JPH0348831B2 - - Google Patents

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JPH0348831B2
JPH0348831B2 JP59054629A JP5462984A JPH0348831B2 JP H0348831 B2 JPH0348831 B2 JP H0348831B2 JP 59054629 A JP59054629 A JP 59054629A JP 5462984 A JP5462984 A JP 5462984A JP H0348831 B2 JPH0348831 B2 JP H0348831B2
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JP
Japan
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activated carbon
weight
specific surface
surface area
fiber
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Application number
JP59054629A
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English (en)
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JPS60198166A (ja
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Nobuo Ishizaki
Hiroshi Shimizu
Masuo Kido
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Publication date
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  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、原子炉流出ガスからの放射性沃素、
特にヨウ化メチル−131(CH3I131)に対する呼吸
器保護具用カートリツジに関するものである。 放射性沃素は人体の甲状腺に蓄積され、発がん
性の大なる物質であるので原子炉施設に浮遊せる
極微量の放射性沃素でさえ人体の呼吸器管からの
吸収は最大限に防護されねばならない。 従来、原子炉施設等から放出される排ガス中に
含有されている元素状沃素は、ヤシガラ系あるい
は石炭系の粒状活性炭により除去されている。し
かし、元素状ヨウ素が有機性化合物、特にヨウ化
メチル等のヨウ化アルキルに変化した場合、粒状
活性炭そのものでは除去効率は低く、該活性炭に
ヨウ化カリウム、トリヨウ化カリウム、元素状沃
素、ヨウ化第2すず、ヨウ化アルミニウム、モル
フオリン、ピペリジン、ピペラジン等の放射性ヨ
ウ化メチルと反応する物質を添着する方法が試み
られている。 しかしながら、粒状活性炭へのこれらの添着剤
の添着量は高々5重量%であり、該添着剤のヨウ
化メチル除去能改良効果に限界があつた。 一方、呼吸保護具用カートリツジの成型は粒状
活性炭を金属製の円形カートリツジに充填するこ
とにより作製される。その際活性炭粒子間のすき
間より被処理ガスのリークを避けるよう均一に活
性炭粒子をカートリツジ内に充填するためにはカ
ートリツジの通気開孔率は50%以下にする必要が
あり、必然的にヨウ化メチルガスに対する除去効
率の低下は避け得なかつた。 除去効率を高めるため、活性炭の粒径を小さく
することあるいはカートリツジの厚みを増大さす
ことが考えられるが、通気抵抗が高くなりすぎた
り、重量が大きくなりすぎカートリツジの操作性
および取り扱いが困難になるという問題が生じ
る。 しかして本発明者等は、繊維状活性炭を用いて
コンパクトで放射性沃素に対して除去効率が高
く、着用感の優れた呼吸保護具用マスク・カート
リツジを得る手段について鋭意研究した結果、下
記のような構造を有するカートリツジが特別にす
ぐれていることを見い出し本発明に到達した。 即ち、本発明は1,4−ジアザビシクロ〔2,
2,2〕オクタンあるいはその誘導体を5重量%
以上添着した比表面積1000m2/g以上の繊維状活
性炭からなる不織布が通気開孔率60%以上の容器
に充填されてなる呼吸具吸収缶である。 本発明に用いる繊維状活性炭は1,4−ジアザ
ビシクロ〔2,2,2〕オクタンを添着した後の
BET法比表面積が1000m2/g以上であることが
必要である。即ち、添着後の比表面積が1000m2
g未満の場合は、ヨウ化メチル分子との反応速度
が低下し、本発明の効果が発揮されない。即ち、
そのためには添着前の繊維状活性炭の比表面積は
おおよそ1400m2/g以上という従来の粒状炭では
考えられない高比表面積を有することが必要であ
る。 なお、比表面積は常圧下の液体窒素の沸点(−
195.8℃)における吸着側の窒素ガス吸着等温線
を用いてBET法の計算法(慶伊富長「吸着」共
立出版)により求めた。 上記繊維状活性炭は、特に下記2点に注意する
ことによつて製造される。 (1) 灰分含有率の低い精製された原料繊維を使用
すること。 (2) 賦活処理は、水蒸気含有率10容量%以上の活
性ガス雰囲気下で入念に行うこと。 上記(1)の灰分含有率の低い精製された原料繊維
を使用することは、収率よく、高強度の繊維状活
性炭を得る上にぜひ必要なことであり、具体的に
は、再生セルロース繊維、硬化フエノール樹脂繊
維、ポリアクリロニトリル繊維等が例挙される。 該原料は、再生セルロース繊維の場合には、燐
酸のアンモニウム塩のような難燃剤を含浸後、又
ポリアクリロニトリル繊維の場合には、空気中で
200〜300℃で充分耐炎化処理後、フエノール樹脂
繊維の場合にはそのまま不活性ガス雰囲気下で
600〜900℃に加熱することによつて炭化する。 得られた炭化物を上記(2)の賦活処理に付する
が、該賦活処理は、該炭化物を水蒸気含有率10容
量%以上の活性ガス雰囲気下において850〜950℃
で加熱処理する。処理時間は、処理温度、水蒸気
濃度、被処理物の形態等により変動するため、画
一的には決められないが、賦活収率が50〜15%に
なるよう長時間活性化処理する。もちろん、この
賦活処理を2度以上に分割して行つてもよい。 本発明に係る活性炭素繊維は不織布状で使用す
ることが必要である。活性炭素繊維としては通気
抵抗の点からその繊維径が5〜50μm、特に25〜
40μmのものを使用することが好ましい。 又本発明に用いる添着剤は1,4−ジアザビシ
クロ〔2,2,2〕オクタン又はそのC−アルキ
ル誘導体(2メチル、2エチル、2プロピル)を
用いることが必要である。 かかる添着剤は高求核性の環状アミンであり、
ヨウ化メチルとの反応速度が従来使用されてきた
ヨウ化カリウム(KI3)に比べて著しく大である
こと、繊維状活性炭に容易に添着されること、及
び蒸気圧が低いこと等の特色を有するものであ
る。 該添着剤の添着量は、5重量%以上であること
が必要である。即ち、5重量%未満では、本発明
の高比表面積繊維状活性炭との添着効果の相乗作
用が小さく、本発明の効果が発揮されない。又、
30重量%以上とあまり多く添着させると添着後の
比表面積が1000m2/g以下になり、かかる場合も
本発明の効果を奏せず好ましくない。 かかる添着剤の添着法は、添着剤の溶液に該繊
維状活性炭を浸漬、乾燥する、あるいは添着剤溶
液を噴霧して、溶液を附着させた後乾燥する方法
等がある。 又、本発明に係る添着剤とともにヨウ化カリウ
ム、トリヨウ化カリウム、ヨウ素、臭素、硝酸銀
等の他の添着剤を併用してもよい。 上記添着繊維状活性炭は、フエルト状で、通気
開孔率が60%以上の円形のマスク・カートリツジ
容器内に充てんされる。充填密度が0.06g/c.c.〜
0.10g/c.c.になるよう充填されるのが好ましい。 本発明の放射性沃素除去用マスク・カートリツ
ジは、吸着速度の大きい高比表面積の繊維状活性
炭に、ヨウ化メチルに対して反応速度の大なる添
着剤を多量に添着後、開孔率の大なるカートリツ
ジに、効率よく充填しているため、抜群のヨウ化
メチル除去効率を有し、しかも呼吸気抵抗を低下
せしめ、軽量であるため着用感にすぐれ、長時間
の着用が可能であるという大きな特徴を有するも
のである。 次に実施例について本発明を更に詳細に説明す
る。 実施例 1 繊維長38mm、繊維径30デニールの再生セルロー
ス繊維をフエルト化後、10重量%の燐酸アンモニ
ウム水溶液を含浸し、300℃で耐炎化処理後、窒
素ガス気流下において、850℃まで2時間を要し
て昇温、炭化した。その後、水蒸気を20容量%含
有する窒素気流中において850℃で4時間活性化
処理を施し、繊維径30μm、BET法比表面積が
1500m2/g、目付200g/m2、厚み4mmのフエル
ト状にされた繊維状活性炭を得た。また比較例と
して、上記実施例の製造条件のうち活性化処理を
1時間とした場合(比較例1)の繊維径35μm、
BET法比表面積が1000m2/g、目付300m2/g、
厚み6mmのフエルト状活性炭を得た。 該フエルト状活性炭を5重量%の1,4−ジア
ザビシクロ〔2,2,2〕オクタン水溶液に浸
漬、脱水、乾燥することにより、該添着剤を8重
量%添着させた。 該添着フエルトを、直径75mmφ、厚み15mm、通
気開孔率70%のポリプロピレン製容器に充填密度
0.10g/c.c.になるよう充填して、呼吸具吸収缶を
得た。 該吸収缶を、内径76mmφのガラス管カラムに装
填し、沃化メチル含有濃度9ppm、相対湿度83%
の空気を30/minで流し、除去率の時間変化を
求めた結果を表−1に示す。 比較例 2,3 実施例1のフエルト状活性炭に1,4ジアザビ
シクロ〔2,2,2〕オクタンの添着量を30重量
%および1重量%にしたときの結果を表−1に示
す。 比較例 4 実施例1の添着フエルトを直径75mmφ、厚み15
mm、開孔率が40%のブリキ製容器に充填後、性能
評価をおこなつた。 実施例 2 繊維径10デニール、繊維長10mmの不溶融化され
たノボラツク型フエノール樹脂繊維を不織布に成
型後500℃で3時間窒素ガス雰囲気下において炭
化処理を施し、不織布状の炭素繊維を得た(収率
65%)。 次いで該炭素繊維フエルトを、水蒸気を20容量
%含有した窒素ガス雰囲気下において900℃で5
時間賦活処理を施し、繊維径28μm、目付け100
g/m2、厚み2mm、BET法比表面積が1700m2
gの不織布状活性炭を得た。 該活性炭を実施例1と同様に、1,4ジアザビ
シクロ〔2,2,2〕オクタンを15重量%添着後
(比表面積1200m2/g)、直径75mmφ、厚み10mm、
開孔率70%のポリプロピレン製容器に充填密度
0.10g/c.c.になるよう充填後、実施例1と同じ条
件、ヨウ化メチルガス除去能を評価した。 比較例 5 1,4ジアザビシクロ〔2,2,2〕オクタン
を4重量%添着された8〜14メツシユのヤシガラ
活性炭(BET法比表面積900m2/g)を直径75mm
φ、厚み10mm、開孔率40%のブリキ製容器に充填
密度0.5g/c.c.になるよう充填後、実施例1と同
様に評価した。 【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1,4−ジアザビシクロ〔2,2,2〕オク
    タンあるいはその誘導体を5重量%以上添着した
    比表面積1000m2/g以上の繊維状活性炭からなる
    不織布が通気開孔率60%以上の容器に充填されて
    なる呼吸具吸収缶。
JP59054629A 1984-03-21 1984-03-21 呼吸具吸収缶 Granted JPS60198166A (ja)

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JP59054629A JPS60198166A (ja) 1984-03-21 1984-03-21 呼吸具吸収缶

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JPS60198166A JPS60198166A (ja) 1985-10-07
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FR2760759B1 (fr) * 1997-03-14 1999-06-11 Carbone Ind Procede de realisation de textures activees en fibres de carbone
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