JPH0353890A - 4‐ハロ‐3‐ヒドロキシブチロニトリルの製造法 - Google Patents

4‐ハロ‐3‐ヒドロキシブチロニトリルの製造法

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JPH0353890A
JPH0353890A JP18599289A JP18599289A JPH0353890A JP H0353890 A JPH0353890 A JP H0353890A JP 18599289 A JP18599289 A JP 18599289A JP 18599289 A JP18599289 A JP 18599289A JP H0353890 A JPH0353890 A JP H0353890A
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hydroxybutyronitrile
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Tetsuji Nakamura
哲二 中村
Fujio To
不二夫 湯
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、4−−ハロ−3−ヒドロキシブチロニトリル
の製造法に関する。さらに詳しくは、微生物由来の脱ハ
ロゲン化酵素の作用により、シアン化アルカリの存在下
にエピハロヒドリンから生化学的に4−−ハロ−3−ヒ
ドロキシブチロニトリルヲ製m −J−る方法に関する
4−−ハロ−3−ヒドロキシブチロニトリルは、2種の
異なる官能基をもつ化合物であることから、種々の医薬
品や生理活性物質の合或原料として有用な物質であり、
特にL一カルニチンの合威原料として有用であることが
知られている(特開昭57−165352号公報参照)
(従来技術と問題点) 従来、4−−ハロ−3−ヒドロキシブチロニトリルを製
造する方法としては、下記に示すような(1)〜(3)
の方法が知られている。
(]) 1 . 3−ジクロロ−2−プロパノールを水
溶液中シアン化アルカリと共に加温反応させる方法(特
公昭36−21718号公報参照)。
(2) 3−クロロ−1,2−プロパンジオールに塩化
トシルを作用させて1位のアルコールをトシル化したの
ち、シアン化アルカリと反応させる方法(特開昭57−
165352号公報参照)。
(3)エピクロルヒドリンと青酸とを触媒量のシアン化
カリウムの存在下に反応させる方法(F.ビノン(Bi
non) ら.バイルテン・デス・ソシェテス・デス・
シごケス・ヘルジエス(llull. Soc. Cb
im.Belges), Vol. 72, 166−
].77(1963)参照)。
しかし、(1)の方法では収率が約40%と低いこと、
(2)の方法では二つの工程からなり反応が煩雑である
上に、総合収率も約45%と低いこと、(3)の方法で
は操作、取扱い上危険な青酸を使用すること、副生物の
生威防止のための反応条件のコントロールが困難である
こと、などの問題点を有し、工業的実施に有利な方法と
は云い難い。さらに(11〜(3)の方法はいずれも化
学的製込法であり、ゾiコこ1−ラルまたはラセミ体原
料からでは光学活性体を得ることはできない。
(発明の概要) そこで本発明者らは、4−ハロ−3−ヒドロキシブチロ
ニトリルの有用性、特に光学活性体が種々の医薬晶合威
の中間体として有用なる点に着目し、4−−ハロ−3−
ヒドロキシプチ口ニ1・リルの製m 法について鋭意検
討を重ねた。その結果、微生物の酵素作用を利用する新
規な製逍法を見出した。ずな3 わち、本発明は、エビ八口ヒドリンをシアン化アルカリ
の存在下に微生物由来の脱ハロゲン化酵素の作用により
4−ハロ−3−ヒドロギシブチ口ニトリルに転化させ、
これを採取することを特徴とする4−−ハロ−3−ヒド
ロキシブチロニトリルの製造法、である。
−・般に、ハロゲン埜を水酸火に変換する酵素は脱ハロ
ゲン化酵素として知られているが〔酵素ハンドブンク,
627頁(朝倉書店)、T.横田ら,アグリ力ルチュラ
ル・アンド・ハイオロジカル・ケミストリー(八gri
c.Biol.Chem.)Vol.50+45346
0(1986)参照)、1.3−ジハロ−2−プロパノ
ールを基質として3−ハロ−1,2−プロパンジオール
に変換する反応は従来全く知られておらず、本発明者ら
により初めて見出され、先に特許出願した(特願平1−
100173号明細書参照)。しかしながら、さらに驚
くべきことに本酵素をシアン化アルカリの存在下にエビ
八口ヒドリンに作用させるとエピハロヒドリンが開環シ
アノ化して4−−ハロ−3−ヒドロキシブチロニトリル
に変換されることを新たに見4 出し、本発明に至ったのである。本発明の方法によれば
、常温、中性付近のpl+で極めて効率よく反応が行え
るので、化学的方法に比し有利であり、また、特に光学
活性の4−−ハロ−3−ヒドロキシブチロニトリルを安
価なエピハロヒドリンから製造することが初めて可能と
なった。
(発明の具体的説明) 本発明でいう脱ハロゲン化酵素とはシアン化アルカリの
存在下にエビ八口ヒドリンを最終的に4ハロ−3−ヒド
ロキシブチロニトリルに転換し得る酵素である。具体的
には、例えば、本発明者らにより新たに分離、見出され
たコリネバクテリウム属に属する微生物、N−2354
株およびミクロバクテリウム属に属する微生物、N−4
701株等の産生ずる酵素を挙げることができる。これ
らの微生物は、工業技術院微生物工業技術研究所(微工
研)に、それぞれ微工研菌寄第10673号(コリネバ
クテリウムsp.N−2354 )および微工研菌寄第
10674号(ミクロバクテリウムsp. N−470
1)として寄託されており、その菌学的性質は以下に示
す通りである。
N−2354 形     態 集落の周辺細胞 ダラム染色性 芽     胞 運  動  性 オキシダーゼ カタラーゼ OF 嫌気下での生育 細胞壁のジアミノ酸 グリコリル試験 デンプン分解 ゼラチン液化 硫化水素産生 ペプトン チオ硫酸ナ ト  リ  ウ ム メチルレッド レバンの産生 桿菌 伸長せず + 認めず ジアミノ酪酸 (アセチル型) NaCl存在下での生育 3% 5% 酸の産生 イヌリン マンニト−ル マンノース メレチト−ス N−4701 形     態 集落の周辺細胞 ダラム染色性 芽     胞 運  動  性 鞭     毛 集落の色 オキシダーゼ カタラーゼ OF 嫌気下での生育 多形性桿菌 伸長セす →− 認めず −ト 極〜側毛 黄橙色 + + O 全細胞の加水分解物中の meso−ジアミノピメリン酸の存在 細胞壁のジアごノ酸     リジン グリコリル試験     +(グリコリル型)デンプン
分解          士 ゼラチン液化 硝酸塩還元 アルギニン利用         十 硫化水素産生 尿素分解 スキムξルク培地中での 耐熱性 60゜C  30分間 酸の産生 イヌリン           + グリセロール グルコース          + シュ−クロース        + トレ−ハロ−ス          +ラフィノ−ス 
        + 8 以上の菌学的性質をハージェーズ・マニュアル・オブ・
システマティック・ハタテリオロジーVol. 2 (
1986)  (Bergy’s Manual of
 SystematicBacteriology  
Vol.2  (1986) )に従って検索すると、
N−2354株はコリネバクテリウム属およびN470
l株はミクロバクテリウム属にそれぞれ属する細菌と同
定された。
上記微生物を培養するための培地組威としては通常これ
らの微生物が生育しうるものであれば何でも使用できる
。例えば、炭素源としてグルコース、フラクトース、シ
ェークロース、マルトース等の糖類、酢酸、クエン酸等
の有機酸類、エタノール、グリセロール等のアルコール
類など、窒素源としてペプトン、肉エキス、酵母エキス
、蛋白質加水分解物、アξノ酸等の一般天然窒素源の他
に各種無機、有機酸アンモニウム塩等が使用でき、この
他無機塩、微量金属塩、ビタくン等が必要に応して適宜
使用される。この際高い酵素活性を誘導させるために、
1.3−ジクロロ−2−プロパノール、3−クロロ−1
.2−プロパンジオール等を培地に添加することも有用
である。
上記微生物の培養は常法によればよく、例えばp114
〜10、温度20〜40゜Cの範囲にて好気的に10〜
96時間培養する。
本発明で使用するエピハロヒドリンはエビクロヒドリン
、エビプロモヒドリン等である。また、シアン化アルカ
リはシアン化カリウム、シアン化ナトリウム等である。
エピ八ロヒドリンに脱ハロゲン化酵素を作用させて4−
−ハロ−3−ヒドロキシブチロニトリルを得る方法とし
ては、上記のように培養して得た微生物の培養液あるい
は遠心分離などにより得た菌体の懸濁液に基質およびシ
アン化アルカリ(以下基質等という)を添加する方法、
菌体処理物(例えば菌体破砕物、粗酵素・精製酵素等の
菌体抽出物等)あるいは常法により固定化した菌体また
は菌体処理物等の懸濁液に基質等を添加する方法、微生
物の培養時に)J.質等を培養液に添加して培養と同時
に反応を行う方法等がある。
反応液中の基質の濃度は特に限定するものではないが、
0.1〜10 (W/V)%が好ましく、また、シアン
化アルカリの使用量は通常基質の1〜3倍量(モル)で
ある。基質等は反応液に一括して加えるか、あるいは分
割添加することができる。
反応温度は5〜50℃、反応ρIIは4〜100)範囲
で行うことが好ましい。
反応時間は基質等の濃度、菌体濃度あるいはその他の反
応条件等によって変わるが、通常1〜120時間で終了
するように条件を設定するのが好ましい。
かくして反応液中に生成、蓄積した4−ハロ−3ヒドロ
キシブチ口ニトリルは、公知の方法を用いて採取および
精製することができる。例えば、反応液から遠心分離な
どの方法を用いて菌体を除いた後、酢酸エチルなどの溶
媒で抽出を行い、減圧下に溶媒を除去することにより4
−−ハロ−3−ヒドロキシブチロニトリルのシロップを
得ることができる。また、このシロンプを減圧下に蒸留
することによりさらに精製することもできる。
以下、実施例によって本発明を具体的に説明すI 1 ではない。
実施例1 グルコース1%、ペプトン0. 5%、肉エキス0.3
%、酵母エキス0. 3%からなる培地をpH7.0に
調整して、500mffi三角フラスコに100dずつ
分注し、120’Cで15分殺菌後、メンプランフィル
ターにて除菌した25(W/V)%の3−クロロー1.
2−プロパンジオール水溶液を0. 8 ml添加した
上記培地にN−4701菌株を接種し、30℃にて48
時間振とう培養を行った。この培養液から遠心分離して
菌体を集め、5mMメルカプトエタノールを含む20m
Mリン酸緩衝液(pH 7.0)に菌体を懸濁して常法
にしたがって菌体を破砕し、透析後、DEAE−セファ
セルのカラムクロマトグラフイーによって部分精製した
酵素液を得た。IMのリン酸塩緩衝液(pl1 8.0
) 40−に上記酵素液10m君を加え、これにエビク
ロロヒドリン0. 5 gおよびシアン化カリウム0.
35gを添加して20゜Cで撹拌し反応を行った。
5時間後ガスクロマ1−グラフイーにて精製した412 クロ口−3−ヒドロキシブチロニ1・リルを定量したと
ころ、仕込んだエビクロロヒドリンに対するモル収率は
62.5%であった。
実施例2 実施例1と同様にして得た培地にN−2354菌株を接
種し、30゜Cにて48時間振とう培養を行った。この
培養液140 mを遠心分離して菌体を集め、100m
Mのトリスー11cI緩衝液(pif 8.0)140
成で1回洗浄後、35mlのIMUン酸塩緩衝液(pl
l 8.0)に菌体を懸濁した。この懸濁液にエピクロ
口ヒドリン0.35gおよびシアン化カリウム0.25
gを添加して、20゜Cで5時間攪拌して反応を行った
反応後、ガスクロマトグラフィーにて生威した4−クロ
ロ−3−ヒドロキシブチロニトリルを定量したところ、
仕込んだエビクロロヒドリンに対するモル収率は55.
6%であった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エピハロヒドリンをシアン化アルカリの存在下に
    微生物由来の脱ハロゲン化酵素の作用により4−ハロ−
    3−ヒドロキシブチロニトリルに転化させ、これを採取
    することを特徴とする4−ハロ−3−ヒドロキシブチロ
    ニトリルの製造法。
  2. (2)微生物がコリネバクテリウム(Coryneba
    cterium)属またはミクロバクテリウム(Mic
    robacterium)属である請求項1記載の製造
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008131861A (ja) * 2006-11-27 2008-06-12 Mitsubishi Rayon Co Ltd 4−ハロ−3−ヒドロキシブチロニトリルの工業的製造方法
WO2008108466A1 (ja) 2007-03-07 2008-09-12 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. 改良型ハロヒドリンエポキシダーゼ

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