JPH0352633Y2 - - Google Patents

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JPH0352633Y2
JPH0352633Y2 JP1987089703U JP8970387U JPH0352633Y2 JP H0352633 Y2 JPH0352633 Y2 JP H0352633Y2 JP 1987089703 U JP1987089703 U JP 1987089703U JP 8970387 U JP8970387 U JP 8970387U JP H0352633 Y2 JPH0352633 Y2 JP H0352633Y2
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ski
curved surface
vehicle
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shaft support
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、雪上、氷上を走行するための、スキ
ー板を備えた小型車両に関わり、特に、スキー板
を操縦者の脚力または体重移動によつて回動する
ことで操舵を行う小型車両用スキー板の構造に関
する。
(従来の技術) スキー板を備えた小型車両として、従来、主に
安定した走行を得ることを目的とする雪上車が存
在している。即ち、雪上車は、通常の四輪車両と
同様に、操縦杆などを使用して操舵部材であるス
キー板を機械的に回動させる構成を有することに
より、安定した走行が得られる車両である。
これに対し、近年は、モータースポーツに対す
る要求の多様化に伴い、雪上車に比べてより高い
スポーツ性を有する小型車両(以下、モータース
キーと称する。)の開発が進められている。この
ようなモータースキーとしては、近年、スキー板
に踏み具を設け、操縦者の脚力または体重移動に
よつて直接スキー板を回動させる構成が提案され
ている。このような構成を有することにより、本
質的にスポーツ性、即ち、高度な操縦性による技
術的娯楽遊戯性を得ることが可能であり、この意
味で、一般的なスキーにより近い高いスポーツ性
を実現するものである。そして、このような高度
の操縦性を得るために、車両の小型・簡略化が不
可欠である一方、操舵部材であるスキー板は、車
両本体に対し左右に回動自在に取り付けられ、脚
部によつて容易に回動できるように設計される。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述したようなモータースキー
において、使用するスキー板を、既存の雪上車の
スキー板と同様に構成した場合には、次のような
課題を生じる。
即ち、従来の雪上車のスキー板は、一般に、ス
キー板の上部に突出する断面略円弧状のリーフス
プリングを有しており、このスプリングの中央頂
点に設けられた軸支片によつて、スキー板と車両
本体とが結合されている。
このようなスキー板をモータースキーに適用し
た場合には、走行によるスキー板の上下変位は、
弾性部によつてある程度吸収された後に、車両本
体上の操縦者座乗部に伝わることになるため、操
縦者座乗部において、走行面の細かな凹凸による
振動を生ずることはない。
また、スプリングの中央頂点に軸支片を設けて
いることから、スキー板の氷雪面は全面に均等な
力を受けるため、スキー板が部分的に撓み、捩じ
れることはない反面、このようなスキー板に踏み
具を設けても、走行面の細かな凹凸が操縦者の脚
部に直に伝わらないため、走行面に対応した柔軟
な回動制御が困難となり、スキー板を自由にしか
も直接操舵してスポーツ性を楽しむモータースキ
ーの意図に反する。
特に、雪上車のスキー板は、リーフスプリング
を有する上、横滑りを防止する目的で、縦方向に
側板などが設けられており、全体として強固に構
成されているため、操縦者の脚力や体重移動によ
つて部分的な変形・偏捩を生じることは困難であ
る。従つて、通常のスポーツスキーとは異なり、
急激な回動制御を行うことができず、スポーツ性
が損なわれてしまう。
本考案は、以上のような従来技術の課題を解決
するために提案されたものであり、その目的は、
モータースキーにおいて、操縦者の脚部に対し、
踏み具を介してスキー板の上下変位を即時的に細
かく伝達可能であり、且つ、脚力または体重移動
によつてスキー板に部分的な変形・偏捩を容易に
生じることを可能とすることにより、使用感が良
好で、走行面に対応した柔軟な回動制御を即時的
且つ容易に行うことができ、高度な操縦性による
優れた技術的娯楽遊戯性を実現する小型車両用ス
キー板を提供することである。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案による小型車両用スキー板は、スキー板
が、弾性部材によつて形成され、このスキー板の
中央部に上方に突出する断面略円弧状の曲面部が
設けられ、この曲面部の上面には、スキー板と車
両本体とを結合する軸支片が設けられ、且つ、こ
の軸支片は、曲面部の中央頂点と、この頂点を通
る垂直線と地表面との交点と、軸支片の支点と
が、所定の範囲の角度を成す形で、前記垂直線に
対して傾斜して配置され、さらに、前記踏み具
が、スキー板の上面に固定されたことを特徴とし
ている。
この場合、軸支片は、曲面部の中央頂点と、こ
の頂点を通る垂直線と地表面との交点と、軸支片
の支点とが、10〜45°の範囲の角度を成すように
して配置されることが望ましい。
(作用) 以上のような構成を有する本考案においては、
スキー板の中央部に設けた曲面部が、スプリング
として機能するため、走行時におけるスキー板の
上下方向の変位は、この曲面部にてある程度吸収
された後に、車両本体の操縦者座乗部に伝えられ
る。
また、軸支片を、曲面部の中央頂部から傾斜さ
せ、ずらした形で配置しているため、曲面部の中
央頂部に軸支片を設けた場合に比べて、スキー板
の動作の自由度が高くなつている。従つて、走行
面の凹凸を、操縦者の脚部に対して、踏み具を介
し、即時的に細かく伝達することができるため、
走行面に対応した柔軟な回動制御が容易となる。
さらに、本考案のスキー板は、弾性部材による
成形時に、その一部に曲面部を設けるというだけ
の、極めて簡略な構成であるため、通常のスポー
ツスキー用のスキー板と同様に、操縦者の脚力や
体重移動によつて部分的な変形・偏捩を生じるこ
とが容易となつている。従つて、通常のスポーツ
スキーと同様に、急激な回動制御を行うことがで
き、スポーツ性に優れている。そして、以上のよ
うに、走行面に対応した柔軟な回動制御を行うこ
とができ、しかも、急激な回動制御を行うことが
できることにより、危険に対する迅速な回避操作
をも可能である。
(実施例) 以下に、上述したような本考案による小型車両
用スキー板を取り付けたモータースキーの一実施
例を、図面を用いて具体的に説明する。
*実施例の構成* まず、本実施例のモータースキーは、第1図及
び第2図に示すように、車両駆動部1、操縦者座
乗部2、スキー部3から構成されている。
このうち、車両駆動部1では、図示しないエン
ジンの動力を、下部の駆動輪4に伝え、この駆動
輪4と前後の案内輪5の間に張設したキヤタピラ
(無限軌条)6を駆動するようになつている。
車両駆動部1の上部に設けられた操縦者座乗部
2は、車体枠7と車体カバー8とその上に設けら
れたシート9とを備え、車体枠7には、左右に突
出する握り10が設けられている。ここで、握り
10は、スロツトルレバー、ブレーキなどの駆動
部制御手段として構成されている。
スキー部3は、キヤタピラ6と直線を描くよう
に操縦者座乗部2の前方下部に配置され、スキー
板11とその上面に固定された方向制御用の踏み
具12とを備えている。ここで、踏み具12はレ
バー上に形成されている。
第3図は、本考案に関わるスキー板である。こ
の図において、スキー板11は、たとえば、
FRP(強化プラスチツクス)や金属複合材など
の、偏捩を生ずる弾性部材にて成形され、その中
央部には、断面略円弧上の曲面部13が形成され
ている。この曲面部13の上面には、スキー板1
1と車両本体とを結合する軸支片14が設けられ
ている。この軸支片14は、曲面部13の中央頂
点Aと、この頂点Aを通る垂直線L1と地表面S
との交点Bと、軸支片の支点Cとのなす傾斜角度
θが、10〜45°の範囲の角度を成す形で、前記垂
直線L1に対して傾斜して配置されている。そし
て、この軸支片14を介して、回転軸15が取り
付けられ、この回転軸15が、車体枠7の前方下
方向に向けて、前記傾斜角度θと同じ傾斜角度で
延設された支持筒16内に、左右に回動自在に取
り付けられるようになつている。
*実施例の作用* 以上のような構成を有する本実施例の作用は次
の通りである。
即ち、本実施例の車両を使用する場合には、第
1図に示すように、操縦者20がシート9に座
り、両手で握り10をつかむことで上体を固定
し、さらにその両脚を、スキー板11の踏み具1
2に載せ、この状態で雪上または氷上を走行す
る。この場合の走行の駆動力は、駆動部制御手段
とされた握り10によつて車両駆動部1を制御
し、キヤタピラ6を駆動することによつて得られ
る。
そして、車両の方向変換を行う場合、例えば、
右側に方向変換させる場合には、上半身の体重を
右側に移すことに加えて、脚部にて踏み具12を
強く踏み込む。この動作により、スキー板11
を、支持筒16を中心として容易に右側に回動さ
せることができる。即ち、本実施例のスキー板
は、弾性部材を用いた成形時に、その一部に曲面
部を設けるというだけの、極めて簡略な構成であ
るため、部分的な変形・偏捩を生じることが困難
であつた雪上車のスキー板とは異なり、通常のス
ポーツスキー用のスキー板と同様に、操縦者の脚
力や体重移動によつて容易に部分的な変形・偏捩
を生じ、急激な回動制御を容易に行うことができ
る。
また、軸支片14を、曲面部13の中央頂部か
ら傾斜させ、ずらした形で配置しているため、曲
面部13の中央頂部に軸支片を設けて成る雪上車
のスキー板に比べて、スキー板の動作の自由度が
格段に高くなつている。従つて、走行面の凹凸
を、操縦者の脚部に、踏み具12を介し、即時的
に細かく伝達することができるため、操縦者は、
走行面の細かな凹凸を即時的に体感でき、その分
だけ、走行面に対応した柔軟且つ即時的な回動制
御を行うことができる。
ところで、本実施例においては、以上のよう
に、操縦者の脚部に、走行面の細かな凹凸が即時
的に伝達される反面、操縦者座乗部2に対し走行
面の凹凸が即時的に伝達されることはない。即
ち、スキー板11の中央部に設けた曲面部13
が、従来の雪上車におけるリーフスプリングと同
様に、スプリングとして機能するため、走行時に
おけるスキー板11の上下方向の変位は、この曲
面部13にてある程度吸収された後に、車両本体
の操縦者座乗部2に伝えられる。
*他の実施例* なお、本考案は、前記実施例に限定されるもの
ではなく、スキー板の中央部に設ける曲面部の断
面形状は、スキー板が、スプリング力を得られ、
且つ、偏捩を生じ得る限り、自由に変更可能であ
り、同様に優れた作用効果を得られるものであ
る。例えば、放物線の一部を切り取つた形状とす
ることもできる。また、スキー板に使用する弾性
部材の材料も適宜変更可能である。さらに、軸支
片の形状も場合に応じて適宜選択可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、本考案においては、スキ
ー板の中央部に上方に突出する曲面部を設けると
共に、軸支片を、この曲面部の中央頂点に対して
傾斜させて設けるという簡単な構成により、操縦
者の脚部に、踏み具を介して、スキー板の上下変
位を即時的に細かく伝達可能であり、且つ、脚力
または体重移動によつてスキー板に容易に偏捩を
生じることを可能とすることができる。従つて、
使用感が良好で、走行面に対応した柔軟な回動制
御を即時的且つ容易に行うことができ、高度な操
縦性による優れた技術的娯楽遊戯性を実現する小
型車両用スキー板を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は本考案の一実施例を示す側面
図と平面図、第3図は本考案に関わるスキー板を
示す拡大側面図である。 1……車両駆動部、2……操縦者座乗部、3…
…スキー部、4……駆動輪、5……案内輪、6…
…キヤタピラ(無限軌条)、11……スキー板、
12……踏み具、13……曲面部、14……軸支
片、20……操縦者。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 無限軌条及びこれを駆動する動力装置を有す
    る車両駆動部と、操縦者座乗部とから成る車両
    本体に対して、左右方向に回動自在に取り付け
    られ、踏み具に加わる操縦者の脚力または体重
    によつて回動し、小型車両の操舵機能を果たす
    小型車両用スキー板において、 前記スキー板が、弾性部材によつて形成さ
    れ、このスキー板の中央部に上方に突出する断
    面略円弧状の曲面部が設けられ、この曲面部の
    上面には、スキー板と車両本体とを結合する軸
    支片が設けられ、且つ、この軸支片は、曲面部
    の中央頂点と、この頂点を通る垂直線と地表面
    との交点と、軸支片の支点とが、所定の範囲の
    角度を成す形で、前記垂直線に対して傾斜して
    配置され、さらに、前記踏み具が、スキー板の
    上面に固定されたことを特徴とする小型車両用
    スキー板。 (2) 軸支片は、曲面部の中央頂点と、この頂点を
    通る垂直線と地表面との交点と、軸支片の支点
    とが、10〜45°の範囲の角度を成すようにして
    配置されたことを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の小型車両用スキー板。
JP1987089703U 1987-06-12 1987-06-12 Expired JPH0352633Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS525408U (ja) * 1975-06-28 1977-01-14

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JPS63197795U (ja) 1988-12-20

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