JPH0347549Y2 - - Google Patents
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- JPH0347549Y2 JPH0347549Y2 JP9535987U JP9535987U JPH0347549Y2 JP H0347549 Y2 JPH0347549 Y2 JP H0347549Y2 JP 9535987 U JP9535987 U JP 9535987U JP 9535987 U JP9535987 U JP 9535987U JP H0347549 Y2 JPH0347549 Y2 JP H0347549Y2
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- Japan
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- pedestal
- seismic isolation
- storage furniture
- attached
- lower pedestal
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 75
- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims description 35
- 238000013016 damping Methods 0.000 claims description 9
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Landscapes
- Legs For Furniture In General (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、収納家具などを載置し、地震時に地
震による入力加速度を低減させることにより、収
納家具の転倒や、ロツキングを防止すると共にそ
の内部に収納されている収納物の損傷をも防止す
ることが可能である収納家具用免震装置に関する
ものである。
震による入力加速度を低減させることにより、収
納家具の転倒や、ロツキングを防止すると共にそ
の内部に収納されている収納物の損傷をも防止す
ることが可能である収納家具用免震装置に関する
ものである。
従来の技術
現在、免震技術とは
(1) 建物レベルの免震
(2) 床レベルの免震
(3) 機器レベルの免震
が、実用化されていることは、公知のとおりであ
る。
る。
そして、これらのレベルの免震を実施するため
の免震装置は建物レベルや、床レベルにおいて
は、数t〜数百tの重量を対象としており、ま
た、機器レベルにおいても、数百Kg〜数t程度で
ある。
の免震装置は建物レベルや、床レベルにおいて
は、数t〜数百tの重量を対象としており、ま
た、機器レベルにおいても、数百Kg〜数t程度で
ある。
これに対し、本考案が対象としている収納家具
は、数十Kg〜数百Kg程度であり、これらの収納家
具に対して、収納家具レベルでの免震を実施する
ためには、その装置は、収納家具が一般家庭にも
設置されることを考慮する時は、軽量であり、高
さも低く、また美観上からも、外部を木材などで
製作することが望ましいが、上記のようなレベル
での免震を目標としている技術をそのまま応用す
ることによつては、このような要望を満足させる
ことのできる、収納家具レベルでの免震装置を実
現することは、不可能なところである。
は、数十Kg〜数百Kg程度であり、これらの収納家
具に対して、収納家具レベルでの免震を実施する
ためには、その装置は、収納家具が一般家庭にも
設置されることを考慮する時は、軽量であり、高
さも低く、また美観上からも、外部を木材などで
製作することが望ましいが、上記のようなレベル
での免震を目標としている技術をそのまま応用す
ることによつては、このような要望を満足させる
ことのできる、収納家具レベルでの免震装置を実
現することは、不可能なところである。
このために、従来、一般家庭などにおいて、た
んすや、食器棚などの収納家具を、地震の発生時
に、地震による入力加速度により転倒することを
防止するための手段として、例えば、添付図面の
第9及び10図に示すような手段が採用されてい
るに過ぎない。すなわち、第9図に示す手段にお
いては、家屋の床1の上に、壁2に接して直立状
態に置かれた収納家具3を、その頂面31と、壁
2の面との間にL形の金具4を配置し、その水平
及び垂直の脚部分を、それぞれ、家具3及び壁2
に、それぞれ、固着することにより、また、第1
0図に示す手段は、同様な状態に床1の上に壁2
に接して置かれた収納家具3を、その頂面31と、
天井5との間に支持棒6を配置し、その上下端部
を、それぞれ、天井5及び収納家具3の頂面31
に固着することにより行つている。
んすや、食器棚などの収納家具を、地震の発生時
に、地震による入力加速度により転倒することを
防止するための手段として、例えば、添付図面の
第9及び10図に示すような手段が採用されてい
るに過ぎない。すなわち、第9図に示す手段にお
いては、家屋の床1の上に、壁2に接して直立状
態に置かれた収納家具3を、その頂面31と、壁
2の面との間にL形の金具4を配置し、その水平
及び垂直の脚部分を、それぞれ、家具3及び壁2
に、それぞれ、固着することにより、また、第1
0図に示す手段は、同様な状態に床1の上に壁2
に接して置かれた収納家具3を、その頂面31と、
天井5との間に支持棒6を配置し、その上下端部
を、それぞれ、天井5及び収納家具3の頂面31
に固着することにより行つている。
しかしながら、前者の手段の場合には、壁2
や、収納家具3のL形の金具4を取り付けるため
のねじの取り付け用の穴あけを行わなければなら
ず、壁2や、収納家具3に傷をつけることとな
る。また、特に、壁2がコンクリート製の場合に
は、L形の金具4の取り付けは、容易では無い。
反対に、壁2の強度が低い場合には、地震時にお
けるL形金具4による収納家具3の保持を保証す
ることは困難である。その外、いつたん、L形の
金具4を設置すると、家具3の配置替えを困難と
させると欠点がある。
や、収納家具3のL形の金具4を取り付けるため
のねじの取り付け用の穴あけを行わなければなら
ず、壁2や、収納家具3に傷をつけることとな
る。また、特に、壁2がコンクリート製の場合に
は、L形の金具4の取り付けは、容易では無い。
反対に、壁2の強度が低い場合には、地震時にお
けるL形金具4による収納家具3の保持を保証す
ることは困難である。その外、いつたん、L形の
金具4を設置すると、家具3の配置替えを困難と
させると欠点がある。
一方、第10図に示す後者の手段の場合には、
一般的に、天井5の強度が十分では無い場合が多
いので、地震発生時に、収納家具3に対する確実
な保持を期待することはできないという欠点があ
る。
一般的に、天井5の強度が十分では無い場合が多
いので、地震発生時に、収納家具3に対する確実
な保持を期待することはできないという欠点があ
る。
また、第9及び10図に示した収納家具の地震
に対する保護手段は、その設置が理想的に行われ
た場合には、一応は、収納家具自体の転倒を防止
することができるとしても、地震の際に、収納家
具3内に収容されている収納物に、地震時の入力
加速度が、そのまま、ああるいは、増幅されて伝
わるので、収納物の損傷することを防止すること
は、困難であるという共通の欠点がある。
に対する保護手段は、その設置が理想的に行われ
た場合には、一応は、収納家具自体の転倒を防止
することができるとしても、地震の際に、収納家
具3内に収容されている収納物に、地震時の入力
加速度が、そのまま、ああるいは、増幅されて伝
わるので、収納物の損傷することを防止すること
は、困難であるという共通の欠点がある。
考案が解決しようとする問題点
そこで、本考案は、壁や、天井などから支持す
ること無しに、地震時に収納家具ないしはその内
部の収納物に加わる地震時の入力加速度を低減さ
せ、収納家具自体の転倒や、ロツキングを防止す
ることができ、これに伴つて、その内部に収納さ
れている収納物の損傷をも防止することができ
る、収納家具レベルでの免震を実現させることが
可能である収納家具用免震装置を得ることを、そ
の目的とするものである。
ること無しに、地震時に収納家具ないしはその内
部の収納物に加わる地震時の入力加速度を低減さ
せ、収納家具自体の転倒や、ロツキングを防止す
ることができ、これに伴つて、その内部に収納さ
れている収納物の損傷をも防止することができ
る、収納家具レベルでの免震を実現させることが
可能である収納家具用免震装置を得ることを、そ
の目的とするものである。
問題点を解決するための手段
本考案は、この目的を達成するために、添付図
面の第1及び2図に示すように、床1の上に水平
に固定されるようにされた下台座13と、下台座
13の上に、それに対して水平相対直線運動が自
在であるように載置された上台座12とを有して
おり、上台座12と、下台座13とは、上台座1
2と下台座13との間の水平相対直線運動の方向
に対して平行に配置された引つ張りばね装置17
及び減衰装置20を介して相互に連結して成る収
納家具用免震装置を特徴とするものである。
面の第1及び2図に示すように、床1の上に水平
に固定されるようにされた下台座13と、下台座
13の上に、それに対して水平相対直線運動が自
在であるように載置された上台座12とを有して
おり、上台座12と、下台座13とは、上台座1
2と下台座13との間の水平相対直線運動の方向
に対して平行に配置された引つ張りばね装置17
及び減衰装置20を介して相互に連結して成る収
納家具用免震装置を特徴とするものである。
実施例
以下、本考案をその実施例を示す添付図面の第
1〜8図に基づいて、詳細に説明をする。
1〜8図に基づいて、詳細に説明をする。
まず、第1,2及び3図に示すように、例え
ば、横断面がほぼ長方形状であり、ある高さを有
する収納家具11が、その下部において、その横
断面に対応する長方形状の平面輪郭を有する低い
高さの中空枠状の上台座12の上に取り付けら
れ、また、この上台座12は、この上台座12の
横断面形状に対応する平面輪郭を有する、やや高
い高さを有している中空枠状の下台座13の上に
水平に配置されるようになつている。
ば、横断面がほぼ長方形状であり、ある高さを有
する収納家具11が、その下部において、その横
断面に対応する長方形状の平面輪郭を有する低い
高さの中空枠状の上台座12の上に取り付けら
れ、また、この上台座12は、この上台座12の
横断面形状に対応する平面輪郭を有する、やや高
い高さを有している中空枠状の下台座13の上に
水平に配置されるようになつている。
また、下台座13には、第2及び3図に示すよ
うに、その対向する両方の短い側壁131の内側
において、この下台座13の長手方向の中心軸X
−Xに対して直角な中心軸Y−Yに対して対称的
に各側壁131に対して平行に且つこれから適当
な間隔を置かれて、相互に間隔を置かれた、1対
のほぼL形状の横断面を有する型材を垂直に組み
合わされて構成されている1対の水平なベアリン
グ受け14(第4図参照)が、それらの各端部
を、下台座13の対向する両方の長い側壁132
の内面に固着されて設置されており、各ベアリン
グ受け14の水平な上面には、その各端部の近く
において、それぞれ、1個の直線運動ベアリング
15が取り付けており、これらの直線運動ベアリ
ング15は、上台座12の下面に、これらの直線
運動ベアリング15の位置に対応して適宜な手段
により取り付けられた各水平レール16を直線運
動自在に支持している。このようにして、上台座
12は、下台座13に対して相対的に、水平レー
ル16の方向に円滑に移動自在に載置されてい
る。なお、このような直線運動ベアリング15及
び水平レール16から成り立つている直線運動機
構は、公知であるので、その詳細な説明は省略す
る。また本実施例においては、直線運動ベアリン
グ15及び水平レール16を、それぞれ、下台座
13及び上台座12に取り付けるものとしてある
が、これらの取り付けを逆とすることもできるこ
とは、当然なところである。
うに、その対向する両方の短い側壁131の内側
において、この下台座13の長手方向の中心軸X
−Xに対して直角な中心軸Y−Yに対して対称的
に各側壁131に対して平行に且つこれから適当
な間隔を置かれて、相互に間隔を置かれた、1対
のほぼL形状の横断面を有する型材を垂直に組み
合わされて構成されている1対の水平なベアリン
グ受け14(第4図参照)が、それらの各端部
を、下台座13の対向する両方の長い側壁132
の内面に固着されて設置されており、各ベアリン
グ受け14の水平な上面には、その各端部の近く
において、それぞれ、1個の直線運動ベアリング
15が取り付けており、これらの直線運動ベアリ
ング15は、上台座12の下面に、これらの直線
運動ベアリング15の位置に対応して適宜な手段
により取り付けられた各水平レール16を直線運
動自在に支持している。このようにして、上台座
12は、下台座13に対して相対的に、水平レー
ル16の方向に円滑に移動自在に載置されてい
る。なお、このような直線運動ベアリング15及
び水平レール16から成り立つている直線運動機
構は、公知であるので、その詳細な説明は省略す
る。また本実施例においては、直線運動ベアリン
グ15及び水平レール16を、それぞれ、下台座
13及び上台座12に取り付けるものとしてある
が、これらの取り付けを逆とすることもできるこ
とは、当然なところである。
更に、上台座12と下台座13との間には、そ
れぞれが、上下台座12,13の長手方向の中心
線X−Xに対して直角な中心線Y−Yに対して対
称的に且つそれに対して平行に整列して配置され
た各1対の水平なコイルばね171及び172から
成り立つている2組の引つ張りばね装置17が設
置されている。すなわち、第2及び4図に示され
るように、各コイルばね171,172は、その1
端部を下台座13の長い側壁132の内面に適宜
に取り付けられると共にその他端部を、上台座1
2に、その長手方向の中心線X−Xの上において
適宜に取り付けられたばね支持部材18に取り付
けられているが、この場合、各コイルばね171,
172には、両台座12,13の間の予定されて
いる相対変位量以上の引つ張りが与えられてお
り、この張力により、両台座12,13を相互に
重なつている正常の中立位置に保持するようにす
ると共にこれにより復元力が与えられ、しかも、
この固有周期を地震の周期よりも長く選択するこ
とにより、免震効果が発揮されるようにする。
れぞれが、上下台座12,13の長手方向の中心
線X−Xに対して直角な中心線Y−Yに対して対
称的に且つそれに対して平行に整列して配置され
た各1対の水平なコイルばね171及び172から
成り立つている2組の引つ張りばね装置17が設
置されている。すなわち、第2及び4図に示され
るように、各コイルばね171,172は、その1
端部を下台座13の長い側壁132の内面に適宜
に取り付けられると共にその他端部を、上台座1
2に、その長手方向の中心線X−Xの上において
適宜に取り付けられたばね支持部材18に取り付
けられているが、この場合、各コイルばね171,
172には、両台座12,13の間の予定されて
いる相対変位量以上の引つ張りが与えられてお
り、この張力により、両台座12,13を相互に
重なつている正常の中立位置に保持するようにす
ると共にこれにより復元力が与えられ、しかも、
この固有周期を地震の周期よりも長く選択するこ
とにより、免震効果が発揮されるようにする。
また、第2及び4図に示されるように、両台座
12,13の間には、2組の引つ張りばね装置1
7の外に、流体ダンパ装置201と、摩擦ダンパ
装置202とから成り立つている減衰装置20も
配置されている。
12,13の間には、2組の引つ張りばね装置1
7の外に、流体ダンパ装置201と、摩擦ダンパ
装置202とから成り立つている減衰装置20も
配置されている。
まず、これらの内、流体ダンパ装置201は、
2組の引つ張りばね装置17の間に、両台座1
2,13の長手方向の中心線X−Xに対して直角
な中心線Y−Yに沿つて配置されたオイルダン
パ、粘性ダンパなどから成り立つているが、第2
及び4図においては、この流体ダンパ装置201
がオイルダンパから構成されるものとして示され
ており、そのピストン棒端部は、下台座13に、
その長手方向の側壁132の内面に適宜に取り付
けられた支持金具211に垂直旋回自在に取り付
けられ、一方、シリンダ端部は、上台座12に適
宜に取り付けられた支持金具212に垂直旋回自
在に取り付けられている。
2組の引つ張りばね装置17の間に、両台座1
2,13の長手方向の中心線X−Xに対して直角
な中心線Y−Yに沿つて配置されたオイルダン
パ、粘性ダンパなどから成り立つているが、第2
及び4図においては、この流体ダンパ装置201
がオイルダンパから構成されるものとして示され
ており、そのピストン棒端部は、下台座13に、
その長手方向の側壁132の内面に適宜に取り付
けられた支持金具211に垂直旋回自在に取り付
けられ、一方、シリンダ端部は、上台座12に適
宜に取り付けられた支持金具212に垂直旋回自
在に取り付けられている。
また、減衰装置20の他方である摩擦ダンパ装
置202は、第2及び4図に示されるように、2
組の摩擦ダンパ装置202から構成されている。
すなわち、各組の摩擦ダンパ装置202は、下台
座13の内面に、その長手方向の中心線X−Xに
対して直角な中心線Y−Yに対して対称的に、引
つ張りばね装置17の外側に、短い側壁131に
対して平行に垂直に配置され、各端部を下台座1
3の長い側壁132の内面に固着された、横断面
が長方形状の中空ばり状の摩擦板取り付け部材2
6と、その各短い側壁131に対向する面に、そ
の長手方向の中心線X−Xを中心として、ある長
さに、ある高さを有して取り付けられた摩擦板2
7と、上台座12に取り付けられ、各摩擦板27
に垂直に面接触をする端部を有する水平な摩擦子
28を長手方向にしゆう動自在に設けられている
摩擦ダンパ本体29とから成り立つており、この
摩擦子28を、ダンパ本体29に内蔵されたばね
などの作用により、摩擦子28の自由端部を摩擦
板27に、ある面圧により押圧せるようにしてあ
る。この場合、このようにして、摩擦板27と、
摩擦子28との間に生ずる摩擦力を、あるあらか
じめ設定された一定の摩擦力を上回る外力が作用
しないと、上下の台座12,13の間に相対変位
が生ずることが無いような値にああらじめ選定し
して置くことにより、これらの摩擦ダンパ装置2
02にトリガー機能を果たすようにさせる。すな
わち、若しも、この摩擦ダンパ装置202が装備
されていないものとするならば、収納家具11の
通常の使用、例えば、引き出しの出し入れの際
に、上台座12が受ける外力により、上台座12
が容易に下台座13に対して相対的に動く結果と
なり、収納家具11の日常の使用を不都合なもの
とすすることが、生ずることとなるから、この不
都合を防止するために、必要とするものである。
置202は、第2及び4図に示されるように、2
組の摩擦ダンパ装置202から構成されている。
すなわち、各組の摩擦ダンパ装置202は、下台
座13の内面に、その長手方向の中心線X−Xに
対して直角な中心線Y−Yに対して対称的に、引
つ張りばね装置17の外側に、短い側壁131に
対して平行に垂直に配置され、各端部を下台座1
3の長い側壁132の内面に固着された、横断面
が長方形状の中空ばり状の摩擦板取り付け部材2
6と、その各短い側壁131に対向する面に、そ
の長手方向の中心線X−Xを中心として、ある長
さに、ある高さを有して取り付けられた摩擦板2
7と、上台座12に取り付けられ、各摩擦板27
に垂直に面接触をする端部を有する水平な摩擦子
28を長手方向にしゆう動自在に設けられている
摩擦ダンパ本体29とから成り立つており、この
摩擦子28を、ダンパ本体29に内蔵されたばね
などの作用により、摩擦子28の自由端部を摩擦
板27に、ある面圧により押圧せるようにしてあ
る。この場合、このようにして、摩擦板27と、
摩擦子28との間に生ずる摩擦力を、あるあらか
じめ設定された一定の摩擦力を上回る外力が作用
しないと、上下の台座12,13の間に相対変位
が生ずることが無いような値にああらじめ選定し
して置くことにより、これらの摩擦ダンパ装置2
02にトリガー機能を果たすようにさせる。すな
わち、若しも、この摩擦ダンパ装置202が装備
されていないものとするならば、収納家具11の
通常の使用、例えば、引き出しの出し入れの際
に、上台座12が受ける外力により、上台座12
が容易に下台座13に対して相対的に動く結果と
なり、収納家具11の日常の使用を不都合なもの
とすすることが、生ずることとなるから、この不
都合を防止するために、必要とするものである。
なお、以上には、本考案における減衰装置20
は、1組の流体ダンパ装置201と、2組の摩擦
ダンパ202とから成り立つものとして説明して
あるが、使用目的にによつては、いずれか一方の
ダンパ装置201あるいは202を、省略すること
も可能である。
は、1組の流体ダンパ装置201と、2組の摩擦
ダンパ202とから成り立つものとして説明して
あるが、使用目的にによつては、いずれか一方の
ダンパ装置201あるいは202を、省略すること
も可能である。
また、本考案においては、このような摩擦ダン
パ装置202の外に、第5及び6図に示すように、
中立位置において、上下の台座12と、13と
を、一定の外力により切断される板や、ばねなど
を利用した一定力により解除されるトリガ装置3
0により適宜に連結し、この規定の外力を超過す
る外力が加えられた場合に、始めて、上記の引つ
張りばね装置17や、減衰装置20などが作用を
するようにし、通常時の収納家具11の使用の場
合には、免震装置が作動すること無く、従つて、
収納家具11の移動を有効に防止することができ
るようにさせてある。
パ装置202の外に、第5及び6図に示すように、
中立位置において、上下の台座12と、13と
を、一定の外力により切断される板や、ばねなど
を利用した一定力により解除されるトリガ装置3
0により適宜に連結し、この規定の外力を超過す
る外力が加えられた場合に、始めて、上記の引つ
張りばね装置17や、減衰装置20などが作用を
するようにし、通常時の収納家具11の使用の場
合には、免震装置が作動すること無く、従つて、
収納家具11の移動を有効に防止することができ
るようにさせてある。
なお、収納家具11は、一般的に、壁2(第1
図参照)に接して置かれることが多いが、このよ
うにすると、地震時に収納家具11が水平移動し
た場合に壁2と衝突し、所期の免震効果を十分に
発揮させることができないことがある。これを防
止するために、上台座12を壁2に向かつて、そ
の下台座13に対する引つ張りばね装置17の張
力による中立位置に抗して、後方最大変位位置ま
で相対移動させ(第7図参照)、その位置におい
て、上台座12と下台座13との間にトリガ装置
30を設置することにより、収納家具11を壁2
に接して設置することができ、地震時には、あら
かじめ設定された値以上の水平力によりトリガ装
置30が解除され、上下台座12,13は引つ張
りばね装置17の作用により中立位置に戻るよう
にさせることができる(第8図参照)。従つて、
収納家具11に水平加速度が加わつても、壁2な
どに衝突すること無しに上台座12と共に変位可
能となり、免震効果が得られることとなる。な
お、このようなトリガ装置30を設ける代わり
に、収納家具11を壁2に接して設置した場合
に、家具11が壁2に衝突して免震効果に悪影響
を与えることを防止するために、第1図に示すよ
うに、収納家具11と壁2との間に、ゴム、ポリ
ウレタン、シリコンゲルなどの適当な大きさのブ
ロツク、あるいは、油圧機構などによる緩衝器4
0を配置することにより、衝突エネルギーを吸収
し、良好な免震効果を発揮させることができる。
図参照)に接して置かれることが多いが、このよ
うにすると、地震時に収納家具11が水平移動し
た場合に壁2と衝突し、所期の免震効果を十分に
発揮させることができないことがある。これを防
止するために、上台座12を壁2に向かつて、そ
の下台座13に対する引つ張りばね装置17の張
力による中立位置に抗して、後方最大変位位置ま
で相対移動させ(第7図参照)、その位置におい
て、上台座12と下台座13との間にトリガ装置
30を設置することにより、収納家具11を壁2
に接して設置することができ、地震時には、あら
かじめ設定された値以上の水平力によりトリガ装
置30が解除され、上下台座12,13は引つ張
りばね装置17の作用により中立位置に戻るよう
にさせることができる(第8図参照)。従つて、
収納家具11に水平加速度が加わつても、壁2な
どに衝突すること無しに上台座12と共に変位可
能となり、免震効果が得られることとなる。な
お、このようなトリガ装置30を設ける代わり
に、収納家具11を壁2に接して設置した場合
に、家具11が壁2に衝突して免震効果に悪影響
を与えることを防止するために、第1図に示すよ
うに、収納家具11と壁2との間に、ゴム、ポリ
ウレタン、シリコンゲルなどの適当な大きさのブ
ロツク、あるいは、油圧機構などによる緩衝器4
0を配置することにより、衝突エネルギーを吸収
し、良好な免震効果を発揮させることができる。
最後に、更に、上下の台座12,13の周辺の
対向する合わせ面には、第3及び4図に示すよう
に、適当な低摩擦材50を取り付け、それらの合
わせ面に生ずるすきまを、この低摩擦材50によ
り埋めるようにしてあり、これにより、台座1
2,13の全体としての外観を損うことが無いよ
うにすることができると共に台座12,13の全
体の剛性を、免震効果に影響を与えること無し
に、向上させることが可能となる。
対向する合わせ面には、第3及び4図に示すよう
に、適当な低摩擦材50を取り付け、それらの合
わせ面に生ずるすきまを、この低摩擦材50によ
り埋めるようにしてあり、これにより、台座1
2,13の全体としての外観を損うことが無いよ
うにすることができると共に台座12,13の全
体の剛性を、免震効果に影響を与えること無し
に、向上させることが可能となる。
考案の効果
本考案は、上記のような構成及び作用を有して
いるので、収納家具あるいは同様な軽量物品に対
して、そのレベルでの有効な免震装置を提供する
ものであり、特に、トリガ装置を設けたことによ
り、これらの収納家具などを家屋の壁際に設置し
た場合にも、免震効果の悪影響を与えること無
く、十分にその所期の効果を発揮させることがで
きるという優れた効果を有するものである。
いるので、収納家具あるいは同様な軽量物品に対
して、そのレベルでの有効な免震装置を提供する
ものであり、特に、トリガ装置を設けたことによ
り、これらの収納家具などを家屋の壁際に設置し
た場合にも、免震効果の悪影響を与えること無
く、十分にその所期の効果を発揮させることがで
きるという優れた効果を有するものである。
第1図は、本考案による免震装置の1実施例
を、その上に設置した収納家具と一緒に示す略側
面図、第2図は、本考案装置の1実施例を、中立
状態において示す下から見た底面図、第3図は、
第2図の−線による断面図、第4図は、同じ
く第2図の−線による断面図、第5図は、本
考案に使用されるトリガ装置の1例を示す側面
図、第6図は、同じく正面図、第7図は、収納家
具をトリガ装置により、本考案装置の上に、家屋
の壁際に設置した状態を示す側面図、第8図は、
第7図において、トリガ装置が解除され、上下台
座が中立位置となつた状態を示す側面図、第9図
は、従来の収納家具における地震による転倒防止
手段の1例を示す略図、第10図は、同じく他の
例を示す略図である。 1……床、2……壁、11……収納家具、12
……上台座、13……下台座、15……直線運動
ベアリング、16……レール、17……引つ張り
ばね装置、20……減衰装置、201……流体ダ
ンパ装置、202……摩擦ダンパ装置、27……
摩擦板、28……摩擦子、29……摩擦ダンパ本
体、30……トリガー装置、40……緩衝器、5
0……低摩擦材。
を、その上に設置した収納家具と一緒に示す略側
面図、第2図は、本考案装置の1実施例を、中立
状態において示す下から見た底面図、第3図は、
第2図の−線による断面図、第4図は、同じ
く第2図の−線による断面図、第5図は、本
考案に使用されるトリガ装置の1例を示す側面
図、第6図は、同じく正面図、第7図は、収納家
具をトリガ装置により、本考案装置の上に、家屋
の壁際に設置した状態を示す側面図、第8図は、
第7図において、トリガ装置が解除され、上下台
座が中立位置となつた状態を示す側面図、第9図
は、従来の収納家具における地震による転倒防止
手段の1例を示す略図、第10図は、同じく他の
例を示す略図である。 1……床、2……壁、11……収納家具、12
……上台座、13……下台座、15……直線運動
ベアリング、16……レール、17……引つ張り
ばね装置、20……減衰装置、201……流体ダ
ンパ装置、202……摩擦ダンパ装置、27……
摩擦板、28……摩擦子、29……摩擦ダンパ本
体、30……トリガー装置、40……緩衝器、5
0……低摩擦材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 床1の上に水平に固定されるようにされた下
台座13と、下台座13の上に、それに対して
水平相対運動が自在であるように載置された上
台座12とを有しており、上台座12と、下台
座13とは、上台座12と下台座13との間の
水平相対直線運動の方向に対して平行に配置さ
れた引つ張りばね装置17及び減衰装置20を
介して相互に連結し、また、上下台座12,1
3の合わせ面には、低摩擦材50を配置して成
る収納家具用免震装置。 2 上台座12の下台座13に対する水平相対直
線運動が、上台座12又は下台座13に取り付
けられたレール16と、下台座13又は上台座
12に対応して取り付けられた1対の直線運動
ベアリング15とから構成されている実用新案
登録請求の範囲第1項記載の収納家具用免震装
置。 3 上台座12が、ほぼ長方形状の平面輪郭を有
する、高さの低い中空の枠体から構成されてお
り、また、下台座13が、ほぼ対応する長方形
状の平面輪郭を有する、ある高さを有する中空
の枠体から構成されており、上下台座12,1
3の周辺の相互に対向する合わせ面には低摩擦
材50を配置し、また、下台座12の対向する
長い側壁122の間には、その対向する短い側
壁121と平行するように、1対のレール16
を各端部において固着し、また、下台座13の
対向する長い側壁132の間には、各レール1
6に対応する位置に、1対の直線運動ベアリン
グ15を固定して設け、更に、上台座12と下
台座13との間には、上台座12の短い側壁1
21に対して平行に2組の引つ張りばね装置1
7を配置し、各組の引つ張りばね装置17の1
端部は下台座13の対向する長い側壁132に
取り付けると共に他端部は上台座12にそのほ
ぼ中央部において取り付け、また減衰装置20
を上台座12の短い側壁121と平行に配置し、
その1端部を下台座13の対向する長い側壁1
32に取り付けると共に他端部を上台座12に
取り付けて成る実用新案登録請求の範囲第1項
記載の収納家具用免震装置。 4 各組の引つ張りばね装置17が、1直線上に
配置された1対のコイルばね171,172から
構成され、各コイルばね171,172の1端部
は、下台座13の対向する長い側壁132に取
り付けると共に他端部は、上台座12のそのほ
ぼ中央部において取り付けて成る実用新案登録
請求の範囲第3項記載の収納家具用免震装置。 5 上台座12と、下台座13との間に配置され
た減衰装置20が、流体ダンパ装置201と、
摩擦ダンパ装置202との両方、又は、いずれ
か一方から成り立つている実用新案登録請求の
範囲第1〜4項のいずれかに記載の収納家具用
免震装置。 6 流体ダンパ装置201が、2組の引つ張りば
ね装置17の間に、上台座12の短い側壁12
1と平行に配置されたオイルダンパ、粘性ダン
パなどから成り立つており、その1端部を下台
座13に旋回自在に取り付けると共に他端部を
上台座12に旋回自在に取り付けて成る実用新
案登録請求の範囲第5項記載の収納家具用免震
装置。 7 2組の摩擦ダンパ装置202が、上台座12
と下台座13との間に、引つ張りばね装置17
の方向と同一方向に、その外側に1組ずつ配置
されており、各組の摩擦ダンパ装置202は、
下台座13にその短い側壁131に対して平行
に配置されると共に各端部においてその長い側
壁132取り付けられた垂直な摩擦板取り付け
部材26と、その短い側壁131に対向する面
に取り付けられた摩擦板27と、上台座12に
取り付けられ、この摩擦板27に直角に面接触
をする端部を有する摩擦子28を有する摩擦ダ
ンパ本体29とから構成し、摩擦子28が摩擦
ダンパ本体29を介して摩擦板27を所定の力
で押圧するようにした実用新案登録請求の範囲
第5項記載の収納家具用免震装置。 8 緩衝器40が付属され、これが免震装置を構
成する上台座12上に設置された収納家具11
と、家具の壁2などとの間に配置されるように
した実用新案登録請求の範囲第1〜7項のいず
れかに記載の収納家具用免震装置。 9 緩衝器40が、ある大きさを有するゴム、ポ
リウレタン、シリコンゲルなどの弾性材料から
作られたブロツク又は油圧機構などから成り立
つている実用新案登録請求の範囲第8項記載の
収納家具用免震装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9535987U JPH0347549Y2 (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9535987U JPH0347549Y2 (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS641538U JPS641538U (ja) | 1989-01-06 |
| JPH0347549Y2 true JPH0347549Y2 (ja) | 1991-10-09 |
Family
ID=30959799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9535987U Expired JPH0347549Y2 (ja) | 1987-06-23 | 1987-06-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0347549Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09280313A (ja) * | 1996-04-09 | 1997-10-28 | Otsuka Kinzoku Kk | 免振装置 |
-
1987
- 1987-06-23 JP JP9535987U patent/JPH0347549Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS641538U (ja) | 1989-01-06 |
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