JPH0345213B2 - - Google Patents
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- JPH0345213B2 JPH0345213B2 JP58137218A JP13721883A JPH0345213B2 JP H0345213 B2 JPH0345213 B2 JP H0345213B2 JP 58137218 A JP58137218 A JP 58137218A JP 13721883 A JP13721883 A JP 13721883A JP H0345213 B2 JPH0345213 B2 JP H0345213B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling water
- heater
- engine
- radiator
- coolant
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P11/00—Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F01P1/00 - F01P9/00
- F01P11/02—Liquid-coolant filling, overflow, venting, or draining devices
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)
Description
本発明は、車室内を暖房するためのヒータとエ
ンジン冷却水の温度を下げるためのラジエータと
エンジン本体内のウオータジヤケツトからなる冷
却系統内に冷却水を注入するためのエンジン冷却
水注入装置における冷却水の注入方法に関する。
ンジン冷却水の温度を下げるためのラジエータと
エンジン本体内のウオータジヤケツトからなる冷
却系統内に冷却水を注入するためのエンジン冷却
水注入装置における冷却水の注入方法に関する。
自動車製造工場において、新車に搭載されたエ
ンジンの冷却系統内に冷却水を注入する場合、従
来はラジエータの冷却水注入口より冷却系統内の
空気を吸引し、冷却系統内をほぼ真空状態にした
後にラジエータの冷却水注入口より冷却水を注入
する方法がとられていた。
ンジンの冷却系統内に冷却水を注入する場合、従
来はラジエータの冷却水注入口より冷却系統内の
空気を吸引し、冷却系統内をほぼ真空状態にした
後にラジエータの冷却水注入口より冷却水を注入
する方法がとられていた。
しかしながら、従来の方法をとつても冷却系統
内を完全には真空状態にできないため、ヒータホ
ースやヒータ内部およびエンジン本体内のウオー
タジヤケツトに空気が残り、冷却水注入の妨げと
なつて冷却系統内に完全に冷却水を満たすことは
できなかつた。 同時に車両搭載の関係上、エンジンに対してヒ
ータが高位置に配置されると、水位との関係でヒ
ータおよびエンジン本体上部とヒータ上部とを連
通するヒータホース内に空気が残ることがあつ
た。 第1図は従来のエンジンにおけるエンジン冷却
水を注入する方法を示した概略説明図である。 従来の注入装置および注入方法によれば、ラジ
エータ7の上部に設けた冷却水注入口15より冷
却水を注入すると、冷却水(矢印)はまずラジエ
ータ7およびラジエータ用冷却水戻しホース13
を通つてサーモスタツト6に至る冷却系統を満た
し、この冷却系統が冷却水によつて満たされると
ラジエータ用冷却水送給ホース10を介してエン
ジン本体3内のウオータジヤケツト4に流入す
る。同時に流入した冷却水はヒータ用冷却水戻し
ホース21内に流入し、ウオータジヤケツト4内
の冷却水の水位と一致した高さでヒータ用冷却水
戻しホース21内を満たし、ヒータ1に流入す
る。 このとき、ヒータ1がエンジン2に対して比較
的低に位置に配置されている場合には、ヒータ1
が満水となつた後にエンジン本体3の上部に設け
られた冷却水出口17より冷却水がヒータ用冷却
水送給ホース18内に流入するため、冷却系統内
に空気は滞留しない。 しかしながら、ヒータ1がエンジン2に対して
比較的高い位置に配置される場合には、ヒータ1
内が冷却水によつて満たされる以前に冷却水出口
17より冷却水がヒータ用冷却水送給ホース18
内に流入してしまうことになる。 このようにヒータ用冷却水送給ホース18内に
冷却水が流入すると、その一部はヒータ1側に流
れるが、ヒータ1の内部及びヒータ1の下部に連
通されたヒータ用冷却水戻しホース21内には冷
却水が溜まつているため、ヒータ1の上部および
ヒータ用冷却水送給ホース18内に空気を閉じ込
めたまま、それ以上の注水を継続することができ
なくなる。 このようにヒータ1内に空気が封じ込められる
と、ヒータ1の暖房機能が阻害されるため、従来
は冷却水注入後、エンジン2を高速回転させてこ
の空気を完全にヒータ1外へ排出させてから自動
車を市場に送り出すようにしていた。 ところが、エンジン2を回転させてもヒータ1
に働く水圧はさほど高くなく、この空気を排出さ
せるためにかなりの時間がかかつていた。 このため、自動車製造において空気排出のため
の工程を設ける必要が生じ、生産性の悪化を招く
ことになつていた。 従つて、本発明はヒータが比較的高い位置に配
置されても、ヒータ内に空気が滞留することなく
速やかに冷却水を注入することができる冷却水注
入装置および注入方法を提供し、冷却水注入作業
性の向上および自動車生産性の向上をはかること
を目的とする。
内を完全には真空状態にできないため、ヒータホ
ースやヒータ内部およびエンジン本体内のウオー
タジヤケツトに空気が残り、冷却水注入の妨げと
なつて冷却系統内に完全に冷却水を満たすことは
できなかつた。 同時に車両搭載の関係上、エンジンに対してヒ
ータが高位置に配置されると、水位との関係でヒ
ータおよびエンジン本体上部とヒータ上部とを連
通するヒータホース内に空気が残ることがあつ
た。 第1図は従来のエンジンにおけるエンジン冷却
水を注入する方法を示した概略説明図である。 従来の注入装置および注入方法によれば、ラジ
エータ7の上部に設けた冷却水注入口15より冷
却水を注入すると、冷却水(矢印)はまずラジエ
ータ7およびラジエータ用冷却水戻しホース13
を通つてサーモスタツト6に至る冷却系統を満た
し、この冷却系統が冷却水によつて満たされると
ラジエータ用冷却水送給ホース10を介してエン
ジン本体3内のウオータジヤケツト4に流入す
る。同時に流入した冷却水はヒータ用冷却水戻し
ホース21内に流入し、ウオータジヤケツト4内
の冷却水の水位と一致した高さでヒータ用冷却水
戻しホース21内を満たし、ヒータ1に流入す
る。 このとき、ヒータ1がエンジン2に対して比較
的低に位置に配置されている場合には、ヒータ1
が満水となつた後にエンジン本体3の上部に設け
られた冷却水出口17より冷却水がヒータ用冷却
水送給ホース18内に流入するため、冷却系統内
に空気は滞留しない。 しかしながら、ヒータ1がエンジン2に対して
比較的高い位置に配置される場合には、ヒータ1
内が冷却水によつて満たされる以前に冷却水出口
17より冷却水がヒータ用冷却水送給ホース18
内に流入してしまうことになる。 このようにヒータ用冷却水送給ホース18内に
冷却水が流入すると、その一部はヒータ1側に流
れるが、ヒータ1の内部及びヒータ1の下部に連
通されたヒータ用冷却水戻しホース21内には冷
却水が溜まつているため、ヒータ1の上部および
ヒータ用冷却水送給ホース18内に空気を閉じ込
めたまま、それ以上の注水を継続することができ
なくなる。 このようにヒータ1内に空気が封じ込められる
と、ヒータ1の暖房機能が阻害されるため、従来
は冷却水注入後、エンジン2を高速回転させてこ
の空気を完全にヒータ1外へ排出させてから自動
車を市場に送り出すようにしていた。 ところが、エンジン2を回転させてもヒータ1
に働く水圧はさほど高くなく、この空気を排出さ
せるためにかなりの時間がかかつていた。 このため、自動車製造において空気排出のため
の工程を設ける必要が生じ、生産性の悪化を招く
ことになつていた。 従つて、本発明はヒータが比較的高い位置に配
置されても、ヒータ内に空気が滞留することなく
速やかに冷却水を注入することができる冷却水注
入装置および注入方法を提供し、冷却水注入作業
性の向上および自動車生産性の向上をはかること
を目的とする。
そこで本発明は、上記の課題を解決するため
に、車室内を暖房するためのヒータ、エンジン冷
却水の温度を下げるためのラジエータおよびエン
ジン本体内のウオータジヤケツトからなる冷却系
統内に冷却水を注入するためのエンジン冷却水注
入装置であつて、上記ヒータとエンジン本体とを
連通するヒータホースは可撓性材料で構成される
とともに、このヒータホースの途中に冷却水導入
口が形成され、かつ冷却水導入口に着脱可能な蓋
が取付けられるエンジン冷却水注入装置の冷却水
注入方法は、 ラジエータに取付けられたラジエータキヤツプ
と冷却水導入口に取付けられた蓋とを外してラジ
エータの冷却水注入口と冷却水導入口を開放する
手順と、 エンジン冷却水の注入工程前もしくは注入工程
において冷却水導入口とエンジン本体間のヒータ
ホースを工具で挟んで、その有効流路断面積を制
限する手段と、 エンジン冷却水の注入工程において、冷却水導
入口よりエンジン冷却水を注入する手順と、 冷却水の注入工程が終了した後にラジエータキ
ヤツプを取付ける手順と、 冷却水導入口に上記蓋を取付け、かつ工具を取
り外す手順 からなることを特徴とする。
に、車室内を暖房するためのヒータ、エンジン冷
却水の温度を下げるためのラジエータおよびエン
ジン本体内のウオータジヤケツトからなる冷却系
統内に冷却水を注入するためのエンジン冷却水注
入装置であつて、上記ヒータとエンジン本体とを
連通するヒータホースは可撓性材料で構成される
とともに、このヒータホースの途中に冷却水導入
口が形成され、かつ冷却水導入口に着脱可能な蓋
が取付けられるエンジン冷却水注入装置の冷却水
注入方法は、 ラジエータに取付けられたラジエータキヤツプ
と冷却水導入口に取付けられた蓋とを外してラジ
エータの冷却水注入口と冷却水導入口を開放する
手順と、 エンジン冷却水の注入工程前もしくは注入工程
において冷却水導入口とエンジン本体間のヒータ
ホースを工具で挟んで、その有効流路断面積を制
限する手段と、 エンジン冷却水の注入工程において、冷却水導
入口よりエンジン冷却水を注入する手順と、 冷却水の注入工程が終了した後にラジエータキ
ヤツプを取付ける手順と、 冷却水導入口に上記蓋を取付け、かつ工具を取
り外す手順 からなることを特徴とする。
本発明のエンジン冷却水注入装置の冷却水注入
方法によれば、可撓性材料からなるヒータホース
のエンジンに近接した側を工具により閉塞し、こ
のヒータホースに設けた冷却水導入口より冷却水
を注入する。 このとき冷却水導入口よりエンジン側が工具に
よつて閉塞されているため、冷却水はヒータ内を
満たした後にエンジン内の冷却系統に流入する。 従つて、ヒータ内に存在する空気は全てヒータ
外に排出され、空気の滞留が回避される。 よつて、エンジン冷却水注入作業後にヒータか
ら空気を排出させるための空気排出工程を設定す
る必要がなく、冷却水注入作業性の向上をはかる
ことができる。
方法によれば、可撓性材料からなるヒータホース
のエンジンに近接した側を工具により閉塞し、こ
のヒータホースに設けた冷却水導入口より冷却水
を注入する。 このとき冷却水導入口よりエンジン側が工具に
よつて閉塞されているため、冷却水はヒータ内を
満たした後にエンジン内の冷却系統に流入する。 従つて、ヒータ内に存在する空気は全てヒータ
外に排出され、空気の滞留が回避される。 よつて、エンジン冷却水注入作業後にヒータか
ら空気を排出させるための空気排出工程を設定す
る必要がなく、冷却水注入作業性の向上をはかる
ことができる。
以下において本発明の一実施例を図面に基づい
て説明する。 第2図および第3図は本発明の一実施例に係る
エンジン冷却水注入装置の概要を示す説明図であ
り、第2図はエンジン冷却水注入装置の全体構成
を示す概略説明図、第3図はエンジン冷却水注入
工程を示す説明図である。 エンジン2はエンジン本体3の内部に多数のウ
オータジヤケツト4が形成されている。5はウオ
ータポンプ、6はサーモスタツトである。 エンジン本体3の前方にはエンジン冷却水の温
度を下げるためのラジエータ7が搭載され、ラジ
エータ7の冷却水入口8とエンジン本体3の第1
の冷却水出口9とはラジエータ用冷却水送給ホー
ス10によつて連通されている。 ラジエータ7の冷却水出口11とエンジン本体
3の第1の冷却水入口12とはラジエータ用冷却
水戻しホース13によつて連通されている。14
はラジエータ7の冷却水注入口15に取付けられ
た着脱可能なラジエータキヤツプである。 1はエンジン冷却水により車室内を暖房するた
めのヒータであり、ヒータ1の冷却水入口16と
エンジン本体3の第2の冷却水出口17とはヒー
タ用冷却水送給ホース18によつて連通されてい
る。ヒータ1の冷却水出口19とエンジン本体3
の第2の冷却水入口20とはヒータ用冷却水戻し
ホース21によつて連通されている。ヒータ用冷
却水送給ホース18とヒータ用冷却水戻しホース
21とはゴム等の可撓性材料で構成されている。 本実施例によるヒータ1はエンジン2に対して
比較的高位置、特にエンジン本体3の第2の冷却
水出口17よりも高位置に配置されている。 ヒータ用冷却水戻しホース21の途中、特にエ
ンジン本体3の第2の冷却水入口20に近接した
部分にはスリーウエイユニツト22が介挿されて
おり、この開口ポートが冷却水導入口23を構成
し、この冷却水導入口23には着脱可能な蓋24
が取付けられている。 以下において本実施例に基づくエンジン冷却水
注入装置における冷却水注入方法を説明する。 まず、車両に搭載された状態で、ラジエータキ
ヤツプ14および冷却水導入口23に取付けられ
た蓋24を取り外す(なお、自動車製造工場にお
いては、予め取り外してある場合もある)。 次に第3図に示されるように、スリーウエイユ
ニツト22と第2の冷却水入口20との間にある
ヒータ用冷却水戻しホース21(以下、この部分
に符号25を付して説明する)を工具26で挟ん
で押圧し、その有効流路断面積を制限する。この
場合、有効流路断面積を零にするのが望ましい。 次に、この状態のまま冷却水導入口23に冷却
水を導入するための外部ホース27を繋ぎ、外部
ホース27よりエンジン冷却水を送り込む。 ヒータ用冷却水戻しホース25は、工具26に
よりほぼ閉塞されているため、外部ホース27よ
り送給される冷却水は、矢印で示されるようにほ
ぼ全量ヒータ用冷却水戻しホース21を通つてヒ
ータ1の下部に形成された冷却水出口19よりヒ
ータ1内に流入する。 ヒータ1内に流入した冷却水は徐々に水位を上
げ、この水位の上昇に伴つてヒータ1内の空気は
全てヒータ用冷却水送給ホース18を介して排出
される。 そしてヒータ1内を満たした冷却水はさらに冷
却水入口16、ヒータ用冷却水送給ホース18お
よびエンジン本体3の第1の冷却水出口17を通
つてウオータジヤケツト4およびラジエータ7内
に流入する。 エンジン本体3の第1の冷却水出口17を通つ
て流入した冷却水は、ウオータジヤケツト4の下
部および第2の冷却水入口と工具26間に位置す
るヒータ用冷却水戻しホース25を満たし、順次
水位を上げ、エンジン本体3内の冷却系統を冷却
水によつて満たす。エンジン本体3内を満たして
オーバフローした冷却水はラジエータ用冷却水送
給ホース10を通つてラジエータ7内に流入し、
ラジエータ用冷却水戻しホース13およびラジエ
ータ7内を満たす。 このとき、ウオータジヤケツト4およびラジエ
ータ7等の冷却系統は多数のかつ比較的大径の冷
却通路によつて構成されているため、内部に存在
する空気は速やかにラジエータ7上部に形成され
た冷却水注入口15より排出される。 このようにして冷却系統内全部が冷却水によつ
て満たされた後にラジエータキヤツプ14を冷却
水注入口15に取付け、最後に、外部ホース27
と工具26とを取り外し、冷却水導入口23に蓋
24を取付けるとエンジン冷却水注入作業が完了
する。なお、外部ホース27と工具26とを取り
外しても、すでにラジエータキヤツプ14が取付
けられているため、エンジン冷却水が冷却水導入
口23より洩れることはない。 一方、工具26で挟まれた箇所28と第2の冷
却水入口20との間に位置するヒータ用冷却水戻
しホース25内には空気が閉じ込められる可能性
があるが、これはスリーウエイユニツト22の取
付け位置をできる限り第2の冷却水入口20に近
接させることによりその量を極力少なくすること
ができるとともに、仮に空気が閉じ込められたと
してもエンジン冷却水の流動方向からすれば、空
気はエンジン本体3内のウオータジヤケツト4方
向に流されることになり、ヒータ1内に流入する
可能性は極めて低い。従つて、万一空気が滞留し
たとしてもヒータ1の性能に影響を及ぼすことは
ない。 上記したように、本実施例によれば、エンジン
冷却水を注入する場合に、ヒータ1の下部に連通
されたヒータ用冷却水戻しホース21に設けた冷
却水導入口23より冷却水を注入し、ヒータ1内
に予め冷却水を満たした後にエンジン本体3内の
ウオータジヤケツト4およびラジエータ7等の冷
却系統に冷却水を満たすようにしたため、注入工
程におけるヒータ1内への空気の滞留が回避で
き、この滞留した空気を排出するための工程を設
ける必要がなく、冷却水注入工程の省略による注
入作業性の向上および車両生産性の向上をはかる
ことができる。 なお、上記実施例においては、ヒータ用冷却水
戻しホース25を工具26で挟んでその有効流路
断面積を制限した後、冷却水導入口23に外部ホ
ース27を繋いで冷却水を注入するようにした
が、この手順は逆でもよく、即ち、冷却水導入口
23に外部ホース27を繋いで冷却水の注入を開
始した後、速やかにヒータ用冷却水戻しホース2
5を工具26を挟んでその有効流路断面積を制限
するようにしても、ヒータ1内への空気の滞留を
回避することができる。 さらにまた、本実施例に係る冷却水注入方法
は、新車に冷却水を注入する場合のみならず、そ
の使用期間中に修理等のためにエンジン冷却系統
内から冷却水を抜いた後に再度注入する場合にも
適用可能である。 以上、本発明の特定の実施例について説明した
が、本発明はこの実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載の範囲内で種々の実施
態様が包含されるものである。
て説明する。 第2図および第3図は本発明の一実施例に係る
エンジン冷却水注入装置の概要を示す説明図であ
り、第2図はエンジン冷却水注入装置の全体構成
を示す概略説明図、第3図はエンジン冷却水注入
工程を示す説明図である。 エンジン2はエンジン本体3の内部に多数のウ
オータジヤケツト4が形成されている。5はウオ
ータポンプ、6はサーモスタツトである。 エンジン本体3の前方にはエンジン冷却水の温
度を下げるためのラジエータ7が搭載され、ラジ
エータ7の冷却水入口8とエンジン本体3の第1
の冷却水出口9とはラジエータ用冷却水送給ホー
ス10によつて連通されている。 ラジエータ7の冷却水出口11とエンジン本体
3の第1の冷却水入口12とはラジエータ用冷却
水戻しホース13によつて連通されている。14
はラジエータ7の冷却水注入口15に取付けられ
た着脱可能なラジエータキヤツプである。 1はエンジン冷却水により車室内を暖房するた
めのヒータであり、ヒータ1の冷却水入口16と
エンジン本体3の第2の冷却水出口17とはヒー
タ用冷却水送給ホース18によつて連通されてい
る。ヒータ1の冷却水出口19とエンジン本体3
の第2の冷却水入口20とはヒータ用冷却水戻し
ホース21によつて連通されている。ヒータ用冷
却水送給ホース18とヒータ用冷却水戻しホース
21とはゴム等の可撓性材料で構成されている。 本実施例によるヒータ1はエンジン2に対して
比較的高位置、特にエンジン本体3の第2の冷却
水出口17よりも高位置に配置されている。 ヒータ用冷却水戻しホース21の途中、特にエ
ンジン本体3の第2の冷却水入口20に近接した
部分にはスリーウエイユニツト22が介挿されて
おり、この開口ポートが冷却水導入口23を構成
し、この冷却水導入口23には着脱可能な蓋24
が取付けられている。 以下において本実施例に基づくエンジン冷却水
注入装置における冷却水注入方法を説明する。 まず、車両に搭載された状態で、ラジエータキ
ヤツプ14および冷却水導入口23に取付けられ
た蓋24を取り外す(なお、自動車製造工場にお
いては、予め取り外してある場合もある)。 次に第3図に示されるように、スリーウエイユ
ニツト22と第2の冷却水入口20との間にある
ヒータ用冷却水戻しホース21(以下、この部分
に符号25を付して説明する)を工具26で挟ん
で押圧し、その有効流路断面積を制限する。この
場合、有効流路断面積を零にするのが望ましい。 次に、この状態のまま冷却水導入口23に冷却
水を導入するための外部ホース27を繋ぎ、外部
ホース27よりエンジン冷却水を送り込む。 ヒータ用冷却水戻しホース25は、工具26に
よりほぼ閉塞されているため、外部ホース27よ
り送給される冷却水は、矢印で示されるようにほ
ぼ全量ヒータ用冷却水戻しホース21を通つてヒ
ータ1の下部に形成された冷却水出口19よりヒ
ータ1内に流入する。 ヒータ1内に流入した冷却水は徐々に水位を上
げ、この水位の上昇に伴つてヒータ1内の空気は
全てヒータ用冷却水送給ホース18を介して排出
される。 そしてヒータ1内を満たした冷却水はさらに冷
却水入口16、ヒータ用冷却水送給ホース18お
よびエンジン本体3の第1の冷却水出口17を通
つてウオータジヤケツト4およびラジエータ7内
に流入する。 エンジン本体3の第1の冷却水出口17を通つ
て流入した冷却水は、ウオータジヤケツト4の下
部および第2の冷却水入口と工具26間に位置す
るヒータ用冷却水戻しホース25を満たし、順次
水位を上げ、エンジン本体3内の冷却系統を冷却
水によつて満たす。エンジン本体3内を満たして
オーバフローした冷却水はラジエータ用冷却水送
給ホース10を通つてラジエータ7内に流入し、
ラジエータ用冷却水戻しホース13およびラジエ
ータ7内を満たす。 このとき、ウオータジヤケツト4およびラジエ
ータ7等の冷却系統は多数のかつ比較的大径の冷
却通路によつて構成されているため、内部に存在
する空気は速やかにラジエータ7上部に形成され
た冷却水注入口15より排出される。 このようにして冷却系統内全部が冷却水によつ
て満たされた後にラジエータキヤツプ14を冷却
水注入口15に取付け、最後に、外部ホース27
と工具26とを取り外し、冷却水導入口23に蓋
24を取付けるとエンジン冷却水注入作業が完了
する。なお、外部ホース27と工具26とを取り
外しても、すでにラジエータキヤツプ14が取付
けられているため、エンジン冷却水が冷却水導入
口23より洩れることはない。 一方、工具26で挟まれた箇所28と第2の冷
却水入口20との間に位置するヒータ用冷却水戻
しホース25内には空気が閉じ込められる可能性
があるが、これはスリーウエイユニツト22の取
付け位置をできる限り第2の冷却水入口20に近
接させることによりその量を極力少なくすること
ができるとともに、仮に空気が閉じ込められたと
してもエンジン冷却水の流動方向からすれば、空
気はエンジン本体3内のウオータジヤケツト4方
向に流されることになり、ヒータ1内に流入する
可能性は極めて低い。従つて、万一空気が滞留し
たとしてもヒータ1の性能に影響を及ぼすことは
ない。 上記したように、本実施例によれば、エンジン
冷却水を注入する場合に、ヒータ1の下部に連通
されたヒータ用冷却水戻しホース21に設けた冷
却水導入口23より冷却水を注入し、ヒータ1内
に予め冷却水を満たした後にエンジン本体3内の
ウオータジヤケツト4およびラジエータ7等の冷
却系統に冷却水を満たすようにしたため、注入工
程におけるヒータ1内への空気の滞留が回避で
き、この滞留した空気を排出するための工程を設
ける必要がなく、冷却水注入工程の省略による注
入作業性の向上および車両生産性の向上をはかる
ことができる。 なお、上記実施例においては、ヒータ用冷却水
戻しホース25を工具26で挟んでその有効流路
断面積を制限した後、冷却水導入口23に外部ホ
ース27を繋いで冷却水を注入するようにした
が、この手順は逆でもよく、即ち、冷却水導入口
23に外部ホース27を繋いで冷却水の注入を開
始した後、速やかにヒータ用冷却水戻しホース2
5を工具26を挟んでその有効流路断面積を制限
するようにしても、ヒータ1内への空気の滞留を
回避することができる。 さらにまた、本実施例に係る冷却水注入方法
は、新車に冷却水を注入する場合のみならず、そ
の使用期間中に修理等のためにエンジン冷却系統
内から冷却水を抜いた後に再度注入する場合にも
適用可能である。 以上、本発明の特定の実施例について説明した
が、本発明はこの実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載の範囲内で種々の実施
態様が包含されるものである。
以上のように本発明によれば、エンジン冷却水
を注入する場合に、ヒータ内に予め冷却水を満た
した後にエンジン本体内およびラジエータ等の冷
却系統に冷却水を満たすようにしたため、注入工
程におけるヒータ内への空気の滞留が回避でき、
この滞留した空気を排出するための工程を設ける
必要がなく、冷却水注入工程の省略による注入作
業性の向上および車両生産性の向上をはかること
ができる。
を注入する場合に、ヒータ内に予め冷却水を満た
した後にエンジン本体内およびラジエータ等の冷
却系統に冷却水を満たすようにしたため、注入工
程におけるヒータ内への空気の滞留が回避でき、
この滞留した空気を排出するための工程を設ける
必要がなく、冷却水注入工程の省略による注入作
業性の向上および車両生産性の向上をはかること
ができる。
第1図は従来のエンジンにおけるエンジン冷却
水を注入する方法を示した概略説明図、第2図お
よび第3図は本発明の一実施例に係るエンジン冷
却水注入装置の概要を示す説明図であり、第2図
はエンジン冷却水注入装置の全体構成を示す概略
説明図、第3図はエンジン冷却水注入工程を示す
説明図である。 1……ヒータ、3……エンジン本体、4……ウ
オータジヤケツト、7……ラジエータ、14……
ラジエータキヤツプ、15……ラジエータの冷却
水注入口、19……冷却水出口、20……第2の
冷却水入口、21……ヒータ用冷却水戻しホース
(ヒータホース)、23……冷却水導入口、24…
…蓋、26……工具。
水を注入する方法を示した概略説明図、第2図お
よび第3図は本発明の一実施例に係るエンジン冷
却水注入装置の概要を示す説明図であり、第2図
はエンジン冷却水注入装置の全体構成を示す概略
説明図、第3図はエンジン冷却水注入工程を示す
説明図である。 1……ヒータ、3……エンジン本体、4……ウ
オータジヤケツト、7……ラジエータ、14……
ラジエータキヤツプ、15……ラジエータの冷却
水注入口、19……冷却水出口、20……第2の
冷却水入口、21……ヒータ用冷却水戻しホース
(ヒータホース)、23……冷却水導入口、24…
…蓋、26……工具。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 車室内を暖房するためのヒータ、エンジン冷
却水の温度を下げるためのラジエータおよびエン
ジン本体内のウオータジヤケツトからなる冷却系
統内に冷却水を注入するためのエンジン冷却水注
入装置であつて、上記ヒータとエンジン本体とを
連通するヒータホースは可撓性材料で構成される
とともに、このヒータホースの途中に冷却水導入
口が形成され、かつ冷却水導入口に着脱可能な蓋
が取付けられるエンジン冷却水注入装置の冷却水
注入方法は、 ラジエータに取付けられたラジエータキヤツプ
と冷却水導入口に取付けられた蓋とを外してラジ
エータの冷却水注入口と冷却水導入口を開放する
手順と、 エンジン冷却水の注入工程前もしくは注入工程
において冷却水導入口とエンジン本体間のヒータ
ホースを工具で挟んで、その有効流路断面積を制
限する手順と、 エンジン冷却水の注入工程において、冷却水導
入口よりエンジン冷却水を注入する手順と、 冷却水の注入工程が終了した後にラジエータキ
ヤツプを取付ける手順と、 冷却水導入口に上記蓋を取付け、かつ工具を取
り外す手順 からなることを特徴とするエンジン冷却水注入装
置の冷却水注入方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13721883A JPS6027724A (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | エンジン冷却水注入装置及びその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13721883A JPS6027724A (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | エンジン冷却水注入装置及びその使用方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6027724A JPS6027724A (ja) | 1985-02-12 |
| JPH0345213B2 true JPH0345213B2 (ja) | 1991-07-10 |
Family
ID=15193541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13721883A Granted JPS6027724A (ja) | 1983-07-27 | 1983-07-27 | エンジン冷却水注入装置及びその使用方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6027724A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01136899U (ja) * | 1988-03-10 | 1989-09-19 | ||
| KR100488548B1 (ko) * | 2001-09-27 | 2005-05-11 | 현대자동차주식회사 | 가압식 라디에이터의 히터호스의 에어 자동 배출장치 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6133218Y2 (ja) * | 1980-12-22 | 1986-09-29 |
-
1983
- 1983-07-27 JP JP13721883A patent/JPS6027724A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6027724A (ja) | 1985-02-12 |
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