JPH034530B2 - - Google Patents

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JPH034530B2
JPH034530B2 JP60505283A JP50528385A JPH034530B2 JP H034530 B2 JPH034530 B2 JP H034530B2 JP 60505283 A JP60505283 A JP 60505283A JP 50528385 A JP50528385 A JP 50528385A JP H034530 B2 JPH034530 B2 JP H034530B2
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JP
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aralkyl
lower alkyl
butane
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JP60505283A
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Robaato Emu Paakuhaasuto
Ronarudo Esu Paadeini
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KEMITSUKUSU PHARM Inc
Original Assignee
KEMITSUKUSU PHARM Inc
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Publication date
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Publication of JPH034530B2 publication Critical patent/JPH034530B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C43/00Ethers; Compounds having groups, groups or groups
    • C07C43/02Ethers
    • C07C43/20Ethers having an ether-oxygen atom bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C43/205Ethers having an ether-oxygen atom bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring the aromatic ring being a non-condensed ring
    • C07C43/2055Ethers having an ether-oxygen atom bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring the aromatic ring being a non-condensed ring containing more than one ether bond
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C39/00Compounds having at least one hydroxy or O-metal group bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C39/12Compounds having at least one hydroxy or O-metal group bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring polycyclic with no unsaturation outside the aromatic rings
    • C07C39/15Compounds having at least one hydroxy or O-metal group bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring polycyclic with no unsaturation outside the aromatic rings with all hydroxy groups on non-condensed rings, e.g. phenylphenol
    • C07C39/16Bis-(hydroxyphenyl) alkanes; Tris-(hydroxyphenyl)alkanes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C43/00Ethers; Compounds having groups, groups or groups
    • C07C43/02Ethers
    • C07C43/20Ethers having an ether-oxygen atom bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C43/23Ethers having an ether-oxygen atom bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring containing hydroxy or O-metal groups

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Description

請求の範囲 1 式 を有する光学活性d,1−ノルジヒドログアヤレ
チン酸異性体、その対掌体およびそれらのラセミ
混合物から成る群から選択される化合物。
2 式 を有する光学活性d,1−ノルジヒドログアヤレ
チン酸異性体、その対掌体、それらのラセミ混合
物から成る群から選択される化合物の製造法であ
つて、式 (R1およびR2は低級アルキルおよびアラールキ
ルであり、R3およびR4は低級アルキルおよびア
ラールキルである)を有する化合物、その対掌体
およびそれらのラセミ混合物から選択される化合
物を水素化することを特徴とする製造法。
3 R1,R2,R3およびR4がメチルである、請求
の範囲第2項記載の方法。
4 臭化水素酸の溶液を用いて、約8〜約10時間
還流させて水素化を行う、請求の範囲第2項記載
の方法。
5 出発物質と最終生成物がラセミ混合物であ
り、最終生成物をそのd−および1−対掌体に分
割する、請求の範囲第2項記載の方法。
6 式 を有する光学活性d,1−ノルジヒドログアヤレ
チン酸異性体、その対掌体、それらのラセミ混合
物から成る群から選択される化合物の製造法であ
つて、式 (式中、R1およびR2は低級アルキルおよびアラ
ールキルであり、R3およびR4は低級アルキルお
よびアラールキルであり、R5およびR6は低級ア
ルキル、アルケニル、アリール、アラールキルま
たはアラールケニル基またはシリルまたは低級ア
ルキル、アルケニル、アリール、アラールキルま
たはアラールケニル基である1〜3個の置換基を
有する置換シリルである)を有する化合物、その
対掌体およびそれらのラセミ混合物から選択され
る化合物から1−4ブタンオキシ置換基を切断す
ることによつて、式 (R1およびR2は低級アルキルおよびアラールキ
ルであり、R3およびR4は低級アルキルおよびア
ラールキルである)を有する化合物、その対掌体
およびそれらのラセミ混合物から選択される化合
物を得、次いでこの化合物を水素化することを特
徴とする製造法。
7 R1,R2,R3,R4,R5およびR6がメチルであ
る請求の範囲第6項記載の方法。
8 反応生成物がラセミ混合物であり、そのd−
および1−対掌体に分割される、請求の範囲第6
項記載の方法。
9 式 を有する光学活性d,1−ノルジヒドログアヤレ
チン酸異性体、その対掌体、それらのラセミ混合
物から成る群から選択される化合物の製造法であ
つて、式 (式中、R1およびR2は低級アルキルおよびアラ
ールキルであり、R3およびR4は低級アルキルお
よびアラールキルである)を有する化合物、その
対掌体およびそれらのラセミ混合物から選択され
る化合物をアルキル化することによつて、式 (式中、R1およびR2は低級アルキルおよびアラ
ールキルであり、R3およびR4は低級アルキルお
よびアラールキルであり、R5およびR6は低級ア
ルキル、アルケニル、アリール、アラールキルま
たはアラールケニル基またはシリルまたは低級ア
ルキル、アルケニル、アリール、アラールキルま
たはアラールケニル基である1〜3個の置換基を
有する置換シリルである)を有する化合物、その
対掌体およびそれらのラセミ混合物から選択され
る化合物を得、この化合物から1−4ブタンオキ
シ置換基を切断することによつて、式 (R1およびR2は低級アルキルおよびアラールキ
ルであり、R3およびR4は低級アルキルおよびア
ラールキルである)を有する化合物、その対掌体
およびそれらのラセミ混合物から選択される化合
物を得、次いでこの化合物を水素化することを特
徴とする製造法。
10 総ての基がメチルである、請求の範囲第9
項記載の方法。
11 反応生成物がラセミ混合物であり、そのd
−および1−対掌体に分割される、請求の範囲第
9項記載の方法。
12 出発物質を、式 (式中、R1およびR2は低級アルキルおよびアラ
ールキルであり、R3およびR4は低級アルキルお
よびアラールキルである)を有するジケトン、そ
の対掌体およびそれらのラセミ混合物から選択さ
れるジケトンから調製する、請求の範囲第9項記
載の方法。
13 総ての基がメチルである、請求の範囲第1
2項記載の方法。
14 反応生成物がラセミ混合物であり、そのd
−および1−対掌体に分割される、請求の範囲第
12項記載の方法。
技術分野 本発明は有機化合物およびそれらの合成に関
し、詳細にはd,1−ノルジヒドログアヤレチン
酸および光学活性中間体に関する。
背景技術 従来、ラレア・ジバリカタ(Larrea
dlvaricata)またはラレア・トリデンタタ
(Larrea tridentata)のようないわゆるクレオソ
ート・ブツシユ(creosote bush)から費用をか
けて誘導されあるいはフエニルエーテルから合成
されたメゾ−ノルジヒドログアヤレチン酸
(NDGA)は、食品添加物および酸化防止剤とし
て使用されてきた。光学活性を有するNDGAお
よびそれらの混合物も、この目的に有用である。
d,1形は、メゾ形とは異なり、一般的には石
鹸、ローシヨン、軟膏および洗面化粧品に快い医
薬品臭を帯びた臭いを与え、メゾ異性体より溶解
性に富んでいる。本発明の光学活性NDGA(およ
びそれらのラセミ混合物)は、メゾ形とは異なり
その融点が175℃〜160℃であるのに対し、メゾ形
の融点は185℃〜186℃である、従来技術による方
法ではメゾ−NDGAの合成において、ラセミ2,
3−ジメチル−1,4−ビス(3,4−ジメトキ
シフエニル)−1,4−ブタンジオンが中間体と
して用いられてきたが、その後の処理工程におい
て2,3−ジメチル結合の光学的配向性は失われ
てしまつている。本発明は、還元、メチル化およ
び切断中にこれらの結合の光学的配向性を保存し
て光学的に活性な分子またはNDGAのラセミ混
合物並びにこの合成に対するジオールおよびエー
テル中間体を製造することから成る。NDGAの
光学活性異性体およびラセミ混合物をそれらのメ
ゾ形の代わりに利用できる限り、本明細書に供さ
れるd,1−NDGAの合成は、より簡便で余り
費用が掛からない製造法の要求を満足し、従来技
術の方法よりも高収率で、高圧水素化装置および
高価な触媒を使用せずに生成物を提供する。
関連技術 ミユーラー(Mueller)らの米国特許第
2456443号明細書は、サフロール(3,4−メチ
レンジオキシ−アルキルベンゼン)を臭素化し、
生成する分子をカツプリングして2,3−ビス
(3,4−メチレンジオキシベンジル)ブタンを
生成させ、この化合物を塩素化して2,3−ビス
(3,4−ジクロロメチレンジオキシベンジル)−
ブタンを生成させ、この化合物を加水分解して
NDGAを生成させることによる、融点が185゜〜
186℃(メゾ形の融点)を有するNDGAの合成を
開示している。本発明の方法の中間体は包含され
ていない。
パール(Pearl)の米国特許第2644822号明細書
には、(アルデヒド基に対してパラ位の)4−位
にヒドロキシ基またはヒドロキシ基と成り得る
(オキシ)基を有するベンズアルデヒドと少なく
とももう一つのヒドロキシまたはヒドロキシと成
り得る基を3−位に有するベンズアルデヒドとを
反応させてケトンおよびジオール中間体および最
終のノルジヒドロキシブタンジオール生成物を生
成させる方法が開示されている。実施例がこれら
の融点を提供する場合には、それらは生成物のメ
ゾ形に相当する185゜〜186.5℃として挙げられて
いる。それぞれの場合に、これらのジオールは2
分子還元によるケトンから形成される。本発明の
方法は2分子還元は用いず、ジケトンの還元を用
いている。
シー・ダブリユ・ペリー(C.W.Perry)、エ
ム・ブイ・カルニンス(M.V.Kalnins)およびケ
イ・エイチ・ダイチヤー(K.H.Deitcher)の
「シンセシス・オブ・リグナンス、I、ノルジヒ
ドログアヤレチン酸(Synthesis of Lignans,I.
Nordihydroguaiaretic acid)」、ジヤーナル・オ
ブ・オーガニツク・ケミストリー(J.Org.
Chem.)、37巻、4371頁(1972年)には、プロピ
オベラトロンのナトリウム・エノラートをα−ブ
ロモプロピオベラトン(α−ブロモ−3,4−ジ
メトキシプロピオフエノン)を用いてアルキル化
して、ラセミ2,3−ジメチル−1,4−ビス
(3,4−ジメトキシフエニル)1,4−ブタン
ジオールを生成させることによるメゾ−NDGA
の合成が開示されている。このラセミジケトンを
シクロデヒドロ化することによつて、オール・シ
ス3,4−ジメチル−2,5−ビス(3,4−ジ
メトキシフエニル)テトラヒドロフランを生成
し、これを高圧で水素化することによつて
NDGAのテトラメチルエーテルを生成し、この
組成物を更に脱アルキル化することによつてメゾ
生成物を形成させる。
ペリー(Perry)の米国特許第3769350号明細
書には、保護基を有するオルトジヒドロキシベン
ゼンからのメゾNDGAの合成法が開示されてい
る。この特許明細書の特許請求の範囲は、本発明
の方法の出発物質であるラセミ2,3−ジメチル
−1,4−ビス(3,4−ジアルコキシフエニ
ル)1,4−ブタンジオールの合成に引用されて
いる。このラセミ組成物はメゾ−NDGAの合成
についての特許明細書に記載された方法における
中間体であるが、本発明の方法とは異なり、この
特許明細書にはこのジケトン中間体を3,4−ジ
メチル−2,5−ビス(3,4−ジアルコキシフ
エニル)−フランへ転換して、これから数種類の
経路を経て最終生成物を得ることが開示されてい
る。上記文献の場合と同様に、フランは加圧下で
水素化される。本発明とは異なり、ペリー
(Perry)の特許明細書および文献に開示されて
いる方法は、光学活性NDGAもそれらのラセミ
混合物を生成しない。更に、ペリー(Perry)の
方法は、高価で危険性のある高圧水素化装置を使
用する必要があるが、本発明によつて製造される
異性体を製造するにはこの様な装置は必要でな
い。
上記米国特許第3769350号の分割である米国特
許第3843728号明細書には、同様な方法が開示さ
れており、ラセミ2,3−ジメチル−1,4−
(3,4−ジアルコキシフエニル)1,4−ブタ
ンジオール化合物が記載されている。
上記米国特許第3769350号の分割である米国特
許第3906004号明細書にも、同様な方法が開示さ
れており、3,4−ジメチル−2,5−ビス(ジ
アルコキシフエニル)−フランからメゾ−2,3
−ジメチル−1,4−ビス(3,4−ジアルコキ
シフエニル)−ブタンジオンの合成が記載されて
いる。
d,1−NDGA(1,4−ビス(3,4−ジメ
トキシフエニル)2,3−ジメチルブタン)の
d,1形テトラメチルエーテル中間体が、その光
学活性異性体と共に、エイ・ダブリユ・シユレツ
カー(A.W.Schrecker)著、「メゾジヒドログア
ヤレチン酸およびその誘導体」、ジヤーナル・オ
ブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサイエテイ
(J.Amer.Chem.Soc.)、79巻、3823頁、(1957年)
に記載されている。
本発明の方法の3種類のd,1−ジケトン中間
体である1,4−ビス(3,4−ジメトキシフエ
ニル)−2,3−ジメチルブタノン、2,3−ビ
ス(3,4−メチルジオキシベンゾイル)ブタン
および2−(4−ベンジルオキシ−3−メトキシ
ベンゾイル)−3−(3,4−メチルジオキシブタ
ン)は、テイー・ビフチユー(T.Biftu)、ビー・
ジー・ハツラ(B.G.Hazra)アール・スチーブン
ソン(R.Stevenson)およびジエー・アール・ウ
イリアム(J.R.Williams)著、ジヤーナル・オ
ブ・ケミカル・ソサイエテイー・パーキン・I
(J.C.S.Perkin I)、1147頁(1978年)に記載さ
れている。この文献は、ラセミジケトンを水素化
アルミニウムリチウムによるラセミジオールへの
還元について記載している。多量のパラジウム−
炭素触媒を用いてd,1−ジケトンのd,1−テ
トラメチルエーテルへの直接水素化も記載されて
いる。
もう一つの文献では、テイー・ビフチユー
(T.Biftu)、ビー・ジー・ハツラ(B.G.Hazra)
およびアール・スチーブンソン(R.Stevenson)
著、ジヤーナル・オブ・ケミカル・ソサイエテイ
ー・パーキン・I(J.C.S.Perkin I)、2276頁
(1979年)に、本発明の方法のジケトンに関連し
たもう一つのd,1−ジケトン(1,4−ビス
(3,4,5−トリメトキシフエニル)−2,3−
ジメチルブタン)が記載されている。このジケト
ンを水素化アルミニウムリチウムを用いて還元し
てラセミジオールとして、これをパラジウム−炭
素触媒を用いて水素化してd,1−テトラメチル
エーテルとするのである。
48%臭化水素溶液を用いて(デスメチルテトラ
メチルエーテル(1,4−ビス(3,4−ジメト
キシフエニル)−ブタン)の氷酢酸溶液をデアル
キル化によるデスメチルNDGA(1,4−ビス
(3,4−ジヒドロキシフエニル)ブタン)の形
成について、オー・ギスボールド(O.Gisvold)、
デイー・ビユーロー(D.Buelow)およびイー・
エイチ・カールソン(E.H.Carlson)著、ジヤー
ナル・オブ・アメリカン・フアマスーテイカル・
アソシエイシヨン(J.Am.Pharm.Assoc.)、35
巻、188〜91頁(1946年)に記載されている。
上記の従来技術のいずれにも、本発明の合成法
もNDGAの光学活性異性体も記載されていない。
発明の概要 本発明は、式 (式中、R1,R2,R3およびR4は独立にH、低級
アルキル、アルケニル、アリール、アラールキル
またはアラールケニル基でありおよび/または
R1およびR2が一緒になりおよび/またはR3およ
びR4が一緒になつて低級アルキレン基を形成し、
且つR5およびR6は独立にH,OH,O、低級アル
コキシおよび低級アラールコキシ基である)を有
する光学活性な分子から成る組成物の合成に関す
る。本明細書に示された構造式において、分子に
結合している置換基で分子の平面上方にあるもの
は〓で示し、平面より下にある置換基は〓で示し
ている。立体配置を表示しない場合には、それに
よつて表される化合物の置換基はRまたはS配置
のいずれであることもでき、化合物はRおよびS
異性体の混合物であることができる。「光学活性」
という用語が本明細書において用いられる場合に
は、それは〓および/または〓によつて表される
結合のみに関するものである。これらによつて表
されないその他の結合から生じる光学的配向性ま
たは非対称性には関係しない。特に断らないかぎ
り、1個の光学活性化合物を表している場合に
は、対掌体並びに両対掌体のラセミ混合物を意図
しており、これらの結合の配向性は本発明の方法
を通して代わらず、したがつて、特定の形の出発
物質は中間組成物および最終生成物の特定の形を
決定するものと理解されるべきである。
d,1−ノルジヒドログアヤレチン酸(d,1
−2,3−ジメチル−1,4−ビス(3,4−ジ
ヒドロキシフエニル)ブタン)の立体選択的合成
が提供され、出発物質は、式 (R1,R2,R3およびR4は上記定義の通りであ
る)を有する光学活性分子のジケトンである。
式を還元して、式 を有するジオールの光学活性な分子を形成させる 式をアルキル化して、式 (式中、R5およびR6は独立に低級アルキル、ア
ルケニル、アリール、アラールキルまたはアラー
ルケニルまたはシリルまたは独立に低級アルキ
ル、アルケニル、アリール、アラールキルまたは
アラールケニル基である1〜3個の置換基を有す
る置換シリルである)を有する光学活性な分子を
形成させる。
式を次に切断して、式 を有する光学活性な分子を形成させる。
式を次に脱アルキル化して、式 を有するNDGAの光学活性な分子を形成させる。
好ましい態様の詳細な説明 本明細書に用いられる「低級アルキル」という
用語は、1〜6個の炭素原子を有する直鎖または
分枝鎖の両方を指し、例えばメチル、エチル、プ
ロピル等であり、「低級アルコキシ」という用語
は対応するメトキシ、エトキシなどの基を指す。
「低級アルキレン」という用語は、メチレン、エ
チレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレンな
どのような2〜6個の炭素原子を有する直鎖およ
び分枝鎖状アルキレン基の両方を含む。「低級ア
ラールキル」または「低級アラールケニル」とい
う用語は、フエニル低級アルキルすなわちベンジ
ル、フエニルエチルなどのような7〜14個の炭素
原子を有するアラールキルまたはアラールケニル
基を指し、「低級アルコキシ」という用語は対応
するアラールコキシ基を指す。「ハロゲン」とい
う用語は、総ての4個のハロゲンすなわちヨウ
素、臭素、塩素およびフツ素を包含する。
本発明によれば、出発物質は、米国特許第
3769350号明細書に記載のような従来技術に知ら
れている合成法によつて得られる上記式によつ
て表される化合物である。
下記の特定の態様において、R1〜R6はメチル
基である。しかしながら、上記定義のその他の置
換基も使用することができることを理解された
い。
光学活性な1,4−ビス(3,4−ジメトキシ
フエニル)−2,3−ジメチルブタン−1,4−
ジオン(式)の分子を、還元によつて光学活性
な1,4−ビス(3,4−ジメトキシフエニル)
−2,3−ジメチルブタン−1,4−ジオール
(式)の分子に転換する。水素化ホウ素ナトリ
ウムおよび水素化アルミニウムリチウムのような
標準的な還元剤を用いてこの反応を行うことがで
き、好ましくは還元剤は水素化アルミニウムリチ
ウムである。反応は不活性な有機溶媒、好ましく
はテトラヒドロフラン中で行われるが、水、メタ
ノール、エタノールまたはジエチルエーテルのよ
うな如何なる通常の溶媒をも使用することができ
る。反応は約0℃〜100℃の間の温度で行われ、
好ましくは、約0℃で材料を混合し、徐々に還流
温度まで加温する。約90〜約100重量%の生成物
収率が得られる。かかる収率を得るのに大切なこ
とは、過剰量の還元剤と中性〜塩基性条件の維持
である。
1,4−ビス(3,4−ジメトキシフエニル)
−2,3−ジメチルブタン−1,4−ジオール
(式)の光学活性な分子を次にメチル化して、
1,4−ビス(3,4−ジメトキシフエニル)−
2,3−ジメチルブタン−1,4−ジメトキシブ
タン(式)の光学活性な分子を形成させる。ア
ルカリ金属水素化物、好ましくは水素化ナトリウ
ムと乾燥ジアルキルホルムアミド、好ましくはジ
メチルホルムアミドまたはテトラヒドロフランま
たはジメチルスルホキシドのような他の好適な溶
媒をジオールと混合するのであり、水素化物は過
剰量で添加するのであり、すなわち出発化合物に
対する試薬のモル比を約2より大きく且つ約5未
満とする。ヨウ化メチル(または臭化メチルまた
はヨウ化エチルのようなその他の好適なハロゲン
化アルキル)を次に混合物に、これも過剰量で出
発化合物に対するハロゲン化アルキルのモル比を
約2よりも大きくかつ約5未満で、添加する。反
応は好ましくは周囲温度で、約0.5〜約1時間行
われる。出発化合物に対して過剰量の試薬を用
い、反応を水および水酸基を有する溶媒のない状
態に保持すると、約90〜約100重量%の収率が得
られる。
次に、1,4−ビス(3,4−ジメトキシフエ
ニル)−2,3−ジメチル−1,4−ジメトキシ
ブタン(式)の光学活性な分子を、不活性な有
機溶媒、例えば好ましくはテトラヒドロフラン中
でナトリウムとアンモニアの混合物を用いて反応
させて、1,4−ビス(3,4−ジメトキシフエ
ニル)−2,3−ジメチルブタン(式)を形成
させる。好ましくは、過剰量のナトリウムを用い
て、混合物を水またはその他の水酸基性溶媒のな
い状態に保持する。当業界に知られている他の試
薬例えば低級アルキルアミン中リチウムまたはカ
リウムを用いて切断を行うことができ、エチルエ
ーテルおよびベンゼンのようなその他の通常の不
活性有機溶媒を用いることもできる。反応は、約
−80℃〜約−33℃の温度で行う。混合物を約10〜
約20分間反応させた後、エタノールまたはメタノ
ールのような試薬を用いて反応を停止させるべき
である。反応を更に長時間行うと、環の還元が起
こり、複雑な混合物を生じる。約90〜約100重量
%の収率が得られる。
1,4−ビス(3,4−ジメトキシフエニル)
−2,3−ジメチルブタン(式)の光学活性な
分子を、次に脱アルキル化によつてノルジヒドロ
グアヤレチン酸(1,4−ビス(3,4−ジヒド
ロキシフエニル)−2,3−ジメチルブタン)(式
)の光学活性な分子に転換する。好ましくは脱
アルキル化は、ハロゲン酸、好ましくは臭化水素
酸の約48%±約10%溶液を用いて行う。出発物質
および好ましくはモル比が約4より大きい試薬
を、空気の不在で、真空中または窒素あるいはア
ルゴンのような不活性雰囲気中で、約100℃〜約
130℃の温度に少なくとも約8〜約10時間、好ま
しくは約9時間加熱する。約90〜約100重量%の
収率が得られる。かかる収率を得る上で限界的な
ことは、過剰量の酸を使用し且つ酸素を完全に除
外することである。
式のジケトンを用いて開始する全合成のd,
1−ノルジヒドログアヤレチン酸の総収率は、約
45〜約100重量%である。
2,3−ブタン位置における炭素−メチル結合
の配向性は、上記の総ての反応を通して変化せ
ず、出発物質におけるこれらの結合の配向性は最
終生成物におけるこれらの結合の配向性を決定す
るということが分かる。更に、最終生成物がラセ
ミ混合物である場合には、混合物は当業界に知ら
れている手段によつてその対掌体に分離すること
ができる。
本発明を以下の実施例によつて更に説明する。
実施例 実施例 1 1,4−ビス(3,4−ジメトキシフエニル)
−2,3−ジメチルブタン−1,4−ジオール 水素化アルミニウムリチウム1gをテトラヒド
ロフラン100mlに懸濁させて、乾燥窒素下で氷温
度に冷却したものに、出発物質である1,4−ビ
ス(3,4−ジメトキシフエニル)−2,3−ジ
メチルブタン−1,4−ジオン3,86gを乾燥テ
トラヒドロフラン30mlに溶解したものを加えた。
混合物を撹拌しながら徐々に室温にまで戻し、最
後に1時間還流した後、一晩放置した。飽和硫酸
ナトリウム溶液を1ml滴下して加え、撹拌を数時
間継続した。炉かおよび蒸発を行うと、無色オイ
ルを生成し、これはエーテルを加えると結晶化し
た。3.93gの収量を得た。IRスペクトルはカルボ
ニルの吸収を示さなかつた。
実施例 2 1,4−ビス(3,4−ジメトキシフエニル)
−3,3−ジメチル−1,4−ジメトキシブタ
ン 出発物質のジオール3.9gを乾燥したジメチル
ホルムアミド20mlに溶解したものに、窒素雰囲気
下で撹拌しながら、(乾燥ヘキサンで繰り返し洗
浄した)水素化ナトリウムを少しずつ過剰量とな
るまで加えた。次いで、ヨウ化メチルを過剰に加
え、撹拌を1時間継続した。水を加えて、混合物
をクロロホルムで抽出し、クロロホルムを蒸発さ
せ、残渣を短いシリカゲルカラムを通過させてジ
メチルホルムアミド(MF)を除去した。収量が
4.0g(理論量の95%)で無色の粘稠性物質を得
て、この生成物はIRスペクトルでカルボニル
(DMF)吸収を示さなかつた。
実施例 3 1,4−ビス(3,4−ジメトキシフエニル)
−2,3−ジメチルブタン ナトリウム約100mgに乾燥液体アンモニア200ml
中で−80℃で撹拌しながら出発化合物1.6gを乾
燥テトラヒドロフラン20mlに溶解したものを加え
た。添加のほぼ中途で青色が褪せたので、更に約
100mgのナトリウムを添加し、残りの出発物質を
加えた。更にナトリウムを加え、青色を−80℃で
14分間維持した。更に20mlのテトラヒドロフラン
を用いて、注射器から出発物質を洗い流した。エ
タノール3mlを速やかに加えて、反応を停止させ
た。NH3とTHFを窒素下で蒸発させた。水100
mlを加えて、生成物をクロロホルム中に抽出し
た。蒸発によつて無色オイル1.4gを得た。
実施例 4 d,1−NDGA 出発物質であるテトラメチルエーテル100mgを
窒素下で肉厚のガラス・チユーブに入れたものに
48%臭化水素酸1mlを加えた。このチユーブを液
体窒素浴中で凍結させ、真空で封印した。このチ
ユーブを126℃に加熱して、磁気撹拌子で撹拌し
た。一晩冷却した後、このチユーブを開封して水
を加え、固形生成物82.6mg(理論量の98%)を
別した。ガスクロマトグラフイーマススペクトル
法によりこのトリメチルシリル誘導体を試験した
ところ、約95%がラセミNDGAであり、主な不
純物は1−ブタン位置にメチルを有するトリメチ
ル生成物の2種類の異性体であつた。
上記発明を、理解を明確にする目的で例示と実
施例とによつて幾分詳細に記載したが、発明の範
囲内である程度の変化および改質を実施すること
が可能であり、請求の範囲によつてのみ制限され
ることは明らかであろう。
JP60505283A 1982-10-25 1985-11-04 ラセミ・ノルジヒドログアヤレチン酸および中間体 Granted JPS63501564A (ja)

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