JPH0345130B2 - - Google Patents

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JPH0345130B2
JPH0345130B2 JP60228881A JP22888185A JPH0345130B2 JP H0345130 B2 JPH0345130 B2 JP H0345130B2 JP 60228881 A JP60228881 A JP 60228881A JP 22888185 A JP22888185 A JP 22888185A JP H0345130 B2 JPH0345130 B2 JP H0345130B2
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JP
Japan
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fibers
fiber
flame
retardant
wool
Prior art date
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Application number
JP60228881A
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English (en)
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JPS6290349A (ja
Inventor
Masao Hironaka
Yoshikatsu Kato
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Nippon Keori KK
Original Assignee
Nippon Keori KK
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Publication date
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  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、航空機用シートクツシヨンのフアイ
ヤーブロツキングレイヤー等に適した防火繊維布
に関する。 [従来の技術] 航空機用シートクツシヨンの表の椅子張地と難
燃ウレタンフオームの中間層として使用されるフ
アイヤーブロツキングレイヤーとしてこれまでに
提案されたものは、顕著な耐炎性を示すポリベン
ズイミダゾール繊維[商品名PBI]とメタ型芳香
族ポリアミド繊維[商品名コーネツクス(登録商
標)、ノメツクス(登録商標)]やパラ型芳香族ポ
リアミド繊維[アラミド繊維、商品名ケブラー
(登録商標)]と他の合成繊維、例えば炭化繊維
[商品名パイロメツクス(登録商標)]とを混合し
たものであつた。しかし、これらの合成繊維のみ
よりなるものは、天然繊維のものに比べると、原
料コストが高く又吸湿性に欠けるため、座り心地
等の快適性に劣ることはさけられなかつた。そこ
で、熱遮断性、コスト、快適性の点から、羊毛を
チタニウム又はジルコニウムの金属錯塩で処理し
たザプロ(登録商標)羊毛(以下防炎処理羊毛と
呼ぶ)とガラス繊維を混合し、その裏面にアルミ
箔を添着したものや、防炎処理羊毛にポリベンズ
イミダゾール繊維又は炭化繊維を混合したものも
提案されている。 [発明が解決しようとする課題] 航空機用シートクツシヨンは、激しいFAAケ
ロシンバーナテスト(FAR.25853C)に耐えるも
のでなくてはならないが、経済性も考慮する必要
があることはいうまでもない。顕著な防火性を示
すポリベンズイミダゾール繊維は非常に高価であ
るから、これを成分とするものは経済性の点で問
題がある。ポリベンズイミダゾール繊維程ではな
いにしても、芳香族ポリアミド繊維も比較的高価
であるから、これを主成分としたものはやはり経
済的に問題がある。炭化繊維やガラス繊維は価格
の点で問題はないが、他の繊維に比較すると加工
性がよくないという問題がある。又、アルミ箔を
添着したものは、こわばつて、快適性が損なわ
れ、又、使用時に不快な音を発生するという問題
がある。 本発明は上記問題を解決するためになされたも
のであり、その目的とするところは、着用感ない
し使用感が快適であると共に、比較的安価で経済
性があり、その上、優れた繊維布特性を具備しな
がら航空機用シートクツシヨンを構成するフアイ
ヤーブロツキングレイヤーとしても使用すること
ができる防火性を備えた繊維布を提供することに
ある。 [問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するため本発明の繊維布は、防
炎処理羊毛40〜70重量%を含み、残りはフエノー
ル樹脂繊維と、芳香族ポリアミド繊維とからなる
ことを特徴とする。その繊維布はフエルトでも織
布でもよいが、織布の場合は、緩和や縮絨により
糸間の空隙を埋めておくことが望ましい。 ここで、防炎処理羊毛を混合する理由は、火炎
暴露前すなわち通常使用時においては、防炎処理
羊毛の天然繊維としての良好な風合と着用性を、
火炎暴露時においては防炎処理羊毛の嵩高で熱遮
断性の炭化層生成能をそれぞれ利用することにあ
る。 防炎処理羊毛は羊毛をチタニウム又はジルコニ
ウム金属錯塩処理したものであり、防炎性、低発
煙性があり、接炎しても溶融せずに炭化層を生成
するが、羊毛としての快適性すなわち、吸湿性、
温度調節機能、保温性、風合等はほとんど損なわ
れずに保持している。又、顕著な防火耐熱性を示
す合成樹脂、例えば、ポリベンズイミダゾール繊
維、パラ型芳香族ポリアミド繊維に比べると著し
く安価であるから経済的でもある。防炎処理羊毛
の混入量を40%以下にすると、通常使用時の快適
性と火炎暴露時の熱遮断性が低下するため、40%
が混入率の下限である。逆に、防炎処理羊毛を70
%以上混入すると、先に述べたFAAケロシンバ
ーナテストに合格しないおそれがあるので、70%
を上限とする。 フエノール樹脂繊維を混入する理由は、通常使
用時においては、炭素含有量が多いが、炭素繊維
のように折損、汚れなどの問題がなく、比較的良
好な繊維特性を示すこと、火炎暴露時において
は、発煙やガス発生が少なく、寸法変化を伴わず
に炭素繊維化(炭素化率約80%)して、嵩高で方
向性がなく、外力により比較的こわれやすい防炎
処理羊毛炭化層を保持することにある。混入量が
15%以下になると、防炎処理羊毛炭化層保護の効
果が期待できなくなるので、下限は15%とする。
しかし、40%以上になると、フエノール樹脂繊維
特有のパンキング(酸化発熱)を発生するおそれ
があり、又、耐光堅牢度も著しく低下するので、
上限は40%とする。 芳香族ポリアミド繊維を混入する理由は、通常
使用時においてはフエノール樹脂繊維の混入を伴
う強力と糸特性の低下を補い、十分な強度と耐摩
耗性を得ることにあり、火炎暴露時において、フ
エノール樹脂繊維と同様に寸法変化のない比較的
形状安定性のよい炭化繊維として防炎処理羊毛炭
化層を保護することにある。その混入量が15%以
下になると、十分な強度と耐摩耗性が得られない
ので、15%を下限とする。しかし、芳香族ポリア
ミド繊維は他の二者に比べて高価であり、又、火
炎暴露時に生成する炭素繊維の耐熱性はフエノー
ル樹脂繊維よりも劣るので、上限は30%とする。 なお、芳香族ポリアミド繊維のメタ型のものは
パラ型のものより耐熱性が低く、又、火炎暴露時
に収縮するため、シートクツシヨンのフアイヤブ
ロツキングレイヤーに使用した場合、接炎すると
形状安定性と炭化層の保持力が十分でなく、パラ
型に比較して防熱性が劣り、場合によつては開裂
や繊維間の隙が多くなり、内部の溶融したウレタ
ンが滴下するおそれがある。したがつて、芳香族
ポリアミド繊維はパラ型を使用することが望まし
い。 [作用] 本発明の防火繊維布は防炎処理羊毛、フエノー
ル樹脂繊維、芳香族ポリアミド繊維からなる複合
素材であるから、混合作用により、各繊維単独の
ものよりも、布としての寸法変化や変形が少な
い。通常の使用時において、本発明の繊維布は天
然繊維としての防炎処理羊毛を70〜40%含むた
め、着心地ないし座り心地は非常に快適である。
又、強力な芳香族ポリアミド繊維を15〜30%含む
ため、十分な強度と耐摩耗性を有する。 接炎時においては、混入されている繊維はいず
れも低発煙性でガスの発生もわずかで、接炎によ
り溶融することなく炭化に至るため、重量損失も
全体として少ない。防炎処理羊毛に添着している
フエノール樹脂繊維と芳香族ポリアミド繊維が炭
化繊維を生成して、熱遮断性に富む嵩高な多量の
防炎処理羊毛炭化層を捕捉して保護するから、全
体としてまとまり、崩れることはない。防炎処理
羊毛の炭化層は比較的充実しているから、内部の
溶融したウレタンホームが防火繊維布を透過する
ことは困難である。したがつて、溶融ウレタンホ
ームの滴下は軽減される。 [発明の効果] 本発明の防火繊維布は天然繊維の特性を保持す
る防炎処理羊毛が主成分であるため、従来の合成
繊維を主成分とするものに比べると、着用性ない
し使用感が良好であり、必要な強度と耐摩耗性は
防炎処理羊毛により得られるが、15〜30%混入さ
れた芳香族ポリアミド繊維によりさらに補強され
る。又、防炎処理羊毛は他の耐熱性繊維に比べる
と比較的安価であるから、経済的にも優れてい
る。防炎処理羊毛は火炎暴露時に嵩高で熱遮断性
に富む方向性のない炭化層を生成するが、反面、
外力に比較的もろい。しかし、その炭化層は火炎
暴露時に変形しない炭素繊維を生成するフエノー
ル樹脂繊維により保護されるから、繊維布は形崩
れも開裂も発生することなく、厳しいFAAケロ
シンバーナテストにも耐える卓抜した防火効果を
有する。 [実施例] 本発明の繊維布を実施例に基づいて説明する。
先ず、羊毛をチタニウム又はジルコニウムの錯塩
化合物で処理して得られた防炎処理羊毛と、3デ
ニール繊維長50〜70mmのフエノール樹脂繊維[商
品名カイノール(登録商標)]と、1.5デニールカ
ツト長2インチのパラ型芳香族ポリアミド繊維
[商品名ケブラー(登録商標)29]を混合し、梳
毛紡績又は紡毛紡績により製糸し、防炎処理羊毛
50%(フエノール樹脂繊維30%、パラ型芳香族ポ
リアミド繊維20%)及び防炎処理羊毛60%(フエ
ノール樹脂繊維20%、パラ型芳香族ポリアミド繊
維20%)の二種類の混紡糸とした。この中の防炎
処理羊毛50%混紡糸の一部には100デニールのガ
ラスフイラメントを交撚した。各混紡糸を製織し
整理工程において縮絨処理を施した。又、防炎処
理羊毛50%混紡糸織物及び、防炎処理羊毛50%ガ
ラス繊維フイラメント混紡交撚糸織物の一部には
裏面に耐熱性樹脂[商品名パイロキープ(登録商
標)]をコートした。このようにして、4種類の
テスト布を作成した。 これらのテスト布は、防炎処理羊毛を主成分と
するため、風合がよく使い心地は快適である。し
かし、極めて難染性の耐熱性フエノール樹脂繊維
とパラ型芳香族ポリアミド繊維を相当量含むた
め、表地には不向きであるが、裏地、特に航空機
用椅子張地の下に使用するフアイヤブロツキング
レイヤーとしては、座り心地、耐摩耗性、強度の
点だけでなく、防火性能の点においても最適であ
るといえる。 これらのテスト布に低発煙性防炎処理羊毛100
%の表地(目付470g/m2)と航空機用難燃ポリ
ウレタンを組合せて航空機用シートクツシヨンと
し、FAA規格ケロシンバーナテストを行つた。
その結果は次表に示すとおりである。この表は、
本発明の防火繊維布がケロシンバーナテストに合
格し得ることを示す。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フエノール樹脂繊維と芳香族ポリアミド繊維
    を合計で30〜60%重量含み、残部がチタニウム又
    はジルコニウムの金属錯塩で処理された羊毛から
    なる混合繊維を製布してなる繊維布において、前
    記フエノール樹脂繊維の混合率を15〜40重量%
    に、前記芳香族ポリアミド繊維の混合率を15〜30
    重量%にしたことを特徴とする防火繊維布。 2 混合繊維から製糸した混紡糸を製織して製布
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の防火繊維布。 3 混紡糸にガラス繊維フイラメントを交撚した
    混紡交撚糸から製織されたことを特徴とする特許
    請求の範囲第2項記載の防火繊維布。 4 裏面が耐熱性樹脂で被覆されたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の防火繊維布。 5 芳香族ポリアミド繊維はパラ型であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の防火繊維
    布。
JP60228881A 1985-10-16 1985-10-16 防火繊維布 Granted JPS6290349A (ja)

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JP60228881A JPS6290349A (ja) 1985-10-16 1985-10-16 防火繊維布

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JP60228881A JPS6290349A (ja) 1985-10-16 1985-10-16 防火繊維布

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JPH0345130B2 true JPH0345130B2 (ja) 1991-07-10

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