JPH0354064Y2 - - Google Patents

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JPH0354064Y2
JPH0354064Y2 JP8879787U JP8879787U JPH0354064Y2 JP H0354064 Y2 JPH0354064 Y2 JP H0354064Y2 JP 8879787 U JP8879787 U JP 8879787U JP 8879787 U JP8879787 U JP 8879787U JP H0354064 Y2 JPH0354064 Y2 JP H0354064Y2
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JP
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layer
resin
polyethylene
resealing
sealing material
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JP8879787U
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Description

【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野> 本発明は、インスタントコーヒー等を収納した
瓶口に使用されるインナーシール材に関する。 <従来の技術> 従来、インスタントコーヒー等の容器の瓶口に
は、内容物を湿気から保護する目的で、インナー
シール材が用いられている。このインナーシール
材は、再封層、剥離層、メンブレン層からなる積
層体で、キヤツプをはずしたときに再封層とメン
ブレン層が剥離層により剥離して分離するもので
あり、この再封層とメンブレン層との剥離性を改
善するため各種工夫がなされている。 例えば実公昭56−9659号に示されるように、剥
離層に、ポリエチレンに対して親和性の弱い合成
樹脂を用いたものや、特公昭57−48466号に示さ
れる、剥離層としてドツト状のワツクスを設けた
もの、あるいは特公昭56−35544号に示される、
剥離層に界面活性剤を用いたもの等が知られてい
る。 <考案が解決しようとする問題点> 上述の従来技術のうち、剥離層に、ポリエチレ
ンに対して親和性の弱い樹脂を用いたものは、使
用される樹脂により、ポリエチレンとの剥離性を
調節するために、シリコーン樹脂あるいは界面活
性剤等を前記樹脂に添加した組成物を用いてい
る。しかしながら、これらの添加剤は確かに剥離
強度を調節する作用は有するが、剥離界面のすべ
り性は改善されない。すなわち、インナーシール
材は、開封時にキヤツプを回すことにより再封層
とメンブレン層が剥離して分離され、この際両層
間には適度な剥離強度とすべり性が要求される
が、従来のインナーシール材はこのすべり性が悪
く、問題であつた。 さらに、前記剥離層には耐熱性の良い樹脂、例
えばアクリル系、塩化ビニル系、あるいはこれら
の混合物を用いることが好ましいが、これらの樹
脂は耐熱性が良好であるがため、ポリエチレンと
の親和性が極めて弱く、そのままでは実際には使
用できなかつた。 <問題点を解決するための手段> 本考案は上記問題点を解決するためになされた
ものであつて、再封層、剥離層、メンブレン層か
らなるインナーシール材において、前記剥離層
が、ポリエチレンに対して親和性の弱い樹脂に、
シリカ粉末を0.05〜3.0%添加してなる組成物か
らなることを特徴とするインナーシール材であ
る。 <作用> 本考案は、剥離層にポリエチレンに対して親和
性の弱い樹脂に、シリカ粉末を0.05〜3.0%添加
した組成物を使用することにより、剥離層と再封
層間の接触面積が実質的に増加して剥離強度が高
められると共に、シリカ粉末が有するすべり性に
より、剥離層と再封層の界面のすべり性が良くな
る。 <実施例> 本考案の実施例について図面に従つて説明す
る。 本考案のインナーシール材は、第1図に示すよ
うに、板紙1、接着剤層2、ポリエチレン層3か
らなる再封層A、剥離層B、および印刷4を施し
たアルミニウム箔5、ポリエチレン層6、グラシ
ン紙7からなるメンブレン層Cを順次積層してな
るインナーシール材である。 ここで剥離層Bは、ポリエチレンに対して親和
性の弱い樹脂、例えばニトロセルロース系、ポリ
アミド系、アクリル系、ゴム系、ポリエステル
系、ポリウレタン系、ポリ塩化ビニル系等の樹脂
に、シリカ粉末を0.05〜3.0%、好ましくは0.1〜
0.5%添加した組成物を用いる。シリカ粉末の添
加量は使用する樹脂により適宜設定するが、おお
むね3.0%以上にすると剥離強度が強くなりすぎ
て好ましくない。また0.05%よりも少ないと、目
的とする効果が得られない。使用する樹脂がアク
リル系、塩化ビニル系、あるいはこれらの混合物
である場合、本考案の効果が特に著しい。 <試験例> グラシン紙とアルミニウム箔を、ポリエチレン
を介して積層したメンブレン層上に、アクリル/
塩化ビニル混合樹脂に0.3%(重量比)のシリカ
粉末を添加した組成物をコーテイングして剥離層
を設けた。さらに剥離層上に、ポリエチレン層を
設け、接着剤層を介して乳栓ボール紙を設け再封
層を形成した後、所定の形状に打抜いて本考案に
よるインナーシール材を作成した。比較例とし
て、前記構成の剥離層にシリカ粉末を添加しない
もの(比較例1)、剥離層にニトロセルロース系
樹脂を用いたもの(比較例2)をそれぞれ作成し
た。 以上3種のインナーシール材について、剥離強
度、開封性、インナーシール材作成時の作業性の
点について評価した。
【表】 <考案の効果> 本考案によるインナーシール材は以上述べた構
成からなつているので、開封に際してすべりが良
く開封性が良く、また再封層とメンブレン層間の
剥離強度も適当なものとなり、インナーシール作
成時、特に打抜時に再封層とメンブレン層が剥離
してしまうことがない、優れたインナーシール材
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図であ
る。 1……板紙、2……接着剤層、3……ポリエチ
レン層、4……印刷層、5……アルミニウム箔、
6……ポリエチレン層、7……グラシン紙、A…
…再封層、B……剥離層、C……メンブレン層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 再封層、剥離層、メンブレン層からなるイン
    ナーシール材において、前記剥離層が、ポリエ
    チレンに対して親和性の弱い樹脂に、シリカ粉
    末を0.05〜3.0%添加してなる組成物からなる
    ことを特徴とするインナーシール材。 (2) 前記剥離層の樹脂が、アクリル系樹脂、塩化
    ビニル系樹脂、あるいはこれらの混合物である
    ことを特徴とする、実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載のインナーシール材。
JP8879787U 1987-06-09 1987-06-09 Expired JPH0354064Y2 (ja)

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JP8879787U JPH0354064Y2 (ja) 1987-06-09 1987-06-09

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JPS63197864U JPS63197864U (ja) 1988-12-20
JPH0354064Y2 true JPH0354064Y2 (ja) 1991-11-27

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