JPH03504729A - マルトースに対して親和性のある物質(MalE)と、HIVウイルスに対する中和特性を有するCD4タンパク質フラグメントとの融合によって生じた融合CD4ポリペプチド - Google Patents
マルトースに対して親和性のある物質(MalE)と、HIVウイルスに対する中和特性を有するCD4タンパク質フラグメントとの融合によって生じた融合CD4ポリペプチドInfo
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
マルトースに対して親和性のある物質(MalE)と、)ITVウィル゛スに対
する中和特性を有するτM−グメントとの融合によって生じた融合CD4ポリペ
プチド
本発明は、CD4(T4とも称する)分子の少なくとも一部分、より特定的には
HrVウィルス固定部位を含むN末端近傍領域からなる部分と、マルトースに対
して親和性のある細菌ペリプラズムタンパク質(MalE)との融合の結果生じ
るポリペプチドに係わる0本発明はより特定的には、このタイプのハイブリッド
ポリペプチド、更にはこれらのハイブリッドポリペプチドがら分離したCD4分
子の前記部分に係わる。
より特定的には、これらは、種々の前記ハイブリッドポリペプチドが適当な調整
エレメントの制御下における対応するDNA配列の大腸菌(E、Co11)内発
現産物がらなり、これらの発現産物が細菌ペリプラズムに輸送され、抽出され、
且つ好ましく i、tアフィニティカラムにより単一ステップで精製され、必要
であれば、CD4タンパク質又はCD4タンパク質の前記部分の配列を基本配列
とするポリペプチドが前記ハイブリッドポリペプチドがら切断・回収されるよう
に選択したプロテアーゼで処理されたものである。
本明細書中の旧Vという略号は、宿主特にヒトの体内で一エイズ(AIDS)を
誘発し得る総てのレトロウィルスを意味する。従って、HIVはIIIVI、l
!IV2又はこれらのウィルスの総ての病原性変異株を指す、尚、括弧内の数字
は本明細書に添付した文献リストの番号である。
タンパク質CD4はTリンパ球(ヘルパー/インデューサー)膜内在性糖タンパ
ク質である。外側部分(N末端側に位置する)はイムノグロブリンのし鎖のドメ
インに想似した4つのドメインからなる。この外側部分にはトランスメンブラン
部分及び細胞質部分が続いている(1)、このタンパク質はウィルスタンパク質
gp120との相互作用によりIIIVウィルス(エイズ誘発ウィルス)のレセ
プターとして機能する(2)。
最初の2つのドメイン(グリコジル化部位を含まない)はgp120結合部位を
含む他に、ウィルス怒染を中和する能力がある抗CD4モノクローナル抗体10
T4及び0KT4^の結合部位も含むことが判明した(3)、(4)、(5)、
これら2つのドメインを含み真核細胞によって分泌される切断タンパク質は、1
nvitroテスト(3)、(4)、(6)、(7)、(8)、(9)及びアカ
ゲザル(10)でウィルス怒染阻害能力を示した。
マルトース及びマルトデキストリンに対して親和性を示すべりプラズム細菌タン
パク質MalEと融合したC[14機能レセプターを大腸菌中に発現させる方法
は、例えば1989年1月18日に公開された欧州特許出願第299,810号
に開示されている。この方法はMalE遺伝子と既に実現されている他の細菌遺
伝子(11)、(12)とを融合させるものである。この方法で得られるハイブ
リッドタンパク質は前記2つの成分の機能を保持している。これらのタンパク質
はまた。ペリプラズム中に輸送することができる。
前記ハイブリッドタンパク質は、融合したMilE遺伝子及びCD4遺伝子を真
核細胞に固有の転写シグナル(例えばSV40ウィルスの複製起点及びポリアデ
ニル化シグナル)に組合わせた構造によってトランスフェクションすれば、C1
102株(ハムスターの胎児性線維芽細J12りのような真核細胞中で発現させ
ることもできる。この操作には、当業者に公知の方法が使用される。
前記先行特許出願明細書に記載の方法は、短時間で簡単に精製できる前記タイプ
のハイブリッドタンパク質を産生せしめる。実際、前記ハイブリッドタンパク質
はタンパク質MalEと同様に大量に産生ずることができ、アミロースカラムで
中性pHのマルトースにより溶離する単一のステップで精製することができる。
本発明は、この環境がダラム陰性菌特に大腸菌中で、CD4、より特定的にはC
D4のN末端部分の生物学的活性にとって重要なジスルフィド架橋の樹立を促進
するらしいという事実、しかもこれが特に、CD4に由来し且つポリペプチド中
に存在する配列がCD4のC末端領域をもたない場合に閏著であるらしいという
事実を利用する。
本発明で明らかにするように、この方法は、ハイブリ・ンド状懇のCD4タンパ
ク質の治療能力の評価を可能にし、且つ例えば特性(安定性、ウィルスとの相互
作用)が変化したCD4突然変異体の選択というような研究への手掛かりにもな
る。また、CD4分子のC末端部分がないと、宿主細胞特に大腸菌中でのハイブ
リッドタンパク質の産生率が著しく増加する。
本発明はより特定的には、N末端の上流で第1の配列と融合し、且つ場合によっ
てはC末端の下流でも第2の配列と融合したCD4タンパク質から誘導したペプ
チド鎖を含むハイブリッドポリペプチドに係わる。前記第1の配列及び任意的な
第2の配列は夫々MalEタンパク質に由来する。本発明のハイブリッドポリペ
プチドはより特定的には、−CD4タンパク質から誘導したペプチド鎖が該タン
パク。
質の少なくとも一部分、即ち旧Vつ・イルス固定部位を含むN末端領域部分を含
み、且つ
−MalEに由来する前記第1の配列、そして場合によっては第2の配列の長さ
は、遺伝子工学による製造方法でハイブリッドタンパク質を産生ずる場合、使用
されているトランフェクションされた微生物特に大腸菌内における細胞質外への
輸送及び該微生物のペリプラズム中への移行(排出)に関するMalEタンパク
質の特性と、マルトースもしくはアミロースに対するMJIIEの特異的親和性
とがハイブリッドポリペプチドによって同時に保持されるほど十分に長いことを
特徴とする。
本発明の好ましいハイブリッドポリペプチドはMa□IEに由来する前記第2配
列を含まない、実際、これらのハイブリッドポリペプチドを産生ずる培養細菌は
、CD4に由来する配列がMalEの前記2つの配列の間に挿入されているハイ
ブリッドポリペプチドに対してよりも前記タイプのハイブリッドポリペプチドに
対してより大きい耐性を示す。別の注目すべき点として、CD4タンパク質を旧
Vタイプのウィルスとの固定部位に近いN末端のレベルでMalE由来の鎖と融
合しても、該CD4タンパク質に固有の活性が保持される。
特に、本発明のハイブリッドポリペプチドは少なくともCD4タンパク質のVl
領域を含み、更には■2領域も含む6本発明のハイブリッドポリペプチドはより
特定的にはCD4のv3領域及びv4領域を含まない。
本発明はより特定的には、前述の条件で大腸菌のようなグラム陰性菌中で産生さ
れた前記タイプのハイブリッドポリペプチド、又はMalHに由来する配列を含
む鎖を分離して誘導したポリペプチドにも係わる。
本発明のポリペプチドは特に、前出の欧州特許出願第299.810号に記載の
方法で産生じ得る。後述の実施例ではこれらの方法を使用した。本発明の他の特
徴は、添付図面を参照しながら行うこれら実施例の説明で明らかにされよう。
添付図面のうち、
−第1図はCD4タンパク質の本質的部分と、一般に該タンパク質を担持してい
るリンパ球の膜に対する前記部分の関係とを簡単に示す説明図である。
−第2図は本発明のポリペプチドと、大腸菌中でこれらのポリペプチドを産生せ
しめる対応プラスミドの構造とを簡単に示す説明図である。
CD4タンパク質のペプチド配列及びこれらのアミノ酸の番号付については、P
roc、Natl、Aeacl、Sci、USA、vol、84.pp。
9155−9159.1987年12月、 fmunologyに記載のP、J
、Maddonらの論文と−Ce1l 55,541.1988に記載のLit
t+nanらによる補正とを参照されたい。本明細書ではこの番号付をそのまま
使用する。
特に、本発明のポリペプチドはCD4タンパク質のN末端部分のアミノ酸1と1
77との間に延びる下記の領域を含む:pne Leu thr lys gl
y pro ser lys l@u asn asp arg ala as
pglu val glu asp gin lys glu glu vaL
gln lau lau val phaser lau thr lau
thr lau glu sar pro pro gly sar sar
pr。
本発明は、アミンw11〜177の配列を一部分しか含まないが、この配列のよ
うに、ハイブリッドポリペプチドを細胞質の外に出すのに適している前記タイプ
の総てのハイブリッドポリペプチドに係わる。
本発明のハイブリッドタンパク質は、v1タンパク質の不在下で、CD4の少な
くとも15番目のアミノ酸から85番目のアミノ酸まで延びるアミノ酸配列(V
l領域)を含むのが好ましい。本発明のハイブリッドタンパク質はまた、前記配
列の15番目のアミノ酸と16060番目ミノ酸との間に延びる配列m及びv2
領域)を含み得る。
勿論、対応する核酸配列がら発現されたハイブリッドタンパク質を運び出すMa
lHの能力に影響しない限り、アミノ酸配列に局部的な欠失又は置換操作を施す
こともできる。
従って本発明では、CD4のN末端領域内で選択したアミノ酸配列と、MalE
タンパク質との間で形成され沙なくとも哺乳動物(CHO)の細胞中で産生され
た可溶性CD4分子と同じ活性レベルを有するハイブリッドポリペプチドを得る
ことができる。前述のごとき活性レベルの相似性は下記の事項によって評価でき
るニ
ーCD4分子に対する結合又はモノクローナル抗体を形成する能力。
−CD4へのHIVIタンパク質gp160の固定な阻害する性質。
−Ca2株のリンパ細胞へのIIIVIウィルス粒子の固定を阻害する能力。
後述のハイブリッドタンパク質CIMERに関して特に注目すべきこととして、
上記の3つのテストでは、CHO細胞中で産生された可溶性CD4分子との有意
な活性差は認められなかった。
CD4タンパク質の全体的構造は第1図に簡単に示す通りである。この図では、
−太線で示されている()IIVから矢印が向けられている)部分が固定部位に
対応する。本明細書の説明は、より特定的には、この部位を参照して行う。
−このタンパク質の簡単な構造説明図の右側に記されている符号は、該タンパク
質の種々の部分(Vl、v2、v3及びV4)並びにこの図中に示したモノクロ
ーナル抗体によって認識されるCD4タンパク質の部位の位置を表す。
−文字GはCD4タンパク質の通常グリコジル化されている部位を示す。
−文字E、M及びCは夫々CD4タンパク質の細胞外領域(E)、股領域<M)
及び細胞質領域(C)を表す。
び1 ・番
キメラ遺伝子(第1区)を担持する2つり発現ベクターな形成した。第1のベク
ターは、CD4のN末端部分の177個のアミノ酸がMalE(アミノ酸369
個)のC末端と融合しているハイブリッドタンパク質(CIMER)を規定する
。第2のベクターは、MalEタンパク質のN末端と融合した前記と同じCD4
フラグメントを含むハイブリッドタンパク質(CISREM>をコードする。後
者の場合は、ペリプラズムへの移行を容易にすべく、CD4のN末端部分をMa
lHのシグナルペプチドと融合した。従って、CD4の可溶部分はMalEのシ
グナルペプチドと成熟タンパク質(第1図参照)との開に存在する。
これらの構造を第2図に簡単に示した。以下は、(第2図に基づく)これらの構
造の主要特性の説明である。
MalE−CD4 ム= CIMERCD4遺伝子のコドン−4〜+177を
含むDN^フラグメント(Fnu4H−Nclel)を、アンピシリン及びテト
ラサイクリンに対して耐性の遺伝子と、1ael遺伝子と、tacプロモータ(
IPTにで誘導し得る)の制御下におかれたMalE遺伝子とを担持するプラス
ミド(pBR322誘導体)中に挿入した。 MalEの遠位端部にアダプター
を挿入して、CD4の挿入がMalHの最終コドンのレベルに同位相で存在する
ようにした。このタンパク質の構造をプラスミドの構造説明図の上に示した。
CD4−Ma l E Δ= CTSREM先ず、前記と同じCD4フラグメ
ントをMalEシグナル配列の下流(成熟タンパク質の27番目のコドンの後)
に挿入した。
次に、MalE全体(コドン−2〜+370)をCD4の177番目のコドンの
後に同位相で挿入した。プラスミドの残り(アンビシリン及びテトラサイクリン
に耐性の遺伝子、fact遺伝子及びtacプロモータ)はIjMERの場合と
同じである。このタンパク質の構造をプラスミドの構造説明図の上に示した。
どちらの場合も、キメラ遺伝子の転写はtacプロモータの制御下にある(13
)、この転写は、カタボライトリプレッションの影響を受けず、IPTに(イソ
プロピルβ−D−チオガラクトシド)の添加によって随意に誘導し得る。プラス
ミド上に(tacプロモータに結合するリプレッサーを決定する)レベルの発現
が得られる。
安定なタンパク質の産生な促進するために、夫々細胞質プロテアーゼ及びペリプ
ラズムプロテアーゼを不活性化する突然変異体Ion−及びdegPを担持する
大脳菌株を使用した(14)、(15)。発現ベクター担持細胞が30℃で3世
代又は4世代の間に誘導される場合は、これらの細胞によって、ペリプラズム中
に大部分が送り出されるタンパク質(CIMER)又は一部分が送り出されるタ
ンパク質(CISREM)が産生される。
このタンパク質は、その大きさく60KD)と、その抗原性決定基MalE及び
CD4に対して特異的な抗体とによって同定できる。
完全ハイブリッドタンパク質とMalEタンパク質との間の中間の大きさを有す
る合成分子フラクションはおそらく変質又は不稔的発現の産物であり、産生され
たハイブリッドタンパク質の少しの部分しが占めていながった。
低レベル発現(非誘導レベル)条件では、融合タンパク質がMalHに関して欠
失様を補完できる(マルトースを唯一の炭素源として含む合成培地で普通に増殖
する)。完全誘導条件では、CCl5REの過剰産生は細菌にとって有毒になる
が、CIMEHの過剰産生は有毒にならない。このタンパク質CIMERをN製
して、その特性を調べた。
その結果、精製したハイブリッドタンパク質、より特定的にはアミロースカラム
で精製したタンノくり質CIMERの2うの楕成成分は、夫々の機能を保持する
ことが判明した。
l −MalE はマルトース びマルト−ストリン:η:韻市しビ頂3
1擾−
ペリプラズムの内容物をアミロースカラムに通す(浸透ショック)と、ペリプラ
ズムタンパク質の一部分がアミロースに特異的に固定される。この部分(フラク
ション)はマルトースによってカラムから溶離することにより、単一ステップで
精製できる。収率は、細菌1g当たり約500μgのハイブリッドタンパク質で
ある。
アミロース及びマルトースに対して親和性を示すこの分子集団は、ボアクリルア
ミド−5DSゲル上でハイブリッドタンパク質に適した60kDの見掛は分子量
を示し、且つ抗MalEポリクローナル抗体及び抗CD4モノクローナル抗体に
よって認識される。前記分子Ji 60kDは、^mershan RAINB
O−高分子量キットの使用に関して記述されている条件に従い、当該ハイブリッ
ドタンパク質と基準用の公知の高分子量タンパク質のゲル上での移動距離を比較
することによって評価した。基準タンパク質としては下記のタンパク質を使用し
たニ
ー 92,500ダルトンのホスホリラーゼ、=46,000ダルトンのオバ
ルブミン、−69,QOOダルトンのウシ血清アルブミン、−14,300ダル
トンのりゾチーム。
2− ゛せハイブリッドタンパク のCD4o1 はエンベロープ ンバク
120−シて旧■ウィルス立 を ム るζL九又1ニー
i、「中和作用のある」モノクローナル抗体を使用した実験では、これらのモノ
クローナル抗体(前記10T4及び0KT4^)が、ELIS^テストか又は哺
乳動物細胞から精製した可溶性CD4と同じ濃度での免疫沈降によって、当該ハ
イブリッドタンパク質と反応することが立証された。
ii、当該ハイブリッドタンパク質とHIVI精製タンパク質8p120もしく
はgp160との間の直接的相互作用が、同時免疫沈降及びイムノトランスファ
ーによって立証された。
iii、ハイブリッドタンパク質をウィルス粒子と共に存在させるとウィルス粒
子が「中和される」、これは、リンパ球株CEHの細胞に対する)IIVIウィ
ルスの怒染力を逆転写酵素の活性と細胞毒性とによって測定する試験で明らかで
ある。
ウィルスを濃度1μg/mlのCIMERと共に予めインキュベートすると、ア
ジドチミジン(即ちΔZT、f&も広く使用されて1)る抗旧V物質の1つ)を
濃度10nMで使用した場合と同じ中和能が得られる。CIMER濃度を101
1g/mlより高くするとウィルス阻害率が90%を越える。これらの結果は、
別の方法で産生じた可溶性CD4に関する結果と合致する(3)、(7)、(8
)、(9)。
これらの一致したデータは総て、当該ハイブリ・ンドタンパク質のCD4成分が
完全ウィルス粒子と結合できる構造を保持していたことを示すものである。特に
、CD4のジスルフィド架橋は正確に形成されたと思われる。
欧州特許出願第299,810号に記載のMalE−74構造を用いたところ、
アミロースカラムへの親和性によって、音波処理した細菌又は浸透ショックから
単一ステップで精製できる発現ハイブリッドタンパク質MalE−74が下記の
特性を有することも判明した:
1)このタンパク質はMalEに対するポリクローナル抗体とCD4(別名T4
)に対するモノクローナル抗体(IOT4.0KT4.0KT4^)とによって
認識される。
2)このタンパク質は、ウィルスタンパク質Bp120及びgp160と相互作
用する。これは、下記の3つの方法で立証された。
a)「ドツトプロット(dot blot)」(天然型タンパク質)の実験。
b ) MalE又はgp160に対するポリクローナル抗体によるMalE−
T4:gp160(天然型タンパク質)複合体の同時免疫沈降。
C)ニトロセルロースに固定したく「変性」)ハイブリッドタンパク質によるg
p160の保持(gp160と共にインキュベートし且つgρ160に対する抗
体で厘在化した「ウェスタンプロット」)。
3)このタンパク質はin vitro試験で旧■1ウィルスを不活性化するこ
とができる。この融合タンパク質の濃度を上げながら(0,2,20及び50u
g/…1)前記ウィルスと共に予めインキュベートすると、CEM株細胞中で複
製されるというウィルスの能力の阻害率が増加する(0.55.90及び100
%、これらの数値は15日後の逆転写酵素活性の阻害率を示す)。
同じ条件で精製し且つ使用したタンパク質MalEはウィルスの複製を全く阻害
しなかった。
細菌MalE遺伝子とヒトCD4遺伝子のフラクションとの間の融合によって生
じ且つ大腸菌中に発現されるハイブリットタンバク質は従って、前記2つの成分
の特性と保持し、中でもHIVウィルス、特に旧v1ウィルスに対するCD4の
中和能力を保持する。
そこで本発明は、選択した投与方法、特に非経口投与に適した医薬用ベヒクルと
組合わせた状悪で、HIV類に属するレトロウィルスをin vivoで中和す
るのに有効な量の前述のごときMalE−CD4ハイブリツドポリペプチド、又
は開裂及びMalE配列の分離によって前記ハイブリッドポリペプチドから誘導
した可溶性ペプチドCD4を含むin vivo治療に使用するための組成物も
提供する。非限定的ではあるが、この組成物の一日当たりの用量は1001.1
g〜10g、例えば約1gが適当である。
本発明のハイブリッドタンパク質は大量に産生ずることができる。CD4発現物
質として大腸菌を使用するため、CD4遺伝子レベルに修飾を導入することも考
えられ、またより効果的な突然変異体を単離するための選択方法の開発も考えら
れる。本発明のハイブリッドタンパク質は更に、例えばX線によるCD4構造の
研究も可能にする。これらのハイブリッドタンパク質はまた、アフィニティ力ラ
ム、特に重合マルトース又はアミロースをベースとするカラムに固定して、培養
培地中に含まれた旧Vウィルスの精製にも使用が接触した時のウィルスの選択的
保持に基づく。
本発明は、生物学的試料中にHIVウィルス又は該ウィルスの抗原が存在するか
否かを調べるin vivo検出方法にも係わる。この方法は、HrV又はHI
V抗原が存在していればこれらのHIV又は)IIV抗原に前述のごときハイブ
リッド又は非ハイブリッドポリペプチドが固定するという条件で生物学的試料を
前記ポリペプチドと接触させ、その結果複合体が産生されたか否かを検出するこ
とからなる。
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1 N I HrV
国際調査報告
国際調査報告
FR9000182
S^ 35778
Claims (10)
- 1.N末端の上流で第1の配列と融合し、場合によってはC末端の下流でも第2 の配列と融合したCD4タンパク質から誘導したペプチド鎖を含むハイブリッド ポリペプチドであって、前記第1の配列及び任意的な第2の配列が夫々MalE タンパク質に由来し、このハイブリッドポリペプチドがより特定的には、 −CD4タンパク質から誘導したペプチド鎖が該タンパク質のN末端領域の少な くとも一部分、即ちHIVウイルス固定部位を含む部分を含み、且つ −MalEに由来する前記第1の配列、そして場合によっては第2の配列の長さ が、遺伝子工学による製造技術でハイブリッドタンパク質を産生する場合、使用 されているトランツユクションされた微生物特に大腸菌内における細胞質外への 輸送及び該微生物のペリプラズム中への移行に関するMalEタンパク質の特性 と同時にマルトースもしくはアミロースに対するMaIEの特異的親和性をハイ ブリッドポリペプチドが保持するほど十分に長いことを特徴とするハイブリッド ポリペプチド。
- 2.前記第2の配列を含まないことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド ポリペプチド。
- 3.タンパク質CD4の可溶性部分、特にタンパク質CD4のN末端領域を含む ことを特徴とする請求項1又は2に記載のハイブリッドポリペプチド。
- 4.タンパク質CD4のV3領域及びV4領域を含まないことを特徴とする請求 項3に記載のハイブリッドポリペプチド。
- 5.タンパク質CD4のV1領域は含むがV2領域は含まないことを特徴とする 請求項4に記載のハイブリッドポリペプチド。
- 6.タンパク質CD4のV1領域及びV2領域、特に下記のアミノ酸配列1〜1 77: 【配列があります】 を含み、CD4の他の領域は含まないことを特徴とする請求項3に記載のハイブ リッドポリペプチド。
- 7.真核細胞又はグラム陰性菌例えば大腸菌のような宿主中での発現産物からな るポリペプチドであって、この発現産物が該ポリペプチドをコードする核酸配列 と、該核酸配列に結合した調整エレメントであって細菌を培養した時に前記ポリ ペプチドを宿主中に発現させる調整エレメントとを含む組換え体核酸で形質転換 されており、この発現産物が、大腸菌から予め抽出した前記ポリペプチドをα( 1−4)グルコース又はアミロースの不溶性ポリマーと接触させ且つ該ポリマー に固定した前記ポリペプチドを非固定物質から分離して回収することにより精製 したものであることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のポリペ プチド。
- 8.タンパク質CD4に由来するペプチド鎖のみを含み、このペプチド鎖が開裂 とMalE由来配列の分離後に得られるものであることを特徴とする請求項7に 記載のポリペプチドから誘導したポリペプチド。
- 9.HIVウイルスをin vivoで中和するのに適した組成物であって、該 組成物を投与する宿主に対して生理学的に許容し得るベヒクルと組合わせた状態 で、請求項1から8のいずれか一項に記載のポリペプチドを該組成物に前記中和 適性を与えるのに有効な量だけ含む組成物。
- 10.生物学的試料中にHIV又はHIV抗原特にエンベロープ糖タンパク質が 含まれているか否かをin vitroで検出するための方法であって、HIV 又はHIV抗原が存在する場合にはこれにポリペプチドが固定するような条件で 生物学的試料を請求項1から8のいずれか一項に記載のポリペプチドと接触させ 、且つ場合により形成された複合体を検出することからなることを特徴とする検 出方法。
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-
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-
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