JPH035438A - フルルビプロフェン包接化合物およびこの包接化合物を用いる消炎鎮痛剤 - Google Patents

フルルビプロフェン包接化合物およびこの包接化合物を用いる消炎鎮痛剤

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JPH035438A
JPH035438A JP1138096A JP13809689A JPH035438A JP H035438 A JPH035438 A JP H035438A JP 1138096 A JP1138096 A JP 1138096A JP 13809689 A JP13809689 A JP 13809689A JP H035438 A JPH035438 A JP H035438A
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clathrate
cvd
flurbiprofen
clathrate compound
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JP1138096A
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Makoto Hirayama
平山 信
Fumiyoshi Moriya
森屋 文佳
Kazuhiro Fukunaga
和弘 福永
Toshio Otani
大谷 淑郎
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Kaken Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kaken Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、フルルビプロフェン包接化合物およびこの包
接化合物を用いる消炎鎮痛剤に関する。
[従来の技術] フルルビプロフェン(以下、FPと称す)は強い消炎鎮
痛作用を有し、慢性関節リウマチ、腰痛症、歯髄炎等の
消炎鎮痛剤成分として広く用いられている。しかしなが
ら、このFPは特異な苦みと味を有する水難溶性の物質
であり、かつ粘膜刺激性を有するため、薬剤としてその
まま服用した場合には、服用しづらいとともに消化管か
らの吸収性に乏しく、また胃障害等の副作用を惹起しや
すいという難点がある。
これらの欠点を解消し副作用を軽減することは、製剤技
術的に非常に重要な意義を持つものであり、過去にいく
つかの方法が提案されている。
その一つに、FPをα−シクロデキストリン(以下、α
−CyDと称す)、β−シクロデキストリン(以下、β
−CyDと称す)あるいはγ−シクロデキストリン(以
下、γ−CyDと称す)と接触させることにより包接化
合物を形成し、これを用いて製剤化する方法(特開昭5
6−34618号公報、特開昭56−46838号公報
)がある。
これらの方法により得られる、FPとシクロデキストリ
ンの包接化合物(以下、FP−CVD包接化合物と称す
)は、FPに比べて溶解性が向上しているが、未だ不十
分であり、その改善が望まれていた。さらに、これらの
FP−CVD包接化合物をラットに経口投与した場合の
FPの血清中濃度は、FPを単独で投与した場合と比較
して高く、血清中濃度−時間曲線上面積(AUG)も、
FP−CVD包接化合物を投与した場合の方がFPを単
独で投与、した場合より大きいことから、FP−CVD
包接化合物は、FP単独よりも消化管における吸収性が
向上しているが、未だ不十分であり、その改善が望まれ
ていた。
そこで、上述のFP−CVD包接化合物の溶解性や消化
管における吸収性等を更に向上させたものとして、FP
とへブタキス(2,3,6−トリー0−メチル)−β−
シクロデキストリン(以下、TM−β−CVDと称す)
との包接化合物を用いた製剤(特開昭59−46228
号公報)や、FPとへブタキス(2,6−ジー0−メチ
ル)−β−シクロデキストリン(以下、DM−β−CV
Dと称す)との包接化合物を用いた製剤(J 、 Ph
arm。
Sc1.74(8):841(1985))がある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、TM−β−C3/D、DM−β−CVD
等のメチル化−β−CVDの、刺激性等の安全性の指標
となる赤血球に対する溶血活性は、天然のCyDである
α−CYD、β−CVDおよびγ−CyDに比べて高い
。さらに、家兎大腿外側広筋内注射による局所組織障害
性については、比較的低濃度の天然CyDは障害性を示
さないのに対して、メチル化−β−CVDでは障害が認
められている(今井輝子他、薬物動態、 2(6)ニア
3−80(1987))。
したがって本発明の目的は、溶解性および吸収性に優れ
、かつ刺激性のより少ないFP包接化合物およびこのF
P包接化合物を有効成分とする消炎鎮痛剤を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するためになされたものであり
、本発明は、フルルビプロフェン(F P)を、平均数
で2〜10のヒドロキシプロピル基を有するヒドロキシ
プロピル−β−シクロデキストリンで包接してなり、前
記フルルビプロフェン(FP)1モルに対する前記ヒド
ロキシプロピル−β−シクロデキストリンの量が1〜2
.5モルであることを特徴とする、フルルビプロフェン
(F P)のヒドロキシプロピル−β−シクロデキスト
リン包接化合物を要旨とするものである。
また本発明は、前記のフルルビプロフェン(FP)のヒ
ドロキシプロピル−β−シクロデキストリン包接化合物
を有効成分とすることを特徴とする消炎鎮痛剤を要旨と
するものでもある。
本発明においてFPを包接するために用いられる、ヒド
ロキシプロピル−β−シクロデキストリン(以下、HP
−β−CVDと称す)は、アルカリ存在下でβ−CVD
とプロピレンオキサイドとを反応させる方法等により、
β−CVDの水酸基にヒドロキシプロピル基を導入する
ことにより得ることができる。
得られたHP−β−CVDは、平均数で2〜10のヒド
ロキシプロピル基を含有するものに限定される。その理
由は、ヒドロキシプロピル基の平均数が2未満または1
0を超えると、溶解性が低くなるからである。特に好ま
しいヒドロキシプロピル基の平均数は、4〜8である。
ヒドロキシプロピル基の数の調整は、プロピレンオキサ
イドのβ−CVDに対する添加量を変えることにより行
うことができる。
このようにして得られたHP−β−CVDの溶血活性は
、メチル化−7s=cyDの溶血活性より低く、さらに
β−CVDの溶血活性より低い。また、マウスに対する
毒性試験の結果、高用量経口投与した場合でも毒性は検
出されていない。
本発明のFP−(HP−β−CVD)包接化合物は、水
溶液法あるいは混線法により、FPをHP−β−CVD
で包接することにより得ることができる。
水溶液法では、まずHP−β−CyDを水に溶解させ、
予め算出した包接モル比よりも過剰量のFPを加えて、
液温を室温〜60℃、好ましくは20〜40℃とし、8
時間〜5日間撹拌する。この後、過剰のFPを濾取し、
濾液を凍結乾燥法、スプレードライ法等により乾燥する
ことにより、FP−(HP−β−CyD)包接化合物を
得ることができる。
なお、水溶液法においては、HP−β−CYDとFPと
を同時に水に溶解させてもよい。
混練法では、予め算出した包接モル比のFPおよびHP
−β−CyDを混和し、次に少量の水、好ましくはFP
およびHP−β−CyDの総量の0.1〜3倍量の水を
加え、10〜40℃、好ましくは20〜30℃で1〜8
時間、好ましくは2〜3時間、ペースト状になるまで十
分に練合する。
この後、通気あるいは減圧乾燥等により乾燥することに
より、FP−(HP−β−CYD)包接化合物を得るこ
とができる。
水溶液法または混練法で得られたFP−(HP−β−C
yD)包接化合物において、FP  1モルニ対t ル
HP −73−Cy D O’)jJハ、1〜2.5モ
ルに限定される。その理由は、FP  1モルに対する
HP−β−CyDの量が1モル未満であると、包接が不
十分となり未包接のFPが混在して刺激性が残るため好
ましくな(、一方、2.5モルを超えると、非包接のH
P−β−CyDが混在してカサ高検、経済性の点で不利
となるため好ましくないからである。FP  1モルに
対するHP−β−CyDの量は、1.8〜2.3モルで
あることが特に好ましい。最も好ましいHP−β−Cy
Dの命は、FP  1モルに対して2.0モルである。
このようにして得られたFP−(HP−β−CyD)包
接化合物は、水に対する溶解度が高く、吸収性に優れ、
刺激性はほとんど認められない。
本発明のFP−(HP−β−cyD)包接化合物を有効
成分とする消炎鎮痛剤は、FP−(HP−β−CYD)
包接化合物の上記特性を利用して、粉末剤、細粒剤、シ
ロップ剤、カプセル剤および錠剤等の経口投与剤の他、
舌下投与剤、直腸投与剤、経皮吸収製剤、注射剤等の投
与剤型をとることができる。
粉末剤、細粒剤、カプセル剤あるいは錠剤を調製する場
合には、FP−(HP−β−CyD)包接化合物をその
まま、または賦形剤、結合剤、崩壊剤もしくはその他の
適当な添加剤を加えて均等に混和したものを適当な方法
で粉末または粒状として、粉末剤、細粒剤を得る。また
同様の方法により得た粉末、粒状物または単なる混和物
をカプセルに充填し、カプセル剤とする。また圧縮成形
することにより錠剤とする。
シロップ剤を調製する場合には、白糖等の糖類もしくは
甘味剤の溶液または単シロップにFP−(HP−β−C
yD)包接化合物を加えて溶解、混和または懸濁する。
粉末剤あるいは細粒剤と同様の方法でドライシロップを
得ることもできる。
基剤には、芳香剤、着色剤、保存剤、安定剤、懸濁化剤
、乳化剤、粘稠剤等を加えることもできる。
舌下投与剤を調製する場合には、FP−(HP−β−C
yD)包接化合物をそのまま、または賦形剤、結合剤も
しくはその他の適当な添加剤を加えて均等に混和したも
のを、顆粒状にし、滑沢剤等を加えて圧縮成形する。あ
るいは、均等に混和したものを顆粒状とせずに直接圧縮
成形する。
直腸投与剤を調製する場合には、油脂性基剤、水溶性基
剤またはその他の適当な物質を基剤とし、必要に応じて
乳化剤、懸濁化剤等を加え、これにFP−(HP−β−
CyD)包接化合物を加え、混和して均等にした後、適
当な形状とする。
経皮吸収製剤を調製する場合には、FP−(HP−β−
CyD)包接化合物に、脂肪、プラスチック、グリコー
ル類、高級アルコール、グリセリン、水、乳化剤、懸濁
化剤もしくはその他の適当な添加剤を原料または基剤と
して加え、混和して金賞を均等にする。あるいは、布、
高分子フィルム、不織布等よりなる支持体の上に下引剤
を塗布し、その上に、ゴム系粘着剤またはアクリル系粘
着剤等とFP−(HP−β−CYD)包接化合物および
その他の適当な添加剤とを混和したものを展延し、その
上をポリエチレンフィルム等により被覆する。
注射剤を調製する場合には、FP−(HP−β−CyD
)包接化合物の一定量を溶剤に溶解して一定容量とする
か、この溶液を凍結乾燥し、用時溶解して用いる。また
は、FP−(HP−β−CyD)包接化合物の一定量を
とり、注射剤用の容器に密封し、用時溶解する。
本発明のFP−(HP−β−CyD)包接化合物を有効
成分とする消炎鎮痛剤の投与量は、病気の種類、病状の
程度、罹患者の年齢、健康状態、投与剤型等により異な
るため特定することはできないが、成人の場合、FPの
量で概ね10〜80mg/回の割合で投与することによ
り、所望の効果を得ることができる。
[実施例] 以下、本発明の詳細な説明する。
実施例1(包接化合物の製造例) ヒドロキシプロピル基の平均数が6.2であるHP−β
−CyD  30g (20,1mmoりとFP  3
. 0g (12,3mmol)とを精製水100m1
に加え、20〜25℃で5日間撹拌した後、孔径0.4
5μmのメンブランフィルタ−で濾過し、濾液を凍結乾
燥して調製物を得た。
このようにして得られた調製物中のFPとHP−β−C
yDとの割合を吸光度法により測定したところ、FP 
 1モルに対してHP−β−CyDが1.9モルであっ
た。
また、本調製物の粉末X線回折、赤外線吸収スペクトル
、示差走査熱量測定の結果、本調製物は包接化合物であ
ることが確認された。この粉末X線回折の結果を第1図
(a)に、赤外線吸収スペクトルを第2図(a)に、示
差走査熱量測定の結果を第3図(a)にそれぞれ示す。
なお参考として、FPSHP−β−CyDについての粉
末X線回折の結果を第1図(b)、(C)に、赤外線吸
収スペクトルを第2図(b)、(C)に、示差走査熱量
測定の結果を第3図(b)、(C)に、それぞれ示し、
FPとHP−β−CYDとの物理的混合物の示差走査熱
量測定の結果を第3図(d)に示す。
実施例2.3(包接化合物の製造例) ヒドロキシプロピル基の平均数が4.3であるHP−β
−cyp (実施例2)およびヒドロキシプロピル基の
平均数が7.4であるHP−β−CyD(実施例3)を
用いた以外は実施例1と同様にして、FP  1モルに
対するHP−β−CyDの量が2.3モルである包接化
合物(実施例2)および2.1モルである包接化合物(
実施例3)を得た。
包接化合物の溶解度試験 実施例1〜3で得られたFP−(HP−β−CyD)包
接化合物の水(25℃)に対する溶解度を測定したとこ
ろ、FPの溶解度に換算した値で、45000〜550
00.czg/mlという高い値が得られ、いずれの実
施例で得られたFP−(HP−β−CyD)包接化合物
も、水溶性に優れていることが確認された。
なお、比較のため、FP−(α−CyD)包接化合物、
FP−(β−CyD)包接化合物、FP−(γ−CyD
)包接化合物およびFP単独の水(25℃)に対する溶
解度を測定したところ、FPの溶解度に換算した値で、
10〜750μg/mlであり、実施例1〜3の各FP
−(HP−β−CyD)包接化合物の水(25°C)に
対する溶解度に比べて著しく低い値であった。
これらの測定結果を表−1に示す。
(以下、余白) 均数を表す。
実施例4(錠剤の製剤例) 実施例1て得られた、ヒドロキンプロピル基の平均数が
6.2のHP−β−CyDを用いたFP(HP−β−C
YD)包接化合物[以下、FP−(HP−β−CyD)
(6,2)と称す]を打錠して、1錠(255mg)中
にFPを20mg含有するFP−(HP−β−CyD)
(6,2)錠剤を得た。
錠剤の溶出試験 実施例4で得られた錠剤の溶出試、験を、日周溶出試験
法のパドル法に基づき、試験液として日局第1液(p 
H1,2)および日局第2液(pH6゜8)を用いて、
試、験液量900m1.パドル回転数1100rpで行
った。この結果を第4図(pH1゜2)および第5図(
pH6,8)に示す。
なお、比較のため、1錠(118mg)中にFPを20
mg含有するFP−(β−CyD)錠剤、1錠(133
mg)中にFPを20mg含有するFP−(DM−β−
CyD)錠剤および20mgのFPと48mgの結晶セ
ルロースと52mgの乳糖とからなるFP錠剤の溶出試
験を同様にして行った。この結果も第4図(、pH1,
2)および第5図(pH6,8)に示す。
第4図および第5図から明らかなように、実施例4で得
られたFP−(HP−β−Cy D)  (6゜2)錠
剤の溶出速度は、比較のためのFP−(β−CyD)錠
剤、FP−(DM−β−CyD)錠剤およびFP錠剤よ
り極めて速く、かつpH依存性を示さなかった。
錠剤の血漿中濃度推移試験 実施例4で得られたFP−(HP−β−CyD)(6,
2)錠剤2錠を、ヒトに舌下投与および経口投与して、
FPの血漿中濃度の時間的推移を測定した。この結果を
第6図に示す。
なお、比較の1こめ、20mgのFPと48mgの結晶
セルロースと52mgの乳糖とからなるFP錠剤2錠を
ヒトに舌下投与および経口投与した場合の、FPの血漿
中濃度の時間的推移も測定した。この結果も第6図に示
す。
第6図から明らかなように、実施例4で得られたFP−
(HP−β−CyD)(6,2)錠剤投与後のFPの血
漿中濃度の時間的推移は、比較のためのFP錠剤投与後
のFPの血漿中濃度の時間的推移に比べて、最高血漿中
濃度に到達するに必要な時間Tmaxが短く、かつ最高
血漿中濃度も高い。このことから、FP−(HP−β−
CYD)(6,2)錠剤は、舌下投与の場合および経口
投与の場合ともに、FP錠剤よりも消化管における吸収
性に優れていることが確認された。
また、FP−(HP−β−CyD)(6,2)錠剤の舌
下投与および経口投与に際しては、刺激性および苦みは
全く認められなかったが、FP錠剤の舌下投与および経
口投与に際しては、口腔粘膜に対する刺激性および苦み
が認められた。
実施例5(半割の製剤例) 実施例1で得られたFP−(HP−β−CyD)(6,
2)255mgと、基剤として適量のウイテプゾール 
H−5を用い、両者を60°Cの加温下で十分に撹拌し
た後、プラスチックのモールドに流し、室温まで冷却し
て、1坐剤(2000mg)中にFPを20mg含有す
るFP−(HP−β−CVD)  (6,2)半割を調
製した。
半割の放出試験 実施例5で得られた半割の放出試験を、日周溶出試験法
のパドル法に基づき、試験液としてpH7,4のリン酸
緩衝液500m1を用い、パドル回転数10 Orpm
で行った。この結果を第7図に示す。
また、比較のため、118mgのFP−(β−CVD)
と適量のウイテプゾール H−5とからなり1坐剤(2
000mg)中にFPを20mg含有するFP−(β−
CVD)半割、133mgのFP−(DM−β−CVD
)と適量のウイテプゾールH−5とからなり1坐剤(2
000mg)中にFPを20■含有するFP−(DM−
β−CVD)半割、FPと適量のウイテプゾール H−
5とからなり1坐剤(2000mg)中にFPを20m
g含有するFP坐半割放出試験も同様にして行った。こ
の結果も第7図に示す。
第7図から明らかなように、実施例5で得られたFP−
(HP−β−CVD)(6,2)半割の放出速度は、比
較のためのFP−(β−CVD)半割、FP−(DM−
β−CVD)半割およびFPの放出速度に比べて速かっ
た。
半割の局所刺激性試験 実施例5で得られた、FP  1モルに対する(HP−
β−CVD)(6,2)の量が1.9モルであるFP−
(HP−β−CVD)(6,2)半割を直腸に投与して
、局所刺激性試験を行った。
この試験結果を表−2に示す。
なお、比較のため、FP  1モルに対する(HP−β
−CVD)(6,2)の量が本発明の範囲外の0.8モ
ルであるFP−(HP−β−CVD)(6,2)包接化
合物を調製し、その119mgと適量のウイテプゾール
 H−5を用い、両者を60℃の加温下で十分に撹拌し
た後、プラスチックのモールドに流し、室温まで冷却し
て、1坐剤(2000mg)中にFPを20mg含有す
る、比較のためのFP−(HP−β−CVD)(6,2
)半割を調製し、この半割の局所刺激性試験を同様にし
て行った。さらに、FPと適量のウイテブゾール H−
5とからなり1坐剤(2000mg)中にFPを20m
g含有するFP坐半割局所刺激性試験も同様にして行っ
た。これらの試験結果も表−2に示す。
表−2から明らかなように、実施例5のFP−(HP−
β−CVD)(6,2)半割には局所刺激性がほとんど
認められなかったが、比較のためのFP−(HP−β−
CVD)(6,2)半割およびFP坐半割は、強い局所
刺激性が認められた。
(以下、余白) (6,2)を1.9モル含有する。
*2:この半割はFP  1モルに対して(HP−β−
CVD)(6゜2)を0.8モル含有する。
*3−:全く感じない。
±:僅かに感じる。
+:少し感じる。
++:中程度感じる。
+++:強く感じる。
実施例6(注射剤の製剤例) 実施例3で得られた、ヒドロキシプロピル基の平均数が
7.4であるHP−β−CVDを用いたFP−(HP−
β−CVD)包接化合物5.780gを、注射用蒸留水
100m1に溶解させ、除菌用フィルターで濾過した後
、バイアルに各10m1充填し、これを凍結乾燥して、
FPを40mg含有する用時溶解型注射剤を得た。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のフルルビプロフェンのヒ
ドロキシプロピル−β−シクロデキストリン包接化合物
は、溶解性に優れているとともに、吸収性にも優れ、か
つ刺激性はほとんど認められない。
したがって、吸収速度が速く、吸収性に優れ、かつ安全
性に優れた消炎鎮痛剤を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1で得られたFP−(HP−β−CV
D)包接化合物等の粉末X線回折の結果を表すり゛ラフ
、第2図は、実施例1て得られたFP−(HP−β−C
VD)包接化合物等の赤外線吸収スペクトルを表すグラ
フ、第3図は、実施例1で得られたFP−(HP−β−
CyD)包接化合物等の示差走査熱量測定の結果を表す
グラフ、第4図は、実施例4で得られたFP−(HP−
β−CyD)(6,2)錠剤等の、pH1,2における
溶出試、験を表すグラフ、第5図は、実施例4で得られ
たFP−(HP−β−CyD)(6,2)錠剤等の、p
H6,8における溶出試験を表すグラフ、第6図は、実
施例4て得られたFP−(HP−β−CyD)(6,2
)錠剤等をヒトに舌下投与および経口投与した場合のF
Pの血漿中濃度の時間的推移の測定結果を表すグラフ、
第7図は、実施例5で得られたFP−(HP−β−CV
D)(6,2)半割等の放出試、験結果を表すグラフで
ある。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フルルビプロフェンを、平均数で2〜10のヒド
    ロキシプロピル基を有するヒドロキシプロピル−β−シ
    クロデキストリンで包接してなり、前記フルルビプロフ
    ェン1モルに対する前記ヒドロキシプロピル−β−シク
    ロデキストリンの量が1〜2.5モルであることを特徴
    とするフルルビプロフェンのヒドロキシプロピル−β−
    シクロデキストリン包接化合物。
  2. (2)請求項(1)記載のフルルビプロフェンのヒドロ
    キシプロピル−β−シクロデキストリン包接化合物を有
    効成分とすることを特徴とする消炎鎮痛剤。
JP1138096A 1989-05-31 1989-05-31 フルルビプロフェン包接化合物およびこの包接化合物を用いる消炎鎮痛剤 Pending JPH035438A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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