JPH0349874Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0349874Y2 JPH0349874Y2 JP1983076240U JP7624083U JPH0349874Y2 JP H0349874 Y2 JPH0349874 Y2 JP H0349874Y2 JP 1983076240 U JP1983076240 U JP 1983076240U JP 7624083 U JP7624083 U JP 7624083U JP H0349874 Y2 JPH0349874 Y2 JP H0349874Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cement
- layer
- inorganic
- parts
- laminate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はセメント積層体に関し、詳しくは表面
に緻密で高強度、高硬度の焼成無機物層が一体積
層化された強度、耐候性及び耐凍害性にすぐれる
セメント積層体に関する。 従来より表面に種々の化粧を施したセメント硬
化体が知られている。例えば、セメント成形物の
表面に釉薬を施し、焼成し、釉薬をセメント成形
物に融着させた後、冷却し、次いでセメント成形
物を水和硬化させた積層体が知られているが、冷
却時に施釉層やセメント基体に亀裂が生じるほ
か、耐候性、耐衝撃性等に劣る問題がある。 本考案は上記に鑑みてなされたものであつて、
焼成無機物層が表面に一体化されている強度、耐
候性及び耐凍害性等にすぐれたセメント積層体を
提供することを目的とする。 本考案のセメント積層体は、セメント硬化体の
アルミナ及び/又はシリカを主成分とする焼成無
機物層が一体に積層され、前記セメント硬化体と
焼成無機物層との間に、セメント混練物と前記無
機物との混合物とからなる層が介在されているこ
とを特徴とするものである。 本考案によるセメント積層体は、例えば、セメ
ント混練物と、このセメント混練物並びにアルミ
ナ及び/又はシリカ及び必要により、リン酸もし
くはその塩を含有する低温焼成性水性無機組成物
の混合物と、更に前記水性無機組成物とを積層
し、一体に加圧成形し、加熱して、無機層を焼成
した後、冷却し、次いで、セメント層を再水和す
ることによつて得られる。 上記セメント混練物は、ポルトランドセメン
ト、アルミナセメント、特殊セメント、混合セメ
ント等の適宜のセメントと水と必要に応じて繊維
や骨材を含有する組成物であり、更に成形助剤と
してメチルセルロースやポリビニルアルコール等
の成分を含有していてもよい。 また、表面層を形成する上記低温焼成性無機組
成物においては、アルミナ又はシリカとして、こ
れらを主成分として含む粘土、ケイソウ土、タル
ク等やガラスを用いることもできる。リン酸塩と
しては、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、
アルミニウム塩等が用いられるが、特に、リン酸
ナトリウム、リン酸マグネシウム、ポリリン酸ナ
トリウム等が好ましく用いられる。リン酸又はそ
の塩は、アルミナ及び/又はシリカとリン酸又は
その塩、即ち、水を除いた組成物において、通
常、5〜30重量%を占め、また、水は上記成分の
合計重量100重量部について、成形方法にもよる
が、通常、1〜20重量部が配合されて、低温焼成
性無機組成物とされる。必要に応じて無機繊維や
金属繊維等の補強材や金属酸化物等の着色剤を含
有していてもよい。 上記のようなセメント混練物と無機組成物の成
形時の圧力は、特に制限されないが、通常、300
〜2000Kg/cm2である。また、得られた積層成形物
の加熱焼成温度は、通常、400〜900℃の温度であ
る。このようにして無機層を焼成し、冷却した
後、この焼成により脱水したセメント層、即ち、
セメント水和物及び未水和セメントからなるセメ
ント層を水中に浸漬して再水和、硬化させる。 しかして本考案においては、セメント層と無機
層との間に上記両者の混合物からなる層を積層介
在させて、例えば、加圧成形し焼成することによ
り、セメント層と焼成無機物層との間の接着性が
高められているのである。また、セメント水和物
層の厚みを厚くすることによつて、積層体の耐衝
撃性を高めることができるが、或いは成形圧を大
きくして、低水セメント化を図ることによつて
も、耐衝撃性を高めることができる。 図面は以上のようにして得られる本考案のセメ
ント積層体の一実施例を示す断面図であり、セメ
ント積層体は、焼成無機物層1がアルミナ及び/
又はシリカからなり、緻密、高強度、高硬度であ
り、且つ、セメント硬化体2との間に、両者を形
成するセメント混練物及び無機物との混合物から
なる層3が積層介在されて一体化されており、無
機物層1及び硬化体2の接着性にすぐれているの
で、強度、耐候性、耐衝撃性にすぐれている。 以下に本考案の実施例を挙げる。 実施例 1 ポルトランドセメント100部と水10部とからな
るセメント混練物と、粉末ガラス(ソーダガラ
ス)40部、アルミナ25部、カリオン21部、テトラ
ポリリン酸ナトリウム14部及び水7部からなる低
温焼成性無機組成物とを同重量ずつ混合して、混
合組成物を調製した。 ポルトランドセメント100部と石綿10部とメチ
ルセルロース1.5部と水18部とからなる厚み10mm
のセメント混練物層の上に上記混合組成物を厚み
1.0mmに積層し、更にその上に上記低温焼成性無
機組成物を厚み1.5mmに積層し、無機層を表面層
として瓦状に加圧成形した。 これを電気炉中で600℃の温度で2時間加熱し
て、無機組成物を焼成した後、冷却し、60℃の水
中に2週間浸漬してセメント層を再水和させて、
瓦状積層体を得た。 比較例 ポルトランドセメント100部とメチルセルロー
ス1.0部と水25部とからなるセメント混練物を12
mmの厚みの板に加圧成形し、600℃の温度で2時
間加熱し、冷却後、40℃の水中に2週間浸漬して
セメント層を再水和させた。 実施例及び比較例で得られた各積層体の曲げ強
度、耐候性及び耐凍害性を調べた。結果を表に示
す。 【表】
に緻密で高強度、高硬度の焼成無機物層が一体積
層化された強度、耐候性及び耐凍害性にすぐれる
セメント積層体に関する。 従来より表面に種々の化粧を施したセメント硬
化体が知られている。例えば、セメント成形物の
表面に釉薬を施し、焼成し、釉薬をセメント成形
物に融着させた後、冷却し、次いでセメント成形
物を水和硬化させた積層体が知られているが、冷
却時に施釉層やセメント基体に亀裂が生じるほ
か、耐候性、耐衝撃性等に劣る問題がある。 本考案は上記に鑑みてなされたものであつて、
焼成無機物層が表面に一体化されている強度、耐
候性及び耐凍害性等にすぐれたセメント積層体を
提供することを目的とする。 本考案のセメント積層体は、セメント硬化体の
アルミナ及び/又はシリカを主成分とする焼成無
機物層が一体に積層され、前記セメント硬化体と
焼成無機物層との間に、セメント混練物と前記無
機物との混合物とからなる層が介在されているこ
とを特徴とするものである。 本考案によるセメント積層体は、例えば、セメ
ント混練物と、このセメント混練物並びにアルミ
ナ及び/又はシリカ及び必要により、リン酸もし
くはその塩を含有する低温焼成性水性無機組成物
の混合物と、更に前記水性無機組成物とを積層
し、一体に加圧成形し、加熱して、無機層を焼成
した後、冷却し、次いで、セメント層を再水和す
ることによつて得られる。 上記セメント混練物は、ポルトランドセメン
ト、アルミナセメント、特殊セメント、混合セメ
ント等の適宜のセメントと水と必要に応じて繊維
や骨材を含有する組成物であり、更に成形助剤と
してメチルセルロースやポリビニルアルコール等
の成分を含有していてもよい。 また、表面層を形成する上記低温焼成性無機組
成物においては、アルミナ又はシリカとして、こ
れらを主成分として含む粘土、ケイソウ土、タル
ク等やガラスを用いることもできる。リン酸塩と
しては、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、
アルミニウム塩等が用いられるが、特に、リン酸
ナトリウム、リン酸マグネシウム、ポリリン酸ナ
トリウム等が好ましく用いられる。リン酸又はそ
の塩は、アルミナ及び/又はシリカとリン酸又は
その塩、即ち、水を除いた組成物において、通
常、5〜30重量%を占め、また、水は上記成分の
合計重量100重量部について、成形方法にもよる
が、通常、1〜20重量部が配合されて、低温焼成
性無機組成物とされる。必要に応じて無機繊維や
金属繊維等の補強材や金属酸化物等の着色剤を含
有していてもよい。 上記のようなセメント混練物と無機組成物の成
形時の圧力は、特に制限されないが、通常、300
〜2000Kg/cm2である。また、得られた積層成形物
の加熱焼成温度は、通常、400〜900℃の温度であ
る。このようにして無機層を焼成し、冷却した
後、この焼成により脱水したセメント層、即ち、
セメント水和物及び未水和セメントからなるセメ
ント層を水中に浸漬して再水和、硬化させる。 しかして本考案においては、セメント層と無機
層との間に上記両者の混合物からなる層を積層介
在させて、例えば、加圧成形し焼成することによ
り、セメント層と焼成無機物層との間の接着性が
高められているのである。また、セメント水和物
層の厚みを厚くすることによつて、積層体の耐衝
撃性を高めることができるが、或いは成形圧を大
きくして、低水セメント化を図ることによつて
も、耐衝撃性を高めることができる。 図面は以上のようにして得られる本考案のセメ
ント積層体の一実施例を示す断面図であり、セメ
ント積層体は、焼成無機物層1がアルミナ及び/
又はシリカからなり、緻密、高強度、高硬度であ
り、且つ、セメント硬化体2との間に、両者を形
成するセメント混練物及び無機物との混合物から
なる層3が積層介在されて一体化されており、無
機物層1及び硬化体2の接着性にすぐれているの
で、強度、耐候性、耐衝撃性にすぐれている。 以下に本考案の実施例を挙げる。 実施例 1 ポルトランドセメント100部と水10部とからな
るセメント混練物と、粉末ガラス(ソーダガラ
ス)40部、アルミナ25部、カリオン21部、テトラ
ポリリン酸ナトリウム14部及び水7部からなる低
温焼成性無機組成物とを同重量ずつ混合して、混
合組成物を調製した。 ポルトランドセメント100部と石綿10部とメチ
ルセルロース1.5部と水18部とからなる厚み10mm
のセメント混練物層の上に上記混合組成物を厚み
1.0mmに積層し、更にその上に上記低温焼成性無
機組成物を厚み1.5mmに積層し、無機層を表面層
として瓦状に加圧成形した。 これを電気炉中で600℃の温度で2時間加熱し
て、無機組成物を焼成した後、冷却し、60℃の水
中に2週間浸漬してセメント層を再水和させて、
瓦状積層体を得た。 比較例 ポルトランドセメント100部とメチルセルロー
ス1.0部と水25部とからなるセメント混練物を12
mmの厚みの板に加圧成形し、600℃の温度で2時
間加熱し、冷却後、40℃の水中に2週間浸漬して
セメント層を再水和させた。 実施例及び比較例で得られた各積層体の曲げ強
度、耐候性及び耐凍害性を調べた。結果を表に示
す。 【表】
(注) 耐候性はサンシヤインウエザロ試験
(1000hr)による。また、耐凍害性はASTM
法水中凍結法による(100サイクル)。
(1000hr)による。また、耐凍害性はASTM
法水中凍結法による(100サイクル)。
図面は本考案のセメント積層体の実施例を示す
断面図である。 1……焼成無機物層、2……セメント硬化体、
3……混合物層。
断面図である。 1……焼成無機物層、2……セメント硬化体、
3……混合物層。
Claims (1)
- セメント硬化体の表面にアルミナ及び/又はシ
リカを主成分とする焼成無機物層が一体に積層さ
れ、前記セメント硬化体と焼成無機物層との間
に、セメント混練物と前記無機物との混合物とか
らなる層が介在されていることを特徴とするセメ
ント積層体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7624083U JPS59181840U (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | セメント積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7624083U JPS59181840U (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | セメント積層体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59181840U JPS59181840U (ja) | 1984-12-04 |
| JPH0349874Y2 true JPH0349874Y2 (ja) | 1991-10-24 |
Family
ID=30206287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7624083U Granted JPS59181840U (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | セメント積層体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59181840U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49139815U (ja) * | 1973-03-27 | 1974-12-02 |
-
1983
- 1983-05-20 JP JP7624083U patent/JPS59181840U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59181840U (ja) | 1984-12-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2424589C (en) | Fire-protection material | |
| EP0861216B1 (en) | Inorganic resin compositions, their preparation and use thereof | |
| CN105174905A (zh) | 一种轻质隔热陶瓷制品及其制作方法 | |
| CN110407555B (zh) | 一种氯氧镁泡沫防火混凝土轻质墙体复合材料及其制备方法 | |
| CN103469927B (zh) | 一种抗裂隔音轻质墙体的制备方法 | |
| CN109336542B (zh) | 一种用于地暖模块散热面的导热涂料及制备方法 | |
| JPH0411497B2 (ja) | ||
| CN2880963Y (zh) | 多功能陶粒板体结构 | |
| CN103291002B (zh) | 一种高强屋面复合保温隔热瓦的制造方法 | |
| CN116330444A (zh) | 一种提高陶瓷砖耐磨性的方法 | |
| JPS58140378A (ja) | セラミツクス積層体の製造法 | |
| JPH0472787B2 (ja) | ||
| US7048795B1 (en) | Bonding of cement paste to porcelain shaped articles through the use of ceramic glazes | |
| JP2817330B2 (ja) | 施釉珪酸カルシウム断熱板およびその製造方法 | |
| CN103786383A (zh) | 一种纤维复合材料增强陶瓷板及其制造方法 | |
| JPS63432Y2 (ja) | ||
| JP3181968B2 (ja) | ホーローコンクリートの製造方法 | |
| JPS5913680A (ja) | セラミツクス積層体およびその製造法 | |
| JPH0214307B2 (ja) | ||
| JPS6198531A (ja) | 施釉セメント・発泡体系パネルおよびその製法 | |
| RU2698368C1 (ru) | Керамическая масса для изготовления фасадной облицовочной и теплоизоляционной керамики | |
| JPS60161382A (ja) | 施釉セメント製品の製造方法 | |
| JPH05279097A (ja) | 耐熱性セメント組成物 | |
| KR100940869B1 (ko) | 석분 오니를 이용한 내장용 점토벽돌 및 그 제조방법 | |
| SU1713918A1 (ru) | Клеева композици |