JPH0347848Y2 - - Google Patents
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- JPH0347848Y2 JPH0347848Y2 JP1981068270U JP6827081U JPH0347848Y2 JP H0347848 Y2 JPH0347848 Y2 JP H0347848Y2 JP 1981068270 U JP1981068270 U JP 1981068270U JP 6827081 U JP6827081 U JP 6827081U JP H0347848 Y2 JPH0347848 Y2 JP H0347848Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- rubber
- unvulcanized rubber
- fabric
- wound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laminated Bodies (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
Description
本考案はゴム中巻き用シートに関するものであ
る。さらに詳しくは、ロール状に巻いた未加硫の
ゴムシートのシート間に分離用として介在させる
合成繊維織物シートを主材とするゴム中巻き用シ
ートに関するものである。 タイヤやコンベアベルトなどのゴム製品は、シ
ート状に成形した未加硫ゴムシートを所要の厚さ
になるように複数枚積層接着することにより加工
する。このような未加硫のゴムシートは粘着性を
有し塑性変形しやすいので、シートとシートとの
間に分離用の中巻きシートを介在させるようにし
てロール状に巻き保管や輸送に供するようになつ
ており、ゴム製品の加工に供するときに巻戻しを
行なうようにする。 上述の中巻きシートは、従来一般に合成繊維織
物が主として用いられている。しかし、合成繊維
織物は経糸と緯糸との交錯間隙を有するため、こ
の合成繊維の中巻きシートに未加硫ゴムシートを
巻き上げて長時間放置しておくと、塑性変形しや
すい未加硫ゴムが織物の間隙に喰込むことにな
る。したがつて未加硫ゴムシートを巻き戻して中
巻きシートから剥離する際に大きな抵抗を受け、
未加硫ゴムは寸法変形を起してゴム製品の加工に
支障をきたし、また中巻きシートも目ずれを起し
て再使用が難しくなるなどの問題がある。 また、合成繊維織物の中巻きシートは、上述の
ように経糸と緯糸との交錯間隙により空気透過性
を有するため、この中巻きシートと共にロール状
に巻かれた未加硫ゴムシートは放置期間中にシー
ト表面にゴム中の硫黄を析出する所謂ブルーミン
グ現象を起しやすくなる。このブルーミングは周
囲環境温度が低くなる冬期において発生が多い。
このようなブルーミングが発生すると、未加硫ゴ
ムシート自体の接着性が悪くなるため、複数枚を
積層してゴム製品にしたときの製品強度を低下す
るなどの支障をきたすことになる。また、最近の
タイヤはスチールコードを補強芯体として使うた
め、未加硫ゴム中にスチールコードとの接着性向
上のための高活性化物質が配合されているが、上
記のような経糸と緯糸との交錯間隙は未加硫ゴム
シート表面を空気と接触させて活性化物質を酸化
させ、その接着性を低下させてしまうという問題
もある。 上記のような問題解決のため、合成樹脂フイル
ムを中巻きシートとして使うことは提案された
が、合成樹脂フイルムは1回の使用で変形してし
まい再使用ができないという問題があり、資源節
約上からも問題がある。 本考案の目的は上述のような従来の中巻きシー
トの問題を解決し、未加硫ゴムとの剥離特性が良
くかつ保管中に未加硫ゴムの接着性を低下させる
ことがなく、しかも複数回の再使用が可能である
ようなゴム中巻きシートを提供せんとすることに
ある。 上記目的を達成する本考案は、ロール状に巻い
た未加硫ゴムシートの間に分離用として介在させ
るゴム中巻き用シートにおいて、該シートが合成
繊維からなる織物の両面に高分子重合体の被膜を
形成すると共に、該両面の高分子重合体が上記織
物の交錯間隙を介して互いに橋かけ接着して構成
されていることを特徴とするものである。 以下、図に示す本考案の実施例により説明す
る。 第1図は本考案の実施例からなる中巻きシート
を、その表面の一部を剥離して示した状態で示し
た斜視図である。 第1図において、1は中巻きシートであり、一
定幅でエンドレスに形成されている。2は補強芯
体を構成する合成繊維織物で、比較的目付の粗い
構成となつている。この合成繊維織物2の両面に
それぞれ高分子重合体の被膜3がコートされてい
る。両面の被膜3の高分子重合体は目付の粗い合
成繊維織物2の交錯間隙を介して互いに橋かけ接
着をなし、合成繊維織物2と被膜3とは完全一体
化し、耐久性のある構造体となつている。 合成繊維織物2の目付は粗にすることが好まし
いが、あまり粗にしすぎると製織中あるいは被膜
のコーテイング加工中に目ずれを起して変形して
しまうので、あまり極端に目符を粗にすることは
望ましくない。このような目ずれ防止のため、経
からみ組織とすることが好適である。編物や不織
布は、外力に対して伸びたり、変形したりしやす
いため好ましくない。 織物に対する被膜3のコートは高分子重合体を
エクストルーダからシート状に溶融押出しながら
編織物又は不織布の表面に接着させるとか、ある
いは高分子重合体溶液中に浸漬して塗布するなど
により行なう。 補強芯体を構成する合成繊維はフイラメント糸
又は紡績糸のいずれでもよく、ポリエステル、ポ
リアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
ビニルアルコール、ポリアクリルなどが適用可能
である。また、被膜3の高分子重合体としてはポ
リオレフイン系重合体、ポリビニル系重合体、ポ
リエステル系重合体、ポリアミド系重合体、ポリ
ウレタン系重合体、ポリアクリル系重合体などが
適用可能である。特に補強芯体の合成繊維として
ポリエステルを、また被膜の高分子重合体として
ポリエチレンを使用した中巻き用シートは性能的
に最もすぐれたものとなる。 被膜3の外表面は平滑でよいが、適度の小さな
凹凸を設けると未加硫ゴムシートとの剥離性がよ
くなる。この適度の小さな凹凸は、補強芯体の織
物2の凹凸をそのまま表現したものであつてもよ
く、あるいは梨地加工を施すようにしてもよい。 上述のように構成した中巻きシート1は、第2
図に示すように未加硫ゴムシート4を載置し、そ
の状態でロール状5に巻き込んで保管を行なうよ
うにする。このようにロール状にした状態で、中
巻きシート1は未加硫ゴムシート4の間に介在し
て分離する機能を有し、未加硫ゴムシート同士の
接着を防止する。ゴム製品に加工するときは、こ
のロール状5から未加硫ゴムシート4を中巻きシ
ート1から剥離しながら巻き戻しを行なう。 本考案の中巻きシート1は表面が被膜3であつ
て、従来の合成繊維織物のみからなる中巻きシー
トのように交錯間隙がないので、未加硫ゴムシー
ト4が喰い込むことはなく、そのため剥離性が著
しく良好である。また、交錯間隙による空気透過
性もないので、未加硫ゴムのブリーデイング現象
の発生や添加物質の酸化も起らないので、ゴム製
品に加工するときの積層接着性を低下させるよう
な不都合を起すこともない。また、編織物又は不
織布の補強芯体が介在することにより未加硫ゴム
シート4との剥離の際の変形はなく、中巻きシー
トは複数回の再使用が可能である。 実施例 1 500デニール、ヨリ数18/10cmのポリエステル
フイラメント糸を、経糸と緯糸がともに20本/
2.54cmの比較的粗密度の平織物にした。この平織
物の一方の表面に高密度ポリエチレンをエクスト
る。さらに詳しくは、ロール状に巻いた未加硫の
ゴムシートのシート間に分離用として介在させる
合成繊維織物シートを主材とするゴム中巻き用シ
ートに関するものである。 タイヤやコンベアベルトなどのゴム製品は、シ
ート状に成形した未加硫ゴムシートを所要の厚さ
になるように複数枚積層接着することにより加工
する。このような未加硫のゴムシートは粘着性を
有し塑性変形しやすいので、シートとシートとの
間に分離用の中巻きシートを介在させるようにし
てロール状に巻き保管や輸送に供するようになつ
ており、ゴム製品の加工に供するときに巻戻しを
行なうようにする。 上述の中巻きシートは、従来一般に合成繊維織
物が主として用いられている。しかし、合成繊維
織物は経糸と緯糸との交錯間隙を有するため、こ
の合成繊維の中巻きシートに未加硫ゴムシートを
巻き上げて長時間放置しておくと、塑性変形しや
すい未加硫ゴムが織物の間隙に喰込むことにな
る。したがつて未加硫ゴムシートを巻き戻して中
巻きシートから剥離する際に大きな抵抗を受け、
未加硫ゴムは寸法変形を起してゴム製品の加工に
支障をきたし、また中巻きシートも目ずれを起し
て再使用が難しくなるなどの問題がある。 また、合成繊維織物の中巻きシートは、上述の
ように経糸と緯糸との交錯間隙により空気透過性
を有するため、この中巻きシートと共にロール状
に巻かれた未加硫ゴムシートは放置期間中にシー
ト表面にゴム中の硫黄を析出する所謂ブルーミン
グ現象を起しやすくなる。このブルーミングは周
囲環境温度が低くなる冬期において発生が多い。
このようなブルーミングが発生すると、未加硫ゴ
ムシート自体の接着性が悪くなるため、複数枚を
積層してゴム製品にしたときの製品強度を低下す
るなどの支障をきたすことになる。また、最近の
タイヤはスチールコードを補強芯体として使うた
め、未加硫ゴム中にスチールコードとの接着性向
上のための高活性化物質が配合されているが、上
記のような経糸と緯糸との交錯間隙は未加硫ゴム
シート表面を空気と接触させて活性化物質を酸化
させ、その接着性を低下させてしまうという問題
もある。 上記のような問題解決のため、合成樹脂フイル
ムを中巻きシートとして使うことは提案された
が、合成樹脂フイルムは1回の使用で変形してし
まい再使用ができないという問題があり、資源節
約上からも問題がある。 本考案の目的は上述のような従来の中巻きシー
トの問題を解決し、未加硫ゴムとの剥離特性が良
くかつ保管中に未加硫ゴムの接着性を低下させる
ことがなく、しかも複数回の再使用が可能である
ようなゴム中巻きシートを提供せんとすることに
ある。 上記目的を達成する本考案は、ロール状に巻い
た未加硫ゴムシートの間に分離用として介在させ
るゴム中巻き用シートにおいて、該シートが合成
繊維からなる織物の両面に高分子重合体の被膜を
形成すると共に、該両面の高分子重合体が上記織
物の交錯間隙を介して互いに橋かけ接着して構成
されていることを特徴とするものである。 以下、図に示す本考案の実施例により説明す
る。 第1図は本考案の実施例からなる中巻きシート
を、その表面の一部を剥離して示した状態で示し
た斜視図である。 第1図において、1は中巻きシートであり、一
定幅でエンドレスに形成されている。2は補強芯
体を構成する合成繊維織物で、比較的目付の粗い
構成となつている。この合成繊維織物2の両面に
それぞれ高分子重合体の被膜3がコートされてい
る。両面の被膜3の高分子重合体は目付の粗い合
成繊維織物2の交錯間隙を介して互いに橋かけ接
着をなし、合成繊維織物2と被膜3とは完全一体
化し、耐久性のある構造体となつている。 合成繊維織物2の目付は粗にすることが好まし
いが、あまり粗にしすぎると製織中あるいは被膜
のコーテイング加工中に目ずれを起して変形して
しまうので、あまり極端に目符を粗にすることは
望ましくない。このような目ずれ防止のため、経
からみ組織とすることが好適である。編物や不織
布は、外力に対して伸びたり、変形したりしやす
いため好ましくない。 織物に対する被膜3のコートは高分子重合体を
エクストルーダからシート状に溶融押出しながら
編織物又は不織布の表面に接着させるとか、ある
いは高分子重合体溶液中に浸漬して塗布するなど
により行なう。 補強芯体を構成する合成繊維はフイラメント糸
又は紡績糸のいずれでもよく、ポリエステル、ポ
リアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
ビニルアルコール、ポリアクリルなどが適用可能
である。また、被膜3の高分子重合体としてはポ
リオレフイン系重合体、ポリビニル系重合体、ポ
リエステル系重合体、ポリアミド系重合体、ポリ
ウレタン系重合体、ポリアクリル系重合体などが
適用可能である。特に補強芯体の合成繊維として
ポリエステルを、また被膜の高分子重合体として
ポリエチレンを使用した中巻き用シートは性能的
に最もすぐれたものとなる。 被膜3の外表面は平滑でよいが、適度の小さな
凹凸を設けると未加硫ゴムシートとの剥離性がよ
くなる。この適度の小さな凹凸は、補強芯体の織
物2の凹凸をそのまま表現したものであつてもよ
く、あるいは梨地加工を施すようにしてもよい。 上述のように構成した中巻きシート1は、第2
図に示すように未加硫ゴムシート4を載置し、そ
の状態でロール状5に巻き込んで保管を行なうよ
うにする。このようにロール状にした状態で、中
巻きシート1は未加硫ゴムシート4の間に介在し
て分離する機能を有し、未加硫ゴムシート同士の
接着を防止する。ゴム製品に加工するときは、こ
のロール状5から未加硫ゴムシート4を中巻きシ
ート1から剥離しながら巻き戻しを行なう。 本考案の中巻きシート1は表面が被膜3であつ
て、従来の合成繊維織物のみからなる中巻きシー
トのように交錯間隙がないので、未加硫ゴムシー
ト4が喰い込むことはなく、そのため剥離性が著
しく良好である。また、交錯間隙による空気透過
性もないので、未加硫ゴムのブリーデイング現象
の発生や添加物質の酸化も起らないので、ゴム製
品に加工するときの積層接着性を低下させるよう
な不都合を起すこともない。また、編織物又は不
織布の補強芯体が介在することにより未加硫ゴム
シート4との剥離の際の変形はなく、中巻きシー
トは複数回の再使用が可能である。 実施例 1 500デニール、ヨリ数18/10cmのポリエステル
フイラメント糸を、経糸と緯糸がともに20本/
2.54cmの比較的粗密度の平織物にした。この平織
物の一方の表面に高密度ポリエチレンをエクスト
【表】
上記結果から明らかなように、本考案のAは従
来のB,Cに比べて剥離力が小さく剥離性にすぐ
れている。また、Aは長期間保管後においても未
加硫ゴムシートにはブルーミングは発生しなかつ
た。 実施例 2 150デニールのポリエステルフイラメント糸を、
経糸密度90本/2.54cm、緯糸密度67本/2.54cmの
平織物にした。この平織物に濃度30%に調整した
ポリエステル系ポリエレタン溶液をフローテイン
グ、ナイフコーテイングにより温度140℃、1.4分
間処理して、織物の両面を各2回コーテイング
し、しかる後ピンテンターで180℃、1分間の熱
処理した。 得られたシートは柔軟性に富み、表面のポリエ
ステル系ポリウレタン被膜は平織物の交錯隙間を
介して強固に接着されていた。このシートを実施
例1と同一の方法により温度50℃で50℃/cm2に20
分間加圧した後剥離力を測定したところ70.5Kg/
2.54cmであつた。 実施例 3 経糸として250デニールのポリエステルフイラ
メントの無撚、糊付け糸を緯糸として250デニー
ル、ヨリ数14回/10cmのポリエステルフイラメン
ト糸を用い、経糸と緯糸がともに30本/2.54cmの
平織物を作つた。この織物の片面に接着用密度ポ
リエチレンを厚さが120μになるよう溶融押出し
ながら表面が粗面化された厚さ40μの低密度ポリ
エチレンフイルムを接合圧着させて被膜を形成さ
せ、また同様な方法で織物の他方の面に接着用低
密度ポリエチレンを厚さが80μになるように溶融
押出しながら上記と同一の低密度ポリエチレンフ
イルムを接合圧着させて被膜を形成した。 この場合、溶融押出しの低密度ポリエチレンは
接着剤の役目を果すものであり、溶融押出しと同
時にロール圧着により平織物の粗な間隙を介して
上下層が相互に橋かけ接着して一体化構造とした
ものである。 得られた中巻き用シートDを実施例1と同一条
件で剥離テストを行なつた結果、常温15Kg/cm2及
び50Kg/cm2加圧時の剥離力(g/2.54cm)は10.8
及び13.1、又50℃で15Kg/cm2及び50Kg/cm2加圧時
の剥離力は15.7及び17.3であり、中巻き用シート
Aより更に剥離性は良好であつた。 実施例 4 実施例3で作つたポリエチレンフイルムの表面
層を更に機械的に粗面化するため、亀甲柄16メツ
シユ、0.45mmのエンボスローラを使用し、温度80
℃、ローラ圧力50Kg/cm2、速度5m/minの条件
でエンボス加工を施した。 このように粗面化したものはゴム粘度の比較的
高い未加硫ゴムを扱う中巻き用にはゴムとの接触
面積が小さくなることで、剥離性に特に有効であ
つた。 しかしゴム粘度の低いものまたは比較的加温下
での使用においてはゴムが流動化して、エンボス
の凹凸面に入り込み、ゴムとの接触面積を大にし
て、ゴムとの剥離性を悪くする結果となつた。
来のB,Cに比べて剥離力が小さく剥離性にすぐ
れている。また、Aは長期間保管後においても未
加硫ゴムシートにはブルーミングは発生しなかつ
た。 実施例 2 150デニールのポリエステルフイラメント糸を、
経糸密度90本/2.54cm、緯糸密度67本/2.54cmの
平織物にした。この平織物に濃度30%に調整した
ポリエステル系ポリエレタン溶液をフローテイン
グ、ナイフコーテイングにより温度140℃、1.4分
間処理して、織物の両面を各2回コーテイング
し、しかる後ピンテンターで180℃、1分間の熱
処理した。 得られたシートは柔軟性に富み、表面のポリエ
ステル系ポリウレタン被膜は平織物の交錯隙間を
介して強固に接着されていた。このシートを実施
例1と同一の方法により温度50℃で50℃/cm2に20
分間加圧した後剥離力を測定したところ70.5Kg/
2.54cmであつた。 実施例 3 経糸として250デニールのポリエステルフイラ
メントの無撚、糊付け糸を緯糸として250デニー
ル、ヨリ数14回/10cmのポリエステルフイラメン
ト糸を用い、経糸と緯糸がともに30本/2.54cmの
平織物を作つた。この織物の片面に接着用密度ポ
リエチレンを厚さが120μになるよう溶融押出し
ながら表面が粗面化された厚さ40μの低密度ポリ
エチレンフイルムを接合圧着させて被膜を形成さ
せ、また同様な方法で織物の他方の面に接着用低
密度ポリエチレンを厚さが80μになるように溶融
押出しながら上記と同一の低密度ポリエチレンフ
イルムを接合圧着させて被膜を形成した。 この場合、溶融押出しの低密度ポリエチレンは
接着剤の役目を果すものであり、溶融押出しと同
時にロール圧着により平織物の粗な間隙を介して
上下層が相互に橋かけ接着して一体化構造とした
ものである。 得られた中巻き用シートDを実施例1と同一条
件で剥離テストを行なつた結果、常温15Kg/cm2及
び50Kg/cm2加圧時の剥離力(g/2.54cm)は10.8
及び13.1、又50℃で15Kg/cm2及び50Kg/cm2加圧時
の剥離力は15.7及び17.3であり、中巻き用シート
Aより更に剥離性は良好であつた。 実施例 4 実施例3で作つたポリエチレンフイルムの表面
層を更に機械的に粗面化するため、亀甲柄16メツ
シユ、0.45mmのエンボスローラを使用し、温度80
℃、ローラ圧力50Kg/cm2、速度5m/minの条件
でエンボス加工を施した。 このように粗面化したものはゴム粘度の比較的
高い未加硫ゴムを扱う中巻き用にはゴムとの接触
面積が小さくなることで、剥離性に特に有効であ
つた。 しかしゴム粘度の低いものまたは比較的加温下
での使用においてはゴムが流動化して、エンボス
の凹凸面に入り込み、ゴムとの接触面積を大にし
て、ゴムとの剥離性を悪くする結果となつた。
第1図は本考案のゴム中巻き用シートの一例を
示す斜視図、第2図は未加硫ゴムシートに使用時
の斜視図である。 1……中巻き用シート、2……合成繊維織物、
3……被膜、4……未加硫ゴムシート。
示す斜視図、第2図は未加硫ゴムシートに使用時
の斜視図である。 1……中巻き用シート、2……合成繊維織物、
3……被膜、4……未加硫ゴムシート。
Claims (1)
- ロール状に巻いた未加硫ゴムシートの間に分離
用として介在させるゴム中巻き用シートにおい
て、該シートが、合成繊維からなる織物の両面に
高分子重合体の被膜を形成すると共に、該両面の
高分子重合体が上記織物の交錯間隙を介して互い
に橋かけ接着して構成されていることを特徴とす
るゴム中巻き用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981068270U JPH0347848Y2 (ja) | 1981-05-12 | 1981-05-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981068270U JPH0347848Y2 (ja) | 1981-05-12 | 1981-05-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57179932U JPS57179932U (ja) | 1982-11-15 |
| JPH0347848Y2 true JPH0347848Y2 (ja) | 1991-10-14 |
Family
ID=29864224
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981068270U Expired JPH0347848Y2 (ja) | 1981-05-12 | 1981-05-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0347848Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102602016A (zh) * | 2012-02-21 | 2012-07-25 | 卢建忠 | 可循环用于橡胶轮胎制造中的保鲜隔离层 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5437055B2 (ja) * | 2009-12-25 | 2014-03-12 | ニッタ株式会社 | 離型材 |
| JP5889729B2 (ja) * | 2012-06-26 | 2016-03-22 | イーラボ株式会社 | ゴム帯状部材の巻取りライナー |
| JP5932176B2 (ja) * | 2016-01-15 | 2016-06-08 | イーラボ株式会社 | ゴム帯状部材の巻取りライナー |
| JP6369874B2 (ja) * | 2016-03-31 | 2018-08-08 | イーラボ株式会社 | ゴム部材に空気抜きのための溝を成形する方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52156764U (ja) * | 1976-05-25 | 1977-11-28 |
-
1981
- 1981-05-12 JP JP1981068270U patent/JPH0347848Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102602016A (zh) * | 2012-02-21 | 2012-07-25 | 卢建忠 | 可循环用于橡胶轮胎制造中的保鲜隔离层 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57179932U (ja) | 1982-11-15 |
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