JPH0350123Y2 - - Google Patents

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JPH0350123Y2
JPH0350123Y2 JP1987201023U JP20102387U JPH0350123Y2 JP H0350123 Y2 JPH0350123 Y2 JP H0350123Y2 JP 1987201023 U JP1987201023 U JP 1987201023U JP 20102387 U JP20102387 U JP 20102387U JP H0350123 Y2 JPH0350123 Y2 JP H0350123Y2
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Winding Filamentary Materials (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は糸巻取機、特に一定速度で供給され
る糸を、トラバースガイドによつて左右にトラバ
ースおよび耳崩しを行いつつ、糸をフリクシヨン
ローラに圧接されて回動駆動しているパツケージ
に巻取つてゆくような巻取機における耳崩し装置
に関する。
考案の背景 仮機械、紡糸巻取機等においては、連続的に一
定の速度で供給される糸は、一般にチーズパツケ
ージに巻取られる。該パツケージは高速回転する
フリクシヨンローラ表面に圧接して駆動されると
共に、糸のトラバースはトラバースガイドに往復
運動によつて行われる。そしてこのような糸の巻
取においては、いわゆる耳高を紡糸するために通
常、トラバースガイドに耳崩しと称される運動を
させる。
この耳崩しを行わせている時間tとトラバース
ガイドが最大のトラバース巾で運動している時間
Tの間の関係α=t/T+t×100を耳崩し比と
称し、これが100%に近いほどパツケージにおけ
る耳高の発生は減少するが、αを上げると、一方
に綾落ちが生じやすくなるので、αを適当に定め
る必要がある。そこで糸をチーズ巻にしながら、
糸の巻太り過程に応じて最適の耳崩し比が与えら
れるような装置が必要となる。
従来の技術 第6図に前述にような機能を有する従来の装置
を示す。(糸を芯軸のまわりにトラバースガイド
を用いて巻き取つてゆく方式は周知慣用手段であ
るのでその点についての詳しい説明は省略する。) 図において、1はクレードルアーム2に両端を
支持され、フリクシヨンローラ3に圧接されたパ
ツケージ、4はトラバースガイド、6は外周に綾
振り溝を設けられたトラバースドラムであつて、
トラバース巾は、カム板(図示されていない)が
パツケージの巻太りにつれてトラバース巾変更装
置Tにより、ロツド14を介して傾きが変ること
によつて変るようになつている。
トラバース巾変更装置Tについて説明すると、
17は図示しない機枠に設けられた軸18のまわ
りに回転自在に支持された略y字状のアームで、
該y字状アーム17の1つの腕20の端にはさら
に、2つの腕21,22をもつくの字状アーム2
3を回転自在に軸着してあり、このくの字状アー
ム23の一方の腕21の端には符号25のところ
で前記のカム板引つ張り用のロツド14を連結し
てある。
y字状アーム17の他の2つの腕26,27の
端には夫々カムローラ28,29を取付けてあつ
て、カムローラ28に関係せしめて、機枠に支持
され、図示しない駆動装置によつて所定のプログ
ラムに従つてゆるく回転される偏心カム30を設
けてあり、カムローラ29に対しては前記クレー
ドルアーム2にブラケツト31を介して板状のカ
ム32を設けてある。前記くの字状アーム23の
他の腕22にもカムローラ33を取付けてあつ
て、このカムローラ33は、同じくクレードルア
ーム2にブラケツト31を介して取り付けられた
1/3円状のカム34に係合するようになつてい
る。35は機枠(図示されていない)に設けられ
た軸とy字状アーム17上の軸との間に張設され
たばねで、y字状アーム17を第6図で時計方向
に付勢している。
次にこの従来の装置の作用について説明する。
トラバースガイド4の往復する巾即ちトラバース
巾は前述したとおり、トラバース巾変更装置Tに
よつてロツド14が第6図の矢印イの方向に引つ
張られたとき減少し、戻された時増大する。
第7図は作動状態の説明図であつて、第7図A
は巻き初めの状態を示し、前記カムローラ33が
1/3円状カム34の基端側に当接し、くの字状
アーム23が軸24のまわりで右方向に回転位置
し、ロツド14が矢印方向に戻されトラバース巾
は最大となつている。パツケージ1が巻太つてき
てクレードルアーム2が反時計方向に旋回上昇
し、カムローラ33が1/3円状カム34の先端
側に当接するようになると、くの字状アーム23
が軸24のまわりで徐々に左旋回し、ロツド14
が第7図Bの矢印の如く引つ張られ、トラバース
巾は漸減する。このトラバース巾の漸減の状態
は、第2図において、2本の2点鎖線Mの傾斜と
なつて表れる。(この考案の装置も第6図に示さ
れる従来の装置も巻き上りの結果は同様であるの
で、この考案の装置のトラバース状態を示す第2
図を利用できる。)次に偏心カム30とカムロー
ラ28により、偏心カムの回転によつて、くの字
状アーム23はその支点24は短い周期で左右に
揺動され、したがつてロツド14も短い周期で偏
心カム30の偏心量に応じて巾l内を耳崩し動作
することとなる。耳崩し動作の軌跡は第2図a上
の前記の2本の平行な鎖線M,M間のジグザグ状
の線Nで表される。第2図bは拡大して示した図
であつてジグザグ線の左側の直線部分NFは最大
巾トラバース運動をしている部分であり、谷の部
分NCは耳崩し運動をしている部分である。この
NF部分とNC部分の比は、偏心カムの運動プログ
ラムを変えてもよいが、この従来の装置では、偏
心カム30の運動プログラムを変えることなく、
耳崩し比を巻き始めは小にして、巻き太るにつれ
て漸次大きくし、所定の時期以後は増大した一定
値になるようになつている。
即ち、この第6図、第7図に示す装置では、パ
ツケージ1の巻始めにおいて、クレードルアーム
2に取付けた前記板状カム32がy字状アーム1
7のカムローラ29に当接し、(第7図A)、偏心
カム30によるy字状アーム17の右旋回つまり
トラバース巾の増大方向への旋回を一定位置で阻
止するようにしてあり、それによつて巻始め時に
はカム30により実質的な偏心量を△lに減少さ
せている。(第2図) したがつて板状カム32によつて右旋回を阻止
されている角度範囲内(第7図のA,B)ではy
字状アーム17は偏心カム30による作用にかか
わらず偏心量がlより小さくなる。パツケージ1
が巻太り板状カム32がクレードルアーム2の回
動に伴つてカムローラ29から外れた位置(第7
図Bをすぎて第7図Cになつたとき)に移動すれ
ば、y字状アーム17及びくの字状アーム23は
カムローラ28と偏心カム30ならびにカムロー
ラ33と1/3円状カム34の夫々の相互作用の
みによつて、前述のとおり、偏心量lの耳崩し量
で、かつ偏心カム30の運動プログラムにしたが
つた耳崩し比で糸が巻きとられる。
解決すべき問題点 従来の耳崩し装置は機構が極めて複雑であつ
て、製作、組立が困難で製作コストも高くなると
いう欠点があるので、耳崩し比が所定の値になる
ような耳崩し作用を簡単な装置で実現する必要が
ある。
問題点を解決するための手段 この考案では前記の問題点を解決するために、
カム板に耳崩しリンクを回動自在に支持し、この
リンクはその一端でフイードバツクアームを介し
てクレードルアームに連結され、一方トラバース
ガイド上の固定支点に回動自在に支持されたカム
板ストリツプリンクは更に別なリンクを介してフ
イードバツクアームに連結され、さらに耳崩しリ
ングのカム面は、耳崩しバーに回動自在に支持さ
れ、かつ引張りバネで上記のカム面側に引つぱら
れている耳崩しカムと係合しているように構成し
た耳崩し装置を得たものである。
作 用 第2図aに示されるように糸を巻心軸11のま
わりに左右にトラバースさせながら巻いてゆくと
き、巻き太るにしたがつてトラバース用のカム面
が傾いてトラバース巾を次第に小さくしてゆき、
その傾きは線Mで示される。さらにトラバース巾
は耳崩しバー、等の機構により、線Nで示される
如く、線M.M′の間で巾lの量で耳崩しを行う。
又ストリツプリンクの作用により巻き始めから
φBまでの間はAC線で示されるようにトラバース
の最大巾は制限され、耳崩し量も△lで示す如く
小さくなつている。第2図bにおいて拡大して示
す如くトラバースの最大巾はφB角までは制限さ
れてM″にそつて変化する。耳崩しは線Nで示さ
れるように、線M″に沿つている平な部分NFとジ
グザグの谷の部分NCとからなる。もしトラバー
スの最大巾の制限がなく、耳崩しもMとM′の間
で行われれば、線Nは点線で示す如くなり、NF
とNCの比は一定となる。ところが所定の位置ま
でトラバースの最大巾を制限し、M″に沿う如く
変化するので、NFは次第に小さくなり、NFとNC
の比は次第に変化し、φB以降は一定となる。こ
のように耳崩し作用とトラバースの最大巾の制限
との組み合せによつて、耳崩し比を所望の値に調
節することができ、しかもこの出願の考案ではそ
れを比較的簡単な装置で実現することができた。
実施例 (1) 第1図はこの考案の装置の全体配置図であつ
て、1はパツケージ、2はクレードルアーム、
3はフリクシヨンローラ、4はトラバースガイ
ド、6はトラバースドラム、42はカム板、4
2′はトラバース用の溝、45はフイードバツ
クアームを示している。
第3図aはこの考案の耳崩し装置の機構の説
明図であつて、巻き始めの状態を示している。
固定軸41を中心として回動自在にカム板4
2が支持され、その溝42′にトラバースガイ
ド4の基端支軸が嵌合されていて、カム板の傾
きによりトラバース巾は変化する。そしてカム
板の一端に取り付けられた軸43に回動自在に
支持された耳崩しリンク44の一端でフイード
バツクアーム45を介してクレードルアーム2
(第1図)に連結される。
一方トラバースユニツトのフレームに固定さ
れた支点軸46に回動自在に支持されたカム板
ストリツプリンク47はリンク48を介してフ
イードバツクアーム45に連結されている。耳
崩しリンク44のカム面49はバネ50によつ
て常に耳崩しカム51に押し付けられていて、
又耳崩しカム51は耳崩しバー52の軸53で
支持される。カム51は引張りコイルバネ54
により反時計方向に引張られ、かつ段55によ
りカム面56が概ねスクロールカム(図示され
ていない)の軸と直角に保たれる。
(2) 巻き始めにおいては、カム板42がカム板ス
トリツプリンク47のストツパー57と接触し
た位置で所定の巻巾(第2図aのA−A′の間)
となるように設定する。
耳崩しバー52の左側のホーム位置Hはカム
面56と49が接触し、さらに引張りバネ54
に抗して耳崩しカム51が時計方向に回動しう
る位置とする。
耳崩しのため耳崩しバー52がホーム位置H
から右側に移動すると、軸53が53′の位置
(第3図b)にくるまで耳崩しリンク44は動
かず、ついで軸53の位置が53′から53″
(第3図a)の位置まで耳崩しを行う。即ち軸
53の位置が53から53′までは第2図のNF
部分となり、53′から53″までがNCの部分
となる。矢印Rは耳崩しバー52の耳崩し作動
の方向を表す。この作動は前述の如く特に調整
は要せず、一定周期でよい。
(3) パツケージ1が次第に巻太つてくると、第1
図のクレードルアーム2が時計方向に回動し、
フイードバツクアーム45が矢印Dの如く後退
し、カム面56に沿つて耳崩しリンク44が後
退し、(即ち第3図aで矢印Dの如く下降する)
カム板42が固定軸41を中心として時計方向
に回動する。(即ち右端の方が第3図において
下つてくる。)さらにカム板ストツプリンク4
7もフイードバツクアーム45にリンク48を
介して引つ張られ、軸46を中心に時計方向に
回動する。その時ストツパー57は、フイード
バツクアーム45の後退速度に比べ概ね(46−
57)/(46−58)の比の速度で後退し、第4図
に示す位置まではストツパー47とカム面42
とが接触し、カム面の反時計方向への戻りを制
限しトラバースの最大巾を制限している。そし
て第4図の位置から先はストツパー47とカム
面42とは離れ、第5図の状態となる。つまり
第3図から第4図までの状態が第2図のφBま
での状態であり、トラバースの最大巾はAC(即
ちM″線)である。第5図の状態(φBの角より
大きな位置)ではストツパー57の制限がなく
なり、第2図のMとM′の線の間の耳崩し動作
が行われる。
第3図〜第6図において、2点鎖線51″は
軸53″の位置に対応する耳崩しカム51の位
置である。又2点鎖線44′はそのカム51″の
カム面に対応する耳崩しリンク44の位置であ
る。
効 果 この考案の構成は前記のようなものであつて、
チーズ巻の糸巻取機において、比較的簡単な構造
で耳崩し作動における耳崩し比を適切なものにで
きる耳崩し装置を得たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の装置の全体配置図、第2図
aはパツケージの耳崩し量の変化を示す図、第2
図bは拡大図、第3図aはこの考案の装置の機構
の巻き始めの状態の説明図、第3図bは耳崩しバ
ーが若干動いた状態の説明図、第4図はパツケー
ジが第2図に示すφBまで巻かれたときの状態を
示す図、第5図はφBより大径ときの状態図、第
6図は公知の耳崩し装置を示す図、第7図a,
b,cは公知の装置の作動図である。 符号の説明、1……パツケージ、2……クレー
ドルアーム、3……フリクシヨンローラ、4……
トラバースガイド、6……トラバースドラム、4
1……固定軸、42……カム板、43……軸、4
4……耳崩しリンク、45……フイードバツクア
ーム、46……支点軸、47……ストツプリン
ク、48……リンク、49……カム面、50……
バネ、51……耳崩しカム、52……耳崩しバ
ー、53……軸、54……引張りコイルバネ、5
5……段、56……カム面、57……ストツパ
ー、58……軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定軸を中心にして回動するカム板、このカム
    板の揺動によつてトラバース量を変えるトラバー
    スガイド、耳崩しバー等からなる糸条巻取機にお
    ける耳崩し装置において、カム板に設けた軸に耳
    崩しリンクを回動自在に支持し、このリンクはそ
    の一端でフイードバツクアームを介してクレード
    ルアームに連結され、一方トラバースユニツトの
    フレームに固定された支点軸に回動自在に支持さ
    れたカム板ストツプリンクは更に別なリンクを介
    してフイードバツクアームに連結され、さらに耳
    崩しリンクのカム面は、耳崩しバーに回動自在に
    支持され、かつ引張りバネで上記のカム面側に引
    つぱられている耳崩しカムと係合していることを
    特徴とする糸巻取機における耳崩し装置。
JP1987201023U 1987-12-29 1987-12-29 Expired JPH0350123Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987201023U JPH0350123Y2 (ja) 1987-12-29 1987-12-29
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KR1019880017587A KR930005887B1 (ko) 1987-12-29 1988-12-27 사 권취기용 축방향 교란장치

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JP1987201023U JPH0350123Y2 (ja) 1987-12-29 1987-12-29

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JPH01106477U JPH01106477U (ja) 1989-07-18
JPH0350123Y2 true JPH0350123Y2 (ja) 1991-10-25

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Also Published As

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EP0323098A3 (en) 1991-01-02
JPH01106477U (ja) 1989-07-18
EP0323098A2 (en) 1989-07-05
KR930005887B1 (ko) 1993-06-25

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