JPH034578B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH034578B2 JPH034578B2 JP61038685A JP3868586A JPH034578B2 JP H034578 B2 JPH034578 B2 JP H034578B2 JP 61038685 A JP61038685 A JP 61038685A JP 3868586 A JP3868586 A JP 3868586A JP H034578 B2 JPH034578 B2 JP H034578B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alkyl group
- carbon atoms
- good
- ratio
- printability
- Prior art date
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ポリオレフイン用帯電防止剤に関す
るものである。 〔従来の技術及び問題点〕 一般にポリオレフインはポリエチレン、ポリプ
ロピレン等の総称であり、フイルム、成形品、繊
維などの成形材料として広く用いられている。こ
れらは、通常、優れた電気絶縁性を有している半
面、静電気が帯電、蓄積し易く、種々の障害や災
害の原因となることがある。例えば周知のよう
に、これらの成形物は、静電気帯電により極めて
汚染され易く、汚れが強固に付着して商品価値を
著しく低下させる原因となる。また放電火花によ
る可燃性ガスの引火爆発も大きい問題である。 これらの問題を解決するため、従来、帯電防止
剤が提案されているが、帯電防止効果の持続性及
び成形品の表面状態の良好なこと(白化現象のな
いこと、ベタツキのないこと)及び印刷性の良好
なことを同時に満足するという点で充分ではなか
つた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、これらポリオレフインの持つ汚
れ易さ、可燃性ガスの誘引爆発の可能性をなく
し、且つこの効果を持続せしめ、表面状態の良好
な、また、印刷適性に優れたポリオレフイン組成
物を与える帯電防止剤を得るべく鋭意検討した結
果、特定の化学物質を特定の割合で用いた時、こ
れらを満足できることを見い出して本発明を完成
した。 即ち、本発明は下記の一般式 (式中、R1は炭素数16と18のアルキル基を表
わし、炭素数16と18のアルキル基が40/60〜20/
80の比で存在する。) で表わされるアルキルジエタノールアミンと 下記の一般式 R2OH (2) (式中、R2は炭素数16と18のアルキル基を表
わし、炭素数16と18のアルキル基が40/60〜20/
80の比で存在する。) で表わされる高級アルコールからなり、アルキル
ジエタノールアミン(1)と高級アルコール(2)の重量
比が30/70〜70/30であるポリオレフイン用帯電
防止剤を提供するものである。 本発明に係る帯電防止剤をポリオレフイン樹脂
に練り込めば、帯電防止効果の持続性、成形品に
表面状態、印刷性の点で極めて満足すべき結果が
得られる。 本発明によればアルキルジエタノールアミンと
高級アルコールとを組み合わせて用いると予想外
にも各々の化合物のアルキル鎖長の影響が非常に
大きいことがわかつた。 表1にアルキルジエタノールアミンと高級アル
コールとの比が50:50の場合のアルキル鎖長の影
響を示したが、表1に於いて、次の様な傾向が認
められた。 領域……帯電防止効果持続性 不良 成形品の表面状態 ベトツキ傾向あり 印刷性 不良 領域……帯電防止効果持続性 良好〜やや不良 成形品の表面状態 ベトツキ傾向あり 印刷性 不良 領域……帯電防止効果持続性 良好〜やや不良 成形品の表面状態 白化傾向あり 印刷性 不良 領域……帯電防止効果持続性 良好 成形品の表面状態 良好 印刷性 良好 即ち、前記のジエタノールアミンのアルキル基
R1、高級アルコールのアルキル基R2は谷炭素数
16と18とのものが40/60〜20/80でなければなら
ない。
るものである。 〔従来の技術及び問題点〕 一般にポリオレフインはポリエチレン、ポリプ
ロピレン等の総称であり、フイルム、成形品、繊
維などの成形材料として広く用いられている。こ
れらは、通常、優れた電気絶縁性を有している半
面、静電気が帯電、蓄積し易く、種々の障害や災
害の原因となることがある。例えば周知のよう
に、これらの成形物は、静電気帯電により極めて
汚染され易く、汚れが強固に付着して商品価値を
著しく低下させる原因となる。また放電火花によ
る可燃性ガスの引火爆発も大きい問題である。 これらの問題を解決するため、従来、帯電防止
剤が提案されているが、帯電防止効果の持続性及
び成形品の表面状態の良好なこと(白化現象のな
いこと、ベタツキのないこと)及び印刷性の良好
なことを同時に満足するという点で充分ではなか
つた。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、これらポリオレフインの持つ汚
れ易さ、可燃性ガスの誘引爆発の可能性をなく
し、且つこの効果を持続せしめ、表面状態の良好
な、また、印刷適性に優れたポリオレフイン組成
物を与える帯電防止剤を得るべく鋭意検討した結
果、特定の化学物質を特定の割合で用いた時、こ
れらを満足できることを見い出して本発明を完成
した。 即ち、本発明は下記の一般式 (式中、R1は炭素数16と18のアルキル基を表
わし、炭素数16と18のアルキル基が40/60〜20/
80の比で存在する。) で表わされるアルキルジエタノールアミンと 下記の一般式 R2OH (2) (式中、R2は炭素数16と18のアルキル基を表
わし、炭素数16と18のアルキル基が40/60〜20/
80の比で存在する。) で表わされる高級アルコールからなり、アルキル
ジエタノールアミン(1)と高級アルコール(2)の重量
比が30/70〜70/30であるポリオレフイン用帯電
防止剤を提供するものである。 本発明に係る帯電防止剤をポリオレフイン樹脂
に練り込めば、帯電防止効果の持続性、成形品に
表面状態、印刷性の点で極めて満足すべき結果が
得られる。 本発明によればアルキルジエタノールアミンと
高級アルコールとを組み合わせて用いると予想外
にも各々の化合物のアルキル鎖長の影響が非常に
大きいことがわかつた。 表1にアルキルジエタノールアミンと高級アル
コールとの比が50:50の場合のアルキル鎖長の影
響を示したが、表1に於いて、次の様な傾向が認
められた。 領域……帯電防止効果持続性 不良 成形品の表面状態 ベトツキ傾向あり 印刷性 不良 領域……帯電防止効果持続性 良好〜やや不良 成形品の表面状態 ベトツキ傾向あり 印刷性 不良 領域……帯電防止効果持続性 良好〜やや不良 成形品の表面状態 白化傾向あり 印刷性 不良 領域……帯電防止効果持続性 良好 成形品の表面状態 良好 印刷性 良好 即ち、前記のジエタノールアミンのアルキル基
R1、高級アルコールのアルキル基R2は谷炭素数
16と18とのものが40/60〜20/80でなければなら
ない。
【表】
次に実施例にて本発明を説明するが、本発明は
これらの実施例に限定されるものではない。 実施例・比較例 1 合成樹脂に対して表2に示す帯電防止剤を添加
してヘンシエルミキサーにて1分間混合撹拌す
る。そのあと、射出成形機(シリンダー温度200
〜250℃)にて、帯電防止剤を含有するプレート
(縦120mm、横60mm、厚み3mm)を射出成形して、
そのプレートの帯電防止効果、表面状態、印刷性
を30日後に調べた。帯電防止効果は表面固有抵抗
値(Ω/□)を測定(ASTM D 257)するこ
とにより判定した。その値が1010以下の場合良
好、1011〜1013はやや良好、1014以上は不良であ
る。表面状態は目視にて判定した。印刷性につい
ては次に様に行つた。テストプレーヤ上に、横
200mm×縦200mmの正方形にポリアミド系インキを
塗工して、その後横1mm×縦1mmの正方形が100
個できる様にカツターで傷をつける。その上に粘
着テープを貼り、ついでそれを剥離することによ
り半定した(JIS K−5400 1979)。インキが98%
以上残つている場合は良好、97%以下の場合は不
良と判定した。 ポリプロピレン(三井東圧J−109G)100部に
対して帯電防止剤を0.5部(アミン/アルコール
=50/50(重量比))添加した場合の結果を表2に
示した。 尚、帯電防止剤無添加の場合のポリプロピレン
プレートの表面固有抵抗は1016Ω/□以上であ
り、表面状態、印刷性とも良好であつた。
これらの実施例に限定されるものではない。 実施例・比較例 1 合成樹脂に対して表2に示す帯電防止剤を添加
してヘンシエルミキサーにて1分間混合撹拌す
る。そのあと、射出成形機(シリンダー温度200
〜250℃)にて、帯電防止剤を含有するプレート
(縦120mm、横60mm、厚み3mm)を射出成形して、
そのプレートの帯電防止効果、表面状態、印刷性
を30日後に調べた。帯電防止効果は表面固有抵抗
値(Ω/□)を測定(ASTM D 257)するこ
とにより判定した。その値が1010以下の場合良
好、1011〜1013はやや良好、1014以上は不良であ
る。表面状態は目視にて判定した。印刷性につい
ては次に様に行つた。テストプレーヤ上に、横
200mm×縦200mmの正方形にポリアミド系インキを
塗工して、その後横1mm×縦1mmの正方形が100
個できる様にカツターで傷をつける。その上に粘
着テープを貼り、ついでそれを剥離することによ
り半定した(JIS K−5400 1979)。インキが98%
以上残つている場合は良好、97%以下の場合は不
良と判定した。 ポリプロピレン(三井東圧J−109G)100部に
対して帯電防止剤を0.5部(アミン/アルコール
=50/50(重量比))添加した場合の結果を表2に
示した。 尚、帯電防止剤無添加の場合のポリプロピレン
プレートの表面固有抵抗は1016Ω/□以上であ
り、表面状態、印刷性とも良好であつた。
【表】
【表】
【表】
比較例 2
帯電防止剤の組成をアミン/アルコール=80〜
20(重量比)とした以外は実施例と同様に試験を
行つた。その結果を表3に示した。
20(重量比)とした以外は実施例と同様に試験を
行つた。その結果を表3に示した。
【表】
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記の一般式 (式中、R1は炭素数16と18のアルキル基を表
わし、炭素数16と18のアルキル基が40/60〜20/
80の比で存在する。) で表わされるアルキルジエタノールアミンと下記
一般式 R2OH (2) (式中、R2は炭素数16と18のアルキル基を表
わし、炭素数16と18のアルキル基が40/60〜20/
80の比で存在する。) で表わされる高級アルコールからなり、アルキル
ジエタノールアミン(1)と高級アルコール(2)の重量
比が30/70〜70/30であるポリオレフイン用練込
型帯電防止剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3868586A JPS62197434A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | ポリオレフイン用帯電防止剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3868586A JPS62197434A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | ポリオレフイン用帯電防止剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62197434A JPS62197434A (ja) | 1987-09-01 |
| JPH034578B2 true JPH034578B2 (ja) | 1991-01-23 |
Family
ID=12532145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3868586A Granted JPS62197434A (ja) | 1986-02-24 | 1986-02-24 | ポリオレフイン用帯電防止剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62197434A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62295936A (ja) * | 1986-06-16 | 1987-12-23 | Kao Corp | ポリオレフイン用帯電防止剤 |
| CN117534896A (zh) * | 2023-11-17 | 2024-02-09 | 万华化学集团股份有限公司 | 一种低雾度抗静电聚乙烯树脂组合物及其制备方法和应用 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5879044A (ja) * | 1981-11-06 | 1983-05-12 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 低温防曇性のすぐれたポリプロピレンフイルム用樹脂組成物 |
| JPS6128537A (ja) * | 1984-07-18 | 1986-02-08 | Kao Corp | ポリオレフイン樹脂用帯電防止剤 |
-
1986
- 1986-02-24 JP JP3868586A patent/JPS62197434A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62197434A (ja) | 1987-09-01 |
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