JPH0348217B2 - - Google Patents
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- JPH0348217B2 JPH0348217B2 JP57199872A JP19987282A JPH0348217B2 JP H0348217 B2 JPH0348217 B2 JP H0348217B2 JP 57199872 A JP57199872 A JP 57199872A JP 19987282 A JP19987282 A JP 19987282A JP H0348217 B2 JPH0348217 B2 JP H0348217B2
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- acids
- mole
- linear
- polymer
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- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
Description
この発明は、熱互変性芳香族ポリエステルアミ
ドに関する。 近年、異方性溶融相を示すポリマーに大きな関
心が寄せられている。このようなポリマーは広く
文献及び特許公報に記載されている。一般にこの
種のポリマーは高い強度と高い剛性を有する物質
を生ずる反応体から製造されている。これらの物
質の幾つかにおいては、この高い剛性が、高温に
おいて、ポリエチレン又はポリプロピレンのごと
き常用の熱可塑性樹脂の剛性より低下する場合が
あることが観察されている。ここに、ポリマー組
成の改変によつて高温において高い剛性を保持す
ることができることが見出された。 従つて本発明は、高温において改良された剛性
保持性を有する異方性溶融体形成性ポリマーの製
造方法であつて、少なくとも40モル%の同軸の又
は平行であつて且つ逆方向関係にある連鎖延長結
合を有する二価フエノール、芳香族ジカルボン
酸、ヒドロキシ芳香族酸、芳香族ジアミン、アミ
ノフエノール及びアミノ芳香族酸から選択された
ポリエステル又はポリエステルアミド形成性反応
体と、5〜50モル%の非線状反応体であつて次の
二価基: 又は を含有するものとを反応させて、上記非線状反応
体を含有しない類似のポリマーと比較して高温に
おいて改良された剛性保持性を有するポリマーを
生成せしめることを特徴とする方法を提供する。 一般に、剛性保持性を十分に改良するために
は、5モル%以上の非線状残基が必要である。こ
の濃度が50モル%に接近すれば、鎖が過度に中断
されるために異方性溶融性ポリマーを得ることは
より困難になる。好ましい濃度範囲は10〜40モル
%である。 驚くべきことに、これらのポリマーの剛性は、
特定の非線状残基を含有しない同様の組成物に比
べて、より高い温度において保持される。 自在性のないパラー結合芳香族ポリマーの鎖の
規則性が中断されることにより、該ポリマーが分
解温度より低い温度において異方性溶融性を示し
これを液体状であるがしかし秩序状態において処
理することができるという原理は、一般に確立さ
れている。これらの原理は、例えばビー、ピー、
グリフイン(BPGriffin)及びエム・ケー・コツ
クス(MKCox)により、The British Polymer
Journal、1980年12月、第147〜153頁に記載され
ている。この論文は特に、非線状単位を使用する
ことにより所望の中断を得ることに向けられてい
る。メタ−及びオルト−二酸並びに二価フエノー
ル類の使用により効果的な中断を達成し、液状異
方性溶融体を形成することができることが示され
ている。しかしながら上記のごとく、こうして得
た生成物は、高温における剛性の保持が不良とな
る。 高温におけるこのような剛性の喪失は、使用す
る非線状単位の選択によりある程度回避すること
ができることが知られている。 異方性溶融体を形成する典形的な縮合ポリマー
は、米国特許第3991013号、第3991014号、第
4057597号、第4066620号、第4067852号、第
4075262号、第4083829号、第4118372号、第
4130545号、第4130702号、第4156070号、第
4159365号、第4161470号、第4169933号、第
4181792号、第4184996号、及び第4330457号に記
載されている。後者は、6−ヒドロキシ−2−ナ
フトエ酸、芳香族ジカルボン酸及びアミド結合を
形成することができる芳香族モノマーから誘導さ
れる異方性溶融相を形成することができるポリエ
ステルアミドを開示している。一連の適当なアミ
ド結合形成モノマーが列挙されている中でm−ア
ミノフエノールが挙げられているが、このモノマ
ーを含有する組成物については例示されておら
ず、又このような組成物が高温において卓越した
剛性保持性を有する点において特に望ましいこと
を示唆するような記載はない。同様に、場合によ
つては使用されるものとして列挙されているジオ
ール類の中に次の構造 を有するジオキシアリール成分が挙げられてい
る。これも、高温において卓越した剛性保持性を
供するのに特に望ましい構成成分である旨を例示
も認定もされていない。 米国特許第3598864号には、芳香族ジカルボン
酸、ビスフエノール及び次の二価基 を形成する反応体から形成されるポリエステルア
ミドが開示されている。後者の反応体には、例
に例示されているメタ−アミノ安息香酸が含まれ
る。この物質は異方性溶融体を形成しない。米国
特許第3598864号に記載されているような等方性
溶融体形成ポリマーには実際に、異方性溶融体形
成ポリマーに特異的に生ずる重大な剛性の喪失が
生じない。 この発明においては、次の構造 を有する非線状鎖内基がメタ−方向性アミノフエ
ノール、芳香族ジアミド及びアミノ芳香族酸並び
にこれらの重合性誘導体から適切に形成される。
メタ−方向性アミノフエノール、芳香族ジアミン
及びアミノ芳香族酸はそれぞれ次の構造 HO−R1−NH2 NH2−R2−NH2及び HOOC−R3−NH2 〔式中R1、R2、及びR3は、同一の場合もありそ
れぞれ異なる場合もあつて、次の構造 及び (式中Xは、直接結合であり、もしくは−O−、
>CO、>CH2、>SO2、>C(CH3)2、又はフエニル
基から選ばれる、) から選ばれ、そして、アミノ基は、単一環化合物
の場合には他の連鎖延長結合に対してメタ位にあ
り、複数環系の場合には、Xにリンクした又は直
接に環にリンクした外向き結合(outgoing
bond)に対してメタ位にある、〕 で示される。 ポリマー鎖中に次の構造の基 を導入する少量の反応体を存在せしめる場合もあ
るが、これは高温における剛性の低下を回避する
のに効果的ではない。 適当な非線状アミノフエノール及びアミノフエ
ノール誘導体には、m−アミノフエノール、3−
ヒドロキシ−3′−アミノジフエニルスルホン及び
これらの誘導体が含まれる。 適当な非線状芳香族ジアミンには、m−フエニ
レンジアミン及びそのアセチル化誘導体、並びに
3,3′−ジアミンジフエニルスルホンが含まれ
る。 適当な非線状アミノ芳香族酸には、m−アミノ
安息香酸及びm−アセトアミド安息香酸が含まれ
る。 スルホン含有単位は好ましくは次の構造 及び 〔式中、A及びBは同一であり、又は異なつてお
り、−OH、−NH2、−COOH、−Q−OH、−QNH2
及び−Q−COOH(ここでQはフエニル基又は次
の構造 を有する)、並びにこれらの重合性誘導体から選
ばれる、〕 を有する反応体から誘導される。適当な反応体は
4,4′−ジアミノフエニルスルホン、3,3′−ジ
アミノジフエニルスルホン、ビスフエノールS及
び次の構造 及び を有する酸である。 非線状残基を供する反応体以外の共反応体に
は、芳香族ジカルボン酸、ジフエノール、ヒドロ
キシ芳香族酸、芳香族ジアミン、アミノフエノー
ル及びアミノ芳香族酸又はポリエステルもしくは
ポリエステルアミド形成反応に入ることができる
これらの誘導体の任意のものが含まれよう。好ま
しくは、これらは、相互に1,4−位に連鎖延長
結合を有する単一6員環化合物の任意のもの、連
鎖延長結合が並行位にあり且つ逆方向を向いてい
る縮合6−員環化合物の任意のもの、及び環が直
接結合により又は−O−、>CO、>CH2、>SO2、
>C(CH3)2もしくはフエニル基である二価基結
合により結合しておりそしてその各環の連鎖延長
結合が1,4−位にある複数6−員環化合物の任
意のものである。少量の置換された芳香族ジアル
ボン酸、ジフエノール、及びヒドロキシ芳香族酸
が使用されている場合があるが、前記の環系は置
換されていないことが好ましい。この置換基とし
てはハロゲン、フエノール及び炭素原子数1〜4
個のアルキル基又はアルコキシ基から選択すべき
である。同様に、連鎖延長結合が1,4−位結合
でなく、又並行且つ逆方行延長でもない芳香族ジ
カルボン酸、ジフエノール及びヒドロキシ芳香族
酸を小さい比率で存在せしめることもできよう。
例えば非線状反応体として特定したもの以外のメ
タ−結合型の前記化合物を存在せしめることがで
きよう。 代表的な好ましい芳香族ジカルボン酸はテレフ
タル酸及び4,4′−ビ安息香酸、ビス(p−カル
ボキシフエニル)メタン、エチレンビス−p−安
息香酸、及び2,6−ナフタレンジカルボン酸で
ある。適当なフエノールは、ヒドロキノン、ビス
フエノールA及び4,4′−ジヒドロキシビスフエ
ニルである。適当なヒドロキシ芳香族酸はヒドロ
キシ安息香酸及びヒドロキシナフトエ酸である。 非線状反応体を、この発明の利点を得るため
に、任意のポリエステル又はポリエステルアミド
形成成分と組合わせて使用する場合がある。例え
ばこれらは、ヒドロキシ芳香族酸と組み合わせ
て、場合によつては芳香族ジカルボン酸及び/又
はジフエノールと共に使用することができる。上
記の方法に替えて、これらを芳香族ジカルボン酸
及びジフエノールと組合わせて、唯一の他の反応
体として使用することができる。この発明はさら
にこの発明のポリマーの製造方法を含む。 異方性溶融体の存在は、十字偏光子を使用した
光学顕微鏡により測定することができる。この適
当な方法は米国特許第4118372号に記載されてい
る。 高温における剛性の保持程度は動的機械分析に
より容易に測定することができる。この明細書に
詳細に記載した結果は、デユポン(Du Pont)
990熱分析機(Therimal Analyser)により制御
されたデユポン981動的機械的分析機〔Dynamic
Mechanical Analyser(DMA)〕により測定した
ものである。 サンプルは、約25mm×12mm×1.5mm厚さの型中
で、直径10cmのラム上に15トンの圧を加え、その
特定のサンプルについて溶融異方性が観察される
温度より30℃高い温度に4分間加熱することによ
り圧縮成形した。この温度は米国特許明細書第
4118372号に記載されている方法により測定した。
4分間加熱した後、サンプルを加圧したままで室
温まで自然放冷した。 測定機に装着した後、DMAを10℃/分の速度
で−120℃からのサンプルの融点まで走査せしめ
た。DMAからの信号として振動数(hz)及び減
衰信号V(mV)を記録した。これらの信号は、
次の式 E′=(4π2f2J−K)/2W(L/2+D)2(L)3
/(T) tanδ=CV/f2 E″=E′tanδ (式中、 W=サンプルの幅 L=サンプルの長さ T=サンプルの厚さ J、K、D、Vは装置の製造者によつて指示さ
れた方法により決定する装置定数である。) によりヤング率E′及び損失率E″に換算される。 この発明の生成物はフイラメント及びフイルム
のごとき任意の形の製品に使用することができる
が、高温において剛性保持性を有するため、成形
品、特に使用に際して高温にさらされる成形品に
使用する場合に特に有用である。 この発明のポリマーは、ポリマー技術において
常用される補助添加剤を含有する組成物を製造す
るのに使用されるが、特に、強化充填剤及び非強
化充填剤のごときポリマー組成物の性質を有意に
変える添加剤を含有する場合がある。これらの充
填剤は粒子状の場合もあり、板状構造を有する場
合もあり、あるいは繊維状の場合もある。これら
の充填剤は組成物の重量に対して2〜80%の濃度
とする。 次に、この発明を例によりさらに詳細に説明す
る。 例 1 撹拌機、窒素入口及びコールドトラツプを装着
した100mlの三口フラスコに2,6−アセトキシ
ナフトエ酸(25.9g、0.113mole)、テレフタル酸
(9.34g、0.0565mole)及びメタ−アセトキシア
セトアニリド(10.9g、0.0565mole)を仕込ん
だ。30分間窒素によりフラスコをパージした後、
このフラスコをあらかじめ240℃に加熱した金属
浴中に入れた。撹拌機を始動し、浴の温度を280
℃に上昇せしめた。260〜270℃で酢酸の留出が始
まつた。溶融物を270〜290℃にて40分間撹拌し、
そして理論量の95%の酢酸が除去されるまで20分
間300℃で加熱した。さらに2時間、300〜310℃
において、溶融物に3mmHgの真空を適用し、こ
の時間内に溶融物の粘度が上昇した。溶融物を真
空中で放冷した。この生成物は260℃において光
学的に異方性溶融性を示し、少なくとも400℃ま
でそうであつた。DMA剛性を前記の方法により
測定した。0℃において4.9GPaの値を得た。温
度を145℃まで上昇せしめたときなお前記の値の
50%が保持されており、180℃においては前記の
値の25%が保持されていた。 比較例 A 例1の方法を繰り返した。但し、メタ−アセト
キシアセトアニリドの代りに同量のレゾルシノー
ルアセテートを使用した。生成物は215℃〜400℃
より高温の範囲において異方性溶融性を示した動
的機械的分析の結果は、0℃におけるDMA剛性
に比べて110℃においてDMA剛性が50%低下し、
そして135℃において75%低下した。 比較例 B 例1と同様の方法を繰り返した。但し、メタ−
アセトキシアセトアニリドの代りに同モル量のp
−アセトキシアセトアニリドを使用した。280℃
〜400℃より高温の範囲にわたつて異方性溶融性
を示すポリマーを得た。動的機械的分析の結果、
105℃においてDMA剛性が50%低下し、そして
140℃において75%低下した。 例 2 例1の一般的方法を使用し、p−アセトキシ安
息香酸(0.12mole)、2,6−アセトキシナフト
エ酸(0.0675mole)及びメタ−アセトアミド安
息香酸(0.0625mole)からなるポリマーを製造
した。得られたポリマーは285℃〜400℃より高温
の範囲にわたつて異方性溶融性を示した。動的機
械的モジユラスは120℃においては50%低下し、
150℃において75%低下した。 比較例 C 例1の一般的方法を使用し、p−アセトキシ安
息香酸(0.12mole)、アセトキシナフトエ酸
(0.0675mole)及びm−アセトキシ安息香酸
(0.0625mole)からポリマーを製造した。得られ
たポリマーは240℃〜400℃より高い温度の範囲に
おいて異方性溶融性を示した。動的機械的分析に
より観察された0℃におけるDMA剛性を50%及
び25%を保持する温度はそれぞれ100℃及び115℃
であつた。 例 3 例1の方法に従つて、2,6−アセトキシナフ
トエ酸(1.72mole)、メタ−アセトキシアセトア
ニリド(0.57mole)及びテレフタル酸
(0.57mole)からポリエステルアミドを製造し
た。このポリマーは異方性溶融性を示した。
DMA分析の結果この物質は126℃において剛性
を50%保持し、そして163℃において25%保持し
た。このポリマーを射出成形して試験片を作り、
これについて曲げ弾性率、引張り強さ、及び衝撃
強さを測定した。得られた値を次の表に示す。
ドに関する。 近年、異方性溶融相を示すポリマーに大きな関
心が寄せられている。このようなポリマーは広く
文献及び特許公報に記載されている。一般にこの
種のポリマーは高い強度と高い剛性を有する物質
を生ずる反応体から製造されている。これらの物
質の幾つかにおいては、この高い剛性が、高温に
おいて、ポリエチレン又はポリプロピレンのごと
き常用の熱可塑性樹脂の剛性より低下する場合が
あることが観察されている。ここに、ポリマー組
成の改変によつて高温において高い剛性を保持す
ることができることが見出された。 従つて本発明は、高温において改良された剛性
保持性を有する異方性溶融体形成性ポリマーの製
造方法であつて、少なくとも40モル%の同軸の又
は平行であつて且つ逆方向関係にある連鎖延長結
合を有する二価フエノール、芳香族ジカルボン
酸、ヒドロキシ芳香族酸、芳香族ジアミン、アミ
ノフエノール及びアミノ芳香族酸から選択された
ポリエステル又はポリエステルアミド形成性反応
体と、5〜50モル%の非線状反応体であつて次の
二価基: 又は を含有するものとを反応させて、上記非線状反応
体を含有しない類似のポリマーと比較して高温に
おいて改良された剛性保持性を有するポリマーを
生成せしめることを特徴とする方法を提供する。 一般に、剛性保持性を十分に改良するために
は、5モル%以上の非線状残基が必要である。こ
の濃度が50モル%に接近すれば、鎖が過度に中断
されるために異方性溶融性ポリマーを得ることは
より困難になる。好ましい濃度範囲は10〜40モル
%である。 驚くべきことに、これらのポリマーの剛性は、
特定の非線状残基を含有しない同様の組成物に比
べて、より高い温度において保持される。 自在性のないパラー結合芳香族ポリマーの鎖の
規則性が中断されることにより、該ポリマーが分
解温度より低い温度において異方性溶融性を示し
これを液体状であるがしかし秩序状態において処
理することができるという原理は、一般に確立さ
れている。これらの原理は、例えばビー、ピー、
グリフイン(BPGriffin)及びエム・ケー・コツ
クス(MKCox)により、The British Polymer
Journal、1980年12月、第147〜153頁に記載され
ている。この論文は特に、非線状単位を使用する
ことにより所望の中断を得ることに向けられてい
る。メタ−及びオルト−二酸並びに二価フエノー
ル類の使用により効果的な中断を達成し、液状異
方性溶融体を形成することができることが示され
ている。しかしながら上記のごとく、こうして得
た生成物は、高温における剛性の保持が不良とな
る。 高温におけるこのような剛性の喪失は、使用す
る非線状単位の選択によりある程度回避すること
ができることが知られている。 異方性溶融体を形成する典形的な縮合ポリマー
は、米国特許第3991013号、第3991014号、第
4057597号、第4066620号、第4067852号、第
4075262号、第4083829号、第4118372号、第
4130545号、第4130702号、第4156070号、第
4159365号、第4161470号、第4169933号、第
4181792号、第4184996号、及び第4330457号に記
載されている。後者は、6−ヒドロキシ−2−ナ
フトエ酸、芳香族ジカルボン酸及びアミド結合を
形成することができる芳香族モノマーから誘導さ
れる異方性溶融相を形成することができるポリエ
ステルアミドを開示している。一連の適当なアミ
ド結合形成モノマーが列挙されている中でm−ア
ミノフエノールが挙げられているが、このモノマ
ーを含有する組成物については例示されておら
ず、又このような組成物が高温において卓越した
剛性保持性を有する点において特に望ましいこと
を示唆するような記載はない。同様に、場合によ
つては使用されるものとして列挙されているジオ
ール類の中に次の構造 を有するジオキシアリール成分が挙げられてい
る。これも、高温において卓越した剛性保持性を
供するのに特に望ましい構成成分である旨を例示
も認定もされていない。 米国特許第3598864号には、芳香族ジカルボン
酸、ビスフエノール及び次の二価基 を形成する反応体から形成されるポリエステルア
ミドが開示されている。後者の反応体には、例
に例示されているメタ−アミノ安息香酸が含まれ
る。この物質は異方性溶融体を形成しない。米国
特許第3598864号に記載されているような等方性
溶融体形成ポリマーには実際に、異方性溶融体形
成ポリマーに特異的に生ずる重大な剛性の喪失が
生じない。 この発明においては、次の構造 を有する非線状鎖内基がメタ−方向性アミノフエ
ノール、芳香族ジアミド及びアミノ芳香族酸並び
にこれらの重合性誘導体から適切に形成される。
メタ−方向性アミノフエノール、芳香族ジアミン
及びアミノ芳香族酸はそれぞれ次の構造 HO−R1−NH2 NH2−R2−NH2及び HOOC−R3−NH2 〔式中R1、R2、及びR3は、同一の場合もありそ
れぞれ異なる場合もあつて、次の構造 及び (式中Xは、直接結合であり、もしくは−O−、
>CO、>CH2、>SO2、>C(CH3)2、又はフエニル
基から選ばれる、) から選ばれ、そして、アミノ基は、単一環化合物
の場合には他の連鎖延長結合に対してメタ位にあ
り、複数環系の場合には、Xにリンクした又は直
接に環にリンクした外向き結合(outgoing
bond)に対してメタ位にある、〕 で示される。 ポリマー鎖中に次の構造の基 を導入する少量の反応体を存在せしめる場合もあ
るが、これは高温における剛性の低下を回避する
のに効果的ではない。 適当な非線状アミノフエノール及びアミノフエ
ノール誘導体には、m−アミノフエノール、3−
ヒドロキシ−3′−アミノジフエニルスルホン及び
これらの誘導体が含まれる。 適当な非線状芳香族ジアミンには、m−フエニ
レンジアミン及びそのアセチル化誘導体、並びに
3,3′−ジアミンジフエニルスルホンが含まれ
る。 適当な非線状アミノ芳香族酸には、m−アミノ
安息香酸及びm−アセトアミド安息香酸が含まれ
る。 スルホン含有単位は好ましくは次の構造 及び 〔式中、A及びBは同一であり、又は異なつてお
り、−OH、−NH2、−COOH、−Q−OH、−QNH2
及び−Q−COOH(ここでQはフエニル基又は次
の構造 を有する)、並びにこれらの重合性誘導体から選
ばれる、〕 を有する反応体から誘導される。適当な反応体は
4,4′−ジアミノフエニルスルホン、3,3′−ジ
アミノジフエニルスルホン、ビスフエノールS及
び次の構造 及び を有する酸である。 非線状残基を供する反応体以外の共反応体に
は、芳香族ジカルボン酸、ジフエノール、ヒドロ
キシ芳香族酸、芳香族ジアミン、アミノフエノー
ル及びアミノ芳香族酸又はポリエステルもしくは
ポリエステルアミド形成反応に入ることができる
これらの誘導体の任意のものが含まれよう。好ま
しくは、これらは、相互に1,4−位に連鎖延長
結合を有する単一6員環化合物の任意のもの、連
鎖延長結合が並行位にあり且つ逆方向を向いてい
る縮合6−員環化合物の任意のもの、及び環が直
接結合により又は−O−、>CO、>CH2、>SO2、
>C(CH3)2もしくはフエニル基である二価基結
合により結合しておりそしてその各環の連鎖延長
結合が1,4−位にある複数6−員環化合物の任
意のものである。少量の置換された芳香族ジアル
ボン酸、ジフエノール、及びヒドロキシ芳香族酸
が使用されている場合があるが、前記の環系は置
換されていないことが好ましい。この置換基とし
てはハロゲン、フエノール及び炭素原子数1〜4
個のアルキル基又はアルコキシ基から選択すべき
である。同様に、連鎖延長結合が1,4−位結合
でなく、又並行且つ逆方行延長でもない芳香族ジ
カルボン酸、ジフエノール及びヒドロキシ芳香族
酸を小さい比率で存在せしめることもできよう。
例えば非線状反応体として特定したもの以外のメ
タ−結合型の前記化合物を存在せしめることがで
きよう。 代表的な好ましい芳香族ジカルボン酸はテレフ
タル酸及び4,4′−ビ安息香酸、ビス(p−カル
ボキシフエニル)メタン、エチレンビス−p−安
息香酸、及び2,6−ナフタレンジカルボン酸で
ある。適当なフエノールは、ヒドロキノン、ビス
フエノールA及び4,4′−ジヒドロキシビスフエ
ニルである。適当なヒドロキシ芳香族酸はヒドロ
キシ安息香酸及びヒドロキシナフトエ酸である。 非線状反応体を、この発明の利点を得るため
に、任意のポリエステル又はポリエステルアミド
形成成分と組合わせて使用する場合がある。例え
ばこれらは、ヒドロキシ芳香族酸と組み合わせ
て、場合によつては芳香族ジカルボン酸及び/又
はジフエノールと共に使用することができる。上
記の方法に替えて、これらを芳香族ジカルボン酸
及びジフエノールと組合わせて、唯一の他の反応
体として使用することができる。この発明はさら
にこの発明のポリマーの製造方法を含む。 異方性溶融体の存在は、十字偏光子を使用した
光学顕微鏡により測定することができる。この適
当な方法は米国特許第4118372号に記載されてい
る。 高温における剛性の保持程度は動的機械分析に
より容易に測定することができる。この明細書に
詳細に記載した結果は、デユポン(Du Pont)
990熱分析機(Therimal Analyser)により制御
されたデユポン981動的機械的分析機〔Dynamic
Mechanical Analyser(DMA)〕により測定した
ものである。 サンプルは、約25mm×12mm×1.5mm厚さの型中
で、直径10cmのラム上に15トンの圧を加え、その
特定のサンプルについて溶融異方性が観察される
温度より30℃高い温度に4分間加熱することによ
り圧縮成形した。この温度は米国特許明細書第
4118372号に記載されている方法により測定した。
4分間加熱した後、サンプルを加圧したままで室
温まで自然放冷した。 測定機に装着した後、DMAを10℃/分の速度
で−120℃からのサンプルの融点まで走査せしめ
た。DMAからの信号として振動数(hz)及び減
衰信号V(mV)を記録した。これらの信号は、
次の式 E′=(4π2f2J−K)/2W(L/2+D)2(L)3
/(T) tanδ=CV/f2 E″=E′tanδ (式中、 W=サンプルの幅 L=サンプルの長さ T=サンプルの厚さ J、K、D、Vは装置の製造者によつて指示さ
れた方法により決定する装置定数である。) によりヤング率E′及び損失率E″に換算される。 この発明の生成物はフイラメント及びフイルム
のごとき任意の形の製品に使用することができる
が、高温において剛性保持性を有するため、成形
品、特に使用に際して高温にさらされる成形品に
使用する場合に特に有用である。 この発明のポリマーは、ポリマー技術において
常用される補助添加剤を含有する組成物を製造す
るのに使用されるが、特に、強化充填剤及び非強
化充填剤のごときポリマー組成物の性質を有意に
変える添加剤を含有する場合がある。これらの充
填剤は粒子状の場合もあり、板状構造を有する場
合もあり、あるいは繊維状の場合もある。これら
の充填剤は組成物の重量に対して2〜80%の濃度
とする。 次に、この発明を例によりさらに詳細に説明す
る。 例 1 撹拌機、窒素入口及びコールドトラツプを装着
した100mlの三口フラスコに2,6−アセトキシ
ナフトエ酸(25.9g、0.113mole)、テレフタル酸
(9.34g、0.0565mole)及びメタ−アセトキシア
セトアニリド(10.9g、0.0565mole)を仕込ん
だ。30分間窒素によりフラスコをパージした後、
このフラスコをあらかじめ240℃に加熱した金属
浴中に入れた。撹拌機を始動し、浴の温度を280
℃に上昇せしめた。260〜270℃で酢酸の留出が始
まつた。溶融物を270〜290℃にて40分間撹拌し、
そして理論量の95%の酢酸が除去されるまで20分
間300℃で加熱した。さらに2時間、300〜310℃
において、溶融物に3mmHgの真空を適用し、こ
の時間内に溶融物の粘度が上昇した。溶融物を真
空中で放冷した。この生成物は260℃において光
学的に異方性溶融性を示し、少なくとも400℃ま
でそうであつた。DMA剛性を前記の方法により
測定した。0℃において4.9GPaの値を得た。温
度を145℃まで上昇せしめたときなお前記の値の
50%が保持されており、180℃においては前記の
値の25%が保持されていた。 比較例 A 例1の方法を繰り返した。但し、メタ−アセト
キシアセトアニリドの代りに同量のレゾルシノー
ルアセテートを使用した。生成物は215℃〜400℃
より高温の範囲において異方性溶融性を示した動
的機械的分析の結果は、0℃におけるDMA剛性
に比べて110℃においてDMA剛性が50%低下し、
そして135℃において75%低下した。 比較例 B 例1と同様の方法を繰り返した。但し、メタ−
アセトキシアセトアニリドの代りに同モル量のp
−アセトキシアセトアニリドを使用した。280℃
〜400℃より高温の範囲にわたつて異方性溶融性
を示すポリマーを得た。動的機械的分析の結果、
105℃においてDMA剛性が50%低下し、そして
140℃において75%低下した。 例 2 例1の一般的方法を使用し、p−アセトキシ安
息香酸(0.12mole)、2,6−アセトキシナフト
エ酸(0.0675mole)及びメタ−アセトアミド安
息香酸(0.0625mole)からなるポリマーを製造
した。得られたポリマーは285℃〜400℃より高温
の範囲にわたつて異方性溶融性を示した。動的機
械的モジユラスは120℃においては50%低下し、
150℃において75%低下した。 比較例 C 例1の一般的方法を使用し、p−アセトキシ安
息香酸(0.12mole)、アセトキシナフトエ酸
(0.0675mole)及びm−アセトキシ安息香酸
(0.0625mole)からポリマーを製造した。得られ
たポリマーは240℃〜400℃より高い温度の範囲に
おいて異方性溶融性を示した。動的機械的分析に
より観察された0℃におけるDMA剛性を50%及
び25%を保持する温度はそれぞれ100℃及び115℃
であつた。 例 3 例1の方法に従つて、2,6−アセトキシナフ
トエ酸(1.72mole)、メタ−アセトキシアセトア
ニリド(0.57mole)及びテレフタル酸
(0.57mole)からポリエステルアミドを製造し
た。このポリマーは異方性溶融性を示した。
DMA分析の結果この物質は126℃において剛性
を50%保持し、そして163℃において25%保持し
た。このポリマーを射出成形して試験片を作り、
これについて曲げ弾性率、引張り強さ、及び衝撃
強さを測定した。得られた値を次の表に示す。
【表】
例 4
例1の一般的方法を使用し、クロロヒドロキノ
ンジアセテート(0.175mole)、メタ−アセトキ
シアセトアニリド(0.075mole)、ビス(4−フ
エニレンオキシ)エチレンジカルボン酸
(0.075mole)及びテレフタル酸(0.175mole)か
らポリエステルアミドの製造した。但し、反応温
度が300℃を越えないようにした。250℃と少なく
とも400℃の間で異方性溶融性を示すポリマーが
得られた。このポリマーは、120℃において50%、
135℃において75%の剛性を失つた。 比較例 D 例4の方法を使用して、クロロヒドロキノンジ
アセテート(0.125mole)、ビス(4−フエニレ
ンオキシ)エチレンジカルボン酸(0.0625mole)
及びテレフタル酸(0.0625mole)からポリエス
テルを製造した。このポリマーは240℃温度にお
いて異方性溶融性を示し、温度を400℃に上昇せ
しめてもなお異方性が観察された。温度に対する
DMA剛性挙動を測定した。DMA剛性は85℃に
おいて50%、110℃において75%低下した。 例 5 例4の方法に従つて、クロロヒドロキノンジア
セテート(0.125mole)、メタ−アセトキシアセ
トアニリド(0.075mole)、ジカルボキシジフエ
ニルエーテル(0.075mole)及びテレフタル酸
(0.175mole)からポリエステルアミドを製造し
た。このポリマーは250℃から少なくとも400℃ま
で異方性溶融性を示した。DMA分析の結果、
133℃において50%の剛性が保持され、148℃にお
いて25%の剛性が保持された。 比較例 E 例4の一般的方法に従つてクロロヒドロキノン
ジアセテート(0.125mole)、ジカルボキシジフ
エニルエーテル(0.0625mole)及びテレフタル
酸(0.0625mole)からポリエステルを製造した。
このポリマーは250℃と少なくとも400℃の間で異
方性溶融性を示した。DMA分析の結果、このポ
リマーは108℃において50%の剛性値を喪失し、
150℃において75%の剛性値を喪失した。 例 6 撹拌機、N2入口及びコールドトラツプを装着
した100mlの三つ口フラスコに、2,6−アセト
キシナフトエ酸(19.4g、0.084mole)、テレフタ
ル酸(7g、0.042mole)及び、3,3′−ジアセ
トアミドジフエニルスルホン(14g、
0.042mole)を仕込んだ。N2により30分間フラス
コをパージした後、フラスコをあらかじめ220℃
に加熱した浴に入れた。撹拌機を始動した。固形
分は250℃で溶融し、そして260〜270℃において
留出液が出た、溶融物を270℃にて30分間撹拌し、
さらに310℃にて30分間撹拌した。もはや留出液
が出なくなつたとき、溶融物を300〜310℃におい
て、3mmHgの真空下にて90分間撹拌した。この
間に溶融物は固形化した。ポリマーを真空中で放
冷した。このポリマーは290℃から少なくとも400
℃まで異方性溶融性を示すことが見出された。動
的機械的分析により、0℃におけるDMA剛性値
が5.0GPaであることが示された。この値は、温
度が205℃に達したとき50%低下した。230℃にお
いて、なお最初の剛性の25%が保持されていた。 スルホン含有反応体とテレフタル酸のモル濃度
を組成物の25%から15%に減少せしめ、2,6−
アセトキシナフトエ酸のモル濃度を70%に増加し
た点において上記のものと組成を異にするポリマ
ーを製造した。この生成物は290℃より高温にお
いて異方性溶融性を示した。0℃におけるDMA
剛性値の50%及び25%を保持する温度はそれぞれ
145℃及び200℃であつた。 例 7 例6の一般的方法に従つて次の分子構造 を有するポリマーを製造した。 ポリマーAは210℃より高温において異方性溶
融性を示し、少なくとも400℃まで保持された。
0℃におけるDMA剛性値の50%及び25%が保持
される温度はそれぞれ148℃及び162℃であつた。 ポリマーBは0℃において比較的低いDMA剛
性(1.6GPa)を有していたが、DMA剛性の保持
は良好であり、120℃において最初の値の50%を
保持し、180℃において25%を保持した。 例 8 例6の方法を使用し、2,6−アセトキシナフ
トエ酸(0.6mole)、テレフタル酸(0.2mole)及
びビスフエノール−S(0.2mole)からポリエス
テルを製造した。 DAM分析の結果、130℃において剛性の50%
を保持し、156℃において25%を保持していた。
ンジアセテート(0.175mole)、メタ−アセトキ
シアセトアニリド(0.075mole)、ビス(4−フ
エニレンオキシ)エチレンジカルボン酸
(0.075mole)及びテレフタル酸(0.175mole)か
らポリエステルアミドの製造した。但し、反応温
度が300℃を越えないようにした。250℃と少なく
とも400℃の間で異方性溶融性を示すポリマーが
得られた。このポリマーは、120℃において50%、
135℃において75%の剛性を失つた。 比較例 D 例4の方法を使用して、クロロヒドロキノンジ
アセテート(0.125mole)、ビス(4−フエニレ
ンオキシ)エチレンジカルボン酸(0.0625mole)
及びテレフタル酸(0.0625mole)からポリエス
テルを製造した。このポリマーは240℃温度にお
いて異方性溶融性を示し、温度を400℃に上昇せ
しめてもなお異方性が観察された。温度に対する
DMA剛性挙動を測定した。DMA剛性は85℃に
おいて50%、110℃において75%低下した。 例 5 例4の方法に従つて、クロロヒドロキノンジア
セテート(0.125mole)、メタ−アセトキシアセ
トアニリド(0.075mole)、ジカルボキシジフエ
ニルエーテル(0.075mole)及びテレフタル酸
(0.175mole)からポリエステルアミドを製造し
た。このポリマーは250℃から少なくとも400℃ま
で異方性溶融性を示した。DMA分析の結果、
133℃において50%の剛性が保持され、148℃にお
いて25%の剛性が保持された。 比較例 E 例4の一般的方法に従つてクロロヒドロキノン
ジアセテート(0.125mole)、ジカルボキシジフ
エニルエーテル(0.0625mole)及びテレフタル
酸(0.0625mole)からポリエステルを製造した。
このポリマーは250℃と少なくとも400℃の間で異
方性溶融性を示した。DMA分析の結果、このポ
リマーは108℃において50%の剛性値を喪失し、
150℃において75%の剛性値を喪失した。 例 6 撹拌機、N2入口及びコールドトラツプを装着
した100mlの三つ口フラスコに、2,6−アセト
キシナフトエ酸(19.4g、0.084mole)、テレフタ
ル酸(7g、0.042mole)及び、3,3′−ジアセ
トアミドジフエニルスルホン(14g、
0.042mole)を仕込んだ。N2により30分間フラス
コをパージした後、フラスコをあらかじめ220℃
に加熱した浴に入れた。撹拌機を始動した。固形
分は250℃で溶融し、そして260〜270℃において
留出液が出た、溶融物を270℃にて30分間撹拌し、
さらに310℃にて30分間撹拌した。もはや留出液
が出なくなつたとき、溶融物を300〜310℃におい
て、3mmHgの真空下にて90分間撹拌した。この
間に溶融物は固形化した。ポリマーを真空中で放
冷した。このポリマーは290℃から少なくとも400
℃まで異方性溶融性を示すことが見出された。動
的機械的分析により、0℃におけるDMA剛性値
が5.0GPaであることが示された。この値は、温
度が205℃に達したとき50%低下した。230℃にお
いて、なお最初の剛性の25%が保持されていた。 スルホン含有反応体とテレフタル酸のモル濃度
を組成物の25%から15%に減少せしめ、2,6−
アセトキシナフトエ酸のモル濃度を70%に増加し
た点において上記のものと組成を異にするポリマ
ーを製造した。この生成物は290℃より高温にお
いて異方性溶融性を示した。0℃におけるDMA
剛性値の50%及び25%を保持する温度はそれぞれ
145℃及び200℃であつた。 例 7 例6の一般的方法に従つて次の分子構造 を有するポリマーを製造した。 ポリマーAは210℃より高温において異方性溶
融性を示し、少なくとも400℃まで保持された。
0℃におけるDMA剛性値の50%及び25%が保持
される温度はそれぞれ148℃及び162℃であつた。 ポリマーBは0℃において比較的低いDMA剛
性(1.6GPa)を有していたが、DMA剛性の保持
は良好であり、120℃において最初の値の50%を
保持し、180℃において25%を保持した。 例 8 例6の方法を使用し、2,6−アセトキシナフ
トエ酸(0.6mole)、テレフタル酸(0.2mole)及
びビスフエノール−S(0.2mole)からポリエス
テルを製造した。 DAM分析の結果、130℃において剛性の50%
を保持し、156℃において25%を保持していた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 高温において改良された剛性保持性を有する
異方性溶融体形成性ポリマーの製造方法であつ
て、少なくとも40モル%の同軸の又は平行であつ
て且つ逆方向関係にある連鎖延長結合を有する二
価フエノール、芳香族ジカルボン酸、ヒドロキシ
芳香族酸、芳香族ジアミン、アミノフエノール及
びアミノ芳香族酸から選択されたポリエステル又
はポリエステルアミド形成性反応体と、5〜50モ
ル%の非線状反応体であつて次の二価基: 又は を含有するものとを反応させて、上記非線状反応
体を含有しない類似のポリマーと比較して高温に
おいて改良された剛性保持性を有するポリマーを
生成せしめることを特徴とする方法。 2 非線状反応体の濃度が10〜40モル%である、
特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3 次の二価基: を含有する前記非線状反応体が、 HO−R1−NH2 NH2−R2−NH2及び HOOC−R3−NH2、並びに これらの重合性誘導体 〔式中R1、R2、及びR3は、同一の場合もありそ
れぞれ異なる場合もあつて、次の構造 及び (式中Xは、直接結合であり、もしくは一O−、
>CO、>CH2、>SO2、>C(CH3)2、又はフエニル
基から選ばれる、) から選ばれ、そして、アミノ基は、単一環化合物
の場合には他の連鎖延長結合に対してメタ位にあ
り、複数環系の場合には、Xにリンクした又は直
接に環にリンクした外向き結合(outgoing
bond)に対してメタ位にある、〕 で示される、特許請求の範囲第1項又は第2項に
記載の方法。 4 前記非線状−SO2−含有残基が次の式: 及び 〔式中、A及びBは同一であり、又は異なつてお
り、−OH、−NH2、−COOH、−Q−OH、−QNH2
及び−Q−COOH(ここでQはフエニル基又は次
の構造 を有する)、並びにこれらの重合性誘導体から選
ばれる、〕 で表わされる、特許請求の範囲第1項又は第2項
に記載の方法。 5 前記の同軸の又は平行であつて且つ逆方向関
係にある連鎖延長結合を有する残基が場合によつ
ては芳香族ジカルボン酸及び/又はジフエノール
の存在下でのヒドロキシ芳香族酸から選択され
る、特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1
項に記載の方法。 6 前記の同軸の又は平行で且つ逆方向関係にあ
る連鎖延長結合を有する残基が芳香族ジカルボン
酸及びジフエノールから選択される、特許請求の
範囲第1項〜第4項のいずれか1項に記載の方
法。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB8134512 | 1981-11-16 | ||
| GB8134511 | 1981-11-16 | ||
| GB8134511 | 1981-11-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5889618A JPS5889618A (ja) | 1983-05-28 |
| JPH0348217B2 true JPH0348217B2 (ja) | 1991-07-23 |
Family
ID=10525924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19987282A Granted JPS5889618A (ja) | 1981-11-16 | 1982-11-16 | 高温において改良された物理特性を有する異方性ポリマーの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5889618A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0717748B2 (ja) * | 1986-12-19 | 1995-03-01 | 川崎製鉄株式会社 | 芳香族ポリエステルアミド |
| JP5759111B2 (ja) * | 2010-05-10 | 2015-08-05 | Jx日鉱日石エネルギー株式会社 | 共重合体及び成形体 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5078634A (ja) * | 1973-11-16 | 1975-06-26 |
-
1982
- 1982-11-16 JP JP19987282A patent/JPS5889618A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5889618A (ja) | 1983-05-28 |
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