JPH0354711B2 - - Google Patents

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JPH0354711B2
JPH0354711B2 JP18326683A JP18326683A JPH0354711B2 JP H0354711 B2 JPH0354711 B2 JP H0354711B2 JP 18326683 A JP18326683 A JP 18326683A JP 18326683 A JP18326683 A JP 18326683A JP H0354711 B2 JPH0354711 B2 JP H0354711B2
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resin
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base resin
weight
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  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Conductive Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野: 本発明は導電性プラスチツク組成物、特に、金
属粉末もしくは金属短繊維を含む熱可塑性プラス
チツクフイルムの細片と金属粉末もしくは金属短
繊維とを熱可塑性基材樹脂中に混合して得られる
プラスチツク組成物に関する。
従来技術: プラスチツク樹脂はその用途に応じて導電性、
帯電防止効果、電磁シールド性などに優れている
ことが必要である。特開昭56−89447号公報、特
開昭57−65754号公報および特開昭54−90596号公
報にはプラスチツク樹脂中に金属短繊維により導
電回路を形成しそれによつて樹脂自体に導電性を
もたせることが開示されている。このような金属
短繊維は樹脂中では各繊維間で交絡点を形成しに
くい。導電性を有効に発揮させるには、それゆ
え、大量の金属繊維を必要とする。この金属繊維
は、また、樹脂中に混練するとき折れやすく、ペ
レツト製造時にもとの長さの1/2〜1/3に折れ成形 加工時にさらに折れて、もとの長さよりも非常に
短いものになつてしまう。そのため、上記各公報
のように大量の金属繊維を基材樹脂に混練しても
導電性に優れた製品を得ることは工業的な規模で
は困難である。導電性を高める目的で金属長繊維
を用いても長さが1cm以上の長繊維は樹脂中に混
練されにくい。しかも、折れないように混練する
ためには高度の技術と熟練を要する。たとえ長繊
維を樹脂中に混練しペレツトを製造しても成形加
工の段階でこの長繊維は折れてしまい、結局、導
電性に優れた製品を得ることができない。
金属繊維を折れにくくする目的で極細の金属繊
維を用いることも可能であるが、このような極細
繊維は見かけ比重が極端に小さいため、所定の導
電性を獲得するには大きなかさの金属繊維を用い
ねばならない。このようなかさの高い繊維を均一
に樹脂中に混練することは技術的に難しい。それ
を射出成形などの手段により所望の形状に成形す
ることも難しい。しかも、金属繊維が均一に混合
されにくいため導電率が不均一な製品になるおそ
れがある。金属粉末を基材樹脂に充填する方法も
あるが、同じ理由により、優れた導電性を得るた
めには多量の粉末を用いねばならない。
発明の目的: 本発明の目的は、金属粉末や金属繊維本来の導
電性機能を十分に発揮しうる形で基材樹脂中に配
合させた導電性に優れたプラスチツク組成物を提
供することにある。本発明の他の目的は、全体的
に均一な導電率を有するプラスチツク組成物を提
供することにある。本発明のさらに他の目的は、
平易に製造されうる導電性に優れたプラスチツク
組成物を提供することにある。
発明の要旨: 本発明の導電性プラスチツク組成物は、金属粉
末もしくは金属短繊維を含有した熱可塑性プラス
チツクフイルムの細片と金属粉末もしくは金属短
繊維とを前記フイルムを構成する樹脂よりも低い
溶融温度を有する熱可塑性基材樹脂に混合してな
り、そのことにより上記目的が達成される。
上記金属粉末もしくは金属繊維の素材として
は、例えば、銀、銅、ニツケル、アルミニウム、
ステンレス、鉄(軟磁性鉄)などがある。プラス
チツク細片を構成する樹脂と基材樹脂とは加熱し
て混練するときに成形温度条件下で該基材樹脂と
均一に混ざりあわないように基材樹脂よりも高い
溶融温度を有することが要求され、その差が30℃
以上であることが好ましい。さらには、該基材樹
脂とは非相溶性であることが好ましい。フイルム
用樹脂としては、例えばナイロン6、ナイロン6
6、ポリエステル、ポリフエニレンスルフイド、
ポリカーボネート、ポリアミド、トリブチレンテ
レフタレート、ポリプロピレンなどがある。基材
樹脂には。例えばポリプロピレン、ポリプロピレ
ンの共重合体、ABS樹脂、PVC樹脂、ポリエチ
レン、軟質PVC樹脂、変性ポリフエニレンオキ
サイドなどがある。これら基材樹脂とフイルム用
樹脂とはフイルム用樹脂の溶融温度が高ければど
のような組合わせであつてもよいが前記のように
フイルム用樹脂の溶融温度が30℃以上高い組合わ
せが好ましい。なお基材樹脂に軟質PVCを用い
る場合にはフイルム用樹脂にポリプロピレンを用
いるのがよい。
本発明の組成物を作るには、まず、金属粉末も
しくは金属繊維をフイルム用樹脂と加熱し、混練
する。配合割合は、フイルム用樹脂100重量部に
対して、金属粉末もしくは金属繊維100〜900重量
部が適当である。混練物を押出ペレツトとした
後、0.5〜1.0mmの厚さのフイルムに調製する。こ
れを、さらに、既知の栽断・細片化手段により10
〜20mm程度の長さの細片とする。次いで、この細
片を基材樹脂100重量部に対して好ましくは80〜
400重量部そして金属粉末もしくは金属繊維を基
材樹脂100重量部に対して好ましくは40〜240重量
部の割合で混合する。こうして目的とする導電性
プラスチツク組成物を得る。フイルム細片は、こ
のように、金属粉末もしくは金属繊維と樹脂との
一体物であるから、混練されさらに押出機、射出
成形機、カレンダーロールなどの成形手段により
所望の形状に成形されるときに外力が加わつても
伸びる・まがるなどの変形を受けるだけで、折た
りちぎれたりすることがない。そのため基材樹脂
中には導電性回路が安定して存在することがで
き、そのうえ基材樹脂中にも金属粉末や金属繊維
が混入しているため、その結果得られる組成物の
導電性は非常に高いものとなる。しかもその導電
率にはバラツキがない。
実施例: 以下に本発明を実施例により詳細に説明する。
なお部とあるのは重量部を意味する。
実施例 1 ポリエチレンテレフタレート(PET)100部の
100メツシユの軟磁性鉄粉末117部を加え、290〜
300℃にて常法により混練押出機で混練しながら
厚さ0.5mm、幅70mmの押出シートを作製した。こ
れを既知の裁断手段により幅0.5mmそして長さ10
mmのフイルム細片に切断した。次に、変性ポリフ
エニレンオキサイド樹脂100部に100メツシユの銅
粉145部を加え常法により混練した。これに上記
のフイルム細片200部を加え240℃で混練ペレツト
を作製した。このペレツトを220〜240℃で射出成
形し、厚さ3mm・幅15cm・長さ15cmの板を作製し
た。この板の体積固有抵抗値は1.3×10-3Ω・cmで
あつた。
比較例 1 変性ポリフエニレンオキサイド100部に100メツ
シユの銅粉末150部を加え混練し、常法によりペ
レツトとした後成形した。その体積固有抵抗値は
2.4Ω・cmであつた。
比較例 2 実施例1で用いたのと同じ変性ポリフエニレン
オキサイド樹脂100部に実施例1で調製したフイ
ルム細片200部を加えて混練しペレツトとした後
実施例1と同様にして成形した。その体積固有抵
抗値は1.8×101Ω・cmであつた。
比較例 3 変性ポリフエニレンオキサイド樹脂100部にビ
ビリ振動切削法で得た黄銅繊維(径0.08mm・長さ
5mm)200部を加えて混練し、ペレツトとした後
成形した。その体積固有抵抗値は1.1×102Ω・cm
であつた。
発明の効果: 本発明の導電性プラスチツク組成物は、このよ
うに、金属粉末もしくは金属短繊維を含有した熱
可塑性プラスチツクフイルムの細片を、金属粉末
もしくは金属繊維とともに前記フイルムを構成す
る樹脂よりも低い溶融温度の基材樹脂に混合して
得られる。フイルム細片中の金属粉末や繊維は、
その周囲が樹脂でかためられているため、これが
基材樹脂に混練されそして所望の形状に成形され
ても、折れたりちぎれたりしない。金属粉末、繊
維含有フイルムはむしろ糸のように長く伸長され
る。
その結果、これらフイルム細片は基材樹脂中で
効果的な導電性回路を構成する。したがつて得ら
れる組成物の導電性は極めて高い。さらに基材樹
脂中にも金属粉末もしくは金属短繊維が混入され
ているので、フイルム細片と共にそこに形成され
る導電回路は著しく安定して存在する。その導電
率はしかも均一である。また上記金属粉末もしく
は金属繊維およびフイルム細片の基材樹脂中への
混練も従来からのスクリユーなどの混練装置を用
いて簡単に行なわれる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属粉末もしくは金属短繊維を含有した熱可
    塑性プラスチツクフイルムの細片と金属粉末もし
    くは金属短繊維とを前記フイルムを構成する樹脂
    よりも低い溶融温度を有する熱可塑性基材樹脂に
    混合してなる導電性プラスチツク組成物。 2 前記プラスチツクフイルムを構成する樹脂
    は、その溶融温度が前記基材樹脂より30℃以上高
    い特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 3 前記プラスチツクフイルム細片はプラスチツ
    クフイルム用樹脂100重量部に対し金属粉末もし
    くは金属短繊維を100〜900重量部の割合で含有す
    る特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 4 前記プラスチツクフイルム細片が前記基材樹
    脂100重量部に対し80〜400重量部の割合で含まれ
    る特許請求の範囲第1項に記載の組成物。 5 前記基材樹脂に直接混合される金属粉末もし
    くは金属繊維は、該基材樹脂100重量部に対し40
    〜240重量部含有される特許請求の範囲第1項に
    記載の組成物。
JP18326683A 1983-09-30 1983-09-30 導電性プラスチツク組成物 Granted JPS6072936A (ja)

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JPS6072936A JPS6072936A (ja) 1985-04-25
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JPS6377971A (ja) * 1986-09-22 1988-04-08 Idemitsu Petrochem Co Ltd ステンレス繊維含有熱可塑性樹脂組成物
JP2603511B2 (ja) * 1988-04-15 1997-04-23 昭和電工株式会社 導電性プラスチック
JP2657522B2 (ja) * 1988-07-06 1997-09-24 東海ゴム工業株式会社 導電ロール用スリーブの製法

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