JPH0346295Y2 - - Google Patents

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JPH0346295Y2
JPH0346295Y2 JP18801185U JP18801185U JPH0346295Y2 JP H0346295 Y2 JPH0346295 Y2 JP H0346295Y2 JP 18801185 U JP18801185 U JP 18801185U JP 18801185 U JP18801185 U JP 18801185U JP H0346295 Y2 JPH0346295 Y2 JP H0346295Y2
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damper
temperature
sma coil
spring
sma
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は冷蔵庫の温度調節器に関し、特にダン
パー機構に関するものであつて、広くは各種通路
を開閉するダンパー機構に関する。
〈従来技術〉 冷蔵庫内温度がある値以上になるとコンプレツ
サからの冷気を調節する弁が開き、ある温度以下
になると弁が閉じるという冷気吹き出し量調節装
置は従来より考案されている。例えば第10図は
冷凍、冷蔵庫の冷蔵室1の調節装置の要部を示す
もので、コンプレツサよりの冷気を導く冷気ダク
ト2の開口をダンパ3で開閉し、冷気の室内1へ
の流入を制御する。このダンパ3はA部の拡大図
である第11図に示すようにダイヤフラム4、ス
プリング5及び変位拡大レバー7の働きによつて
矢印方向に変位する。すなわちダイヤフラム4及
び室内温度検知部5の内部には温度によつて気
化、液化を行う物質が封入されており、温度変化
の際の体積変化によりダイヤフラム4を作動さ
せ、ピン8を支点とする拡大レバー7を介してダ
イヤフラム4の生み出す力とスプリング6の圧縮
応力の平衡なところにダンパ3が位置し、ダクト
2からの冷気の吹き出し量を調節する。温度調節
はスプリング6の強さを調節することにより行
う。
この装置によればダイヤフラム4のシール、中
へ入れるガスの封入等に手間がかかる。このよう
な不都合をなくすためバイメタルを温度検知用に
使用することも考えられるが、低温で正確に変化
すること、変形にヒステリシスがないこと、機械
的変位力がダンパを変位させるに充分であるこ
と、温度変化に対する変位量が大きいこと等の要
望を満たすバイメタルがなく、現状では実現でき
ない。
そこで本出願人は、第14図乃至第17図に示
すような温度調節器を既に提案した(実願昭56−
12678号)。
第12図、第13図は駆動要素の動作原理を示
すものであり、図12においてバイアス用スプリ
ング7はA点で、形状記憶合金製コイル(以下
SMAコイルと呼ぶ)8はC点で固定されており、
各々はB点で接続されている。SMA8はのびた
状態で形状記憶処理をされており、またスプリン
グ7の自然長はAB間の距離より長いとする。従
つて7,8はそれぞれ圧縮応力下で作用する。第
13図は、第12図の状況下でのバイアス、スプ
リング7とSMAコイル8の圧縮応力と点Bの位
置の関係である。図に付記してあるt1〜t4は雰囲
気温度でありt1<t2<t3<t4の関係を満たしてい
る。イはSMA8、ロはスプリング7の特性を表
わしている。第13図より、点Bは雰囲気温度が
t1,t2,t3,t4となればその温度に応じて、p1
p2,p3,p4の位置へ移動する。以上が動作原理
で、これらの応用例を第14図〜第17図に上げ
る。
なお、形状記憶合金は変態点は外れた温度部分
では超弾性の性質すなわち変形に対するヒステリ
シスが少なく温度が上昇して行く場合と下降して
いく場合とで誤差が少ないという特徴がある上、
バイメタル等に比して低温における温度変化に対
する変形が大きいという特徴がある。
第14図は一例の断面図で、第15図は第14
図のBの拡大図である。第14,15図におい
て、SMAコイル10は圧縮された状態で形状記
憶処理されており、引つ張り応力下で動作する。
10の一端は室1内に突出したケース11内に固
定されており他端はコネクチングロツド12に接
続されている。また、バイアススプリング9は圧
縮応力下で動作し、一端をスプリング力調節ネジ
13に、他端をコネクチングロツド12に固定さ
れている。コネクチングロツド12はダンパー1
4に支点15を介して回転自在に接続されてい
る。ダンパー14はダクト2を開閉できる如く枢
支16されており図のように弧状に動き得る。ま
たダンパー14とダクト2は冷気が外にもれない
ようアコーデイオン様の密な布17によつてつな
がれている。室1の内壁に突設された上記ケース
11には穴11aが設けてあるので室1内の雰囲
気は常時SMA10に触れSMA10の応力を決定
する。
従つて、室温が上昇すれば応力が増し、スプリ
ング9に抗してロツド12を矢印方向に変位さ
せ、ダンパー14を開いて冷気を室内に供給す
る。逆の場合はダンパー14が閉じる方向に変位
する。SMA10はヒステリシスが少ない上、温
度による変形が大きいので、ダンパー14を開閉
成する力を充分とることができる上、かなり正確
に温度調整を行うことができる。
第16図は他の実施例を示すもので、SMAコ
イル18は伸ばされた状態で形状記憶されており
圧縮応力下で動作する。18の一端は19に固定
されており、又、他端は伸びることのないワイヤ
20に接続されている。20はL字型アーム21
につながれていてピン23を支点とする拡大機構
によつてバイアススプリング24とSMA18の
力との平衡位置にダンパ22を位置させダクト2
からの冷気を調節する。なお、24は引つ張り応
力下で動作し、調節ネジ25によつてその力を調
節する。
第17図は他の実施例でSMAコイル26は圧
縮された状態で形状記憶されており引つ張り応力
下で動作する。26は一端を27に固定され、他
端は伸びることのないワイヤ28に接続されてい
る。28はピン29を支点とする拡大機構のアー
ム30に接続されており、26の生み出す力とバ
イアススプリング32の力の平衡する場所にダン
パー31を位置させ冷気を調節する。なお、32
は圧縮応力下で動作しその力は調節ネジ33によ
つて調節する。
しかし上記のものにおいては、SMAコイルが
冷気の温度だけによつて動作するため、その動作
点が不安定で確実な温度制御が行えない欠点があ
つた。
そこで本出願人は、第18図乃至第19図に示
すような装置を提供した。(実願昭60−104932号) 即ち、第3図a及び第4図aに示すように、冷
蔵室34に通じる冷風通路35の吹出口部36の
部分に温度調節器の機筐37を取付け、該機筐3
7には、冷風通路35から冷蔵室1内に通じる多
数の通風孔38,38,…を穿設しており、該機
筐37内の前記吹出口部36に直面して、ダンパ
ー39を軸40にて揺動自在に枢設する。
そして、該ダンパー39の一端にバイアス用ば
ね42aの一端を接続し、該バイアス用ばね42
aの他端を前記機筐37に取付けて、ダンパー3
9を常時吹出口部36に閉塞するようにしてお
り、そして、該ダンパー36の他方と前記機筐3
7との間に、加熱収縮型の形状記憶合金ばね41
aを張設してなる。
又、前記機筐37内のダンパー39と掛合する
位置に、軸44にて支柱45の先端に枢設した爪
43を対設し、該爪43のダンパー39と掛脱す
る一片と機筐37との間に、バイアス用ばね42
aを張設するとともに、該爪43の他方と該機筐
37との間に、前記形状記憶合金ばね41aと同
様の形状記憶合金ばね41bを設け、各形状記憶
合金ばね41a,41bを、第3図b或は第4図
bに示すように、電源13と、各正特性サーミス
タ48,49及び各形状記憶合金ばね41a,4
1bを夫々選択するタイマースイツチ47を介し
て、並列に接続し、該電源46を各形状記憶合金
ばね41a,41bへ通電することにより加熱さ
れ、最初に記憶した状態に収縮するものである。
次に、上記構成に係る温度調節器の一連動作に
ついて述べると、先ず、最初の状態を第3図bと
し、各形状記憶合金ばね41a,41bは、高温
で密着状態を記憶しているものとする時、冷蔵室
34内の温度が設定値より高くなると、室内の温
度を検知する温度センサー(図示せず)が動作し
て、タイマースイツチ47の接片をターミナルa
に接続し、電源46は形状記憶合金ばね41aに
通電を開始し、該形状記憶合金ばね41aが、加
熱されて、バイアス用ばね42aに抗して、第3
図aのように収縮(記憶状態)し、冷風通路35
のダンパー39を開き、該ダンパー先端を爪43
にて掛合保持する。
そして、冷風通路35から送られる冷風は、温
度調節器の機筐37の通風路38,38…を経
て、冷蔵室34内に導びかれるが、前記ダンパー
39が爪43でロツクされた時点では、正特性サ
ーミスタ48による抵抗増加によつて形状記憶合
金ばね41aへの通電は殆んどなくなり、その結
果、バイアス用ばね42aによつて、ダンパー3
9は閉じようとする。しかし、この時、ダンパー
39は、爪43のバイアス用ばね42aによつて
そのままロツク状態が維持されるから、冷蔵室3
4内は更に冷却される。
こうして、冷蔵室34内の温度が設定温度にま
で低下すると、温度センサー(図示しない)によ
つてタイマースイツチ47を操作し、その接片を
ターミナルbへ切り替え、形状記憶合金ばね41
bに電源46を供給するので、該形状記憶合金ば
ね41bは、バイアス用ばね42bに抗して、第
4図aのように収縮(記憶状態)し、爪43を反
時計方向へ回動する。
そして、ここで、前記ダンパー39は釈放さ
れ、初めの状態即ち第4図aのように、冷風通路
35の開口部36を閉塞するのであるダンパー3
9が閉じて暫らくして、冷蔵室34内の温度が僅
かに上昇した時、正特性サーミスタ49の抵抗値
増加によつて、形状記憶合金ばね41bへの通電
は停止する。
冷蔵室34内の温度が、再び或る値にまで上昇
すると、タイマースイツチ47は動作して端子a
にセツトされ、上記動作が反復される。
従つて、このような装置によれば、単に冷気だ
けでSMAコイルを動作させていたものに対して
安定に動作させて確実に温度調節を行える利点は
あるが、構造上コンパクト化が困難で嵩ばるとい
う欠点があつた。
〈目的〉 本考案は上記の点に鑑み成されたものであつ
て、コンパクトでしかも動作が安定しており確実
に温度制御を行うことのできる装置の提供を目的
とする。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に従つて説明する。
第1図a及び第2図aは本考案実施例の側断面
図、第1図b及び第2図bは同例の正面図であ
る。
この第1,2図において、50は冷蔵室、51
はこの冷蔵室50に冷気を送入するための冷風通
路であつて、この冷風通路の出口吹出口の周縁に
基板52が配置されている。
53はこの冷風通路51の出口吹出口を開閉す
るためのダンパーであつて、このダンパー53は
上記基板52上面側より出口を開閉するダンパー
本体53a及びこの本体53aを支持する支持部
53b,53bとから成り、この支持部53bが
根元側において軸支されるように基板52上に突
設されたブツシユ54の左方側に軸支されてい
る。
この場合、ブツシユ54からは第3図及び第4
図に示すように上記支持部53bを貫通する軸5
5が左方に突設されており、この軸55上を上記
ダンパー53が支持部53bをもつて左右に移動
するようになつている。
又、この軸55を突設した支持部53bに面す
る側のブツシユ54には凹み56が一部に設けら
れると共に支持部53bにはこの凹み56に嵌合
する突部57が設けられており、ダンパー53が
上方に回動した状態でこの凹み56と突部57が
係合するようになつている。
第1,2図に戻つて、58はこのダンパー53
を出口吹出口が閉成される方向に常時付勢するバ
イアス用の板ばねであつて、この板ばね58は略
ヘ字型を成し、一端が基板52上に固定されると
共に他端ダンパー本体53aに接触している。
59は基板52とダンパー本体53bとの間に
縮設された形状記憶合金からなる加熱伸長型のコ
イル(以外SMAコイル59という)であつて、
このSMAコイル59は基板52上に立設されダ
ンパー本体53の孔60より貫通する支柱61に
巻回されている。
62は基板52とダンパー53とを連結するバ
イアスばねであつて、このバイアスばね62はダ
ンパー53の右方側に配置されて、このダンパー
53を常時右方へ移動させる方向に付勢してい
る。
63はこのバイアスばね62とは反対側に配置
されたSMAコイルであつて、このSMAコイル6
3は基板52とダンパー53とを連結し加熱によ
つて縮少してダンパー53を左方へ移動させる。
上記SMAコイル59及びSMAコイル63は通
電されることで自身の発熱によつて形状回復する
ものであつて、第5図a,bに示すように結線さ
れている。
第5図a,bにおいて、64は電源、65,6
6は正特性サーミスタ、59,63はSMAコイ
ル、67は図示しない温度検知素子の検出に基い
て端子a,bを切り換えるスイツチであつて、冷
蔵室50内が設定温度以上であればスイツチa
側、設定温度以下でスイツチb側に切り換えるよ
うになつている。
上記構成の装置の動作について説明する 例えば、冷蔵室50の温度が設定温度以上にな
れば第5図aに示すようにスイツチ67が端子a
側に切り換わり、この時点ではサーミスタ65が
低抵抗であるためSMAコイル59に給電され
SMAコイル59が発熱する。
この発熱によつてSMAコイル59が伸長しダ
ンパー53を板ばね58の付勢力に抗して押し上
げ通路51を開成する。
この時、SMAコイル59によつてダンパー5
3が所定角度まで回動されると、このダンパーの
根元に設けられた突部57が基板52側のブツシ
ユ54に設けられた凹み56に合致し、このダン
パー53が常時バイアスばね62にて右方へ付勢
されているので、この板ばね62の作用で凹み5
6と突部57とが嵌合する。
凹み56と突部57とが嵌合すると、ダンパー
53の回動が阻止されてロツク状態となり、第2
図aに示すように開成状態が保持されることにな
る。
このようにして開成状態が保持された後所定時
間経過すると、SMAコイル59に直列に接続さ
れたサーミスタの発熱が限界を越え、電気抵抗値
が急激に増大する。
従つて、SMAコイル59にはほとんど給電さ
れなくなり電源が遮断されたのとほぼ同じにな
り、この給電停止によつてSMAコイル59が異
常発熱するのを防止する。このようにしてSMA
コイル59に対する給電が停止されダンパー53
を押し上げる力がなくなつたとしても、凹み56
と突部57との係合によるロツクによつてダンパ
ー53がばね58によつて閉成されるのが阻止さ
れる。
ダンパー53の開成で冷気が冷蔵室50内に送
入されて室内温度を低下させる。
このようにして室50内が冷却されて室内温度
が設定温度以下まで冷却されると、第5図bに示
すようにスイツチ67が端子b側に切り換わり、
SMAコイル63に通電する。
この通電によつてSMAコイル63は発熱して
縮少し、ダンパー53を左方に移動させる。
このダンパー53の移動によつて上記凹み56
と突部57との係合が離脱されることになり、そ
の結果板ばね58の付勢力によりダンパー53は
通路51を閉成する方向に回動し、第1図aに示
すように通路51を閉成する。
ダンパー52が閉じてしばらくすると、正特性
サーミスタ66の抵抗値が急激に増大しSMAコ
イル63への通電が遮断されて、SMAコイル6
3の溶断が阻止される。
このような動作を冷蔵室50内の温度に応じて
繰り返すことで冷蔵室50内の温度が所定温度に
保持されることになる。
従つて、上記構成の装置であれば、第 図乃至
第 図のもののような従来提案のものに比べて、
動作が安定しているのは勿論、非常に薄型化が可
能である。
しかもロツク機構により、SMAコイル58,
63に無駄に電力を供給する必要もなく、又溶断
もなく、便利である。
尚上記実施例においてダンパー53を閉成状態
でロツクするようにしたが、閉成状態でロツクし
て開成時にこのロツクを解除するようにしても良
い。
この場合、冷蔵室50が設定温度以下の時に
は、SMAコイルへの通電によつてSMAコイルが
縮少してダンパー53を閉成方向に回動させ、閉
成状態になつたところでダンパー側の凸又は凹部
と基板側の凹又は凸部が係合して、ここでダンパ
ーを右方又は左方に付勢するバイアスバネの作用
により凹と凸が嵌合してロツク状態とする。
解除する場合は、通電により形状回復する
SMAコイルにてダンパー53を上記ロツク手段
の凹凸嵌合を解除する方向に移動させ、この解除
により、常時ダンパー53を開成する方向に付勢
するばねでダンパーを回動させるようにしても良
い。
この開成状態においては、ダンパーの回動角度
を規制するストツパーが必要となる。
又、上記ロツク手段についても、凹凸嵌合以外
に爪同志の引掛けや爪と歯車との係合など種々周
知の係合手段が実施態様として考えることができ
る。
〈他の実施例〉 他例について、第6図乃至第8図を用いて説明
する。
この例は、上記実施例がSMAコイルを2個用
いていたのに対し、1個のSMAコイルで対応で
きるようにしたものである。
第6図a、第7図aは他例の側面断面図、第6
図b、第7図bは同例の正面図である。
この第6,7図において、68は冷蔵室、69
は冷風通路、70は通路出口周縁に設けられる基
板、71は基板70上に一対突設されたブツシユ
72に軸支されているダンパー、73はこのダン
パー71を常時通路出口を閉成する方向に付勢す
るバイアス板ばね、74は通電によつて伸長しダ
ンパー71をバイアス板ばね73の力に抗して押
し上げ通路出口を開成するSMAコイル、75は
ダンパー71の開成状態を保持又は解除するロツ
ク手段である。
第8図a,bはSMAコイル74の結線図であ
つて、この第8図において、76は電源、77は
正特性サーミスタ、78はタイマースイツチであ
つて、このタイマースイツチ78は冷蔵室68が
設定温度以上の時に端子a側に切り換わり、サー
ミスタ77を介してSMAコイル74に給電を行
い、所定時間経過後端子b側に切り換わり給電を
停止する。
しかも、冷蔵室68が設定温度以下になつた時
にもスイツチ端子をa側に切り換え、所定時間経
過後スイツチb側に切り換わる。
上記ロツク装置75の詳細について説明する。
このロツク装置75は市販のものである。(ニ
チフ株式会社製NF型、例えばNF−5等) 第9図aは外観図で、この第9図aに示すよう
に、ロツク装置75はケース80と、このケース
80内に収納されるラツチ本体81とから成り、
ダンパー71側に設けられた突起79がラツチ本
体81を押しながらケース80内へ押し込むこと
で、第9図b,cに示すようにラツチ本体81に
設けられた脚82,82がケース80ですぼめら
れて上記突起79に係合する。
一方で、第9図bのA−A断面図である第9図
bに示すように、ケース80内にはラツチ本体8
1を外方へ押し出す方向に付勢するばね83が設
けられ、又ラツチ本体81の上面にはケース80
内で左右にスライドするカム84が設けられると
共にこのカム84に形成された突部に係合する突
部85がケース80内部上面に設けられている。
従つて、上記突起79の押し込みによつて、カ
ム84に形成された溝に沿つて突起85がガイド
することでカム84がスライドし、上記ケース8
0内の突起85にカム84上の突起に形成される
凹部に係合して、ラツチ本体81がばね83にて
押し出されるのが阻止される。
次に再度突起79にてラツチ本体81が押され
ると、カム84に形成された溝に沿つて突起85
がガイドすることによりカム84がスライドして
カム84上の突部に形成された凹部と上記突起8
5との係合が解除され、この解除によりラツチ本
体81がばね83の作用でケース外方に押し出さ
れる。
この本体81の押し出しにより脚82,82と
突起79との係合は解除される。
このようにして、1回目突部79を押し込むこ
とで突部79が保持され、再度2回目突部79を
押し込むことで係合保持が解除される。
尚、ラツチ本体81が外へ飛び出ないようにケ
ース80、本体81双方にストツパーが設けられ
ている。
上記構成装置の動作について説明する。
冷蔵室68が設定温度以上の時にスイツチ78
が端子a側に切り換わりSMAコイル75に給電
してSMAコイル75を伸長させる。
ダンパー71がSMAコイル74により上方に
押し上げられ、通路69を開成すると共に、ダン
パー71先端に設けられた係合突起79がロツク
装置75内に圧入されて係合し、ダンパー71を
開成状態にロツクする。
しばらくすると、サーミスタ77の抵抗値が急
激に増加してSMAコイル74への通電を遮断す
る。更にしばらくすると、タイマースイツチ78
がb側に切り換わり、待機状態となる。
(尚、この場合、タイマースイツチ78の切り
換えはサーミスタ7の抵抗値の増加前に行われて
も良く、このサーミスタ7は最低限SMAコイル
74へ無駄な給電が行われ、コイル75が溶断し
たりしないようにするための安全対策である。) このように突起79とロツク装置75との係合
でダンパー71が通路69を開成して、室内に冷
気が供給されている。
次に冷気が供給されて室内が設定温度以下にな
ると、再度スイツチ78がa側に切り換えられて
SMAコイル74に給電が行われる。
この給電によりSMAコイル74は伸長してダ
ンパー71を上方に押し上げ、この押し上げによ
り上述のロツク装置の動作でロツクが解除される
ことになる。
ロツクが解除されると、ダンパー71はばね7
3の作用により通路69を閉成し冷気を遮断す
る。
尚、ロツク解除時にSMAコイル74が通電状
態にあると、SMAコイル74はばね73の力に
抗して伸長した状態でダンパー71はすぐに閉成
されないことになるため、正特性サーミスタ77
の抵抗値増加までの時間を短縮するか、スイツチ
78の切り換え時間を短縮する必要がある。
上記実施例においてダンパー71を開成状態で
ロツクするようにしたが閉成状態でロツクされる
ようにしても良い。
この場合ロツク装置はダンパー71の下部側に
配置され、SMAコイルは通電による形状回復に
てダンパーを閉成方向に付勢し、板ばね等バイア
スばねはダンパーを開成方向に付勢することにな
る。
以上本考案の実施例を冷蔵庫の温度調節装置に
適用した場合について説明したが、各種ダンパー
装置に適用することができる。例としては、エア
コン、換気装置温風暖房機・除湿・加湿機・防火
ダンパー、電子レンジ、オーブン、各種流体制御
機器などである。
〈効果〉 以上本考案によれば、冷蔵室に通じる冷風通路
の吹出口を開閉するダンパーと、通電することに
よつて形状回復するものであつて、ダンパーを閉
成若しくは開成する方向に駆動するSMAコイル
と、上記SMAコイルの駆動方向と逆方向にダン
パーを駆動する付勢手段と、この付勢手段の力に
抗してダンパーを閉成若しくは開成状態に保持す
るロツク手段と、庫内温度を検出する温度センサ
と、この温度センサの出力に基いて庫内温度が設
定温度以上、以下であるかを判定する手段と、こ
の判定手段の出力に応じて、SMAコイルがダン
パーを閉成方向に駆動する場合には設定温度以下
で、又SMAコイルがダンパーを開成する方向に
駆動する場合には設定温度以上で、上記SMAコ
イルに通電を行う給電手段と上記ロツク手段によ
る保持を上記判定手段の出力に応じて、ダンパー
の保持を解除する手段と、から構成したことを特
徴とする冷蔵庫の温度調節器であるので、SMA
コイルを単に雰囲気温度で動作させるものに比べ
て動作が安定しており、従来提案のものに比べて
コンパクトで確実に動作させることができ、正確
な温度制御がで可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図a及び第2図aは本考案実施例の側面断
面図、第1図b及び第2図bは同例の正面図、第
3図a及び第4図aは同例の一部拡大側面図(ロ
ツク装置部分)、第3図b及び第4図bは同例の
上面図(ロツク装置部分)、第5図a,bは同例
に用いられる電気回路図、第6図a及び第7図a
は他の実施例の側面断面図、第6図b及び第7図
bは他の実施例の正面図、第8図a,bは他の実
施例に用いられる電気回路図、第9図aは他の実
施例の正面図、第9図b,cは同一部破断図、第
9図dは第9図bのA−A断面図、第10図は従
来の冷気流量の調節装置の要部断面図、第11図
は第1図のA部拡大図、第12図は本考案の動作
を説明するための原理図、第13図は第3図の状
況下におけるスプリング7とSMA8の圧縮応力
と点Bの位置関係を示す特性図、第14図は本考
案の冷気流量調節装置の要部断面図、第15図は
第5図B点の拡大図、第16図は他の実施例の要
部断面図、第17図は更に他の実施例の要部断面
図、第18図aは本考案の温度調節器の一実施例
を示す開扉状態の要部拡大縦断側面図、第18図
bは同上の電気回路図、第19図aは第3図aの
閉扉状態を示す要部拡大縦断側面図、第19図b
は同上の電気回路図。 50:冷蔵室、51:通路、53:ダンパー、
56:凹み、57:突部、58:板バネ、59,
63:SMAコイル、62:バイアスばね、6
7:切り換えスイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 冷蔵室に通じる冷風通路の吹出口を開閉するダ
    ンパーと、 通電することによつて形状回復するものであつ
    て、ダンパーを閉成若しくは開成する方向に駆動
    するSMAコイルと、 上記SMAコイルの駆動方向と逆方向にダンパ
    ーを駆動する付勢手段と、 この付勢手段の力に抗してダンパーを閉成若し
    くは開成状態に保持するロツク手段と、 庫内温度を検出する温度センサと、この温度セ
    ンサの出力に基いて庫内温度が設定温度以上、以
    下であるかを判定する手段と、 この判定手段の出力に応じて、SMAコイルが
    ダンパーを閉成方向に駆動する場合には設定温度
    以下で、又SMAコイルがダンパーを開成する方
    向に駆動する場合には設定温度以上で、 上記SMAコイルに通電を行う給電手段と、 上記ロツク手段による保持を上記判定手段の出
    力に応じて、ダンパーの保持を解除する手段と、 から構成したことを特徴とする冷蔵庫の温度調節
    器。
JP18801185U 1985-12-05 1985-12-05 Expired JPH0346295Y2 (ja)

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