JPH035037Y2 - - Google Patents

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JPH035037Y2
JPH035037Y2 JP15813684U JP15813684U JPH035037Y2 JP H035037 Y2 JPH035037 Y2 JP H035037Y2 JP 15813684 U JP15813684 U JP 15813684U JP 15813684 U JP15813684 U JP 15813684U JP H035037 Y2 JPH035037 Y2 JP H035037Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車、航空機等に搭載して使用す
るのに好適な耐振性が改善された光学デイスクプ
レーヤに関する。
〔従来の技術〕
従来、磁気テープを使用した車載用のカセツト
テーププレーヤにおいては、車内振動によるワ
ウ・フラツタ等に起因して性能の劣化が生ずるに
もかかわらず、上述の劣化が致命的でないため
に、その機構上、防振対策はほとんどとられてい
なかつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、光学デイスクプレーヤにおいて
は、その機構上、振動に対する性能の劣化が著し
く、ましてや、車載用光学デイスクプレーヤとも
なると、その防振対策は必要不可欠である。
しかし、車載用光学デイスクプレーヤにおい
て、メカデツキを防振ゴムを介してフレームから
防振する機構では、これによつて構成される振動
系において、その系の共振域でのQ値(Quality
Factor)は可成り大きな値をとる。しかも、例
えば自動車の場合、走行時の色々な悪条件によつ
て生じる周波数の帯域は通常上記共振域を含むこ
とになる。従つて、防振ゴムのみで車載用光学デ
イスクプレーヤを防振すると、音飛びなどが生じ
て車載用光学デイスクプレーヤは正常な動作を維
持できなくなる。
従つて、車載用光学デイスクプレーヤに対する
防振機構として、防振ゴムに替えて、例えば、複
数箇所に設けられた懸垂用コイルばねによりメカ
デツキをシヤーシ、キヤビネツト等のフレームに
対して懸垂するとともに、メカデツキの振動を吸
収するダンパをフレームとメカデツキの間に介装
して、フレームに対してメカデツキをフローテイ
ング状態で支持するように構成し、これによつ
て、 構成される振動系の横方向(水平方向)の共振
数f0を小さくするようにした防振機構が考えられ
る。しかしながら、このような防振機構において
は、ダンパの性能が重要な問題となる。つまり、
ダンパの性能さえ良ければ、このような防振機構
においては、防振ゴムによる防振機構に比べて、
共振域におけるQ値の立ち上がりが著しく小さく
なつて音飛びが起こらなくなり、このために防振
性が著しく改善される。
〔問題を解決するための手段〕
前記問題を解決するために、本考案は、光学ピ
ツクアツプやターンテーブル等が設けられたメカ
デツキを、複数箇所に設けられた懸垂用コイルば
ね、圧縮用コイルばねの弾性支持用附勢手段によ
りフレームに対して弾性的に支持するとともに、
上記メカデツキの振動を吸収するためのダンパを
上記フレームと上記メカデツキとの間に介装し、
これによつて、上記フレームに対して上記メカデ
ツキをフローテイング状態で支持するように構成
した光学デイスクプレーヤにおいて、上記ダンパ
が弾性材料から成る容器部と、この容器部内に形
成されている収容空間に封入されている粘性流体
と、上記容器部に結合されている泳動用ロツドと
から構成され、上記容器部が上記フレーム及び上
記メカデツキのうちの何れか一方に、また上記泳
動用ロツドが他方にそれぞれ取付けられ、上記容
器部は上記収容空間に突出している筒状の泳動部
と、この泳動部の外周囲に間隔を置いて形成され
ている肉厚のリング状ストツパ部と、このストツ
パ部と上記泳動部との間に介在している肉薄のリ
ング状連結部とをそれぞれ具備し、上記リング状
ストツパ部は上記フレーム及び上記メカデツキの
うちの上記他方に設けられている第1の当接面に
対向している第2の当接面を有し、上記ストツパ
部と上記連結部との間において上記第1の当接面
に対向してリング状の溝が形成され、上記筒状泳
動部に上記泳動用ロツドが嵌合されていることを
特徴とするものである。
〔実施例〕
以下本考案を車載用光学デイスクプレーヤに適
用した実施例を図面に基づき説明する。
第1図〜第11図は本考案の一実施例を示すも
のであつて、まずシヤーシに対するメカデツキの
取付け状態を第1図〜第3図に基づいて説明す
る。
メカデツキ2には、このメカデツキ2に形成さ
れた切溝(図示せず)に沿つて移動する光学ピツ
クアツプ6や、記録媒体としての光学デイスク
(図示せず)を載置するターンテーブル3aを有
しかつこのターンテーブル3aによつてデイスク
(図示せず)を回転駆動するスピンドルモータ3
等が設けられている。そして、矢印A方向から搬
入されるデイスクが、昇降可能なチヤツキングア
ーム5の先端部に回転可能に取付けられているデ
イスクチヤツク4によつてスピンドルモータ3の
ターンテーブル3a上にチヤツクされることによ
つて、デイスクのローデイングが行われるように
なつている。一方、キヤビネツト30(図示せ
ず)に収納されて車のプレーヤ取付箇所(図示せ
ず)に取付けられるシヤーシ1は一対の側板部
7,7とこれらの側板部7,7を互いに連結して
いる連結部8とから形成されている。そしてこの
シヤーシ1にメカデツキ2が4個の懸垂用コイル
ばね10によつて懸垂されるとともに、シヤーシ
1の側板部7,7とメカデツキ2との間には、メ
カデツキ2の振動を吸収するための4個のダンパ
11がそれぞれ懸垂用コイルばね10に隣接して
介装され、これによつて、シヤーシ1に対してメ
カデツキ2がフローテイング状態で支持されてい
る。
シヤーシ1の連結部8とメカデツキ2の上板部
9との間には、シヤーシ1が水平に対してある角
度をもつて取付けられる場合にシヤーシ1に対す
るメカデツキ2の平衡位置を補正するための取付
け状態補正機構12が配設されている。なおこの
取付け状態補正機構12については、第7図及び
第8図に基づいて後述する。
第4図に示すキヤビネツト30には、第1図に
示すようにメカデツキ2等が取付けられているシ
ヤーシ1に収納されている。そしてキヤビネツト
30の上面に蓋体31をビス止めしているビス3
2を支点として蓋体31を回動させることによつ
て、キヤビネツト30の上面に設けられた開孔3
3を開閉し得るようになつている。従つてこの開
孔33からスクリユードライバー(図示せず)を
挿入して、第1図に示す取付け状態補正機構12
の偏心カム18を回動させ得るようになつてい
る。
次にダンパ11の構造及び動作を第5図〜第6
D図に基づいて説明する。
ダンパ11は、シヤーシ1の側板部7,7に取
付けられている容器部11aと、メカデツキ2に
固着されている断面が円形のロツド11bとから
構成されている。
容器部11aはゴム等の弾性材料から成り、そ
の内部には、粘性流体を封入するための収容空間
40が形成されている。そしてこの収容空間40
のほぼ中央には、この収容空間40中に突出して
いる筒状の泳動部41が設けられている。この泳
動部41は四角筒状体の外周囲の各面に粘性抵抗
を増すための突条42がそれぞれ形成された形状
を有し、その中心部分には泳動用ロツド11bが
圧入嵌合される断面が円形の係合穴43が設けら
れている。収容空間40は、泳動部41の上記四
角筒状体の各面にそれぞれ対向する4つの面を有
するので、第6B図に示すように断面がほぼ正方
形に構成されている。なおロツド11bは例え
ば、剛体のロツド本体とこのロツド本体に嵌合さ
れているゴム製の円筒体とから成つていてよい。
容器部11aはその外方側に蓋部48を有する
と共にその内方側にフランジ形状で肉厚のリング
状ストツパ部44を有している。そして泳動部4
1とリング状ストツパ部44との間には、ストツ
パ部44よりも更に外方に向かつてドーナツ状に
突出している薄膜状連結部49が設けられてい
る。そしてストツパ部44と連結部49との間に
は、開口端から深さ方向に向かうに従つて次第に
巾狭となる断面ほぼ三角形状のリング状溝50が
形成されている。またリング状ストツパ部44の
外周囲には、シヤーシ1の側板部7,7に設けら
れた係止孔45の外周縁部が係止される溝46が
設けられている。そしてこの溝46には、係止孔
45の外周縁部に形成されている係合用凹部(図
示せず)と係合して容器部11aの取付け角度を
決めるための一対の係合用突起47が設けられて
いる。
この実施例では、ブチルゴムから成る容器部1
1aの容器本体側に予め形成されている収容空間
40にシリコンオイル(12000cS)を充填した
後、ブチルゴムから成る蓋部48を接着すること
によつて、粘性流体が封入されるようにしてい
る。また、容器部11aのストツパ部44の溝4
6に設けられた係合用突起47が同一水平線上に
位置するように、容器部11aがシヤーシ1の側
板部7,7に取付けられている。
従つてシヤーシ1がメカデツキ2に対して上下
方向に振動して、例えば下方に移動すると、容器
部11aも第6C図に示すようにその軸心に対し
て直交する方向である下方に移動する。この時、
メカデツキ2のロツド11bも容器部11aとと
もに下方に下げられるようにする。しかし連結部
49は薄膜状に構成されていて容易に弾性変形し
得るので、容器部11aの泳動部41ひいてはロ
ツド11bは収容空間40に対して相対的に容易
に3次元方向に移動することができるようになつ
ている。このためロツド11bはほとんど移動せ
ず、容器部11aのみが第6C図に示すように変
形してそのリング状のストツパ部44等の外側部
分のみが下方に移動する。このため、容器部11
a内のシリコンオイルが泳動部41の下方から上
へと移動し、両者の間に粘性抵抗が生ずる。この
粘性抵抗によるエネルギ消散のために、メカデツ
キ2に対するシヤーシ1の振動は急激に減衰して
メカデツキ2への振動の伝播が十分に遮断され
る。
また、シヤーシ1がメカデツキ2に対して前後
方向(第3図における左右方向)に振動すると、
容器部11aも第6C図によつて示す場合と同様
に変形し、上記上下方向の振動における場合と同
様に、メカデツキ2に対するシヤーシ1の振動の
伝播は十分に遮断される。
また、シヤーシ1がメカデツキ2に対して第2
図における左右方向に振動すると、容器部11a
も例えば第6D図に示すようメカデツキ2に接近
する方向に移動する。しかしこの場合にも、容器
部11aが第6D図に示すように変形するので、
メカデツキ2に対するシヤーシ1の振動の伝播は
十分に遮断される。これは、容器部11aがメカ
デツキ2から遠ざかる方向に移動する場合も同様
である。
さらに、容器部11aのリング状ストツパ部4
4及び蓋部48は、シヤーシ1の振動に伴われて
振動する容器部11aがメカデツキ2に対してダ
ンパ11の軸心方向に許容限度を越えて振動した
場合のストツパ及び衝撃吸収の機能を有してい
る。すなわち、第6D図に示す状態から更に容器
部11aのストツパ部44がメカデツキ2に接近
すると、ストツパ部44の側面によつて構成され
る当接面39にメカデツキ2の側壁の外側面によ
つて構成される当接面38が弾性的に接触すると
共に泳動部41の平坦な先端面が蓋部48に弾性
的に接触するので、衝撃が吸収されると共にメカ
デツキ2に対するシヤーシ1のこれ以上の相対的
な接近が阻止される。この場合、ストツパ部44
と薄膜状連結部49との間にリング状溝50が存
在しているため、ストツパ部44と薄膜状連結部
49との接合部と当接面38に対して当接面39
よりも充分遠い位置にある。従つて両当接面3
8,39が比較的強く衝突することを繰り返して
も、上記接合部が破損してシリコンオイルが流出
する恐れがない。また、泳動部41の突条42は
メカデツキ2に対してシヤーシ1の上下方向又は
前後方向に振動した場合のストツパ及び衝撃吸収
の機構を有している。すなわち、第6B図におい
て鎖線で示すように、上記振動により泳動部41
が収容空間40の上面に相対的に接近すると、上
側の突条42が上記上面に弾性的に接触するの
で、衝撃が吸収されると共に容器部11aに対す
るロツド11bのこれ以上の相対的な変位が阻止
される。
また、容器部11aのリング状ストツパ部44
の溝46に設けられた一対の突起47を、シヤー
シ1の側板部7,7の係止孔45に形成された係
合用凹部に係合することによつて、容器部11a
は、その収容空間40の断面がほぼ正方形の相対
向する二辺がほぼ水平となるように取り付けられ
る。従つて、シヤーシ1はメカデツキ2に対し
て、第6B図における上下又は左右方向よりも、
斜方向に広い可動範囲を有する。従つて、光学デ
イスクプレーヤを搭載した自動車が上下方向と前
後方向とに同時にほぼ同程度振動した場合、シヤ
ーシ1がメカデツキ2に対して第6B図における
上下方向及び左右方向に例えば距離lずつ同時に
移動しようとする。この場合、シヤーシ1はメカ
デツキ2に対して第6B図における45゜傾斜した
方向に約1.4移動しようとするが、収容空間4
0は上述のように断面がほぼ正方形に構成されて
いるので、この移動量を収容空間40内で吸収す
ることができる。
上述のように、ダンパ11は、容器が2つの収
容空間から成る従来の一般的なダンパと異なり、
容器部11aが単一の収容空間40から成り、こ
の単一の収容空間40を泳動部41が粘性流体に
対して移動することによつて生じるエネルギ消散
を利用している。また、泳動部41は四角筒体の
外周囲の各面に突条42がそれぞれ形成されるこ
とにより凹凸形状に構成されているので、泳動部
41の大きさの割にはその粘性抵抗に対する有効
表面積が増加し、このためその移動に伴うエネル
ギ消散も増加する。また、粘性流体としてシリコ
ンオイルを用いているので、ダンパの吸振性能の
温度による劣化は小さい。更に、容器部11aは
ブチルゴムで形成されているので、シヤーシ1が
メカデツキ2に対して振動すれば、容器部11a
も変形を繰り返し、これに伴つて振動エネルギが
ブチルゴム内に消散される。従つて、容器部11
aひいてはダンパ11は小型であるにもかかわら
ず、大きな吸振力を備えている。
取付け状態補正機構12は、第7図〜第9図に
示すように、ロ字状枠13とこのロ字状枠13を
摺動させるためにシヤーシ1の連結部8に設けら
れた互いに対向する2対のガイド用フツク14
と、上記ロ字状枠13をガイド用フツクに沿つて
摺動させるための偏心カム18と、上記ロ字状枠
13に設けられた係止孔16とメカデツキ2の上
板部9に設けられた係止孔15との間に掛け渡さ
れている補正用コイルばね17とをそれぞれ具備
している。この補正用コイルばね17は、シヤー
シ1が水平に対してある角度をもつて取付けられ
た場合に、シヤーシ1に対するメカデツキ2の中
立平衡位置からの位置ずれを補正するためにメカ
デツキ2に所定の大きさの付勢力を与えるもので
あつて、シヤーシ1、メカデツキ2、懸垂用コイ
ルばね10及びダンパ11によつて形成される振
動系(通常横方向(水平方向)の振動数f0は小さ
い)に殆ど影響を与えないように低バネ定数を有
している。
取付け状態補正機構12は、その左右対称の中
心線がメカデツキ2の重心Gを含む鉛直面とほぼ
一致するように、シヤーシ1とメカデツキ2との
間に設けられている。従つて補正用コイルばね1
7によるメカデツキ2への附勢力の方向が常に上
記鉛直面上に位置し、シヤーシ1に対するメカデ
ツキ2の中立平衡位置からの位置ずれは、この鉛
直面にほぼ平行になるように構成されている。な
お、この実施例において、補正用コイルばね17
は、メカデツキ2の中立平衡状態では、メカデツ
キ2の基準面であるメカデツキ2の底面に対して
約10゜の角度をもつて配設されている。
偏心カム18の頭部にはスクリユードライバー
を係合させるための切溝19が設けられ、その底
面にはネジ孔20が、また、その底面の外縁近く
には係止用突起21がそれぞれ設けられている。
また第9図から明らかなように、座金23及び附
勢ばね22を挿入したビス24によつて偏心カム
18をビス止めするようにしているので、偏心カ
ム18は附勢ばね22によつて連結部8に圧着さ
れることになり、このため偏心カム18の係止用
突起21はネジ穴25の周りに設けられた条溝2
6の何れか1つに選択的に係合する。従つて、偏
心カム18は突条21の位置に対応して所定の回
転角度で保持される。
次にシヤーシ1が水平にまたは水平に対してあ
る角度をもつて車のプレーヤ取付け箇所に取付け
られる場合における取付け状態補正機構12の機
能について第3図、第10図及び第11図に基づ
き説明する。
シヤーシ1が車のプレーヤ取付け箇所に水平に
取付けられた場合、第3図に示すようにメカデツ
キ2は懸垂用コイルばね10及び補正用コイルば
ね17によつて保持されて、ダンパ11は中立平
衡位置に保持されているので、ダンパ11にはメ
カデツキ2からの力は加わらない。
一方、シヤーシ1が水平に対してある角度をも
つて車のプレーヤ取付け箇所に取付けられ、しか
も、取付け状態補正機構12の補正コイルばね1
7の調整操作を行わなければ、第10図に示すよ
うに基準面であるメカデツキ2の底面に対するメ
カデツキ2の重力の方向が変化し、これに伴つ
て、ダンパ11にメカデツキ2からの力が加わつ
てダンパ11が第10図に示すように変形するの
で、メカデツキ2はシヤーシ1に対する中立平衡
位置から位置ずれする。
そこで、第7図で示すように、取付け状態補正
機構12において、偏心カム18をスクリユード
ライバー(図示せず)等によつて回転すれば、偏
心カム18及びロ字状枠13は第7図における実
線で示す位置から鎖線で示す位置に移動する。こ
のため補正用コイルばね17の付勢力が増大し
て、メカデツキ2が第7図における実線で示す位
置から鎖線で示す位置に移動する。したがつて、
取付け状態補正機構12の偏心カム18の回転角
度を適当に調整操作すれば、第10図に示すよう
に位置ずれしていたメカデツキ2をシヤーシ1に
対して第11図に示す中立平衡位置に戻すことが
できる。
第12図及び第13図には、第1図における取
付け状態補正機構12の別の実施例が示されてい
る。この実施例では、取付け状態補正機構12は
シヤーシ1の連結部8に一列に配された複数の補
正用係止孔34に補正用コイルばね17の一端が
係止されている。そしてこれら複数の補正用係止
孔34の何れか1つに選択的に補正用コイルばね
17の一端を係止させることによつて、第7図及
び第8図に示す場合と同様に補正用コイルばね1
7の付勢力の大きさを変更し得るようにしてい
る。
第12図と第7図を比較すれば明らかなよう
に、第12図及び第13図に示す取付け状態補正
機構12は、第1図〜第11図に示すものと比べ
ると、構造が簡単な上に補正用コイルばね17の
取付け位置の補正巾が大きいという長所を備えて
いるため、車載用光学デイスクプレーヤを車のプ
レーヤ取付け箇所に大きな取付け角度で取付ける
場合に適している。
以上、本考案の実施例について説明したが、本
考案の技術的思想から逸脱しないかぎり、本考案
において種々の変更や修正が可能である。例え
ば、第12図及び第13図に示す実施例について
いえば、シヤーシ1が水平に対してある角度をも
つて車のプレーヤ取付け箇所に取付けられる際
に、一列に配設された複数(3つ以上)の係止孔
34の内でほぼ中間に位置する係止孔34に補正
用コイルばね17の一端が係止された状態におい
てメカデツキ2がシヤーシ1に対して中立平衡位
置に保持されるように、補正用コイルばね17に
は適度の付勢力が働くように構成してもよい。こ
の場合シヤーシ1を水平に対して第10図の時と
は逆の角度をもつて車のプレーヤ取付け箇所に取
付ける時には、メカデツキ2はシヤーシ1に対す
る中立平衡位置から第10図の時とはほぼ逆方向
に位置ずれする。従つて、補正用コイルばね17
の一端を第12図の場合とは逆にメカデツキ2の
上板部9に近い方の係止孔34に係止すればよ
い。このようにすると、補正用コイルばね17の
付勢力は小さくなるので、メカデツキ2はシヤー
シ1に対して第12図における実線で示す位置か
ら鎖線で示す位置とは逆方向に移動する。従つて
シヤーシ1に対するメカデツキ2の中立平衡位置
からの第10図の場合とは逆方向への位置ずれも
補正することができる。また、シヤーシ1が第1
0図の場合と同方向に角度をもつて取付けられる
場合には、上述の場合とは全く逆の操作をすれば
よいのは明らかである。つまり、同一の取付け状
態補正機構12でもつて、シヤーシ1が水平に対
して正逆2通りの角度をもつて車のプレーヤ取付
け箇所に取付けられた場合に対応できることにな
る。
〔考案の効果〕
本考案は以上に述べたように、弾性支持用附勢
手段と、その収容空間に粘性流体が封入されてい
る容器部に結合されている泳動用ロツドを有する
ダンパとによつて、メカデツキをフレームに対し
フローテイング状態で支持するように構成したの
で、従来のように防振ゴム又はコイルスプリング
のみで支持するものに比べると耐振性が改善さ
れ、共振域におけるQ値の立上がりが著しく小さ
くなり、音飛びを起こしにくくなる。
また、ダンパは弾性材料から成る容器部と、こ
の容器部内に形成されている収容空間に封入され
ている粘性流体と、容器部に結合されている泳動
用ロツドとから構成され、容器部は収容空間に突
出している筒状の泳動部と、この泳動部の外周囲
に間隔を置いて形成されている肉厚のリング状ス
トツパ部と、このストツパ部と泳動部との間に介
在されている肉薄のリング状連結部とをそれぞれ
具備していれば良いので、ダンパの構造が簡単で
小型化できるためスペースフアクタがよく、また
取り付け及び取扱いが容易である。
またリング状ストツパ部と肉薄のリング状連結
部との間において第1の当接面に対向してリング
状の溝を形成したので、ストツパ部44と肉薄の
連結部との接合部は第1の当接面に対して第2の
当接よりも充分遠い位置にあり、従つて第1及び
第2の当接面が比較的強く衝突することを繰り返
しても、上記接合部が破損して容器部の収容空間
の粘性流体が流出する恐れがなく、ひいては光学
デイスクプレーヤの破損を効果的に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第11図は本考案を車載用光学デイス
クプレーヤに適用した一実施例を示すものであつ
て、第1図はシヤーシに対するメカデツキの取付
け状態を示す要部の斜視図、第2図は第1図の
−線矢視図、第3図は第1図の−線断面
図、第4図は光学デイスクプレーヤ全体の斜視
図、第5図は第1図に示すダンパの拡大分解斜視
図、第6A図は同上のダンパの中立平衡状態を示
す拡大縦断面図、第6B図は第6A図のB−
B線断面図、第6C図及び第6D図は同上のダン
パが中立平衡位置からその軸心に対して直交する
方向及び軸心方向に変形した状態をそれぞれ示す
第6A図と同様の拡大縦断面図、第7図は第1図
に示す取付け状態補正機構を示す拡大平面図、第
8図は第7図の−線断面図、第9図は第7図
に示す取付け状態補正機構の分解斜視図、第10
図は補正用コイルばねの調整操作を行うことなく
車のプレーヤ取付箇所に水平に対してある角度を
もつて光学デイスクプレーヤを取付けた状態にお
ける第3図と同様の図、第11図は補正用コイル
ばねの調整操作を行つた後に光学デイスクプレー
ヤを取付けた状態における第10図と同様の図、
第12図は取付け状態補正機構の別の実施例を示
す第7図と同様の図、第13図は第12図の
−線断面図である。 なお図面に用いられた符号において、1……シ
ヤーシ(フレーム)、2……メカデツキ、3a…
…ターンテーブル、6……光学ピツクアツプ、1
0……懸垂用コイルばね(弾性支持用附勢手段)、
11……ダンパ、11a……容器部、11b……
泳動用ロツド、12……取付け状態補正機構、3
0……キヤビネツト、38……メカデツキの側壁
の外側面(第1の当接面)、39……フランジ部
の側面(第2の当接面)、40……収容空間、4
1……泳動部、44……ストツパ部、49……連
結部、50……溝である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光学ピツクアツプやターンテーブル等が設けら
    れたメカデツキを、複数箇所に設けられた弾性支
    持用附勢手段によりフレームに対して弾性的に支
    持するとともに、上記メカデツキの振動を吸収す
    るためのダンパを上記フレームと上記メカデツキ
    との間に介装し、これによつて、上記フレームに
    対して上記メカデツキをフローテイング状態で支
    持するように構成した光学デイスクプレーヤにお
    いて、上記ダンパが弾性材料から成る容器部と、
    この容器部内に形成されている収容空間に封入さ
    れている粘性流体と、上記容器部に結合されてい
    る泳動用ロツドとから構成され、上記容器部が上
    記フレーム及び上記メカデツキのうちの何れか一
    方に、また上記泳動用ロツドが他方にそれぞれ取
    付けられ、上記容器部は上記収容空間に突出して
    いる筒状の泳動部と、この泳動部の外周囲に間隔
    を置いて形成されている肉厚のリング状ストツパ
    部と、このストツパ部と上記泳動部との間に介在
    している肉薄のリング状連結部とをそれぞれ具備
    し、上記リング状ストツパ部は上記フレーム及び
    上記メカデツキのうちの上記他方に設けられてい
    る第1の当接面に対向している第2の当接面を有
    し、上記ストツパ部と上記連結部との間において
    上記第1の当接面に対向してリング状の溝が形成
    され、上記筒状泳動部に上記泳動用ロツドが嵌合
    されていることを特徴とする光学デイスクプレー
    ヤ。
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