JPH0351046Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0351046Y2 JPH0351046Y2 JP1985203357U JP20335785U JPH0351046Y2 JP H0351046 Y2 JPH0351046 Y2 JP H0351046Y2 JP 1985203357 U JP1985203357 U JP 1985203357U JP 20335785 U JP20335785 U JP 20335785U JP H0351046 Y2 JPH0351046 Y2 JP H0351046Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bar
- boring
- boring bar
- workpiece
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、旋盤において、その加工時の振動を
吸収し、ビビリを防止できる、防振性ボーリング
バーに関する。
吸収し、ビビリを防止できる、防振性ボーリング
バーに関する。
旋盤は、工作物に主切削運動(回転運動)を与
え、バイトに切込みなどを与えて、主に円筒面を
切削する工作機械である。
え、バイトに切込みなどを与えて、主に円筒面を
切削する工作機械である。
この旋盤における中ぐり(ボーリング)は、工
作物にすでにあけられた穴を中ぐりバイトを使用
して生しい寸法にくり広げる作業であり、当該旋
盤におけるボーリングバー(中ぐり棒)に中ぐり
バイトが取付けられ、かかる作業が実施される。
作物にすでにあけられた穴を中ぐりバイトを使用
して生しい寸法にくり広げる作業であり、当該旋
盤におけるボーリングバー(中ぐり棒)に中ぐり
バイトが取付けられ、かかる作業が実施される。
かかるボーリング作業において、工作物の内径
を旋削加工するときにいわゆるビビリが発生す
る。このビビリとは切削中に工具をワーク(工作
物)との間で発生する連続的な振動と定義され、
一般に、バイトは切削力がかかり始めるとその質
量と貫性抵抗と弾性(復元力)によつて定まる固
有の振動周期をもつて振動しようとするが、通
常、その振動は減衰してゆくもので有害な振動と
はならない。しかし、もしこの固有振動に調子を
合わせて、これを助長するような力が加わると、
振動が次第に助長され、面粗度の低下や工具損傷
の原因につながり、最後には切削不可能な状態に
なる。
を旋削加工するときにいわゆるビビリが発生す
る。このビビリとは切削中に工具をワーク(工作
物)との間で発生する連続的な振動と定義され、
一般に、バイトは切削力がかかり始めるとその質
量と貫性抵抗と弾性(復元力)によつて定まる固
有の振動周期をもつて振動しようとするが、通
常、その振動は減衰してゆくもので有害な振動と
はならない。しかし、もしこの固有振動に調子を
合わせて、これを助長するような力が加わると、
振動が次第に助長され、面粗度の低下や工具損傷
の原因につながり、最後には切削不可能な状態に
なる。
このビビリは特にボーリングバーが長く、しか
も、往復台からの突き出し量(オーバーハング
量)が大きいと発生し易く、金属の製鋼工場にお
いて、大型の工作物について中ぐり加工を施すと
きには、特に、ビビリの発生し易い状態にある。
も、往復台からの突き出し量(オーバーハング
量)が大きいと発生し易く、金属の製鋼工場にお
いて、大型の工作物について中ぐり加工を施すと
きには、特に、ビビリの発生し易い状態にある。
本考案は、ボーリング加工における上記のごと
きビビリを防止し、特に、ボーリングバーのオー
バーハング量を大きくしてもビビリが生せず、切
削の能率を向上することができる技術を提供する
ことを目的とする。
きビビリを防止し、特に、ボーリングバーのオー
バーハング量を大きくしてもビビリが生せず、切
削の能率を向上することができる技術を提供する
ことを目的とする。
本考案の他の目的及び新規な特徴は本明細書の
記述及び添附図面からも明らかになるであろう。
記述及び添附図面からも明らかになるであろう。
本考案は、旋盤における、主として工作物に中
ぐり加工を施す際に使用されるボーリングバーに
おいて、隣接する当該バー部分の径よりも細い径
の部分を当該バーの長さ方向中途適宜位置に設
け、当該細径部に当該バーのクランプを取付けて
成ることを特徴とする工作物加工時の振動を当該
細径部分で吸収することができる防振性ボーリン
グバーの構造に存する。
ぐり加工を施す際に使用されるボーリングバーに
おいて、隣接する当該バー部分の径よりも細い径
の部分を当該バーの長さ方向中途適宜位置に設
け、当該細径部に当該バーのクランプを取付けて
成ることを特徴とする工作物加工時の振動を当該
細径部分で吸収することができる防振性ボーリン
グバーの構造に存する。
本考案では、ボーリングバーの長さ方向に振動
吸収用の細径部分を設けたので、この吸収部に振
動が吸収され、ビビリがなくなり、オーバーハン
グ量が大きくてもかかるビビリが防止され、良好
な切削が可能となり、生産能率を著しく向上する
ことに成功した。また、本考案では、ボーリング
バーのクランプ方式などを改善することにより、
より一層ビビリの発生を防止することができる。
吸収用の細径部分を設けたので、この吸収部に振
動が吸収され、ビビリがなくなり、オーバーハン
グ量が大きくてもかかるビビリが防止され、良好
な切削が可能となり、生産能率を著しく向上する
ことに成功した。また、本考案では、ボーリング
バーのクランプ方式などを改善することにより、
より一層ビビリの発生を防止することができる。
次に、本考案を、図面に示す実施例に基づいて
説明する。
説明する。
第1図は、本考案の実施例を示すボーリングバ
ーの全体側面図、第2図は同右側面図である。
ーの全体側面図、第2図は同右側面図である。
第1図に示すように、当該ボーリングバー1
は、テーパー部2とストレート部3と細径部4と
ストレート部5とを有して成る。細径部4は、振
動吸収用として設けられたもので、隣接するスト
レート部3および5よりも細い径に構成されてい
る。
は、テーパー部2とストレート部3と細径部4と
ストレート部5とを有して成る。細径部4は、振
動吸収用として設けられたもので、隣接するスト
レート部3および5よりも細い径に構成されてい
る。
テーパー部2の端部側にはバイト(図示せず)
が取付けられる。当該ボーリングバー1の長さ方
向中央には、円形の孔6を孔設する。この孔6に
は、当該バー1の一端部から、切削油を矢標に示
すように注入する。当該切削油は、当該バー1の
側面に穿設された排出孔7から排出することがで
きる。
が取付けられる。当該ボーリングバー1の長さ方
向中央には、円形の孔6を孔設する。この孔6に
は、当該バー1の一端部から、切削油を矢標に示
すように注入する。当該切削油は、当該バー1の
側面に穿設された排出孔7から排出することがで
きる。
次に 本考案によるボーリングバーを使用して
なるボーリング作業の一例を説明する。
なるボーリング作業の一例を説明する。
当該ボーリング作業に使用される旋盤は大型の
もので、工作物も比較的大なるものが取扱われ、
ボーリングバーも比較的長いものが用いられる。
もので、工作物も比較的大なるものが取扱われ、
ボーリングバーも比較的長いものが用いられる。
第3図A図〜第3C図および第4図に示すよう
に、工作物8の一端部を面盤9に取付けたチヤツ
ク10により把持し、固定する。工作物8は面盤
9の回転により、例えば第4図矢標に示すよう
に、回転する。
に、工作物8の一端部を面盤9に取付けたチヤツ
ク10により把持し、固定する。工作物8は面盤
9の回転により、例えば第4図矢標に示すよう
に、回転する。
該面盤9の回転は、モータ22から、主軸台1
1の内部ギアー(図示せず)により減速されて、
伝導することによつて得られる。
1の内部ギアー(図示せず)により減速されて、
伝導することによつて得られる。
工作物8の他端部は、第3A図、第3B図およ
び第5図に示すように、振れ止め台12により支
持されている。
び第5図に示すように、振れ止め台12により支
持されている。
第3B図は、−線方向から見た当該振れ止
め台12の側面図は、工作物8は、同図に示すよ
うに、支持金具13により等間隔で三方向より支
持され、当該振れ止め台12内を、当該支持金具
13と接触しつつ、回転するようになつている。
め台12の側面図は、工作物8は、同図に示すよ
うに、支持金具13により等間隔で三方向より支
持され、当該振れ止め台12内を、当該支持金具
13と接触しつつ、回転するようになつている。
第3A図および第3C図に示すように、往復台
14上にクランプ装置(クランプ治具)15を取
付け、第3A図に示すように、ボーリングバー1
を該クランプ治具15によりクランプする。ボー
リングバー1は、往復台14のベツド16上の移
動により、送られる。往復台14は、ベツド16
の送りねじ17の作動によつて移動する。
14上にクランプ装置(クランプ治具)15を取
付け、第3A図に示すように、ボーリングバー1
を該クランプ治具15によりクランプする。ボー
リングバー1は、往復台14のベツド16上の移
動により、送られる。往復台14は、ベツド16
の送りねじ17の作動によつて移動する。
本考案においては、ボーリングバーの細い径の
部分4を当該クランプ治具15にクランプするこ
とによりビビリが防止されるが、ビビリをより一
層減少させるために、かかるクランプ治具15に
ついても工夫を施した。
部分4を当該クランプ治具15にクランプするこ
とによりビビリが防止されるが、ビビリをより一
層減少させるために、かかるクランプ治具15に
ついても工夫を施した。
第6図および第7図に当該クランプ治具15の
断面図で、第6図に示すように、割型(上型)1
5A、割型(下型)15Bとしている。各割型1
5A、15Bにはそれぞれ半円形の切欠部18
A、18Bを設ける。
断面図で、第6図に示すように、割型(上型)1
5A、割型(下型)15Bとしている。各割型1
5A、15Bにはそれぞれ半円形の切欠部18
A、18Bを設ける。
ボーリングバー1の当該クランプ治具15への
クランプに際しては、これら割型15A、15B
を閉じ、ボルト19によりボルト締めし、前記切
欠部18A、18Bにより形成される孔20に、
当該バー1の細径部分4が位置するようにし、当
該バー1をクランプ治具15にクランプする。当
該バー1はその円周方向において、当該治具15
によりクランプされる。
クランプに際しては、これら割型15A、15B
を閉じ、ボルト19によりボルト締めし、前記切
欠部18A、18Bにより形成される孔20に、
当該バー1の細径部分4が位置するようにし、当
該バー1をクランプ治具15にクランプする。当
該バー1はその円周方向において、当該治具15
によりクランプされる。
ボーリングバー1の先端部にはバイト21を取
付け、工作物8を回転させ、往復台14上のクラ
ンプ治具15によりクランプされたボーリングバ
ー1により、当該工作物8のボーリング加工を行
なう。
付け、工作物8を回転させ、往復台14上のクラ
ンプ治具15によりクランプされたボーリングバ
ー1により、当該工作物8のボーリング加工を行
なう。
(1) 本考案によれば、ボーリングバーにおいて、
隣接する当該バー部分の径よりも細い径の部分
を当該バーの長さ方向中途適宜位置に設けたの
で、これにより強固にクランプされ、ビビリが
防止され、切削の能率を著しく向上することが
できた。
隣接する当該バー部分の径よりも細い径の部分
を当該バーの長さ方向中途適宜位置に設けたの
で、これにより強固にクランプされ、ビビリが
防止され、切削の能率を著しく向上することが
できた。
(2) 本考案によれば、オーバーハング量(L/
d、第3A図参照)が、一般にL/dが5以下
が切削限界であるのに対して、8以上でも切削
可能とすることができ、高鋼性のボーリングバ
ーとすることができた。
d、第3A図参照)が、一般にL/dが5以下
が切削限界であるのに対して、8以上でも切削
可能とすることができ、高鋼性のボーリングバ
ーとすることができた。
(3) 本考案によれば、ボーリングバーをクランプ
するクランプ治具を往復台上に設け、また、当
該クランプ治具を割型とすることにより、当該
バーの改良と相俟つて、より一層ビビリを防止
することができた。
するクランプ治具を往復台上に設け、また、当
該クランプ治具を割型とすることにより、当該
バーの改良と相俟つて、より一層ビビリを防止
することができた。
第1図は本考案の実施例を示すボーリングバー
の側面図、第2図は同右側面図、第3A図は本考
案によるボーリング作業例および旋盤の一例を示
す一部断面側面図、第3B図は振れ止め部の第3
A図−線方向から見た一部断面側面図、第3
C図はクランプ部の側面図、第4図は本考案の実
施例を示す要部斜視図、第5図は本考案の実施例
を示す要部斜視図、第6図は本考案によるクラン
プ治具の説明断面図、第7図はクランプ治具を閉
じた状態を示す説明断面図である。 1……ボーリングバー、4……細い径の部分、
6……切削油供給孔、8……工作物、15……ク
ランプ治具、21……バイト。
の側面図、第2図は同右側面図、第3A図は本考
案によるボーリング作業例および旋盤の一例を示
す一部断面側面図、第3B図は振れ止め部の第3
A図−線方向から見た一部断面側面図、第3
C図はクランプ部の側面図、第4図は本考案の実
施例を示す要部斜視図、第5図は本考案の実施例
を示す要部斜視図、第6図は本考案によるクラン
プ治具の説明断面図、第7図はクランプ治具を閉
じた状態を示す説明断面図である。 1……ボーリングバー、4……細い径の部分、
6……切削油供給孔、8……工作物、15……ク
ランプ治具、21……バイト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 旋盤における主として工作物に中ぐり加工を
施す際に使用されるボーリングバーにおいて、
隣接する当該バー部分の径よりも細い径の部分
を当該バーの長さ方向中途適宜位置の設け、当
該細径部に当該バーのクランプ装置を取り付け
て成ることを特徴とする工作物加工時の振動を
当該細径部分で吸収することができる防振性ボ
ーリングバーの構造。 2 バイト取付側のバー部分が、テーパー状に溝
成されている、実用新案登録請求の範囲第1項
記載のボーリングバー。 3 バー内部に、その長さ方向に、切削油供給孔
を孔設し、当該バーの一端部から当該孔内に切
削油を注入し、当該バーの他短部付傍から当該
切削油を排出することができるように成した、
実用新案登録請求の範囲第1項記載のボーリン
グバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985203357U JPH0351046Y2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985203357U JPH0351046Y2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62110802U JPS62110802U (ja) | 1987-07-15 |
| JPH0351046Y2 true JPH0351046Y2 (ja) | 1991-10-31 |
Family
ID=31168608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985203357U Expired JPH0351046Y2 (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0351046Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102171942B1 (ko) * | 2020-04-10 | 2020-10-30 | (주)대원하이테크 | 대구경 롤 내경 보링장치 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5346316B2 (ja) * | 1974-06-05 | 1978-12-13 |
-
1985
- 1985-12-28 JP JP1985203357U patent/JPH0351046Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62110802U (ja) | 1987-07-15 |
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