JPH0346677Y2 - - Google Patents

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JPH0346677Y2
JPH0346677Y2 JP4193886U JP4193886U JPH0346677Y2 JP H0346677 Y2 JPH0346677 Y2 JP H0346677Y2 JP 4193886 U JP4193886 U JP 4193886U JP 4193886 U JP4193886 U JP 4193886U JP H0346677 Y2 JPH0346677 Y2 JP H0346677Y2
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ratchet
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、クリーム容器に関し、より具体的
には天面に透孔を有する筒状の容器本体の内部
に、上昇移動可能な中皿が配設され、中皿が上昇
移動する際に容器本体内に充填されたクリーム状
物が透孔から外部へ押出されてなるクリーム容器
のクリーム状物の押し出し機構の改良に関する。
《従来の技術》 従来のこの主のクリーム容器としては、例え
ば、実開昭59−34726号に示されたものがあつた。
すなわち、このクリーム容器によれば、天面に
透孔を有する筒状の容器本体の内部に上下方向に
摺動可能に中皿を配設し、この中皿の下面中央に
側周部ラチエツトを形成した棒状体を取り付け、
該ラチエツトを筒状容器本体の下方部に配設した
プツシユピースと係合させてラチエツト機構を構
成し、該中皿を上昇移動させるとともにその下降
移動を阻止する構造のものがあつた。そして、筒
状容器本体内に充填させたクリーム状物を押出す
には、該プツシユピースを内方へ押圧し、この動
作を繰返すことによつてラチエツト機構により中
皿を徐々に上昇させ、これにより該透孔よりクリ
ーム状物を押出すのであつた。
《考案が解決しようとする問題点》 しかしながら、従来のクリーム容器によれば、
プツシユピースの押圧動作を繰返すことによつて
中皿を一定皿づつ上昇させ、内部のクリーム状物
を定量毎に押出すことができるものの、中皿より
下方に配設される中皿押し上げ機構に要する空間
部が、中皿より上方に充填されたクリーム状物の
容積と同じか、又はそれ上必要になり、スペース
の無駄、並びに容器の大形化を生じるといつた問
題があつた。
《考案の目的》 この考案は、上記した問題点に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、中皿の押し上
げ機構部の収納空間を小さくし、無駄な空間を最
小限に押さえ、容器の小形化を図ることのできる
クリーム容器を提供することにある。
《問題点を解決するための手段》 上記した目的を解決するために、この考案に係
るクリーム容器によれば、容器本体は下方部に第
1及び第2の窓孔が穿設されるとともにその内部
に筒枠が上方に移動自在に収容され、該第1及び
第2の窓孔には内方可撓片に爪部を形成した第1
及び第2のプツシユピースがそれぞれ配設され、
一方該中皿は該容器本体の内周部と略同一形状か
らなる皿部と該皿部の下面から垂下形成された筒
状部とからなり、該筒状部は該容器本体の該筒枠
内に収納され、該筒枠は上端縁部から下方部へ向
けて該第1の窓孔に対向して比較的細長の切欠き
部が形成され、該中皿の該筒状部の外側面には該
切欠き部と連通する位置に縦方向の第1のラチエ
ツトが形成され、該第1のラチエツトは第1の窓
孔に配設された第1のプツシユピースに設けられ
た爪部と係合して該プツシユピースの押し込み動
作毎に該中皿を上昇移動可能とし、一方、該筒枠
の該切欠き部の反対側の外側面部にはその上方部
から下方へ向けて第2のラチエツトが形成され、
該第2のラチエツトは第2の窓孔に取り付けられ
た第2のプツシユピースに設けられた該爪部と係
合可能となり、さらに該中皿と該筒枠には該中皿
の最上位置近辺において該第1のプツシユピース
を内方へ押圧すると該中皿と該筒枠とが相対的に
移動不能に係合される手段をそなえ、該移動不能
状態において第1のプツシユピースを更に押圧す
ると該中皿の上昇に伴なつて該筒枠が上昇し、該
第2のプツシユピースの爪片と該第2のラチエツ
トが係合され該第2のプツシユピースの押し込み
動作毎に該筒枠が上昇しこれに伴なつて該中皿が
更に上昇するようにしてなるのである。
《実施例》 以下、この考案の好適な実施例を添付した図面
に基づいて詳述する。
第1図〜第3図は、この考案の一実施例を示す
断面図、第4図は中皿と筒枠とを分解して示す斜
視図である。
図に示すように、10は円筒状の容器本体であ
つて、この容器本体10は上端開口した有底胴部
12と、この胴部12と略胴一径からなり胴部1
2の上端開口部にパツキン14を介して気密に嵌
着される上蓋16とから構成されている。そし
て、上蓋16の中央部には透孔18が穿設されて
いる。更に、この容器本体10内に中皿20が上
方に摺動可能に配設されている。
本考案では、容器本体10の胴部12の下方部
に径方向対向位置に、第1、第2の窓孔22,2
4が穿設され、この両窓孔22,24の上端部は
径方向内方へ向けて段部26−26が胴部12よ
り一体的に突出形成され、この段部26−26の
外側面には嵌合凹溝27−27が形成されてい
る。そして、第1、第2の窓孔22,24内には
それぞれ第1、第2のプツシユピース28,29
が配設されるようになつている。すなわち、両プ
ツシユピースは、両窓孔22,24の内形状と略
同一外形状を有する肉厚の押圧部28a,29a
と、押圧部28a,29aの下端部から内方へ水
平に延出された底部28b,29bと、この底部
28b,29bの内方端部から上方へ向けて一体
的に形成された比較的肉薄の可撓片28c,29
cとからなる。さらに、可撓片28c,29cの
上端は上方へ移行するにつれて徐々に内方へ向け
て突出された可撓性の爪部28d,29dが形成
されている。そして、押圧部28a,29aの上
端部は嵌合凸部28e,29eが内方へ突出形成
され胴部12に形成した嵌合凹溝27−27内に
嵌着され、これにより両プツシユピース28,2
9が両窓孔22,24内に配設されるのである。
一方、中皿20は、容器本体10の内径と略同
一径を有する皿部30とこの皿部30の下面中央
部から一体的に垂下形成された筒状部32とから
形成されている。そして、皿部30の外周縁部に
は胴部12の内周壁と気密性を保つためにOリン
グ34が嵌合されている。また、筒状部32の外
側面にはその上端縁部から下方部近傍まで縦方向
に第1のラチエツト36が一体的に突出形成され
ている。さらに、筒状部32の外側面には第1の
ラチエツト36と略90度変位した両側位置にその
下端縁部から筒状部32の上端縁まで至る一対の
凹状溝38が形成されている。この凹状溝38は
高さ方向中間位置に形成された係合部40により
上下方向に2つに区画され、それぞれ上方の第1
の凹状溝38aと下方の第2の凹状溝38bが形
成される。そして、係合部40の上面はテーパ状
に形成されている。また、上記第1のラチエツト
36と凹状溝38との中間部には、凹状溝38内
に形成された係合部40よりやや低い位置に係合
凸条42が一体的に突出形成され、さらに、図示
はしないが、その係合凸条42の径方向反対位置
にも同一形状からなる係合凸条が形成されてい
る。
さらに本考案にあつては、中皿20の筒状部3
2が容器本体10の胴部12の底部上に上方に移
動可能に配置された筒枠44内に、上方に摺動可
能に配設されるのである。
すなわち、この筒枠44は、一側面に上端縁部
から下方部に向けて上記第1のラチエツト36と
略同一形状からなる細幅の凹条切欠き部46が切
欠き形成され、筒状部32を筒枠44内に挿入し
た場合には、第1のラチエツト36が凹状切欠き
部46内に位置するようになつている。さらに、
筒枠44の上端縁部には上記筒状部32の凹状溝
38に対応する位置に一対の係合爪48−48が
内方に向けて一体的に突出形成され、この係合爪
48−48の両側部には筒枠44の上端縁部から
下方へ向けて一対のスリツト50−50が穿設さ
れており、係合爪48−48の下方部に可撓性を
持たせ径方向外側へ弾性変形可能としている。そ
して、筒状部32が筒枠44内に収納された状態
においては、係合爪48−48は上記筒状部に設
けた第1の凹状溝38a内に摺動可能に係合され
るようになつている。また、筒枠44の内周面に
は筒状部32に設けた係合凸条42に対応する位
置に案内用凹溝52が筒枠44の上端縁近傍から
下方部まで形成されている。さらに、筒枠44の
外側面の凹状切欠き部46の径方向反対側にはそ
の上端縁近傍から下端縁部まで第2のラチエツト
54が一体的に突出形成されている。そして、第
2のラチエツト54の上方の筒枠44の上端縁部
は面取44aされている。
そして、中皿20が最下方位置になるように中
皿20並びに筒枠44を容器本体10内に収納す
ると、第1図に示すように中皿20の皿部30の
下面が胴部12に設けた段部26−26の上面に
当接されるとともに、第1図bに拡大して示すよ
うに、第1のプツシユピース28の爪部28dと
第1のラチエツト36の上端部とが係合されラチ
エツト機構を構成する。このとき、第2のプツシ
ユピース29の爪部29dは筒枠44の上端縁に
設けた面取44aと当接され、第2のラチエツト
54とは係合されていない。
今、第1図aに示すように中皿20が最下方位
置に配設された状態から容器本体10内に充填さ
れたクリーム状物を押出すには、両プツシユピー
ス28,29を挟持し内方へ押圧すればいい。す
なわち、両プツシユピース28,29を内方へ押
圧すると第1のプツシユピース28と第1のラチ
エツト36とによるラチエツト機構により押圧毎
に筒状部32すなわち中皿30が上昇され、クリ
ーム状物が上蓋16に形成した透孔18より外部
へ押出される。一方、第2のプツシユピース29
は上記したごと第2のラチエツト54と係合され
ず空運動するので筒枠44は上昇移動されない。
このとき、筒枠44に設けた係合爪48は中皿2
0の第1の凹状溝38a内を相対的に下降し、中
皿20に設けた係合凸条42は筒枠44の案内用
溝52内を相対的に上昇する。そして、プツシユ
ピース28,29への押圧力を解除するとプツシ
ユピース28,29は爪部28d,29dの弾性
復元力により元の状態に復帰するが、ラチエツト
機構により爪部28dだけは一段下のラチエツト
歯と係合し、中皿20は皿部30のOリング34
により上昇位置を保つ。さらに、上記操作を繰り
返すことにより中皿20は上昇移動を繰返し、中
皿20が筒枠44に対して最上位置近辺、すなわ
ち、上記係合爪48−48が第1の凹状溝38a
の下端部と、また、係合凸条42が案内用凹溝5
2の上端部と当接した状態から、再度両プツシユ
ピース28,29を内方へ押圧すると、中皿20
がさらに上昇移動され、中皿20の係合部40が
筒枠44の係合爪48を乗り越えて上昇し、中皿
20の係合凸条42が案内用溝52の上端に当接
するようになる。このとき、係合部40の上面は
テーパ状に形成されているので、係合爪48は滑
らかに乗り越えることができるのである。その結
果、筒枠44の係合爪48は中皿20の第2の凹
状溝38b内に入つて係合部40の下面に当接す
るとともに、中皿20の係合凸条42はその上端
面が筒枠44の案内用凹溝52の上端縁部と当接
され、これにより、中皿20と筒枠44とは相対
的に移動不能に一体化されることになる。そし
て、さらにプツシユピース28,29を押圧する
と、第1のプツシユピース28により中皿20が
一段上昇せられ、この中皿20の上昇時に筒枠4
4もこれと共に一段上昇せられ、これにより、第
2図に示すように、第2のプツシユピース29の
爪部29dと筒枠44に形成した第2のラチエツ
ト54の上端部とが新たに係合されラチエツト機
構を構成することになる。そして、以後、両プツ
シユピース28,29を内方に押圧すると、第1
のプツシユピース28は空運動し、第2のプツシ
ユピース29と第2のラチエツト54とのラチエ
ツト機構により筒枠44が上昇移動され、それに
ともない中皿20も上昇移動し、第3図に示すよ
うに中皿20の皿部30が上蓋16の下面に当接
するまで容器本体10内に充填されたクリーム状
物を押出すことができる。
なお、上記実施例では、筒状部32に設けた係
合凸条42を凹状溝38と第1のラチエツト36
との間並びにその反対位置に設けたが、本考案は
これに限られることはなく、例えば、係合部40
の下方の第2の凹状溝38b内に形成し、係合部
40と係合凸条の間に筒枠44の係合爪48を嵌
入させ中皿と筒枠とを一体的に上昇するようにし
てもよく、要するに、中皿が筒枠に対して最上昇
位置近辺において両者が相対的に移動不能に結合
されるような機構であればいいのである。
《考案の効果》 以上のように、本考案に係るクリーム容器によ
れば、中皿を押し上げるラチエツト並びにプツシ
ユピースを2組配設し、第1のラチエツトとプツ
シユピースにより中皿のみを上昇させクリーム状
物を押し出し、中皿をほぼ完全に上昇させた後、
次に、中皿の筒状部が収納されていた筒枠を第2
のラチエツトとプツシユピースにより中皿と共に
上昇させることにより、されに、クリーム状物を
押出すことができるようにしたので、容器本体の
約3分の2程度クリーム状物を充填することがで
きる。すなわち、容器の利用効率が向上できると
ともに、無駄な空間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aはこの考案に係るクリーム容器の一実
施例を示す断面図、同図bはその一部拡大断面
図、第2図は第1図の状態から充填されたクリー
ム状部を押し出している使用状態を示す断面図、
第3図はクリーム状物をすべて押出した状態を示
す断面図、第4図は中皿と筒枠とを分解して示す
斜視図である。 10……容器本体、18……透孔、20……中
皿、22……第1の窓孔、24……第2の窓孔、
28……第1のプツシユピース、28d……爪
部、29……第2のプツシユピース、29d……
爪部、30……皿部、32……筒状部、36……
第1のラチエツト、44……筒枠、46……凹状
切欠き部、54……第2のラチエツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天面に透孔を有する筒状の容器本体の内部に中
    皿が上方に摺動可能に配設され、該中皿が上昇移
    動する際に該容器本体内に充填されたクリーム状
    物が該透孔から外部へ押出されてなるクリーム容
    器において、該容器本体は下方部に第1及び第2
    の窓孔が穿設されるとともにその内部に筒枠が上
    方に移動自在に収容され、該第1及び第2の窓孔
    には内方可撓片に爪部を形成した第1及び第2の
    プツシユピースがそれぞれ配設され、一方該中皿
    は該容器本体の内周面と略同一形状からなる皿部
    と該皿部の下面から垂下形成された筒状部とから
    なり、該筒状部は該容器本体の該筒枠内に収納さ
    れ、該筒枠は上端縁部から下方部へ向けて該第1
    の窓孔に対向して比較的細長の切欠き部が形成さ
    れ、該中皿の該筒状部の外側面には該切欠き部と
    連通する位置に縦方向の第1のラチエツトが形成
    され、該第1ラチエツトは第1の窓孔に配設され
    た第1のプツシユピースに設けられた爪部と係合
    して該プツシユピースの押し込み動作毎に該中皿
    を上昇移動可能とし、一方、該筒枠の該切欠き部
    の反対側の外側面部にはその上方部から下方へ向
    けて該第2のラチエツトが形成され、該第2のラ
    チエツトは第2の窓孔に取り付けられた該第2の
    プツシユピースに設けられた該爪部と係合可能と
    なり、さらに該中皿と該筒枠には該中皿の最上位
    置近辺において該第1のプツシユピースを内方へ
    押圧すると該中皿と該筒枠とが相対的に移動不能
    に係合される手段をそなえ、該移動不能状態にお
    いて第1のプツシユピースを更に押圧すると該中
    皿の上昇に伴なつて該筒枠が上昇し、該第2のプ
    ツシユピースの爪片と該第2のラチエツトが係合
    され該第2のプツシユピースの押し込み動作毎に
    該筒枠が上昇しこれに伴なつて該中皿が更に上昇
    するようにしてなることを特徴とするクリーム容
    器。
JP4193886U 1986-03-24 1986-03-24 Expired JPH0346677Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4816941B2 (ja) * 2006-08-01 2011-11-16 凸版印刷株式会社 板状内容物一枚取出容器
EP3868686B1 (en) 2018-10-19 2023-10-04 Shiseido Company, Ltd. Dispensing container with cutter, solid material-accommodating container, and solid material rotary cutting lid

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