JPH0354823Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0354823Y2 JPH0354823Y2 JP1986066723U JP6672386U JPH0354823Y2 JP H0354823 Y2 JPH0354823 Y2 JP H0354823Y2 JP 1986066723 U JP1986066723 U JP 1986066723U JP 6672386 U JP6672386 U JP 6672386U JP H0354823 Y2 JPH0354823 Y2 JP H0354823Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- movable body
- metal sleeve
- metal
- guide shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Machine Tool Units (AREA)
- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
半導体製造工程における露光装置や、精密測定
機などにおける高精度の位置決めが必要な装置の
直線運動用の静圧空気直線案内装置に関するもの
である。
機などにおける高精度の位置決めが必要な装置の
直線運動用の静圧空気直線案内装置に関するもの
である。
「従来の技術」
直線案内装置として静止する案内軸に可動体を
外嵌めし両者の間に静圧空気を介在させ可動体を
移動自在とした静圧空気を利用したものがある
が、案内軸および可動体を金属材料で構成したも
のでは加工歪などのために高い精度を確保するこ
とが困難なために、セラミツク材が用いられてい
る。この時に、筒状の可動体を製作するのにセラ
ミツク製の板状体を相互に固定するために、セラ
ミツク材に設けた下穴に金属製でねじの切られた
スリーブを接着剤にて固定し、これにボルトを締
め込む方法がとられている。なお、セラミツク材
に直接ねじ加工したものは、強度が不足して実際
使用することはできない。
外嵌めし両者の間に静圧空気を介在させ可動体を
移動自在とした静圧空気を利用したものがある
が、案内軸および可動体を金属材料で構成したも
のでは加工歪などのために高い精度を確保するこ
とが困難なために、セラミツク材が用いられてい
る。この時に、筒状の可動体を製作するのにセラ
ミツク製の板状体を相互に固定するために、セラ
ミツク材に設けた下穴に金属製でねじの切られた
スリーブを接着剤にて固定し、これにボルトを締
め込む方法がとられている。なお、セラミツク材
に直接ねじ加工したものは、強度が不足して実際
使用することはできない。
「考案が解決しようとする問題点」
加圧空気の圧力を受けるセラミツク材の板状体
を固定するための力は、金属スリーブを接着して
いる接着層に伝達される。接着は合成樹脂を主体
にした、いわゆる有機の接着剤が用いられる。こ
の接着剤は、金属やセラミツク材と比較して著し
く変形しやすい。すなわち、板状体に圧力がかか
つた場合に金属スリーブが板状体から抜け出す方
向に変形する。
を固定するための力は、金属スリーブを接着して
いる接着層に伝達される。接着は合成樹脂を主体
にした、いわゆる有機の接着剤が用いられる。こ
の接着剤は、金属やセラミツク材と比較して著し
く変形しやすい。すなわち、板状体に圧力がかか
つた場合に金属スリーブが板状体から抜け出す方
向に変形する。
静圧空気直線案内装置においては、可動体と案
内軸との間の隙間は運動精度を向上させるため
に、非常に僅かな値になるように調整されてい
る。この隙間の大きさに対し、金属スリーブの抜
け出し量が大きな影響を与えるレベルになつてい
る。
内軸との間の隙間は運動精度を向上させるため
に、非常に僅かな値になるように調整されてい
る。この隙間の大きさに対し、金属スリーブの抜
け出し量が大きな影響を与えるレベルになつてい
る。
この対策として、板状体にできる限り多くの金
属スリーブを接着したり、金属スリーブの寸法を
大きく、且つ長くし、いわゆる接着面積を大きく
する方法がとられている。しかし、その機能上か
ら板状体の寸法、特に厚みを無制限に大きく、ま
た、長くすることは不可能である。このため前記
の方策にも限度がある。このため、接着剤の変形
を影響のない範囲にすることは実質的に困難であ
つた。
属スリーブを接着したり、金属スリーブの寸法を
大きく、且つ長くし、いわゆる接着面積を大きく
する方法がとられている。しかし、その機能上か
ら板状体の寸法、特に厚みを無制限に大きく、ま
た、長くすることは不可能である。このため前記
の方策にも限度がある。このため、接着剤の変形
を影響のない範囲にすることは実質的に困難であ
つた。
本考案はかかる問題点を解決しようとするもの
である。
である。
「問題点を解決するための手段」
本考案は、上記の事情に鑑み、金属スリーブを
板状体の両端からそれぞれ挿入し、両金属スリー
ブ間に環状内向き支持壁を介在させて両金属スリ
ーブをねじなどにて実質的に一体とし、これにボ
ルトを用いて他の板状体を固定することにより、
可動体と案内軸との間の隙間を加圧空気供給時に
おいて所定の値とし目的を達成するものである。
板状体の両端からそれぞれ挿入し、両金属スリー
ブ間に環状内向き支持壁を介在させて両金属スリ
ーブをねじなどにて実質的に一体とし、これにボ
ルトを用いて他の板状体を固定することにより、
可動体と案内軸との間の隙間を加圧空気供給時に
おいて所定の値とし目的を達成するものである。
「実施例」
第1図は静圧空気直線案内装置の全体で、静止
するセラミツク製案内軸1にセラミツク製可動体
2を外嵌めし両者間に静圧空気を介在させて可動
体2を移動自在としたものである。
するセラミツク製案内軸1にセラミツク製可動体
2を外嵌めし両者間に静圧空気を介在させて可動
体2を移動自在としたものである。
第2図は、第1図の縦断面図で、断面正方形状
の案内軸1の周辺を囲むように、板状体を相互に
結合して筒状の可動体2を形成しているものを示
す。案内軸1の断面形状としては、I型や 型な
ども用いられているが、可動体2を板状体の結合
体とする構造であれば利用できる。第2図の例で
は、上下の板状体3,4の中間に側板状体5,6
を固定する場合を示している。
の案内軸1の周辺を囲むように、板状体を相互に
結合して筒状の可動体2を形成しているものを示
す。案内軸1の断面形状としては、I型や 型な
ども用いられているが、可動体2を板状体の結合
体とする構造であれば利用できる。第2図の例で
は、上下の板状体3,4の中間に側板状体5,6
を固定する場合を示している。
第3図は側板状体5を設けた下穴7に金属スリ
ーブ8を接着剤9で固定し、これにはねじ10の
加工が施されていて、このねじ10に上板状体3
を介してボルト11をねじ込み、上板状体3と側
板状体5を相互に固定する状態を示している。接
着力を高めるために、金属スリーブ8表面をロー
レツト加工などにより表面積を大きくしたり、接
着層厚みが接着力を高めるのに有効な隙間を設け
るように高精度に金属スリーブ8の外径を加工
し、側板状体5の下穴7の加工を行うのは当然で
ある。
ーブ8を接着剤9で固定し、これにはねじ10の
加工が施されていて、このねじ10に上板状体3
を介してボルト11をねじ込み、上板状体3と側
板状体5を相互に固定する状態を示している。接
着力を高めるために、金属スリーブ8表面をロー
レツト加工などにより表面積を大きくしたり、接
着層厚みが接着力を高めるのに有効な隙間を設け
るように高精度に金属スリーブ8の外径を加工
し、側板状体5の下穴7の加工を行うのは当然で
ある。
また、第4図および第5図に概念的に示すよう
に、金属スリーブ8の数および外径、長さを大き
くすることは許される限りの範囲で行われる。し
かし、これは、板状体3,5が脆性材料のセラミ
ツク材であるためにおのずから制限される。すな
わち、側板状体5の厚みに対し直径が大きすぎる
下穴7は側板状体5自身の破壊につながりやす
い。また、金属スリーブ8の数を多くすることも
同じ理由で制限される。さらに、板状体を貫通さ
せたスリーブ8を接着し、上下方向の力をバラン
スさせることも行われるが、上下の圧力バランス
がとりにくく使用がむずかしい。
に、金属スリーブ8の数および外径、長さを大き
くすることは許される限りの範囲で行われる。し
かし、これは、板状体3,5が脆性材料のセラミ
ツク材であるためにおのずから制限される。すな
わち、側板状体5の厚みに対し直径が大きすぎる
下穴7は側板状体5自身の破壊につながりやす
い。また、金属スリーブ8の数を多くすることも
同じ理由で制限される。さらに、板状体を貫通さ
せたスリーブ8を接着し、上下方向の力をバラン
スさせることも行われるが、上下の圧力バランス
がとりにくく使用がむずかしい。
側板状体5の厚み20mm、高さ50mm、長さ200mm
の場合に、外径10mm、長さ10mmの金属スリーブ8
をエポキシ系の接着剤9にて固定する場合におい
て、金属スリーブ8の数は10個が最大となる。ピ
ツチ20mmとなり、実質上の限界となる。すなわ
ち、これよりピツチを小さくすることは側板状体
5の破壊の虞が出てくる。厚み方向についても同
様のことがいえる。
の場合に、外径10mm、長さ10mmの金属スリーブ8
をエポキシ系の接着剤9にて固定する場合におい
て、金属スリーブ8の数は10個が最大となる。ピ
ツチ20mmとなり、実質上の限界となる。すなわ
ち、これよりピツチを小さくすることは側板状体
5の破壊の虞が出てくる。厚み方向についても同
様のことがいえる。
金属スリーブ8の数、直径が実質的に最大と考
えられる状態で可動体2を構成した。案内軸1は
断面が50mm×50mm長さ300mmで、ストローク50mm
の直接案内装置とした。材料はアルミナAl2O3、
純度99%である。供給圧力4Kg/cm2の空気を供給
した。
えられる状態で可動体2を構成した。案内軸1は
断面が50mm×50mm長さ300mmで、ストローク50mm
の直接案内装置とした。材料はアルミナAl2O3、
純度99%である。供給圧力4Kg/cm2の空気を供給
した。
可動体2と案内軸1の隙間は片側5μmとした。
この時、前記10本の直径6mmのボルト11にて
側板状板5に上、下板状体3,4を固定した。し
かるに加圧空気供給時において金属スリーブ8は
接着剤9の変形により1.5μm移動した。
側板状板5に上、下板状体3,4を固定した。し
かるに加圧空気供給時において金属スリーブ8は
接着剤9の変形により1.5μm移動した。
このために、目的とした空気量10/sec(標準
状態)が20/secと著しく大きくなつた。
状態)が20/secと著しく大きくなつた。
また、負荷として20Kgが13Kgと小さくなり目的
を達することができなかつた。
を達することができなかつた。
このために、調整時に隙間を3.5μmにしようと
したが、この精度に調整することはできなかつ
た。
したが、この精度に調整することはできなかつ
た。
この解決のために、第6図に示す本考案を適用
し目的を達した。
し目的を達した。
すなわち、側板状体5の接合端面の上下2方向
からそれぞれ下穴21および下穴22を穿設し、
下穴21と下穴22との境には円環状内向き支持
壁23を形成させ、下穴21および下穴22に先
端に細径のねじ部24を突設した金属スリーブ2
5およびねじ26を刻設している金属スリーブ2
7をそれぞれ嵌め込ませ、金属スリーブ25の段
部28を円環状内向き支持壁23に当接させると
共にそのねじ部24を円環状内向き支持壁23を
挿通さ通させて円環状内向き支持壁23に当接さ
せた金属スリーブ27のねじ26に螺合させて金
属スリーブ25と金属スリーブ27とを結合す
る。なお、符号29は金属スリーブ27の回転用
穴である。次に、側板状体5の両端面にそれぞれ
上板3および下板4の内面を当接させボルト3
0,31をねじ込み、上下板3,4を側板5と結
合させる。
からそれぞれ下穴21および下穴22を穿設し、
下穴21と下穴22との境には円環状内向き支持
壁23を形成させ、下穴21および下穴22に先
端に細径のねじ部24を突設した金属スリーブ2
5およびねじ26を刻設している金属スリーブ2
7をそれぞれ嵌め込ませ、金属スリーブ25の段
部28を円環状内向き支持壁23に当接させると
共にそのねじ部24を円環状内向き支持壁23を
挿通さ通させて円環状内向き支持壁23に当接さ
せた金属スリーブ27のねじ26に螺合させて金
属スリーブ25と金属スリーブ27とを結合す
る。なお、符号29は金属スリーブ27の回転用
穴である。次に、側板状体5の両端面にそれぞれ
上板3および下板4の内面を当接させボルト3
0,31をねじ込み、上下板3,4を側板5と結
合させる。
金属スリーブ25,27は接着剤を併用するこ
とが好ましい。この時、前記条件において隙間は
調整した5μmに対し、5.1μmに変化したのみで影
響はなかつた。
とが好ましい。この時、前記条件において隙間は
調整した5μmに対し、5.1μmに変化したのみで影
響はなかつた。
「考案の効果」
本考案は、高精度を達成するために、案内軸お
よび可動体にセラミツク材を使用することを前提
とし、この場合の可動体の接合部において、板状
体の両端面部にそれぞれ金属スリーブを埋設し両
金属スリーブ間に環状内向き支持壁を介在させて
両金属スリーブを連結し、金属スリーブに他の板
状体をボルトにより螺締するようにし変位が隙間
の調整可能限界に対し、影響を及ぼさない範囲に
て使用可能とするという効果があつた。
よび可動体にセラミツク材を使用することを前提
とし、この場合の可動体の接合部において、板状
体の両端面部にそれぞれ金属スリーブを埋設し両
金属スリーブ間に環状内向き支持壁を介在させて
両金属スリーブを連結し、金属スリーブに他の板
状体をボルトにより螺締するようにし変位が隙間
の調整可能限界に対し、影響を及ぼさない範囲に
て使用可能とするという効果があつた。
第1図は静圧空気直線案内装置の全体構成の概
要を示す正面図、第2図は静圧空気直線案内装置
の概要を示す縦断面図、第3図は第2図の要部拡
大縦断面図、第4図は側板状体の縦断面図、第5
図は側板状体の平面図、第6図は本考案の実施例
の縦断面図である。 1……案内軸、2……可動体、3,5……上板
状体、側板状体(板状体の例)、25,27……
金属スリーブ、23……環状内向き支持壁、2
9,30……ボルト。
要を示す正面図、第2図は静圧空気直線案内装置
の概要を示す縦断面図、第3図は第2図の要部拡
大縦断面図、第4図は側板状体の縦断面図、第5
図は側板状体の平面図、第6図は本考案の実施例
の縦断面図である。 1……案内軸、2……可動体、3,5……上板
状体、側板状体(板状体の例)、25,27……
金属スリーブ、23……環状内向き支持壁、2
9,30……ボルト。
Claims (1)
- 案内軸に可動体を外嵌めし、案内軸外周面と可
動体内周面との間に可動体内周面より加圧空気を
供給し、可動体を移動自在とした静圧空気直線案
内装置において、案内軸および可動体をセラミツ
ク材で構成し、板状体の端面に他の板状体の内面
を当接させて複数個の板状体を筒状に配置接合し
て可動体を構成し、板状体の両端部にそれぞれ金
属スリーブを埋設し両金属スリーブ間に環状内向
き支持壁を介在させて両金属スリーブを螺合によ
り連結し、各金属スリーブにボルトを螺合せしめ
て他の板状体を螺結したことを特徴とする静圧空
気直線案内装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986066723U JPH0354823Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986066723U JPH0354823Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62178030U JPS62178030U (ja) | 1987-11-12 |
| JPH0354823Y2 true JPH0354823Y2 (ja) | 1991-12-04 |
Family
ID=30904994
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986066723U Expired JPH0354823Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0354823Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4621981B2 (ja) * | 2004-07-13 | 2011-02-02 | コニカミノルタオプト株式会社 | 静圧スライド |
| JP6319706B2 (ja) * | 2013-03-07 | 2018-05-09 | Toto株式会社 | 静圧気体軸受 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6043724U (ja) * | 1983-09-02 | 1985-03-27 | 東陶機器株式会社 | 静圧流体軸受スライダー |
-
1986
- 1986-04-30 JP JP1986066723U patent/JPH0354823Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62178030U (ja) | 1987-11-12 |
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