JPH034800B2 - - Google Patents
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- JPH034800B2 JPH034800B2 JP58051306A JP5130683A JPH034800B2 JP H034800 B2 JPH034800 B2 JP H034800B2 JP 58051306 A JP58051306 A JP 58051306A JP 5130683 A JP5130683 A JP 5130683A JP H034800 B2 JPH034800 B2 JP H034800B2
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- JP
- Japan
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- rubber
- hose
- joint
- nipple
- circumferential surface
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L11/00—Hoses, i.e. flexible pipes
- F16L11/04—Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics
- F16L11/045—Hoses, i.e. flexible pipes made of rubber or flexible plastics with four or more layers without reinforcement
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L33/00—Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose-connectors, i.e. single members engaging both hoses
- F16L33/20—Undivided rings, sleeves, or like members contracted on the hose or expanded inside the hose by means of tools; Arrangements using such members
- F16L33/207—Undivided rings, sleeves, or like members contracted on the hose or expanded inside the hose by means of tools; Arrangements using such members only a sleeve being contracted on the hose
- F16L33/2071—Undivided rings, sleeves, or like members contracted on the hose or expanded inside the hose by means of tools; Arrangements using such members only a sleeve being contracted on the hose the sleeve being a separate connecting member
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S118/00—Coating apparatus
- Y10S118/11—Pipe and tube outside
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S285/00—Pipe joints or couplings
- Y10S285/919—Resinous
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、自動車用の燃料系あるいは潤滑系ゴ
ムホース等と接続パイプとの接続部に好適に用い
られるゴムホース用継手に関する。 (従来技術) 従来、この種のゴムホース用継手(以下、単に
「継手」を称す)としては、該継手のニツプル部
外周面に、ゴム系接着剤層を形成したものが公知
であり、ゴムホースの端部で、その内側にニツプ
ル部を挿入し、その外側にスリーブを配置すると
共に、該スリーブをかしめてホースの端部をニツ
プル部とスリーブとの間で挾持してなるホース端
部接続構造の形成に用いられている。 かかる従来の継手は、ニツプル部外周面に形成
したゴム系接着剤層によつて、ニツプル部とホー
スの端部内周面とを接着により固着し、これによ
りその界面から内部流体(燃料油、潤滑油等)が
洩れることを防止し、良好なシール性を確保しよ
うとするものである。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、かかる継手は、上記の如く良好
なシール性が得られるものの、以下に述べる欠点
を有する。 即ち、かかる従来の継手は、ニツプル部とホー
スの端部内周面とを接着することが必須であり、
接着剤層を介して接着せしめるためには、通常、
常温乃至加熱による接着工程が必要となり、接着
剤の選定にはじまり、接着剤の品質管理、さらに
は製造全体の工程管理などに、多大の労力と経費
を要するという問題がある。詳説するならば、接
着剤の選定においては、適用するホースの材質に
よつて異なる接着剤を備えなければならないので
ある。 自動車の燃料系或いは潤滑系のゴムホースにあ
つては、通路、最内層がフツ素ゴム、ニトリルゴ
ム、アクリル系ゴム等のゴム材にて構成される
が、例えば、最内層がアクリロニトリル−ブタジ
エンゴム(NBR)の配合物にて製せられたホー
スの場合には、NBRの配合物からなる接着剤
(ゴム糊)を用い、最内層がフツ素ゴム(FKM)
の配合物にて製せられたホースの場合には、
FKMの配合物からなる接着剤(ゴム糊)を用い
るといつた具に、ホース最内層の材質と同種類の
接着剤(ゴム糊)を用いることが接着には都合が
よく、その結果、接着剤(ゴム糊)の種類が幾種
にもなるのである。又、この種の接着剤(ゴム
糊)は、一般に鋼製の継手のニツプル部には直接
接種することは困難なため、通常、プライマーな
どを併用しなければならない。 従つて、このプライマーを含めた接着剤の品質
管理をはじめ工程管理には多大の労力と経費が必
要なわけである。 又、加熱による接着工程を必要とする場合に
は、ホースの内管と外管との中間に通常配設する
繊維補強層を劣化せしめるという問題や、ニツプ
ル部外周面に形成したゴム系接着剤層がホース挿
入時に剥離するなどして、安定した接着強度が得
られないという問題がある。 さらに、自動車に装着されて使用されている過
程で、定期点検や補修の際に、ホースが継手から
無理に引抜かれるなどして一度分離してしまうと
(ホースが継手にクランプ締めされている場合に
は、このような事故が発生しやすい。)再度継手
にホースを挿入しても、もはや接続部としての機
能を果し得ないという重大な問題があり、この点
において、メンテナンスフリー化への対応は図り
得ないものである。 本発明はかかる事情に鑑み発明されたものであ
つて、ゴムホースとの接続が容易で、その上広範
囲な使用温度領域(−40℃〜150℃程度)におい
てホース接続部におけるシール性に優れ、しかも
メンテナンスフリー化への対応が図れるゴムホー
ス用継手を提供することを目的とするものであ
る。 (問題点を解決するための手段) 本発明はこのような問題点を解決決するために
なされたものであり、その要旨は、鋼管の一端に
設けた継手のニツプル部を、内面層がマツ素ゴ
ム、ニトリルゴム、アクリル系ゴム若しくはこれ
らを主材とするゴム材にて構成された燃料系或い
は潤滑系ゴムホースの端部内側に嵌入した状態に
おいて両者を接続するゴムホースと金具との接続
構造であつて、前記ニツプル部の外周面にフエノ
ール樹旨、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタ
ン樹脂若しくはこれらの樹脂を主成分とする熱硬
化性樹脂の焼付被覆層を形成し、該被覆層を介し
て前記ニツプル部外周面と前記ゴムホース端部内
周面とを非接着状態で嵌合させるようにしたこと
にある。 本発明の継手に形成される被覆層は、上記の如
き特定の熱硬化性樹脂をもつて形成されるが、そ
の厚みは5〜100μ、その形成方法は、上記樹脂
の溶液をニツプル部外周面に、デイツピング、ス
プレー、ハケ塗り等によつて1回乃至複数回塗布
し、乾燥後、所定条件(例えば101〜150℃×10〜
60分)にて焼付されて、ニツプル部外周面に強固
に固着されて形成されるが、この方法に限らず他
の任意の方法でも形成することができる。尚、こ
の被覆層の形成にあたつては、ニツプル部外周面
に固着するために、あらかじめニツプル部外周面
に表面処理などを施すことも任意にできる。 そして、上記の如くして製せられた継手は、ホ
ースの端部内側にニツプル部を挿入し、そのホー
スの端部外側にスリーブを配置してかしめるか、
あるいは、クランプ等で締結するかなどして用い
られる。 本発明の接続構造によれば、ニツプル部外周面
とそこに挿入されるゴムホースの端部内周面との
接続を、接着によらず非接着にて形成するのでゴ
ムホースとの接続が容易で、その上広範囲な使用
温度領域(−40℃〜150℃程度)において接続部
のシール性に優れる。 即ち、本発明の継手は、そのニツプル部外周面
に形成する被覆層が特定の熱硬化性樹脂にて形成
されているので、広範囲な使用温度領域におい
て、ゴム(ホース材質)と金属(継手材質)との
中間の弾性乃至剛性を有し、且つ特に低温領域
(−40℃程度)において結晶化することもなく、
従つて結晶化による被覆層の収縮や弾性の逸失が
殆んどなく、両者の接続部界面(ホ−ス内周面と
ニツプル部外周面との界面)には常に所定の面圧
が維持されることとなりシール性に優れる。 従つて、上記理由により、熱可塑性樹脂は使用
できないのである。その理由は、熱可塑性樹脂は
一般に低温において結晶化する傾向が大きく、
又、結晶化しないもの(ポリスチレン樹脂など)
でも熱による塑性変形が大きいなどの欠点がある
からである。 一方、ゴムについて言えば、耐燃料油性や耐潤
滑油性に特に優れているフツ素ゴムは耐寒性に劣
り、低温領域で結晶化して硬化収縮するし、耐寒
性に優れている汎用ゴムは、耐燃料油性や耐潤滑
油性などに劣るので使用できない。 尚、被覆層としては、耐燃料油性、耐潤滑油性
に耐える材質のものでなくてはならず、この点に
おいては、目的によつて適宜選択して用いればよ
いが、上記特性に鑑み、好ましくは、フエノール
樹脂及びこれを主成分とするものがよい。 (実施例) 次に、本発明を実施例及び比較例をもつて具体
的に説明する。 実施例 1 亜鉛クロメートメツキ処理した鋼管の一端に設
けた継手において、1,1,1−トリクロロエタ
ンで洗浄したニツプル部外周面にフエノール樹脂
に適量の硬化剤を配合した組成物をメチルエチル
ケトンに溶解して20重量%溶液としたものをデイ
ツピングし、受温乾燥後、120℃×30分の条件に
て焼付して、ニツプル部外周面に厚さ10μの熱硬
化性フエノール樹脂からなる被覆層を形成せしめ
た。 次に、内管の内側層がFKMからなる配合物、
内管の外側層がNBRからなる配合物、該内管外
側層の外周面に施す補強層がビニロン繊維、該補
強層の外周面に施す外管がエピクロルヒドリンゴ
ム(CHC)からなる配合物にて構成した燃料系
ホースの一端を、スリーブを係止せしめた前記継
手のニツプル部とスリーブとで形成される空間に
挿入して、スリーブの外周面をかしめ、燃料系ホ
ースを継手に締結した。 実施例 2〜9 被覆層の厚さ、ゴムホースの材質を表−1に示
す条件とし、その他は実施例1と同様にして燃料
系ホースを継手に締結した。 比較例 1 継手のニツプル部外周面には被覆層を全く設け
ずに、実施例と同様の燃料系ホースを該継手に締
結した。 比較例 2 継手のニツプル部外周面に、厚さ50μのポリア
ミド樹脂(ナイロン66)からなる熱可塑性樹脂被
覆層を形成し、実施例と同様の燃料系ホースを該
継手に締結した。 上記実施例及び比較例について、種々の条件に
てシール性試験を行なつた。その結果を表−1の
示す。 <シール性試験> 実施例及び比較例に示した燃料系ホースと継手
を締結したものにおいて、継手の一端を閉じ、燃
料系ホースの一端から窒素ガスを加圧封入し、所
定圧力(20Kg/cm2)下での窒素ガスの締結箇所か
らの洩れの有無を調べた。試験片はn=20,試験
条件は表−1に示す通りである。表中の数値は、
20Kg/cm2下で洩れの発生しなかつた試験片の数を
百分率で示した。尚、試験条件(4)は、試験片を雰
囲気温度60℃(ガソリン温度約40℃)にて2.5
Kg/cm2のガソリン加圧循環を6ケ月行なつた後、
−35℃にてシール性試験を行なつたものである。 表−1の結果から明らかなように、実施例の継
手によれば、ゴムホースの材質の如何によらず、
広範囲な使用温度領域において、特に低温領域で
のシール性に優れる。
ムホース等と接続パイプとの接続部に好適に用い
られるゴムホース用継手に関する。 (従来技術) 従来、この種のゴムホース用継手(以下、単に
「継手」を称す)としては、該継手のニツプル部
外周面に、ゴム系接着剤層を形成したものが公知
であり、ゴムホースの端部で、その内側にニツプ
ル部を挿入し、その外側にスリーブを配置すると
共に、該スリーブをかしめてホースの端部をニツ
プル部とスリーブとの間で挾持してなるホース端
部接続構造の形成に用いられている。 かかる従来の継手は、ニツプル部外周面に形成
したゴム系接着剤層によつて、ニツプル部とホー
スの端部内周面とを接着により固着し、これによ
りその界面から内部流体(燃料油、潤滑油等)が
洩れることを防止し、良好なシール性を確保しよ
うとするものである。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、かかる継手は、上記の如く良好
なシール性が得られるものの、以下に述べる欠点
を有する。 即ち、かかる従来の継手は、ニツプル部とホー
スの端部内周面とを接着することが必須であり、
接着剤層を介して接着せしめるためには、通常、
常温乃至加熱による接着工程が必要となり、接着
剤の選定にはじまり、接着剤の品質管理、さらに
は製造全体の工程管理などに、多大の労力と経費
を要するという問題がある。詳説するならば、接
着剤の選定においては、適用するホースの材質に
よつて異なる接着剤を備えなければならないので
ある。 自動車の燃料系或いは潤滑系のゴムホースにあ
つては、通路、最内層がフツ素ゴム、ニトリルゴ
ム、アクリル系ゴム等のゴム材にて構成される
が、例えば、最内層がアクリロニトリル−ブタジ
エンゴム(NBR)の配合物にて製せられたホー
スの場合には、NBRの配合物からなる接着剤
(ゴム糊)を用い、最内層がフツ素ゴム(FKM)
の配合物にて製せられたホースの場合には、
FKMの配合物からなる接着剤(ゴム糊)を用い
るといつた具に、ホース最内層の材質と同種類の
接着剤(ゴム糊)を用いることが接着には都合が
よく、その結果、接着剤(ゴム糊)の種類が幾種
にもなるのである。又、この種の接着剤(ゴム
糊)は、一般に鋼製の継手のニツプル部には直接
接種することは困難なため、通常、プライマーな
どを併用しなければならない。 従つて、このプライマーを含めた接着剤の品質
管理をはじめ工程管理には多大の労力と経費が必
要なわけである。 又、加熱による接着工程を必要とする場合に
は、ホースの内管と外管との中間に通常配設する
繊維補強層を劣化せしめるという問題や、ニツプ
ル部外周面に形成したゴム系接着剤層がホース挿
入時に剥離するなどして、安定した接着強度が得
られないという問題がある。 さらに、自動車に装着されて使用されている過
程で、定期点検や補修の際に、ホースが継手から
無理に引抜かれるなどして一度分離してしまうと
(ホースが継手にクランプ締めされている場合に
は、このような事故が発生しやすい。)再度継手
にホースを挿入しても、もはや接続部としての機
能を果し得ないという重大な問題があり、この点
において、メンテナンスフリー化への対応は図り
得ないものである。 本発明はかかる事情に鑑み発明されたものであ
つて、ゴムホースとの接続が容易で、その上広範
囲な使用温度領域(−40℃〜150℃程度)におい
てホース接続部におけるシール性に優れ、しかも
メンテナンスフリー化への対応が図れるゴムホー
ス用継手を提供することを目的とするものであ
る。 (問題点を解決するための手段) 本発明はこのような問題点を解決決するために
なされたものであり、その要旨は、鋼管の一端に
設けた継手のニツプル部を、内面層がマツ素ゴ
ム、ニトリルゴム、アクリル系ゴム若しくはこれ
らを主材とするゴム材にて構成された燃料系或い
は潤滑系ゴムホースの端部内側に嵌入した状態に
おいて両者を接続するゴムホースと金具との接続
構造であつて、前記ニツプル部の外周面にフエノ
ール樹旨、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタ
ン樹脂若しくはこれらの樹脂を主成分とする熱硬
化性樹脂の焼付被覆層を形成し、該被覆層を介し
て前記ニツプル部外周面と前記ゴムホース端部内
周面とを非接着状態で嵌合させるようにしたこと
にある。 本発明の継手に形成される被覆層は、上記の如
き特定の熱硬化性樹脂をもつて形成されるが、そ
の厚みは5〜100μ、その形成方法は、上記樹脂
の溶液をニツプル部外周面に、デイツピング、ス
プレー、ハケ塗り等によつて1回乃至複数回塗布
し、乾燥後、所定条件(例えば101〜150℃×10〜
60分)にて焼付されて、ニツプル部外周面に強固
に固着されて形成されるが、この方法に限らず他
の任意の方法でも形成することができる。尚、こ
の被覆層の形成にあたつては、ニツプル部外周面
に固着するために、あらかじめニツプル部外周面
に表面処理などを施すことも任意にできる。 そして、上記の如くして製せられた継手は、ホ
ースの端部内側にニツプル部を挿入し、そのホー
スの端部外側にスリーブを配置してかしめるか、
あるいは、クランプ等で締結するかなどして用い
られる。 本発明の接続構造によれば、ニツプル部外周面
とそこに挿入されるゴムホースの端部内周面との
接続を、接着によらず非接着にて形成するのでゴ
ムホースとの接続が容易で、その上広範囲な使用
温度領域(−40℃〜150℃程度)において接続部
のシール性に優れる。 即ち、本発明の継手は、そのニツプル部外周面
に形成する被覆層が特定の熱硬化性樹脂にて形成
されているので、広範囲な使用温度領域におい
て、ゴム(ホース材質)と金属(継手材質)との
中間の弾性乃至剛性を有し、且つ特に低温領域
(−40℃程度)において結晶化することもなく、
従つて結晶化による被覆層の収縮や弾性の逸失が
殆んどなく、両者の接続部界面(ホ−ス内周面と
ニツプル部外周面との界面)には常に所定の面圧
が維持されることとなりシール性に優れる。 従つて、上記理由により、熱可塑性樹脂は使用
できないのである。その理由は、熱可塑性樹脂は
一般に低温において結晶化する傾向が大きく、
又、結晶化しないもの(ポリスチレン樹脂など)
でも熱による塑性変形が大きいなどの欠点がある
からである。 一方、ゴムについて言えば、耐燃料油性や耐潤
滑油性に特に優れているフツ素ゴムは耐寒性に劣
り、低温領域で結晶化して硬化収縮するし、耐寒
性に優れている汎用ゴムは、耐燃料油性や耐潤滑
油性などに劣るので使用できない。 尚、被覆層としては、耐燃料油性、耐潤滑油性
に耐える材質のものでなくてはならず、この点に
おいては、目的によつて適宜選択して用いればよ
いが、上記特性に鑑み、好ましくは、フエノール
樹脂及びこれを主成分とするものがよい。 (実施例) 次に、本発明を実施例及び比較例をもつて具体
的に説明する。 実施例 1 亜鉛クロメートメツキ処理した鋼管の一端に設
けた継手において、1,1,1−トリクロロエタ
ンで洗浄したニツプル部外周面にフエノール樹脂
に適量の硬化剤を配合した組成物をメチルエチル
ケトンに溶解して20重量%溶液としたものをデイ
ツピングし、受温乾燥後、120℃×30分の条件に
て焼付して、ニツプル部外周面に厚さ10μの熱硬
化性フエノール樹脂からなる被覆層を形成せしめ
た。 次に、内管の内側層がFKMからなる配合物、
内管の外側層がNBRからなる配合物、該内管外
側層の外周面に施す補強層がビニロン繊維、該補
強層の外周面に施す外管がエピクロルヒドリンゴ
ム(CHC)からなる配合物にて構成した燃料系
ホースの一端を、スリーブを係止せしめた前記継
手のニツプル部とスリーブとで形成される空間に
挿入して、スリーブの外周面をかしめ、燃料系ホ
ースを継手に締結した。 実施例 2〜9 被覆層の厚さ、ゴムホースの材質を表−1に示
す条件とし、その他は実施例1と同様にして燃料
系ホースを継手に締結した。 比較例 1 継手のニツプル部外周面には被覆層を全く設け
ずに、実施例と同様の燃料系ホースを該継手に締
結した。 比較例 2 継手のニツプル部外周面に、厚さ50μのポリア
ミド樹脂(ナイロン66)からなる熱可塑性樹脂被
覆層を形成し、実施例と同様の燃料系ホースを該
継手に締結した。 上記実施例及び比較例について、種々の条件に
てシール性試験を行なつた。その結果を表−1の
示す。 <シール性試験> 実施例及び比較例に示した燃料系ホースと継手
を締結したものにおいて、継手の一端を閉じ、燃
料系ホースの一端から窒素ガスを加圧封入し、所
定圧力(20Kg/cm2)下での窒素ガスの締結箇所か
らの洩れの有無を調べた。試験片はn=20,試験
条件は表−1に示す通りである。表中の数値は、
20Kg/cm2下で洩れの発生しなかつた試験片の数を
百分率で示した。尚、試験条件(4)は、試験片を雰
囲気温度60℃(ガソリン温度約40℃)にて2.5
Kg/cm2のガソリン加圧循環を6ケ月行なつた後、
−35℃にてシール性試験を行なつたものである。 表−1の結果から明らかなように、実施例の継
手によれば、ゴムホースの材質の如何によらず、
広範囲な使用温度領域において、特に低温領域で
のシール性に優れる。
【表】
(発明の効果)
以上説明したように、本発明によれば自動車用
燃料系或いは潤滑系ゴムホースと金具との接続が
容易となるとともに、その接続部のメンテナンス
フリー化への対応が可能となり、更に高範囲な使
用温度領域、とりわけ低温領域でのホース接続部
における良好なシール性が確保される。 本発明においてシール機能を発揮するフエノー
ル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン
樹脂若しくはこれらの樹脂を主成分とする熱硬化
性樹脂は、低温時に結晶化による収縮や弾性逸失
が殆どないために、金具外周面又はホース内周面
との間に隙間を生ぜしめず、且つ優れた耐油、耐
薬品性を具備しているために、長期に亘つて劣化
せず、良好なシール性能を発揮するのである。
燃料系或いは潤滑系ゴムホースと金具との接続が
容易となるとともに、その接続部のメンテナンス
フリー化への対応が可能となり、更に高範囲な使
用温度領域、とりわけ低温領域でのホース接続部
における良好なシール性が確保される。 本発明においてシール機能を発揮するフエノー
ル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン
樹脂若しくはこれらの樹脂を主成分とする熱硬化
性樹脂は、低温時に結晶化による収縮や弾性逸失
が殆どないために、金具外周面又はホース内周面
との間に隙間を生ぜしめず、且つ優れた耐油、耐
薬品性を具備しているために、長期に亘つて劣化
せず、良好なシール性能を発揮するのである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鋼管の一端に設けた継手のニツプル部を、内
面層がフツ素ゴム、ニトリルゴム、アクリル系ゴ
ム若しくはこれらを主材とするゴム材にて構成さ
れた燃料系或いは潤滑系ゴムホースの端部内側に
嵌入した状態において両者を接続するゴムホース
と金具との接続構造であつて、 前記ニツプル部の外周面にフエノール樹脂、不
飽和ポリエステル樹脂、ポロウレタン樹脂若しく
はこれらの樹脂を主成分とする熱硬化性樹脂の焼
付被覆層を形成し、該被覆層を介して前記ニツプ
ル部外周面と前記ゴムホース端部内周面とを非接
着状態で嵌合させるようにしたことを特徴とする
ゴムホースと金具との接続構造。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58051306A JPS59180190A (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | ホ−ス継手 |
| US06/590,858 US4611832A (en) | 1983-03-26 | 1984-03-19 | Hose joint |
| FR8404606A FR2543254B1 (fr) | 1983-03-26 | 1984-03-23 | Raccordement de tuyau souple |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58051306A JPS59180190A (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | ホ−ス継手 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59180190A JPS59180190A (ja) | 1984-10-13 |
| JPH034800B2 true JPH034800B2 (ja) | 1991-01-23 |
Family
ID=12883231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58051306A Granted JPS59180190A (ja) | 1983-03-26 | 1983-03-26 | ホ−ス継手 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4611832A (ja) |
| JP (1) | JPS59180190A (ja) |
| FR (1) | FR2543254B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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