JPH0351542Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0351542Y2 JPH0351542Y2 JP1986179286U JP17928686U JPH0351542Y2 JP H0351542 Y2 JPH0351542 Y2 JP H0351542Y2 JP 1986179286 U JP1986179286 U JP 1986179286U JP 17928686 U JP17928686 U JP 17928686U JP H0351542 Y2 JPH0351542 Y2 JP H0351542Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- face
- oblique shaft
- shaft
- meshing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Retarders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は向斜面擺歯車機構(特許公開番号54−
120347)(以下シンクルギヤと略称する)におい
てそれぞれ噛合う2組の面歯車N1とN2及びN3と
N4間の噛合条件を弾性体によつて自動的に調整
可能にしたものである。
120347)(以下シンクルギヤと略称する)におい
てそれぞれ噛合う2組の面歯車N1とN2及びN3と
N4間の噛合条件を弾性体によつて自動的に調整
可能にしたものである。
普通の側面歯車機構と比べてシンクルギヤは歯
車間隔の調整によりその噛合条件が自由に変更で
きる特徴があるため一般には組立時スペーサーで
加減する。
車間隔の調整によりその噛合条件が自由に変更で
きる特徴があるため一般には組立時スペーサーで
加減する。
本機構の実施例をその明細書と図面第1図(54
−120347参照)について検討すると、面歯車N1
とN4の歯車間隔は一定であり、この間に、軸心
X−X上の定点に揺動中心Oをもつ向斜角Σ°を有
する高速軸付斜軸1に転がり軸受を介して面擺歯
車N2,N3が取付けられている。この場合、軸線
X−Xに対して生じる2組の面歯車の最大噛合部
N1−N2,N3−N4の背隙は工作精度で決まるた
めに加工困難で騒音や振動の原因となり易い。ま
た歯形の摩耗による背隙の増大は防ぐことができ
ない。
−120347参照)について検討すると、面歯車N1
とN4の歯車間隔は一定であり、この間に、軸心
X−X上の定点に揺動中心Oをもつ向斜角Σ°を有
する高速軸付斜軸1に転がり軸受を介して面擺歯
車N2,N3が取付けられている。この場合、軸線
X−Xに対して生じる2組の面歯車の最大噛合部
N1−N2,N3−N4の背隙は工作精度で決まるた
めに加工困難で騒音や振動の原因となり易い。ま
た歯形の摩耗による背隙の増大は防ぐことができ
ない。
シンクルギヤの特長はその噛合部を予圧しても
伝達特性への影響が少なく、無背隙停止ができる
ことである。
伝達特性への影響が少なく、無背隙停止ができる
ことである。
本考案は斜軸1の揺動中心Oに対し、定位置に
軸受と面擺歯車N2,N3を取付け、対向して設け
た面歯車N1またはN4のいずれか一方を弾性体9
で加圧することにより、中心軸線X−Xに対しそ
れぞれ反対方向に生じる2組の最大噛合部N1−
N2,N3−N4と揺動中心Oとの相対位置を変える
ことなく、各噛合部を予圧したシンクルギヤの噛
合調整装置に関するものである。
軸受と面擺歯車N2,N3を取付け、対向して設け
た面歯車N1またはN4のいずれか一方を弾性体9
で加圧することにより、中心軸線X−Xに対しそ
れぞれ反対方向に生じる2組の最大噛合部N1−
N2,N3−N4と揺動中心Oとの相対位置を変える
ことなく、各噛合部を予圧したシンクルギヤの噛
合調整装置に関するものである。
図面についてその一実例を説明する。
第1図は低速軸5にカツプリングで嵌合された
従動面歯車N44を弾性体9で加圧する方式のシ
ンクルギヤ減速機である。2は、同減速機におけ
る取付フランジ付駆動(固定)面歯車N1である。
シンクルギヤは機構的に少なくとも1組の面擺歯
車N2のピツチ円錐頂点O1は軸心X−X線外にあ
るために偏位した円錐曲面歯形でなければならな
い。この歯形が正常に噛合うためには揺動中心O
と最大噛合部の相対位置は歯切、歯面仕上時と運
転時共一定に保つ必要がある。本実施例では斜軸
1の揺動中心Oに対し一定位置に2個の軸受と面
擺歯車N2,N33を固定して取付け、斜軸1の両
端は弾性体10を介して軸方向に摺動できるよう
に軸受で保持してある。従動面歯車N44は軸受
で軸方向に固定された低速軸5とカツプリングで
連結され、低速軸5と嵌合したフランジ6と複数
個のピン8とコイルバネ9により軸心X−Xと平
行に移動できるように組立てられている。7はハ
ウジングである。
従動面歯車N44を弾性体9で加圧する方式のシ
ンクルギヤ減速機である。2は、同減速機におけ
る取付フランジ付駆動(固定)面歯車N1である。
シンクルギヤは機構的に少なくとも1組の面擺歯
車N2のピツチ円錐頂点O1は軸心X−X線外にあ
るために偏位した円錐曲面歯形でなければならな
い。この歯形が正常に噛合うためには揺動中心O
と最大噛合部の相対位置は歯切、歯面仕上時と運
転時共一定に保つ必要がある。本実施例では斜軸
1の揺動中心Oに対し一定位置に2個の軸受と面
擺歯車N2,N33を固定して取付け、斜軸1の両
端は弾性体10を介して軸方向に摺動できるよう
に軸受で保持してある。従動面歯車N44は軸受
で軸方向に固定された低速軸5とカツプリングで
連結され、低速軸5と嵌合したフランジ6と複数
個のピン8とコイルバネ9により軸心X−Xと平
行に移動できるように組立てられている。7はハ
ウジングである。
駆動時斜軸1の回転力は面擺歯車N2,N3の擺
回運動となつて2組の面歯車の歯山差成分が回転
力となつて従動面歯車N44を回転させるが、こ
の際各噛合歯山はそれぞれの切線方向の回転力と
共にその噛合歯山角のtan値の分力が回転偏推力
となつて発生する。本実施例ではこれ等の推力は
面擺歯車N2,N3ではその斜軸承にかかつて相殺
されるが面歯車N4はコイルバネ9とフランジ8
を介して低速軸承にかかることが判る。
回運動となつて2組の面歯車の歯山差成分が回転
力となつて従動面歯車N44を回転させるが、こ
の際各噛合歯山はそれぞれの切線方向の回転力と
共にその噛合歯山角のtan値の分力が回転偏推力
となつて発生する。本実施例ではこれ等の推力は
面擺歯車N2,N3ではその斜軸承にかかつて相殺
されるが面歯車N4はコイルバネ9とフランジ8
を介して低速軸承にかかることが判る。
偏位したシンクルギヤ用面歯車の歯山の一定点
は転がり回転点となつているので、この点を中心
として歯山方向と歯筋方向に滑り噛合をするため
歯当り面が大きく円滑に運転することができる。
しかも転がり噛合点があるために歯山の摩耗は一
定以上は進行しない。また歯山の仕上が不完全で
歯山の端部が干渉する場合でもコイルバネ9の弾
性変形によつて両噛合部の背隙値が平衡を保ち円
滑に駆動することができる。駆動力が消滅すると
コイルバネ9により各面歯車の最大噛合部N1−
N2,N3−N4は無背隙の予圧噛合となつて停止す
る。
は転がり回転点となつているので、この点を中心
として歯山方向と歯筋方向に滑り噛合をするため
歯当り面が大きく円滑に運転することができる。
しかも転がり噛合点があるために歯山の摩耗は一
定以上は進行しない。また歯山の仕上が不完全で
歯山の端部が干渉する場合でもコイルバネ9の弾
性変形によつて両噛合部の背隙値が平衡を保ち円
滑に駆動することができる。駆動力が消滅すると
コイルバネ9により各面歯車の最大噛合部N1−
N2,N3−N4は無背隙の予圧噛合となつて停止す
る。
駆動、停止中共各面歯車の歯山は弾性体により
圧着されているために衝撃によるは歯山や機構破
損の害が起らず、出力軸を定位置で停止する必要
のある旋回、分周機等に適した機構である。
圧着されているために衝撃によるは歯山や機構破
損の害が起らず、出力軸を定位置で停止する必要
のある旋回、分周機等に適した機構である。
なお本機構で斜軸1の両軸とその軸承間は適当
な隙間を設け、軸方向に移動することが出来るよ
うに取付けることにより2組の面歯車の最大噛合
部中心を結ぶ直線と揺動中心Oとの距離を一定に
保つたまま両噛合部に平衡した予圧を与えること
ができるようになつている。普通のシンクルギヤ
減速機においてはこの噛合部の面圧により斜軸1
を軸方向に移動させることにより両噛合歯山背隙
差が現われることはほとんどないが特殊な用途の
ものには斜軸両端と軸承間に弾性体10を介在さ
せて運転中に生じる両噛合背隙を均一にする方法
を採ることもできる。
な隙間を設け、軸方向に移動することが出来るよ
うに取付けることにより2組の面歯車の最大噛合
部中心を結ぶ直線と揺動中心Oとの距離を一定に
保つたまま両噛合部に平衡した予圧を与えること
ができるようになつている。普通のシンクルギヤ
減速機においてはこの噛合部の面圧により斜軸1
を軸方向に移動させることにより両噛合歯山背隙
差が現われることはほとんどないが特殊な用途の
ものには斜軸両端と軸承間に弾性体10を介在さ
せて運転中に生じる両噛合背隙を均一にする方法
を採ることもできる。
シンクルギヤに本装置を付加することにより歯
面の仕上げが容易になり、その性能を低下するこ
となく無背隙噛合機構が容易に得られる。しかも
歯形の摩耗による背隙調整は弾性体の変形によつ
て自動的に補償されるために補修することなくそ
の精度を長く保つことが出来る。
面の仕上げが容易になり、その性能を低下するこ
となく無背隙噛合機構が容易に得られる。しかも
歯形の摩耗による背隙調整は弾性体の変形によつ
て自動的に補償されるために補修することなくそ
の精度を長く保つことが出来る。
第1図はシンクルギヤ減速機に本装置を付加し
た実施例の最大噛合位置での中央縦断面図であ
る。 1……高速軸付斜軸、2……フランジ付駆動
(固定)面歯車N1、3……面擺歯車N2,N3、4
……従動(自転)面歯車N4、5……低速軸、6
……フランジ、7……ハウジング、8……ピン、
9……弾性体(コイルバネ)、10……弾性体
(皿バネ)、O……揺動中心、Σ°……向斜角。
た実施例の最大噛合位置での中央縦断面図であ
る。 1……高速軸付斜軸、2……フランジ付駆動
(固定)面歯車N1、3……面擺歯車N2,N3、4
……従動(自転)面歯車N4、5……低速軸、6
……フランジ、7……ハウジング、8……ピン、
9……弾性体(コイルバネ)、10……弾性体
(皿バネ)、O……揺動中心、Σ°……向斜角。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 斜軸1の揺動中心Oに対し、定位置に軸受と
面擺歯車N2,N3を取付け、斜軸1の回転によ
り、対向して設けた一対の面歯車N1,N2間で
面擺させる向斜面擺歯車機構における噛合調整
装置において、前記斜軸1の端部を軸受を介し
て保持している中心穴部を有する低速軸5に前
記面擺歯車N3と面擺噛合している自転歯車N4
をカツプリングを介して摺動自在に設けると共
に、前記自転歯車N4を弾性的に付勢し、前記
斜軸1を移動可能に設け、かつ、上記面歯車
N4を弾性的に軸線X−Xと平行に面擺歯車側
に加圧することにより、中心軸線X−Xに対し
てそれぞれ反対方向に生じる2組の最大噛合部
N1−N2,N3−N4と揺動中心Oとの相対的位
置を変えることなく、各噛合部を予圧したこと
を特徴とする向斜面擺歯車機構の噛合調整装
置。 (2) 低速軸5に嵌合したフランジ6と面歯車N4
に、複数個のピン8と弾性体9を設け、面歯車
N4軸線X−Xと平行に面擺歯車側に加圧して
なる実用新案登録請求の範囲第1項記載の向斜
面擺歯車機構の噛合調整装置。 (3) 斜軸1の両端とその軸受間に隙間を設けて斜
軸を軸方向に移動可能とし、かつ、この隙間に
弾性体10を設けてなる実用新案登録請求の範
囲第1項または第2項記載の向斜面擺歯車機構
の噛合調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986179286U JPH0351542Y2 (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986179286U JPH0351542Y2 (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6292340U JPS6292340U (ja) | 1987-06-12 |
| JPH0351542Y2 true JPH0351542Y2 (ja) | 1991-11-06 |
Family
ID=31122216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986179286U Expired JPH0351542Y2 (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0351542Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4524595B2 (ja) * | 2004-09-16 | 2010-08-18 | 株式会社ジェイテクト | 舵角比可変操舵装置 |
| JP5233826B2 (ja) * | 2009-04-28 | 2013-07-10 | 株式会社ジェイテクト | 揺動型歯車装置の製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS552282U (ja) * | 1979-05-24 | 1980-01-09 |
-
1986
- 1986-11-20 JP JP1986179286U patent/JPH0351542Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6292340U (ja) | 1987-06-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2001525044A (ja) | 遊星歯車装置 | |
| JPS593301B2 (ja) | 自動車のステアリングギア装置 | |
| JPH08506648A (ja) | バックラッシュの無い変速機 | |
| JPH0351542Y2 (ja) | ||
| US20060117886A1 (en) | Geared transmission apparatus | |
| CN116075654A (zh) | 周摆线齿轮减速器 | |
| SE470497B (sv) | Kopplingsanordning vid en excenterväxel | |
| JPH0796441A (ja) | ウォーム・ウォームホイール機構におけるバックラッシュ除去構造 | |
| JPS58128549A (ja) | 向斜面「はい」歯車機構の噛合調整装置 | |
| JPH0192005A (ja) | 予圧調整式スピンドルユニット | |
| CN111637210B (zh) | 一种带角度机械限位的谐波减速机 | |
| JPH0586506B2 (ja) | ||
| JP3292052B2 (ja) | 歯車構造 | |
| JP3523247B2 (ja) | 内公転型差動歯車減速機 | |
| US4982633A (en) | Facing head with mass balancing | |
| CN214888647U (zh) | 变距消隙行星调速器 | |
| CN223754590U (zh) | 折轴多蜗杆中推式高精度蜗轮转台 | |
| JPS60192150A (ja) | 定量予圧形面擺歯車機構 | |
| JPH02304236A (ja) | 減速機 | |
| JPWO2006126571A1 (ja) | ハイポイドギア装置および車両用終減速装置 | |
| JP3461876B2 (ja) | まさつ車無段変速装置 | |
| JP2002364732A (ja) | ダブルヘリカルギヤの製作方法 | |
| CN114080344B (zh) | 具有枢转摆式轴承组件的机电式动力转向系统 | |
| JP2006101605A (ja) | 平行軸型歯車減速機付き電動機 | |
| JP2003113914A5 (ja) |