【発明の詳細な説明】
′本発明は組換えDNAタン白の製造法、特に組換えDNA技術により抗体Fv
断片を製造する方法に関する。
以下の記述では、多くの文献に言及する。これらは名前と番号ヲ〔〕にて示す。
文献の完全な情報は末尾に番号順に示す。
天然の抗体分子の構造は周知である。即ち、4個の鎖、2個の重鎖および2個の
軽鎖から成り、そのN −末端は整列している。抗体の重鎖は比較的フレキシブ
ルなアミノ酸配列により他のドメインに結合した多くのドメインを形成する。軽
鎖はC−末端不変ドメインに結合したN−末端可変ドメインから成る。重鎖はN
−末端可変ドメインと3個以上の不変ドメインから成る。6対の軽鎖と重鎖可変
ドメインは共同して、抗原結合領域を形成する。
抗体の抗原結合(又は可変)領域(各々は軽鎖と1鎖可変ドメインから成る)1
注意深くタン自分解的消化により、残りから分離できることは2・3の単離例に
て報告された。この分離領域は一般にFv領領域して知られている。単離された
重鎮又は軽鎖可変ドメインはダイマー化して擬−Fv領領域得ることが出来るこ
とも公知である。
Fv領領域は擬−11’v領域(以下Fv断片とまとめて呼ぶ)は診断薬又は治
療剤として使用できることも示唆された。例えば、放射能標識したFv断片は身
体中の腫瘍を探すのに使われた。Fv構造に結合されているa胞律剤は化学治療
剤として使用できる。Fvw′r片は全抗体分子即ちFab又はF(ab’)2
断片と比べて比較的小さ込から、この断片はそのターゲットに容易に達すること
ができ、ターゲットに多量結合でき、かつ患者から速かに除くことができること
も推測された。
タン自分解的切断によりFv領領域つくるのは実験室条件下でも難しく、実際上
工業的見地から実施不能である。組換えDNA技術を使ってFv断片を微生物に
つくらせることはムーブとデ7アロニ〔1〕により提案された。しかし、Fv断
片を生産するのに必要な遺伝情報を含むように形質転換された微生物は必要なタ
ン白を合成しうるが、活性Fv断片を得るのは非常に難しいことが分った。合成
されたタン白は微生物中の不溶性封入体に通常見られる。Fv断片を得るために
、フィールド等〔2〕に記載されるように、微生物構造を破壊し、タン白を分離
しついでタン白を再変性する必要がある。しかし、このような方法により得たF
v断片の収量は低い。
スクラとブラックサン〔6〕が確認していることは、バクテリア宿主細胞を使っ
て組換えDICA技術により機能的Fv断片を生産することは不可能であると信
じられていた。しかし、彼等は、E、 coli中に機能的抗−ホスホリルコリ
ン?v断片を生産できる特定の発現系を開発した。はんの少量のタン白C0,2
19/II培養物)がこの発現系により得られた。即ち、この開発された系が工
業的生産を可能とするかどうかの問題は残っている。特定の発現系が別のバクテ
リア系の他の抗体から誘導されたF’v断片を得るのに使用できるかどうかも未
解決である。
したがって、組換えDNA技術によりPv断片を好収率で生産可能なことが望ま
しい。
本発明によれば、以下の工程から成るFv断片を製造する方法が提供される。即
ち、
抗体軽鎖又は重鎮の可変ドメインのみをコードするDNA配列を有するオペロン
を含む真核発現ベクターで真核宿主細胞を形質転換し、
この形質転換した宿主細胞t”、DNA配列によりコードされたタン白を合成さ
せる条件下で培養し、ついで合成されたタン白を集取する工程である。
FvVT片の鎖を引き出しそして十分機能的なFv断片を培養上澄液に生産され
るように、宿主細胞により正しく組立てることが望ましbo
望ましh別法として、宿主細胞をそれぞれ相補的重鎮又は軽鎖可変ドメインをコ
ードするDNA配列をもつオペロンを含む第2の真核発現ベクターで形質転換す
るものである。第2の望ましい別法では、第1の発現ベクターはそれぞれ相補的
重鎖又は@鎖可変ドメインをコードするDNA配列を含む第2のオペロンを有す
る。
どちらの場合でも、翻訳産物は@鎖とX鎖可変ドメインのダイマーから成るFv
断片である。
必要なら、各可変ドメインは9−末端に融合した薄紫、リガンド又はトキシンの
如きエフ千りタータン白を有する融合タン白として発現させることができる。
このエフエフ−タータン白は、イメージ用の放射活性又はフルオレラセン分子を
結合し、又は治療用細胞毒剤を結合するのに使用することができる。この場合、
各オペロンは読み枠中、可変ドメインコード配列に連結した工7エクタータ/白
をコードするDNA配列を含む。
この各可変ドメインが別個に翻訳される場合、生産された?v断片は非共有結合
によってのみ一緒に保持される。したがって、Fv断片は例えばPI(を下げる
ことにより解離し易い。Fv断片の安定性を改善するために、各DNA t−コ
ードする配列をその3′末端で変えることができ、1つ以上のシスティン残基は
各可変ドメインのC−末端で生産される。このような改変を行なうと、ダイマー
中の可変ドメインはS−S結合により連結するようになり得る。このことはll
’v断片の組立ても促進しうる。
別法として、Fv7ラグメントは第一可変ドメインをコードする第−DNA配列
および第二可変ドメインをコードする第二DNA配列をオペロン中に有するベク
タ−の使用により安定化させることができる。この第一配列および第二配列は結
合ペプチド配列をコードする第三DNA配列により連結されて込る。この方法に
類似する提案はLanaerおよびBirdにより記載されている〔4〕。これ
らのドメインをコードする配列は、翻訳産物におりて、第一可変ドメインが、第
二可変ドメインの正常N−末端に、結合ペプチド配列により連結された、そのC
−末端を有するように配列させることができる。この場合に、結合ペプチド配列
は、妥当な長さと柔軟性とを有する必饗がある。
第一および第二のドメインをコードする配列は、同一ドメインをコードすること
ができるが、好ましくは相補的軽鎖ドメインと重鎖ドメインとをコードする。
この場合に、所望により、1個だけのエフェクタータンパク質iFvフラグメン
トに融合させることができる。
DNAをコードする配列(1つまたはそれ以上)はcDNA、rツムDNAまた
はその混合物を含有することができる。好ましくは、これらのコード配列は、モ
ノクローナル抗体、有利には、マウスモノクローナル抗体に由来するものである
。これらのコード配列は「天然」配列であることができ、ある論は「ヒューマナ
イズ化」配列であることができる。このヒューマナイズ化配列は一つの種からの
モノクローナル抗体からの相補性決定領域(CDR5)が別の種からのフレーム
ワークQ域(FRs)上にグラフトされたものである。「ヒューマナイズ化」抗
体に使用することができる技術はRsichmann等により記載されている〔
5〕。
本発明の第二の態様に住込、ドメインの一方または両方がそのN−末端部位に可
変ドメインを有し、かつまた、そのC−末端部位に、騨素、リガンrまたはトキ
シンを有する融合タンパク質よりなる、Fv槽構造提供される。
これらのドメインをコードする配列は、オペロンでプロモーターの制御の下にあ
る。好ましくは、このプロモーターはヒトサイトメガロウィルス(HCMV )
メジャーイメデイエートアーリイ(M工E)遺伝子からのプロモーターのような
強力なプロモーターである。
形質転換させる、真核宿主細胞は、好ましくは、哺乳動物細胞であり、たとえば
CHO細胞を使用することができる。しかしながら、宿主細胞はミニロイド細胞
、特に、形質転換される前には、完全抗体または軽鎖を分泌しないミエローマ細
胞は最も好ましい。このような細胞系は充分に知られており、広く入手すること
が本発明で使用するのに適する発現ベクターを製造することができ、そして宿主
細胞中にトランス7オームすることができる技術は、当技術でよく知られており
、たとえばManiatisにより開示されている〔6〕。
形質転換された宿主細胞によって製造されたFvフラグメントは、現在利用でき
る、方法のいずれによってても採取することができる。−例として、抗原はクロ
マトグラフィメジウム上に不動化させることができ、培養上澄液をこのメジウム
上に通す。これにより、Fv7ラグメントは上澄液中の残りの成分から分離され
る。
本発明はまた、本発明の方法で使用するための真核細胞発現ベクター、このベク
ターで形質転換された真核宿主細胞、および本発明の方法により製造されるFv
7ラグメントを包含するt
微生物における組換えDNA技術を使用して容易に採取できる量の官能性’Fv
構造体を製造することには失敗していたことから(5kerraおよびPluc
kthumの特別の発現系〔3〕を使用する場合を除<)、I’Vを真核細胞内
で、培養培地中に分泌される安定な産物として、良好な収率で製造できることは
驚くべきことである。
約10ダ/培養物11のFvの収率が得られ、この改良された収率はこの真核細
胞発現系がさらに発展することを予想させる。従って、本発明は、組換えDNA
技術によって、Fv構造体を商業的に有用な量で製造することを可能にするとい
う、予想外の利益を提供する。
さらに、真核宿主細胞を使用する利点には、分泌されたFv構遺体が代表的に、
細菌発熱物質の不存在の下に製造されることにある。
もう一つの驚くべき特徴は、Fvフラグメントを、B工P (重鎖結合部位〕の
ための結合部位がPvフ2グメント中に存在しなくても、適当に組立てることが
できることにある。B工Pの結合が抗体の正しい組立てを確実にするために必須
であるものと推測されていた。
本発明の方法は、いずれのFv 7 ”)グラフトにも一般的に適用することが
でき、従って、所望の特異性を有するF’v 7ラグメントを容易な方法で製造
することを可能にするものと信じられる。さらにまた、777ラグメントを哺乳
動物で製造することができるので、インビボにおいてそれらを使用するための調
節を容易にうろことができる。
ここに、本発明の若干の態様を、図面を引用して例示だけの目的で示す。
これらの図面において、
第1図は、とューマナイズ化抗−リゾチームFv 7ラグメントの産生に使用す
るためのベクターの構築を示すものである;
第2図は、第1図のベクターに使用されたりシエイゾ化HuVLI、Y8遺伝子
のヌクレオチド配列および相当するアミノ酸配列を示すものである;
第3図は、抗−TAG 72 Fv 7ラグメントの製造に使用するためのベク
ターの構築を示すものである;そして
第4図は、B 72.3 PvのSDBポリアクリクリミドrルのフルオログラ
フを示すものである。
抗体D1.3(リゾチームに特異的なマウスモノクローナル抗体(Vsrhoe
yen at al、 (7) )の重鎖可変領域を、ヒトミニo −? yz
vt (5aul at al、 (3) )によって産生されるモノグローナ
ル抗体のFRf:コードするDNA配列にそのCDRをコードするDNA配列を
グラフトすることによってヒューマナイズした。Boneθ:0n8B蛋白RE
工配列(Epp at al、 (:10) )に似たヒトカッパ釧コンセンサ
ス配列のF R(Kabat et al、[9:i)をコードするDNA配列
にそのCDRをコードするDNA配列をグラフトすることによってDl、3の軽
鎖可変領域もヒューマナイズした。Reichmann at al、 (4)
の方法に従って、長bオリゴヌクレオチドについての部位特異的突然変異を用い
てグラフトを実施した。
Fvs造の発現については、ヒニーマナイズ化軽鎖及び重鎖可変領域のコード配
列の3′末端にストップコドンを導入した。
最初の構築では、イムノグロブリン重鎖プロモーター / x 7 /% yサ
ー配列(Verhoeyen et am、 (7) )のコントロール下とは
独立に、シングルベクター中にコード配列を挿入した。第2の構築では、HCM
V−M工1遺伝子プロモーター/エンハンサ−配列(Stenberg eta
l、 (11)とBoshart et al、 (12:] )のコントロー
ル下にそれぞれのコード配列を挿入した。HCMV配列のRNAスタート部位を
利用して、可変領域コード配列の5′末端でシグナル配列の5′7ランキング配
列にHCMV−M工E遺伝子プロモーター/工ンノ・ンサー配列を融合すせた。
第2の構築体pLR□は第1図に示した。
リシエイゾ化軽鎖可変領域HuVLLYS及びリシエイプ化重鎖可変領域Eu)
アHLYS(Verhoeyen at al、(7) )をそれぞれM13中
にHind l[−BamH:[フラグメントとしてクローン化した。リシエイ
プ化HuVLLYS遺伝子のヌクレオチド配列及び対応するアミノ駿配列を第2
図に示した。それぞれのコード配列の3′末端にX2つのストップコドン次いで
Elac 1部位を部位特異的突然変異により導入した。
それぞれの遺伝子のリーダー配列の翻訳スタート部位とRNAスタート部位との
間に、第2図に示したように1(ind [1部位を導入した。得られる可変領
域遺伝子をpsVgp tベクター(峠ユliganとBerg (14) )
にHlnd ll −BamHIフラグメントとしてクローン化した。
このベクターは、リンカ−(Neuberger et ah (15) )と
して工g−重鎖エンハンサー(工g Henh )のEcoR■−Hlnd [
17ラグメントを有してhた。それぞれの遺伝子の5’ Sac l −Bam
HI7.7グメントを次りで、ヒトカッパ定常領域(3′末端Ck ) (Rl
oter at al、 (13) )のSac l’ −BamHl 7ラグ
メントと交換し、ポリアゾニレ−ジョンシグナルを得た。それぞれのベクターの
Hlna m 部位K 、エンハンサ−、フロモーター及Q[G1非翻訳化エク
ソン(HCMV enh−pro ) f含有するHCM −M工E遺伝子のH
lnd mフラグメン) (stenbergst al、 (11)とBoa
hart at al、 [12) ) t−クローン化した。次いで、完全’
V L−遺伝子(Ig−エンハンサ−1HCMV−プロモーター、VL−コード
領域及びポリアデニル化シグナルを含有する)をpBGs 18(5pratt
at al、 (16) )に1jicoRlフラグメントとしてサブクロー
ン化し、得られるベクターpBGs−Jv■屈を第1図に示すようにBamHl
−77グメントとしてpBVgpt −HvVHLYSベクターにクローン化
シタ。最終プラスミドpLRlは、更に、゛薬剤アンピシリン(ampR)、カ
ナマイシン(’Kan )及びマイコフェノール酸(Kco gpt )の耐性
遺伝子、2つのcolE l複製オリジン(coxK l ori )及び5v
4(1エンハンサ−(S V 4 Q enh−pro )を含んでいた。クロ
ーニングに用いたBam1lil (B) 、]1iincll[(E) 、I
CcoRl (K)及び5aal (S)を示した。
エレクトロボレーシ=i ン(Potter at al、 (17:) )に
よって、プラスミドを非産生ミエローマセルライン(yso Ga1fre s
t; ax、 (18) )にトランスフェクトした。得られるトランスフェク
ト体をマイコフェノール酸(MulliganとBerg (14) )で選択
した。
トランスフェクト細胞クローン’fc、”8−メチオニン取り込み、リゾチーム
セファロースを用いた培養上清のアフィニティー精製及び5DS−アクリルアミ
ドデル分析によりスクリーニングした。
HCMVプロモーターを用いた場合には、1gプロモーターを用いた構築体に比
べて分泌Fv 7ラグメントは約I DO−1000倍多かった。Fv 7ラグ
メ/トの調製に用いたクローン化セルラインは、ローラーボトル中で生育させた
時は約8q/Jを分泌した。かくして、インタクト抗体の組換え体と同様の収率
で、ミエローマ細胞中にてFv 7ラグメントを産生ずることが可能となる。
8DSデル分析により、Fv7ラグメントは約12kD(計算値:VH−12,
749、VL−11,875)の2つのチェインを有していた。それはりゾチー
ムセ7アロースにより培養上清から容易に精製されたので、機能的形態で分泌さ
れている。精製Fv 7ラグメントを、リン酸緩衝化生理食塩水(PBS )中
のHPLCサイズカンム(Biogorbax G B 250 )で調べた所
、シングルビークが観察され、その保持時間は濃度70及び0.3m9/lでは
変化はなかった。
FvフラグメントtpH7,5でネイティブアクリルアミドゲルで分析した。F
v 7ラグメンドは単一バンドを示し、そこにはSDSデルで分析した所、vH
領領域VL領領域が含まれていた。このバンドは、リゾチーム存在下ではネイテ
ィブゲル上でシフトした。シフトバンドにはりゾチームとVH及びVL領領域含
まれていた。更に、単離したVL領領域、Fv7:)グメントとは相違する移動
性を示した。単離VHはグルでは移動しなかった。これらの結果から、FJ(7
,5でのFv)ラグメントのプレドミナント体は関連VH−VLヘテロダイマー
であることが強く示唆される。
また、超遠心沈降分析による見かけの分子量は約23.05±0.35 kD(
0,73の部分特異的容量)であった。
VH−VLヘテロダイマーの形成は、蛋白濃度0.5W/lでの3.7%ホルム
アルデヒド/PBSでの架橋により確立された。約25kDの架橋化VH−ML
ヘテロダイマーが形成された。このようなヘテロダイマーはりゾチームセ7アロ
ースに結合する。架橋化物質をSDSデルに過剰に負荷した所、わずかに低分子
量の小分画(5%以下)が現われた。VBホモダイマーと考えられる高分子量バ
ンドは観察されなかった。
それにもかかわらず、FvフラグメントはPH4,5でネイティブアクリルアミ
ドデル上で溶解した。VHとVLとはそれぞれ単一バンドを示した。その蛋白分
解消化を促進するために、歴史的には低…での抗体のインキュベーショ/が行な
われている。
中性−では、Fv7ラグメントが主に関連している場合は、動的平衡である。精
製生合成ラベル化VH領域は、非ラベル化WE−VLヘテロダイマーとインベー
トシた時にはこの非ラベル化VH領域と交換した。
ラベル化VH−VLヘテロダイマーはホルムアルヒトによる架橋によりトラップ
できた。試薬の非存在下でのブレインキュベーションなしに架橋化法により1晩
で平衡に到達するに十分にこの交換は早い。
本発明方法により得られるタイプの蛋白は、構造研究及び臨床研究に極めて有用
である。異なる抗原結合部位について同じβ−シートフレームワークを周込るこ
とができるので、Fv7ラグメントはNMRスペクトルシグナルのアサイ/メン
トヲ簡単化する。臨床応用については、元のFv −7ラグメントのフレームワ
ークに応答するプライマリ−抗イムノグロブリンを克服するために新たな7レー
ムワークでのノ・イパー可変領域の再使用(それによりその特異性)が役に立つ
。架橋はある場合には有利であるが、Fvフ2グメントの溶解は診断及び治療用
にお込て問題とはならない。
VHとVL領領域架橋は、遺伝子レベルでペゾチドリンカーを導入することによ
り、この場合にはインタードメインのジスルフィド結合を形成するための例えば
システィンを含み、あるいは本明細書で示す化学的方法により可能である。
抗体B72.3、抗腫瘍モノクローナル抗体のL鎖およびHi遺伝子(Co1c
her他(19)およびWhittle他(20)’) ’e部位指向(5it
e−directecL )変異誘導に処して(Kramer他(21) )、
IcoRl制限部位と可変ドメインの3′末端に翻訳停止部位を導入した。加え
て、可変遺伝子配列の操作を促進するため、EcoRVおよびHind l1部
位をまたVLに導入し、VH中の天然のPvu lおよびBgl 1部位とマツ
チさせた。これらの遺伝子を、別々にまたはタンデムで、S V −40po1
y人付加配列を有するHCMVプロモーターの制御下に発現ベクター中に騒れて
クローン化した。タンデムに配置した遺伝子での構築物を第2図に示す。これら
の構築物”1cO8J細胞中で一時的に発現させて試験した。
可変ドメインの合成および分泌は、トランスフェクションした細胞を35B−メ
チオニン(100μC1/1Q’細胞/ゴ、48時間)で生合成的に標識して検
定した。
細胞上清を、VLまたはVBのフレームワークエfトーゾと反応させる抗血清で
のイムノゾレシピテーションに処した。
vH/ V I、 構築物をエレクトロポレーション(electropora
tion )によりチャイニーズハムスター卵巣細胞(CaO)中にトランスフ
ェクションした。
WEおよび”17Lドメインは、CO8細胞上清中で還元および非還元SDSポ
リアクリルアミドデルの両方で14KD(参照、計算分子量12.6KD)およ
び12ICDC参照、計算分子量11.8KD)ポリペプチドとして検出された
。両ドメインのより高レベルの発現は明らかに単−VHまたはVI、プラスミド
に比ベデュアルVH/VI、シラスミドから得られた。vHは両方の標識COS
細胞メジウムからドメインのある程度の会合を含んでVLに特異的な抗血清によ
りVLと共沈殿させた。しかし、抗原結合競合検定において推定のFvフラグメ
ントの作用を試験するにはいずれのCOS細胞によっても十分量の物質は得られ
なかった。
B 72.3可変ドメインがインビボで作動しうるように組立てられているかど
うかを調べるにはより高レベルの発現が必要である。この為、VE/VL単一お
よびデュアルプラスミドをCHO細胞に導入した。これらのプラスミドの場合、
CO8細胞よりCHO細胞の方が組換え抗体の収率がよさそうである。
第4図はB 72.6Fv日のSDS &リアクリルアミドデルのフルオログラ
フを示す。第1図のベクターでトランフエクションを行なったCHO細胞を33
Bメチオニン(100μcx /ml、 48 h−)で標識し、細胞上清をB
72.3 V Lドメインに特異的なラット抗血清を用いてイムノゾレシピテ
ーションに処した。試料を還元条件下に15%SDSポリアクリルアミドデルで
分析した。
トラック1〜5は五つの独立CFIO細胞系の結果を示す。
左側の数字は大きさのマーカーである。
B 72.3 Fvポリペプチドはムチン−セファロースマトリックスアフィニ
ティークロマトグラフィーによりこれらの細胞系の一つの培養上清(Fv3、)
ラック3、第4図)がら単離した。ムチンはB 72.5抗原によく似ているこ
とが知られている(22)。用いたムチン−セファロースは5ダ/ゴのゲルで標
準法によりCNBr活性化セファロースにウシ下顎ムチンを結合させることによ
り製造した。
CEO細胞系Fv 3からの上清1QOmlfiylのムチン−セファロース5
0%懸ff1i トー夜4℃テo−2−ミキサー中でインキュベートした( 5
0 mM ) IJス、pH8,0)。次いで、ムチンーセ7アロースヲ、イン
キュベーション混合物をカラムに注ぐことによって採取した。保持されたムチン
−セファロースをカラムからの溶出液中に280 nmでの吸収がみられなくな
るまで5 Q mM トリスpH8,0で洗浄した。次いで、0.1Mクエン酸
1dでFvを溶出した。吹込で、この酸溶出液の−を5.5に調整し、!LlS
A法により抗原結合活性を測定した。
5μ9 mlのウシ顎下腺ムチンを被覆したミクロタイタープレート中で試料を
連貌希釈し、4℃で50時間インキュベートした。0.2%トウイーン20含有
リン酸緩衝塩溶液、pH7,2で洗浄後、B 72.3 (Fab’)2まで高
めたウサギポリクロナール抗血清を各ウェルに2000中1の希釈率で加えた。
この抗血清はB 72.3 V HおよびVL両釦を認識する抗体を含んでいる
。プレー)t−1時間室温でインキュベートシ、再び洗浄し、そして100μl
のヤギ抗ウサギIgG Fc −セイヨウワサビペルオキシダーゼ結合物を各ウ
ェルに5000中1の希釈率で加えた。
室温でさらに1時間インキュベーション後、プレートを再び洗浄し、TMB基質
を加え、605+mで光学密度を測定して結合抗体を検出した。CEOFv5上
滑試料はこの検定において固相ムチンと結合しうろことが示された。
VHとVLとの会合に含まれる疎水性相互作用が組立てられた状態にFvフラグ
メントを維持するのに十分強力であるということは不確かなことである。それ故
、Fvフラグメン)を増やし、ある込は安定化させるのにドメインをさらに修飾
することが必要である。
たとえば、これは共有結合、たとえば、ジスルフィド結合の導入により達成しう
る。
上記の態様は例示の為のみであり、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変更
が可能であることは当業者にとり自明であろう。
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erg et allPliAS−USA、713゜2072.1981゜
1981゜
499.1987゜
1984゜
1988゜
Hx?、’)エエエ
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GVH5DIQM 丁 OS P S S L S )。
丁CTCTC〇へC−rsS:TG”:COO:CC1/%こA7yCAC1’
lτc入ccc入GAGCCCA入GCAC;:CTCAG■fC
CTTT GcTTCCTC入GTTGCA7CC手続補正書(自発)
平成2年2月9日