JPH0354880Y2 - - Google Patents

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JPH0354880Y2
JPH0354880Y2 JP1984137084U JP13708484U JPH0354880Y2 JP H0354880 Y2 JPH0354880 Y2 JP H0354880Y2 JP 1984137084 U JP1984137084 U JP 1984137084U JP 13708484 U JP13708484 U JP 13708484U JP H0354880 Y2 JPH0354880 Y2 JP H0354880Y2
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blade
cutting
cutting blade
cut
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、発泡スチロールその他の被切断材を
熱刃により切断する熱カツタに係り、特に切断が
容易で切断面の状態が良好な熱カツタに関する。
〔従来技術〕 従来、発泡スチロール等の合成樹脂発泡体を所
定形状に切断する場合には、ナイフあるいは鋸等
を用いるのが通例であるが、複雑な形状を手軽に
切断することができない等の欠点がある。
そこで一部では、通電により加熱される熱刃を
用い、被切断材を熱切断する試みがなされてい
る。そしてこの種の熱カツタは、力を要せず簡単
に複雑な形状のカツトを行なうことができる等の
利点を有している。
ところが熱刃の温度制御が適切でない場合に
は、切断の際に被切断材の切断面が必要以上に溶
融して切断面の状態が良好で寸法精度の正確な切
断が全く期待できなかつたり、あるいは被切断材
の切断面の溶融が不足して熱刃の通過がよくない
等の問題がある。
〔考案の目的〕
本考案はかかる現況に鑑みなされたもので、切
断が容易でしかも高い寸法精度で良好に切断する
ことができる熱カツタを提供することを目的とす
る。
〔考案の概要〕
本考案は、切断方向に前後してほぼ平行に配置
された導電体製の切断刃および控刃の先端部を、
相互に連結するとともに電気的に接続し、前記両
刃の基端間に通電し両刃を加熱昇温させて被切断
材を熱切断する熱カツタであつて、前記切断刃に
対する控刃の平均消費電力を0.3〜0.9とし、もつ
て高い精度で良好にしかも容易に被切断材を切断
できるようにしたことを特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下本考案の一実施例を第1図および第2図を
参照して説明する。
第1図において1はガン形状をなすハウジング
であり、このハウジング1の把持部にはスイツチ
2が組込まれ、また把持部の下端からは給電線3
が引出されている。
また前記ハウジング1の先端部には、第1図に
示すようにプラグ4およびパイロツトランプ5が
それぞれ組付けられており、前記プラグ4には熱
カツタ本体6が着脱可能に装着されている。そし
て前記スイツチ2をONすることにより、パイロ
ツトランプ5および熱カツタ本体6に通電され、
パイロツトランプ5が点灯するとともに熱カツタ
本体6が加熱昇温するようになつている。
前記熱カツタ本体6は、第1図に示すように
各々同一素材、同一板厚の帯板状をなす切断刃7
aと控刃7bとを板幅方向に上下に所要の間隔G
を保持して配置し両刃7a,7bの先端間に相互
に連結し全体としてU形状に形成したカツタ7を
備えており、前記各刃7a,7bの基端部には、
連結片8a,8bの先端部がそれぞれ溶着され、
各連結片8a,8bの先端部は、前記プラグ4に
着脱可能に挿入固定されて電気的に接続されるよ
うになつている。
また前記切断刃7aは、第1図に示すようにそ
の板幅をAとし控刃7bの板幅をBとした場合
に、A/Bが0.3〜0.9、好ましくは0.5に設定さ
れ、控刃7bよりも幅狭に形成されている。
すなわち、前記両刃7a,7bは前述のように
同一板厚となつているので、その板幅A,Bの比
A/Bを0.3〜0.9、好ましくは0.5に設定すること
により、切断刃7aの断面積に対する控刃7bの
断面積の比が0.3〜0.9、好ましくは0.5となり、し
かも両刃7a,7bは同一素材で形成されている
ので、切断刃7aに対する控刃7bの消費電力が
0.3〜0.9、好ましくは0.5となる。
しかして、カツタ7に通電した際に、切断刃7
aが例えば4百数十度まで加熱昇温すると、控刃
7bは例えば2百数十度〜3百数十度まで加熱昇
温し、両刃7a,7b間に最適な温度差が形成さ
れるようになつている。
第2図は本考案に係る熱カツタの電気回路図を
示すもので、図中Tはトランスであり、その一次
側コイルには、前記スイツチ2を介して電源Eが
接続され、また二次側コイルには、前記パイロツ
トランプ5およびカツタ7の切断刃7a,控刃7
bがそれぞれ接続されている。
次に作用について説明する。
スイツチ2をONしてカツタ7に通電すると、
カツタ7の切断刃7aおよび控刃7bはともに加
熱昇温することになるが、両刃7a,7bの板幅
が相互に異なり消費電力が両刃7a,7b間にお
いて相互に異なるため、両刃7a,7b間に温度
差が生じる。
ここで、切断刃7aの板幅Aと控刃7bの板幅
Bとの比A/Bを0.3〜0.9の範囲に設定した場
合、すなわち切断刃7aに対する控刃7bの表紙
電力を0.3〜0.9とした場合には、切断刃7aが例
えば4百数十度まで加熱昇温するのに対し、控刃
7bは例えば2百数十度〜3百数十度までしか加
熱昇温しない。そしてこの状態で切断刃7aを発
泡スチロール等の被切断材(図示せず)に押し当
てることにより、高い寸法精度で容易かつ良好な
切断が行なわれる。
すなわち、切断刃7aの板幅Aと控刃7bの板
幅Bとの比A/Bが0.9を越える場合(切断刃7
aに対する控刃7bの消費電力が0.9を越える場
合)、換言すれば控刃7bの板幅Bが切断刃7a
の板幅Aとほぼ等しいか切断刃7aの板幅Aより
も幅狭の場合には、切断刃7aの温度に比較して
控刃7bの温度が相対的に高くなる。
この状態で切断刃7aを被切断材に押し当てて
切断を行なうと、切断刃7aの通過により被切断
材に形成されたスリツト内を控刃7bが通過する
際に、控刃7bの温度が高過ぎるためスリツト両
側の切断面が溶融し、スリツト幅が広くなつて正
確な寸法精度で被切断材を切断することができな
いとともに、溶融により切断面の状態も好ましく
ない。
一方、切断刃7aの板幅Aと控刃7bの板幅B
との比A/Bが0.3未満の場合(切断刃7aに対
する控刃7bの消費電力が0.3未満の場合)、換言
すれば控刃7bの板幅Bが切断刃7aの板幅Aに
比較して極端に広い場合には、切断刃7aの温度
に比較して控刃7bの温度が相対的に低くなる。
この状態で切断刃7aを被切断材に押し当てて
切断を行なうと、切断刃7aの通過により被切断
材に形成されたスリツト内を控刃7bが通過する
際に、控刃7bの温度が低過ぎるためスリツト両
側の切断面の被切断材が控刃7bに溶着し、カツ
タ7の通りが極端に悪くなるとともに、前記溶着
により切断面の状態も悪くなる。
これに対して、切断刃7aの板幅Aと控刃7b
の板幅Bとの比A/Bを0.3〜0.9に設定した場合
(切断刃7aに対する控刃7bの消費電力が0.3〜
0.9の場合)には、控刃7bによる切断面の溶融
あるいは控刃7bへの被切断材の溶着が生せず、
切断面の状態も良好な被切断材の切断が可能とな
る。そして前記比A/Bを0.5に設定した場合
(切断刃7aに対する控刃7bの消費電力が0.5の
場合)には、最も良好な切断が期待できる。
またカツタ7は、板材のプレス加工により容易
に製作できるので安価である。
なお、前記実施例では、切断刃7aと控刃7b
とが平行な場合について説明したが、両刃7a,
7bは必ずしも平行である必要はなく、ほぼ平行
であれば所期の効果は得られる。
第3図ないし第5図は前記実施例の変形例をそ
れぞれ示すもので、カツタの形状を変更したもの
である。
すなわち、第3図に示すカツタ17は、同一素
材、同一板厚の帯板状をなす切断刃17aと控刃
17bとを板幅方向に上下に所要の間隔Gを保持
して配置し両刃17a,17bの先端間を相互に
連結し全体としてU形状に形成されており、切断
刃17aの控刃17bとの対向端縁には、長手方
向に所定の間隔で複数の切込み11が設けられて
いる。そしてこの切断刃17aの平均消費電力
(切込み11がある部分とない部分とを切断刃1
7aの全長に亘つて平均した消費電力)に対する
控刃17bの消費電力の割合は0.3〜0.9、好まし
くは0.5に設定されている。
しかして、切断刃17aに切込み11を設けて
その板幅を狭くすることにより、控刃17bの板
幅ひいてはカツタ17の幅を狭くすることがで
き、曲面カツトの際に便宜である。また切込み1
1が設けられいない部分により切断刃17aの剛
性が確保でき、カツタ17全体として充分な耐力
が得られる。
また第4図に示すカツタ27は、同一素材、同
一板厚の帯板状をなす切断刃27aと控刃27b
とを板幅方向に上下に所要間隔Gを保持して配置
し両刃27a,27bの先端間を相互に連結し全
体としてU形状に形成されており、切断刃27a
の被切断材との接触縁21は図示するように波形
にカツトされている。そして前記カツタ17の場
合と同様、切断刃27aに対する控刃27bの平
均消費電力は0.3〜0.9、好ましくは0.5に設定され
ている。
しかして、切断刃27aの被切断材との接触縁
21を波形状にカツトすることにより、このカツ
ト部分が鋸刃と同様の作用をなすとともに、切断
刃27aの長手方向に高温部と低温部とが交互に
形成されることになる。このため、カツタ27を
長手方向に往復動させながら被切断材を切断する
ようにすれば、カツトしにくい被切断材でも容易
にカツトすることができる。
さらに第5図に示すカツタ37は、同一素材、
同一板厚の帯板状をなす切断刃37aと控刃37
bとを板幅方向に上下に所要間隔Gを保持して配
置し両刃37a,37bの先端間を相互に連結し
全体としてU形状に形成されており、前記切断刃
37aは、その板幅方向に屈曲されて方形波状を
なしている。そしてこの切断刃37aに対する控
刃37bの消費電力は0.3〜0.9、好ましくは0.5に
設定されている。
しかして、切断刃37aを方形波状に屈曲成形
しているので、切断刃37aの断面積を小さくし
てしかも充分な剛性が得られる。このため控刃3
7bの板幅を狭くしカツタ37の幅寸法を小さく
することができる。また切断刃37aが第4図に
示す場合と同様鋸刃の機能も備えているので、良
好、容易なカツトが期待できる。
なお前記実施例およびその各変形例では、いず
れも切断刃7a,17a,27a,37aと控刃
7b,17b,27b,37bとが同一素材、同
一板厚の帯板状で形成されているものについて説
明したが、相互に板厚が異なつていたり、あるい
は断面形状が例えば丸棒状等であつたり、さらに
は相互の材質が異なつていてもよい。
また前記実施例およびその各変形例では、主と
して発泡スチロールを切断する場合について説明
したが、スチロール樹脂以外の合成樹脂材あるい
はその発泡体を切断する場合にも同様に適用でき
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、切断刃に対する
控刃の平均消費電力を0.3〜0.9としているので、
切断が容易でしかも高い精度で良好に被切断材を
切断できる。また装置構成が簡単であるので、堅
牢かつ安価である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体構成図、
第2図はその電気回路図、第3図ないし第5図は
前記第1実施例の変形例をそれぞれ示す説明図で
ある。 6…熱カツタ本体、7,17,27,37…カ
ツタ、7a,17a,27a,37a…切断刃、
7b,17b,27b,37b…控刃、G…間
隔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 切断方向に前後してほぼ平行に配置された導
    電体製の切断刃および控刃の先端部を、相互に
    連結するとともに電気的に接続し、前記両刃の
    基端間に通電し両刃を加熱昇温させて被切断材
    を熱切断する熱カツタであつて、前記切断刃に
    対する控刃の平均消費電力を0.3〜0.9としたこ
    とを特徴とする熱カツタ。 2 切断刃に対する控刃の平均消費電力を0.5と
    したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の熱カツタ。 3 切断刃および控刃を同一素材で形成し、平均
    消費電力を、両刃の平均断面積により調節した
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項または第2項記載の熱カツタ。 4 切断刃および控刃を相互に異なる素材で形成
    して平均消費電力を調節したことを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項または第2項記
    載の熱カツタ。
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JPS6154499U JPS6154499U (ja) 1986-04-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60172500A (ja) * 1984-02-13 1985-09-05 佐内 淑香 樹脂用刃物

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JPS6154499U (ja) 1986-04-12

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