JPH0354814Y2 - - Google Patents

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JPH0354814Y2
JPH0354814Y2 JP1985103466U JP10346685U JPH0354814Y2 JP H0354814 Y2 JPH0354814 Y2 JP H0354814Y2 JP 1985103466 U JP1985103466 U JP 1985103466U JP 10346685 U JP10346685 U JP 10346685U JP H0354814 Y2 JPH0354814 Y2 JP H0354814Y2
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pearls
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は真珠に穴あけ作業を行う際に用いるよ
うにした真珠の保持器に関する。
〔従来の技術〕
真珠の穴あけ作業は、先ず真珠の形状や光沢、
表面にあらわれている隆起ないし傷、その他内部
の汚れ等を作業者が観察して最良の穿孔位置を決
定したのち当該真珠をチヤツクに保持させ、然る
後この選芯ケ所に穿孔用の錐を作用させて所望の
穿孔作業を行うようにしているのである。
即ち従来の真珠に対する穿孔作業は、例えば実
公昭45−7590号公報に示されているように、穿孔
部の決定された真珠を、機台上の左右同芯状に対
設され、レバーの上下動により接近、離反させる
ようにした一対の爪形をなすチヤツク間に直接挟
持させ、然る後該チヤツクの両左右に設置せしめ
た水平移動台を交互に進退させることにより対向
前部に設けた夫々の錐により穿孔作業を行うよう
にしているのである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで上記従来例にかかるものは、真珠を保
持させる左右一対のチヤツクを、一方の手または
足によりレバーを操作することで互いに接近させ
て穿孔部を選定した当該真珠を所定位置に挟持す
る動作と、穿孔錐を進退させる動作を一人の者が
相前後して行わねばならないことにより心身竝び
に眼の疲労が大で、このような作業を長時間継続
していると肝心な穿孔位置の選定判断がおろそか
になつて誤つた孔あけを行う原因を来し高価な真
珠の価値を損ねさせることになるのである。
さらに前記した一対のチヤツクは、夫々掴持部
が三つ股に分岐した爪形をなしているので、各爪
の真珠対接面が球面状に形成されているとしても
挟持力の程度により当該真珠に傷をつける欠点を
有しているのであり、しかもこのチヤツクは、折
角選定した穿孔ケ所を左右のチヤツクで半ば覆わ
せることになるので、上記選定位置の向きを挟持
の際に狂わせ易い弊害がある。
そこで本考案は熟練が必要な真珠に対する穿孔
部の選定作業と、何人にも機械的に行いうる穿孔
作業を別工程でもつて行わせうるよう、真珠の一
つ一つを穿孔部が露出された状態で個々に独立し
て収容掴持させる保持器を提供することにより熟
練者による穿孔位置の選定作業を能率的に行わせ
ることを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
本考案の真珠穿孔時に用いる真珠保持器は、中
央両面に被保持真珠の直径より大きな径の窓穴を
設けしめた本体ケースの空洞内へ、中央部に真珠
保持用の掴持穴を形成し、かつ円周方向に等分割
したホルダーを、両側に中央を通孔としたリング
状のスペーサを介在させると共に、このホルダー
の外周に該ホルダーを縮合状態に保たせる弾性部
材を配設して収容せしめたことを特徴とするので
ある。
〔作用〕
本考案の保持器は、直径がほぼ似通つた多数の
真珠と、これらの真珠の直径より稍小さくした掴
持穴を有するホルダーを内在させた多くの保持器
を夫々準備し、次いで上記各真珠の形状や光沢、
傷その他を勘案することにより穿孔しようとする
軸芯部の位置選定をなし、然る後この軸芯部を上
記ホルダーにおける掴持穴の中心に位置させるよ
うにして当該真珠をケースに設けられた一方の窓
穴およびスペーサの通孔を通じてホルダーの上記
掴持穴内に向けて押圧状に挿入させると、このホ
ルダーの掴持穴の径が対象真珠の直径より稍小と
され、しかもこのホルダーが円周方向数ケに分割
されていることにより、該ホルダーは外周部の弾
性部材を外方に拡開させ乍ら放射方向外方へ一時
的に移動することになつて上記掴持穴内に当該真
珠が挿入されるのであり、然して挿入後の真珠は
上記弾性部材の弾性復元力によりホルダーを介し
て外周から強圧状態として保持されることになる
のである。
このため真珠は、弾性部材で縮合させるように
したホルダーにより無理のない力で、しかも当該
保持器の中心部において、直径方向の穿孔部を両
面の窓穴に露出させた状態で保持されることにな
つて爾後の穿孔作業を未熟練者でも容易かつ的確
に行なわせうるのである。
〔実施例〕 次に本考案を図の実施例について説明すると、
第1,2図において、1は内部に長方形状の空洞
2を設けうるよう外函3と内函4の各周側壁3
a,4aを重接状に嵌合せしめて形成した箱形の
ケース本体で、上記各函3,4の対向底面の中央
には空洞2に通じる窓穴3b,4bが設けられて
いる。5および6はケース本体1の上記対向底面
にそわせるようにして上記空洞2内に嵌合した対
接面が平滑なリング状のスペーサで、これら両ス
ペーサ5,6の中央に上記窓穴3b,4bと同芯
の通孔5a,6aが設けられていると共に、該両
スペーサ5,6間には、上記窓穴3b,4bおよ
び通孔5a,6aより小径とした真珠7の掴持穴
8を中心に形成し、かつ円周方向に等分割(図例
では三等分)したホルダー9が周囲に配設した弾
性部材10により縮合状態を保つよう介在されて
いる。
前記弾性部材10は、ホルダー9の掴持穴8内
へ一側から真珠7を圧入したとき放射方向外方に
押し拡げられた上記ホルダー9を軸芯方向へ押し
戻して当該真珠7をこのホルダー9で挟持させう
る弾性復元力を有しているのであつて、この弾性
部材10は、図にはラバースプリングとして機能
をもつ軟質リングを示しているが、コイル材を円
形状に巻成したもの、その他上記分割ホルダーを
軸芯部に向けて押圧しうる数個のスプリングを放
射状として個々に配設させたものでもよいのであ
る。なお掴持穴8の内周面は断面を円弧状とする
他、図示のようにV字形に形成しておくと真珠の
挟持を確実ならしめうるのである。
このような本考案の保持器は、ケース本体1の
一方の窓穴3bおよびスペーサ5の通孔5aを通
じてホルダー9の掴持穴8内へ、予め選定してお
いた穿孔ケ所を上記掴持穴8の中心位置に一致さ
せるようにして軸方向に押しこむと、円周方向に
分割されたホルダー9は外周に位置する弾性部材
10の弾力に抗して夫々放射方向外方に押し拡げ
られるのであり、真珠が内部所定位置に挿入され
たとき上記弾性部材の弾性復元力によつてホルダ
ー9が軸芯方向に押し戻されることになるので、
当該真珠は上記穿孔ケ所がケース本体1の両側の
窓穴3a,3bに露出させた状態で周囲から無理
のかからない力で保持されることになるのであ
る。また、ケース本体1からの真珠の取出しも容
易に行なえるのである。
次に上記保持器に対して真珠を挿入保持させる
構成と行程の一例を第3図について説明すると、
21は断面凸字形をなす受台で、上面を真珠7の
受部22とした凸部23の軸芯部には空気孔24
が形成されているのであり、25は上記受台21
と同一軸芯としてその上部位置に対設させた可動
体で、下面に本考案保持器1′と同芯状として水
平状に吸着させる保持体26が突設されると共に
筒状の吸気孔27が上記軸芯回りに形成されてい
る。然してこの可動体25は図示のA位置を基準
として左右のA′,A″間および該A位置より下方
の受台21に接近した所定位置の間を夫々移動し
うるようになし、また受台21における空気孔2
4は受部22上より常時外部の空気を吸引しうる
ようになすのに対し、他方の可動体25における
吸気孔27は、該可動体がA″位置に移動したと
きにのみ吸気を停止し、上記A″位置以外では常
時外部から吸気しうるようにしておく。そして可
動体25は前記受台21の受部22上に所要の真
珠7が載置されて空気孔24の吸気が弱められた
とき、A位置からA′位置に移動イして再び図示
のA位置に復帰ロし、次いで下方の受台21に向
けて所定間隔下降ハさせたのちA位置に上昇ニせ
しめ、然る後このA位置からA″位置との間を往
復ホ,ヘさせる一連の運動を自動的に行わせうる
ように定めておくのである。
然して可動体25がA′位置に移動イしたとき、
保持体26内に別途準備した保持器1′を吸着さ
せるようにしておけば、前記のように受部22上
に穿孔部を上下方向に定めて所定の真珠7を載置
すると、可動体25はAよりA′に移動イして保
持器の供給を受け、これが第3図に示すA位置の
ロ方向に戻つて、直ちに受台21に向けて下降ハ
したときホルダー9の掴持穴8内に上記真珠を捕
捉保持することになるのであり、次いでA位置に
上昇ニしたのちA″に移動ホし、ここで吸気孔2
7による吸気が停まるので下面に吸着させていた
保持器が分離されて再びA位置に復帰ヘし、ここ
で再び次の動作態勢につくことになるのである。
上記保持器に対する真珠の挿入は、前記した装
置によることなく手で行つてもよいのである。
次に、これは周知されているのであるが、上記
保持器に保持させた真珠7に対する穿孔手段を第
4図について説明すると、31は間歇回転するよ
う支持されたテーブルで、該テーブルの円周線上
には等間隔をあけて、前記真珠7を所要位置に掴
持した本考案の保持器1′を拘束状に嵌合させる
と共に、底部中心に穴32′を設けた多数の凹部
32が形成されている。33,33′は上記テー
ブル31が停止しているとき、その一つの凹部3
2に対し同一軸芯として上下動しうるように配設
した一対の穿孔機で、この各穿孔機は、架台3
4,34′上に夫々右方向へ回転する所要の錐3
5,35′をとりつけたモータ36,36′を支持
せしめ、さらに該モータの左右に夫々一対として
設けたガイド杆37,37′により上記テーブル
31の上下面へ平行に対接せしめられる加圧板3
8,38′を夫々のバネ39,39′に抗して後退
させうるよう装備すると共に、上記加圧板38,
38′の対接面がわ中央に前記真珠7の上下露出
面へ圧着させる有孔チヤツク40,40′を突設
せしめた構成を有しているのである。
然して上記各穿孔機33,33′の架台34,
34′はテーブル31が所定位置で停止している
とき該テーブルの凹部32に嵌合されている保持
器1′内の真珠7に対し上下位置より互いに接近
して、先ずチヤツク40,40′が真珠7を上下
より挟持した状態で加圧板38,38′がテーブ
ル31の両面に圧着し、さらに上記架台がバネ3
9,39′を除々に圧縮することで錐35,3
5′が接近して該真珠7に上下同一軸芯部から穿
孔をなすのである。この穿孔が真珠の中間に至る
直前、錐35′が停止すると同時に下方の架台3
4′が前記と反対に後退して、残余の穴は上部の
錐35の進行によりあけられるのである。従つて
保持器1′に予め穿孔ケ所を定めて保持した真珠
7に対して無理なく穿孔がなされるのである。
〔考案の効果〕
本考案の真珠の保持器によるときは、従来のよ
うに、穿孔作業時に際して個々の真珠を直接チヤ
ツクで掴持するのではなく、被穿孔用の真珠を、
ケース本体の両面に設けた窓穴に露出せしめた状
態として該ケース本体の中心部で保持させうるこ
とができるので、加工真珠の取扱い、殊に穿孔作
業時での真珠の取扱いが容易となり、しかも当該
真珠に対する穿孔位置に狂いを生じさせることが
ないのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は真珠を所要位置に捕捉させた保持器の
一実施例を示す縦断正面図、第2図は同中央横断
面図、第3図は保持器に対し真珠を捕捉させる行
程構造図の正面図、第4図は真珠穿孔機の一部切
欠正面図である。 1はケース本体、2は空洞、3b,4bは窓
穴、5,6はスペーサ、5a,6aは通孔、8は
掴持穴、9はホルダー、10は弾性部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央両面に被保持真珠の直径より大きな径の窓
    穴を設けしめた本体ケースの空洞内へ、中央部に
    真珠保持用の掴持穴を形成し、かつ円周方向に等
    分割したホルダーを、両側に中央を通孔としたリ
    ング状のスペーサを介在させると共に、このホル
    ダーの外周に該ホルダーを縮合状態に保たせる弾
    性部材を配設して収容せしめたことを特徴とする
    真珠穿孔時に用いる真珠保持器。
JP1985103466U 1985-07-05 1985-07-05 Expired JPH0354814Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985103466U JPH0354814Y2 (ja) 1985-07-05 1985-07-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985103466U JPH0354814Y2 (ja) 1985-07-05 1985-07-05

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Publication Number Publication Date
JPS6211510U JPS6211510U (ja) 1987-01-24
JPH0354814Y2 true JPH0354814Y2 (ja) 1991-12-04

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JP1985103466U Expired JPH0354814Y2 (ja) 1985-07-05 1985-07-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012007U (ja) * 1973-06-07 1975-02-07

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JPS6211510U (ja) 1987-01-24

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