JPH03542B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH03542B2 JPH03542B2 JP9509685A JP9509685A JPH03542B2 JP H03542 B2 JPH03542 B2 JP H03542B2 JP 9509685 A JP9509685 A JP 9509685A JP 9509685 A JP9509685 A JP 9509685A JP H03542 B2 JPH03542 B2 JP H03542B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output shaft
- lubricating oil
- sleeve
- chamber
- link mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 47
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 46
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 38
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 claims description 7
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 206010010904 Convulsion Diseases 0.000 description 1
- 238000013019 agitation Methods 0.000 description 1
- 239000010718 automatic transmission oil Substances 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001010 compromised effect Effects 0.000 description 1
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、区隔されたリンク機構室を備える4
輪駆動用トランスフア装置の潤滑油供給装置に関
するものである。 (従来の技術) 従来、4輪駆動用トランスフア装置を潤滑する
場合、4輪駆動用トランスフア装置に油ポンプを
設ける方法、あるいは第1出力軸と第2出力軸を
連結するギヤ又はチエーンによつてリンク機構室
のケース内の潤滑油をかき混ぜ、第1出力軸を固
定部材に回転自在に支持されるベアリングに対し
て散布する方法や、主変速機、変速機構、2輪4
輪切換機構及びリンク機構のそれぞれに隣接する
各室を連結して潤滑油を供給する方法がある。 (発明が解決しようとする問題点) しかし、上述したように油ポンプをトランスフ
ア装置に設けると、高コストとなり、機構が複雑
化するだけでなく、トランスフア装置の伝動効率
が低下する。 また、ギヤ又はチエーンによる方法であると、
潤滑が十分に行われず、ベアリング等の焼き付
き、摩耗が起こる恐れがある。またリンク機構室
が分離されていないため、リンク機構室内のオイ
ルレベルが高くなりオイル攬拌により油温が上昇
して、伝動効率が低下してしまう。 そこで、本発明は、機構が簡単で、潤滑を十分
に行うことができ、スリーブと第2出力軸とを伝
動するリンク機構の潤滑油量を適正に保つことが
できる4輪駆動用トランスフア装置の潤滑油供給
装置を提供することを目的とする。 (問題点を解決するための手段) そのために、本発明の4輪駆動用トランスフア
装置の潤滑油供給装置においては、トランスミツ
シヨンケースと、該トランスミツシヨンケースに
収納された主変速機と、上記トランスミツシヨン
ケースに連結された切換機構室と、該切換機構室
の出力側に設けられた延長室と、上記切換機構室
と上記延長室の間に設けられ、前壁と後壁によつ
て上記両室と区隔されたリンク機構室を形成する
トランスフアケースと、上記切換機構室に収納さ
れ、2輪駆動と4輪駆動とを切り換える切換機構
と、上記主変速機の出力軸と同軸的に配設され、
リンク機構室の前壁及び後壁に軸受を介して回転
自在に支持されたスリーブと、該スリーブ内を挿
通して配設された第1出力軸と、上記スリーブと
リンク機構を介して連結する第2出力軸と、潤滑
油圧を発生する潤滑油圧発生機構と、上記スリー
ブと第1出力軸のいずれか一方の回転部材の内部
に設けられ、上記潤滑油圧発生機構から潤滑油が
供給されている油路から上記回転部材に形成され
た穴を介して上記軸受を潤滑する軸受潤滑手段
と、上記軸受のリンク機構室側で上記前壁及び後
壁と上記スリーブとの間に配設され、潤滑油がリ
ンク機構室に漏れ込むことを防止するオイルシー
ルを備えている。 (作用及び効果) 本発明によれば、上記のようにトランスミツシ
ヨンケースと、該トランスミツシヨンケースに収
納された主変速機と、上記トランスミツシヨンケ
ースに連結された切換機構室と、該切換機構室の
出力側に設けられた延長室と、上記切換機構室と
上記延長室の間に設けられ、前壁と後壁によつて
上記両室と区隔されたリンク機構室を形成するト
ランスフアケースと、上記切換機構室に収納さ
れ、2輪駆動と4輪駆動とを切り換える切換機構
と、上記主変速機の出力軸と同軸的に配設され、
リンク機構室の前壁及び後壁に軸受を介して回転
自在に支持されたスリーブと、該スリーブ内を挿
通して配設された第1出力軸と、上記スリーブと
リンク機構を介して連結する第2出力軸と、潤滑
油圧を発生する潤滑油圧発生機構と、上記スリー
ブと第1出力軸のいずれか一方の回転部材の内部
に設けられ、上記潤滑油圧発生機構から潤滑油が
供給されている油路から上記回転部材に形成され
た穴を介して上記軸受を潤滑する軸受潤滑手段
と、上記軸受のリンク機構室側で上記前壁及び後
壁と上記スリーブとの間に配設され、潤滑油がリ
ンク機構室に漏れ込むことを防止するオイルシー
ルを備えている。 すなわち、主変速機内の潤滑油を、スリーブと
第1出力軸のいずれか一方の回転部材の内部に設
けられる油路から上記回転部材に形成された穴を
介して軸受に供給しているので、軸受を十分潤滑
することができる。 そして、上記軸受のリンク機構室側つまり変速
機構室とリンク機構室の間、及びリンク機構室と
後部室との間にオイルシールを設けているため、
潤滑油がリンク機構室内に漏洩するのを防止する
ことができる。 したがつて、リンク機構の作動中においてオイ
ルが攬拌されることがなくなるので、潤滑油の油
温が上昇して伝動効率の低下を防止することがで
きるだけでなく、潤滑油を節約することもでき
る。 また、主変速機内の潤滑油を、スリーブと第1
出力軸のいずれか一方の回転部材の内部に設けら
れる油路から上記回転部材に形成された穴を介し
て軸受に供給しているので、トランスフア装置に
油圧ポンプを備える必要がなく、コストを低減す
ることができる。 そして、油圧ポンプを駆動する動力を必要とし
ないため、機関の燃焼効率も損なうことなく、構
造も簡単であり、潤滑の効果を十分に得ることが
でき、軸受等の燃え付き、摩耗を防止することが
できる。 (実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。 第1図は本発明の4輪駆動用トランスフア装置
の潤滑油供給装置の断面図、第2図は車両の動力
伝達系を示す概略図である。 本発明の4輪駆動用トランスフア装置の潤滑油
供給装置1は、主変速機である自動変速機の歯車
変速装置Tに接続されており、該歯車変速装置T
が潤滑油圧を発生する潤滑油圧発生機構であり、
(図示しない)油圧制御装置を内蔵するとともに、
オイルパン50を備える。 そして、4輪駆動用トランスフア装置の潤滑油
供給装置1は、直結走行状態と減速走行状態を可
能とする2段式変速機構UDを有している。 上記歯車変速装置Tの出力軸は、トランスフア
装置Aの入力軸2となり、上記出力軸の後部を収
納するために変速機構室71が設けられる。該変
速機構室71の後方には、2輪駆動と4輪駆動と
を切り換えるための切換機構TF、及び該切換機
構TFを収容する切換機構室72が設けられてい
る。該切換機構室72は、また、上記入力軸2と
同軸的に配された第1出力軸11の前部、該第1
出力軸11の外側に遊嵌され、トランスフアケー
ス30に第1軸受であるボールベアリング33を
介して回転自在に支持された中空のスリーブ36
の前部を収納する。 また、第1出力軸11の後端には後部室73が
設けられていて、上記切換機構室72と後部室7
3との間にはリンク機構室76が形成される。そ
して、潤滑油がリンク機構室76室内に漏れ込ま
ないようにオイルシール74,75が配設され
る。上記リンク機構室76には、上記スリーブ3
6とチエーン式リンク機構42を介して連結する
第2出力軸41が収納される。 そして、上記構成のトランスフア装置Aに潤滑
油を供給するため、潤滑油供給装置油路64が配
設される。 すなわち、上記入力軸2には、潤滑油を導き、
オイルパン50と連絡する第1軸方向潤滑油路3
が中心に貫通しており、所定の位置に半径方向の
油路4,5が貫通形成され、外周にガバナ弁6を
固着している。 また、変速機構UDは、入力軸2にスプライン
遊嵌されたサンギヤ8、該サンギヤ8と噛み合う
プラネタリピニオン9、該プラネタリピニオン9
と噛み合うリングギヤ10、上記プラネタリピニ
オン9を回転自在に保持するとともにトランスフ
ア装置Aの第1出力軸11に連結されたキヤリア
12、サンギヤ8と噛み合うキヤリヤ12を回転
自在に連結するスラストベアリング14、サンギ
ヤ8とトランスフアケース15との間に設けられ
たスラストベアリング16からなる遊星歯車変速
装置7を有している。 また上記変速機構UDは、トランスフアケース
15内に形成され、リングギヤ10との間にスラ
ストワツシヤ22が装着されたシリンダ20と該
シリンダ20内に装着されたピストン21で構成
される油圧サーボ19を有しており、該油圧サー
ボ19により摩擦ブレーキ17が作動して、リン
グギヤ10とトランスフアケース18を係脱す
る。 また、上記キヤリヤ12が連結されたシリンダ
24内にはピストン25が装着され油圧サーボ2
6が形成される。該油圧サーボ26は遊星歯車変
速装置7の歯車変速装置T側に配置され、摩擦ク
ラツチ23を介してサンギヤ8とキヤリヤ12と
の連結を行う。上記シリンダ24はトランスフア
ケース15との間にスラストワツシヤ27とブツ
シング28を備える。 切換機構TFは、トランスフアケース30,3
1内に回転自在に支持されたスリーブ36を有し
ている。該スリーブ36は、スラストワツシヤ3
2、ボールベアリング33、ベアリング34、ブ
ツシング35によつて支持され、上記スリーブ3
6に溶接されたシリンダ37とシリンダ37内に
装着されたピストン38とで油圧サーボを構成す
る。 該油圧サーボは、キヤリヤ12に連結した第1
出力軸11とシリンダ37を連結する摩擦クラツ
チを有しており、シリンダ37に伝達されたトル
クは、スリーブ36とリンク機構42の一方のス
プロケツト40を介してトランスフア装置Aの第
2出力軸41を駆動する。 リンク機構42はスリーブ36とスプライン嵌
合されたスプロケツト40、第2出力軸41にス
プライン嵌合されたスプロケツト43、及びこれ
らスプロケツト間に張設されたチエーン44から
なる。またリングギヤ10と第1出力軸11の間
にはブツシング47が備えられている。 摩擦クラツチ23の油圧シリンダ24にはパー
キングギヤ48が形成されており、自動変速機の
シフトレバーをパーキング位置に選択したときの
歯止め49がパーキングギヤ48に噛み合い、第
1出力軸11を固定する。 51は4輪駆動用トランスフア装置の摩擦クラ
ツチ23,39及びブレーキ17の油圧サーボ2
6,29及び19に油圧を給排する油圧制御装
置、52は油圧制御装置用オイルパンである。 摩擦クラツチ23,39及びブレーキ17の油
圧サーボ26,29及び19に供給される油圧
は、自動変速機のオイルパン50より自動変速機
のケース53とトランスフアケース54に取り付
けられたパイプ55を介して油圧制御装置51を
通して導かれる。 またトランスフア装置に潤滑油を供給する潤滑
油供給油路64は、自動変速機のオイルパン50
より汲み上げられ、一定圧に調整されて、入力軸
2の中心に設けられた第1軸方向潤滑油路3、及
びそれに連結されている第1出力軸11の中心に
設けられた第2軸方向潤滑油路56に供給され
る。 そして、これらの第1軸方向潤滑油路3、及び
第2軸方向潤滑油路56に連結している半径方向
油路4,5,57,58,60と、トランスフア
ケース15に設けられた油路62を経て、各スラ
ストベアリング16,13,14、各スラストワ
ツシヤ27,22,32、各ブツシング28,4
5,46,35、遊星歯車装置7、摩擦ブレーキ
17及び摩擦クラツチ23,39に供給され潤滑
が行われる。。さらに軸受潤滑手段である第1半
径方向油路59及びスリーブ36に設けられた油
路63を経てベアリング34に供給され、潤滑が
行われる。 上記構成からなるトランスフア装置は、第2図
に示すAのように歯車変速装置Tに取り付けら
れ、、該歯車変速装置Tを介して車両の機関Eか
ら動力を得る。そして、第1出力軸11は後輪駆
動用プロペラシヤフトCに連結され、第2出力軸
41は前輪駆動用プロペラシヤフトBに連結され
て使用される。 通常走行時には油圧サーボ26に自動変速機の
油圧制御装置を介してライン圧が供給されてクラ
ツチ23が係合される。また、油圧サーボ19,
29は排圧してブレーキ17及びクラツチ39を
解放させる。これにより、遊星歯車装置7のサン
ギヤ8とキヤリヤ12とは連結され、動力は入力
軸2から第1出力軸11に減速比1で伝達され、
後輪2輪駆動走行を行うことができる。 このとき入力軸2からの動力は、サンギヤ8、
プラネタリピニオン9、リングギヤ10による動
力伝達系を介さず、摩擦クラツチ23を介してキ
ヤリヤ12より第1出力軸11に伝達されるの
で、各ギヤの歯面に負荷がかからず、ギヤの耐久
性が向上する。 この2輪駆動走行中において4輪駆動走行が必
要になつたときは、運転席に設けられたシフトレ
バー又はシフトスイツチを操作し、トランスフア
装置Aの油圧サーボへの油圧給排制御弁(図示し
ない)を作用させ、油圧サーボ29にライン圧を
除々に供給しクラツチ39を円滑に係合させる。
その時、第1出力軸11とスリーブ36とが連結
され、リンク機構42、第2出力軸41及びプロ
ペラシヤフトBを経て前輪にも動力が伝達され、
入力軸2から前輪及び後輪駆動用第1、第2出力
軸11,41に減速比1で動力が伝達され4輪駆
動走行が得られる。 また、この4輪駆動走行中、急坂路など出力ト
ルクの増大が必要になつたときは、油圧サーボへ
の油圧給排制御弁を作用させ、油圧サーボ19に
ライン圧を徐々に供給するとともに、適切なタイ
ミングで油圧サーボ26の油圧を排圧し、ブレー
キ17を徐々に係合させ、更にクラツチ23を円
滑に解放させる。これによりサンギヤ8とキヤリ
ヤ12が解放され、リングギヤ10が固定され、
動力は入力軸2からサンギヤ8、プラネタリピニ
オン9、キヤリヤ12を介して減速され、第1出
力軸11、第2出力軸41に伝達され、トルクの
大きな4輪駆動走行状態が得られる。第1表にブ
レーキ17、クラツチ23及び39の係合及び解
放と車両の走行状態を示す。
輪駆動用トランスフア装置の潤滑油供給装置に関
するものである。 (従来の技術) 従来、4輪駆動用トランスフア装置を潤滑する
場合、4輪駆動用トランスフア装置に油ポンプを
設ける方法、あるいは第1出力軸と第2出力軸を
連結するギヤ又はチエーンによつてリンク機構室
のケース内の潤滑油をかき混ぜ、第1出力軸を固
定部材に回転自在に支持されるベアリングに対し
て散布する方法や、主変速機、変速機構、2輪4
輪切換機構及びリンク機構のそれぞれに隣接する
各室を連結して潤滑油を供給する方法がある。 (発明が解決しようとする問題点) しかし、上述したように油ポンプをトランスフ
ア装置に設けると、高コストとなり、機構が複雑
化するだけでなく、トランスフア装置の伝動効率
が低下する。 また、ギヤ又はチエーンによる方法であると、
潤滑が十分に行われず、ベアリング等の焼き付
き、摩耗が起こる恐れがある。またリンク機構室
が分離されていないため、リンク機構室内のオイ
ルレベルが高くなりオイル攬拌により油温が上昇
して、伝動効率が低下してしまう。 そこで、本発明は、機構が簡単で、潤滑を十分
に行うことができ、スリーブと第2出力軸とを伝
動するリンク機構の潤滑油量を適正に保つことが
できる4輪駆動用トランスフア装置の潤滑油供給
装置を提供することを目的とする。 (問題点を解決するための手段) そのために、本発明の4輪駆動用トランスフア
装置の潤滑油供給装置においては、トランスミツ
シヨンケースと、該トランスミツシヨンケースに
収納された主変速機と、上記トランスミツシヨン
ケースに連結された切換機構室と、該切換機構室
の出力側に設けられた延長室と、上記切換機構室
と上記延長室の間に設けられ、前壁と後壁によつ
て上記両室と区隔されたリンク機構室を形成する
トランスフアケースと、上記切換機構室に収納さ
れ、2輪駆動と4輪駆動とを切り換える切換機構
と、上記主変速機の出力軸と同軸的に配設され、
リンク機構室の前壁及び後壁に軸受を介して回転
自在に支持されたスリーブと、該スリーブ内を挿
通して配設された第1出力軸と、上記スリーブと
リンク機構を介して連結する第2出力軸と、潤滑
油圧を発生する潤滑油圧発生機構と、上記スリー
ブと第1出力軸のいずれか一方の回転部材の内部
に設けられ、上記潤滑油圧発生機構から潤滑油が
供給されている油路から上記回転部材に形成され
た穴を介して上記軸受を潤滑する軸受潤滑手段
と、上記軸受のリンク機構室側で上記前壁及び後
壁と上記スリーブとの間に配設され、潤滑油がリ
ンク機構室に漏れ込むことを防止するオイルシー
ルを備えている。 (作用及び効果) 本発明によれば、上記のようにトランスミツシ
ヨンケースと、該トランスミツシヨンケースに収
納された主変速機と、上記トランスミツシヨンケ
ースに連結された切換機構室と、該切換機構室の
出力側に設けられた延長室と、上記切換機構室と
上記延長室の間に設けられ、前壁と後壁によつて
上記両室と区隔されたリンク機構室を形成するト
ランスフアケースと、上記切換機構室に収納さ
れ、2輪駆動と4輪駆動とを切り換える切換機構
と、上記主変速機の出力軸と同軸的に配設され、
リンク機構室の前壁及び後壁に軸受を介して回転
自在に支持されたスリーブと、該スリーブ内を挿
通して配設された第1出力軸と、上記スリーブと
リンク機構を介して連結する第2出力軸と、潤滑
油圧を発生する潤滑油圧発生機構と、上記スリー
ブと第1出力軸のいずれか一方の回転部材の内部
に設けられ、上記潤滑油圧発生機構から潤滑油が
供給されている油路から上記回転部材に形成され
た穴を介して上記軸受を潤滑する軸受潤滑手段
と、上記軸受のリンク機構室側で上記前壁及び後
壁と上記スリーブとの間に配設され、潤滑油がリ
ンク機構室に漏れ込むことを防止するオイルシー
ルを備えている。 すなわち、主変速機内の潤滑油を、スリーブと
第1出力軸のいずれか一方の回転部材の内部に設
けられる油路から上記回転部材に形成された穴を
介して軸受に供給しているので、軸受を十分潤滑
することができる。 そして、上記軸受のリンク機構室側つまり変速
機構室とリンク機構室の間、及びリンク機構室と
後部室との間にオイルシールを設けているため、
潤滑油がリンク機構室内に漏洩するのを防止する
ことができる。 したがつて、リンク機構の作動中においてオイ
ルが攬拌されることがなくなるので、潤滑油の油
温が上昇して伝動効率の低下を防止することがで
きるだけでなく、潤滑油を節約することもでき
る。 また、主変速機内の潤滑油を、スリーブと第1
出力軸のいずれか一方の回転部材の内部に設けら
れる油路から上記回転部材に形成された穴を介し
て軸受に供給しているので、トランスフア装置に
油圧ポンプを備える必要がなく、コストを低減す
ることができる。 そして、油圧ポンプを駆動する動力を必要とし
ないため、機関の燃焼効率も損なうことなく、構
造も簡単であり、潤滑の効果を十分に得ることが
でき、軸受等の燃え付き、摩耗を防止することが
できる。 (実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。 第1図は本発明の4輪駆動用トランスフア装置
の潤滑油供給装置の断面図、第2図は車両の動力
伝達系を示す概略図である。 本発明の4輪駆動用トランスフア装置の潤滑油
供給装置1は、主変速機である自動変速機の歯車
変速装置Tに接続されており、該歯車変速装置T
が潤滑油圧を発生する潤滑油圧発生機構であり、
(図示しない)油圧制御装置を内蔵するとともに、
オイルパン50を備える。 そして、4輪駆動用トランスフア装置の潤滑油
供給装置1は、直結走行状態と減速走行状態を可
能とする2段式変速機構UDを有している。 上記歯車変速装置Tの出力軸は、トランスフア
装置Aの入力軸2となり、上記出力軸の後部を収
納するために変速機構室71が設けられる。該変
速機構室71の後方には、2輪駆動と4輪駆動と
を切り換えるための切換機構TF、及び該切換機
構TFを収容する切換機構室72が設けられてい
る。該切換機構室72は、また、上記入力軸2と
同軸的に配された第1出力軸11の前部、該第1
出力軸11の外側に遊嵌され、トランスフアケー
ス30に第1軸受であるボールベアリング33を
介して回転自在に支持された中空のスリーブ36
の前部を収納する。 また、第1出力軸11の後端には後部室73が
設けられていて、上記切換機構室72と後部室7
3との間にはリンク機構室76が形成される。そ
して、潤滑油がリンク機構室76室内に漏れ込ま
ないようにオイルシール74,75が配設され
る。上記リンク機構室76には、上記スリーブ3
6とチエーン式リンク機構42を介して連結する
第2出力軸41が収納される。 そして、上記構成のトランスフア装置Aに潤滑
油を供給するため、潤滑油供給装置油路64が配
設される。 すなわち、上記入力軸2には、潤滑油を導き、
オイルパン50と連絡する第1軸方向潤滑油路3
が中心に貫通しており、所定の位置に半径方向の
油路4,5が貫通形成され、外周にガバナ弁6を
固着している。 また、変速機構UDは、入力軸2にスプライン
遊嵌されたサンギヤ8、該サンギヤ8と噛み合う
プラネタリピニオン9、該プラネタリピニオン9
と噛み合うリングギヤ10、上記プラネタリピニ
オン9を回転自在に保持するとともにトランスフ
ア装置Aの第1出力軸11に連結されたキヤリア
12、サンギヤ8と噛み合うキヤリヤ12を回転
自在に連結するスラストベアリング14、サンギ
ヤ8とトランスフアケース15との間に設けられ
たスラストベアリング16からなる遊星歯車変速
装置7を有している。 また上記変速機構UDは、トランスフアケース
15内に形成され、リングギヤ10との間にスラ
ストワツシヤ22が装着されたシリンダ20と該
シリンダ20内に装着されたピストン21で構成
される油圧サーボ19を有しており、該油圧サー
ボ19により摩擦ブレーキ17が作動して、リン
グギヤ10とトランスフアケース18を係脱す
る。 また、上記キヤリヤ12が連結されたシリンダ
24内にはピストン25が装着され油圧サーボ2
6が形成される。該油圧サーボ26は遊星歯車変
速装置7の歯車変速装置T側に配置され、摩擦ク
ラツチ23を介してサンギヤ8とキヤリヤ12と
の連結を行う。上記シリンダ24はトランスフア
ケース15との間にスラストワツシヤ27とブツ
シング28を備える。 切換機構TFは、トランスフアケース30,3
1内に回転自在に支持されたスリーブ36を有し
ている。該スリーブ36は、スラストワツシヤ3
2、ボールベアリング33、ベアリング34、ブ
ツシング35によつて支持され、上記スリーブ3
6に溶接されたシリンダ37とシリンダ37内に
装着されたピストン38とで油圧サーボを構成す
る。 該油圧サーボは、キヤリヤ12に連結した第1
出力軸11とシリンダ37を連結する摩擦クラツ
チを有しており、シリンダ37に伝達されたトル
クは、スリーブ36とリンク機構42の一方のス
プロケツト40を介してトランスフア装置Aの第
2出力軸41を駆動する。 リンク機構42はスリーブ36とスプライン嵌
合されたスプロケツト40、第2出力軸41にス
プライン嵌合されたスプロケツト43、及びこれ
らスプロケツト間に張設されたチエーン44から
なる。またリングギヤ10と第1出力軸11の間
にはブツシング47が備えられている。 摩擦クラツチ23の油圧シリンダ24にはパー
キングギヤ48が形成されており、自動変速機の
シフトレバーをパーキング位置に選択したときの
歯止め49がパーキングギヤ48に噛み合い、第
1出力軸11を固定する。 51は4輪駆動用トランスフア装置の摩擦クラ
ツチ23,39及びブレーキ17の油圧サーボ2
6,29及び19に油圧を給排する油圧制御装
置、52は油圧制御装置用オイルパンである。 摩擦クラツチ23,39及びブレーキ17の油
圧サーボ26,29及び19に供給される油圧
は、自動変速機のオイルパン50より自動変速機
のケース53とトランスフアケース54に取り付
けられたパイプ55を介して油圧制御装置51を
通して導かれる。 またトランスフア装置に潤滑油を供給する潤滑
油供給油路64は、自動変速機のオイルパン50
より汲み上げられ、一定圧に調整されて、入力軸
2の中心に設けられた第1軸方向潤滑油路3、及
びそれに連結されている第1出力軸11の中心に
設けられた第2軸方向潤滑油路56に供給され
る。 そして、これらの第1軸方向潤滑油路3、及び
第2軸方向潤滑油路56に連結している半径方向
油路4,5,57,58,60と、トランスフア
ケース15に設けられた油路62を経て、各スラ
ストベアリング16,13,14、各スラストワ
ツシヤ27,22,32、各ブツシング28,4
5,46,35、遊星歯車装置7、摩擦ブレーキ
17及び摩擦クラツチ23,39に供給され潤滑
が行われる。。さらに軸受潤滑手段である第1半
径方向油路59及びスリーブ36に設けられた油
路63を経てベアリング34に供給され、潤滑が
行われる。 上記構成からなるトランスフア装置は、第2図
に示すAのように歯車変速装置Tに取り付けら
れ、、該歯車変速装置Tを介して車両の機関Eか
ら動力を得る。そして、第1出力軸11は後輪駆
動用プロペラシヤフトCに連結され、第2出力軸
41は前輪駆動用プロペラシヤフトBに連結され
て使用される。 通常走行時には油圧サーボ26に自動変速機の
油圧制御装置を介してライン圧が供給されてクラ
ツチ23が係合される。また、油圧サーボ19,
29は排圧してブレーキ17及びクラツチ39を
解放させる。これにより、遊星歯車装置7のサン
ギヤ8とキヤリヤ12とは連結され、動力は入力
軸2から第1出力軸11に減速比1で伝達され、
後輪2輪駆動走行を行うことができる。 このとき入力軸2からの動力は、サンギヤ8、
プラネタリピニオン9、リングギヤ10による動
力伝達系を介さず、摩擦クラツチ23を介してキ
ヤリヤ12より第1出力軸11に伝達されるの
で、各ギヤの歯面に負荷がかからず、ギヤの耐久
性が向上する。 この2輪駆動走行中において4輪駆動走行が必
要になつたときは、運転席に設けられたシフトレ
バー又はシフトスイツチを操作し、トランスフア
装置Aの油圧サーボへの油圧給排制御弁(図示し
ない)を作用させ、油圧サーボ29にライン圧を
除々に供給しクラツチ39を円滑に係合させる。
その時、第1出力軸11とスリーブ36とが連結
され、リンク機構42、第2出力軸41及びプロ
ペラシヤフトBを経て前輪にも動力が伝達され、
入力軸2から前輪及び後輪駆動用第1、第2出力
軸11,41に減速比1で動力が伝達され4輪駆
動走行が得られる。 また、この4輪駆動走行中、急坂路など出力ト
ルクの増大が必要になつたときは、油圧サーボへ
の油圧給排制御弁を作用させ、油圧サーボ19に
ライン圧を徐々に供給するとともに、適切なタイ
ミングで油圧サーボ26の油圧を排圧し、ブレー
キ17を徐々に係合させ、更にクラツチ23を円
滑に解放させる。これによりサンギヤ8とキヤリ
ヤ12が解放され、リングギヤ10が固定され、
動力は入力軸2からサンギヤ8、プラネタリピニ
オン9、キヤリヤ12を介して減速され、第1出
力軸11、第2出力軸41に伝達され、トルクの
大きな4輪駆動走行状態が得られる。第1表にブ
レーキ17、クラツチ23及び39の係合及び解
放と車両の走行状態を示す。
【表】
第1表において、○は摩擦係合要素の係合状態
を示し、×は解放状態を示す。減速比のλは、遊
星歯車機構のサンギヤ8とリングギヤ10の歯数
比であり、減速比の値はλを0.5とした場合のも
のである。 なお、本発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能
であり、それらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
を示し、×は解放状態を示す。減速比のλは、遊
星歯車機構のサンギヤ8とリングギヤ10の歯数
比であり、減速比の値はλを0.5とした場合のも
のである。 なお、本発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能
であり、それらを本発明の範囲から排除するもの
ではない。
第1図は本発明の4輪駆動用トランスフア装置
の潤滑油供給装置の断面図、第2図は車両の動力
伝達系を示す概略図である。 A……トランスフア装置、T……歯車変速装
置、1……4輪駆動用トランスフア装置の潤滑油
供給装置、2……トランスフア装置の入力軸、3
……第1軸方向潤滑油路、4,5,7,57,5
8,61……半径方向油路、7……遊星歯車、1
1……トランスフア装置の第1出力軸、13,1
4,16……スラストベアリング、22,27,
32……スラストワツシヤ、28,35,45,
46……ブツシング、33……ボールベアリング
(第1軸受)、34……ベアリング(第2軸受)、
50……自動変速機のオイルパン、56……第2
軸方向潤滑油路、59……第1半径方向油路、6
1……第2半径方向油路、62,63……油路。
の潤滑油供給装置の断面図、第2図は車両の動力
伝達系を示す概略図である。 A……トランスフア装置、T……歯車変速装
置、1……4輪駆動用トランスフア装置の潤滑油
供給装置、2……トランスフア装置の入力軸、3
……第1軸方向潤滑油路、4,5,7,57,5
8,61……半径方向油路、7……遊星歯車、1
1……トランスフア装置の第1出力軸、13,1
4,16……スラストベアリング、22,27,
32……スラストワツシヤ、28,35,45,
46……ブツシング、33……ボールベアリング
(第1軸受)、34……ベアリング(第2軸受)、
50……自動変速機のオイルパン、56……第2
軸方向潤滑油路、59……第1半径方向油路、6
1……第2半径方向油路、62,63……油路。
Claims (1)
- 1 トランスミツシヨンケースと、該トランスミ
ツシヨンケースに収納された主変速機と、前記ト
ランスミツシヨンケースに連結された切換機構室
と、該切換機構室の出力側に設けられた延長室
と、前記切換機構室と前記延長室の間に設けら
れ、前壁と後壁によつて前記両室と区隔されたリ
ンク機構室を形成するトランスフアケースと、前
記切換機構室に収納され、2輪駆動と4輪駆動と
を切り換える切換機構と、前記主変速機の出力軸
と同軸的に配設され、リンク機構室の前壁及び後
壁に軸受を介して回転自在に支持されたスリーブ
と、該スリーブ内を挿通して配設された第1出力
軸と、前記スリーブとリンク機構を介して連結す
る第2出力軸と、潤滑油圧を発生する潤滑油圧発
生機構と、前記スリーブと第1出力軸のいずれか
一方の回転部材の内部に設けられ、前記潤滑油圧
発生機構から潤滑油が供給されている油路から前
記回転部材に形成された穴を介して前記軸受を潤
滑する軸受潤滑手段と、前記軸受のリンク機構室
側で前記前壁及び後壁と前記スリーブとの間に配
設され、潤滑油がリンク機構室に漏れ込むことを
防止するオイルシールを備えたことを特徴とする
4輪駆動用トランスフア装置の潤滑油供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9509685A JPS6188073A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 4輪駆動用トランスフア装置の潤滑油供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9509685A JPS6188073A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 4輪駆動用トランスフア装置の潤滑油供給装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55140022A Division JPS5766020A (en) | 1980-10-07 | 1980-10-07 | Feeding device for lubricating oil for four-wheel driving transfer device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6188073A JPS6188073A (ja) | 1986-05-06 |
| JPH03542B2 true JPH03542B2 (ja) | 1991-01-08 |
Family
ID=14128359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9509685A Granted JPS6188073A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 4輪駆動用トランスフア装置の潤滑油供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6188073A (ja) |
-
1985
- 1985-05-02 JP JP9509685A patent/JPS6188073A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6188073A (ja) | 1986-05-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4442729A (en) | Lubricating system for four-wheel drive torque transfer mechanism | |
| US6705964B2 (en) | Power transmission system | |
| US4422349A (en) | Torque transfer device for a four wheel drive vehicle | |
| US4938097A (en) | Four speed transaxle for automotive vehicles | |
| US3614902A (en) | Planetary transmission | |
| US7743888B2 (en) | Transmission and transfer case having integrated lubrication systems | |
| US5261862A (en) | Multiple speed transaxle for automotive vehicles | |
| US4978328A (en) | Automatic transaxle assembly for an automotive vehicle driveline | |
| US5906557A (en) | Manual transmission for four wheel drive vehicle | |
| US4223569A (en) | Transverse transmission with parallel, coplanar axis | |
| JPH0680348B2 (ja) | 4輪駆動車の自動変速機 | |
| US4896561A (en) | Lubricating oil supply device for transmission mechanism | |
| EP0069981B1 (en) | Planetary transmission gearing and output shaft retention means | |
| US4730517A (en) | Helical planetary gear assembly | |
| US4736653A (en) | Power transmission | |
| EP0036667A2 (en) | Transaxle for a vehicle driveline | |
| EP0047667B1 (en) | Automatic transmission with overdrive device | |
| JPH0251647A (ja) | 自動変速機の自動変速機構 | |
| US4716786A (en) | Automatic transmission for motor vehicles | |
| JPH03542B2 (ja) | ||
| JP2883902B2 (ja) | 4輪駆動車 | |
| JPH0459170B2 (ja) | ||
| JPS58131449A (ja) | 車両用自動変速機 | |
| JPS5848789B2 (ja) | 自動変速機の潤滑油供給装置 | |
| KR970008487B1 (ko) | 중장비용 2단 변속기(2nd speed transmission for heavy equipment) |