JPH03502690A - ドーパミン‐β‐ヒドロキシラーゼ抑制剤 - Google Patents
ドーパミン‐β‐ヒドロキシラーゼ抑制剤Info
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- JPH03502690A JPH03502690A JP89501945A JP50194589A JPH03502690A JP H03502690 A JPH03502690 A JP H03502690A JP 89501945 A JP89501945 A JP 89501945A JP 50194589 A JP50194589 A JP 50194589A JP H03502690 A JPH03502690 A JP H03502690A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
ドーパミン−β−ヒドロキシラーゼ抑制剤発明の分野
本発明はドーパミン−β−ヒドロキシラーゼを抑制する新規化合物に関する。
発明の背景
カテコールアミン生合成経路において、チロシンは3工程にてノルエピネフリン
(NE)に変換される。中間体はジヒドロキシフェニルアラニン(DOPA)お
よびドーパミン(D A)である。ドーパミンは、酸素およびアスコルビン酸の
存在下、ドーパミン−β−ヒドロキシラーゼ(D B H)によりノルエピネフ
リンにヒドロキシル化される。
カテコールアミン活性の抑制は血圧を減少させる。ウニインシルボーム、?ヨー
クリン・ブロク(Weinshilboum、 Mayo C11n、Proc
、)。
ることによってカテコールアミン活性を抑制する化合物について検討している。
また、カテコールアミン生合成経路は、3工程のいずれかで抑制することができ
、NE濃度の減少が得られる。抗高血圧効果の発現に加えて、NE合成抑制剤は
、利尿剤、ナトリウム排泄増加剤、強心剤および血管拡張剤として活性である。
DBH活性の抑制は、DA濃度を増加させる付加的な利点□を有しており、その
ことは、エルライヒら(Ehrreich eL al、)、 r新規抗高血
圧剤」、スペクトラム・パブリッシング(Spectrum Publishi
ng)、 1976 。
409〜432頁によって報告されているように、ある濃度にて選択的血管拡張
活性を有する。
まt二、ヒダ力ら(Hidaka et at、)、 rカテコールアミンおよ
びストレス」、ウスジンら(Usdin et al、) jLバーマゴン・プ
レス(P ermagon P ress)、オックスフォード、1976.1
59〜165頁により、およびオスミら(Osumiet al、)、ジャパン
・ジェイ・7アーマコール(Japan J、PharlIlacol、)、2
3.904 (1973)によって、DBH抑制剤がラットにおける胃潰瘍形成
を減少させ、または予防することが示された。
多くのDBH抑創剤が知られている。これらは、一般に、2種類、すなわち、銅
/酵素と結合する金属キレート化剤、およびフェネチルアラミン類似体に分類さ
れる。ローゼンバーグら(Rosenberget al、)、 r神経化学お
よび神経薬理学における試み」、4巻、ヨウジムら(Youdim et al
、)編、ジョン・ウィリー&サンズ(J ohnWiley&5ons)、19
80. 179〜l 92頁およびゴールドスタイン、ファーマコロジカル愉し
ビ、:L −(Goldstein、 Pharmacol。
Rev、)、上8 (1)、77 (1966)は、DBH抑制剤について検討
している。前者は、多数の強力なりBH抑制剤がDAの芳香族環に匹敵する大き
さの疎水性側鎖を有することを報告しており、フェネチルアラミン類似体の4−
ないし6−炭素側鎖上の末端ヒドロキシル基の導入が強力な抑制剤を産するかも
しれないことを示唆している。
公知DBH抑制剤は:
(a)5−アルキルピコリン酸[スダら、ケミカル・アンド・ファーマシューテ
ィカル・ブレチン(S uda eL al、、 Cham−P harm、
B ull、)。
17,2377(1969);ウメザヮら、バイオケミカル・7アーマコロジー
(Umezawa et al、、B iochem、Phar+oaco1.
)、 19 + 35(1969);ヒダ力ら、モレキュラー・ファーマコロジ
ー(H1dakaet al、、Mo1.Pharmacol、)、 9 、
172 (1973);ミャノら(Miyano at al、)、ケミカル
・アンド・ファーマシューティヵル・ブレfン、26.2328 (1978)
;ミャノら、ヘテロサイクルズ(Heterocycles)、上土、755
(1980);クラックストンラ、ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・7アーマ
コロジー(C1axtonet al、、Eur、J 、Pharmacol、
)、 37. 179 (1976)参照J:(b)BRL8242 [クラッ
クストンら、ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・ファーマコロジー、37.17
.9 (1976)参照];(c)1−アルキルイミダゾール−2−チオール
【
ハンロンラ、ライフ・サイエンス(Hanlon at al、、Life S
ci、)、上2,417(1973);フユラーら、アトパンセス・イン・エン
ザイム・レギュレ(1976)参照] ;
(d)置換チオ尿素〔ジョンソンら、ジャーナル・オブ・ファーマコロジー・ア
ンド・エクスベリメンタル・セラビューティックス(J ohnson at
al、、 J 、Phar+++aco1.Exp、Ther、)+ 168
+ 229(1969)参照] ;および
(r)ベンジルオキシアミンおよびベンジル“ヒドラジン〔フレベリングら、バ
イオシミ力・エト・バイオフイソヵ?アクタ(Crevelinget al、
、Biochim、Biophys、Acta) 、 6土、125 (196
2);フレベリングら、バイオシミ力・エト・バイオフイソヵ・アクタ、l。
215 (1962);7yン・デエア・スコツトら(Van DerScho
ot eL al、)+ジャーナル・オプ・ファーマコロジー・アンド・エクス
ペリメンタル・セラビューティックス、141.74 (1963);ブローム
、アンナレス・オプ・ザ・二ニー・ヨーク・アカデミ−・オブ・サイエンシス(
Bloom、 Ann、N、Y、Acad、Sci、)* 107 。
878 (1963)“参照】
明らかなように、ベンジルオキシアミンおよびベンジルヒドラジンを除く前記の
すべての化合物は、金属キレート化特性に対するその抑制効果に基づいている。
アルキル置換基と酵素との非特異的相互作用のため、おそらく、イミダゾール−
2−チオールのアルキル誘導体がより強力である。ベンジルオキシアミンおよび
ベンジルヒドラジンは7工ネチルアラミン類似体であり、明らかに拮抗性抑制剤
として作用する。
前記化合物に加えて、ルンチら、イル・ファーマコ・ニド・サイ(Runti
et al、、If Farmaco Ed、Sci、)、 36.260 (
1980)は、他のフザリン酸誘導体および類似体がDBHを抑制することを報
告している。これらは、フザリン酸の2倍の抑制活性を有するフェニルピコリン
L 5−(4−クロロブチル)ピクリン酸、ならびに7ザリン酸およびフザリ
ン酸類の置換アミドおよび5−ブチロイルピコリン酸、5−アミノピコリン酸お
よび5−ヒドラジノピコリン酸のアミドおよびその誘導体のような他の化合物を
包含する。
ヒダ力ら、モレキュラー・ファーマコロジー、9,172〜177(1972)
は、5−(3,4−ジブロモブチル)ピコリン酸および5−(ジメチルジチオカ
ルバモイルメチル)ピコリン酸がDBH抑制剤であると報告している。
、プピコミド(E upicomide)の5−(n−ブチル)ピコリンアミン
が、抗高血圧活性を有するDBH抑制剤であることが、エルライヒら。
「新規抗高血圧剤」、スペクトラム・パブリケーシ磨ン、1976゜409〜4
32頁にて報告されている。
欧州特許出願第125033号(1984年11月14日公表)において、2−
位にメルカプトまたはアルキルチオ基を有する一連の1−フェニルおよびl−フ
ェニルアルキルイミダゾール化合物が開示されている。これらの化合物は、DB
H抑制活性を有すると記載されている。
(S treptovertici 11 fun)系の発酵ブロスから単離さ
れた複数のメチルピリジン誘導体を記載している。これらの化合物は、DBH活
性を抑制する。
米国特許第4532331号は、DBH活性を抑制する種々のl−ベンジル−2
−アミンメチルイミダゾール誘導体を記載しており、これら誘導体を含有する医
薬組成物およびDBH活性を抑制するためのこれら誘導体の使用方法を包含して
いる。
公知DBH抑制剤についての非特異的で、しばしば毒性である効果が、これら化
合物の臨床的使用を排除してきた。例えば、フザリン酸は肝毒性である。例えば
、テレサワら、ジャパン・サー・ジエイ(Teresava et al、、J
apan、Cir、J 、)、 35.339 (1971)およびその引用文
献参照。ピコリン酸構造が、多数の金属結合蛋白および酵素と非特異的に相互作
用して観察される副作用を発現するものと推定される。
イバーソン、アクタ・ケミ力・スカンジナビ力(r verson、 Acta
[式中、Rは−CO2Hまたは−CHx N HCs Hsとすることができる
]で示される化合物を報告しているが、該化合物についての医薬使用を報告して
いない。
ネオプレンゴム加硫混合物において、1.3−ジヒドロ−4−フェニル−2H−
イミダゾール−2−チオンは加硫促進剤として用いられている。ニラストマー(
Elastomers)、 92 :165013u (1980)。
発明の要約
本発明は、DBHが置換2−アミノアルキルチオ−1−アラルキルイミダゾール
およびその七ノーまたはジ−アルキルアミノ誘導体(アルキルの炭素数1〜4)
により抑制されるという知見にある。これらの化合物は、強力な持続作用DBH
抑制剤である。
本発明の代表的な好ましい化合物、医薬組成物に配合され、本発明の方法に用い
られる化合物は、2−(2−アミノエチルチオ)−1−(3,5−ジフルオロベ
ンジル)イミダゾールである。
さらなる態様において、本発明は置換2−アミノアルキルチオ−l−アラルキル
イミダゾールの製造に有用な新規中間体を提供する。
本発明はまた、有効量の置換2−アミノアルキルチオ−1−アラルキルイミダゾ
ールまたはその七ノーまたはジ−アルキルアミノ誘導体(アルキルの炭素数1〜
4)を、患者に内用投与することからなる、ヒトを包含する哺乳動物のDBH活
性を抑制する方法に関する。
本発明は、本発明の方法に有用な化合物と医薬担体とからなる医薬組成物を包含
する。
発明の詳細な記載
DBHを抑制する本発明の化合物は、次式:L式中、Xは水素、フッ素、塩素、
臭素、ヨウ素、炭素数1〜4のアルキル、CN、No!、So、NH,、C0O
H,OH,CHO。
炭素数I〜4のアルコキシ、CH,OH,CH20−アルキル(アルキルの炭素
数l〜4)、CFI、C,F、、C3F、、S 02 CHs、S O* CF
sもしくはC01CaH2a*+ (aは1−5)または可能なその5個まで
の置換基のいずれかの組み合わせ;nは0〜5;mは2〜5;R’およびR1は
、独立して、水素まI;は炭素数1〜4のアルキルを意味する]
で示される化合物およびその医薬上許容される塩または水和物である。
ここで用いられる「可能なその組み合わせ□」とは、化学合成により得られ、か
つ安定している、フェニル基上の置換基のいずれの組み合わせをも意味する。炭
素数1〜4のアルキルは、1〜4個の炭素を有する直鎖または分枝鎖アルキルを
意味する。
式(I)の化合物は、以下の反応式Iに示されているような方法により、対応す
るフェニルアルキル−2−メルカプトイミダゾールから製造される。出発フェニ
ルアルキル−2−メルカプトイミダゾールは、以下の反応式■に示されているよ
うな、欧州特許明細書第125033号(1984年11月14日公表)に記載
されている公知方法によって対応するベンズアルデヒドまたはフェニルアルキル
アルデヒドから製造される。反応式Iにおいて、mおよびnは式(1)の記載と
同じ、X′は、OHを除いて式(1)におけるXと同じ、Zはブロモ、クロロ、
フルオロまたはヨードを意味する。
反応式I
(a)
(b)
(C)
反応式lによれば R1およびR2が水素である化合物(C)、すなわち、式(
1)の化合物が所望の最終生成物である場合、好適な溶媒、好ましくは、ジメチ
ルホルムアミドおよび水中、化合物(a)および1.8−ジアザビシクロ[5,
4,0]ウンデカ−7−エン(DBU)、1.5−ジアザビシクロ[4,3,0
]/ ン−5−z7 (DBN) 、JXaカリウムまたは、好ましくは、水酸
化カリウム°のような塩基を、ハロアルキル7タルイミド、好ましくは、ブロモ
アルキル7タルイミドと反応させ、50℃〜100℃、好ましくは、95℃にて
加熱して化合物(b)を得る。その後、好適な有機溶媒、好ましくは、エタノー
ル中、化合物(b)を、水酸化ナトリウム、ナトリウムメトキシド、水酸化カリ
ウムまたは、好ましくは、以下の実施例1に示すように、ヒドラジン水和物のよ
うな脱保護剤と反応させて化合物(C)を得る。
R1およびR1が炭素数1〜4のアルキルである式(I)の化合物は、以下の実
施例6に示すように、水酸化カリウムのような強塩基の存在下、溶媒として水性
ジメチルホルムアミドまたは水性エタノールを用いて、ジアルキルアミノアルキ
ルハライド、好ましくはクロリドでS−アルキル化することにより製造する。R
1が水素で Hzが炭素数1〜4のアルキルである式(りの化合物は、以下の実
施例7に示すように、化合物(C)を、シアン化水素化ホウ素ナトリウムの存在
下、好適な溶媒、好ましくは、メタノール中、25℃s pH6〜8にて適当な
アルキルアルデヒドと反応させることにより製造する。
XがOHである式(1)の化合物は、公知の加水分解法を用いて、例えば、実施
例3に例示されているように、好適な溶媒中、三臭化ホウ素または臭化水素と反
応させることにより、xlが炭素数1〜4のアルコキシである化合物(C)から
製造される。
反応式Iにおいて出発物質として用いられるフェニルアルキル−2−メルカプト
イミダゾールは、以下の反応式■に示されるような公知方法を用い、対応するベ
ンズアルデヒドまたはフェニルアルキルアルデヒドから製造される。出発ベンズ
アルデヒドおよびフェニルアルキルアルデヒドは公知であり、確立された操作に
従って製造することができ、または種々の市販業者から容易に入手することがで
きる。反応式■において、xlはOH以外の式(1)のXと同じであり、n′は
1〜5、qはO〜4を意味する。
反応式■
(d)
+8+
(f)
(ao)
反応式■によれば、好適な有機溶媒中、化合物(d)を、アミノアセトアルデヒ
ドジアルキルアセタール(アルキルの炭素数1〜4)と反応させて化合物(e)
を得る。その後、好適な触媒、好ましくはパラジウム/炭素を用いて化合物(e
)を接触水素添加に付すか、または水素化ホウ素ナトリウム、水素化アルミニウ
ムリチウムまたは水素化アルミニウムのような好適な還元剤を用いて化合物(e
)を還元して化合物Cf’)を得る。化合物(f)を、塩酸中、チオシアン酸塩
、好ましくは、チオシアン酸カリウムの酸性溶液と反応させて、nが1〜5の反
応式Iにおける化合物(a)である化合物(ao)を得る。
nがOである式(1)の化合物は、以下の実施例5に示すように、適宜置換した
イソチオシアン酸フェニルをアミノアセトアルデヒドジアルキルアセクール(ア
ルキルの炭素数1〜4)と反応させ、つづいて強酸触媒環化に付すような公知方
法により製造される、対応するフェニルイミダゾールから合成される。
本発明の式(Dの化合物を製造するにおいて、式(■):[式中、xlは水素、
フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、炭素数1〜4のアルキル、CN、No、、S O
2N H!、C0OH,CHO1炭素数1〜4のアルコキシ、CH! OH、C
H20−アルキル(アルキルの炭素数!〜4)、CF3、C2F4、C,F、、
S Oz CH!、SO,CF。
もしくはCOz Ca Hta* l(aは1〜5)または可能なその5個まで
の置換基のいずれかの組み合わせ;nは0〜5;およびmは2〜5を意味する〕
で示される新規中間化合物が合成される。
式(1)の化合物の医薬上許容される酸付加塩は、当該分野における公知方法に
より適当な有機または無機酸で形成される。例えば、該塩基を、エタノールのよ
うな水混和性溶媒中、好適な無機または有機酸と反応させて、溶媒を除去するこ
とによって塩を単離するか、まI;はエチルエーテルまたはクロロホルムのよう
な酸が溶解する水非混和性溶媒中で所望の塩を直接分離するかまたは溶媒を除去
することによって単離する。本発明に包含される塩の例は、マレイン酸塩、フマ
ル酸塩、乳酸塩、シュウ酸塩、メタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸塩、ベン
ゼンスルホン酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、リ
ン酸塩、キニン酸塩および硝酸塩である。
式(I)の化合物はDBH活性を抑制するため、該化合物は、利尿剤、ナトリウ
ム排泄増加剤、強心剤、抗高血圧剤および血管拡張剤、ならびに抗潰瘍発生剤お
よび抗パーキンソン症剤として有用である。
DBHの存在下、チラミンのオクトバミンへの変換を検定する標準操作により、
in viero D B H抑制について試験した式(1)の化合物を表1に
示す。ジェイ・ジェイ・ビサノら、バイオシミ力・エト・バイオフイソカ・アク
タ(J 、 J 、 P 1sano、 et al、、 B iochim。
B 1ophys、AcLa)、土3,566−568 (1960)、オクト
バミンは、p−ヒドロキシベンズアルデヒドに過ヨウ素酸ナトリウム酸化した後
、330r+mにおける分光光度法による吸光度を測定することにより検定した
。抑制は、DBH活性が半減した際の化合物のモル濃度(IC,。)にて示され
る。この試験で7ザリン酸は8XlO−IMのIC,。を有し、2−(2−アミ
ノエチルチオ)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)イミダゾールは1.8
X 10−”MのIC□を有する。
自発的高血圧症ラットを、腹腔的投与量50mg/kgにて2−(2−アミノエ
チルチオ)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)イミダゾールで処理し、平均
動脈血圧を、大腿動脈における内在カニユーレを用いて4時間モニター観察した
。ビヒクル処理対照と比較しt;場合、この化合物で処理した動物は、処理後3
0分以内に有意な血圧低下を示し、投与の3〜4時間後、最低血圧を示した。最
大血圧低下は約10mmHgであツタ。
式(I)の化合物を、カプセル、錠剤または食物摂取、注射または吸入用液体の
ような通常の医薬投与形に配合する。固体または液体医薬担体を用いることがで
きる。固体担体は、澱粉、ラクトース、硫酸カルシウムジ水和物、白土、シュー
クロース、タルク、ゼラチン、寒天、ペクチン、アカシア、ステアリン酸マグネ
シウムおよびステアリン酸を包含する。液体担体は、シロップ、落花生油、オリ
ーブ油、生理食塩水および水を包含する。同様に、担体または希釈剤は、単独で
またはワックスと共に、モノステアリン酸グリセリルまたはジステアリン酸グリ
セリルのような活性化合物の持続放出を付与するのに用いられるいずれの物質を
包含していてもよい。固体担体の量は、広範に変化するが、好ましくは、投与単
位当たり、約25■〜約1gである。液体担体を用いる場合、調製物は、シロッ
プ、エリキシル、エマルシコン、ソフトゼラチンカプセル、滅菌注射液または水
性または非水性液体懸濁液の形態である。
医薬調製物は、成分を、適宜、混合し、顆粒化し、錠剤形で要すれば打錠するか
、または混合し、充填し、溶解して所望の経口または非経口生成物を得ることを
包含する製薬化学の通常の技法に従って製造する。
前記医薬投与単位における式(I)の化合物の用量は、活性化合初析される有効
的非毒性量である。この選択用量を、DBH抑制を必要とするヒト患者に、−日
当たり1〜6回、経口的、直腸的、注射で、吸入で、または点滴により連続的に
投与する。ヒト投与用経口投与単位は、好ましくは、活性化合物1〜500mg
を含有する。低投与量を用いる非経口投与が好ましい。しかしながら、患者にと
って安全でかつ都合がよい場合、高投与量での経口投与を用いることもできる。
ヒトを包含する哺乳動物におけるDBH活性を抑制する本発明の方法は、有効な
りBH抑制量の式(1)の化合物を患者に内用投与することからなる。
ヒトを方法する哺乳動物における血圧を減少させる本発明の方法は、有効量の式
(I)の化合物を患者に内用投与することからなる。
以下の実施例は、式(I)の化合物の製造例である。該実施例は、前記および以
下に請求する発明の範囲を限定する意図ではない。
実施例1
2−(2−アミノエチルチオ)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)イミダゾ
ール・ジ塩酸塩
!−(3,5−ジフルオロベンジル
26g(0.010モル)および水酸化カリウム0.56g(0.010モル)
を、アルゴン下、室温にて撹拌しながらジメチルホルムアミド10−および水0
.5−に溶かし、N−(2−ブロモエチル)7タルイミド2.5 4 g (0
.0 1 0モル)を固体として1時間にわたって少しづつ添加した。添加後、
反応混合物を室温にて5時間撹拌し、ついで95℃にて2時間加熱した。ついで
、反応混合物を冷却し、水で希釈し、エーテルで3回抽出した。合したエーテル
抽出液を濃縮し、黄色油4.8gを得た。これを沸騰エーテルで数回トリチュレ
ーションした。合したエーテル溶液を濃縮し、2−メルカプトエチル7タルイミ
ド中間体2.2 5 g (5.6 4モル、56%)を得た。
これをエタノールIO−に溶かし、ヒドラジン水和物283■(5。
64ミリモル)を加えた。反応混合物を室温にて16時間撹拌し、ついで1時間
還流した。白色沈澱物(7タルヒドラジド)を冷却反応混合物から濾過し、濾液
を黄色油(1,54g)に濃縮しI;。該層を沸騰エーテルで2回トリチュレー
シ■ンし、合したエーテルトリチュレートを濾過し、わずかに過剰のエーテル性
塩酸で処理した。
白色沈澱物(450mg)を濾過し、ついでエタノール/エーテルから再結晶し
て2−(2−アミノエチルチオ)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)イミダ
ゾール・ジ塩酸塩350■(収率18%)を得た。融点201〜202°C0
実施例2
2−(2−アミノエチルチオ)−1−(4−クロロフェニル)イミダゾール
実施例1の操作で、1−(3,5−ジフルオロベンジル)−2−メルカプトイミ
ダゾールの代わりに1=(4−クロロフェニル)−2−メルカプトイミダゾール
を用いて2−(2−アミノエチルチオ)−1−(4−クロロフェニル)イミダゾ
ールを得る。
実施例3
2−(2−アミノエチルチオ)−1−(4−ヒドロキシベンジル)イミダゾール
実施例1の方法で、1−(3,4−ジフルオロベンジル)−2−メルカプトイミ
ダゾールの代わりに1−(4−メトキシベンジル)−2−メルカプトイミダゾー
ルを用いて2−(2−アミノエチルチオ)−1−(4−メトキシベンジル)イミ
ダゾールを得る。この化合物を塩化メチレン中にて三臭化ホウ素と反応させて2
−(2−アミノエチルチオ)−1−(4−ヒドロキシベンジル)イミダゾールを
得る。
実施例4
2−(2−アミノエチルチオ)−1−(フェニルエチル)イミダゾール実施例1
の方法で、1−(3,5−ジフルオロベンジル)−2−メルカプトイミダゾール
の代わりに1(フェニルエチル)−2−メルカプトイミダゾールを用いて2−(
2−アミノエチルチオ)−1−(フェニルエチル)イミダゾールを得る。
実施例5
2−(2−アミノエチルチオ)−1−(4−メトキシフェニル)イミダゾール
クロロホルム100−中、イソチオシアンHp−メトキシフェニルlog(0,
06モル)の溶液を、アミノアセトアルデヒドジメチルアセタール6.3 g
(0,06モル)と反応させた。溶媒を蒸発させ、残渣をエタノールから再結晶
し、N−(p−メトキシフェニル)−N’−(β、β−ジメトキシエチル)チオ
尿素9.2g(57%)を得た。
濃硫酸5mf2および水20−の溶液中、このチオ尿素の懸濁液を3時間還流し
た。該混合物を冷却し、固体を濾過し、水で洗浄して乾燥した。エタノールから
再結晶し、1−(4−メトキシフェニル)−2−メルカプトイミダゾール4.9
g(70%)を得た。融点215〜217℃。
実施例1の操作で、1−(3,5−ジフルオロベンジル)−2−メルカプトイミ
ダゾールの代わりに1−(4−メトキシフェニル)−2−メルカプトイミダゾー
ルを用いて2−(2−アミノエチルチオ’)−1−(4−メトキシフェニル)イ
ミダゾールを得る。
実施例6
2−(2−ジメチルアミノエチルチオ)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)
イミダゾール・ジ塩酸塩
1−(3,5−ジフルオロベンジル)−2−メルカプトイミダゾール2゜26g
(0,010モル)および水酸化カリウム0.056g (0゜010モル)を
、アルゴン下、室温にて撹拌しながら、水0.5−含有のジメチルホルムアミド
lO艷に溶かす。この溶液に、トルエン10m12中の塩化2−ジメチルアミノ
エチル1.08g (0,010モル)を滴下する。〔この溶液は、塩化ジメチ
ルアミノエチル塩酸塩1.44gを、トルエンlO−および2ないし3滴の水の
存在下、過剰の水酸化ナトリウムベレットと共に撹拌し、つづいて該中和した塩
基の溶液を濾過することにより製造する。]該反応混合物を95℃に加温し、こ
の温度にて1時間撹拌し、冷却し、ついで水で希釈する。該層を一緒に振盪し、
分離し、ついで水相をエーテルで2回洗浄する。トルエンおよびエーテル抽出液
を合し、溶媒を真空下にて除去する。残りの油をエーテルに溶かし、わずかに過
剰の塩酸/エーテルが存在するまで、塩酸/エーテルをゆっくりと撹拌しながら
添加する。沈澱した白色結晶固体を濾過し、エタノール/エーチルから再結晶し
て2−(2−ジメチルアミノエチルチオ)−1−(3、5−ジフルオロベンジル
)イミダゾールジ塩酸塩を得る。
実施例7
2−(2−7’口ピルアミノエチルチオ)−1−(3,5−ジフルオロベンジル
)イミダゾールジ塩酸塩
無水メタノール25m12中、2−(2−アミノエチルチオ)−1−(3,5−
ジフルオロベンジル)イミダゾール2.69 g、 (0,010モル)の溶液
に、5N塩酸−メタノール1m12 (0,005モル)、つづいてプロピオン
アルデヒド4.25g (0,10モル)およびシアン化水素化ホウ素ナトリウ
ム0.38g(0゜006モル)を加える。反応混合物を25℃にて72時間撹
拌し、ついで濃塩酸を、pHが少なくとも2となるまで添加する。揮発分を真空
下にて除去し、ついで残渣を水とエーテルの間に分配する。該層を一緒に振盪し
、分離し、水性抽出液のpHを水酸化カリウム固体で10以上に調整し、ついで
生成物をエーテル中に抽出する。エーテル抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、ついでわずかに過剰の塩酸/エーテルが存在するまで、塩酸/エーテルをゆ
っくりと加える。沈澱した固体を濾過し、エタノール/エーテルから再結晶して
2−(2−プロピルアミノエチルチオ”)−1−(3,5−ジフルオロベンジル
)イミダゾールジ塩酸塩を得る。
実施例8
本発明の化合物を投与するための経口投与形は、以下の表■に示されている割合
にて成分をスクリーニングし、混合し、ハードゼラチンカプセルに充填すること
により製造する。
2−(2−アミノエチルチオ)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)イミダゾ
ール 50■ステアリン酸マグネシウム 5■ラ
クトース 75n+g実施例9
シュークロース、硫酸カルシウムジ水和物および以下の表■に示されている式(
1)の化合物を、所定の割合にて10%ゼラチン溶液と混合し、顆粒化する。該
湿式顆粒をスクリーニングし、乾燥し、澱粉、タルクおよびステアリン酸と混合
し、スクリーニングして錠剤に打錠する。
2−(2−アミノエチルチオ)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)イミダゾ
ール 100mg硫酸カルシウムジ水和物 15
0■シユークロース 20■澱粉
lO■タルク
5■ステアリン酸 3m12
!i!施例10
2−(2−アミノエチルチオ’)−1−(3、5−ジフルオロベンジル)イミダ
ゾールジ塩酸塩75■を、通常生理食塩溶液25m12に分散させて注射調製物
を製造する。
ヒトを包含する哺乳動物に投与した後、式(1)の化合物に代謝されるか、また
は十分な速度および十分な量でいずれかの式(I)の化合物の活性代謝産物に代
謝されて式(I)の化合物の生理学活性を引き起こす化合物は、式(I)の化合
物の均等物であると考えられる。
かかる化合物もまた本発明の医薬組成物中に含まれ、本発明の方法に用いられる
。
本発明の好ましい具体例は前記に示されているが、発明がここに開示されている
その通りの指示に限定されると理解すべきではなく、以下の請求の範囲内である
すべての修飾が保留されていることを認識すべきである。
補正室の翻訳文提出書
(特許法第184条の8)
平成2年6月29日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Xは水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、炭素数1〜4のアルキル、C N、NO2、SO2NH2、COOH、OH、CHO、炭素数1〜4のアルコキ シ、CH2OH、CH2O−アルキル(アルキルの炭素数1〜4)、CF3、C 2F5、C3F7、SO2CH3、SO2CF3もしくはCO2CaH2a+1 (aは1〜5)または可能なその5個までの置換基のいずれかの組み合わせ;n は0〜5;mは2〜5;R1およびR2は、独立して、水素または炭素数1〜4 のアルキルを意味する] で示される化合物またはその医薬上許容される塩または水和物。 2.nが1である請求項1記載の化合物。 3.mが2である請求項2記載の化合物。 4、R1およびR2が水素である請求項3記載の化合物。 5.2−(2−アミノエチルチオ)−1−(3,5−ジフルオロベンジル)イミ ダゾールまたはそのジ塩酸塩である請求項4記載の化合物。 6.医薬担体と請求項1記載の化合物とかちなる医薬組成物。 7.化合物が2−(2−アミノエチルチオ)−1−(3,5−ジフルオロベンジ ル)イミダゾールである請求項6記載の組成物。 8.有効量の請求項1記載の化合物を投与することからなる哺乳動物におけるド ーパミン−β−ヒドロキシラーゼ活性の抑制方法。 9.化合物が2−(2−アミノエチルチオ)−1−(3,5−ジフルオロベンジ ル)イミダゾールである請求項8記載の方法。 10.有効量の請求項1記載の化合物を投与することからなる哺乳動物における 血圧を低下させる方法。 11.式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、X1は水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、炭素数1〜4のアルキル、 CN、NO2、SO2NH2、COOH、CHO、炭素数1〜4のアルコキシ、 CH2OH、CH2O−アルキル(アルキルの炭素数1〜4)、CF3、C2F 5、C3F7、SO2CH3、SO2CF3もしくはCO2CaH2a+1(a は1〜5)または可能なその5個までの置換基のいずれかの組み合わせ;nは0 〜5;およびmは2〜5を意味する] で示される化合物。
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