JPH0743474Y2 - 板状部材取付け用クリップ - Google Patents

板状部材取付け用クリップ

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JPH0743474Y2
JPH0743474Y2 JP1990048362U JP4836290U JPH0743474Y2 JP H0743474 Y2 JPH0743474 Y2 JP H0743474Y2 JP 1990048362 U JP1990048362 U JP 1990048362U JP 4836290 U JP4836290 U JP 4836290U JP H0743474 Y2 JPH0743474 Y2 JP H0743474Y2
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JP
Japan
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clip
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panel
flange
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JP1990048362U
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JPH047713U (ja
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敏男 丸山
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Mitsubishi Motors Corp
Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車の車体にパネル材等の板状部材を固定す
るクリップに関する。
〔従来技術とその問題点〕
パネル材を車体に固定する種々の形式のクリップが知ら
れている。例えば、実開昭59−92213号、実開昭62−454
12号、実開昭62−136612号、実開平1−78710号公報を
参照されたい。これら従来のクリップには共通して次の
ような問題点がある。まず、取り付けようとしているパ
ネル材の厚さの変更に応じて異なった長さのクリップを
使用しなければならない。これはコストアップに通じ
る。次に、一枚のパネル材でも部位によって厚さが異な
る場合には、それに応じて異なった長さのクリップを使
用しなければならず、取り付けの作業性が悪い。品質上
の問題もある。すなわち、1種類のクリップではパネル
材の板厚に対応できず、また、この板厚に合った良さの
クリップがない場合もあり、パネルとクリップの間に隙
間が生じるのを回避できないことがある。
本考案は、取り付けようとしているパネル材等の板状部
材の板厚の変化にただ1種類で対応でき、しかも、その
板状部材のクリップ装着孔を両端で塞ぐことのできるク
リップを提供することを目的とする。
〔問題点を解決する手段〕
この目的を達成すべく、本考案は、第1クリップ部材と
第2クリップ部材からなり、第1クリップ部材が、筒形
の軸部と、その軸部の一端に形成してあり、半径方向外
方に延びるフランジと、軸部の外周に長手軸線方向に間
隔を置いて形成した複数のラチェット爪と、車体等のパ
ネル材に係止されるパネル係止手段とを有し、各隣り合
ったラチェット爪の間で円周方向の一部にわたって設け
た切欠き部が形成してあり、前記第2クリップ部材が、
前記第1クリップ部材の軸部を受け入れる内孔を有する
軸部と、この軸部の前記第1クリップ部材の軸部に対応
する端と反対の端に形成してあり、半径方向外方に延び
るフランジと、第2クリップ部材軸部の反対端において
その内面から半径方向内方に突出するラチェット係止爪
手段とを包含することを特徴とする板状部材取付け用ク
リップを提供する。なお、本考案によるクリップの第1
クリップ部材のパネル係止手段としては、パネルに固着
されたねじスタッド等に係止する構成にしてもよく、ま
た、パネル穴に係止する錨状脚部または重錘型脚部の係
止用脚部を第1クリップ部材に設けたものでもよい。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照しながら本考案の実施例について
説明する。
まず、第1、2図を参照して、ここには本考案によるク
リップが板状部材2をパネルとしての車体4に固着した
ねじスタッド6を介して取り付けた状態で示してあり、
このクリップは、第1クリップ部材16と第2クリップ部
材17からなり、それぞれのクリップ部材の構造について
は、以下に詳しく説明する。なお、スタッドはねじスタ
ッドに限らず、外周に溝が形成された溝スタッドであっ
てもよい。
第7〜13図を参照して、ここには第1クリップ部材16が
種々の方向から見た状態で示してあり、この第1クリッ
プ部材16は、内孔21を有0る中空円筒形の軸部22を包含
し、この軸部22の外周には軸線方向に間隔を置いて複数
のラチェット爪24が形成してある。各隣り合ったラチェ
ット爪24の間には円周方向の一部にわたってスリットに
形成された切欠き部26が設けてあり、この切欠き部の役
割りについては後に明らかにする。
軸部22の一端には、半径方向外方に延びるフランジ28が
形成してあり、このフランジ28と軸部22の間において、
軸部22の直径方向に対抗した側壁部に一対の貫通孔30が
形成してあり、各貫通孔30の片縁には間隔を置いた一対
のスリット32(第13図)が設けられ、これらスリット32
間にスタッド係止爪34が形成してある。このスタッド係
止爪34は軸部22の半径方向内方に突出しており、後に説
明するように、スタッド14のねじ山と弾力的に係合する
ようになっている。
次に、第14図〜第20図を参照して、ここには第2クリッ
プ部材17が種々の方向から見た状態で示してあり、この
第2クリップ部材17も同様に内孔40を有する中空円筒形
の軸部42を包含する。この軸部42の一端にも同様にフラ
ンジ44が形成してある。このフランジ44は軸部42の内孔
40の一端を閉鎖している。軸部42の反対端では、軸部内
面から半径方向内方へ突出する一対の直径方向に対向し
たラチェット係止爪46が形成してあり、これらのラチェ
ット係止爪46は後に明らかにするように装着時に第1ク
リップ部材16のラチェット爪24と弾力的に係合して連結
機能を発揮する。第2クリップ部材17のフランジ44の外
面の中央から軸線方向に突出する係止突起48が設けてあ
ると好ましいが、これの役割りについても後に明らかに
する。
第1図、第3図、第4図を参照して、まず、第1クリッ
プ部材16と第2クリップ部材17とを、取り付けようとし
ている板状部材2を間にはさんでそこに形成した取り付
け孔8に、互いにフランジ28、44と反対側の端を向い合
わせて挿入する。このとき、第1クリップ部材16の軸部
22が第2クリップ部材17の内孔40に嵌合し、第1、4図
でわかるように、第1クリップ部材16の軸部22のラチェ
ット爪24と第2クリップ部材17のラチェット係止爪46と
が弾力的に互いに係合して、それぞれのクリップ部材1
6、17のフランジ28、44がそれぞれ板状部材2の両面と
係合した状態に第1、第2クリップ部材16、17を保持す
る。このとき、板状部材10の取り付け孔8が両端でフラ
ンジ28、44によって閉鎖される。
こうして第1、第2のクリップ部材16、17を組み立てた
後、第4図に矢印で示すように、車体12の表面に溶接等
で固着したねじスタッド6にこの組立体の第1クリップ
部材16の軸部22の内孔21を嵌合させる。このとき、第1
クリップ部材16のスタッド係止爪34がスタッド14のねじ
山に弾力的に係合し、クリップひいては板状部材2を第
1図に示すように車体4に固定することができる。な
お、車体4からクリップを取外したいときには、第2ク
リップ部材17を回転させると、そのラチェット係止爪46
がラチェット爪24間のスリット形状の切欠き部26に係合
して第1クリップ部材16も回転させ、スタッド6のねじ
山に沿ってスタッド係止爪34を摺動させ、第1クリップ
部材16をスタッド6から外すことができる。
次に、第2図を参照して、ここでは、先に使用したと同
じクリップ構造を使用しているが、厚さの大きい別の板
状部材10を車体4に取り付けている。この場合、車体4
に固着したスタッド6と第1クリップ部材16との関係は
変らないが、第2クリップ部材17のラチェット係止爪46
が第1クリップ部材16のフランジ28から遠い方のラチェ
ット爪24と係合しており、したがって、クリップ構造の
長さが板状部材10の板厚に合わせて変化している。
第5図は上記のように組み立てかつスタッドに取り付け
たクリップの第2クリップ部材17のフランジ44に設けた
係止突起48を利用して板状部材2にさらに別の板状部
材、たとえば、カーペット50を取り付けた状態を示す。
この状態では、別のクリップ52を本質的に係るクリップ
の係止突起48に係合させてカーペット50をはさんでそれ
を板状部材2に固定している。
第6図は第1クリップ部材のフランジ44にやや大きなヘ
ッド部54を有する係止突起49を形成した別の実施例を示
しており、この場合は、別の板状部材14の取り付け孔15
を係止突起49に嵌合させるだけで2つの板状部材2及び
14を互いに係止することができる。
第21図〜第23図は更に別の実施例を示しており、この実
施例では、第1クリップ部材16の一部が第1実施例(第
7図〜第13図参照)のものと違っており、第2クリップ
部材17は第1実施例(第15図〜第20図参照)のものと全
く同じである。そして、第1クリップ部材16において
も、軸部22とその外周のラチェット爪24と切欠き部26と
フランジ28とを備える点では、第1実施例のものと全く
同じである。違うのは、ねじスタッド6に係止する係止
爪34がなくなっている。そして、パネルとしての車体4
に係止する手段として錨状脚部が第1クリップ部材16に
形成されている。すなわち、本例における、第1クリッ
プ部材16では、フランジ28より更に軸部22から遠い側
に、錨状脚部60が設けられており、この錨状脚部60が、
車体4に形成された穴62に挿入されると車体4に係止さ
れる。第22図に図示のように、車体4には錨状脚部60に
適合した穴62が形成されており、この穴に、インシュレ
ータ等の取付けるべき板状部材2を挟んだ状態で組み立
てられたクリップの、錨状脚部60の先端部が当てがわれ
て押し込まれる。押し込んだ状態が、第23図に図示され
ている。なお、第2クリップ部材17は、その頭部に別の
クリップ52(第5図参照)を保持する突起48を有するも
のでもよい。
第24図は、更に別の実施例を示しており、この例では、
第21図の実施例における第1クリップ16の錨状脚部60
を、多少形態を変えて、重錘型脚部66に形成したもので
ある。
〔考案の効果〕
本考案によるクリップでは、2つのクリップ部材を組合
わせて板状部材を車体に取り付けるので、これら2つの
クリップ部材の組合わせ方によってクリップ全体の長さ
を調節でき、板状部材の板厚の変化に効果的に対応で
き、ただ1種類のクリップを作っておくだけで種々の異
なった板厚の板状部材を車体に取り付けることができ
る。また、クリップの両端にフランジがあるので、板状
部材の取り付け孔の両端を取り付け時に同時に閉鎖する
ことができるという優れた効果も奏する。そして、取外
しにおいても、第2クリップ部材の回転によってラチェ
ット係止爪手段が第1クリップ部材のラチェット爪の間
の切欠き部に係合して第2クリップ部材の回転とともに
第1クリップ部材を回転でき、板状部材を挟持した両ク
リップ部材と板状部材とをねじスタッドから簡単に取り
外すことができる。更に、第2クリップ部材のフランジ
に係止突起を設けた場合には、別の板状部材も一緒に取
り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるクリップを1つの使用状態で示す
部分断面側面図である。 第2図は本考案によるクリップを別の使用状態で示す部
分断面側面図である。 第3図は第1、2図に示すクリップの組み立て直前の状
態を示す部分断面側面図である。 第4図は第1、2図に示すクリップを組み立てた後に車
体に固着したねじスタッドに取り付ける直前の状態を示
す部分断面側面図である。 第5図は本考案によるクリップによって2種類の板状部
材を一緒に車体に取り付けた状態を示す部分断面側面図
である。 第6図は本考案によるクリップの別の実施例を示す、第
5図と同様の図である。 第7図は本考案のクリップの第1クリップ部材の側面図
である。 第8図は第7図の第1クリップ部材の平面図である。 第9図は第7図の第1クリップ部材の底面図である。 第10図は第7図と別の方向の側面図である。 第11図は第7図の11−11線に沿った縦断面図である。 第12図は第7図の12−12線に沿った横断面図である。 第13図は第10図の13−13線に沿った縦断面図である。 第14図は本考案のクリップの第2クリップ部材の側面図
である。 第15図は第14図の第2クリップ部材の平面図である。 第16図は第14図の第2クリップ部材の底面図である。 第17図は第14図と別の方向の側面図である。 第18図は第17図の18−18線に沿った横断面図である。 第19図は第14図の19−19線に沿った縦断面図である。 第20図は第17図の20−20線に沿った縦断面図である。 第21図は本考案によるクリップの更に別の例を、その組
み立て前の状態で示す部分断面側面図である。 第22図は第21図のクリップを組み立てた後に車体に取り
付ける直前の状態を示す部分断面側面図である。 第23図は第21図のクリップを組み立て、板状部材を車体
に取り付けた状態を示す部分断面側面図である。 第24図は本考案によるクリップの更に別の実施例を示
す、第23図と同様の図である。 符号の説明 2…板状部材、4…車体、6…ねじスタッド、8…取り
付け孔、16…第1クリップ部材、17…第2クリップ部
材、21…内径孔、22…軸部、24…ラチェット爪、26…切
欠き部、28…フランジ、30…貫通孔、32…スリット、34
…スタッド係止爪、40…内孔、42…軸部、44…フラン
ジ、46…ラチェット係止爪、48…係止突起、50…別の板
状部材 52…別のクリップ、54…ヘッド部、60…錨状脚部、62…
パネル穴、64…重錘型脚部。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1クリップ部材と第2クリップ部材から
    なり、第1クリップ部材が、筒形の軸部と、その軸部の
    一端に形成してあり、半径方向外方に延びるフランジ
    と、軸部の外周に長手軸線方向に間隔を置いて形成した
    複数のラチェット爪と、車体等のパネル材に係止される
    パネル係止手段とを有し、各隣り合ったラチェット爪の
    間で周方向の一部にわたって設けた切欠き部が形成して
    あり、前記第2クリップ部材が、前記第1クリップ部材
    の軸部を受け入れる内孔を有する軸部と、この軸部の前
    記第1クリップ部材の軸部に対応する端と反対の端に形
    成してあり、半径方向外方に延びるフランジと、第2ク
    リップ部材軸部の反対端においてその内面から半径方向
    内方に突出するラチェット係止爪手段とを包含すること
    を特徴とする板状部材取付け用クリップ。
  2. 【請求項2】車体等のパネルにはねじまたは溝が外周に
    形成されたスタッドが固着されており、第1クリップ部
    材の軸部は該スタッドを受入れるように中空円筒に形成
    され、且つパネル係止手段は、第1クリップ部材の軸部
    とフランジの間でその軸部にその内面から半径方向内方
    に突出するスタッド係止爪手段であることを特徴とする
    請求項1記載のクリップ。
  3. 【請求項3】車体等のパネルには穴が形成されており、
    第1クリップ部材のパネル係止手段は、その軸部の一端
    に形成してあるフランジより更に軸方向外側に突出する
    錨状脚部であり、前記パネルの穴に挿入して係止するこ
    とを特徴とする請求項1記載のクリップ。
  4. 【請求項4】車体等のパネルには穴が形成されており、
    第1クリップ部材のパネル係止手段は、その軸部の一端
    に形成してあるフランジより更に軸方向外側に突出する
    重錘型脚部であり、前記パネルの穴に挿入して係止する
    ことを特徴とする請求項1記載のクリップ。
JP1990048362U 1990-05-09 1990-05-09 板状部材取付け用クリップ Expired - Lifetime JPH0743474Y2 (ja)

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JPH047713U JPH047713U (ja) 1992-01-23
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