JPH0349349Y2 - - Google Patents

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JPH0349349Y2
JPH0349349Y2 JP1985091966U JP9196685U JPH0349349Y2 JP H0349349 Y2 JPH0349349 Y2 JP H0349349Y2 JP 1985091966 U JP1985091966 U JP 1985091966U JP 9196685 U JP9196685 U JP 9196685U JP H0349349 Y2 JPH0349349 Y2 JP H0349349Y2
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frp
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resin
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はガラス纖条に熱硬化性樹脂を含浸させ
て巻き付けた層(FRP層)を有する多層型FRP
管に関し、詳細には少なくとも内外層にFRP層
が形成されその中間層として水密性が極めて良好
な層を設けた多層型FRP管に関するものである。
[従来の技術] 周知の如くFRP層を有する強化プラスチツク
管(以下FRP管と呼ぶ)は、軽量であると共に
耐食性及び耐圧性に優れているのでコンクリート
管や金属管或いは陶管に代わるものとして注目さ
れている。しかしてFRP管の製造については
種々の方法が知られているが、その主なものとし
て下記のものが挙げられる。
(1) 樹脂を含浸させたガラス長繊維を連続的に芯
金に巻き付けるフイラメントワインデング法
(FW法)。
(2) ガラス繊維、樹脂、骨材等を組合わせて用
い、遠心力によつて積層成型する遠心注型法。
[考案が解決しようとする問題点] しかるにこの種のFRP管は比較的大口径の管
に利用され、大きな内水圧が働く場合があり、強
度は勿論のこと水密性を高める必要がある。
FW法によるFRP管ではガラス長繊維の延びる
方向に対しては引張り強度は高いけれども、高圧
管用として使用するためには水密性を高いものに
しておくことが必要となり、この水密性をFRP
層によつて確保しようとすれば必要以上に多層の
繊維を巻回するか或はヘリカル巻きのように少量
の繊維を長時間かけて緻密に巻く必要がある。し
かしながら多量に巻回したり特別緻密に巻回する
場合は、纖条間の空隙が少なくなり含浸樹脂量が
少なくなつて逆に水密性に欠けるようになること
もある。
一方、遠心注型法の場合は、一般的に樹脂分が
多く含有される為に水密性は向上するけれども強
度保持の為に必要とされる最小限樹脂量よりも!?
かに多くの樹脂を必要とし、不経済である。
本考案は上記現状に鑑みなされたものであつ
て、上記例示した方法等で形成されるFRP層の
欠点を補い、水密性を向上した多層型FRP管を
実現しようとするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案はFRP層を内外層として有する多層型
FRP管において、短繊維に軟質樹脂を含浸させ
た中間層を形成した点に要旨を有するものであ
る。
[作用] 本考案の作用を実施例図面に従つて説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図であ
り、本考案の多層型FRP管1は内層2及び外層
3として夫々FRP層が形成されると共に、それ
らの間には中間層5が形成される。該中間層5は
不揃いの短繊維(例えばガラス短繊維)に軟質樹
脂を含浸させたものであり、従つて軟質樹脂は確
実に繊維間に浸透して極めて緊密な中間層5が形
成される。しかして上記構成を採用することによ
つて亀裂、ピンホール等の発生が妨げると共に極
めて水密性の良好なFRP管1が実現できる。
以下、本考案を実施例図面によつて更に詳細に
説明する。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図であ
る。本考案の多層型FRP管(以下単にFRP管と
略称する)1は、通常の方法に従つて内層2及び
外層3(夫々FRP層)が形成される。中間層5
は例えばガラス短繊維に軟質樹脂を含浸させたも
のであり、従つて軟質樹脂は繊維間に確実に浸透
し極めて緊密な中間層となる。しかして上記構成
を採用することによつて、亀裂、ピンホール等の
発生が防止できると共に極めて水密性の良好な
FRP管1が実現できる。更に本考案のFRP管1
は内外層2,3が従来と同様のFRP層である為、
FRP管本来の特性例えば耐薬品性や可撓性等を
損なうこともない。
前記中間層5に用いられるガラス短繊維は所謂
チツプドストラントなどと呼ばれているものであ
り、該短繊維に軟質樹脂を含浸させて中間層5を
形成すると短繊維と軟質樹脂とは馴染み性が極め
て良好でありピンホールの原因となる気泡が介在
することもない。又中間層5に亀裂が生じた場合
であつても、中間層5は短繊維を不特定方向に含
んだ層であるので前記亀裂の伝播を分散してしま
い、亀裂が更に大きく拡がつてしまうようなこと
が防止できる。
上記構成によると設計強度にあわせた最少量の
ガラス繊維で極めて良好な水密性のFRP管が提
供できる。ちなみに同量のガラス繊維量で本発明
管と従来管とを作成して耐水圧を比較すると、本
発明品は従来品と比べて水圧値が11.0Kg/cm2向上
(従来品より14.8%アツプ)していることが分か
つた。
第1図に示した実施例では内層2、外層3及び
中間層5の3層構造としたが第1図の構成に限定
される必要はなく例えば第2図(他の実施例図
面)に示すように外層3と中間層5との間に樹脂
モルタル層7を配置したり、或は第3図(さらに
他の実施例図面)に示す如く内層2及び外層3の
間に中間層5、FRP層6及び樹脂モルタル層7
をこの順序で配置した構成であつてもよい。
[考案の効果] 上記構成を採用することによつて、FRP管の
本来の特性(例えば耐薬品性や可撓性等)を損な
うことなく水密性を向上させた多層型FRP管を
提供することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断面図、第2図
は本考案の他の実施例の縦断面図、第3図は本考
案のさらに他の実施例の縦断面図である。 1……多層型FRP管、2……内層、3……外
層、5……中間層、7……樹脂モルタル層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. FRP層を内外層として有する多層型FRP管に
    おいて、短繊維に軟質樹脂を含浸させた中間層を
    形成したことを特徴とする多層型FRP管。
JP1985091966U 1985-06-18 1985-06-18 Expired JPH0349349Y2 (ja)

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JPS62884U JPS62884U (ja) 1987-01-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH083815Y2 (ja) * 1990-08-27 1996-01-31 積水化学工業株式会社 樹脂複合管
JP2005127496A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Nbl Kk 高圧管の製造および管の積層構造

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DE8013163U1 (de) * 1980-05-16 1988-10-13 MTU Motoren- und Turbinen-Union München GmbH, 8000 München Gehäuse für eine thermische Turbomaschine mit einer wärmedämmenden Auskleidung
JPS6071779A (ja) * 1983-09-21 1985-04-23 Lonseal Corp スウェ−ド調成形用シ−ト

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JPS62884U (ja) 1987-01-07

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