JPH0353089B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0353089B2 JPH0353089B2 JP58058965A JP5896583A JPH0353089B2 JP H0353089 B2 JPH0353089 B2 JP H0353089B2 JP 58058965 A JP58058965 A JP 58058965A JP 5896583 A JP5896583 A JP 5896583A JP H0353089 B2 JPH0353089 B2 JP H0353089B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- viscosity
- carbon fiber
- mold
- poise
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、予め熱硬化性樹脂を含浸した炭素繊
維束を10〜50mm長に切断した成形用樹脂組成物を
用い、成形型内で圧縮流動させて、紡糸用ポツト
を製造する方法に関するものである。
維束を10〜50mm長に切断した成形用樹脂組成物を
用い、成形型内で圧縮流動させて、紡糸用ポツト
を製造する方法に関するものである。
更に詳しくは、予め熱硬化性樹脂を含浸した炭
素繊維束を10〜50mm長に切断した炭素繊維含有率
が35〜60体積%の成形用樹脂組成物を用い、雌金
型の下部に充填し、加熱しながら同雌雄金型にて
圧縮し、該成形用樹脂組成物を圧縮流動させて、
成形型内全体に行きわたらせて成形して、強度が
十分で、しかも軽量化された紡糸用ポツトの製造
方法に関するものである。
素繊維束を10〜50mm長に切断した炭素繊維含有率
が35〜60体積%の成形用樹脂組成物を用い、雌金
型の下部に充填し、加熱しながら同雌雄金型にて
圧縮し、該成形用樹脂組成物を圧縮流動させて、
成形型内全体に行きわたらせて成形して、強度が
十分で、しかも軽量化された紡糸用ポツトの製造
方法に関するものである。
本発明方法では、予め成形用樹脂組成物を成形
物である紡糸用ポツトと同一又は近似の形状に成
形型に巻き回したり、貼着したりする予備賦形工
程を経ないで、繊維含有率の高い成形用樹脂組成
物を、成形型内で圧縮して流動させ、効率的に紡
糸用ポツトを製造することができる。
物である紡糸用ポツトと同一又は近似の形状に成
形型に巻き回したり、貼着したりする予備賦形工
程を経ないで、繊維含有率の高い成形用樹脂組成
物を、成形型内で圧縮して流動させ、効率的に紡
糸用ポツトを製造することができる。
人造繊維の製造に使用される紡糸用ポツトは、
高速回転するところから、運転の安全上十分な強
度を有することが要求され、また、近時省エネル
ギーの対策上軽量であることが要求される。
高速回転するところから、運転の安全上十分な強
度を有することが要求され、また、近時省エネル
ギーの対策上軽量であることが要求される。
従来、紡糸用ポツトは、鋼線入りベークライト
製のものや繊維強化樹脂(FRP)製のものが知
られている(特開昭56−15407号、同56−15406
号、同56−58004号、同56−20605号、同53−
31810号の各公報参照)。そして、FRP製紡糸用
ポツトは、芯材の上から巻き回す方法によつて製
造されている。
製のものや繊維強化樹脂(FRP)製のものが知
られている(特開昭56−15407号、同56−15406
号、同56−58004号、同56−20605号、同53−
31810号の各公報参照)。そして、FRP製紡糸用
ポツトは、芯材の上から巻き回す方法によつて製
造されている。
しかし、巻き回す方法によると、紡糸用ポツト
の底部(第1図において側面部1とテール部3の
間の軸線に直角な底部2)での巻き回しが困難な
ため特別な工夫を要し操作が煩難となる。
の底部(第1図において側面部1とテール部3の
間の軸線に直角な底部2)での巻き回しが困難な
ため特別な工夫を要し操作が煩難となる。
また、従来の成形法で、成形材料として強化材
料含有率の高い、樹脂含浸織物や樹脂含浸紙など
のシート状成形用樹脂材料を用いる場合には、ド
レープ性が要求されるとともに、予備賦形のため
の積層に多大の人力と時間とを要することにな
る。しかも、シート状物の境目(合わせ目)が製
品ポツトの品質上欠陥となることが多い。
料含有率の高い、樹脂含浸織物や樹脂含浸紙など
のシート状成形用樹脂材料を用いる場合には、ド
レープ性が要求されるとともに、予備賦形のため
の積層に多大の人力と時間とを要することにな
る。しかも、シート状物の境目(合わせ目)が製
品ポツトの品質上欠陥となることが多い。
本発明者らは、上記の難点を解消すべく検討し
た結果、簡単な方法により強度が十分で軽量化で
きる紡糸用ポツトを製造することに成功した。
た結果、簡単な方法により強度が十分で軽量化で
きる紡糸用ポツトを製造することに成功した。
本発明は、下記のとおりである。
予め熱硬化性樹脂を含浸した炭素繊維束を10〜
50mm長に切断した炭素繊維含有率が35〜60体積%
の成形用樹脂組成物を、紡糸用ポツトの雌金型の
下部に充填し、加熱しながら熱硬化性樹脂の粘度
が10〜1000ポイズの間にあるときに同雌雄金型に
て、該成形用樹脂組成物を圧縮流動させて、成形
型内全体に行きわたらせることを特徴とする炭素
繊維含有率が35〜60体積%である紡糸用ポツトの
製造方法。
50mm長に切断した炭素繊維含有率が35〜60体積%
の成形用樹脂組成物を、紡糸用ポツトの雌金型の
下部に充填し、加熱しながら熱硬化性樹脂の粘度
が10〜1000ポイズの間にあるときに同雌雄金型に
て、該成形用樹脂組成物を圧縮流動させて、成形
型内全体に行きわたらせることを特徴とする炭素
繊維含有率が35〜60体積%である紡糸用ポツトの
製造方法。
本発明で得られる紡糸用ポツトは、炭素繊維の
含有率が35〜60体積%にも達し高い強度を有す
る。また、本発明によれば、前記樹脂含浸織物や
樹脂含浸紙などと異なり積層の必要がなく、かつ
シートの合わせ目による製品の欠陥がなく、さら
に、繊維含有率が高く強度に優れており、加え
て、巻き回す方法にみられる操作の煩雑もない。
含有率が35〜60体積%にも達し高い強度を有す
る。また、本発明によれば、前記樹脂含浸織物や
樹脂含浸紙などと異なり積層の必要がなく、かつ
シートの合わせ目による製品の欠陥がなく、さら
に、繊維含有率が高く強度に優れており、加え
て、巻き回す方法にみられる操作の煩雑もない。
本発明で使用する成形用樹脂組成物は、熱硬化
性樹脂と繊維長10〜50mmの炭素繊維(強化繊維)
とからなり、ポツトの製造に当つて、炭素繊維は
成形用樹脂組成物中に35〜60体積%含ませる。成
形用樹脂組成物は、必要により、硬化剤例えばジ
シアンジアミドなど、硬化促進剤例えば3−(3,
4−ジクロルフエニル)−1,1−ジメチル尿素
など、難燃剤例えば三弗化ホウ素・モノエチルア
ミン(BF3・MEA)などを添加したものであつ
てもよい。添加量はそれぞれ樹脂に対し通常5重
量%以下である。熱硬化性樹脂の種類には特に制
限がなく、例えばエポキシ樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、フラン樹脂、フエノール樹脂、ポリイ
ミド樹脂等が挙げられる。
性樹脂と繊維長10〜50mmの炭素繊維(強化繊維)
とからなり、ポツトの製造に当つて、炭素繊維は
成形用樹脂組成物中に35〜60体積%含ませる。成
形用樹脂組成物は、必要により、硬化剤例えばジ
シアンジアミドなど、硬化促進剤例えば3−(3,
4−ジクロルフエニル)−1,1−ジメチル尿素
など、難燃剤例えば三弗化ホウ素・モノエチルア
ミン(BF3・MEA)などを添加したものであつ
てもよい。添加量はそれぞれ樹脂に対し通常5重
量%以下である。熱硬化性樹脂の種類には特に制
限がなく、例えばエポキシ樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、フラン樹脂、フエノール樹脂、ポリイ
ミド樹脂等が挙げられる。
本発明において強化繊維は、高い比強度、高い
比弾性率を有する炭素繊維であり、紡糸用ポツト
の軽量化及び側面部の薄肉化に最も適している。
炭素繊維の繊維長は10〜50mmであることが必要
で、10mm未満では成形品の機械特性上効果が少な
く、50mmを超えると樹脂組成物の流動性が悪くな
る。好ましくは15mm前後である。
比弾性率を有する炭素繊維であり、紡糸用ポツト
の軽量化及び側面部の薄肉化に最も適している。
炭素繊維の繊維長は10〜50mmであることが必要
で、10mm未満では成形品の機械特性上効果が少な
く、50mmを超えると樹脂組成物の流動性が悪くな
る。好ましくは15mm前後である。
成形用樹脂組成物は、予め熱硬化性樹脂を含浸
させた炭素繊維束を10〜50mm長に切断したものが
用いられる。炭素繊維束は1000〜24000本のフイ
ラメントにて構成されている通常の炭素繊維束で
ある。
させた炭素繊維束を10〜50mm長に切断したものが
用いられる。炭素繊維束は1000〜24000本のフイ
ラメントにて構成されている通常の炭素繊維束で
ある。
樹脂組成物には、粘着性(タツク)調整剤、例
えばタルクを添加するのがよく、このようにする
と繊維束切断の作業性が向上する。
えばタルクを添加するのがよく、このようにする
と繊維束切断の作業性が向上する。
本発明の方法を図面によつて説明する。
成形用の樹脂組成物を雌金型の下部(第2図b
の4〕に充填し(ここでいう下部ととは、製品ポ
ツトのテール部に対応する部分を指し、したがつ
て、第2図の金型を上下逆にして成形する場合に
は製品ポツトのテール部に対応する部分に充填す
ればよい。)、加熱しながら熱硬化性樹脂の粘度が
10〜1000ポイズのときに雄金型〔第2図a〕を雌
金型〔第2図b〕の中へ圧入して、樹脂組成物を
金型の間隙に流動させて成形する。金型圧縮完了
直前の状態は第3図に示すとおりであり、このと
き樹脂と炭素繊維とからなる樹脂組成物は金型の
側壁の間隙に流れ込んでいる。圧縮完了後充分に
熱をかけて硬化させてから成形物を金型より取り
はずして紡糸用ポツトを製造する。
の4〕に充填し(ここでいう下部ととは、製品ポ
ツトのテール部に対応する部分を指し、したがつ
て、第2図の金型を上下逆にして成形する場合に
は製品ポツトのテール部に対応する部分に充填す
ればよい。)、加熱しながら熱硬化性樹脂の粘度が
10〜1000ポイズのときに雄金型〔第2図a〕を雌
金型〔第2図b〕の中へ圧入して、樹脂組成物を
金型の間隙に流動させて成形する。金型圧縮完了
直前の状態は第3図に示すとおりであり、このと
き樹脂と炭素繊維とからなる樹脂組成物は金型の
側壁の間隙に流れ込んでいる。圧縮完了後充分に
熱をかけて硬化させてから成形物を金型より取り
はずして紡糸用ポツトを製造する。
本発明において雄金型の圧入は、加熱しながら
熱硬化性樹脂の粘度が10〜1000ポイズのときに行
う必要がある。この粘度は、熱硬化性樹脂と硬化
剤等を含み炭素繊維を含まない樹脂組成物につい
ての粘度を意味する。粘度が10ポイズ未満では樹
脂と炭素繊維の流動にアンバランスをきたし、極
端なときには樹脂だけが流動することにもなり、
また1000ポイズを超えるときは樹脂と繊維とを含
む組成物の流動性が悪くなる。
熱硬化性樹脂の粘度が10〜1000ポイズのときに行
う必要がある。この粘度は、熱硬化性樹脂と硬化
剤等を含み炭素繊維を含まない樹脂組成物につい
ての粘度を意味する。粘度が10ポイズ未満では樹
脂と炭素繊維の流動にアンバランスをきたし、極
端なときには樹脂だけが流動することにもなり、
また1000ポイズを超えるときは樹脂と繊維とを含
む組成物の流動性が悪くなる。
一般に、硬化剤を含む熱硬化性樹脂を昇温する
と最初は粘度が低下するが、或る特定温度になる
と硬化反応により粘度が上昇し始める。この特定
温度での粘度が最低粘度で、例えば樹脂粘度を粘
弾性測定装置(米国レオメトリツクス社製RDS
−7700)にて常温より4℃/分で加熱して測定す
ると、そのときの粘度の推移は10〜1000ポイズを
中心に第4〜6図のような3種類の様式となる。
この温度−粘度曲線は樹脂組成物の昇温速度によ
つて変化することはいうまでもない。
と最初は粘度が低下するが、或る特定温度になる
と硬化反応により粘度が上昇し始める。この特定
温度での粘度が最低粘度で、例えば樹脂粘度を粘
弾性測定装置(米国レオメトリツクス社製RDS
−7700)にて常温より4℃/分で加熱して測定す
ると、そのときの粘度の推移は10〜1000ポイズを
中心に第4〜6図のような3種類の様式となる。
この温度−粘度曲線は樹脂組成物の昇温速度によ
つて変化することはいうまでもない。
第4図に該当する樹脂のごとく、最低粘度が
1000ポイズよりも高くなると、炭素繊維と樹脂と
が流動しがたくなる。第5図に該当するごとき樹
脂を用いて加圧した状態で加熱すると、樹脂粘度
が、炭素繊維と樹脂との良好な流動を可能とする
樹脂粘度範囲10〜1000ポイズの値となり、理想的
な流動が得られ好都合に成形を行うことができ
る。第6図に該当する樹脂のごとく樹脂粘度が10
ポイズ未満となつている領域で加圧流動させよう
とすると、炭素繊維と樹脂との流動にアンバラン
スをきたし樹脂だけしか流動しないようになり、
かかる領域で加圧流動させようとすることは避け
るべきである。
1000ポイズよりも高くなると、炭素繊維と樹脂と
が流動しがたくなる。第5図に該当するごとき樹
脂を用いて加圧した状態で加熱すると、樹脂粘度
が、炭素繊維と樹脂との良好な流動を可能とする
樹脂粘度範囲10〜1000ポイズの値となり、理想的
な流動が得られ好都合に成形を行うことができ
る。第6図に該当する樹脂のごとく樹脂粘度が10
ポイズ未満となつている領域で加圧流動させよう
とすると、炭素繊維と樹脂との流動にアンバラン
スをきたし樹脂だけしか流動しないようになり、
かかる領域で加圧流動させようとすることは避け
るべきである。
樹脂粘度が最低となる前の10〜1000ポイズのと
きに流動を完了するか、又は、樹脂粘度が最低と
なつた後に上り始めて10〜1000ポイズの値となつ
たときに加圧流動させれば、成形することが可能
であるが、一般には後者の方が好ましい。
きに流動を完了するか、又は、樹脂粘度が最低と
なつた後に上り始めて10〜1000ポイズの値となつ
たときに加圧流動させれば、成形することが可能
であるが、一般には後者の方が好ましい。
いきなり高温にすると硬化反応が急激に進み10
から1000ポイズの間にある時間が非常に短くなり
好ましくない。硬化反応が緩かに進み流動に必要
なだけ長時間10〜1000ポイズの範囲にとどまるご
とく昇温させながら加圧するのが好ましい。
から1000ポイズの間にある時間が非常に短くなり
好ましくない。硬化反応が緩かに進み流動に必要
なだけ長時間10〜1000ポイズの範囲にとどまるご
とく昇温させながら加圧するのが好ましい。
また、加熱の途中において適当な温度に保ち反
応を1部進行させ粘度を高めた後樹脂粘度が10〜
1000ポイズになつたとき加圧流動させて成形を行
つてもよい。
応を1部進行させ粘度を高めた後樹脂粘度が10〜
1000ポイズになつたとき加圧流動させて成形を行
つてもよい。
前記のような成形用樹脂組成物の樹脂として
は、常温より4℃/分で昇温したときの温度−粘
度曲線が第5図のようになるものが最適である。
かかるものとして下記の樹脂を例示することがで
きる。
は、常温より4℃/分で昇温したときの温度−粘
度曲線が第5図のようになるものが最適である。
かかるものとして下記の樹脂を例示することがで
きる。
EPN1138(チバカイギー社製) 100重量部
エピコートOL−53−B−40(シエル化学社製)
35 〃 ジシアンジアミド 3 〃 3−(3,4−ジクロルフエニル)−1,1−ジ
メチル尿素 5 〃 最低粘度 約 600ポイズ 〔樹脂 B〕 EPN1138(チバカイギー社製) 100重量部 DER684−EK−40(ダウケミカル社製)
35 〃 BF3・MEA 3 〃 最低粘度 約 500ポイズ 〔樹脂 C〕 エピコート1002)シエル化学社製) 80重量部 エピコート828(同上) 20 〃 BF3・MEA 3 〃 最低粘度 約 20ポイズ 本発明の方法で成形を行うと、炭素繊維の体積
含有率を35〜60体積%まで高めることができ、得
られた紡糸用ポツトは強度が高く、その分、肉厚
を減らすことができ軽量化が達成でき省エネルギ
ー対策上有利である。本発明は金型による圧縮流
動成形であるため得られる紡糸用ポツトの精度が
高く、後加工の手間が省略でき、さらには紡糸用
ポツトの表面が滑らかに仕上る利点がある。
35 〃 ジシアンジアミド 3 〃 3−(3,4−ジクロルフエニル)−1,1−ジ
メチル尿素 5 〃 最低粘度 約 600ポイズ 〔樹脂 B〕 EPN1138(チバカイギー社製) 100重量部 DER684−EK−40(ダウケミカル社製)
35 〃 BF3・MEA 3 〃 最低粘度 約 500ポイズ 〔樹脂 C〕 エピコート1002)シエル化学社製) 80重量部 エピコート828(同上) 20 〃 BF3・MEA 3 〃 最低粘度 約 20ポイズ 本発明の方法で成形を行うと、炭素繊維の体積
含有率を35〜60体積%まで高めることができ、得
られた紡糸用ポツトは強度が高く、その分、肉厚
を減らすことができ軽量化が達成でき省エネルギ
ー対策上有利である。本発明は金型による圧縮流
動成形であるため得られる紡糸用ポツトの精度が
高く、後加工の手間が省略でき、さらには紡糸用
ポツトの表面が滑らかに仕上る利点がある。
本発明によれば簡単な方法で前述の優れた効果
が得られるので、本発明は工業上極めて有利であ
る。
が得られるので、本発明は工業上極めて有利であ
る。
以下本発明を実施例により説明する。
実施例 1
炭素繊維(東邦ベスロン社製ベスフアイト
)
のストランドにエポキシ樹脂としてEPN1138(チ
バガイギー社製)100重量部及びエピコートOL−
53−B−40(シエル化学社製)35重量部、硬化剤
としてジシアンジアミド3重量部、硬化促進剤と
して3−(3,4−ジクロルフエニル)−1,1−
ジメチル尿素5重量部を混合したものを含浸さ
せ、更にタツク調整のために1重量部のタルクを
つけたものを15mmの長さにカツトした。上記のも
のを第2図bのごとく雌金型の下部に充填しその
上から第2図aの雄金型を組み込み1時間かけて
金型温度を約80℃まで上昇させ、その間に雌金型
〔第2図b〕と雄金型〔第2図a〕との圧入を完
了させ、その後、金型温度を130℃にして90分間
で成形を完了した。成形流動時の樹脂組成物の粘
度は900ポイズであつた。
のストランドにエポキシ樹脂としてEPN1138(チ
バガイギー社製)100重量部及びエピコートOL−
53−B−40(シエル化学社製)35重量部、硬化剤
としてジシアンジアミド3重量部、硬化促進剤と
して3−(3,4−ジクロルフエニル)−1,1−
ジメチル尿素5重量部を混合したものを含浸さ
せ、更にタツク調整のために1重量部のタルクを
つけたものを15mmの長さにカツトした。上記のも
のを第2図bのごとく雌金型の下部に充填しその
上から第2図aの雄金型を組み込み1時間かけて
金型温度を約80℃まで上昇させ、その間に雌金型
〔第2図b〕と雄金型〔第2図a〕との圧入を完
了させ、その後、金型温度を130℃にして90分間
で成形を完了した。成形流動時の樹脂組成物の粘
度は900ポイズであつた。
以上の方法で得られた紡糸用ポツトは表面が非
常に滑かで寸法精度の良好なものであつた。ま
た、側壁部厚みは約3.5mmで、ポツトの重量は約
1500gと軽量であつた。ポツトの炭素繊維含有率
は46体積%であつた。
常に滑かで寸法精度の良好なものであつた。ま
た、側壁部厚みは約3.5mmで、ポツトの重量は約
1500gと軽量であつた。ポツトの炭素繊維含有率
は46体積%であつた。
ちなみに、現在多く使用されている鋼線入りベ
ークライト製紡糸用ポツトの側壁部厚みは8mmで
あり、ポツトの重量は約2600gである。
ークライト製紡糸用ポツトの側壁部厚みは8mmで
あり、ポツトの重量は約2600gである。
第1図は紡糸用ポツト、第2図aは紡糸用ポツ
ト雄金型、同bは紡糸用ポツト雌金型の各一例、
第3図は金型を用いた本発明方法の一実施例を示
す。第4図は最低粘度が1000ポイズより高い場
合、第5図は最低粘度が10ポイズと1000ポイズの
間にある場合、第6図は最低粘度が10ポイズより
低い場合の各粘度−温度関係図を示す。 記号の説明、1:紡糸用ポツトの側面図、2:
紡糸用ポツトの底部、3:紡糸用ポツトのテール
部、4:紡糸用ポツト雌金型の下部。
ト雄金型、同bは紡糸用ポツト雌金型の各一例、
第3図は金型を用いた本発明方法の一実施例を示
す。第4図は最低粘度が1000ポイズより高い場
合、第5図は最低粘度が10ポイズと1000ポイズの
間にある場合、第6図は最低粘度が10ポイズより
低い場合の各粘度−温度関係図を示す。 記号の説明、1:紡糸用ポツトの側面図、2:
紡糸用ポツトの底部、3:紡糸用ポツトのテール
部、4:紡糸用ポツト雌金型の下部。
Claims (1)
- 1 予め熱硬化性樹脂を含浸した炭素繊維束を10
〜50mm長に切断した炭素繊維含有率が35〜60体積
%の成形用樹脂組成物を、紡糸用ポツトの雌金型
の下部に充填し、加熱しながら熱硬化性樹脂の粘
度が10〜1000ポイズの間にあるときに同雌雄金型
にて、該成形用樹脂組成物を圧縮流動させて、成
形型内全体に行きわたらせることを特徴とする炭
素繊維含有率が35〜60体積%である紡糸用ポツト
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58058965A JPS59184616A (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | 紡糸用ポツトの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58058965A JPS59184616A (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | 紡糸用ポツトの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59184616A JPS59184616A (ja) | 1984-10-20 |
| JPH0353089B2 true JPH0353089B2 (ja) | 1991-08-14 |
Family
ID=13099548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58058965A Granted JPS59184616A (ja) | 1983-04-04 | 1983-04-04 | 紡糸用ポツトの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59184616A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5381571A (en) * | 1976-12-20 | 1978-07-19 | Mitsubishi Rayon Co | Intermediate body for fiber reinforced composite material |
| JPS5642533A (en) * | 1979-09-12 | 1981-04-20 | Mitsubishi Rayon Co | Fishing reel and production thereof |
-
1983
- 1983-04-04 JP JP58058965A patent/JPS59184616A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59184616A (ja) | 1984-10-20 |
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