JPH0349742Y2 - - Google Patents

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JPH0349742Y2
JPH0349742Y2 JP5194085U JP5194085U JPH0349742Y2 JP H0349742 Y2 JPH0349742 Y2 JP H0349742Y2 JP 5194085 U JP5194085 U JP 5194085U JP 5194085 U JP5194085 U JP 5194085U JP H0349742 Y2 JPH0349742 Y2 JP H0349742Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は鳥活動玩具に係り、たとえばふくろう
またはみみづくのような鳥に模して形成した活動
動作を呈する玩具に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の鳥活動玩具としては、たとえ
ば、実開昭57−87793号公報に記載の構造が知ら
れている。この公知記載の構造は、止り木体に立
設された支持体上に活動玩具体を止着し、この活
動玩具体に上記支持体から突出した支持片の係合
軸に係脱して活動玩具体を前後方向に揺動するカ
ム盤を回動自在に設け、上記活動玩具体に上記カ
ム盤によつて進退動される摺動軸を介して切換歯
車を位置移動自在に設け、この切換歯車によつて
断続的に連動回動されるクランクシヤフトのクラ
ンクアームに尾体及び作動片を係合し、この作動
片にリンク機構を介して下嘴を取着するとともに
鳴々体を連結した構造である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の構造により活動玩具体は止り木体に
対して交叉する状態において前後動しつつ尾体を
振りながら口を開閉しつつ鳴々する如き動作を呈
するようになつているものである。この鳥活動玩
具は、活動玩具体の遊戯性を保有しつつ室内に対
する興趣深い活動する装飾品として極めて好まし
いものであるが、その活動動作及びその動作構造
に改良の余地を残している。とりわけふくろうや
みみずくのような目玉に特徴を有する鳥に模した
活動玩具の場合には、上記従来の構造では目玉を
動作させることはできず、また嘴の動作もリンク
機構を用いた機械的構造のため部品点数が多く構
造が複雑で場合によつては開閉動作が不円滑とな
るおそれもあるなどの点に問題がある。
本考案は上記点に鑑みなされたもので、止り木
体上において玩具体が左右方向に身体を揺動して
リズムを採る如き動作を呈するとともに、簡単な
構造によつて目玉を断続的に反転回動して瞬たき
する如き動作を呈しかつ、嘴を開閉すると同時的
に鳴奏する如き動作を呈する鳥活動玩具を提供す
ることを目的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、止り木体の中間部に立設した支柱に
一側部に止り木体側上に傾斜して突出した支持突
片を有する取付軸を横架し、この取付軸に目玉を
回動自在に設けるとともに嘴を開閉自在に設けか
つ鳴々体を内蔵した玩具体を左右方向揺動自在に
取着し、この玩具体にこの玩具体を揺動するよう
に上記支持突片に係脱する複数の係合片を有する
第1のカム盤を回動自在に軸架し、この第1のカ
ム盤と同軸に切換歯車を進退動してクランクシヤ
フトを断続的に変換回転駆動する第2のカム盤を
取着し、上記クランクシヤフトのクランクアーム
に上記玩具体の嘴及び鳴々体を連動するととも
に、目玉を回動する磁石体を取着した昇降枠体を
昇降自在に設けたものである。
〔作用〕
本考案は上記のように構成したので、玩具体の
第1のカム盤が回動されると、この第1のカム盤
はその各係合片が支持突片に対して順次係脱しつ
つ回動されるので、玩具体はその各係合片の回動
に伴つて取付軸を中心として止り木体上において
左右方向に繰返し揺動動作される。
また玩具体の第2のカム盤は上記第1のカム盤
と同時に回動されるので、この第1のカム盤の回
動で切換歯車が経時的に進退動されるとともにこ
の切換歯車の位置に応じてこれに噛合連動したク
ランクシヤフトは変換回転駆動される。
そしてこのクランクシヤフトが高速回転される
と、昇降枠体は早い振幅で昇降動作されるととも
に、この昇降枠体によつて嘴が開閉動作されると
ともに鳴々体が鳴奏され、かつまたこれと同時的
に昇降枠体の磁石体が目玉を上下方向に反転回動
し、前面部に白目部を出入れして瞬たきする如き
動作を呈する。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を添附図面を参照して
説明する。
図において、1は止り木体で、この止り木体1
は、合成樹脂にて中空円筒状の電池収納ケース2
として形成されその中空部内には電池aが収納さ
れ、その一端開口部には上記電池aを弾持するス
プリングを有する蓋体3が着脱自在に取着されて
いるとともに、その他端開口部にはスイツチ機構
を有する蓋体兼用の操作体4が回動自在に取着さ
れている。また上記止り木体1の中間部に円筒状
の支柱5が一体に立設され、この支柱5の上端近
傍部に上記止り木体1と直交する方向において取
付軸6が一体に横架され、この取付軸6の両端部
に合成樹脂製の円筒状の支持体7が一体に嵌着さ
れ、この一方側の支持体7に左右方向の一方側上
方部に所定の傾斜角度で傾斜した支持突片8が一
体に突出され、この支持突片8の上端部に係止片
9が一体に突出されている。
また10はふくろうのような鳥の形態に模して
形成した玩具体で、この玩具体10は、合成樹脂
にて分割形成した前後の枠体11,12を合体し
て胴体枠13が形成され、この胴体枠13内に機
枠14が設けられている。また上記前後の枠体1
1,12の下端部には円筒状の軸受体15が相対
して水平状に突出され、この両側の軸受体15が
上記支柱5の両側の支持体7に回動自在に嵌挿さ
れている。また上記機枠14は下端部に取付片1
6が相対して平行状に突出され、この相対する取
付片16は上記支柱5を挟んで上記取付軸6に回
動自在に挿着支持され、この取付片16は支柱5
の両側部と上記支持体7の内端部との間に位置保
持されている。また上記支持突片8を有する支持
体7の内側部にコイルスプリング17が捲回さ
れ、このコイルスプリング17の一端部18が上
記支持突片8に係止されているとともに、このコ
イルスプリング17の他端部19が上記機枠14
の一側部に係止されている。
つぎに、上記機枠14の上部に上記電池a及び
スイツチ機構に電気的に接続された電動機20が
固定され、この電動機20の回転軸21に固着し
たピニオン22に歯車連動機構23の減速歯車2
4が噛合されている。また上記機枠14の下側部
に駆動軸25が回動自在に横架され、この駆動軸
25に第1の駆動歯車26が固着されているとと
もに、中継歯車27を有する第2の駆動歯車28
が回動自在に並設軸架されている。しかして、こ
の第1の駆動歯車26の回転速度より第2の駆動
歯車28は高速で連動回動されるようになつてい
る。また上記第1の駆動歯車26は、上記歯車連
動機構23の連動歯車29に噛合されているとと
もに、上記第2の駆動歯車28は上記歯車連動機
構23の連動歯車30に噛合されている。
また、上記駆動軸25の一端部には、合成樹脂
製の第1のカム盤31及び第2のカム盤32が並
設されて一体に固着されている。上記第2のカム
盤32は、内側のボス33の外周部に摺動面部3
4が形成され、この摺動面部34に山形状の大小
の押動突起35が所定の間隔をおいて一体に突設
されている。また上記第1のカム盤31は、外周
部に上記支持突片8の係止片9に回動により順次
断続的に係脱する複数の異形の係合片36が所定
の間隔をおいて外方に突出されている。そして、
係止片9に対する第1のカム盤31の回動により
玩具体10は取付軸6を中心にコイルスプリング
17に抗して左右方向に不規則的に揺動されるよ
うになつている。
また上記機枠14の下側部に摺動軸37が軸方
向摺動自在に横架され、この摺動軸37の一端部
に合成樹脂製の円筒状の受動体38が一体に嵌着
され、この受動体38の内端部に位置して上記摺
動軸37に上記第1の駆動歯車26及び第2の駆
動歯車28に交互に係脱噛合する切換歯車39が
一体に固着されこの切換歯車39と上記機枠14
との間における摺動軸37にコイルスプリング4
0が捲装されている。そしてこのコイルスプリン
グ40にて摺動軸37が附勢され、その一端部の
受動体38は常時上記第2のカム盤32の摺動面
部34に対して摺接回動されるようになつてい
る。
また上記機枠14の下側部にクランクシヤフト
41が回動自在に横架され、このクランクシヤフ
ト41に横長の連動歯車42が一体に固着され、
この連動歯車42に上記切換歯車39が常時噛合
され、このクランクシヤフト41の一端部に形成
されたクランクアーム43は上記機枠14の外方
に突出されている。
つぎに、上記機枠14の一側部に昇降枠体44
が昇降自在に設けられている。この昇降枠体44
は、上部及び下部に上下方向に長い案内長溝45
が形成され、この上部の案内長溝45内に上記機
枠14の上部に横架した横杆46の一端部がカラ
ー47を介して上下動自在に挿入されているとと
もに、上記下部の案内長溝45内に駆動軸25の
他端部がカラー48を介して上下動自在に挿入さ
れている。また上記昇降枠体44の一側下部に案
内横溝49が横長に形成され、この案内横溝49
内に上記クランクシヤフト41のクランクアーム
43が回動自在に挿入されている。そしてこのク
ランクアーム43の回動により上記昇降枠体44
は上下の横杆46及び駆動軸25をガイドとして
昇降されるようになつている。また上記昇降枠体
44の両側上部に外方を開口した円筒状の取付凹
部50が形成され、この両側の取付凹部50内に
磁石体51が収容され、この両側の磁石体51は
上記取付凹部50の開口面に対して横架した止片
52にて支持されている。また上記昇降枠体44
の略中間部に凸形状の係止凹部53が形成されて
いるとともに、この昇降枠体44の内側部におけ
る一側部に連動杆54が水平状に一体に突出さ
れ、この連動杆54は上記機枠14の一側部に形
成された上下方向に長い案内長溝55内に上下動
自在に挿入されている。
さらに、上記機枠14に鳴々体56がその取付
片57を介して止着され、この鳴々体56の下部
に連設されベローズ58の突片59に上記昇降枠
体44の連動杆54の先端部が挿通係止されてい
る。また上記鳴々体56の鳴奏部60の上部にシ
リンダー61が連設され、このシリンダー61内
にピストン62が摺動自在に嵌挿され、このピス
トン62の上端部に突出された突起63が上記昇
降枠体44の上端部に突出された突片64に挿通
係止されている。
つぎに、上記玩具体10の前部の枠体11にお
ける顔枠部65の両側に上記磁石体51と対応し
た間隔をおいて目玉66を回動自在に収容した円
筒状の収容凹部67が前面側に突出され、この両
側の収容凹部67の内側開口縁に係止溝(図示せ
ず)が両側に相対して形成され、この両側の係止
溝内に上記目玉66の両側に突出されたピン68
が回動自在に係止されている。上記両側の目玉6
6は、前面側に上記収容凹部67の前面開口部6
9と略同形の大きさの黒目部70が形成されてい
るとともに、この黒目部70の後方部に白目部7
1が形成され、この両側の目玉66内に上記磁石
体51に吸引される鉄片のような磁性体72が遊
動自在に収容されている。そして、上記顔枠部6
5を略垂直状に設定した状態では、磁性体72が
目玉66内の下部に落下位置してバランス保持さ
れ、目玉66の黒目部70が収容凹部67の開口
部69に位置して前面を見定めるようになつてい
る。
また上記両側の目玉66間における下部に上下
方向に長い口溝73が形成され、この口溝73の
上部に上嘴74が固着され、この上嘴74に対す
る下嘴75が上記口溝73内に挿通した連杆76
の先端部に一体に固着され、この連杆76の途中
が口溝73内にピン77を介して上下動自在に支
持され、この連杆76の後端部に折曲係止部78
が形成され、この折曲係止部78は上記昇降枠体
44に形成された係止凹部53内に挿通係止され
ている。
また上記顔枠部65の内側部にカバー体79が
複数のビス80にて止着され、このカバー体79
の両側部には上記目玉66の後側部を回動自在に
抱持した抱持凹部81が形成されているととも
に、中間下部に上記下嘴75の連杆76の上下動
を案内する案内長溝82が上記口溝73に連通し
て形成されている。
さらに、上記玩具体10の前後の枠体11,1
2間における両側下部に支杆83が横架され、こ
の両側の支杆83に鳥の脚の形態に模した脚体8
4がその上部に形成した長溝85を介して上下動
自在に吊持され、この両側の脚体84は、上記止
り木体1上において玩具体10を支えるような外
観を呈するようになつている。
つぎに、上記構造の作用を説明する。
まず、止り木体1の両端部に突設された係止部
86に吊下体87の下端部のフツク部88を係止
するとともに、この吊下体87の上部を高所など
の所定の設置個所に係止する。これにより止り木
体1に設けたふくろうのような鳥の形態に模して
形成した玩具体10は、ぶらんこに乗つてぶらん
こ遊びをしている如き外観を呈する。
つぎに、上記の場合において、電池ケース2と
して形成された止り木体1の操作体4を回動する
と、これに電池aを介して電気的に接続された電
動機20が起動されるとともに、この電動機20
の回転軸21に固着したピニオン22が回動され
る。またこのピニオン22の回動によりこれに噛
合した歯車連動機構23の減速歯車24が連動さ
れ、この歯車連動機構23の噛合連動で連動歯車
29,30に噛合した第1の駆動歯車26及び第
2の駆動歯車28が連動回動される。また第1の
駆動歯車26の回動で駆動軸25が回転駆動さ
れ、この駆動軸25の一端部に固着した第1のカ
ム盤31及び第2のカム盤32が連動回動され
る。
そして、第1のカム盤31は、外周部に突出し
た複数の異形の係合片36が支持突片8の係止片
9に順次係脱しながら回動されるとともに、昇降
枠体44を備えた機枠14及びこの機枠14を包
含した玩具体10は、支柱5に設けた取付軸6及
びこの取付軸6の両端部に取着した支持体7を回
動中心として止り木体1に対して左右方向に揺動
され、全体的には玩具体10はリズムを採るよう
に身体を左右に揺動する如き動作を繰返し呈す
る。すなわち、玩具体10は、第1のカム盤31
の各係合片36の外周縁部が第11図に示すよう
に、支持突片8の係止片9に摺接回動する際には
傾斜方向から方位に姿勢を変換し、また各係合片
36の外周縁部が第12図に示すように、係止片
9を通過し、係合片36の回動方向の谷部が係止
片9に摺接回動する際には立位から傾斜方向に姿
勢を変換し、したがつて各係合片36が係止片9
に順次係脱することにより玩具体10は左右方向
に揺動しつつ姿勢変換されるものである。またこ
の際、第1のカム盤31の各係合片36は、それ
ぞれ異なる形状に形成されているので、玩具体1
0の左右方向への揺動動作は不規則的に行われ
る。
また、この場合、切換歯車39は、第1の駆動
歯車26に噛合して低速で連動回動されるととも
にこれに噛合した連動歯車42を介してクランク
シヤフト41が低速で回動する。そしてこのクラ
ンクシヤフト41のクランクアーム43の回動
で、昇降枠体44は、横杆26のカラー47及び
駆動軸25のカラー48に対してこれを挿通した
上下の案内長溝45を介して比較的ゆつくりとし
た速度で所定の間繰返し昇降動作される。
また上記第1のカム盤31と同時に回動される
第2のカム盤32は、その摺動面部34で摺動軸
37の受動体38の先端部を摺接しつつ回動さ
れ、その受動体38の先端部が摺動面部34から
押動突起35の傾斜面部に係合されるとともに、
受動体38を介して摺動軸37はコイルスプリン
グ40に抗して次第に軸方向に押動され、受動体
38の先端部が押動突起35の頂部に乗り上げた
時点では、摺動軸37に固着した切換歯車39は
第1の駆動歯車26から脱れてこれに代つて第2
の駆動歯車28に噛合される。そしてこの切換歯
車39は、第2の駆動歯車28によつて高速で連
動回動されるとともに、この切換歯車39に噛合
し連動歯車42を介してクランクシヤフト41が
高速で回動する。またこのクランクシヤフト41
のクランクアーム43の高速回動で、昇降枠体4
4は、横軸46のカラー47及び駆動軸25のカ
ラー48に対してこれを挿通した上下の案内長溝
45を介して比較的速い速度で所定の間繰返し昇
降動作される。
そしてこの昇降枠体44の速い速度での昇降動
作で、玩具体10の目玉66は上下方向に反転回
動され、また下嘴75は上嘴74に対して上下方
向に開閉回動され、さらに鳴々体56は鳴奏動作
される。
すなわち、昇降枠体44が上昇されこの昇降枠
体44の上方部に設けた両側の磁石体51が両側
の目玉66の後方部または後方部から上方部に近
接すると、この磁石体51によつて目玉66内に
設けた磁性体72が目玉66内において上方に吸
引されるとともに、目玉66は両側のピン68を
介して自動的に下向き回動され、前面部の黒目部
70の下側部分が収容凹部67内に入り込んで収
容されるとともに、白目部71の一部が開口部6
9の前面部に露出される。
また昇降枠体44が下降され、両側の磁石体5
1が両側の目玉66の後方部から離間されると、
磁石体51による磁性体72の吸引が解除され、
磁性体72が目玉66内においてその下方部に落
されるとともに、そ重量で目玉66は両側のピン
68を介して自動的に上向きに反転回動され、白
目部71が再び収容凹部67内に収容されるとと
もに、黒目部70の全部が開口部69の前面部に
露出される。
したがつて昇降枠体44の昇降動作によつて磁
石体51と磁性体72との磁力作用で目玉66は
上下方向に反転回動され、瞬たきないしは目を開
閉する如き動作を所定の間繰返し呈する。
また昇降枠体44が昇降動作されると、上記目
玉66の反転回動動作とともに、昇降枠体44の
係止凹部53内に折曲係止部78を係止した連杆
66はそのピン77を回動中心として上下回動さ
れるとともに、この連杆66の先端部に止着した
下嘴75が上嘴75に対して開閉する如き動作を
所定の間繰返し呈する。
また昇降枠体44が昇降動作されると、上記目
玉66の反転回動動作及び下嘴75の上下回動動
作とともに、昇降枠体44の内側に突出した連動
杆74が鳴々体56のベローズ58を押動伸縮さ
せ、このベローズ58の伸縮動作で、シリンダー
61に対するピストン62の伸縮動作と相俟つて
鳴々体56は増幅されて鳴奏部60において鳴奏
される。
したがつて第2のカム盤32の押動突起35で
摺動軸37がコイルスプリング40に抗して軸方
向に押動され続けられている間は、昇降枠体44
の昇降動作によつて、玩具体10は、目玉66を
上下方向に反転回動しながら上嘴74に対し下嘴
75を上下回動して口を開閉しつつ鳴々体56が
鳴奏されるものである。
また第2のカム盤53がさらに回動されると、
その押動突起35の頂部から摺動軸37の受動体
38の先端部が外れるとともに、この摺動軸37
はコイルスプリング40の復帰力によつて第2の
カム盤32に向つて摺動され、その受動体38の
先端部が再び第2のカム盤32の摺動面部34に
摺接される。
またこれととも、摺動軸37に固着した切換歯
車39は、第2の駆動歯車28から外れ、これに
代つて再び第1の駆動歯車26に噛合され、クラ
ンクシヤフト41は再び低速で連動回動され、目
玉66の上下方向の反転回動動作、上嘴74に対
する下嘴75の上下回動動作、及び鳴々体56の
鳴奏動作が停止される。
このように、第2のカム盤32の回動でその複
数の押動突起35が順次断続的に摺動軸37を押
動してその切換歯車39を切換移動することによ
つてその各押動突起35の相互間の間隔の不規則
とその相互の形状の相異によつて玩具体10は、
不規則に上記各種動作を繰返し呈するとともに、
この動作中において玩具体10は、さらに第1の
カム盤31の各係合片36と係止片9との係脱回
動によつて止り木体1に対してリズムを採るよう
に左右方向に揺動動作を不規則的に繰返し呈する
ものである。
つぎに、前記実施例では目玉66内に磁性体7
2を封入する場合について説明したが、これに限
らず磁石体51によつて回動されるように目玉6
6自体を磁性体で形成してもよく、または目玉6
6の後面部に磁性体を貼着するようにしてもよ
い。
〔考案の効果〕
本考案によれば、止り木体上おいて玩具体は左
右方向に身体を揺動してリズムを採る如き動作を
所定の間繰返し呈し、またこの揺動動作時におい
て玩具体は、目玉を断続的に反転回動して瞬たき
する如き動作を所定の間繰返し呈し、かつまたこ
の動作時において嘴を開閉動作すると同時的に
鳴々体が鳴奏し、したがつて玩具体は、身体を左
右に揺動してリズムを採りながら断続的に嘴を開
閉して鳴々するとともに、目玉を動かして瞬たき
する如き動作を呈する。またこの場合、目玉は、
磁石体の昇降動作に伴う磁力作用によつて確実か
つ円滑に反転回動することができ、リンク機構の
ような機械的構造を採らないので、部品点数が少
なく構造が簡単でしかも作動が不円滑、不能にな
ることもなく、また嘴は昇降枠体の昇降動作に連
動して開閉するので、リンク機構のような部品点
数の多い中間部材を用いるものに比べその開閉動
作が円滑で嘴開閉動作の自然感を現出することが
でき、さらに目玉、嘴及び鳴々体は昇降枠体の昇
降動作によつて直接作動するようにしたので、そ
の各部材の動作を確実に実行させることができ、
しかも、各部材の動作タイミングを簡単に調節設
定することができ、したがつて作動上及び製作上
極めて有利なものである。したがつてふくろうや
みみずくのような興趣深い活動玩具を提供できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
鳥活動玩具の斜視図、第2図は同上正面図、第3
図は同上玩具体が止り木体の一方側に傾いた状態
の正面図、第4図は同上枠体を取外した状態の一
方側の正面図、第5図は同上他方側の背面図、第
6図は同上玩具体の支持機構部の断面図、第7図
は同上目玉作動機構の断面図、第8図は嘴開閉機
構の断面図、第9図は鳴々体作動機構の断面図、
第10図は玩具体の分解斜視図、第11図及び第
12図はカム盤の正面図である。 1……止り木体、5……支柱、6……取付軸、
8……支持突片、10……玩具体、20……電動
機、23……歯車連動機構、25……駆動軸、2
6……第1の駆動歯車、28……第2の駆動歯
車、31……第1のカム盤、32……第2のカム
盤、35……押動突起、36……係合片、37…
…摺動軸、39……切換歯車、41……クランク
シヤフト、43……クランクアーム、44……昇
降枠体、51……磁石体、53……係止凹部、5
6……鳴々体、66……目玉、72……磁性体、
74……上嘴、75……下嘴、76……連杆、7
8……折曲係止部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中間部上に支柱を立設した止り木体と、この
    止り木体の支柱に横架されその一側部に止り木
    体側上に傾斜して突出した支持突片を有する取
    付軸と、この取付軸に左右方向揺動自在に取着
    され目玉を回動自在に設けるとともに嘴を開閉
    自在に設けかつ鳴々体を内蔵した玩具体と、こ
    の玩具体に回動自在に軸架され玩具体を揺動す
    るように上記支持突片に係脱する複数の係合片
    を有する第1のカム盤と、この第1のカム盤と
    同軸に取着され切換歯車を進退動してクランク
    シヤフトを断続的に変換回転駆動する第2のカ
    ム盤と、上記クランクシヤフトのクランクアー
    ムに昇降自在に設けられ上記玩具体の嘴及び
    鳴々体を連動するとともに、目玉を回動する磁
    石体を取着した昇降枠体とを具備したことを特
    徴とする鳥活動玩具。 (2) 第1のカム盤及び第2のカム盤は、歯車連動
    機構を介して玩具体内に設けた電動機に連動連
    結され、かつ、この電動機は止り木体に内蔵し
    た電池に電気的に接続されていることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の鳥活
    動玩具。 (3) 玩具体の目玉は、回動自在に収容され内部に
    昇降枠体の磁石体によつて吸引される磁性体が
    封入されているとともに、常時は磁性体によつ
    て黒目部が前面部に露出するようにバランス保
    持されていることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項または第2項記載の鳥活動玩
    具。 (4) 玩具体の嘴は、上嘴と下嘴とからなり、上記
    上嘴は口溝の上部に固着され、上記下嘴は上記
    口溝内に上下動自在に挿通された連杆の先端部
    に取着されているとともに、上記連杆の後端の
    折曲係止部が昇降枠体の係止凹部内に係止され
    昇降枠体の昇降動作により連杆を介して下嘴を
    上嘴に対して開閉するようになつていることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項ない
    し第3項のいずれかに記載の鳥活動玩具。
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