JPH0349023B2 - - Google Patents

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JPH0349023B2
JPH0349023B2 JP12227484A JP12227484A JPH0349023B2 JP H0349023 B2 JPH0349023 B2 JP H0349023B2 JP 12227484 A JP12227484 A JP 12227484A JP 12227484 A JP12227484 A JP 12227484A JP H0349023 B2 JPH0349023 B2 JP H0349023B2
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helium
superfluid
tank
valve
helium tank
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JP12227484A
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JPS611962A (ja
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Akio Sato
Hideaki Saura
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP12227484A priority Critical patent/JPS611962A/ja
Publication of JPS611962A publication Critical patent/JPS611962A/ja
Publication of JPH0349023B2 publication Critical patent/JPH0349023B2/ja
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  • Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、超流動ヘリウム発生装置に係わり、
特に常流動ヘリウム槽から超流動ヘリウム槽へ液
体ヘリウムを供給する方式の超流動ヘリウム発生
装置の改良に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
周知のように、液体ヘリウムはラムダ点
(2.17K)以下の温度で超流動状態に転移する。
このような超流動ヘリウムは、超電導コイルの冷
却や各種実験等の冷媒として用いられている。
ところで、超流動ヘリウムを発生させるには、
一般には、液体ヘリウムが収容された容器の内部
を真空ポンプで排気して、その際の蒸発潜熱によ
り容器内部の液体ヘリウムを冷却する方法が用い
られる。容器内部に収容されている液体ヘリウム
の量は限られているため、長時間運転することは
できず、一定時間毎に液体ヘリウムを補給しなけ
ればならない。この場合、外部から超流動ヘリウ
ム槽へ液体ヘリウムを度々補給するのは繁雑であ
る。特に、超流動ヘリウム発生装置に、超電導磁
石装置等を冷却するための4.2Kの常流動ヘリウ
ム槽が付加されている場合には、この常流動ヘリ
ウム槽から液体ヘリウムを供給する方が能率的で
ある。
このような要求を満たす超流動ヘリウム発生装
置として、たとえば第8図に示すものがある。
すなわち、第8図において1は、外面が真空断
熱槽2を介して熱シールド部材3で覆われ、内部
に4.2Kの常流動ヘリウムPを収容してなる常流
動ヘリウム槽である。この常流動ヘリウム槽1の
内部には、その底面近傍に被冷却対象である超電
導コイル4が、また、この超電導コイル4の上方
に真空容器5が、それぞれ上記常流動ヘリウムP
に浸漬される関係に収容されている。真空容器5
は、その底面から下方へ前記超電導コイル4の中
心孔に嵌入するように突出した有底筒状部6と、
その上面から常流動ヘリウムPの液面上に延出す
る筒状の上部突周壁7を一体的に形成したものと
なつている。この真空容器5の内部には、超流動
ヘリウム槽8が収容されており、この超流動ヘリ
ウム槽8と上記真空容器5との間には、真空断熱
槽9が形成されている。超流動ヘリウム槽8は、
その底面下方から真空断熱槽5の有底筒状部6の
内部に嵌入する有底筒状部10を有し、内部に超
流動ヘリウムQを収容したものである。
また図中11は、超流動ヘリウム槽8の上部壁
から真空容器5の上部突周壁7内部を貫通し、常
流動ヘリウム槽1の上部壁を気密に貫通して設け
られたヘリウムガスの排気管である。この排気管
11の上端部は、配管12を介して真空ポンプ1
3に接続されている。
しかして、真空断熱槽9の内部には、常流動ヘ
リウム槽1と、超流動ヘリウム槽8との間を接続
する連絡管16が設けられている。連絡管16に
は、連絡管16を選択的に開閉するための弁17
が介挿されている。この弁17は、常流動ヘリウ
ム槽1の上部壁まで導かれた操作棒18によつて
開閉操作が可能なものとなつている。
このように構成された超流動ヘリウム発生装置
は、超流動ヘリウム槽8の有底筒状部10内に測
定用のプローブを設置して、超電導コイル4の試
験装置として使用される。超流動ヘリウムQの収
容量が少なくなつた時には、操作棒18の操作に
よつて弁17を開放し、常流動ヘリウム槽1内部
に収容された常流動ヘリウムPを超流動ヘリウム
槽8の内部に供給する。超流動ヘリウム槽8の内
部に4.2Kの常流動ヘリウムを導入したら、上記
弁17を閉塞し、真空ポンプ13を稼働して超流
動ヘリウム槽8の内部を減圧する。減圧が進行す
ると、液体ヘリウムは、飽和蒸気圧に対応する温
度まで冷却され、ラムダ点に達すると超流動状態
に転移する。この装置は、このようにして超流動
ヘリウムを発生させるようにしている。
ところが、従来の超流動ヘリウム発生装置にお
いては、次のような問題があつた。
すなわち、超流動ヘリウム槽8の内部に収容さ
れた液体ヘリウムの温度Tsがラムダ点以下にな
ると、超流動ヘリウムの熱伝導率は、非常に大き
くなる。したがつて、超流動ヘリウム槽8から弁
17に至る連絡管16の内部の温度勾配が略零と
なるので、弁17の超流動ヘリウム槽側の温度も
Tsとなる。弁17の締切り部の距離も極短いの
で、締切り部の両端で発生する温度差δTも非常
に小さい。従つて、超流動ヘリウム槽8内部に収
容された液体ヘリウムの温度Tsが(2.18−δT)
K以下になると、弁17の常流動ヘリウム槽1側
の温度もラムダ点を切ることになる。前述したよ
うにラムダ点以下での液体ヘリウムの熱伝導率
は、非常に大きいので、このように弁17の常流
動ヘリウム槽1側の温度がラムダ点を切ると、連
絡管16の内部の温度勾配がなくなり、結局、常
流動ヘリウム槽1のヘリウム供給口の温度までも
がラムダ点以下になつてしまう。
通常、液体ヘリウムの比重は、ラムダ点で最大
になるので、常流動ヘリウム槽1のヘリウム供給
口に発生したラムダ点の超流動ヘリウムは、つぎ
つぎに常流動ヘリウム槽1の底に落ちることにな
る。このため、常流動ヘリウム槽1内の前記ヘリ
ウム供給口の上面より下に位置するヘリウムの全
部が超流動ヘリウムになるまで定常状態になるこ
とはない。つまり、ラムダ点以下まで冷却したい
のは超流動ヘリウム槽8内の液体ヘリウムである
が、従来の装置にあつては、常流動ヘリウム槽1
の内部の液体ヘリウムまで超流動状態にしなけれ
ばならず、このため、冷却コストがかさむばかり
か、初期冷却に長時間を必要とするという問題が
あつた。
〔発明の目的〕
本発明は、このような問題点に鑑みなされたも
のであり、その目的とするところは、常流動ヘリ
ウム槽と超流動ヘリウム槽との間の熱流入を抑
え、もつて超流動ヘリウムの初期冷却を短時間に
効率良く行なうことができる超流動ヘリウム発生
装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、超流動ヘリウム槽と常流動ヘリウム
槽とを接続する連絡管の前記超流動ヘリウム槽側
に第1の弁を介挿するとともに、前記連絡管の前
記常流動ヘリウム槽側に第2の弁を介挿し、超流
動ヘリウム槽内部の液体ヘリウムのラムダ点以下
への冷却時に、前記第1および第2の弁を閉にし
た状態で前記連絡管の内部でかつ前記両弁間に存
在する液体ヘリウムを気化または排出させる手段
を備えたことを特徴としている。
〔発明の効果〕
上記のような構成を採用すれば、超流動ヘリウ
ム槽と常流動ヘリウム槽とを連絡する連絡管内部
に熱伝導率の小さなヘリウムガスまたは真空層を
介在させることにができる。したがつて、超流動
ヘリウム槽内部の液体ヘリウムを冷却する場合に
は、上記ヘリウムガスまたは真空層によつて超流
動ヘリウム槽と常流動ヘリウム槽との間の温度勾
配を付与することができるので、常流動ヘリウム
槽と超流動ヘリウム槽との間の熱流入を大幅に低
減させることができる。したがつて、この場合に
は、常流動ヘリウム槽内部の液体ヘリウムをラム
ダ点以下まで冷却する必要は全くなくなるので、
超流動ヘリウム槽内部の液体ヘリウムを効率良く
冷却することができる。
〔発明の実施例〕
以下、図面を参照し、本発明の実施例について
説明する。
第1図および第2図は、本発明を前述した試験
装置に適用した例を示すもので、第8図と同一部
分には同一符号を付してある。したがつて重複す
る部分の説明は省略するものとする。
本実施例が従来例と異なるのは次の点にある。
すなわち、真空断熱槽9の内部に設けられ、常流
動ヘリウム槽1と超流動ヘリウム槽8とを連絡す
る連絡管21には、2つの弁、すなわち超流動ヘ
リウム槽8側には第1の弁22が、また常流動ヘ
リウム槽1側には第2の弁23がそれぞれ介挿さ
れている。これら両弁22,23は、常流動ヘリ
ウム槽1の上部壁まで延びる操作棒24,25に
よつてそれぞれ開閉操作が可能なものとなつてい
る。連絡管21の上記両弁22,23間には、真
空容器5の上部壁および常流動ヘリウム槽1の上
部壁をそれぞれ気密に貫通して常流動ヘリウム槽
1の上部に延びる配管26の一端側が接続されて
いる。この配管26の他端側は、排気弁27、配
管28を介してヘリウムガスの排気管11の上端
部に接続されている。排気弁27は、操作棒29
によつて開閉操作が可能な構造となつている。な
お、上記排気管11の上端部で、かつ上記配管2
8が接続された部分と、超流動ヘリウム槽8に至
る部分との間には、排気管11を選択的に開閉す
るバタフライバルブ30が設けられている。
しかして、このように構成された本実施例に係
る装置の作用を、第1図および同図中A部を詳細
に示した第2図を用いて説明する。
まず、超流動ヘリウム槽8の内部に液体ヘリウ
ムを供給する場合には、操作棒24,25を操作
して、第1および第2の弁22,23を開ける。
これによつて、常流動ヘリウム槽1から超流動ヘ
リウム槽8に液体ヘリウムが供給される。液体ヘ
リウムが移送されたら、第1および第2の弁2
2,23と、バタフライバルブ30を閉じ、排気
弁27を開ける。このとき、連絡管21の内部
は、液体ヘリウムで満たされている。この状態
で、真空ポンプ13を稼働すると、連絡管21内
部の液体ヘリウムは気化し、これによつて生じた
ヘリウムガスは、配管26〜排気弁27〜配管2
8〜排気管11〜配管12〜真空ポンプ13の経
路で真空排気される。連絡管21内部のヘリウム
ガスが排出され、真空度が向上したら、排気弁2
7を閉じる。
次に、超流動ヘリウム槽8の内部に収容された
4.2Kの液体ヘリウムを2.18Kまで冷却する場合に
は、排気弁27を閉じ、バタフライバルブ30を
開けるとともに真空ポンプ13を稼働して、超流
動ヘリウム槽8内部を減圧する。これによつて、
上記超流動ヘリウム槽8の内部に収容された液体
ヘリウムは、飽和蒸気圧に対応する温度まで冷却
され、ついには超流動状態となる。
そして、この場合には、超流動ヘリウム槽8
と、常流動ヘリウム槽1とを接続する連絡管21
の内部は、真空状態となつているので、超流動ヘ
リウムによる熱伝導は、この真空部分で遮断され
る。つまり、この真空部分に温度勾配を持たせる
ことができる。
なお、第3図に示すように連絡管21にヒータ
36を設けるとともに、このヒータ36にスイツ
チ37を介して電源38を接続し、連絡管21内
部のヘリウム排気時に、上記スイツチ37を投入
するようにすれば、ヒータ36によつてヘリウム
の蒸発が促進され、連絡管21内部の排気速度を
高めることができる。
第4図および第5図は、連絡管22内部を真空
排気させることなしに本発明の効果を得るように
した装置の構成例を示すものである。
すなわち、この場合には、第1の弁22を第2
の弁23よりも下方に配置するようにしている。
このため、連絡管21は垂直方向に比較的長く延
びる部分21aを有する。この部分21aの内部
には、第5図に示すように、内方に突出する突周
壁41が設けられている。
このように構成された本実施例の作用について
説明する。
まず、超流動ヘリウム槽8へ液体ヘリウムを供
給する場合には、第1および第2の弁22,23
を開き、常流動ヘリウム槽1の内部に収容された
液体ヘリウムを超流動ヘリウム槽8の内部に移送
させる。超流動ヘリウム槽8への液体ヘリウムの
供給が終了したら、第1および第2の弁22,2
3を閉じ、さらにバタフライバルブ30を開けて
真空ポンプ13を稼働する。この状態では、連絡
管21内部は液体ヘリウムで満たされている。超
流動ヘリウム槽8内部の減圧が進むと、超流動ヘ
リウム槽8内部の液体ヘリウムが飽和蒸気圧に対
応する温度まで冷却さる。これに伴つて、連絡管
21内部の液体ヘリウムPも冷却され、その密度
が徐々に高くなる。したがつて、連絡管21の内
部で弁22,23間の部分には気相が生じる。第
1の弁22は、第2の弁23よりも下方に位置し
ているので、液体ヘリウムPは第1の弁22側に
溜り、気相は、第2の弁23側に溜る。冷却がさ
らに進んで、超流動ヘリウム槽8の内部の液体ヘ
リウムがラムダ点以下になると、上記気相部分は
さらに増え、連絡管21の内部は、ほとんどがヘ
リウムガスで満たされることになる。
このように連絡管内部がヘリウムガスで満たさ
れれば、このヘリウムガスに温度勾配を付与でき
るので、前述した効果を得ることができる。
なお、超流動ヘリウムは、配管内面を這上がる
性質を有している。このため、本実施例では、連
絡管21の気相形成部分に突周壁41を設け、こ
の突周壁41で超流動ヘリウムの這上がりを阻止
するようにしている。このような突周壁41は、
多段に設けることによつて、その効果をさらに高
めることができる。この結果、管壁内面に形成さ
れる超流動ヘリウムの液膜を通じた熱流入も低減
できる。
また、このような突周壁41に代えて、たとえ
ば、第6図に示すように、第1の弁22と第2の
弁23との間に中間弁42を設け、連絡管21内
部に収容された液体ヘリウムPの自由液面が、中
間弁42と第1の弁22との間まで下がつた段階
で、操作棒43によつて中間弁42を締切り、超
流動ヘリウムの這上がりを阻止するようにしても
よい。
第7図は、本発明を加圧超流動ヘリウム発生装
置に適用した例を示す図である。
すなわち、図中51は、4.2Kの常流動液体ヘ
リウムPを収容した常流動ヘリウム槽であり、ま
た52は、非飽和超流動ヘリウムを収容する非飽
和超流動ヘリウム槽である。非飽和超流動ヘリウ
ム槽52の内部には、この槽52内を冷却するた
めの飽和超流動ヘリウム槽53が収容されてい
る。この飽和超流動ヘリウム槽53の一端側は、
ジユールトムソン(以下、「JT」と呼ぶ。)弁5
4、JT熱交換器55の一次側を介して前記常流
動ヘリウム槽51に接続されている。また、飽和
超流動ヘリウム槽53の他端側は、上記JT熱交
換器55の二次側を介して真空ポンプ56の吸込
み口に接続されている。真空ポンプ56の吐出し
口は、コンプレツサ57を介して冷凍器58に接
続されている。そして、この冷凍機58によつ
て、常流動ヘリウム槽51の内部を冷却するよう
にしている。
常流動ヘリウム槽51と非飽和超流動ヘリウム
槽52とは、連結管61によつて接続されてい
る。この連結管61の非飽和超流動ヘリウム槽5
2側に位置する部分には、第1の弁62が介挿さ
れている。また、上記連絡管61の常流動ヘリウ
ム槽51側に位置する部分には、第2の弁63が
介挿されている。上記連絡管61の上記両弁6
2,63間には、配管64が接続されており、こ
の配管64は、排気弁65を介して真空ポンプ6
6に接続されている。連絡管61には、ヒータ6
7が設置されている。
一方、冷凍機58と非飽和超流動ヘリウム槽5
2とは、連絡管71によつて接続されている。こ
の連結管71の非飽和超流動ヘリウム槽52側に
位置する部分には、第3の弁72が介挿されてい
る。また、上記連絡管71の冷凍機58側に位置
する部分には、第4の弁73が介挿されている。
上記連絡管71の上記両弁72,73間には、配
管74が接続されており、この配管74は、排気
弁75を介して真空ポンプ66に接続されてい
る。連絡管71には、ヒータ76が設置されてい
る。なお、配管64には、配管64内部の過圧時
に開放する安全弁77が接続されている。そし
て、両ヘリウム槽51,52、JT熱交換器55、
JT弁54、各弁62,63,65,72,73
および各管61,64,71,74などは、熱シ
ールド部材78で覆われて、外部からの熱侵入を
防止するようにしている。
次に、このように構成された装置の作用につい
て説明する。
まず、非飽和超流動ヘリウム槽52への初期注
液に際しては、排気弁65,75を共に閉じると
ともに、弁62,63,72,73を開けて液体
ヘリウムを注液する。4.2Kの液体ヘリウムが、
常流動液体ヘリウム槽51および非飽和超流動ヘ
リウム槽52の内部に十分溜まつたら、弁72,
73を閉じきり、弁75を開け、かつ真空ポンプ
66を稼働して、連絡管71内部を真空排気す
る。この時、ヒータ76を付勢して、排気の速度
を高めるようにしても良い。
次に、弁62,63を液体ヘリウムが多少漏れ
る程度に緩く閉じて冷却を開始する。冷却は、非
飽和超流動ヘリウム槽52の内部を一気圧に保つ
とともに、真空ポンプ56、コンプレツサ57、
冷凍機58を稼働させることによつてなされる。
つまり、真空ポンプ56の動作によつて、常流動
ヘリウム槽51内の4.2Kのヘリウムの一部がJT
熱交換器55の一次側〜JT弁54〜飽和超流動
ヘリウム槽53〜JT熱交換器55の二次側の経
路で流れる。飽和超流動ヘリウム槽53内が真空
ポンプ56によつて、非飽和超流動ヘリウム槽5
2内の温度よりも低い温度に対応する飽和蒸気圧
に排気されているものとすると、常流動ヘリウム
槽51を出たヘリウムは、JT熱交換器55の一
次側を通る間に、たとえば2.2Kまで予冷され、
続いてJT弁でJT膨張して、ガスと液とになる。
この液が飽和超流動ヘリウム槽53内を通る間に
蒸発し、これによつて、非飽和超流動ヘリウム槽
52内のヘリウムを冷却するようにしている。
非飽和超流動ヘリウム槽52内の液体ヘリウム
の密度は、ラムダ点に冷却されるまでの間に変化
するが、弁62,63が僅かに開いているので、
非飽和超流動ヘリウム槽52内の圧力は、一気圧
に保たれている。
非飽和ヘリウム槽52内部の液体ヘリウムがラ
ムダ点に達したら、弁62,63を閉じ、弁65
を開けて真空ポンプ66を駆動する。これによつ
て、連絡管61内部が排気される。この時、ヒー
タ67を付勢して排気速度を高めるようにしても
よい。この結果、連絡管61内部を通じた常流動
ヘリウム槽51と非飽和超流動ヘリウム槽52と
の間の熱流入が著しく減少するので、非飽和超流
動ヘリウム槽52内部に収容された液体ヘリウム
の冷却を効率良く行なうことができる。
ところで、このような加圧超流動ヘリウム発生
装置は、通常、超電導磁石装置の冷却等に用いら
れる。したがつて、この場合超電導破壊時の対策
についても十分に考慮する必要がある。この装置
では弁62,65を電磁弁で構成し、これら弁6
2,65を、超電導破壊時の非飽和超流動ヘリウ
ム槽52内の圧力振動を検出した際に全開にする
ようにしている。弁62,65の開放時の非飽和
ヘリウム槽52内のヘリウムガスは、安全弁77
を通じて大気に放出されるようになつている。
以上、各実施例で説明したように、本発明によ
れば、前述した効果を十分に奏することができ
る。さらに、本発明は、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係る超流動ヘ
リウム発生装置の概略構成を示す縦断面図、第2
図は同図におけるA部を詳細に示す一部切欠拡大
側面図、第3図は同装置の変形例の主要部を示す
一部切欠拡大側面図、第4図は本発明の第2の実
施例に係る超流動ヘリウム発生装置の概略構成を
示す縦断面図、第5図は同図におけるB部を詳細
に示す一部切欠拡大側面図、第6図は同装置の変
形例の主要部を示す一部切欠拡大側面図、第7図
は本発明の第3の実施例に係る超流動ヘリウム発
生装置の概略構成を示すフロー図、第8図は従来
の超流動ヘリウム発生装置の概略構成を示す縦断
面図である。 1,51……常流動ヘリウム槽、4……超電導
コイル、8……超流動ヘリウム槽、11……排気
管、13,56,66……真空ポンプ、16,2
1,61,71……連絡管、17,22,23,
62,63,72,73……弁、18,24,2
5,43……操作棒、27,65,75……排気
弁、36,67,76……ヒータ、41……突周
壁、42……中間弁、52……非飽和超流動ヘリ
ウム槽、53……飽和超流動ヘリウム槽、54…
…JT弁、55……JT熱交換器、57……コンプ
レツサ、58……冷凍機、77……安全弁、P…
…常流動ヘリウム、Q……超流動ヘリウム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内部に常流動液体ヘリウムを収容した常流動
    ヘリウム槽と、内部に超流動液体ヘリウムを収容
    する超流動ヘリウム槽と、これら両ヘリウム槽を
    接続する連絡管と、この連絡管を介して前記常流
    動ヘリウム槽から前記超流動ヘリウム槽へ供給さ
    れた常流動液体ヘリウムをラムダ点以下の温度ま
    で冷却する冷却手段とを備えた超流動ヘリウム発
    生装置において、前記連絡管の前記超流動ヘリウ
    ム槽側および前記常流動ヘリウム槽側にそれぞれ
    介挿され、前記冷却手段を動作させるに先立つて
    閉じられる第1および第2の弁と、これらの弁が
    閉じられた状態下で前記連絡管内の上記両弁間に
    位置する部分に存在する液体ヘリウムを排出する
    排出手段とを備えてなることを特徴とする超流動
    ヘリウム発生装置。 2 前記排出手段は、前記連絡管内の前記両弁間
    に位置する部分を排気する真空ポンプを備えたも
    のであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の超流動ヘリウム発生装置。 3 前記排出手段は、前記連絡管内の前記両弁間
    に位置する部分を加熱するヒータを備えているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の超流
    動ヘリウム発生装置。 4 内部に常流動液体ヘリウムを収容した常流動
    ヘリウム槽と、内部に超流動液体ヘリウムを収容
    する超流動ヘリウム槽と、これら両ヘリウム槽を
    接続する連絡管と、この連絡管を介して前記常流
    動ヘリウム槽から前記超流動ヘリウム槽へ供給さ
    れた常流動液体ヘリウムをラムダ点以下の温度ま
    で冷却する冷却手段とを備えた超流動ヘリウム発
    生装置において、前記連絡管に前記超流動ヘリウ
    ム槽側に位置するものが前記常流動ヘリウム槽側
    に位置するものより下方に位置する関係にそれぞ
    れ介挿され、前記冷却手段を動作させるに先立つ
    て閉じられる第1および第2の弁を備え、これら
    の弁が閉じられた状態下で下方に位置する弁の構
    成部材を介して前記超流動ヘリウム槽内の液体ヘ
    リウムで前記連絡管内の前記両弁間に存在する液
    体ヘリウムを冷却して気相を生じさせるようにし
    ていることを特徴とする超流動ヘリウム発生装
    置。 5 前記連絡管は、前記第1の弁と前記第2の弁
    との間で、上下方向に延びる部分の内側に突周壁
    を備えていることを特徴とする特許請求の範囲第
    4項記載の超流動ヘリウム発生装置。 6 前記連絡管には、前記第1の弁と前記第2の
    弁との間に中間弁が設けられていることを特徴と
    する特許請求の範囲第4項記載の超流動ヘリウム
    発生装置。
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DE102014225481A1 (de) * 2014-12-10 2016-06-16 Bruker Biospin Gmbh Kryostat mit einem ersten und einem zweiten Heliumtank, die zumindest in einem unteren Bereich flüssigkeitsdicht voneinander abgetrennt sind

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