JPH0346952B2 - - Google Patents
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- JPH0346952B2 JPH0346952B2 JP59074664A JP7466484A JPH0346952B2 JP H0346952 B2 JPH0346952 B2 JP H0346952B2 JP 59074664 A JP59074664 A JP 59074664A JP 7466484 A JP7466484 A JP 7466484A JP H0346952 B2 JPH0346952 B2 JP H0346952B2
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- Japan
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- battery
- electrolyte
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- cathode
- anode
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/24—Electrodes for alkaline accumulators
- H01M4/246—Cadmium electrodes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/10—Primary casings; Jackets or wrappings
- H01M50/183—Sealing members
- H01M50/19—Sealing members characterised by the material
- H01M50/193—Organic material
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/42—Methods or arrangements for servicing or maintenance of secondary cells or secondary half-cells
- H01M10/52—Removing gases inside the secondary cell, e.g. by absorption
- H01M10/526—Removing gases inside the secondary cell, e.g. by absorption by gas recombination on the electrode surface or by structuring the electrode surface to improve gas recombination
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M2004/026—Electrodes composed of, or comprising, active material characterised by the polarity
- H01M2004/027—Negative electrodes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M6/00—Primary cells; Manufacture thereof
- H01M6/04—Cells with aqueous electrolyte
- H01M6/06—Dry cells, i.e. cells wherein the electrolyte is rendered non-fluid
- H01M6/10—Dry cells, i.e. cells wherein the electrolyte is rendered non-fluid with wound or folded electrodes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Description
(イ) 産業上の利用分野
本発明はペースト式カドミウム極板を陰極と
し、水酸化ナトリウムに水酸化リチウムを添加し
たアルカリ電解液を有する密閉型アルカリ蓄電池
に関する。 (ロ) 従来技術 従来から密閉型アルカリ蓄電池は特開昭50−
86638号公報に示される様に水酸化ナトリウムを
主体として水酸化リチウムが添加された電解液を
用ることで低温充放電特性を余り低下させること
なく高温特性を著しく改善させることができるこ
とが見いだされており、また、セパレータに関し
ては高温下に於いてアルカリ電解液と接すると共
に充電の際に陽極から発生する酸素ガスにさらさ
れるため耐酸化性耐アルカリ性に優れたポリプロ
ピレン繊維のセパレータを用いることにより高温
特性が改善されることが特開昭57−96459号公報
により知られている。 しかしながら、上述の電解液及びセパレータを
用いて密閉型アルカリ蓄電池を構成した場合であ
つても、密閉型の電池は陽極から発生する酸素ガ
スを陰極で吸収させるために電解液を減少させる
ことで酸素ガス吸収能力を向上させる必要があ
り、その上セパレータとして用いるポリプロピレ
ン繊維が撥水性であるため陰、陽極間の電解液量
が不足気味となり充分な電池性能が得られない。 また、ペースト式陰極板は焼結式極板のように
活物質層内に焼結金属による導電マトリツクスを
持たず、その活物質層の主成分である酸化カドミ
ウムの電子伝導性が低いため、充電の際に生成す
る金属カドミウムは導電性芯体の付近に偏在し、
過充電によつて陽極から発生する酸素ガスと接触
し易い陰極板表面に金属カドミウムが生成され難
いので、金属カドミウムと酸素ガスとが反応する
ことにより酸素ガスを消失させる酸素ガス吸収性
能が劣る。 更に上述した構成の密閉型アルカリ蓄電池を高
温下に於いて長期連続充電を行なつた場合には、
陰極板の劣化より早く電池部品である封口ガスケ
ツトが劣化して電解液の漏出が起こり電池性能の
低下が生じるという問題がある。 (ハ) 発明の目的 本発明はかかる点に鑑み高温下に於ける使用で
の構成部品の劣化を防止するとともに電解液不足
を抑制することにより電池性能の向上した密閉型
アルカリ蓄電池を提供せしめんとするものであ
る。 (ニ) 発明の構成 本発明の密閉型アルカリ蓄電池は、導電芯体に
塗着形成した酸化カドミウムを主体とする活物質
層の表面に電解液と接してゲル状となる水溶性糊
料を結着剤として用いた炭素粉末よりなる導電層
を有するペースト式カドミウム陰極と、陽極と、
該陰陽極間に介在するポリプロピレン繊維セパレ
ータと、水酸化ナトリウムを主成分とし水酸化リ
チウムが添加された電解液とから構成されると共
に、電池ケースを封口する際に用いるガスケツト
にポリサルホン樹脂を用いたものであり、前記電
解液に5〜6規定の水酸化ナトリウムに1〜2規
定の水酸化リチウムを添加したものを用い、その
電解液の添加量を電池公称容量1AHあたり3.5〜
4.1mlとすることでより電池性能を向上させるこ
とができるものである。 (ホ) 実施例 本発明の実施例を以下に示し比較例との対比に
言及する。 実施例 酸化カドミウムを主成分とし糊料剤と補強材を
含有するペーストを導電芯体に塗着し、厚み0.70
mmの未化成のペースト式カドミウム極板を作成
し、この極板の表面にアセチレンブラツク5重量
部、ポリビニルアルコール5重量部、水100重量
部からなるカーボンスラリーを夫々片面0.01mmの
厚さに塗布、乾燥した後圧延して厚さ0.68mmの陰
極板を得た。このカドミウム陰極板と公知のニツ
ケル陽極板をポリプロピレン不織布セパレータを
介して巻回し、電池ケースに挿入した後水酸化ナ
トリウムが5規定であり水酸化リチウムが2規定
である電解液を注入し、ポリサルホン製封口ガス
ケツトを用いて電池ケースの開口部を封口して公
称容量1.2AHの電池を作製した。こうして作製し
た電池を注入した電解液量により、下表のように
夫々A−1乃至A−6とする。尚電解液量は公称
容量1AHあたりの注液量を示している。
し、水酸化ナトリウムに水酸化リチウムを添加し
たアルカリ電解液を有する密閉型アルカリ蓄電池
に関する。 (ロ) 従来技術 従来から密閉型アルカリ蓄電池は特開昭50−
86638号公報に示される様に水酸化ナトリウムを
主体として水酸化リチウムが添加された電解液を
用ることで低温充放電特性を余り低下させること
なく高温特性を著しく改善させることができるこ
とが見いだされており、また、セパレータに関し
ては高温下に於いてアルカリ電解液と接すると共
に充電の際に陽極から発生する酸素ガスにさらさ
れるため耐酸化性耐アルカリ性に優れたポリプロ
ピレン繊維のセパレータを用いることにより高温
特性が改善されることが特開昭57−96459号公報
により知られている。 しかしながら、上述の電解液及びセパレータを
用いて密閉型アルカリ蓄電池を構成した場合であ
つても、密閉型の電池は陽極から発生する酸素ガ
スを陰極で吸収させるために電解液を減少させる
ことで酸素ガス吸収能力を向上させる必要があ
り、その上セパレータとして用いるポリプロピレ
ン繊維が撥水性であるため陰、陽極間の電解液量
が不足気味となり充分な電池性能が得られない。 また、ペースト式陰極板は焼結式極板のように
活物質層内に焼結金属による導電マトリツクスを
持たず、その活物質層の主成分である酸化カドミ
ウムの電子伝導性が低いため、充電の際に生成す
る金属カドミウムは導電性芯体の付近に偏在し、
過充電によつて陽極から発生する酸素ガスと接触
し易い陰極板表面に金属カドミウムが生成され難
いので、金属カドミウムと酸素ガスとが反応する
ことにより酸素ガスを消失させる酸素ガス吸収性
能が劣る。 更に上述した構成の密閉型アルカリ蓄電池を高
温下に於いて長期連続充電を行なつた場合には、
陰極板の劣化より早く電池部品である封口ガスケ
ツトが劣化して電解液の漏出が起こり電池性能の
低下が生じるという問題がある。 (ハ) 発明の目的 本発明はかかる点に鑑み高温下に於ける使用で
の構成部品の劣化を防止するとともに電解液不足
を抑制することにより電池性能の向上した密閉型
アルカリ蓄電池を提供せしめんとするものであ
る。 (ニ) 発明の構成 本発明の密閉型アルカリ蓄電池は、導電芯体に
塗着形成した酸化カドミウムを主体とする活物質
層の表面に電解液と接してゲル状となる水溶性糊
料を結着剤として用いた炭素粉末よりなる導電層
を有するペースト式カドミウム陰極と、陽極と、
該陰陽極間に介在するポリプロピレン繊維セパレ
ータと、水酸化ナトリウムを主成分とし水酸化リ
チウムが添加された電解液とから構成されると共
に、電池ケースを封口する際に用いるガスケツト
にポリサルホン樹脂を用いたものであり、前記電
解液に5〜6規定の水酸化ナトリウムに1〜2規
定の水酸化リチウムを添加したものを用い、その
電解液の添加量を電池公称容量1AHあたり3.5〜
4.1mlとすることでより電池性能を向上させるこ
とができるものである。 (ホ) 実施例 本発明の実施例を以下に示し比較例との対比に
言及する。 実施例 酸化カドミウムを主成分とし糊料剤と補強材を
含有するペーストを導電芯体に塗着し、厚み0.70
mmの未化成のペースト式カドミウム極板を作成
し、この極板の表面にアセチレンブラツク5重量
部、ポリビニルアルコール5重量部、水100重量
部からなるカーボンスラリーを夫々片面0.01mmの
厚さに塗布、乾燥した後圧延して厚さ0.68mmの陰
極板を得た。このカドミウム陰極板と公知のニツ
ケル陽極板をポリプロピレン不織布セパレータを
介して巻回し、電池ケースに挿入した後水酸化ナ
トリウムが5規定であり水酸化リチウムが2規定
である電解液を注入し、ポリサルホン製封口ガス
ケツトを用いて電池ケースの開口部を封口して公
称容量1.2AHの電池を作製した。こうして作製し
た電池を注入した電解液量により、下表のように
夫々A−1乃至A−6とする。尚電解液量は公称
容量1AHあたりの注液量を示している。
【表】
比較例 1
前記実施例に於いて、陰極板をカーボン塗布を
施こさない未化成のペースト式カドミウム陰極板
に、セパレータをナイロンとポリプロピレン繊維
が1対1で混合したナイロン−ポリプロピレン混
合セパレータに、また、封口ガスケツトをナイロ
ン封口ガスケツトに夫々かえて用い、その他の条
件は同一で電解液の注入量が3.2ml/AHである電
池を作製した。この電池をBとする。 比較例 2 前記実施例に於いて、セパレータを前記ナイロ
ン−ポリプロピレン混合セパレータにかえて用
い、その他の条件は同一で電解液の注入量が4.0
ml/AHである電池を作製した。この電池をCと
する。 比較例 3 前記実施例に於いて、封口体をナイロン封口ガ
スケツトにかえて用い、その他の条件は同一で電
解液の注入量が4.0ml/AHである電池を作製し
た。この電池をDとする。 第1図は電池A−2,A−3,A−5,A−6
及びBを夫々0°以下に於いて0.1C電流(Cは公称
容量を表わす)で連続充電を行なつたときの電池
内部ガス圧を示す図面である。一般に低温になる
程陰極板の酸素ガス吸収能力は低下し最悪の場合
には安全弁からリークする程電池内部ガス圧が上
昇することがあるため連続充電をする際には特に
電解液量を制限する必要があるが、第1図から明
らかな様に本発明電池は電解液量の増加に伴ない
電池内部ガスの上昇がみられるものの比較電池B
に比較して電解液量をかなり増加させても電池内
部ガス圧を低く抑えられることがわかる。これは
ペースト式カドミウム陰極板の表面に設けたカー
ボン層に影響されるものであり、比較電池の陰極
板では電子伝導性の低い水酸化カドミウムが導電
芯体近傍からしだいに充電状態の電子伝導性の良
好な金属カドミウムに変化して行くが充電部分が
ほとんど極板表面に達していても僅かに未充電状
態の水酸化カドミウムが表面に薄層となつて残つ
ている場合が多いため陽極から発生する酸素ガス
と接触する金属カドミウムが少なく酸素ガス吸収
能力が低いが、これに対して本発明の陰極板は導
電芯体を中心として生成する金属カドミウムがあ
る部分で陰極板表面のカーボン層まで到達する
と、導電芯体とカーボン層が電気的に接続された
状態になるため、活物質層内に未充電状態の水酸
化カドミウムを残したまま優先的に極板表面近傍
に金属カドミウムが生成されて酸素ガス吸収能力
が高められたからと考えられる。 また第2図は電池A−1,A−2,A−5及び
Bを夫々45°C下に於いてC/30電流で1ケ月充電
を行なつた後1C電流で放電するという条件でサ
イクル試験を行なつたときの電池の初期容量に対
する容量比を示す図面であり、本発明電池は何れ
も比較電池Bよりサイクルの経過による電池容量
比の減少が少なく良好となつている。この電池性
能の向上は、本発明電池が何れも前述した陰極板
表面のカーボン層により酸素ガス吸収能力が向上
しているため電解液量を多くすることができ、こ
の電解液量の増加のおかげで電池反応を向上せし
められたことに大きく関係しており、またカーボ
ン層形成に用いられた水溶性糊料であるポリビニ
ルアルコールが電解液と接してゲル状となり陰、
陽極間の電解液保持量を増加することができたこ
とにも起因すると考えられる。更に、この水溶性
糊料の存在により、本発明電池の陰極板はその表
面からの活物質及びカーボン粉末の脱落が完全に
防止できるため、従来の陰極板のような活物質粉
末の脱落による作業環境の悪化及び陰極容量の減
少をなくすことが可能である。尚、電解液量は
3.3ml/AH以上あると電池容量のバラツキが小さ
くなり良好であつた。 第3図は電池A−4、C及びDを夫々前記サイ
クル試験と同一条件で充放電したときの電池の初
期容量に対する容量比を示す図面であり、本発明
電池は比較電池C及びDと同一の陰極板及び同一
量の電解液を保有しているにもかかわらずこれら
比較電池より充放電サイクルの経過に伴う電池容
量比の減少が低く抑えられ優れた性能を有してい
ることがわかる。このことから本発明電池の性能
は前述した陰極板の構造及び電解液量の増加の他
にセパレータや封口ガスケツトの組成の違いにも
関係しより優れた電池であることがわかる。 以上の様に本発明電池は陰極板、電解液、セパ
レータ及び封口ガスケツトが夫々電池性能の向上
に寄与して優れた性能を生み出したものである。
また電解液量については電池内部ガス圧及び電池
容量比を総合的に考慮すると3.2ml/AHでは電池
内部ガス圧の上昇が大き過ぎ、4.4ml/AHでは充
放電サイクルの経過に伴う電池容量比の減少が大
きいため3.5ml/AH〜4.1ml/AHが最適量であ
る。 (ヘ) 発明の効果 本発明の密閉型アルカリ蓄電池は、導電芯体に
塗着形成した酸化カドミウムを主体とする活物質
層の表面に電解液と接してゲル状となる水溶性糊
料を結着剤として用いた炭素粉末よりなる導電層
を有するペースト式カドミウム陰極と、陽極と、
該陰陽極間に介在するポリプロピレン繊維セパレ
ータと、水酸化ナトリウムを主成分とし水酸化リ
チウムが添加された電解液とから構成されると共
に、電池ケースを封口する際に用いるガスケツト
にポリサルホン樹脂を用いたものであるから、低
温及び高温下で使用した場合に於いて電池内部ガ
ス圧を低く抑えることができると共に充放電サイ
クルの経過に伴う電池容量比の減少を低く抑える
ことができる優れた性能を持つた電池であり、電
解液量を3.5ml/AH〜4.1ml/AHとすることで最
も良好な電池性能を持つことが可能となるもので
ある。
施こさない未化成のペースト式カドミウム陰極板
に、セパレータをナイロンとポリプロピレン繊維
が1対1で混合したナイロン−ポリプロピレン混
合セパレータに、また、封口ガスケツトをナイロ
ン封口ガスケツトに夫々かえて用い、その他の条
件は同一で電解液の注入量が3.2ml/AHである電
池を作製した。この電池をBとする。 比較例 2 前記実施例に於いて、セパレータを前記ナイロ
ン−ポリプロピレン混合セパレータにかえて用
い、その他の条件は同一で電解液の注入量が4.0
ml/AHである電池を作製した。この電池をCと
する。 比較例 3 前記実施例に於いて、封口体をナイロン封口ガ
スケツトにかえて用い、その他の条件は同一で電
解液の注入量が4.0ml/AHである電池を作製し
た。この電池をDとする。 第1図は電池A−2,A−3,A−5,A−6
及びBを夫々0°以下に於いて0.1C電流(Cは公称
容量を表わす)で連続充電を行なつたときの電池
内部ガス圧を示す図面である。一般に低温になる
程陰極板の酸素ガス吸収能力は低下し最悪の場合
には安全弁からリークする程電池内部ガス圧が上
昇することがあるため連続充電をする際には特に
電解液量を制限する必要があるが、第1図から明
らかな様に本発明電池は電解液量の増加に伴ない
電池内部ガスの上昇がみられるものの比較電池B
に比較して電解液量をかなり増加させても電池内
部ガス圧を低く抑えられることがわかる。これは
ペースト式カドミウム陰極板の表面に設けたカー
ボン層に影響されるものであり、比較電池の陰極
板では電子伝導性の低い水酸化カドミウムが導電
芯体近傍からしだいに充電状態の電子伝導性の良
好な金属カドミウムに変化して行くが充電部分が
ほとんど極板表面に達していても僅かに未充電状
態の水酸化カドミウムが表面に薄層となつて残つ
ている場合が多いため陽極から発生する酸素ガス
と接触する金属カドミウムが少なく酸素ガス吸収
能力が低いが、これに対して本発明の陰極板は導
電芯体を中心として生成する金属カドミウムがあ
る部分で陰極板表面のカーボン層まで到達する
と、導電芯体とカーボン層が電気的に接続された
状態になるため、活物質層内に未充電状態の水酸
化カドミウムを残したまま優先的に極板表面近傍
に金属カドミウムが生成されて酸素ガス吸収能力
が高められたからと考えられる。 また第2図は電池A−1,A−2,A−5及び
Bを夫々45°C下に於いてC/30電流で1ケ月充電
を行なつた後1C電流で放電するという条件でサ
イクル試験を行なつたときの電池の初期容量に対
する容量比を示す図面であり、本発明電池は何れ
も比較電池Bよりサイクルの経過による電池容量
比の減少が少なく良好となつている。この電池性
能の向上は、本発明電池が何れも前述した陰極板
表面のカーボン層により酸素ガス吸収能力が向上
しているため電解液量を多くすることができ、こ
の電解液量の増加のおかげで電池反応を向上せし
められたことに大きく関係しており、またカーボ
ン層形成に用いられた水溶性糊料であるポリビニ
ルアルコールが電解液と接してゲル状となり陰、
陽極間の電解液保持量を増加することができたこ
とにも起因すると考えられる。更に、この水溶性
糊料の存在により、本発明電池の陰極板はその表
面からの活物質及びカーボン粉末の脱落が完全に
防止できるため、従来の陰極板のような活物質粉
末の脱落による作業環境の悪化及び陰極容量の減
少をなくすことが可能である。尚、電解液量は
3.3ml/AH以上あると電池容量のバラツキが小さ
くなり良好であつた。 第3図は電池A−4、C及びDを夫々前記サイ
クル試験と同一条件で充放電したときの電池の初
期容量に対する容量比を示す図面であり、本発明
電池は比較電池C及びDと同一の陰極板及び同一
量の電解液を保有しているにもかかわらずこれら
比較電池より充放電サイクルの経過に伴う電池容
量比の減少が低く抑えられ優れた性能を有してい
ることがわかる。このことから本発明電池の性能
は前述した陰極板の構造及び電解液量の増加の他
にセパレータや封口ガスケツトの組成の違いにも
関係しより優れた電池であることがわかる。 以上の様に本発明電池は陰極板、電解液、セパ
レータ及び封口ガスケツトが夫々電池性能の向上
に寄与して優れた性能を生み出したものである。
また電解液量については電池内部ガス圧及び電池
容量比を総合的に考慮すると3.2ml/AHでは電池
内部ガス圧の上昇が大き過ぎ、4.4ml/AHでは充
放電サイクルの経過に伴う電池容量比の減少が大
きいため3.5ml/AH〜4.1ml/AHが最適量であ
る。 (ヘ) 発明の効果 本発明の密閉型アルカリ蓄電池は、導電芯体に
塗着形成した酸化カドミウムを主体とする活物質
層の表面に電解液と接してゲル状となる水溶性糊
料を結着剤として用いた炭素粉末よりなる導電層
を有するペースト式カドミウム陰極と、陽極と、
該陰陽極間に介在するポリプロピレン繊維セパレ
ータと、水酸化ナトリウムを主成分とし水酸化リ
チウムが添加された電解液とから構成されると共
に、電池ケースを封口する際に用いるガスケツト
にポリサルホン樹脂を用いたものであるから、低
温及び高温下で使用した場合に於いて電池内部ガ
ス圧を低く抑えることができると共に充放電サイ
クルの経過に伴う電池容量比の減少を低く抑える
ことができる優れた性能を持つた電池であり、電
解液量を3.5ml/AH〜4.1ml/AHとすることで最
も良好な電池性能を持つことが可能となるもので
ある。
第1図は充電時間と電池内部ガス圧との関係を
示す図面、第2図及び第3図はサイクル数と容量
比との関係を示す図面である。 A−1,A−2,A−3,A−4,A−5,A
−6……本発明電池、B,C,D……比較電池。
示す図面、第2図及び第3図はサイクル数と容量
比との関係を示す図面である。 A−1,A−2,A−3,A−4,A−5,A
−6……本発明電池、B,C,D……比較電池。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 導電芯体に塗着形成した酸化カドミウムを主
体とする活物質層の表面に電解液と接してゲル状
となる水溶性糊料を結着剤として用いた炭素粉末
よりなる導電層を有するペースト式カドミウム陰
極と、陽極と、該陰陽極間に介在するポリプロピ
レン繊維セパレータと、水酸化ナトリウムを主成
分とし水酸化リチウムが添加された電解液とから
構成されると共に、電池ケースを封口する際に用
いるガスケツトにポリサルホン樹脂を用いたこと
を特徴とする密閉型アルカリ蓄電池。 2 前記電解液は5〜6規定の水酸化ナトリウム
に水酸化リチウムを1〜2規定添加したものであ
り、且つその液量は電池公称容量1AHあたり3.5
〜4.1mlである特許請求の範囲第1項記載の密閉
型アルカリ蓄電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59074664A JPS60218773A (ja) | 1984-04-12 | 1984-04-12 | 密閉型アルカリ蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59074664A JPS60218773A (ja) | 1984-04-12 | 1984-04-12 | 密閉型アルカリ蓄電池 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60218773A JPS60218773A (ja) | 1985-11-01 |
| JPH0346952B2 true JPH0346952B2 (ja) | 1991-07-17 |
Family
ID=13553723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59074664A Granted JPS60218773A (ja) | 1984-04-12 | 1984-04-12 | 密閉型アルカリ蓄電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60218773A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH067567Y2 (ja) * | 1986-08-18 | 1994-02-23 | 三洋電機株式会社 | 密閉型アルカリ蓄電池 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5086638A (ja) * | 1973-12-06 | 1975-07-12 | ||
| JPS5386442A (en) * | 1977-01-10 | 1978-07-29 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Negative electrode for alkaline storage battery |
| JPS5499941A (en) * | 1978-01-25 | 1979-08-07 | Asahi Dow Ltd | Electrode for battery cell |
| JPS56136453A (en) * | 1980-03-26 | 1981-10-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Production of sealing material for battery |
| JPS5796459A (en) * | 1980-12-09 | 1982-06-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Enclosed alkaline storage battery |
| JPS5814465A (ja) * | 1981-07-17 | 1983-01-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カドミウム負極の製造法 |
-
1984
- 1984-04-12 JP JP59074664A patent/JPS60218773A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60218773A (ja) | 1985-11-01 |
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