JPH0345752B2 - - Google Patents
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- JPH0345752B2 JPH0345752B2 JP57110987A JP11098782A JPH0345752B2 JP H0345752 B2 JPH0345752 B2 JP H0345752B2 JP 57110987 A JP57110987 A JP 57110987A JP 11098782 A JP11098782 A JP 11098782A JP H0345752 B2 JPH0345752 B2 JP H0345752B2
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Description
本発明は、ワイヤの前後動の摺動によりワイヤ
表面に付着したインキを前方へ移動させ、ワイヤ
表面に付着したインキを印字媒体に転写せしめる
インキ式ワイヤドツトプリンタ用インキに係り、
更に詳細には印字の速乾性に優れ、特に多色のイ
ンキを重ねて印字した場合に、紙に凹凸が生じ難
い改良されたインキ式ワイヤドツトプリンタ用イ
ンキに関するものである。 ワイヤの前後動の摺動によりワイヤ表面に付着
したインキを前方へ移動させ、ワイヤ表面に付着
したインキを印字媒体に転写せしめるインキ式ワ
イヤドツトプリンタは、インキリボンをワイヤで
叩打することにより印字するリボン式ワイヤドツ
トプリンタと異なり、インキを液体状態でプリン
タヘツド部に導いて使用することにより、インキ
の物性、色調などを比較的自由に選択できるた
め、印字品質、印字の色調を自由に変化させられ
るのでカラー印字を行なうのに適している。 然し乍ら、インキ式ワイヤドツトプリンタで
は、その構造上、プリンタヘツドを印字面(紙)
に極めて隣接して設ける必要があるため、プリン
タヘツド先端部と紙との間隔が0.2〜0.7mm程度し
かなく、紙の表面に凹凸があるとプリンタヘツド
が紙を擦る状態となり、印字が汚れるという問題
が生じる。 この問題は、単色の場合で文字を1回印字する
場合には、殆んど生じないが、2種(色)以上の
インキを複数回同一位置に印字して、減法混色法
によつてカラー印字(カラー印刷)を行なう場
合、最初に印字したインキが完全に乾燥しないう
ちに次のインキにより印字がなされるため、印字
部に凹凸が生じ混色による印字を行なう際に、し
ばしば生じる。 又、インキ式ワイヤドツトプリンタにおいて
は、その機構上、インキがプリンタヘツド部にお
いて空気中に露出しているため、インキの蒸発が
生じやすく、プリンタを運転停止状態で放置して
おくと、インキがヘツド部で徐々に乾燥し、運転
を再開しようとすると、ワイヤが動きにくくなつ
ていたり、ヘツド部にインキ固型分が析出したり
していて、初期印字がスムーズにできないという
欠点が知られていた。 そこで、このインキの乾燥抑制の目的で、湿潤
剤として脂肪族多価アルコール及びその誘導体を
使用する方法が、試みられているが、インキの乾
燥をある程度抑制できるものの2日以上プリンタ
を運転停止状態に放置した場合にはヘツド部への
インキ固型分の析出が見られ、運転を再開した場
合の初期印字も極めて不安定なものであつた。 そこで本発明の第一の目的は、印字の乾燥が速
く、連続して同一位置に印字することによる紙に
凹凸が生じ難い減法混色法によつてカラー印字を
行なうのに好適なインキ式ワイヤドツトプリンタ
用インキを得ることにある。 又、本発明の第二の目的は、プリンタヘツド部
でのインキの乾燥を極力防止し、長期間プリンタ
を運転停止した後のプリンタの初期印字がスムー
ズに行なえるようにしたインキ式ワイヤドツトプ
リンタ用インキを得ることにある。 本発明者は、目的のインキを得るために、各種
の水溶性有機溶剤について検討した結果遂に本発
明を完成したものである。 即ち、本発明は、水溶性染料と、水溶性有機溶
剤と、水と尿素及び/又はその誘導体とから少な
くともなるインキ式ワイヤドツトプリンタ用イン
キにおいて、前記水溶性染料が酸性染料及び/又
は直接染料であり、前記水溶性有機溶剤が常温飽
和蒸気圧が0.1mmHgより大きく、50mmHg以下で
あり、常圧における沸点が75℃〜200℃であり、
更には前記水溶性有機溶剤の使用量がインキ全量
に対して20重量%以下であることを特徴とするイ
ンキ式ワイヤドツトプリンタ用インキを要旨とす
るものである。 本発明において上述した水溶性有機溶剤の条件
を満足することが肝要である。 何故なら、常温飽和蒸気圧が0.1mmHg以下で常
圧における沸点が200℃以上の水溶性有機溶剤を
使用したインキは、印字後の印字部において溶剤
の蒸発が遅いために紙に凹凸ができる原因とな
り、又、常温飽和蒸気圧が50mmHgより大きく常
圧における沸点が75℃以下の水溶性有機溶剤は蒸
発しやすいため、プリンタヘツド部におけるイン
キの乾燥の原因となるからである。更には、水溶
性有機溶剤の使用量がインキ全量に対して20重量
%より多くなると印字部の単位面積当りの溶剤量
が多くなり、紙面に凹凸が生じるからである。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明に使用される水溶性染料としては、直接
染料及び/又は酸性染料があり、その具体例を挙
げるとジヤパノールフアストブラツクDコンク
(C.I.ダイレクトブラツク17)、ウオーターブラツ
ク100L(同19)、ウオーターブラツクL−200(同
19)、ダイレクトフアストブラツクB(同22)、ダ
イレクトフアストブラツクAB(同32)、ダイレク
トデイープブラツクEX(同38)、ダイレクトデイ
ープブラツクXA(同38類似品)、ダイレクトフア
ストブラツクコンク(同51)、カヤラススプラグ
レイVGN(同71)、カヤクダイレクトブリリアン
トエローG(C.I.ダイレクトエロー4)、ダイレク
トフアストエロー5GL(同26)アイゼンプリムラ
エローGCLH(同44)、ダイレクトフアストエロー
R(同50)、アイゼンダイレクトフアストレツド
FH(C.I.ダイレクトレツド1)、ニツポンフアス
トスカーレツトGSX(同4)、ダイレクトフアス
トスカーレツト4BS(同23)、アイゼンダイレクト
ローデユリンBH(同31)、ダイレクトスカーレツ
トB(同37)、カヤクダイレクトスカーレツト3B
(同39)、アイゼンプリムラピンク2BLH(同75)、
スミライトレツドF3B(同80)、アイゼンプリムラ
レツド4BH(同81)、カヤラススプラルビンBL
(同83)、カヤラスライトレツドF5G(同225)、カ
ヤラスライトレツドF5B(同226)、カヤラスライ
トローズFR(同227)、ダイレクトスカイブルー
6B(C.I.ダイレクトブルー1)、ダイレクトスカイ
ブルー5B(同15)、スミライトスプラブルーBRR
コンク(同71)、ダイボーゲンターコイズブルー
S(同86)、ウオーターブルー#3(同86)、カヤラ
スターコイズブルーGL(同86)、カヤラススプラ
ブルーFF2GL(同106)、カヤラススプラブルー
FFRL(同108)、カヤラススプラターコイズブル
ーFBL(同199)などの直接染料や、アシツドブ
ルーブラツク10B(C.I.アシツドブラツク1)、ニ
グロシン(同2)、スミノールミリングブラツク
8BX(同24)、カヤノールミリングブラツクVLG
(同26)、スミノールフアストブラツクBRコンク
(同31)、ミツイナイロンブラツクGL(同52)、ア
イゼンオパールブラツクWHエクストラコンク
(同52)、スミランブラツクWA(同52)、ラニルブ
ラツクBGエクストラコンク(同107)、カヤノー
ルミリングブラツクTLB(同109)、スミノールミ
リングブラツクB(同109)、カヤノールミリング
ブラツクTLR(同110)、アイゼンオパールブラツ
クニユーコンク(同119)、ウオーターブラツク
187−L(同154)、カヤクアシツドブリリアントフ
ラビンFF(C.I.アシツドエロー7:1)、カヤシル
エローGG(同17)、キシレンライトエロー2G140
%(同17)、スミノールレベリングエローNR(同
19)、ダイワタートラジン(同23)、カヤクタート
ラジン(同23)、スミノールフアストエローR(同
25)、ダイアシツドライトエロー2GP(同29)、ス
ミノールミリングエローO(同38)、スミノールミ
リングエローMR(同42)、ウオーターエロー#6
(同42)、カヤノールエローNFG(同49)、スミノ
ールミリングエロー3G(同72)、スミノールフア
ストエローG(同61)、スミノールミリングエロー
G(同78)、カヤノールエローN5G(同110)、スミ
ノールミリングエロー4G200%(同141)、カヤノ
ールエローNG(同135)、カヤノールミリングエ
ロー5GW(同127)、カヤノールミリングエロー
6GW(同142)、スミトモフアストスカーレツトA
(C.I.アシツドレツド8)、カヤクシルクスカーレ
ツト(同9)、ソーラールビンエクストラ(同
14)、ダイワニユーコクシン(同18)、アイゼンポ
ンソーRH(同26)、ダイワ赤色2号(同27)、ス
ミノールレベリングブリリアントレツドS3B(同
35)、カヤシルルビノール3GS(同37)、アイゼン
エリスロシン(同51)、カヤクアシツドローダミ
ンFB(同52)、スミノールレベリングルビノール
3GP(同57)、ダイアシツドアリザリンルビノール
F3G200%(同82)、エキンシ(同87)、ウオータ
ーピンク#2(同92)、アイゼンアシツドフロキシ
ンPB(同92)、ローズベンガル(同94)、カヤノー
ルミリングスカーレツトFGW(同111)、カヤノー
ルミリングルビン3BW(同129)、スミノールミリ
ングブリリアントレツド3BNコンク(同131)、
スミノールミリングビリリアントレツドBS(同
138)、アイゼンオパールピンクBH(同186)、ス
ミノールミリングブリリアントレツドBコンク
(同249)、カヤクアシツドブリリアントレツド
3BL(同254)、カヤクアシツドブリリアントレツ
ドBL(同265)、カヤノールミリングレツドGW
(同276)、ミツイアシツトバイオレツト6BN(C.I.
アシツドバイオレツト15)、ミツイアシツドバイ
オレツトBN(同17)、スミトモパテントピユアブ
ルーVX(C.I.アシツドブルー1)、ウオーターブ
ルー#106(同1)、パテントブルーAF(同7)、ウ
オーターブルー#9(同9)、ダイワ青色1号(同
9)、スプラノールブルーB(同15)、オリエント
ソルブルブル−OBC(同22)、スミノールレベリ
ングブルー4GL(同23)、ミツイナイロンフアスト
ブルーG(同25)、カヤシルブルーAGG(同40)、
カヤシルブルーBR(同41)、ミツイアリザリンサ
フイロースSE(同43)、スミノールレベリングス
カイブルーRエクストラコンク(同62)、ミツイ
ナイロンフアストスカイブルーB(同78)、スミト
モブリリアントインドシアニン6Bh/c(同83)、
サンドランシアニンN−6B350%(同90)、ウオ
ーターブルー#115(同90)、オリエントソルブル
ブルーOBB(同93)、スミトモブリリアントブル
ー5G(同103)、カヤノールミリングウルトラスカ
イSE(同112)、カヤノールミリングシアニン5R
(同113)、アイゼンオパールブルー2GLH(同
158)、ダイワギニアグリーンB(C.I.アシツドグ
リーン3)、アシツドブリリアントミリンググリ
ーンB(同9)、ダイワグリーン#70(同16)、カヤ
ノールシアニングリーンG(同25)、スミノールミ
リンググリーンG(同27)などの酸性染料が挙げ
られる。これらの直接染料及び酸性染料は、1種
もしくは2種以上の混合物として使用でき、その
使用量は、印字濃度印字媒体により種々変更でき
るが、インキ全量に対して1.0〜20重量%が好ま
しい。 水溶性有機溶剤は、前述のように常温飽和蒸気
圧が0.1mmHgより大きく50mmHg以下であり、か
つ常圧における沸点が75℃〜200℃である条件を
満たすものなら使用でき、その具体例を挙げる
と、エチレングリコール、メチルセロソルブ、エ
チルセロソルブ、エチルセロソルブイソプロピル
エーテル、ブチルセロソルブ、ジエチルセロソル
ブ、モノグライム、ジグライム、ジエチルカルビ
トール、メチルカルビトール、プロピレングリコ
ールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコー
ルモノメチルエーテル、ジプロピレングリコール
モノエチルエーテル、メチルセロソルブアセター
ト、エチルセロソルブアセタートなどの多価アル
コール及びその誘導体、エタノール、n−プロパ
ノール、iso−プロパノール、n−ブタノール、
sec−ブタノール、iso−ブタノール、tert−ブタ
ノール、テトラヒドロフルフリルアルコール、ジ
アセトンアルコール、クロロエタノールなどのア
ルコール類、ジプロピルアミン、ジブチルアミ
ン、モノエタノールアミン、モルホリンなどのア
ミン類、シクロヘキサノン、モノアセチン、ジメ
チルホルムアミドなどがあり、これらの水溶性有
機溶剤は、1種もしくは2種以上の混合物として
使用できる。 尚、水溶性有機溶剤の使用量は前述したように
インキ全量に対して20重量%以下にする必要があ
る。主溶剤となる水の使用量はインキ全量に対し
て50重量%以上が好ましい。 本発明に使用する尿素および/又はその誘導体
は染料の溶解促進、及びプリンタヘツド部におけ
る乾燥防止の目的で主に使用されるものであり、
水溶性染料及び水溶性有機溶剤と組合せて使用す
ることにより、プリンタヘツド部における乾燥防
止について特に著るしい効果を示すものである。
本発明に使用し得る尿素及びその誘導体の具体例
を挙げると、尿素、エチレン尿素、チオ尿素、尿
素へのエチレンオキシド付加物などがあり、その
使用量はインキ全量に対して20%以下が好まし
い。 尚、上記成分の他にインキに濡れの作用を付加
し、インキ含浸部材へのインキ供給をスムーズに
し、更にはプリンタヘツド部において、ワイヤへ
のインキののりを良くする目的で各種のアニオン
系及び/又はノニオン系界面活性剤の如き浸透剤
をインキ全量に対して3重量%以下、又、カビの
発生、インキの腐敗によるインキ流出阻害を防止
する為にホルマリン、フエノール、ペンタクロロ
フエノール、デヒドロ酢酸ナトリウムなどの如き
防腐防カビ剤を適宜少量加えることもでき、更に
インキが金属部品と接触する場合、金属の腐食防
止のために、必要に応じて、ベンゾトリアゾー
ル、エチレンジアミン4酢酸塩などの防食防錆剤
も適宜添加することもできる。 又、必要に応じて、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルピロリドン、ポリエチレンオキシド、ポ
リ(メチルビニルエーテル)、メチルセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、ゼラチンなどの水溶性高分子も添加するこ
とができ、これらの水溶性高分子を使用すれば、
水溶性有機溶剤を多量に使うことなく、粘度を適
切な値に調整することができ、水溶性有機溶剤を
多量に使つて粘度調整を行なう場合に生ずる印字
画像の乾燥に時間がかかるという不具合を防止す
ることが可能となる。 本発明のインキは上述したインキ成分を適宜選
択し、溶解、混合することにより調整するもので
あるが、インキの物性としては、粘度は25℃にお
いて12cp以下に調整することが好ましい。これ
は12cp以上であると、ヘツド部において、イン
キ含浸材からワイヤへのインキの移動がスムーズ
に行かない為、ワイヤ先端全面にインキが付か
ず、鮮明な印字が行なえない為である。 以下、本発明を実施例に基づき、詳細に説明す
るが実施例中「部」とあるのは「重量部」を示
し、「P」は「25℃における飽和蒸気圧」を示し、
「b.p.」は「常圧における沸点」を示す。 実施例 1 (イエローインキ) ダイワタートラジン(ダイワ化成(株)製、C.I.アシ
ツドエロー23) 5.0部 エチレングリコール(P=0.12mmHg、b.p.=
197.3℃) 10.0部 尿 素 7.0部 ペンタクロロフエノールナトリウム(10%水溶
液) 0.1部 ベンゾトリアゾール(防錆剤) 0.4部 水酸化ナトリウム(25%水溶液) 0.1部 HPC(H)(1%水溶液)(日本曹達(株)製、ヒドロキ
シプロピルセルロース) 20.0部 水 57.4部 100.0部 上記の各成分を混合し、20〜25℃にて3時間か
くはんした後、紙(東洋紙(株)製No.2)にて
過して不純物を分離し、粘度5.2Cpのイエローイ
ンキを得た。 実施例 2 (マゼンタインキ) スミノールミリングブリリアントレツドBコンク
(住友化学工業(株)製、C.I.アシツドレツド249)
3.5部 エチレングリコール 10.0部 尿 素 7.0部 ペンタクロロフエノールナトリウム(10%水溶
液) 0.1部 ベンゾトリアゾール 0.4部 水酸化ナトリウム(25%水溶液) 1.5部 HPC(H)(1%水溶液) 20.0部 水 57.5部 100.0部 上記の各成分より実施例1と同様にしてインキ
を調製し、粘度5.2Cpのマゼンタインキを得た。 実施例 3 (シアンインキ) ウオーターブルー#3(オリエント化学工業(株)製、
C.I.ダイレクトブルー86) 4.5部 アシツドブリリアントミリンググリーンB(保土
谷化学工業(株)製、C.I.アシツドグリーン9) 0.5部 テトラヒドロフルフリルアルコール(P=0.8mm
Hg、b.p.=178℃) 5.0部 エチレングリコール 5.0部 尿 素 5.0部 水 80.0部 合計100.0部 上記各成分を用いて実施例1と同様にしてイン
キを調製し、粘度3.2Cpのシアンインキを得た。 実施例 4 (黒色インキ) ウオーターブラツクL−200(20%溶液)(オリエ
ント化学工業(株)製、C.I.ダイレクトブラツク19)
25.0部 ウオーターエロー#6(補色用)(オリエント化学
(株)製、C.I.アシツドエロー42) 0.3部 エチレングリコール 15.0部 尿 素 8.0部 水酸化ナトリウム(25%水溶液) 0.1部 クラレポバール124(10%水溶液)((株)クラレ製、
ポリビニルアルコール) 7.0部 水 44.6部 合計100.0部 上記の各成分を用いて実施例1と同様にしてイ
ンキを調製し、粘度4.3cPの黒色インキを得た。 比較例 1 (高沸点溶剤を含む例) カヤシルエローGG(日本化薬(株)製、C.I.アシツド
エロー17) 4.0部 エチレングリコール 10.0部 チオジグリコール(b.p.=282℃) 10.0部 グリセリン(b.p.=290℃) 10.0部 尿 素 10.0部 ペンタクロロフエノールナトリウム(10%水溶
液) 0.1部 水 55.9部 100.0部 上記の各成分より実施例1と同様にしてインキ
を作り、粘度3.4cPの黄色インキを得た。 比較例 2 (低沸点溶剤を含む例) カヤクアシツドブリリアントレツド3BL(日本化
薬(株)C.I.アシツドレツド254) 1.5部 ウオーターピンク#2(オリエント化学工業(株)製、
C.I.アシツドレツド92) 2.5部 エチレングリコール 10.0部 メタノール(b.p.=64.5℃) 5.0部 尿 素 10.0部 水酸化ナトリウム(25%水溶液) 0.3部 水 70.7部 100.0部 上記の各成分より実施例1と同様にしてインキ
を作り、粘度3.2Cpのマゼンタインキを得た。 比較例 3 (溶剤を20%以上含む例) ウオーターブルー#3 4.0部 ウオーターブルー#9(オリエント化学工業(株)製、
C.I.アシツドブルー9) 0.2部 エチレングリコール 25.0部 モノエタノールアミン(P=0.59mmHg、b.p.=
170.95℃) 2.0部 尿 素 5.0部 メトローズ90SH−15000(1%水溶液)(信越化学
(株)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース)
10.0部 ペンタクロロフエノールナトリウム(10%水溶
液) 0.1部 水 53.7部 100.0部 上記の各成分を用いて実施例1と同様にしてイ
ンキを調製し、粘度4.8Cpのシアンインキを得た。 比較例 4 (尿素を含まないインキ) ウオーターブラツク#100−L(20%溶液)(オリ
エント化学工業(株)製、C.I.ダイレクトブラツク
19) 35.0部 ダイワグリーン#70(ダイワ化成(株)製、C.I.アシ
ツドグリーン16) 0.3部 クラレポバール124(10%水溶液) 7.0部 エチレングリコール 15.0部 モノエタノールアミン 3.0部 ペンタクロロフエノールナトリウム(10%水溶
液) 0.1部 水酸化ナトリウム(25%水溶液) 0.2部 水 39.4部 100.0部 上記の各成分より実施例1と同様にしてインキ
を作り、粘度5.2Cpの黒色インキを得た。 実施例1〜4、及び比較例1〜4のインキをイ
ンキ式ワイヤドツトプリンタに用い、印字を行な
い、インキの評価を行なつた。その結果を次表に
示す。
表面に付着したインキを前方へ移動させ、ワイヤ
表面に付着したインキを印字媒体に転写せしめる
インキ式ワイヤドツトプリンタ用インキに係り、
更に詳細には印字の速乾性に優れ、特に多色のイ
ンキを重ねて印字した場合に、紙に凹凸が生じ難
い改良されたインキ式ワイヤドツトプリンタ用イ
ンキに関するものである。 ワイヤの前後動の摺動によりワイヤ表面に付着
したインキを前方へ移動させ、ワイヤ表面に付着
したインキを印字媒体に転写せしめるインキ式ワ
イヤドツトプリンタは、インキリボンをワイヤで
叩打することにより印字するリボン式ワイヤドツ
トプリンタと異なり、インキを液体状態でプリン
タヘツド部に導いて使用することにより、インキ
の物性、色調などを比較的自由に選択できるた
め、印字品質、印字の色調を自由に変化させられ
るのでカラー印字を行なうのに適している。 然し乍ら、インキ式ワイヤドツトプリンタで
は、その構造上、プリンタヘツドを印字面(紙)
に極めて隣接して設ける必要があるため、プリン
タヘツド先端部と紙との間隔が0.2〜0.7mm程度し
かなく、紙の表面に凹凸があるとプリンタヘツド
が紙を擦る状態となり、印字が汚れるという問題
が生じる。 この問題は、単色の場合で文字を1回印字する
場合には、殆んど生じないが、2種(色)以上の
インキを複数回同一位置に印字して、減法混色法
によつてカラー印字(カラー印刷)を行なう場
合、最初に印字したインキが完全に乾燥しないう
ちに次のインキにより印字がなされるため、印字
部に凹凸が生じ混色による印字を行なう際に、し
ばしば生じる。 又、インキ式ワイヤドツトプリンタにおいて
は、その機構上、インキがプリンタヘツド部にお
いて空気中に露出しているため、インキの蒸発が
生じやすく、プリンタを運転停止状態で放置して
おくと、インキがヘツド部で徐々に乾燥し、運転
を再開しようとすると、ワイヤが動きにくくなつ
ていたり、ヘツド部にインキ固型分が析出したり
していて、初期印字がスムーズにできないという
欠点が知られていた。 そこで、このインキの乾燥抑制の目的で、湿潤
剤として脂肪族多価アルコール及びその誘導体を
使用する方法が、試みられているが、インキの乾
燥をある程度抑制できるものの2日以上プリンタ
を運転停止状態に放置した場合にはヘツド部への
インキ固型分の析出が見られ、運転を再開した場
合の初期印字も極めて不安定なものであつた。 そこで本発明の第一の目的は、印字の乾燥が速
く、連続して同一位置に印字することによる紙に
凹凸が生じ難い減法混色法によつてカラー印字を
行なうのに好適なインキ式ワイヤドツトプリンタ
用インキを得ることにある。 又、本発明の第二の目的は、プリンタヘツド部
でのインキの乾燥を極力防止し、長期間プリンタ
を運転停止した後のプリンタの初期印字がスムー
ズに行なえるようにしたインキ式ワイヤドツトプ
リンタ用インキを得ることにある。 本発明者は、目的のインキを得るために、各種
の水溶性有機溶剤について検討した結果遂に本発
明を完成したものである。 即ち、本発明は、水溶性染料と、水溶性有機溶
剤と、水と尿素及び/又はその誘導体とから少な
くともなるインキ式ワイヤドツトプリンタ用イン
キにおいて、前記水溶性染料が酸性染料及び/又
は直接染料であり、前記水溶性有機溶剤が常温飽
和蒸気圧が0.1mmHgより大きく、50mmHg以下で
あり、常圧における沸点が75℃〜200℃であり、
更には前記水溶性有機溶剤の使用量がインキ全量
に対して20重量%以下であることを特徴とするイ
ンキ式ワイヤドツトプリンタ用インキを要旨とす
るものである。 本発明において上述した水溶性有機溶剤の条件
を満足することが肝要である。 何故なら、常温飽和蒸気圧が0.1mmHg以下で常
圧における沸点が200℃以上の水溶性有機溶剤を
使用したインキは、印字後の印字部において溶剤
の蒸発が遅いために紙に凹凸ができる原因とな
り、又、常温飽和蒸気圧が50mmHgより大きく常
圧における沸点が75℃以下の水溶性有機溶剤は蒸
発しやすいため、プリンタヘツド部におけるイン
キの乾燥の原因となるからである。更には、水溶
性有機溶剤の使用量がインキ全量に対して20重量
%より多くなると印字部の単位面積当りの溶剤量
が多くなり、紙面に凹凸が生じるからである。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明に使用される水溶性染料としては、直接
染料及び/又は酸性染料があり、その具体例を挙
げるとジヤパノールフアストブラツクDコンク
(C.I.ダイレクトブラツク17)、ウオーターブラツ
ク100L(同19)、ウオーターブラツクL−200(同
19)、ダイレクトフアストブラツクB(同22)、ダ
イレクトフアストブラツクAB(同32)、ダイレク
トデイープブラツクEX(同38)、ダイレクトデイ
ープブラツクXA(同38類似品)、ダイレクトフア
ストブラツクコンク(同51)、カヤラススプラグ
レイVGN(同71)、カヤクダイレクトブリリアン
トエローG(C.I.ダイレクトエロー4)、ダイレク
トフアストエロー5GL(同26)アイゼンプリムラ
エローGCLH(同44)、ダイレクトフアストエロー
R(同50)、アイゼンダイレクトフアストレツド
FH(C.I.ダイレクトレツド1)、ニツポンフアス
トスカーレツトGSX(同4)、ダイレクトフアス
トスカーレツト4BS(同23)、アイゼンダイレクト
ローデユリンBH(同31)、ダイレクトスカーレツ
トB(同37)、カヤクダイレクトスカーレツト3B
(同39)、アイゼンプリムラピンク2BLH(同75)、
スミライトレツドF3B(同80)、アイゼンプリムラ
レツド4BH(同81)、カヤラススプラルビンBL
(同83)、カヤラスライトレツドF5G(同225)、カ
ヤラスライトレツドF5B(同226)、カヤラスライ
トローズFR(同227)、ダイレクトスカイブルー
6B(C.I.ダイレクトブルー1)、ダイレクトスカイ
ブルー5B(同15)、スミライトスプラブルーBRR
コンク(同71)、ダイボーゲンターコイズブルー
S(同86)、ウオーターブルー#3(同86)、カヤラ
スターコイズブルーGL(同86)、カヤラススプラ
ブルーFF2GL(同106)、カヤラススプラブルー
FFRL(同108)、カヤラススプラターコイズブル
ーFBL(同199)などの直接染料や、アシツドブ
ルーブラツク10B(C.I.アシツドブラツク1)、ニ
グロシン(同2)、スミノールミリングブラツク
8BX(同24)、カヤノールミリングブラツクVLG
(同26)、スミノールフアストブラツクBRコンク
(同31)、ミツイナイロンブラツクGL(同52)、ア
イゼンオパールブラツクWHエクストラコンク
(同52)、スミランブラツクWA(同52)、ラニルブ
ラツクBGエクストラコンク(同107)、カヤノー
ルミリングブラツクTLB(同109)、スミノールミ
リングブラツクB(同109)、カヤノールミリング
ブラツクTLR(同110)、アイゼンオパールブラツ
クニユーコンク(同119)、ウオーターブラツク
187−L(同154)、カヤクアシツドブリリアントフ
ラビンFF(C.I.アシツドエロー7:1)、カヤシル
エローGG(同17)、キシレンライトエロー2G140
%(同17)、スミノールレベリングエローNR(同
19)、ダイワタートラジン(同23)、カヤクタート
ラジン(同23)、スミノールフアストエローR(同
25)、ダイアシツドライトエロー2GP(同29)、ス
ミノールミリングエローO(同38)、スミノールミ
リングエローMR(同42)、ウオーターエロー#6
(同42)、カヤノールエローNFG(同49)、スミノ
ールミリングエロー3G(同72)、スミノールフア
ストエローG(同61)、スミノールミリングエロー
G(同78)、カヤノールエローN5G(同110)、スミ
ノールミリングエロー4G200%(同141)、カヤノ
ールエローNG(同135)、カヤノールミリングエ
ロー5GW(同127)、カヤノールミリングエロー
6GW(同142)、スミトモフアストスカーレツトA
(C.I.アシツドレツド8)、カヤクシルクスカーレ
ツト(同9)、ソーラールビンエクストラ(同
14)、ダイワニユーコクシン(同18)、アイゼンポ
ンソーRH(同26)、ダイワ赤色2号(同27)、ス
ミノールレベリングブリリアントレツドS3B(同
35)、カヤシルルビノール3GS(同37)、アイゼン
エリスロシン(同51)、カヤクアシツドローダミ
ンFB(同52)、スミノールレベリングルビノール
3GP(同57)、ダイアシツドアリザリンルビノール
F3G200%(同82)、エキンシ(同87)、ウオータ
ーピンク#2(同92)、アイゼンアシツドフロキシ
ンPB(同92)、ローズベンガル(同94)、カヤノー
ルミリングスカーレツトFGW(同111)、カヤノー
ルミリングルビン3BW(同129)、スミノールミリ
ングブリリアントレツド3BNコンク(同131)、
スミノールミリングビリリアントレツドBS(同
138)、アイゼンオパールピンクBH(同186)、ス
ミノールミリングブリリアントレツドBコンク
(同249)、カヤクアシツドブリリアントレツド
3BL(同254)、カヤクアシツドブリリアントレツ
ドBL(同265)、カヤノールミリングレツドGW
(同276)、ミツイアシツトバイオレツト6BN(C.I.
アシツドバイオレツト15)、ミツイアシツドバイ
オレツトBN(同17)、スミトモパテントピユアブ
ルーVX(C.I.アシツドブルー1)、ウオーターブ
ルー#106(同1)、パテントブルーAF(同7)、ウ
オーターブルー#9(同9)、ダイワ青色1号(同
9)、スプラノールブルーB(同15)、オリエント
ソルブルブル−OBC(同22)、スミノールレベリ
ングブルー4GL(同23)、ミツイナイロンフアスト
ブルーG(同25)、カヤシルブルーAGG(同40)、
カヤシルブルーBR(同41)、ミツイアリザリンサ
フイロースSE(同43)、スミノールレベリングス
カイブルーRエクストラコンク(同62)、ミツイ
ナイロンフアストスカイブルーB(同78)、スミト
モブリリアントインドシアニン6Bh/c(同83)、
サンドランシアニンN−6B350%(同90)、ウオ
ーターブルー#115(同90)、オリエントソルブル
ブルーOBB(同93)、スミトモブリリアントブル
ー5G(同103)、カヤノールミリングウルトラスカ
イSE(同112)、カヤノールミリングシアニン5R
(同113)、アイゼンオパールブルー2GLH(同
158)、ダイワギニアグリーンB(C.I.アシツドグ
リーン3)、アシツドブリリアントミリンググリ
ーンB(同9)、ダイワグリーン#70(同16)、カヤ
ノールシアニングリーンG(同25)、スミノールミ
リンググリーンG(同27)などの酸性染料が挙げ
られる。これらの直接染料及び酸性染料は、1種
もしくは2種以上の混合物として使用でき、その
使用量は、印字濃度印字媒体により種々変更でき
るが、インキ全量に対して1.0〜20重量%が好ま
しい。 水溶性有機溶剤は、前述のように常温飽和蒸気
圧が0.1mmHgより大きく50mmHg以下であり、か
つ常圧における沸点が75℃〜200℃である条件を
満たすものなら使用でき、その具体例を挙げる
と、エチレングリコール、メチルセロソルブ、エ
チルセロソルブ、エチルセロソルブイソプロピル
エーテル、ブチルセロソルブ、ジエチルセロソル
ブ、モノグライム、ジグライム、ジエチルカルビ
トール、メチルカルビトール、プロピレングリコ
ールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコー
ルモノメチルエーテル、ジプロピレングリコール
モノエチルエーテル、メチルセロソルブアセター
ト、エチルセロソルブアセタートなどの多価アル
コール及びその誘導体、エタノール、n−プロパ
ノール、iso−プロパノール、n−ブタノール、
sec−ブタノール、iso−ブタノール、tert−ブタ
ノール、テトラヒドロフルフリルアルコール、ジ
アセトンアルコール、クロロエタノールなどのア
ルコール類、ジプロピルアミン、ジブチルアミ
ン、モノエタノールアミン、モルホリンなどのア
ミン類、シクロヘキサノン、モノアセチン、ジメ
チルホルムアミドなどがあり、これらの水溶性有
機溶剤は、1種もしくは2種以上の混合物として
使用できる。 尚、水溶性有機溶剤の使用量は前述したように
インキ全量に対して20重量%以下にする必要があ
る。主溶剤となる水の使用量はインキ全量に対し
て50重量%以上が好ましい。 本発明に使用する尿素および/又はその誘導体
は染料の溶解促進、及びプリンタヘツド部におけ
る乾燥防止の目的で主に使用されるものであり、
水溶性染料及び水溶性有機溶剤と組合せて使用す
ることにより、プリンタヘツド部における乾燥防
止について特に著るしい効果を示すものである。
本発明に使用し得る尿素及びその誘導体の具体例
を挙げると、尿素、エチレン尿素、チオ尿素、尿
素へのエチレンオキシド付加物などがあり、その
使用量はインキ全量に対して20%以下が好まし
い。 尚、上記成分の他にインキに濡れの作用を付加
し、インキ含浸部材へのインキ供給をスムーズに
し、更にはプリンタヘツド部において、ワイヤへ
のインキののりを良くする目的で各種のアニオン
系及び/又はノニオン系界面活性剤の如き浸透剤
をインキ全量に対して3重量%以下、又、カビの
発生、インキの腐敗によるインキ流出阻害を防止
する為にホルマリン、フエノール、ペンタクロロ
フエノール、デヒドロ酢酸ナトリウムなどの如き
防腐防カビ剤を適宜少量加えることもでき、更に
インキが金属部品と接触する場合、金属の腐食防
止のために、必要に応じて、ベンゾトリアゾー
ル、エチレンジアミン4酢酸塩などの防食防錆剤
も適宜添加することもできる。 又、必要に応じて、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルピロリドン、ポリエチレンオキシド、ポ
リ(メチルビニルエーテル)、メチルセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、ゼラチンなどの水溶性高分子も添加するこ
とができ、これらの水溶性高分子を使用すれば、
水溶性有機溶剤を多量に使うことなく、粘度を適
切な値に調整することができ、水溶性有機溶剤を
多量に使つて粘度調整を行なう場合に生ずる印字
画像の乾燥に時間がかかるという不具合を防止す
ることが可能となる。 本発明のインキは上述したインキ成分を適宜選
択し、溶解、混合することにより調整するもので
あるが、インキの物性としては、粘度は25℃にお
いて12cp以下に調整することが好ましい。これ
は12cp以上であると、ヘツド部において、イン
キ含浸材からワイヤへのインキの移動がスムーズ
に行かない為、ワイヤ先端全面にインキが付か
ず、鮮明な印字が行なえない為である。 以下、本発明を実施例に基づき、詳細に説明す
るが実施例中「部」とあるのは「重量部」を示
し、「P」は「25℃における飽和蒸気圧」を示し、
「b.p.」は「常圧における沸点」を示す。 実施例 1 (イエローインキ) ダイワタートラジン(ダイワ化成(株)製、C.I.アシ
ツドエロー23) 5.0部 エチレングリコール(P=0.12mmHg、b.p.=
197.3℃) 10.0部 尿 素 7.0部 ペンタクロロフエノールナトリウム(10%水溶
液) 0.1部 ベンゾトリアゾール(防錆剤) 0.4部 水酸化ナトリウム(25%水溶液) 0.1部 HPC(H)(1%水溶液)(日本曹達(株)製、ヒドロキ
シプロピルセルロース) 20.0部 水 57.4部 100.0部 上記の各成分を混合し、20〜25℃にて3時間か
くはんした後、紙(東洋紙(株)製No.2)にて
過して不純物を分離し、粘度5.2Cpのイエローイ
ンキを得た。 実施例 2 (マゼンタインキ) スミノールミリングブリリアントレツドBコンク
(住友化学工業(株)製、C.I.アシツドレツド249)
3.5部 エチレングリコール 10.0部 尿 素 7.0部 ペンタクロロフエノールナトリウム(10%水溶
液) 0.1部 ベンゾトリアゾール 0.4部 水酸化ナトリウム(25%水溶液) 1.5部 HPC(H)(1%水溶液) 20.0部 水 57.5部 100.0部 上記の各成分より実施例1と同様にしてインキ
を調製し、粘度5.2Cpのマゼンタインキを得た。 実施例 3 (シアンインキ) ウオーターブルー#3(オリエント化学工業(株)製、
C.I.ダイレクトブルー86) 4.5部 アシツドブリリアントミリンググリーンB(保土
谷化学工業(株)製、C.I.アシツドグリーン9) 0.5部 テトラヒドロフルフリルアルコール(P=0.8mm
Hg、b.p.=178℃) 5.0部 エチレングリコール 5.0部 尿 素 5.0部 水 80.0部 合計100.0部 上記各成分を用いて実施例1と同様にしてイン
キを調製し、粘度3.2Cpのシアンインキを得た。 実施例 4 (黒色インキ) ウオーターブラツクL−200(20%溶液)(オリエ
ント化学工業(株)製、C.I.ダイレクトブラツク19)
25.0部 ウオーターエロー#6(補色用)(オリエント化学
(株)製、C.I.アシツドエロー42) 0.3部 エチレングリコール 15.0部 尿 素 8.0部 水酸化ナトリウム(25%水溶液) 0.1部 クラレポバール124(10%水溶液)((株)クラレ製、
ポリビニルアルコール) 7.0部 水 44.6部 合計100.0部 上記の各成分を用いて実施例1と同様にしてイ
ンキを調製し、粘度4.3cPの黒色インキを得た。 比較例 1 (高沸点溶剤を含む例) カヤシルエローGG(日本化薬(株)製、C.I.アシツド
エロー17) 4.0部 エチレングリコール 10.0部 チオジグリコール(b.p.=282℃) 10.0部 グリセリン(b.p.=290℃) 10.0部 尿 素 10.0部 ペンタクロロフエノールナトリウム(10%水溶
液) 0.1部 水 55.9部 100.0部 上記の各成分より実施例1と同様にしてインキ
を作り、粘度3.4cPの黄色インキを得た。 比較例 2 (低沸点溶剤を含む例) カヤクアシツドブリリアントレツド3BL(日本化
薬(株)C.I.アシツドレツド254) 1.5部 ウオーターピンク#2(オリエント化学工業(株)製、
C.I.アシツドレツド92) 2.5部 エチレングリコール 10.0部 メタノール(b.p.=64.5℃) 5.0部 尿 素 10.0部 水酸化ナトリウム(25%水溶液) 0.3部 水 70.7部 100.0部 上記の各成分より実施例1と同様にしてインキ
を作り、粘度3.2Cpのマゼンタインキを得た。 比較例 3 (溶剤を20%以上含む例) ウオーターブルー#3 4.0部 ウオーターブルー#9(オリエント化学工業(株)製、
C.I.アシツドブルー9) 0.2部 エチレングリコール 25.0部 モノエタノールアミン(P=0.59mmHg、b.p.=
170.95℃) 2.0部 尿 素 5.0部 メトローズ90SH−15000(1%水溶液)(信越化学
(株)、ヒドロキシプロピルメチルセルロース)
10.0部 ペンタクロロフエノールナトリウム(10%水溶
液) 0.1部 水 53.7部 100.0部 上記の各成分を用いて実施例1と同様にしてイ
ンキを調製し、粘度4.8Cpのシアンインキを得た。 比較例 4 (尿素を含まないインキ) ウオーターブラツク#100−L(20%溶液)(オリ
エント化学工業(株)製、C.I.ダイレクトブラツク
19) 35.0部 ダイワグリーン#70(ダイワ化成(株)製、C.I.アシ
ツドグリーン16) 0.3部 クラレポバール124(10%水溶液) 7.0部 エチレングリコール 15.0部 モノエタノールアミン 3.0部 ペンタクロロフエノールナトリウム(10%水溶
液) 0.1部 水酸化ナトリウム(25%水溶液) 0.2部 水 39.4部 100.0部 上記の各成分より実施例1と同様にしてインキ
を作り、粘度5.2Cpの黒色インキを得た。 実施例1〜4、及び比較例1〜4のインキをイ
ンキ式ワイヤドツトプリンタに用い、印字を行な
い、インキの評価を行なつた。その結果を次表に
示す。
以上の結果より、本発明のインキは、インキ式
ワイヤドツトプリンタ用のインキとして最適なも
のである。
ワイヤドツトプリンタ用のインキとして最適なも
のである。
第1図は、本発明の印字後の紙の状態を判定す
るためのワイヤドツトプリンターによる印字パタ
ーンを表わし、1は、ドツトを示し、2は、印字
しない部分を示す。
るためのワイヤドツトプリンターによる印字パタ
ーンを表わし、1は、ドツトを示し、2は、印字
しない部分を示す。
Claims (1)
- 1 水溶性染料と;水溶性有機溶剤と;水と;尿
素及び/又はその誘導体とから少なくともなるイ
ンキ式ワイヤドツトプリンタ用インキにおいて、
前記水溶性染料が酸性染料及び/又は直接染料で
あり、前記水溶性有機溶剤が常温飽和蒸気圧が
0.1mmHgより大きく50mmHg以下であり、かつ、
常圧における沸点が75℃〜200℃であり、更には
前記水溶性有機溶剤の使用量がインキ全量に対し
て20重量%以下であることを特徴とするインキ式
ワイヤドツトプリンタ用インキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11098782A JPS591579A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | インキ式ワイヤドツトプリンタ用インキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11098782A JPS591579A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | インキ式ワイヤドツトプリンタ用インキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS591579A JPS591579A (ja) | 1984-01-06 |
| JPH0345752B2 true JPH0345752B2 (ja) | 1991-07-12 |
Family
ID=14549528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11098782A Granted JPS591579A (ja) | 1982-06-28 | 1982-06-28 | インキ式ワイヤドツトプリンタ用インキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS591579A (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS501825A (ja) * | 1973-05-11 | 1975-01-09 | ||
| DE2657140C3 (de) * | 1976-12-16 | 1979-10-04 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Farbstoff Zubereitungen |
| US4121897A (en) * | 1977-11-03 | 1978-10-24 | Koppers Company, Inc. | Process for printing on solid molded articles made from urea formaldehyde resin or melamine formaldehyde resin |
| DE2906157A1 (de) * | 1979-02-17 | 1980-09-04 | Basf Ag | Phthalocyaninzubereitungen |
-
1982
- 1982-06-28 JP JP11098782A patent/JPS591579A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS591579A (ja) | 1984-01-06 |
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