JPH0351941Y2 - - Google Patents

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JPH0351941Y2
JPH0351941Y2 JP1984109194U JP10919484U JPH0351941Y2 JP H0351941 Y2 JPH0351941 Y2 JP H0351941Y2 JP 1984109194 U JP1984109194 U JP 1984109194U JP 10919484 U JP10919484 U JP 10919484U JP H0351941 Y2 JPH0351941 Y2 JP H0351941Y2
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plate
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JP1984109194U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、静止誘導電器、特に、騒音低減構造
を改良した変圧器、リアクトル等の静止誘導電器
に関するものである。
〔考案の背景〕
一般に、都市部の拡大とともに往宅地が変電所
に近接して建設されるようになるにつれて、静止
誘導電器に対する低騒音化の要求が強くなつて来
ている。静止誘導電器の騒音のほとんどは、電器
本体の鉄心で発生する振動が底板や変圧器油を通
してタンクから大気中に放射されるものである。
このようにして発生する騒音の低減対策として従
来から行われてきたものに、コンクリートや鉄板
で出来た防音建屋により遮音する方法があるが、
これらの方法は、機器の据付面積の増大、コスト
の上昇及び工事期間の長期化など幾つかの欠点が
ある。
また、補強ステーの周端にゴム等の弾性体の枠
を設け、この枠により遮音板を支持することによ
り、タンク側板から発生する騒音を防ぐ方法があ
る。この場合、遮音板自体の透過損失は十分大き
いが、遮音板の静的変位の大きさ及び耐震性能等
の制限により、弾性体のばね定数を十分に小さく
できないため、補強ステーから遮音板に振動が伝
達して防音性能が低下すると言う欠点があつた。
また、弾性体として防振ゴムを用いる場合には、
耐候性、信頼性、雨水対策及びコストの点で問題
があつた。
〔考案の目的〕 本考案は上記の状況に鑑みなされたものであ
り、補強ステーから遮音板に伝達する振動を大幅
に低減でき効果的に騒音を遮音できる静止誘導電
器を提供することを目的としたものである。
〔考案の概要〕
本考案の静止誘導電器は、電器本体が収納され
るタンクの側板外面に上下水平方向に突設固定さ
れた複数の補強ステーによつて囲まれる角形空間
を覆うように上記補強ステーに防音板が固定され
ている静止誘導電器において、上記防音板が、四
辺外周が上記補強ステーに全周にわたり固定され
た薄鋼板からなる薄板と、四辺全外周を上記薄板
に固定された制振鋼板からなる平板状の遮音板
と、該遮音板及び上記薄板の四辺形をなす接続部
近傍の上記角形空間に対応した位置に固着された
ループ状の重量体とからなることを特徴とするも
のである。
〔考案の実施例〕
以下本考案の静止誘導電器の一実施例を第1
図、第2図、第3図により説明する。1はタン
ク、2はタンク1の側板、3は補強ステー(側板
かから突設されたフランジ等すべての帯状突起物
を含む)であり側板2に水平状に上下に固定され
ている。補強ステー3,3間には上下方向に補強
ステー3と同様の複数本の縦の補強ステー(図示
せず)が取り付けられ、上下及び水平方向の補強
ステーによりタンク1の1個の側面毎に1個以上
の角形窓状部が形成されている。タンク1内に
は、鉄心5と鉄心5に巻回された巻線6とからな
る電器本体4が収蔵されており、また、絶縁と冷
却とを目的とした変圧器油の鉱油7が充填されて
いる。更に、タンク1の上部にはブツシング8が
取り付けられ、巻線6と外部母線(図示せず)と
を接続している。
9は防音板で補強ステー3,3間に取り付けら
れ、詳細を第2図に示す如く、補強ステー3の周
端に、内側に四角状切欠を有する四辺外周の一端
側が固着されている薄板10と、薄板10の他端
に固着された遮音板11と、薄板10及び遮音板
11の境界部近傍に補強ステー3により形成され
角形窓状部に対応し固着されたループ状の重量体
12とにより構成されている。そして、薄板10
の遮音板11に接続される振動終端部は、振動が
小さくても場合によつては遮音板11の中央に向
けて振動が増幅される源となる位置である。尚、
遮音板11は平板状の四辺外周が薄板10の四辺
の内側に固着され、複数枚の薄鋼板間に粘弾性物
質を挾持し形成された材料、いわゆる制振鋼板に
より構成されている。また、薄板10は、上記制
振鋼板、溝を設けた制振鋼板及び防振特殊合金板
等の防振金属とは異なり、薄鋼板から形成されて
いる。そして、上記のように構成された防音板9
は、タンク1の補強ステー3,3間の遮音を要す
る位置に適宜に取り付けられている。
一般に、鉄心5で発生した電磁振動は、第2図
において右側から鉱油7を介して側板2に伝達さ
れる。その結果タンク1には曲げ振動が発生して
騒音が放射されるが、通常、振動の大きさは、側
板2の補強ステー3が設けられている部分より
も、補強ステー3が設けられていない部分で大き
い。従つて、この側板2の補強ステー3が設けら
れていない部分から大きな騒音が発生するが、そ
のほとんどは、遮音板11によつて遮音される。
この場合、公知のように室13の内部に吸音材を
入れて吸音効果を持たせることも可能である。そ
して、補強ステー3から遮音板11に振動が伝達
されると、遮音板11が発音体になり防音効果が
失われるため、一般に防振ゴム等により遮音板1
1を支持して振動が伝達されるのを防止してい
る。しかし、前述したように、従来は防振ゴムの
ばね定数を相当小さくしなければならないこと
や、コスト、信頼性の点から実用的に乏しかつ
た。一方、振動の著しい部分に動吸振器を取り付
け、振動を吸収する方法も考えられているが、遮
音板の振動数に動吸振器の固有振動数を一致(同
調)させることは実用的に難しく、仮りに、同調
させ得たとしても経年変化による固有振動数の変
化は避け難い。
上記防振ゴムの場合に対し、本実施例において
は、防振ゴムの代わりに、薄板10の板ばね性質
を利用することにより、薄板10と、薄板10及
び遮音板11の境界近傍に固定された重量体12
の質量効果とによつて、構造上実用的なばね定数
をもつ薄板10を使用しても、遮音板11の低周
波域の振動を下げることができる。一方、高周波
域の振動についても、薄板10の効果はそれなり
に発揮される。しかし、どうしても遮音板11の
高周波域の共振周波数では、振動伝達が大きくな
る。そこで、遮音板11として制振鋼板を用いる
ことにより振動エネルギーを熱エネルギーに変え
て伝達される振動を低減することができる。勿
論、制振鋼板の使用によつて低周波域の振動は、
薄板10と重量体12の効果と合せて相乗的に低
減する。
このように本実施例の静止誘導電器によれば、
遮音板の制振作用と、遮音板及び薄板の境界部付
近、即ち、効果的な位置に取り付けられた重量体
による防振作用との相乗作用によつて、低周波域
から高周波域の高範囲の周波数領域にわたつて、
補強ステーから遮音板に伝達する振動を低減で
き、また、電磁振動とその高調波の振動による騒
音が低減でき、遮音板による遮音が可能になり、
従来に比べ騒音エネルギーを1/10低減し、
10dB騒音を低減でき、これは著しい進歩である。
そして、弾性体として薄板を利用したことによ
り、従来のように防振ゴムなどを用いる場合に比
較して、耐候性、信頼性が向上でき、経済上から
も有利である。また、重量体の取付位置を適当に
選定することにより比較的軽量の防音板を得るこ
とができ、重量体を室13内に設けることにより
外観上も良好である。
第3図は他の実施例を示し、薄板10は補強ス
テー3の外面側を覆つており補強ステー3も含め
て遮音する構造であり、補強ステー3から発生す
する騒音も低減できる他、上記実施例と同様の作
用効果を有する。
〔考案の効果〕
以上記述した如く本考案の静止誘導電器は、補
強ステーから遮音板に伝達する振動を大幅に低減
でき効果的に騒音を低減できる効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の静止誘導電器の一実施例の縦
断面図、第2図は第1図のA部拡大図、第3図は
第1図の右側面図、第4図は本考案の静止誘導電
器の他の実施例の第2図と同部分の断面図であ
る。 1……タンク、2……側板、3……補強ステ
ー、4……電器本体、9……防音板、10……薄
板、11……遮音板、12……重量体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電器本体が収納されるタンクの側板外面に上下
    水平方向に突設固定された複数の補強ステーによ
    つて囲まれる角形空間を覆うように上記補強ステ
    ーに防音板が固定されている静止誘導電器におい
    て、上記防音板が、四辺外周が上記補強ステーに
    全周にわたり固定された薄鋼板からなる薄板と、
    四辺全外周を上記薄板に固定された制振鋼板から
    なる平板状の遮音板と、該遮音板及び上記薄板の
    四辺形をなす接続部近傍の上記角形空間に対応し
    た位置に固着されたループ状の重量体とからなる
    ことを特徴とする静止誘導電器。
JP10919484U 1984-07-19 1984-07-19 静止誘導電器 Granted JPS60116215U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10919484U JPS60116215U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 静止誘導電器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10919484U JPS60116215U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 静止誘導電器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60116215U JPS60116215U (ja) 1985-08-06
JPH0351941Y2 true JPH0351941Y2 (ja) 1991-11-08

Family

ID=30668354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10919484U Granted JPS60116215U (ja) 1984-07-19 1984-07-19 静止誘導電器

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JPS60116215U (ja) 1985-08-06

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