JPH0347672B2 - - Google Patents
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- JPH0347672B2 JPH0347672B2 JP61183642A JP18364286A JPH0347672B2 JP H0347672 B2 JPH0347672 B2 JP H0347672B2 JP 61183642 A JP61183642 A JP 61183642A JP 18364286 A JP18364286 A JP 18364286A JP H0347672 B2 JPH0347672 B2 JP H0347672B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groups
- oil
- parts
- weight
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は、各種容器内壁又は透明壁等に油が付
着するのを防止するのに利用される撥油性を有す
る油付着防止用被膜形成剤に関する。 従来技術とその問題点 重質燃料油、潤滑油、コールオイル混合物
(COM)のごときスラリー状燃料油、エマルジヨ
ン形態の液状炭化水素類等を、その貯蔵容器や計
量容器等から取り出す際、容器内壁に付着した油
が速やかに油切れすることが望まれる。また、上
掲の油を使用する場合、その貯蔵容器等に設けら
れた透視窓、液面計、流量計等に用いられている
透明ガラス、アクリル樹脂もしくは塩化ビニル樹
脂等へ油が付着するようになり、特に、油が着色
や濁つていたり、もしくは乳化していて不透明な
場合には検視が困難となつて、作業上のみなら
ず、保全管理上も困難な事態となる問題が生じ
る。 従来、上述した油付着による問題の対策とし
て、上記透視窓のようなガラスや透明樹脂等に例
えばフツ素樹脂のコーテイングやテフロンフイル
ムの接着等の施行が採用されている。しかし、こ
のような対策は、施行直後から短期間では上記コ
ーテイングやフイルムが撥油機能を発揮するもの
の、使用期間の経過に伴い、その撥油機能が急速
に低下するので、油付着に因る問題点の解消にな
らない。 因に、このような撥油機能の経時的低下は、油
が絶えず上記コーテイングやフイルムに接触する
ため、これらの被膜が変質、膨潤もしくは溶出等
を起すことによるものと考えられる。なお、上記
テフロンフイルムの接着施行には特殊な技術を要
し、しかもその適用個所の形状によつては接着施
行も困難となる場合もある。 発明が解決しようとする課題 本発明は、叙上のごとき問題点を解消するため
になされたものであつて、液状油が絶えず接触す
る各種容器内面、液面計、流量計並びに透視窓等
において、油の接触面に塗布するのみでそれに付
着した油を直ちに排除する機能を呈する優れた撥
油性を有する油付着防止用被膜形成剤を提供する
ことを課題とする。 以下本発明を詳しく説明する。 発明の構成 本発明の構成上の特徴は、 (a) 分子鎖の両末端が水酸基で封鎖されたジオル
ガノポリシロキサン100重量部、 (b) 分子中に珪素原子に結合する加水分解可能な
基を少なくとも2個有する有機珪素化合物0.1
〜25重量部、 (c) 充填剤0〜400重量部及び (d) 硬化用触媒0〜5重量部から成る油付着防止
用被膜形成剤にある。 課題を解決するための手段 本発明に係る油付着防止用被膜形成剤は、上記
(a)乃至(d)の成分から成るが、ここで用いる(a)成分
のジオルガノポリシロキサンは、従来からシリコ
ーンゴムの主原料として用いられている公知の物
質であつて、下記一般式()で表わされる、そ
の両末端基が水酸基で封鎖されたジオルガノポリ
シロキサンである。 (式中、R1及びR2はメチル基、エチル基、プロ
ピル基などのアルキル基;ビニル基、アリル基な
どのアルケニル基;フエニル基、トリル基などの
アリール基或はこれらの水素原子が部分的にハロ
ゲン原子などで置換された基を示し、R1とR2は
同一もしくは異種の基であつてもよい。nは5以
上の整数を示す)。なお、このジオルガノポリシ
ロキサンの25℃における粘度が25〜500000csの範
囲、好ましくは1000〜100000csの範囲であるの
で、上記式中のnは5以上の整数とされる。 次に、上記(b)成分としての有機珪素化合物は、
本発明に係る被膜形成剤による被膜を硬化させる
ための必須成分であつて、1分子中に珪素原子に
結合する加水分解可能な基を少なくとも2個有す
ることが必要である。 この加水分解可能な基としては、例えばアセト
キシ基、オクタノイルオキシ基、ベンゾイルオキ
シ基、等のアシロキシ基、ジメチルケトオキシム
基、メチルエチルケトオキシム基、ジエチルケト
オキシム基等のケトオキシム基、メトキシ基、エ
トキシ基、プロポキシ基等のアルコキシ基、イソ
プロペニルオキシ基、1−エチル−2−ジメチル
アミノ基、ジエチルアミノ基、ブチルアミノ基、
シクロヘキシルアミノ基等のアミノ基、ジメチル
アミノキシ基、ジエチルアミノキシ基等のアミノ
キシ基、N−メチルアセトアミド基、N−エチル
アセトアミド基、N−メチルベンズアミド基等の
アミド基等をあげることができる。 上記(b)成分である有機珪素化合物はその分子中
に前記したような加水分解可能な基を少なくとも
2個有することが必須とされるほかは特に制限は
なく、珪素原子には加水分解可能の基以外の基が
結合していても、またその分子構造はシランまた
はシロキサン構造のいずれであつてもよく、さら
に、シロキサン構造のものにあつては直鎖状、分
岐鎖状あるいは環状いずれでもよい。上記した加
水分解可能な基以外の基としては、メチル基エチ
ル基、プロピル基、ブチル基等のアルキル基、シ
クロペンチル基、シクロヘキシル基等のシクロア
ルキル基、ビニル基、アリル基等のアルケニル
基、フエニル基、トリル基、ナフチル基等のアリ
ール基、2−フエニルエチル基等のアラルキル基
着するのを防止するのに利用される撥油性を有す
る油付着防止用被膜形成剤に関する。 従来技術とその問題点 重質燃料油、潤滑油、コールオイル混合物
(COM)のごときスラリー状燃料油、エマルジヨ
ン形態の液状炭化水素類等を、その貯蔵容器や計
量容器等から取り出す際、容器内壁に付着した油
が速やかに油切れすることが望まれる。また、上
掲の油を使用する場合、その貯蔵容器等に設けら
れた透視窓、液面計、流量計等に用いられている
透明ガラス、アクリル樹脂もしくは塩化ビニル樹
脂等へ油が付着するようになり、特に、油が着色
や濁つていたり、もしくは乳化していて不透明な
場合には検視が困難となつて、作業上のみなら
ず、保全管理上も困難な事態となる問題が生じ
る。 従来、上述した油付着による問題の対策とし
て、上記透視窓のようなガラスや透明樹脂等に例
えばフツ素樹脂のコーテイングやテフロンフイル
ムの接着等の施行が採用されている。しかし、こ
のような対策は、施行直後から短期間では上記コ
ーテイングやフイルムが撥油機能を発揮するもの
の、使用期間の経過に伴い、その撥油機能が急速
に低下するので、油付着に因る問題点の解消にな
らない。 因に、このような撥油機能の経時的低下は、油
が絶えず上記コーテイングやフイルムに接触する
ため、これらの被膜が変質、膨潤もしくは溶出等
を起すことによるものと考えられる。なお、上記
テフロンフイルムの接着施行には特殊な技術を要
し、しかもその適用個所の形状によつては接着施
行も困難となる場合もある。 発明が解決しようとする課題 本発明は、叙上のごとき問題点を解消するため
になされたものであつて、液状油が絶えず接触す
る各種容器内面、液面計、流量計並びに透視窓等
において、油の接触面に塗布するのみでそれに付
着した油を直ちに排除する機能を呈する優れた撥
油性を有する油付着防止用被膜形成剤を提供する
ことを課題とする。 以下本発明を詳しく説明する。 発明の構成 本発明の構成上の特徴は、 (a) 分子鎖の両末端が水酸基で封鎖されたジオル
ガノポリシロキサン100重量部、 (b) 分子中に珪素原子に結合する加水分解可能な
基を少なくとも2個有する有機珪素化合物0.1
〜25重量部、 (c) 充填剤0〜400重量部及び (d) 硬化用触媒0〜5重量部から成る油付着防止
用被膜形成剤にある。 課題を解決するための手段 本発明に係る油付着防止用被膜形成剤は、上記
(a)乃至(d)の成分から成るが、ここで用いる(a)成分
のジオルガノポリシロキサンは、従来からシリコ
ーンゴムの主原料として用いられている公知の物
質であつて、下記一般式()で表わされる、そ
の両末端基が水酸基で封鎖されたジオルガノポリ
シロキサンである。 (式中、R1及びR2はメチル基、エチル基、プロ
ピル基などのアルキル基;ビニル基、アリル基な
どのアルケニル基;フエニル基、トリル基などの
アリール基或はこれらの水素原子が部分的にハロ
ゲン原子などで置換された基を示し、R1とR2は
同一もしくは異種の基であつてもよい。nは5以
上の整数を示す)。なお、このジオルガノポリシ
ロキサンの25℃における粘度が25〜500000csの範
囲、好ましくは1000〜100000csの範囲であるの
で、上記式中のnは5以上の整数とされる。 次に、上記(b)成分としての有機珪素化合物は、
本発明に係る被膜形成剤による被膜を硬化させる
ための必須成分であつて、1分子中に珪素原子に
結合する加水分解可能な基を少なくとも2個有す
ることが必要である。 この加水分解可能な基としては、例えばアセト
キシ基、オクタノイルオキシ基、ベンゾイルオキ
シ基、等のアシロキシ基、ジメチルケトオキシム
基、メチルエチルケトオキシム基、ジエチルケト
オキシム基等のケトオキシム基、メトキシ基、エ
トキシ基、プロポキシ基等のアルコキシ基、イソ
プロペニルオキシ基、1−エチル−2−ジメチル
アミノ基、ジエチルアミノ基、ブチルアミノ基、
シクロヘキシルアミノ基等のアミノ基、ジメチル
アミノキシ基、ジエチルアミノキシ基等のアミノ
キシ基、N−メチルアセトアミド基、N−エチル
アセトアミド基、N−メチルベンズアミド基等の
アミド基等をあげることができる。 上記(b)成分である有機珪素化合物はその分子中
に前記したような加水分解可能な基を少なくとも
2個有することが必須とされるほかは特に制限は
なく、珪素原子には加水分解可能の基以外の基が
結合していても、またその分子構造はシランまた
はシロキサン構造のいずれであつてもよく、さら
に、シロキサン構造のものにあつては直鎖状、分
岐鎖状あるいは環状いずれでもよい。上記した加
水分解可能な基以外の基としては、メチル基エチ
ル基、プロピル基、ブチル基等のアルキル基、シ
クロペンチル基、シクロヘキシル基等のシクロア
ルキル基、ビニル基、アリル基等のアルケニル
基、フエニル基、トリル基、ナフチル基等のアリ
ール基、2−フエニルエチル基等のアラルキル基
【式】
【式】等のイミノアルキル
基、あるいはこれらの基の水素原子の一部もしく
は全部が塩素原子等のハロゲン原子等で置換され
た基等を例示することができる。なお、これらは
その使用に際しては必ずしも1種類のみに限定さ
れるものではなく、2種もしくはそれ以上を併用
してもよい。また、この(b)成分の使用量は、前記
した(a)成分100重量部に対し0.1重量部未満では本
被膜形成剤の製造時あるいは保存時にゲル化がみ
られ目的とする物性を有する硬化被膜が得られ
ず、一方、25重量部を越えると硬化時の収縮率が
大きくなるほか、硬化がきわめて遅くなり、得ら
れる被膜の弾性が低下するようになるので0.1〜
25重量部の範囲とすることがよい。 本発明に係る被膜形成例を構成する上記(c)成分
である充填剤としては、煙霧質シリカ、このシリ
カの表面をヘキサメチルジシラザンあるいは環状
ジメチルシロキサン等で処理を施した処理シリ
カ、沈でんシリカ、石英、けいそう土、酸化チタ
ン、酸化アルミニウム、酸化鉛、カーボンブラツ
ク、ベントナイト、グラフアイト、炭酸カルシウ
ム、マイカ、クレイ、ガラスビーズ、ガラスマイ
クロバルーン、シラスバルーン、ガラス繊維、ポ
リ塩化ビニルビーズ、ポリスチレンビーズ、アク
リルビーズ等を例示し得る。 この(c)成分の使用量は、前記(a)成分100重量部
に対して1〜400重量部、好ましくは50〜150重量
部であつて、その使用量が1重量部未満では、本
被膜形成剤が得られる硬化被膜の機械的強度が劣
るものとなり、一方400重量部を越えると形成さ
れる被膜には所望の弾性が得られなくなる。 しかし、本発明により形成される油付着防止の
ための硬化被膜に余り機械的強度を必要としない
場合には、上記(c)成分の充填剤は必ずしも用いな
くともよい。 また、上記(d)成分である硬化用触媒としては、
従来公知のものを使用することができ、鉛−2−
エチルオクトエート、ジブチルすずオクトエー
ト、ジブチルすずジアセテート、ジブチルすずジ
ラウレート、ブチルすず−2−エチルヘキソエー
ト、鉄−2−エチルヘキソエート、コバルト−2
−エチルヘキソエート、マンガン−2−エチルヘ
キソエート、亜鉛−2−エチルヘキソエート、カ
プリル酸第一すず、ナフテン酸すず、オレイン酸
すず、ブチル酸すず、ナフテン酸チタン、ナフテ
ン酸亜鉛、ナフテン酸コバルト、ステアリン酸亜
鉛などの有機カルボン酸の金属塩、テトラブチル
チタネート、テトラ−2−エチルヘキシルチタネ
ート、トリエタノールアミンチタネート、テトラ
(イソプロペニルオキシ)チタネートなどの有機
チタン酸エステル、オルガノシロキシチタン、β
−カルボニルチタンなどの有機チタン化合物、ア
ルコキシアルミニウム化合物、3−アミノプロピ
ルトリエトキシシラン、N−(トリメトキシシリ
ルプロピル)エチレンジアミンなどのアミノアル
キル基置換アルコキシシラン、ヘキシルアミン、
リン酸ドデシルアミンなどのアミン化合物および
その塩、ベンジルトリエチルアンモニウムアセテ
ートなどの第4級アンモニウム塩、酢酸カリウ
ム、酢酸ナトリウム、しゆう酸リチウムなどのア
ルカリ金属塩の低級脂肪酸塩、ジメチルヒドロキ
シルアミン、ジエチルヒドロキシルアミンなどの
ジアルキルヒドロキシアミン 式 又は などを有するグアニジン化合物およびグアニジル
基含有シランもしくはシロキサンなどを例示で
き、またこれらはその使用に際しては1種類に限
定されず2種もしくはそれ以上の混合物として使
用してもよい。 なお、この(d)成分は、前記の(b)成分である有機
珪素化合物の種類、特に、該化合物中の珪素原子
に結合する加水分解可能な基の種類によつては使
用しなくてもよいが、その使用を要する場合に
は、前記の(a)成分100重量部に対し、0.01〜5重
量部、好ましくは0.1〜3重量部の範囲で用いる
とよい。この場合、使用量が0.01重量部より少な
いと硬化に長時間を要することに加えて、被膜に
厚みのあるときはその深部まで均一に硬化させる
ことが困難となり、一方、5重量部より多くなる
と被膜形成に要する時間が極端に短くなりすぎて
作業上種々の不都合をきたすようになり、また、
得られる硬化被膜も耐熱性もしくは耐候性が劣る
ようになる。 本発明に係る被膜形成剤は、前記の(a)乃至(d)の
各成分を乾燥雰囲気中で均一にこ混合することに
より調製し得るが、この混合に当つては従来公知
の混合手段で行うとよい。得られた混合物は通常
カートリツジやチユーブなどの密閉容器中に充填
しておき、使用時に容器から押出して用いる、い
わゆる一液型として用途に供するとよいが、硬化
性の(a)成分であるオルガノシロキサン成分と、硬
化剤を含む他の成分とをそれぞれ別容器に充填し
て、使用直前にこれらを混合して用いる、二液型
として供してもよい。 なお、本発明では、必要に応じて可塑剤、顔料
などの着色剤、難燃性付与剤、チキソトロピー
剤、防ばい剤、さらにはアミノ基、エポキシ基、
チオール基などを有する、いわゆるカーボンフア
ンクシヨナルシラン等の接着向上剤等の所定量を
本発明の目的を阻害しない範囲で適宜添加配合す
ることは何ら差支えない。 以下に実施例により本発明を具体的に説明す
る。実施例中の「部」はすべて「重量部」を示し
たものであり、粘度は25℃での測定値を示したも
のである。 実施例 1 分子鎖両末端が水酸基で封鎖された、粘度
5200csを有するジメチルポリシロキサン100部に、
メチルトリ(メチルエチルケトオキシム)シラン
8部、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン
1.0部、煙霧質シリカ15部及びジブチルすずジオ
クトエート0.2部を無水の状態で混合して油付着
防止用被膜形成剤を得た。 実施例 2 分子鎖両末端が水酸基で封鎖された、粘度
19600csを有するジメチルポリシロキサン100部
に、ビニルトリ(イソブノベノキシ)シラン6
部、煙霧質シリカ10部、カーボンブラツク7.5部
及び式
は全部が塩素原子等のハロゲン原子等で置換され
た基等を例示することができる。なお、これらは
その使用に際しては必ずしも1種類のみに限定さ
れるものではなく、2種もしくはそれ以上を併用
してもよい。また、この(b)成分の使用量は、前記
した(a)成分100重量部に対し0.1重量部未満では本
被膜形成剤の製造時あるいは保存時にゲル化がみ
られ目的とする物性を有する硬化被膜が得られ
ず、一方、25重量部を越えると硬化時の収縮率が
大きくなるほか、硬化がきわめて遅くなり、得ら
れる被膜の弾性が低下するようになるので0.1〜
25重量部の範囲とすることがよい。 本発明に係る被膜形成例を構成する上記(c)成分
である充填剤としては、煙霧質シリカ、このシリ
カの表面をヘキサメチルジシラザンあるいは環状
ジメチルシロキサン等で処理を施した処理シリ
カ、沈でんシリカ、石英、けいそう土、酸化チタ
ン、酸化アルミニウム、酸化鉛、カーボンブラツ
ク、ベントナイト、グラフアイト、炭酸カルシウ
ム、マイカ、クレイ、ガラスビーズ、ガラスマイ
クロバルーン、シラスバルーン、ガラス繊維、ポ
リ塩化ビニルビーズ、ポリスチレンビーズ、アク
リルビーズ等を例示し得る。 この(c)成分の使用量は、前記(a)成分100重量部
に対して1〜400重量部、好ましくは50〜150重量
部であつて、その使用量が1重量部未満では、本
被膜形成剤が得られる硬化被膜の機械的強度が劣
るものとなり、一方400重量部を越えると形成さ
れる被膜には所望の弾性が得られなくなる。 しかし、本発明により形成される油付着防止の
ための硬化被膜に余り機械的強度を必要としない
場合には、上記(c)成分の充填剤は必ずしも用いな
くともよい。 また、上記(d)成分である硬化用触媒としては、
従来公知のものを使用することができ、鉛−2−
エチルオクトエート、ジブチルすずオクトエー
ト、ジブチルすずジアセテート、ジブチルすずジ
ラウレート、ブチルすず−2−エチルヘキソエー
ト、鉄−2−エチルヘキソエート、コバルト−2
−エチルヘキソエート、マンガン−2−エチルヘ
キソエート、亜鉛−2−エチルヘキソエート、カ
プリル酸第一すず、ナフテン酸すず、オレイン酸
すず、ブチル酸すず、ナフテン酸チタン、ナフテ
ン酸亜鉛、ナフテン酸コバルト、ステアリン酸亜
鉛などの有機カルボン酸の金属塩、テトラブチル
チタネート、テトラ−2−エチルヘキシルチタネ
ート、トリエタノールアミンチタネート、テトラ
(イソプロペニルオキシ)チタネートなどの有機
チタン酸エステル、オルガノシロキシチタン、β
−カルボニルチタンなどの有機チタン化合物、ア
ルコキシアルミニウム化合物、3−アミノプロピ
ルトリエトキシシラン、N−(トリメトキシシリ
ルプロピル)エチレンジアミンなどのアミノアル
キル基置換アルコキシシラン、ヘキシルアミン、
リン酸ドデシルアミンなどのアミン化合物および
その塩、ベンジルトリエチルアンモニウムアセテ
ートなどの第4級アンモニウム塩、酢酸カリウ
ム、酢酸ナトリウム、しゆう酸リチウムなどのア
ルカリ金属塩の低級脂肪酸塩、ジメチルヒドロキ
シルアミン、ジエチルヒドロキシルアミンなどの
ジアルキルヒドロキシアミン 式 又は などを有するグアニジン化合物およびグアニジル
基含有シランもしくはシロキサンなどを例示で
き、またこれらはその使用に際しては1種類に限
定されず2種もしくはそれ以上の混合物として使
用してもよい。 なお、この(d)成分は、前記の(b)成分である有機
珪素化合物の種類、特に、該化合物中の珪素原子
に結合する加水分解可能な基の種類によつては使
用しなくてもよいが、その使用を要する場合に
は、前記の(a)成分100重量部に対し、0.01〜5重
量部、好ましくは0.1〜3重量部の範囲で用いる
とよい。この場合、使用量が0.01重量部より少な
いと硬化に長時間を要することに加えて、被膜に
厚みのあるときはその深部まで均一に硬化させる
ことが困難となり、一方、5重量部より多くなる
と被膜形成に要する時間が極端に短くなりすぎて
作業上種々の不都合をきたすようになり、また、
得られる硬化被膜も耐熱性もしくは耐候性が劣る
ようになる。 本発明に係る被膜形成剤は、前記の(a)乃至(d)の
各成分を乾燥雰囲気中で均一にこ混合することに
より調製し得るが、この混合に当つては従来公知
の混合手段で行うとよい。得られた混合物は通常
カートリツジやチユーブなどの密閉容器中に充填
しておき、使用時に容器から押出して用いる、い
わゆる一液型として用途に供するとよいが、硬化
性の(a)成分であるオルガノシロキサン成分と、硬
化剤を含む他の成分とをそれぞれ別容器に充填し
て、使用直前にこれらを混合して用いる、二液型
として供してもよい。 なお、本発明では、必要に応じて可塑剤、顔料
などの着色剤、難燃性付与剤、チキソトロピー
剤、防ばい剤、さらにはアミノ基、エポキシ基、
チオール基などを有する、いわゆるカーボンフア
ンクシヨナルシラン等の接着向上剤等の所定量を
本発明の目的を阻害しない範囲で適宜添加配合す
ることは何ら差支えない。 以下に実施例により本発明を具体的に説明す
る。実施例中の「部」はすべて「重量部」を示し
たものであり、粘度は25℃での測定値を示したも
のである。 実施例 1 分子鎖両末端が水酸基で封鎖された、粘度
5200csを有するジメチルポリシロキサン100部に、
メチルトリ(メチルエチルケトオキシム)シラン
8部、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン
1.0部、煙霧質シリカ15部及びジブチルすずジオ
クトエート0.2部を無水の状態で混合して油付着
防止用被膜形成剤を得た。 実施例 2 分子鎖両末端が水酸基で封鎖された、粘度
19600csを有するジメチルポリシロキサン100部
に、ビニルトリ(イソブノベノキシ)シラン6
部、煙霧質シリカ10部、カーボンブラツク7.5部
及び式
【式】で示
されるグアニジル基含有化合物0.5部を無水状態
で混合して油付着防止用被膜形成剤を得た。 実施例 3 本例は、実施例1及び実施例2で得られた各油
付着防止用被膜形成剤を用いて形成した被膜の撥
油防止効果を示したものである。 硬化被膜の形成: 上記実施例1並びに実施例2で得られた各組成
物の30g宛をトルエン100gに加えて混合して被
膜形成液を調製した。 次いで、50×120×1.5(mm)のサイズのガラス
板並びにアクリル樹脂板の各々をベンゼンで洗
浄、乾燥後、上記各液中に浸漬した後、引き上げ
室温下に1時間放置して乾燥し、硬化被膜を形成
した。 撥油試験: 上述のようにして表面に硬化被膜を形成したガ
ラス板並びにアクリル樹脂板の各々を市販のグラ
フアイトを添加したギヤ油(ISO VG150)に浸
漬し、24時間毎に引き上げて油切れ状態を観察し
た。なお、比較例として、上記と同様の処理を施
したガラス板並びにアクリル樹脂板をシリコン樹
脂溶液(Imperial Oil & Greese社製、
RD6640)に浸漬した後、引き上げ室温(20〜22
℃)に24時間放置し、乾燥被膜を形成したものを
用い、上記同様の手順に従つて油切れ状態を観察
した。 結果は表1に示すとおりである。
で混合して油付着防止用被膜形成剤を得た。 実施例 3 本例は、実施例1及び実施例2で得られた各油
付着防止用被膜形成剤を用いて形成した被膜の撥
油防止効果を示したものである。 硬化被膜の形成: 上記実施例1並びに実施例2で得られた各組成
物の30g宛をトルエン100gに加えて混合して被
膜形成液を調製した。 次いで、50×120×1.5(mm)のサイズのガラス
板並びにアクリル樹脂板の各々をベンゼンで洗
浄、乾燥後、上記各液中に浸漬した後、引き上げ
室温下に1時間放置して乾燥し、硬化被膜を形成
した。 撥油試験: 上述のようにして表面に硬化被膜を形成したガ
ラス板並びにアクリル樹脂板の各々を市販のグラ
フアイトを添加したギヤ油(ISO VG150)に浸
漬し、24時間毎に引き上げて油切れ状態を観察し
た。なお、比較例として、上記と同様の処理を施
したガラス板並びにアクリル樹脂板をシリコン樹
脂溶液(Imperial Oil & Greese社製、
RD6640)に浸漬した後、引き上げ室温(20〜22
℃)に24時間放置し、乾燥被膜を形成したものを
用い、上記同様の手順に従つて油切れ状態を観察
した。 結果は表1に示すとおりである。
【表】
(注) 表中の○は完全な油切れを示し、×は油及びグ
ラフアイトの付着がみられ、油切れが悪いこと
を示す。
表1にみられるように、本発明の組成からなる
被膜形成剤は長時間に亙り優れた撥油効果を発揮
する。
ラフアイトの付着がみられ、油切れが悪いこと
を示す。
表1にみられるように、本発明の組成からなる
被膜形成剤は長時間に亙り優れた撥油効果を発揮
する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) 分子鎖の両末端が水酸基で封鎖されたジ
オルガノポリシロキサン100重量部、 (b) 分子中に珪素原子に結合する加水分解可能な
基を少なくとも2個有する有機珪素化合物0.1
〜25重量部、 (c) 充填剤0〜400重量部及び (d) 硬化用触媒0〜5重量部 とから成ることを特徴とする油付着防止用被膜形
成剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18364286A JPS6339960A (ja) | 1986-08-05 | 1986-08-05 | 油付着防止用被膜形成剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18364286A JPS6339960A (ja) | 1986-08-05 | 1986-08-05 | 油付着防止用被膜形成剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6339960A JPS6339960A (ja) | 1988-02-20 |
| JPH0347672B2 true JPH0347672B2 (ja) | 1991-07-22 |
Family
ID=16139360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18364286A Granted JPS6339960A (ja) | 1986-08-05 | 1986-08-05 | 油付着防止用被膜形成剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6339960A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2614462B2 (ja) * | 1987-10-05 | 1997-05-28 | 東レ・ダウコーニング・シリコーン株式会社 | ゴム用表面処理剤組成物 |
| JPH0598160A (ja) * | 1991-10-09 | 1993-04-20 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 油面接着性室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物 |
| JP2003119386A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-04-23 | Sekisui Chem Co Ltd | 無機ポリマー組成物、その製造方法、それを用いた無機コーティング剤、及び塗装品。 |
| DE102013216787A1 (de) * | 2013-08-23 | 2015-02-26 | Evonik Degussa Gmbh | Guanidingruppen aufweisende semi-organische Siliciumgruppen enthaltende Verbindungen |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2333966C3 (de) * | 1973-07-04 | 1979-10-11 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Unter Wasserausschluß lagerfähige plastische fungicid wirkende Organopolysiloxanformmassen |
| DE2834249A1 (de) * | 1978-08-04 | 1980-02-28 | Hoechst Ag | Neue prostaglandinderivate in der delta 2-11-desoxy-pgf tief 2 bzw. pge tief 2 -reihe |
| JPS5939897A (ja) * | 1982-08-27 | 1984-03-05 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 有機けい素化合物 |
| JPS60208373A (ja) * | 1984-03-31 | 1985-10-19 | Koshin Kagaku Kogyo Kk | シリコン系コ−テング剤 |
-
1986
- 1986-08-05 JP JP18364286A patent/JPS6339960A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6339960A (ja) | 1988-02-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |