JPH0349719B2 - - Google Patents
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- JPH0349719B2 JPH0349719B2 JP15515087A JP15515087A JPH0349719B2 JP H0349719 B2 JPH0349719 B2 JP H0349719B2 JP 15515087 A JP15515087 A JP 15515087A JP 15515087 A JP15515087 A JP 15515087A JP H0349719 B2 JPH0349719 B2 JP H0349719B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- cutting blade
- cut
- cam
- reciprocating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、食パンや、カステラ、ケーキなどの
小麦粉製品、チーズ、ハム等のねり製品、或は野
菜等(以下、パン等という)を切断する往復式切
断装置に関する。
小麦粉製品、チーズ、ハム等のねり製品、或は野
菜等(以下、パン等という)を切断する往復式切
断装置に関する。
ケーキの切断装置として、複数の切断刃を互い
に平行に備えた刃物台を、クランク機構により、
上記切断刃の長さ方向に水平に往復移動させてケ
ーキを切断する往復式切断装置が知られている。
(特公昭56−28678号公報)。
に平行に備えた刃物台を、クランク機構により、
上記切断刃の長さ方向に水平に往復移動させてケ
ーキを切断する往復式切断装置が知られている。
(特公昭56−28678号公報)。
上記切断装置の切断刃は、その折返し点付近
(クランクの上死点、及び下死点付近)において
は、その移動速度が低下するとともに、折返し点
において一瞬停止するため、その切断形態が、切
れ味の良い引き切りから、押し切り、或はそれに
近い状態となり、切れ味が損なわれる上、切断面
が平滑にならず、凹凸が生じて商品価値が低下す
る、といつた問題点がある。
(クランクの上死点、及び下死点付近)において
は、その移動速度が低下するとともに、折返し点
において一瞬停止するため、その切断形態が、切
れ味の良い引き切りから、押し切り、或はそれに
近い状態となり、切れ味が損なわれる上、切断面
が平滑にならず、凹凸が生じて商品価値が低下す
る、といつた問題点がある。
本発明は、上記の問題点を解決するために、駆
動装置により切断刃を長さ方向にフレームに対し
て往復移動させてパン等の被切断物を切断する往
復式切断装置において、上記フレームと切断刃の
いずれか一方に、曲率半径の小さい両端部の間に
曲率半径の大きい中間部を設けた凸状のカムを、
上記切断刃の刃先方向に上記中間部を突出させて
複数設け、上記フレームと切断刃の他方に、上記
カム表裏2面の案内面に案内されて切断刃をその
刃先方向に凸の往復運動をさせる複数のカムフオ
ロア機構を上記カムにそれぞれ対応して設けた構
成としたものである。
動装置により切断刃を長さ方向にフレームに対し
て往復移動させてパン等の被切断物を切断する往
復式切断装置において、上記フレームと切断刃の
いずれか一方に、曲率半径の小さい両端部の間に
曲率半径の大きい中間部を設けた凸状のカムを、
上記切断刃の刃先方向に上記中間部を突出させて
複数設け、上記フレームと切断刃の他方に、上記
カム表裏2面の案内面に案内されて切断刃をその
刃先方向に凸の往復運動をさせる複数のカムフオ
ロア機構を上記カムにそれぞれ対応して設けた構
成としたものである。
駆動装置を作動させると、切断刃は、その長さ
方向に往復移動するが、この際、カムフオロア機
構は、曲率半径の小さい両端部の間に曲率半径の
大きい中間部を設けたカムの表裏2面の案内面に
案内されて、カムに対して相対的に移動し、切断
刃をその刃先方向に凸の往復運動させる。上記の
作動状態において、パン等の被切断物を切断刃の
刃先に向けて相対的に移動させると、切断刃は、
一方の折返し点において移動方向を変え、その折
返し点を折り返したところで、曲率半径の小さい
カムの一方の端部で案内されて被切断物の未切断
部分に急速に刃先を近付けた御、曲率半径が大き
いカムの中間部部分に案内されて移動し被切断物
を切断する。その後切断刃は、曲率半径が小さい
カムの他方の端部に案内されて被切断物の相対的
移動方向に被切断物と同一又は被切断物よりも早
い速度で後退し、被切断物の切断個所に刃先を接
し又は切断個所から刃先を離して他方の折返し点
に至る。そして、再び移動方向を転じ、上記同様
に移動して被切断物を切断する。
方向に往復移動するが、この際、カムフオロア機
構は、曲率半径の小さい両端部の間に曲率半径の
大きい中間部を設けたカムの表裏2面の案内面に
案内されて、カムに対して相対的に移動し、切断
刃をその刃先方向に凸の往復運動させる。上記の
作動状態において、パン等の被切断物を切断刃の
刃先に向けて相対的に移動させると、切断刃は、
一方の折返し点において移動方向を変え、その折
返し点を折り返したところで、曲率半径の小さい
カムの一方の端部で案内されて被切断物の未切断
部分に急速に刃先を近付けた御、曲率半径が大き
いカムの中間部部分に案内されて移動し被切断物
を切断する。その後切断刃は、曲率半径が小さい
カムの他方の端部に案内されて被切断物の相対的
移動方向に被切断物と同一又は被切断物よりも早
い速度で後退し、被切断物の切断個所に刃先を接
し又は切断個所から刃先を離して他方の折返し点
に至る。そして、再び移動方向を転じ、上記同様
に移動して被切断物を切断する。
第1図ないし第8図は、本発明の一実施例を示
すもので、この往復式切断装置は、複数の切断刃
1と、それらの切断刃1を互いに平行に支持する
刃物台と、この刃物台2を切断刃1の長さ方向に
往復移動させる駆動装置3と、刃物台2を案内す
る凸状のカム4と、上記切断刃1に向けてパン等
の被切断物Wを移動させる移送装置5とを主体と
する。
すもので、この往復式切断装置は、複数の切断刃
1と、それらの切断刃1を互いに平行に支持する
刃物台と、この刃物台2を切断刃1の長さ方向に
往復移動させる駆動装置3と、刃物台2を案内す
る凸状のカム4と、上記切断刃1に向けてパン等
の被切断物Wを移動させる移送装置5とを主体と
する。
切断刃1は、第3図に示すように、両端に止着
突起6,7を備え、刃物台2の一方の支持部材8
に形成されたスリツト8aにその一端を嵌め込ま
れて止着突起6を止着金具9の溝9aに嵌着する
とともに、刃物台2の他方の支持部材10に形成
されたスリツト10aに他端を嵌め込まれて止着
突起7をバネ板11の溝11aに嵌着して刃物台
2に着脱自在に取り付けられている。上記支持部
材8は、枠体12に固定ボルト13で固定され、
また他の支持部材10は、調節ボルト14により
第3図で左右方向に調節自在にされて枠体12に
固定ボルト15で固定されている。上記枠体12
は、側部に前後二対のカムフオロア機構16(第
4図)を備えた可動部材17に一体に取り付けら
れ、その可動部材17と上記支持部材8,10と
一緒に刃物台2を構成している。
突起6,7を備え、刃物台2の一方の支持部材8
に形成されたスリツト8aにその一端を嵌め込ま
れて止着突起6を止着金具9の溝9aに嵌着する
とともに、刃物台2の他方の支持部材10に形成
されたスリツト10aに他端を嵌め込まれて止着
突起7をバネ板11の溝11aに嵌着して刃物台
2に着脱自在に取り付けられている。上記支持部
材8は、枠体12に固定ボルト13で固定され、
また他の支持部材10は、調節ボルト14により
第3図で左右方向に調節自在にされて枠体12に
固定ボルト15で固定されている。上記枠体12
は、側部に前後二対のカムフオロア機構16(第
4図)を備えた可動部材17に一体に取り付けら
れ、その可動部材17と上記支持部材8,10と
一緒に刃物台2を構成している。
カム4は、第5図に示すように、曲率半径の小
さい(曲率の大きい)両端部A,Aの間に曲率半
径が無限大、つまり直線状の中間部Bを設け、表
裏2面を案内面4a,4bとしたもので、その中
間部Bを上記切断刃1の刃先1a方向、つまり下
方に突出させて上部フレーム18の内側の前後左
右に取り付けられ、カムフオロア機構16の上下
一対のカムフオロア16a,16bをその上の案
内面4aと下の案内面4bに触れさせて刃物台2
を案内し、切断刃1を往復運動させる構成となつ
ている。
さい(曲率の大きい)両端部A,Aの間に曲率半
径が無限大、つまり直線状の中間部Bを設け、表
裏2面を案内面4a,4bとしたもので、その中
間部Bを上記切断刃1の刃先1a方向、つまり下
方に突出させて上部フレーム18の内側の前後左
右に取り付けられ、カムフオロア機構16の上下
一対のカムフオロア16a,16bをその上の案
内面4aと下の案内面4bに触れさせて刃物台2
を案内し、切断刃1を往復運動させる構成となつ
ている。
ここで、カム4の端部Aの上下の案内面4a,
4bの形状について説明すると、上の案内面4a
は、半径Raの円弧面に形成され、また、下の案
内面4bは、上の案内面4aの中心Oaから、下
方にカムフオロア16a,16bの距離D(=ra
+rb+t)下がつた位置Obを中心とする半径Rb
(=Ra−ra−rb)の円弧面に形成されている。
4bの形状について説明すると、上の案内面4a
は、半径Raの円弧面に形成され、また、下の案
内面4bは、上の案内面4aの中心Oaから、下
方にカムフオロア16a,16bの距離D(=ra
+rb+t)下がつた位置Obを中心とする半径Rb
(=Ra−ra−rb)の円弧面に形成されている。
但し、raはカムフオロア16aの半径、rbはカ
ムフオロア16bの半径、tは中心Oaからカム
4に下ろした垂線位置のカム4の厚さである。
ムフオロア16bの半径、tは中心Oaからカム
4に下ろした垂線位置のカム4の厚さである。
また、中間部Bの上下の案内面4a,4bは、
tの間隔で相互に平行に形成されている。
tの間隔で相互に平行に形成されている。
上記の構成では、上下一対のカムフオロア16
a,16bは、常に、カム4の上下の案内面4
a,4bに正しく接して移動し、刃物台2の姿勢
を水平に保つ。
a,16bは、常に、カム4の上下の案内面4
a,4bに正しく接して移動し、刃物台2の姿勢
を水平に保つ。
また、駆動装置3は、下部フレーム19に設け
られた無段変速モータ20と、このモータ20に
プーリ21と、伝動ベルト22、及びプーリ23
を介して連絡されたクランク軸24(第7図)
と、このクランク軸24に一端を取り付けられた
クランクロツド25とからなる。そして、上記ク
ランクロツド25の他端は、水平ピン26(第6
図)と、接手27、及び垂直ピン28を介して刃
物台2の可動部材17に連結され、モータ20に
よるクランク軸24の回転で、刃物台2を介して
切断刃1をその長さ方向に移動させるようになつ
ている。
られた無段変速モータ20と、このモータ20に
プーリ21と、伝動ベルト22、及びプーリ23
を介して連絡されたクランク軸24(第7図)
と、このクランク軸24に一端を取り付けられた
クランクロツド25とからなる。そして、上記ク
ランクロツド25の他端は、水平ピン26(第6
図)と、接手27、及び垂直ピン28を介して刃
物台2の可動部材17に連結され、モータ20に
よるクランク軸24の回転で、刃物台2を介して
切断刃1をその長さ方向に移動させるようになつ
ている。
さらにまた、移送装置5は、上部フレーム18
と下部フレーム19に設けられた隅ガイド29に
沿つてシリンダ30により上下させられる昇降台
31に被切断物Wの受け部材32と、該受け部材
32上の被切断物Wを押える押え部材33とを取
り付けて成り、被切断物Wを切断刃1に向けて上
昇させることができるようになつている。上記受
け部材32と押え部材33は、針金状、或は帯板
状のもので、切断刃1の移動間隙をあけて複数並
設され(第1図では省略されている)、前者の受
け部材32は、昇降台31に固定されるととも、
に後者の押え部材33は、昇降台31に回動軸3
4を介して起倒自在に軸支され、バネ等を使用し
た付勢機構35により第1図で時計方向に回動す
るように付勢されている。また上記回動軸34に
は、操作レバー36が取り付けられており、下部
フレーム19に設けられた押し棒37を戻しバネ
38の弾力に抗して第1図で右に押すと、操作レ
バー36が押されて押え部材33が回動軸34を
支点に第1図で左方に倒れ、上部フレーム18と
下部フレーム19との間に形成された挿入口39
から被切断物Wを受け部材32の上に載せること
ができる構成とされている。
と下部フレーム19に設けられた隅ガイド29に
沿つてシリンダ30により上下させられる昇降台
31に被切断物Wの受け部材32と、該受け部材
32上の被切断物Wを押える押え部材33とを取
り付けて成り、被切断物Wを切断刃1に向けて上
昇させることができるようになつている。上記受
け部材32と押え部材33は、針金状、或は帯板
状のもので、切断刃1の移動間隙をあけて複数並
設され(第1図では省略されている)、前者の受
け部材32は、昇降台31に固定されるととも、
に後者の押え部材33は、昇降台31に回動軸3
4を介して起倒自在に軸支され、バネ等を使用し
た付勢機構35により第1図で時計方向に回動す
るように付勢されている。また上記回動軸34に
は、操作レバー36が取り付けられており、下部
フレーム19に設けられた押し棒37を戻しバネ
38の弾力に抗して第1図で右に押すと、操作レ
バー36が押されて押え部材33が回動軸34を
支点に第1図で左方に倒れ、上部フレーム18と
下部フレーム19との間に形成された挿入口39
から被切断物Wを受け部材32の上に載せること
ができる構成とされている。
この往復式切断装置には、上記以外に、刃物台
2の上下方向の動きに対する慣性を吸収するバラ
ンス台40(第4図)と、刃物台2の左右方向の
慣性を吸収し、またクランクロツド25の質量の
吊り合いを保つために、バランス機構41(第7
図)が設けられている。
2の上下方向の動きに対する慣性を吸収するバラ
ンス台40(第4図)と、刃物台2の左右方向の
慣性を吸収し、またクランクロツド25の質量の
吊り合いを保つために、バランス機構41(第7
図)が設けられている。
バランス台40は、各カム4の下に、それらの
カム4と同形状で、かつ凸に設けられたバランス
用カム42の上面と下面に、上下一対のカムフオ
ロア43,43を触れさせるとともに、前記垂直
ピン28に連結されて設けられており、刃物台2
と上下逆に動いて刃物台2の上下方向の慣性を吸
収する。
カム4と同形状で、かつ凸に設けられたバランス
用カム42の上面と下面に、上下一対のカムフオ
ロア43,43を触れさせるとともに、前記垂直
ピン28に連結されて設けられており、刃物台2
と上下逆に動いて刃物台2の上下方向の慣性を吸
収する。
他方、バランス機構41は、クランク軸24に
取り付けられた歯車44と同径に形成されるとと
もにバランスウエイト45を備え、上記歯車44
に噛み合わされたバランス歯車46と、このバラ
ンス歯車46と同径に形成されるとともにバラン
スウエイト47を備え、上記バランス歯車46に
噛み合わされたバランス歯車48と、バランス歯
車46の1/2の径に形成されるとともにバランス
ウエイト49を備え、上記バランス歯車46に噛
み合わされたバランス歯車50と、該バランス歯
車50と同径に形成されるとともにバランスウエ
イト51とを備え、バランス歯車48に噛み合わ
されたバランス歯車52とから成り、クランク軸
24に同期して回転して刃物台2の左右方向の慣
性を吸収し、またクランクロツド25の質量の釣
り合いを保つようになつている。バランス機構4
1は、クランクロツド25を中心に対称に設けら
れているので、偶力を発生しない。
取り付けられた歯車44と同径に形成されるとと
もにバランスウエイト45を備え、上記歯車44
に噛み合わされたバランス歯車46と、このバラ
ンス歯車46と同径に形成されるとともにバラン
スウエイト47を備え、上記バランス歯車46に
噛み合わされたバランス歯車48と、バランス歯
車46の1/2の径に形成されるとともにバランス
ウエイト49を備え、上記バランス歯車46に噛
み合わされたバランス歯車50と、該バランス歯
車50と同径に形成されるとともにバランスウエ
イト51とを備え、バランス歯車48に噛み合わ
されたバランス歯車52とから成り、クランク軸
24に同期して回転して刃物台2の左右方向の慣
性を吸収し、またクランクロツド25の質量の釣
り合いを保つようになつている。バランス機構4
1は、クランクロツド25を中心に対称に設けら
れているので、偶力を発生しない。
なお、第6図の符号53は、刃物台2とバラン
ス台40の上下動を円滑にしているバネ、第1図
と第2図の54は、昇降台31の側板55に設け
られ、被切断物Wの側端面を押さえる押えバネ、
第1図の符号61は防振ゴムである。
ス台40の上下動を円滑にしているバネ、第1図
と第2図の54は、昇降台31の側板55に設け
られ、被切断物Wの側端面を押さえる押えバネ、
第1図の符号61は防振ゴムである。
次に上記のように構成された本発明に係る往復
式切断装置の作用を説明する。
式切断装置の作用を説明する。
第1図の状態から、押し棒37を右に押して押
え部材33を左方に倒して挿入口39から被切断
物Wを入れ、押し棒37を元に戻すと、押え部材
33は付勢機構35により起立させられて被切断
物Wを受け部材32上に安定させる。
え部材33を左方に倒して挿入口39から被切断
物Wを入れ、押し棒37を元に戻すと、押え部材
33は付勢機構35により起立させられて被切断
物Wを受け部材32上に安定させる。
上記の操作が済んだら、駆動装置3を作動させ
て切断刃1をカム4に沿つて下に凸の往復運動さ
せながら、シリンダ30を伸長させて被切断物W
を切断刃1に向けてゆつくりと上昇させる。切断
刃1は、曲率半径の小さいカム4の一方の端部A
に案内されて折返し点を過ぎると、上記カム4の
端部Aに沿つて急激に下降した後、直線状の中間
部Bに沿つて直線移動して被切断物Wを切断す
る。このようにして、直線移動してきた切断刃1
は、カム4の他方の端部Aに案内されて被切断物
Wより早く上昇し、被切断物Wの切断部位から離
れて他方の折返し点に到達し、再び下降して被切
断物Wを切断する。このため、切断刃1は、移動
速度がゼロ、若しくはこれに近い遅い速度のとき
は上方に後退し、被切断物Wの切断部位から離れ
て切断に直接関与せず、早い移動速度の時だけ、
被切断物Wの切断部位に接してこれを切断するこ
とになり、被切断物Wの全体を引き切りで切断す
ることになる。
て切断刃1をカム4に沿つて下に凸の往復運動さ
せながら、シリンダ30を伸長させて被切断物W
を切断刃1に向けてゆつくりと上昇させる。切断
刃1は、曲率半径の小さいカム4の一方の端部A
に案内されて折返し点を過ぎると、上記カム4の
端部Aに沿つて急激に下降した後、直線状の中間
部Bに沿つて直線移動して被切断物Wを切断す
る。このようにして、直線移動してきた切断刃1
は、カム4の他方の端部Aに案内されて被切断物
Wより早く上昇し、被切断物Wの切断部位から離
れて他方の折返し点に到達し、再び下降して被切
断物Wを切断する。このため、切断刃1は、移動
速度がゼロ、若しくはこれに近い遅い速度のとき
は上方に後退し、被切断物Wの切断部位から離れ
て切断に直接関与せず、早い移動速度の時だけ、
被切断物Wの切断部位に接してこれを切断するこ
とになり、被切断物Wの全体を引き切りで切断す
ることになる。
なお、カム4が単に円弧状で曲率半径の大きい
中間部Bを有しないと、被切断物Wの送り速度が
切断刃1の後退(上昇)速度と同一の場合は、切
断刃1の切断行程の後半分が完全に無駄になるば
かりでなく、被切断物Wの種類等によつては、切
り込みの済んだところに切断刃1が戻り、再度新
しく切り込むこととなつて切断面に縞模様を生じ
させるおそれがあるが、本発明においては、カム
4の端部A,Aのみが曲率半径の小さい円弧状に
形成され、中間部Bはほぼ直線状となつているた
め、上記の事態を回避できるとともに、有効切断
部が長くなり、高い切断効率が得られるようにな
る。切断された被切断物Wは、切断刃1の上から
取り出すが、切断刃1の刃先1aが下向きとなつ
ているため、危険はなく、安全である。
中間部Bを有しないと、被切断物Wの送り速度が
切断刃1の後退(上昇)速度と同一の場合は、切
断刃1の切断行程の後半分が完全に無駄になるば
かりでなく、被切断物Wの種類等によつては、切
り込みの済んだところに切断刃1が戻り、再度新
しく切り込むこととなつて切断面に縞模様を生じ
させるおそれがあるが、本発明においては、カム
4の端部A,Aのみが曲率半径の小さい円弧状に
形成され、中間部Bはほぼ直線状となつているた
め、上記の事態を回避できるとともに、有効切断
部が長くなり、高い切断効率が得られるようにな
る。切断された被切断物Wは、切断刃1の上から
取り出すが、切断刃1の刃先1aが下向きとなつ
ているため、危険はなく、安全である。
第9図は、3個のカムフオロア16をカム4に
案内させた例を示すもので、この場合は、カムフ
オロア16が設けられた部材56が移動に伴い姿
勢を変化させるため、刃物台2は、前後の部材5
6,56に枢軸57で架設されている。
案内させた例を示すもので、この場合は、カムフ
オロア16が設けられた部材56が移動に伴い姿
勢を変化させるため、刃物台2は、前後の部材5
6,56に枢軸57で架設されている。
なお、図のものは、切断刃1を水平方向に往復
移動させながら、被切断物Wを上昇させる構成と
されているが、切断刃1と被切断物Wの移動方向
は、これに限られるものではなく、また被切断物
Wを所定位置に固定し、その被切断物に対し切断
刃1をその長さ方向に往復移動させながら、刃先
1a方向に動かして被切断物を切断するようにす
ることもできる。また、図のカム4の中間部B
は、直線状となつているが、曲率半径の大きいほ
ぼ直線状とすることもできる。カム4の端部A,
Aと中間部Bの案内面4a,4bを曲線にするに
しても円弧とは限らず、インボリユート曲線等に
することも可能である。切断刃には、通常、ヒー
タが付設される。また、上記では、折返し点付近
における切断刃1の後退(上昇)速度が、被切断
物Wの移送(上昇)速度よりも早くされている例
について説明したが、切断刃1を後退速度が、被
切断物Wの移送速度と同一の場合でも、押しきり
を回避できるので、そのようにして被切断物Wを
切断することもできる。更にまた、移送装置5の
シリンダ30に代えて、モータにより回転させら
れる。ボールネジやチエーンを用いて昇降台31
を動かすこともでき、移送装置は図のもに限定さ
れるものではない。被切断物Wの押え機構や、切
断刃の固定機構等も図のものに限られるものでは
なく任意であることは言うまでもない。
移動させながら、被切断物Wを上昇させる構成と
されているが、切断刃1と被切断物Wの移動方向
は、これに限られるものではなく、また被切断物
Wを所定位置に固定し、その被切断物に対し切断
刃1をその長さ方向に往復移動させながら、刃先
1a方向に動かして被切断物を切断するようにす
ることもできる。また、図のカム4の中間部B
は、直線状となつているが、曲率半径の大きいほ
ぼ直線状とすることもできる。カム4の端部A,
Aと中間部Bの案内面4a,4bを曲線にするに
しても円弧とは限らず、インボリユート曲線等に
することも可能である。切断刃には、通常、ヒー
タが付設される。また、上記では、折返し点付近
における切断刃1の後退(上昇)速度が、被切断
物Wの移送(上昇)速度よりも早くされている例
について説明したが、切断刃1を後退速度が、被
切断物Wの移送速度と同一の場合でも、押しきり
を回避できるので、そのようにして被切断物Wを
切断することもできる。更にまた、移送装置5の
シリンダ30に代えて、モータにより回転させら
れる。ボールネジやチエーンを用いて昇降台31
を動かすこともでき、移送装置は図のもに限定さ
れるものではない。被切断物Wの押え機構や、切
断刃の固定機構等も図のものに限られるものでは
なく任意であることは言うまでもない。
以上説明したように、本発明の往復式切断装置
は、駆動装置により切断刃を長さ方向にフレーム
に対して往復移動させてパン等の被切断物を切断
する往復式切断装置において、上記フレームと切
断刃をいずれか一方に、曲率半径の小さい両端部
の間に曲率半径の大きい中間部を設けた凸状カム
が、上記切断刃の刃先方向に上記中間部を突出さ
せて複数設けられ、上記フレームと切断刃の他方
に、上記カムの表裏2面の案内面に案内されて切
断刃をその刃先方向に凸の往復運動をさせる複数
のカムフオロア機構が上記カムにそれぞれ対応し
て設けられた構成とされ、切断刃の刃先に対する
被切断物の相対移送速度を適当にして、切断刃
が、往復移動の折返し点の近くにおいては、後退
して被切断物の切断部位から離れ、また折返し点
を通過して移動速度が十分に高まつたところで、
被切断物の切断部位に再び接してこれを引き切り
するようにできるので、切断刃に鋭い切れ味を発
揮させ、切断面を奇麗にして、商品価値を高める
ことができる。また、カムの中間部がほぼ直線状
とされているため、切断面に縞模様を生じるおそ
れがなく、またカムを単に円弧状としたものに比
しその有効切断部が長くなり、高い切断効率が得
られる長所がある。しかも、切り屑が出ることも
少ない上、最良の切れ味が長時間に亙つて保たれ
るので、切断刃を頻繁に研磨する必要がなく、能
率的に切断作業を行うことができる。
は、駆動装置により切断刃を長さ方向にフレーム
に対して往復移動させてパン等の被切断物を切断
する往復式切断装置において、上記フレームと切
断刃をいずれか一方に、曲率半径の小さい両端部
の間に曲率半径の大きい中間部を設けた凸状カム
が、上記切断刃の刃先方向に上記中間部を突出さ
せて複数設けられ、上記フレームと切断刃の他方
に、上記カムの表裏2面の案内面に案内されて切
断刃をその刃先方向に凸の往復運動をさせる複数
のカムフオロア機構が上記カムにそれぞれ対応し
て設けられた構成とされ、切断刃の刃先に対する
被切断物の相対移送速度を適当にして、切断刃
が、往復移動の折返し点の近くにおいては、後退
して被切断物の切断部位から離れ、また折返し点
を通過して移動速度が十分に高まつたところで、
被切断物の切断部位に再び接してこれを引き切り
するようにできるので、切断刃に鋭い切れ味を発
揮させ、切断面を奇麗にして、商品価値を高める
ことができる。また、カムの中間部がほぼ直線状
とされているため、切断面に縞模様を生じるおそ
れがなく、またカムを単に円弧状としたものに比
しその有効切断部が長くなり、高い切断効率が得
られる長所がある。しかも、切り屑が出ることも
少ない上、最良の切れ味が長時間に亙つて保たれ
るので、切断刃を頻繁に研磨する必要がなく、能
率的に切断作業を行うことができる。
第1図は本発明に係るパン等の切断装置の概略
断面図、第2図は平面図、第3図は切断刃の取付
け状態を示す断面図、第4図は刃物台とバランス
台の案内構造を示す断面図、第5図はカムとカム
フオロアの関係を示す正面図、第6図は刃物台と
バランス台の接手に対する連結状態を示す断面
図、第7図はクランク軸と歯車等の関係を示す断
面図、第8図はバランス機構の概略図、第9図は
カムフオロアの他の実施例を示す正面図である。 1……切断刃、3……駆動装置、4……カム、
4a,4b……案内面、16……カムフオロア機
構、18……フレーム、A……端部、B……中間
部、W……被切断物。
断面図、第2図は平面図、第3図は切断刃の取付
け状態を示す断面図、第4図は刃物台とバランス
台の案内構造を示す断面図、第5図はカムとカム
フオロアの関係を示す正面図、第6図は刃物台と
バランス台の接手に対する連結状態を示す断面
図、第7図はクランク軸と歯車等の関係を示す断
面図、第8図はバランス機構の概略図、第9図は
カムフオロアの他の実施例を示す正面図である。 1……切断刃、3……駆動装置、4……カム、
4a,4b……案内面、16……カムフオロア機
構、18……フレーム、A……端部、B……中間
部、W……被切断物。
Claims (1)
- 1 駆動装置により切断刃を長さ方向にフレーム
に対して往復移動させてパン等の被切断物を切断
する往復式切断装置において、上記フレームと切
断刃のいずれか一方に、曲率半径の小さい両端部
の間に曲率半径の大きい中間部を設けた凸状のカ
ムが、上記切断刃の刃先方向に上記中間部を突出
させて複数設けられ、上記フレームと切断刃の他
方に、上記カムの表裏2面の案内面に案内されて
切断刃をその刃先方向に凸の往復運動をさせる複
数のカムフオロア機構が上記カムにそれぞれ対応
して設けられたことを特徴とする往復式切断装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15515087A JPS63318293A (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | 往復式切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15515087A JPS63318293A (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | 往復式切断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63318293A JPS63318293A (ja) | 1988-12-27 |
| JPH0349719B2 true JPH0349719B2 (ja) | 1991-07-30 |
Family
ID=15599627
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15515087A Granted JPS63318293A (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | 往復式切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63318293A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3603196B2 (ja) * | 1998-12-28 | 2004-12-22 | 健次 中川 | 切断装置及び切断方法 |
-
1987
- 1987-06-22 JP JP15515087A patent/JPS63318293A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63318293A (ja) | 1988-12-27 |
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