JPH0354972Y2 - - Google Patents
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- JPH0354972Y2 JPH0354972Y2 JP1987174378U JP17437887U JPH0354972Y2 JP H0354972 Y2 JPH0354972 Y2 JP H0354972Y2 JP 1987174378 U JP1987174378 U JP 1987174378U JP 17437887 U JP17437887 U JP 17437887U JP H0354972 Y2 JPH0354972 Y2 JP H0354972Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- stud bolt
- shaft portion
- locking
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はパネル材の取付用クリツプに関し、さ
らに詳しくは、例えば自動車用内装材や、自動車
のボンネツトの裏側等に取付けるサイレンサーマ
ツトのように、ある程度の厚さを有するパネル材
をスタツドボルトを介して自動車等のボデーに取
付けるためのパネル材の取付用クリツプに関す
る。
らに詳しくは、例えば自動車用内装材や、自動車
のボンネツトの裏側等に取付けるサイレンサーマ
ツトのように、ある程度の厚さを有するパネル材
をスタツドボルトを介して自動車等のボデーに取
付けるためのパネル材の取付用クリツプに関す
る。
(従来の技術)
従来のこのようなパネル材の取付用クリツプと
して、第9図に示すように、合成樹脂製の第1部
品1と第2部品2との2部品から構成されるサイ
レンサーマツト取付用のクリツプ3がある(実開
昭62−136612号公報参照)。第1部品1の筒状の
軸部4の上端には押え用フランジ5が設けられ、
また軸部4の上半部と下半部とを異なる径に形成
することにより軸部4の外周に係止用段部6が設
けられ、更に軸部4の下端部付近からは内向きに
対向して突出する対の係止爪7が設けられてい
る。また、第2部品2の筒状の軸部8は第1部品
1の軸部4に外挿状態で嵌合し得る径を有し、そ
の下端には押え用フランジ9が設けられ、その上
端部付近からは前記係止用段部6に係合する対の
係止爪10が内向きに対向して突出されている。
して、第9図に示すように、合成樹脂製の第1部
品1と第2部品2との2部品から構成されるサイ
レンサーマツト取付用のクリツプ3がある(実開
昭62−136612号公報参照)。第1部品1の筒状の
軸部4の上端には押え用フランジ5が設けられ、
また軸部4の上半部と下半部とを異なる径に形成
することにより軸部4の外周に係止用段部6が設
けられ、更に軸部4の下端部付近からは内向きに
対向して突出する対の係止爪7が設けられてい
る。また、第2部品2の筒状の軸部8は第1部品
1の軸部4に外挿状態で嵌合し得る径を有し、そ
の下端には押え用フランジ9が設けられ、その上
端部付近からは前記係止用段部6に係合する対の
係止爪10が内向きに対向して突出されている。
そしてまず、パネル状のスポンジ製サイレンサ
ーマツト11に設けた取付孔12に前記両部品
1,2の軸部4,8をそれぞれ上下側より挿入し
て互いに嵌合させ、係止用段部6と係止爪10と
の係合により抜止めを行なうと共に軸部8をスペ
ーサとして第1部品1の押え用フランジ5に当て
ることにより押え用フランジ5,9が所定の間隔
h1に保たれるようにして、スポンジ製のサイレ
ンサーマツト11を押え用フランジ5,9により
適当に圧縮した状態で挟持していた。次いで、こ
のようにサイレンサーマツト11に先付けされた
クリツプ3の前記軸部4をボデー13から突出さ
れたスタツドボルト14に嵌合すると共に、係止
爪7をスタツドボルト14のねじ溝にかみ合せて
抜止めを行なうことにより、サイレンサーマツト
11をボデー13へ取付けていた。
ーマツト11に設けた取付孔12に前記両部品
1,2の軸部4,8をそれぞれ上下側より挿入し
て互いに嵌合させ、係止用段部6と係止爪10と
の係合により抜止めを行なうと共に軸部8をスペ
ーサとして第1部品1の押え用フランジ5に当て
ることにより押え用フランジ5,9が所定の間隔
h1に保たれるようにして、スポンジ製のサイレ
ンサーマツト11を押え用フランジ5,9により
適当に圧縮した状態で挟持していた。次いで、こ
のようにサイレンサーマツト11に先付けされた
クリツプ3の前記軸部4をボデー13から突出さ
れたスタツドボルト14に嵌合すると共に、係止
爪7をスタツドボルト14のねじ溝にかみ合せて
抜止めを行なうことにより、サイレンサーマツト
11をボデー13へ取付けていた。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで、このように2部品を嵌合させて用い
る方式のクリツプでは、一般に、2部品の嵌合を
低荷重(小さな操作力)で行ない得るようにして
組付けの作業性を向上させる一方、嵌合した2部
品の離脱には高荷重(大きな外力)を要するよう
にして組付けの強度を高く維持したいという相反
する要求がある。
る方式のクリツプでは、一般に、2部品の嵌合を
低荷重(小さな操作力)で行ない得るようにして
組付けの作業性を向上させる一方、嵌合した2部
品の離脱には高荷重(大きな外力)を要するよう
にして組付けの強度を高く維持したいという相反
する要求がある。
しかし上記のクリツプ3では、両部品1,2の
嵌合荷重と離脱荷重とがいずれも係止爪10の強
度によつて決まるので、低嵌合荷重および高離脱
荷重という要求に十分に対応できなかつた。
嵌合荷重と離脱荷重とがいずれも係止爪10の強
度によつて決まるので、低嵌合荷重および高離脱
荷重という要求に十分に対応できなかつた。
次に、第10図に示すように、サイレンサーマ
ツト11として、第9図に示すものより厚いもの
を取付ける場合、両部品1,2の押え用フランジ
5,9の間隔h2やスタツドボルト14の長さを
大きく設定する必要がある。従つて第2部品2の
スペーサ用軸部8を長さh2にしなければならな
いし、またクリツプ3のグラつきを少なくするた
めに第1部品1の軸部4も長く形成して、その係
止爪7がスタツドボルト14の基部付近にかみ合
うようにしなければならない。即ち、厚さの異な
るサイレンサーマツト11に対して、両部品1,
2のいずれもが共通使用できないという問題があ
つた。
ツト11として、第9図に示すものより厚いもの
を取付ける場合、両部品1,2の押え用フランジ
5,9の間隔h2やスタツドボルト14の長さを
大きく設定する必要がある。従つて第2部品2の
スペーサ用軸部8を長さh2にしなければならな
いし、またクリツプ3のグラつきを少なくするた
めに第1部品1の軸部4も長く形成して、その係
止爪7がスタツドボルト14の基部付近にかみ合
うようにしなければならない。即ち、厚さの異な
るサイレンサーマツト11に対して、両部品1,
2のいずれもが共通使用できないという問題があ
つた。
そこで本考案は、それぞれパネル材の押え用フ
ランジを備えた第1部品と第2部品とを嵌合させ
て用いる方式のパネル材の取付け用クリツプにお
いて、これらの部品の低嵌合荷重と高離脱荷重と
を同時に実現できるようにし、かつ、厚さの異な
るパネル材に対して、上記両部品のうちの少なく
とも一方の部品を共通使用できるようにすること
を、その解決すべき技術的課題とする。
ランジを備えた第1部品と第2部品とを嵌合させ
て用いる方式のパネル材の取付け用クリツプにお
いて、これらの部品の低嵌合荷重と高離脱荷重と
を同時に実現できるようにし、かつ、厚さの異な
るパネル材に対して、上記両部品のうちの少なく
とも一方の部品を共通使用できるようにすること
を、その解決すべき技術的課題とする。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決するための本考案のパネル材
の取付け用クリツプは、 自動車等のボデーから突出したスタツドボルト
を嵌入し得る円筒状の軸部の基端にパネル材表面
の押え用フランジを備えた第1部品と、 この第1部品の軸部に外挿状態で嵌合し得るス
ペーサ用の円筒状の軸部の基端にパネル材裏面の
押え用フランジを備えた第2部品とからなり、 前記両部品の軸部の先端部には互いに軸方向に
対し係合する抜止め用係止部をそれぞれ設け、 前記第1部品の軸部を前記スタツドボルトにほ
ぼ密に嵌入し得る内径をもつて形成すると共に、
その軸部の先端部に端面開口状のスリツトを設け
てその先端部の径を弾性的に縮少可能となし、 また前記第2部品の軸部の基端部には前記スタ
ツドボルトに軸方向に対し係合するボルト抜止め
用係止部を設け、 さらに、前記両部品の軸部には両軸部の軸回り
方向に対し互いに係合する連れ回り用係止部をそ
れぞれ設けたものである。
の取付け用クリツプは、 自動車等のボデーから突出したスタツドボルト
を嵌入し得る円筒状の軸部の基端にパネル材表面
の押え用フランジを備えた第1部品と、 この第1部品の軸部に外挿状態で嵌合し得るス
ペーサ用の円筒状の軸部の基端にパネル材裏面の
押え用フランジを備えた第2部品とからなり、 前記両部品の軸部の先端部には互いに軸方向に
対し係合する抜止め用係止部をそれぞれ設け、 前記第1部品の軸部を前記スタツドボルトにほ
ぼ密に嵌入し得る内径をもつて形成すると共に、
その軸部の先端部に端面開口状のスリツトを設け
てその先端部の径を弾性的に縮少可能となし、 また前記第2部品の軸部の基端部には前記スタ
ツドボルトに軸方向に対し係合するボルト抜止め
用係止部を設け、 さらに、前記両部品の軸部には両軸部の軸回り
方向に対し互いに係合する連れ回り用係止部をそ
れぞれ設けたものである。
上記の技術的手段において、取付けの対象とな
るパネル材には自動車用のサイレンサーマツト、
内装材、車室フロア用カーペツト等が含まれ、パ
ネル材が軟質(スポンジ製、ゴム製等)であるか
硬質(合成樹脂製、金属製等)であるかを問わな
い。
るパネル材には自動車用のサイレンサーマツト、
内装材、車室フロア用カーペツト等が含まれ、パ
ネル材が軟質(スポンジ製、ゴム製等)であるか
硬質(合成樹脂製、金属製等)であるかを問わな
い。
また両部品の軸部に設けられる抜止め用係止部
は、例えば係止用の段部とこの段部に係合し得る
係止爪からなるものや、互いに係合可能に突出さ
れた対の鍔部からなるものでも良い。
は、例えば係止用の段部とこの段部に係合し得る
係止爪からなるものや、互いに係合可能に突出さ
れた対の鍔部からなるものでも良い。
第1部品の軸部には、1個又は2個以上のスリ
ツトが設けられるが、2個以上のスリツトを設け
る場合のスリツト同士の位置関係を問わない。
ツトが設けられるが、2個以上のスリツトを設け
る場合のスリツト同士の位置関係を問わない。
また、第2部品の軸部に設けるボルト抜止め用
係止部は、例えばスタツドボルトのねじ溝にかみ
合う係止爪や、スタツドボルトのねじ溝に喰込ん
だ状態で圧入される軸方向の突条であつても良
い。
係止部は、例えばスタツドボルトのねじ溝にかみ
合う係止爪や、スタツドボルトのねじ溝に喰込ん
だ状態で圧入される軸方向の突条であつても良
い。
なお、第1部品および第2部品は、通常は合成
樹脂製であるが、他種の材料を用いて形成しても
良い。
樹脂製であるが、他種の材料を用いて形成しても
良い。
(作用)
第2部品の軸部を第1部品の軸部に外挿状態で
嵌合するとき、両部品の軸部の抜止め用係止部に
よる抵抗を伴うが、第1部品の軸部のスリツトの
形成によつてその先端部の径が弾性的に縮少する
ことによりこの抵抗が低減されるため、比較的容
易に嵌合される。
嵌合するとき、両部品の軸部の抜止め用係止部に
よる抵抗を伴うが、第1部品の軸部のスリツトの
形成によつてその先端部の径が弾性的に縮少する
ことによりこの抵抗が低減されるため、比較的容
易に嵌合される。
第1部品と第2部品とを嵌合して両部品の押え
用フランジによりパネル材を挟持した後、第1部
品の軸部にスタツドボルトを嵌入させる。このと
き、スタツドボルトが第1部品の軸部内にほぼ密
に嵌入されるので、前記スリツトの形成による軸
径の縮少ができなくなる。従つて、両部品の軸部
の離脱に対しては、前記係止部による抜止めの抵
抗が低減されることなく発生する。
用フランジによりパネル材を挟持した後、第1部
品の軸部にスタツドボルトを嵌入させる。このと
き、スタツドボルトが第1部品の軸部内にほぼ密
に嵌入されるので、前記スリツトの形成による軸
径の縮少ができなくなる。従つて、両部品の軸部
の離脱に対しては、前記係止部による抜止めの抵
抗が低減されることなく発生する。
また前記スタツドボルトへの取り付けにより、
第2部品のボルト抜止め嵌入したとき、第2部品
の軸部に設けたスタツドボルト用係止部がスタツ
ドボルトの基部付近に係合し、クリツプのスタツ
ドボルトからの抜止めを行なうと共に、クリツプ
のグラつきを防止する。
第2部品のボルト抜止め嵌入したとき、第2部品
の軸部に設けたスタツドボルト用係止部がスタツ
ドボルトの基部付近に係合し、クリツプのスタツ
ドボルトからの抜止めを行なうと共に、クリツプ
のグラつきを防止する。
(実施例)
次に本考案の第1実施例を第1図〜第7図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
本実施例のクリツプ15は、第1図に示すよう
に、いずれも合成樹脂製の第1部品16と第2部
品17とからなつている。
に、いずれも合成樹脂製の第1部品16と第2部
品17とからなつている。
第1部品16は、円筒状の軸部18の閉止され
た上端に、その径方向へ突出する円形の押え用フ
ランジ19を形成したものである。押え用フラン
ジ19の上面には旋回操作用の溝20が設けられ
ている。
た上端に、その径方向へ突出する円形の押え用フ
ランジ19を形成したものである。押え用フラン
ジ19の上面には旋回操作用の溝20が設けられ
ている。
上記の軸部18は、後述のスタツドボルト21
(第3図、第4図参照)をほぼ密に嵌入し得る内
径を有しており、第2図に示すように、この軸部
18の先端部(第1図の下端部)の外周には外側
へ膨出する鍔状の係止部22がリング形に形成さ
れると共に、軸部18の周壁部には、その先端部
から2個の縦向きのスリツト23が所定の長さに
切込まれることにより、軸部18が内側へたわん
で、弾性的に径を縮少し得るようになつている。
また、押え用フランジ19と軸部18との間にわ
たり、三角形のリブ24が適数個設けられてい
る。
(第3図、第4図参照)をほぼ密に嵌入し得る内
径を有しており、第2図に示すように、この軸部
18の先端部(第1図の下端部)の外周には外側
へ膨出する鍔状の係止部22がリング形に形成さ
れると共に、軸部18の周壁部には、その先端部
から2個の縦向きのスリツト23が所定の長さに
切込まれることにより、軸部18が内側へたわん
で、弾性的に径を縮少し得るようになつている。
また、押え用フランジ19と軸部18との間にわ
たり、三角形のリブ24が適数個設けられてい
る。
一方、第2部品17は、円筒状の軸部25の下
端に、その径方向へ突出する円形の押え用フラン
ジ26を形成したものである。この軸部25は上
下端とも開口されており、前記第1部品16の軸
部18にほぼ密着した外挿状態で嵌合し得る内径
を有している。そして軸部25の上端よりやや下
部の内周には前記の鍔状の係止部22と係合し得
る1対の突起状の係止部27が対向位置から膨出
されている。また軸部25の下端部の内周から
は、第4図に示すようにスタツドボルト21に係
合する1対の爪形状の係止部28が、対向位置か
ら、斜め上方向きに突出されている。そして、軸
部25の上端開口部の内周側は傾斜状のテーパ面
29とされ、かつこのテーパ面29には前記リブ
24と係合し得る1対の三角形のリブ30が対向
位置から突出されている。
端に、その径方向へ突出する円形の押え用フラン
ジ26を形成したものである。この軸部25は上
下端とも開口されており、前記第1部品16の軸
部18にほぼ密着した外挿状態で嵌合し得る内径
を有している。そして軸部25の上端よりやや下
部の内周には前記の鍔状の係止部22と係合し得
る1対の突起状の係止部27が対向位置から膨出
されている。また軸部25の下端部の内周から
は、第4図に示すようにスタツドボルト21に係
合する1対の爪形状の係止部28が、対向位置か
ら、斜め上方向きに突出されている。そして、軸
部25の上端開口部の内周側は傾斜状のテーパ面
29とされ、かつこのテーパ面29には前記リブ
24と係合し得る1対の三角形のリブ30が対向
位置から突出されている。
なお、第2部品17の軸部25は、クリツプ1
5の使用時における押え用フランジ19,26の
間隔を設定するためスペーサとしての機能も有す
るものであり、従つて第3図に示すようにパネル
状のサイレンサーマツト31の厚さに対応した適
当な長さh3に形成されている。
5の使用時における押え用フランジ19,26の
間隔を設定するためスペーサとしての機能も有す
るものであり、従つて第3図に示すようにパネル
状のサイレンサーマツト31の厚さに対応した適
当な長さh3に形成されている。
本実施例は以上のように構成されたものであ
り、自動車等のボデー32から突出されたスタツ
ドボルト21を介して、サイレンサーマツト31
をボデー32へ取付けるために、次のように使用
される。
り、自動車等のボデー32から突出されたスタツ
ドボルト21を介して、サイレンサーマツト31
をボデー32へ取付けるために、次のように使用
される。
まずクリツプ15が、そのスタツドボルト21
への取付け操作の前に、サイレンサーマツト31
に先付けされる。この先付け操作においては、第
3図のように、サイレンサーマツト31に設けた
取付孔33に対して第1部品16の軸部18と第
2部品17の軸部25とをそれぞれ上下側より挿
入し、軸部25を軸部18に外挿状態で嵌合す
る。このとき、両軸部18,25にそれぞれ設け
た鍔状の係止部22と突起状の係止部27とが互
いに干渉して両軸部18,25の嵌合に対する抵
抗を示すが、スリツト23を備えた軸部18が第
5図のように内側へたわんでその径を弾性的に縮
少するので、抵抗が著しく低減され、上記の嵌合
操作を低荷重(小さな操作力)で容易に行なうこ
とができる。そして、第6図のように、軸部25
の係止部27が軸部18の係止部22を通過した
とき軸部18が弾性的に元の形状に戻るので、掛
止部22,27が相互に係合して、両軸部18,
25間の抜止めが行なわれる。これにより、第3
図および第4図のように第1部品16と第2部品
17とがその押え用フランジ19,26間にサイ
レンサーマツト31を挟持した状態で組付けられ
る。またこの際、スペーサとして機能する軸部2
5の上端が第1部品16の押え用フランジ19の
裏面に当接することにより、押え用フランジ1
9,26が適当な挟持幅h3を保つ。
への取付け操作の前に、サイレンサーマツト31
に先付けされる。この先付け操作においては、第
3図のように、サイレンサーマツト31に設けた
取付孔33に対して第1部品16の軸部18と第
2部品17の軸部25とをそれぞれ上下側より挿
入し、軸部25を軸部18に外挿状態で嵌合す
る。このとき、両軸部18,25にそれぞれ設け
た鍔状の係止部22と突起状の係止部27とが互
いに干渉して両軸部18,25の嵌合に対する抵
抗を示すが、スリツト23を備えた軸部18が第
5図のように内側へたわんでその径を弾性的に縮
少するので、抵抗が著しく低減され、上記の嵌合
操作を低荷重(小さな操作力)で容易に行なうこ
とができる。そして、第6図のように、軸部25
の係止部27が軸部18の係止部22を通過した
とき軸部18が弾性的に元の形状に戻るので、掛
止部22,27が相互に係合して、両軸部18,
25間の抜止めが行なわれる。これにより、第3
図および第4図のように第1部品16と第2部品
17とがその押え用フランジ19,26間にサイ
レンサーマツト31を挟持した状態で組付けられ
る。またこの際、スペーサとして機能する軸部2
5の上端が第1部品16の押え用フランジ19の
裏面に当接することにより、押え用フランジ1
9,26が適当な挟持幅h3を保つ。
こうしてサイレンサーマツト31に先付けされ
たクリツプ15が、次にスタツドボルト21へ取
付けられる。この操作は、先付けしたクリツプ1
5の軸部18にスタツドボルト21を下方より嵌
入することによつて行なわれる。そして第3図、
第4図のようにスタツドボルト21に組付けられ
たクリツプ15は、軸部18によつてスタツドボ
ルト21の上部と結合され、かつ軸部25の爪形
状の係止部28によつてスタツドボルト21の基
部付近に結合されるので、スタツドボルト21に
対してグラつきがなく、サイレンサーマツト31
をボデー32に固定的に取付けることができる。
たクリツプ15が、次にスタツドボルト21へ取
付けられる。この操作は、先付けしたクリツプ1
5の軸部18にスタツドボルト21を下方より嵌
入することによつて行なわれる。そして第3図、
第4図のようにスタツドボルト21に組付けられ
たクリツプ15は、軸部18によつてスタツドボ
ルト21の上部と結合され、かつ軸部25の爪形
状の係止部28によつてスタツドボルト21の基
部付近に結合されるので、スタツドボルト21に
対してグラつきがなく、サイレンサーマツト31
をボデー32に固定的に取付けることができる。
さらに、上記の操作において、軸部18に嵌入
されたスタツドボルト21がその嵌入力によつて
第1部品16を上方へ押すため、嵌合された両軸
部18,25を離脱させようとする力が働く。し
かし、スタツドボルト21をほぼ密に嵌入した軸
部18はもはや内側へたわんで弾性的に径を縮少
することができないので、係止部22,27によ
る大きな抜け抵抗が低減されることなく発生し、
両軸部18,25は離脱しない。従つてクリツプ
15の組付け状態は維持される。サイレンサーマ
ツト31の取付けの完了後において両軸部18,
25を離脱させようとする他種の外力(例えば自
動車の走行時における上下方向への振動)が働い
た場合にも上記と同じ作用が行なわれる。
されたスタツドボルト21がその嵌入力によつて
第1部品16を上方へ押すため、嵌合された両軸
部18,25を離脱させようとする力が働く。し
かし、スタツドボルト21をほぼ密に嵌入した軸
部18はもはや内側へたわんで弾性的に径を縮少
することができないので、係止部22,27によ
る大きな抜け抵抗が低減されることなく発生し、
両軸部18,25は離脱しない。従つてクリツプ
15の組付け状態は維持される。サイレンサーマ
ツト31の取付けの完了後において両軸部18,
25を離脱させようとする他種の外力(例えば自
動車の走行時における上下方向への振動)が働い
た場合にも上記と同じ作用が行なわれる。
なお、サイレンサーマツト31をボデー32へ
取付けた後に一旦取外したい場合には、第1部品
16の押え用フランジ19の上面に設けた旋回操
作用の溝20にドライバ等の工具を差込んでスタ
ツドボルト21の抜け方向へ回転させれば良い。
この操作により第1部品16が回転すると、その
リブ24と第2部品17の軸部25に設けたリブ
30とがかみ合つて第2部品17も同方向へ回転
するため、クリツプ15をサイレンサーマツト3
1に取付けた状態のままでスタツドボルト21か
ら抜くことができる。
取付けた後に一旦取外したい場合には、第1部品
16の押え用フランジ19の上面に設けた旋回操
作用の溝20にドライバ等の工具を差込んでスタ
ツドボルト21の抜け方向へ回転させれば良い。
この操作により第1部品16が回転すると、その
リブ24と第2部品17の軸部25に設けたリブ
30とがかみ合つて第2部品17も同方向へ回転
するため、クリツプ15をサイレンサーマツト3
1に取付けた状態のままでスタツドボルト21か
ら抜くことができる。
次に、本実施例において第7図に示すようにサ
イレンサーマツト31の厚さが変更された場合、
第2部品17のみを取換えることで対応できる。
即ち、軸部25が図示の適当な長さh4に設定さ
れた第2部品17を用いることにより、押え用フ
ランジ19,26は適当な挟持幅h4に保たれ、
かつ係止部28も長さの変更されたスタツドボル
ト21に対してその下部に係合されるのでクリツ
プ15のグラつきを生じない。このことから、厚
さの異なるサイレンサーマツト31に対して同一
規格の第1部品16を共通使用できるという利点
がある。
イレンサーマツト31の厚さが変更された場合、
第2部品17のみを取換えることで対応できる。
即ち、軸部25が図示の適当な長さh4に設定さ
れた第2部品17を用いることにより、押え用フ
ランジ19,26は適当な挟持幅h4に保たれ、
かつ係止部28も長さの変更されたスタツドボル
ト21に対してその下部に係合されるのでクリツ
プ15のグラつきを生じない。このことから、厚
さの異なるサイレンサーマツト31に対して同一
規格の第1部品16を共通使用できるという利点
がある。
なお前記実施例において、係止部22,27が
本考案でいう抜止め用係止部に該当し、また係止
部28がボルト抜止め用係止部に該当し、またリ
ブ24,30が連れ回り用係止部に該当してい
る。
本考案でいう抜止め用係止部に該当し、また係止
部28がボルト抜止め用係止部に該当し、またリ
ブ24,30が連れ回り用係止部に該当してい
る。
次に本考案の第2実施例を第8図に基づいて説
明する。
明する。
本実施例においては、第1部品34の軸部35
の下端部の外周には外側へ膨出する鍔状の係止部
36が形成されると共に、第2部品37の軸部3
8の上端よりやや下部の内周には前記係止部36
と係合し得る1対の爪形状の係止部39が対向位
置から斜め下方向きに突出されている。
の下端部の外周には外側へ膨出する鍔状の係止部
36が形成されると共に、第2部品37の軸部3
8の上端よりやや下部の内周には前記係止部36
と係合し得る1対の爪形状の係止部39が対向位
置から斜め下方向きに突出されている。
本実施例では、軸部35,38を嵌合させる
際、爪形状の係止部39が弾性的に変形して外側
へ逃げるので、嵌合荷重が一層低減されるという
利点がある。
際、爪形状の係止部39が弾性的に変形して外側
へ逃げるので、嵌合荷重が一層低減されるという
利点がある。
本実施例における他の点の構成および作用、効
果は第1実施例と同様である。
果は第1実施例と同様である。
(考案の効果)
本考案は、パネル材の押え用フランジを備えた
第1部品と第2部品とを嵌合させて用いる方式の
パネル材の取付け用クリツプにおいて、これらの
部品の低嵌合荷重と高離脱荷重とを同時に実現で
き、かつ厚さの異なるパネル材に対して前記両部
品のうちの一方の部品を共通使用できる効果があ
る。
第1部品と第2部品とを嵌合させて用いる方式の
パネル材の取付け用クリツプにおいて、これらの
部品の低嵌合荷重と高離脱荷重とを同時に実現で
き、かつ厚さの異なるパネル材に対して前記両部
品のうちの一方の部品を共通使用できる効果があ
る。
また、両部品の軸部には両軸部の軸回り方向に
対し互いに係合する連れ回り用係止部をそれぞれ
設けたものであるから、取り付け後のパネル材を
取り外したい場合には、第1部品をスタツドボル
トの弛み方向へ回転させることによつて第1部品
と共に第2部品が連れ回りさせられるので、両部
品をパネル材に組付けたままでスタツドボルトか
ら容易に取り外すことが出来ると共に、その取り
外した両部品をスタツドボルトに取り付けて再使
用することができるといつた特有の効果が得られ
る。
対し互いに係合する連れ回り用係止部をそれぞれ
設けたものであるから、取り付け後のパネル材を
取り外したい場合には、第1部品をスタツドボル
トの弛み方向へ回転させることによつて第1部品
と共に第2部品が連れ回りさせられるので、両部
品をパネル材に組付けたままでスタツドボルトか
ら容易に取り外すことが出来ると共に、その取り
外した両部品をスタツドボルトに取り付けて再使
用することができるといつた特有の効果が得られ
る。
第1図は本考案の第1実施例に係るクリツプの
分解斜視図、第2図は同クリツプの第2部品の底
面斜視図、第3図および第4図はそれぞれ同クリ
ツプの使用状態を第1図のA−A線およびB−B
線沿いの縦断面で示す図、第5図および第6図は
同クリツプにおける第1部品と第2部品との嵌合
操作を示す要部断面図、第7図は第1実施例の変
更例の使用状態を示す縦断面図、第8図は本考案
の第2実施例の使用状態を示す縦断面図、第9図
は従来のクリツプの使用状態を示す縦断面図、第
10図は同クリツプの変更例の使用状態を示す縦
断面図である。 15……クリツプ、16……第1部品、17…
…第2部品、18,25……軸部、19,26…
…押え用フランジ、21……スタツドボルト、2
2,27,28……係止部、31……サイレンサ
ーマツト、32……ボデー。
分解斜視図、第2図は同クリツプの第2部品の底
面斜視図、第3図および第4図はそれぞれ同クリ
ツプの使用状態を第1図のA−A線およびB−B
線沿いの縦断面で示す図、第5図および第6図は
同クリツプにおける第1部品と第2部品との嵌合
操作を示す要部断面図、第7図は第1実施例の変
更例の使用状態を示す縦断面図、第8図は本考案
の第2実施例の使用状態を示す縦断面図、第9図
は従来のクリツプの使用状態を示す縦断面図、第
10図は同クリツプの変更例の使用状態を示す縦
断面図である。 15……クリツプ、16……第1部品、17…
…第2部品、18,25……軸部、19,26…
…押え用フランジ、21……スタツドボルト、2
2,27,28……係止部、31……サイレンサ
ーマツト、32……ボデー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 自動車等のボデーから突出したスタツドボルト
を嵌入し得る円筒状の軸部の基端にパネル材表面
の押え用フランジを備えた第1部品と、 この第1部品の軸部に外挿状態で嵌合し得るス
ペーサ用の円筒状の軸部の基端にパネル材裏面の
押え用フランジを備えた第2部品とからなり、 前記両部品の軸部の先端部には互いに軸方向に
対し係合する抜止め用係止部をそれぞれ設け、 前記第1部品の軸部を前記スタツドボルトにほ
ぼ密に嵌入し得る内径をもつて形成すると共に、
その軸部の先端部に端面開口状のスリツトを設け
てその先端部の径を弾性的に縮少可能となし、 また前記第2部品の軸部の基端部には前記スタ
ツドボルトに軸方向に対し係合するボルト抜止め
用係止部を設け、 さらに、前記両部品の軸部には両軸部の軸回り
方向に対し互いに係合する連れ回り用係止部をそ
れぞれ設けた ことを特徴とするパネル材の取付け用クリツプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987174378U JPH0354972Y2 (ja) | 1987-11-14 | 1987-11-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987174378U JPH0354972Y2 (ja) | 1987-11-14 | 1987-11-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0178710U JPH0178710U (ja) | 1989-05-26 |
| JPH0354972Y2 true JPH0354972Y2 (ja) | 1991-12-05 |
Family
ID=31466238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987174378U Expired JPH0354972Y2 (ja) | 1987-11-14 | 1987-11-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0354972Y2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0647131Y2 (ja) * | 1989-05-09 | 1994-11-30 | ポップリベット・ファスナー株式会社 | クリップ |
| JPH064083Y2 (ja) * | 1989-10-11 | 1994-02-02 | 株式会社ニフコ | パネル等の取付用クリップ |
| JPH0746806Y2 (ja) * | 1990-01-09 | 1995-10-25 | ポップリベット・ファスナー株式会社 | トリムボード等の連結具 |
| JPH0743474Y2 (ja) * | 1990-05-09 | 1995-10-09 | ポップリベット・ファスナー株式会社 | 板状部材取付け用クリップ |
| JP2577997Y2 (ja) * | 1994-12-28 | 1998-08-06 | 株式会社ニフコ | パネル等の取付け用クリップ |
| DE102006032641A1 (de) * | 2006-07-13 | 2008-01-17 | Newfrey Llc, Newark | Befestigungselement |
| JP7248555B2 (ja) * | 2019-10-17 | 2023-03-29 | 林テレンプ株式会社 | 車両用フロアカーペット |
| JP7337013B2 (ja) * | 2020-03-23 | 2023-09-01 | 株式会社ニフコ | 車両のフロアカーペット装着用クリップ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH025125Y2 (ja) * | 1984-10-27 | 1990-02-07 | ||
| JPH0319603Y2 (ja) * | 1985-10-01 | 1991-04-25 |
-
1987
- 1987-11-14 JP JP1987174378U patent/JPH0354972Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0178710U (ja) | 1989-05-26 |
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