかも、操作管をその軸心方向に牽引操
作するという簡単な操作によつて回転刃が枝に対
して安定的に切り進むようにし、上記した従来例
の問題を一掃した回転刃付きの動力式枝打機を提
供することである。
たものであつて、その目的は、回転刃の切断すべ
き枝の軸方向に位置、および、切断すべき枝に対
する切り進み方向の移動を機械的に規定すること
ができ、しかも、操作管をその軸心方向に牽引操
作するという簡単な操作によつて回転刃が枝に対
して安定的に切り進むようにし、上記した従来例
の問題を一掃した回転刃付きの動力式枝打機を提
供することである。
上記の目的を達成するため、本発明では、次の
技術的手段を講じている。 すなわち、本発明は、操作管の先端部に、操作
管の軸心と平行な平面内で回転駆動される回転刃
を取付けた枝打機において、 上記回転刃の外周と交差する方向に略直線的に
延び、かつ上記回転刃の回転方向と対向する方向
を向くとともに、鋸刃状をした掛着部を先端に有
するガイド部材を、上記掛着部が上記回転刃の外
周より外側にある位置から上記回転刃の外周より
内側にある位置までの間を、ほぼ上記操作管の軸
心方向に往復移動しうるようにして上記操作管の
先端部に対して実質的に支持する一方、 上記ガイド部材を、上記掛着部が上記回転刃の
外周より外側に移動するように弾力付勢したこと
を特徴とする。
技術的手段を講じている。 すなわち、本発明は、操作管の先端部に、操作
管の軸心と平行な平面内で回転駆動される回転刃
を取付けた枝打機において、 上記回転刃の外周と交差する方向に略直線的に
延び、かつ上記回転刃の回転方向と対向する方向
を向くとともに、鋸刃状をした掛着部を先端に有
するガイド部材を、上記掛着部が上記回転刃の外
周より外側にある位置から上記回転刃の外周より
内側にある位置までの間を、ほぼ上記操作管の軸
心方向に往復移動しうるようにして上記操作管の
先端部に対して実質的に支持する一方、 上記ガイド部材を、上記掛着部が上記回転刃の
外周より外側に移動するように弾力付勢したこと
を特徴とする。
本発明の枝打機は、上記の手段を採用すること
により、次の作用・効果を奏する。 本発明の枝打機は、独特の形態と特定の移動行
程をもつ掛着部を備えるガイド部材が、操作管の
先端部に支持されていることに特徴づけられる。
すなわち、上記掛着部は、回転刃の外周と交差す
る方向に略直線的に延びるとともに、回転刃の回
転方向と対向する方向を向き、しかも鋸刃状の形
態をもつている。そしてこの掛着部の移動行程
は、回転刃の外周より外側にある位置から回転刃
の外周より内側にある位置までの間を、ほぼ操作
管の軸心方向に往復移動しうるように設定されて
いる。また、上記ガイド部材は、上記掛着部が、
その移動行程の一端、すなわち回転刃の外周より
外側にある位置に常時復帰するように弾力付勢さ
れている。 通常時、上記掛着部は、回転刃の外周より外側
にあり、しかも回転刃の回転方向と対向する方向
を向くようにして形成され、かつその延びる方向
が直線的になつていることから、操作管を操作し
て、上記鋸刃状の掛着部を切断すべき枝の表面に
引つ掛ける作業は容易に行える。この掛着部は上
述のとおり鋸刃状をしているから、切断すべき枝
の表面に掛着された上記掛着部は、枝に対してそ
の軸直角方向の移動が阻止されることはもちろ
ん、枝の延びる方向にずれ動くことも確実に阻止
される。 そして、この掛着部は、操作管の軸心方向に回
転刃の外周より外側から内側へ移動可能となつて
いるから、上記のように掛着部が切断すべき枝の
表面に掛着された状態において操作管をそのほぼ
軸心方向に引き下ろすことができる。すなわち、
操作管の先端部に支持された回転刃は、上記のご
とくガイド部材に案内されながら、切断すべき枝
に対して、操作管の軸心方向にその移動が規制さ
れながら移動することができる。したがつて、回
転刃の枝に対する切り込みが、きわめてスムーズ
で安定することになる。このような効果は、たと
えば、手引き鋸で木材を切ろうとする場合、刃先
が横方向にずれ動いてうまく切り込むのが難しい
のと対照して考えれば明白である。 また、本発明の枝打機によれば、操作管をその
軸心方向に牽引する操作力が、そのまますべてが
回転刃を定められた方向に移動させる操作力とし
て作用するので、このことによつても、枝切断作
業の作業性を、格段に向上させることができるの
である。 以上のように、本発明の枝打機を用いた枝打作
業には、まつたく熟練を不要とし、しかも、回転
刃の移動方向を制御するための筋力あるいは熟練
も不要であり、誰にでも、品質の一定した枝打作
業がきわめて効率的に行えるようになる。
により、次の作用・効果を奏する。 本発明の枝打機は、独特の形態と特定の移動行
程をもつ掛着部を備えるガイド部材が、操作管の
先端部に支持されていることに特徴づけられる。
すなわち、上記掛着部は、回転刃の外周と交差す
る方向に略直線的に延びるとともに、回転刃の回
転方向と対向する方向を向き、しかも鋸刃状の形
態をもつている。そしてこの掛着部の移動行程
は、回転刃の外周より外側にある位置から回転刃
の外周より内側にある位置までの間を、ほぼ操作
管の軸心方向に往復移動しうるように設定されて
いる。また、上記ガイド部材は、上記掛着部が、
その移動行程の一端、すなわち回転刃の外周より
外側にある位置に常時復帰するように弾力付勢さ
れている。 通常時、上記掛着部は、回転刃の外周より外側
にあり、しかも回転刃の回転方向と対向する方向
を向くようにして形成され、かつその延びる方向
が直線的になつていることから、操作管を操作し
て、上記鋸刃状の掛着部を切断すべき枝の表面に
引つ掛ける作業は容易に行える。この掛着部は上
述のとおり鋸刃状をしているから、切断すべき枝
の表面に掛着された上記掛着部は、枝に対してそ
の軸直角方向の移動が阻止されることはもちろ
ん、枝の延びる方向にずれ動くことも確実に阻止
される。 そして、この掛着部は、操作管の軸心方向に回
転刃の外周より外側から内側へ移動可能となつて
いるから、上記のように掛着部が切断すべき枝の
表面に掛着された状態において操作管をそのほぼ
軸心方向に引き下ろすことができる。すなわち、
操作管の先端部に支持された回転刃は、上記のご
とくガイド部材に案内されながら、切断すべき枝
に対して、操作管の軸心方向にその移動が規制さ
れながら移動することができる。したがつて、回
転刃の枝に対する切り込みが、きわめてスムーズ
で安定することになる。このような効果は、たと
えば、手引き鋸で木材を切ろうとする場合、刃先
が横方向にずれ動いてうまく切り込むのが難しい
のと対照して考えれば明白である。 また、本発明の枝打機によれば、操作管をその
軸心方向に牽引する操作力が、そのまますべてが
回転刃を定められた方向に移動させる操作力とし
て作用するので、このことによつても、枝切断作
業の作業性を、格段に向上させることができるの
である。 以上のように、本発明の枝打機を用いた枝打作
業には、まつたく熟練を不要とし、しかも、回転
刃の移動方向を制御するための筋力あるいは熟練
も不要であり、誰にでも、品質の一定した枝打作
業がきわめて効率的に行えるようになる。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ具体
的に説明する。 なお、図面には、背負止の原動機と先端に回転
刃を取付けた操作管とをフレキシブルな伝動軸で
連結し、装置の重量の大部分を作業者の肩ないし
背中で支承するようにした例を示しているが、も
ちろん操作管の基部に原動機を直接取付けた原動
機一体型に構成することもできる。 第1図は、本考案の枝打機1の全体を示す。こ
の枝打機を駆動するためのエンジン2は、作業者
の背中に背負いうるように構成された背負枠3に
支持される。この背負枠3は、エンジン2を上下
方向の軸回りに回動可能に支持する上下の略水平
支枠3a,3bを垂直枠3cで連結した、側面視
ほぼコ字状を呈する。エンジン2は、これを載置
するエンジンブラケツト4の上下を上記上下の水
平支枠3a,3bに回転可能に支持することによ
り、上記背負枠3に対して取付けられている。ま
た、上記背負枠3には、肩掛けバンド5が取付け
られる。 エンジン3の回転出力は、フレキシブルチユー
ブ7内に通挿されたフレキシブルワイヤ(図に表
れず)ないし、上記フレキシブルチユーブ7の先
端に接続された操作管8の内部の剛性伝動軸(図
に表れず)を介して、操作管の先端の回転刃9に
伝達され、これを回転させるようになつている。 回転刃9が取付けられる、操作管8の先端部の
構造の詳細を第2図および第3図に示す。操作管
8の先端部には、この操作管8内の伝動軸(図示
略)の軸線と直交する軸線を有する回転刃支持軸
10を回転可能に支持するとともに、上記伝動軸
先端の傘歯車11と、これに噛合し、かつ、上記
回転刃支持軸10の基部に取付けられた傘歯車1
2とを収納するギヤボツクス13が取付けられて
いる。上記回転刃支持軸10の先端には、適当な
径のバツクアツプ部材14を介して、回転刃9が
取付けられる。 一方、上記の操作管8の先端部には、上記回転
刃9と平行な平面内で、切断対象に対して相対移
動不可能に掛着しうる掛着部15を有するガイド
部材16が、上記掛着部15が回転刃9の周縁を
操作管8の軸心方向に横切る恰好で、一定の移動
軌跡を往復動しうるようにして設けられる。 第2図および第3図に示す例では、鋸刃状の刃
15aを列設して構成した掛着部15が、回転刃
9の周縁から操作管8の基部方向に離れた位置
(第2図実線)から回転刃9の周縁を横切つて回
転刃9と完全に重なる位置(第2図仮想線)ま
で、操作管8の延びる方向と平行な直線軌跡を往
復動するようにしている。これには、たとえば、
上記ギヤボツクス13に設けた支持鍔17に、回
転刃9と平行であつて、操作管8と平行な直線上
に一定距離離れた係合ピン18,18を有する案
内板19を固着し、これに対して上記掛着部15
を有するガイド部材16を、それに形成し長溝状
のガイド溝20が上記係合ピン18,18にスラ
イド可能に係合するようにして支持させて構成す
ればよい。なお、ガイド部材16は、これと上記
案内板19との間にバネ21を介装することによ
り、常時第2図左方向、すなわち、第2図に実線
で示す状態に弾性的に復帰する傾向が付与されて
いる。また、図において符号22で示すものは、
操作管8のグリツプ近くに設けられたスロツトル
レバーである。 次に、第2図および第3図に示す実施例の作用
を説明する。 まず、操作管8を若干立てるようにして、ガイ
ド部材16の掛着部15を切断すべき枝Aに引つ
掛け、このガイド部材16を枝Aに対して相対移
動不可能に固定する。このガイド部材16は、バ
ネ12の働きにより、第2図に実線で示すよう
に、回転刃9の周縁から操作管8の基部方向に飛
び出た恰好となつている。本発明では、上記掛着
部として複数の鋭利な歯15aで構成しているの
で、これを枝表面に対して軽く押し付けるだけ
で、容易に枝に対して固定することができる。そ
して、スロツトルレバー22を操作して回転刃9
を矢印B方向に回転させながら、操作管8を第2
図矢印C方向、すなわち操作管8の軸心方向に軽
く引くだけで、この枝Aはきわめて容易にかつ安
定的に切断される。すなわち、上記のように操作
管8を矢印C方向に引くと、ガイド部材16ない
しこれに固定された枝Aは、枝打機1に対して相
対的に第2図に仮想線で示すように移動するので
ある。ガイド部材16は枝Aに対して枝が延びる
方向、すなわち第2図の画面の直角方向に相対移
動せず、しかも、ガイド部材16の上記掛着部1
5の移動軌跡は、回転刃9と平行であつて、その
周縁を横断する直線状に規定されているので、回
転刃9は、枝Aに対してその延びる方向にずれ動
くことなく安定的に切込み、かつ枝に対して第2
図上下方向にふらつくことなく安定的に図の仮想
線で示す状態まで切り進み、この枝Aを切断す
る。切断が終了すると、枝Aは落下するから、上
記ガイド部材16は、バネ21の働きにより、自
動的に第2図に実線で示す状態に復帰する。上記
と同様に、つづいて他の枝を切断してゆけばよ
い。 なお、本発明の範囲は上述した実施例に限定さ
れないことはもちろんである。たとえば、第2図
および第3図に示す例では、ガイド部材16が回
転刃9の上面、すなわち、ギヤボツクス13側で
回転刃に対して平行に位置するようにしている
が、回転刃9の反対側に位置させてもよい。 さらに、上記の実施例では、ガイド部材16な
いし掛着部15はスライド機構により直線的に往
復動するように構成しているが、第4図に示すよ
うに鋸歯状の掛着部15a′を有する回動アーム状
のガイド部材16′を、ギヤボツクス13ないし
操作管8に固定した支持ブラケツト23に取付け
るとともに、このガイド部材16′の挟着部15
a′の回動軌跡が回転刃9の周縁を操作管8の軸心
方向に横断するようにしてもよい。この場合にお
いても、第2図および第3図に示す例と同様の作
用により枝切断が行なわれることは明白である。 以上のように、本考案の枝打機は、ナタを用い
た従来の伝統的な枝打手法をきわめて合理的なも
のに改革しうる。
的に説明する。 なお、図面には、背負止の原動機と先端に回転
刃を取付けた操作管とをフレキシブルな伝動軸で
連結し、装置の重量の大部分を作業者の肩ないし
背中で支承するようにした例を示しているが、も
ちろん操作管の基部に原動機を直接取付けた原動
機一体型に構成することもできる。 第1図は、本考案の枝打機1の全体を示す。こ
の枝打機を駆動するためのエンジン2は、作業者
の背中に背負いうるように構成された背負枠3に
支持される。この背負枠3は、エンジン2を上下
方向の軸回りに回動可能に支持する上下の略水平
支枠3a,3bを垂直枠3cで連結した、側面視
ほぼコ字状を呈する。エンジン2は、これを載置
するエンジンブラケツト4の上下を上記上下の水
平支枠3a,3bに回転可能に支持することによ
り、上記背負枠3に対して取付けられている。ま
た、上記背負枠3には、肩掛けバンド5が取付け
られる。 エンジン3の回転出力は、フレキシブルチユー
ブ7内に通挿されたフレキシブルワイヤ(図に表
れず)ないし、上記フレキシブルチユーブ7の先
端に接続された操作管8の内部の剛性伝動軸(図
に表れず)を介して、操作管の先端の回転刃9に
伝達され、これを回転させるようになつている。 回転刃9が取付けられる、操作管8の先端部の
構造の詳細を第2図および第3図に示す。操作管
8の先端部には、この操作管8内の伝動軸(図示
略)の軸線と直交する軸線を有する回転刃支持軸
10を回転可能に支持するとともに、上記伝動軸
先端の傘歯車11と、これに噛合し、かつ、上記
回転刃支持軸10の基部に取付けられた傘歯車1
2とを収納するギヤボツクス13が取付けられて
いる。上記回転刃支持軸10の先端には、適当な
径のバツクアツプ部材14を介して、回転刃9が
取付けられる。 一方、上記の操作管8の先端部には、上記回転
刃9と平行な平面内で、切断対象に対して相対移
動不可能に掛着しうる掛着部15を有するガイド
部材16が、上記掛着部15が回転刃9の周縁を
操作管8の軸心方向に横切る恰好で、一定の移動
軌跡を往復動しうるようにして設けられる。 第2図および第3図に示す例では、鋸刃状の刃
15aを列設して構成した掛着部15が、回転刃
9の周縁から操作管8の基部方向に離れた位置
(第2図実線)から回転刃9の周縁を横切つて回
転刃9と完全に重なる位置(第2図仮想線)ま
で、操作管8の延びる方向と平行な直線軌跡を往
復動するようにしている。これには、たとえば、
上記ギヤボツクス13に設けた支持鍔17に、回
転刃9と平行であつて、操作管8と平行な直線上
に一定距離離れた係合ピン18,18を有する案
内板19を固着し、これに対して上記掛着部15
を有するガイド部材16を、それに形成し長溝状
のガイド溝20が上記係合ピン18,18にスラ
イド可能に係合するようにして支持させて構成す
ればよい。なお、ガイド部材16は、これと上記
案内板19との間にバネ21を介装することによ
り、常時第2図左方向、すなわち、第2図に実線
で示す状態に弾性的に復帰する傾向が付与されて
いる。また、図において符号22で示すものは、
操作管8のグリツプ近くに設けられたスロツトル
レバーである。 次に、第2図および第3図に示す実施例の作用
を説明する。 まず、操作管8を若干立てるようにして、ガイ
ド部材16の掛着部15を切断すべき枝Aに引つ
掛け、このガイド部材16を枝Aに対して相対移
動不可能に固定する。このガイド部材16は、バ
ネ12の働きにより、第2図に実線で示すよう
に、回転刃9の周縁から操作管8の基部方向に飛
び出た恰好となつている。本発明では、上記掛着
部として複数の鋭利な歯15aで構成しているの
で、これを枝表面に対して軽く押し付けるだけ
で、容易に枝に対して固定することができる。そ
して、スロツトルレバー22を操作して回転刃9
を矢印B方向に回転させながら、操作管8を第2
図矢印C方向、すなわち操作管8の軸心方向に軽
く引くだけで、この枝Aはきわめて容易にかつ安
定的に切断される。すなわち、上記のように操作
管8を矢印C方向に引くと、ガイド部材16ない
しこれに固定された枝Aは、枝打機1に対して相
対的に第2図に仮想線で示すように移動するので
ある。ガイド部材16は枝Aに対して枝が延びる
方向、すなわち第2図の画面の直角方向に相対移
動せず、しかも、ガイド部材16の上記掛着部1
5の移動軌跡は、回転刃9と平行であつて、その
周縁を横断する直線状に規定されているので、回
転刃9は、枝Aに対してその延びる方向にずれ動
くことなく安定的に切込み、かつ枝に対して第2
図上下方向にふらつくことなく安定的に図の仮想
線で示す状態まで切り進み、この枝Aを切断す
る。切断が終了すると、枝Aは落下するから、上
記ガイド部材16は、バネ21の働きにより、自
動的に第2図に実線で示す状態に復帰する。上記
と同様に、つづいて他の枝を切断してゆけばよ
い。 なお、本発明の範囲は上述した実施例に限定さ
れないことはもちろんである。たとえば、第2図
および第3図に示す例では、ガイド部材16が回
転刃9の上面、すなわち、ギヤボツクス13側で
回転刃に対して平行に位置するようにしている
が、回転刃9の反対側に位置させてもよい。 さらに、上記の実施例では、ガイド部材16な
いし掛着部15はスライド機構により直線的に往
復動するように構成しているが、第4図に示すよ
うに鋸歯状の掛着部15a′を有する回動アーム状
のガイド部材16′を、ギヤボツクス13ないし
操作管8に固定した支持ブラケツト23に取付け
るとともに、このガイド部材16′の挟着部15
a′の回動軌跡が回転刃9の周縁を操作管8の軸心
方向に横断するようにしてもよい。この場合にお
いても、第2図および第3図に示す例と同様の作
用により枝切断が行なわれることは明白である。 以上のように、本考案の枝打機は、ナタを用い
た従来の伝統的な枝打手法をきわめて合理的なも
のに改革しうる。
第1図は本発明を適用した枝打機の全体図、第
2図は本発明の一実施例の要部の一部切り欠き平
面図、第3図は第2図の−線に沿う断面図、
第4図は本発明の他の実施例の要部の一部切り欠
き平面図である。 1……枝打機、2……動力源(エンジン)、8
……操作管、9……回転刃、15……掛着部、1
6……ガイド部材。
2図は本発明の一実施例の要部の一部切り欠き平
面図、第3図は第2図の−線に沿う断面図、
第4図は本発明の他の実施例の要部の一部切り欠
き平面図である。 1……枝打機、2……動力源(エンジン)、8
……操作管、9……回転刃、15……掛着部、1
6……ガイド部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 操作管の先端部に、操作管の軸心と平行な平
面内で回転駆動される回転刃を取付けた枝打機に
おいて、 上記回転刃の外周と交差する方向に略直線的に
延び、かつ上記回転刃の回転方向と対向する方向
を向くとともに、鋸刃状をした掛着部を先端に有
するガイド部材を、上記掛着部が上記回転刃の外
周より外側にある位置から上記回転刃の外周より
内側にある位置までの間を、ほぼ上記操作管の軸
心方向に往復移動しうるようにして上記操作管の
先端部に対して実質的に支持する一方、 上記ガイド部材を、上記掛着部が上記回転刃の
外周より外側に移動するように弾力付勢したこと
を特徴とする、枝打機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14647984A JPS6125424A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 枝打機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14647984A JPS6125424A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 枝打機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6125424A JPS6125424A (ja) | 1986-02-04 |
| JPH0344723B2 true JPH0344723B2 (ja) | 1991-07-08 |
Family
ID=15408568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14647984A Granted JPS6125424A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 枝打機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6125424A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55111848A (en) * | 1979-02-19 | 1980-08-28 | Tokyo Shibaura Electric Co | Garbage disposal machine |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS525954U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-17 | ||
| JPS57113842U (ja) * | 1981-01-08 | 1982-07-14 | ||
| JPS58115947U (ja) * | 1982-01-30 | 1983-08-08 | 株式会社ニツカリ | 枝打機 |
| JPS58121551U (ja) * | 1982-02-08 | 1983-08-18 | 株式会社ニツカリ | 枝打機 |
-
1984
- 1984-07-13 JP JP14647984A patent/JPS6125424A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6125424A (ja) | 1986-02-04 |
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