JPH0355215B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0355215B2 JPH0355215B2 JP1001997A JP199789A JPH0355215B2 JP H0355215 B2 JPH0355215 B2 JP H0355215B2 JP 1001997 A JP1001997 A JP 1001997A JP 199789 A JP199789 A JP 199789A JP H0355215 B2 JPH0355215 B2 JP H0355215B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tooth
- tapered
- tooth piece
- circumferential groove
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Forging (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
この発明は、内歯歯車のスプライン面の一部に
テーパ部を成形加工する内歯スプラインのリード
パンチヤーに関する。 (従来の技術) 自動車用動力伝達変速歯車装置の走行中のギア
抜け防止のため、外歯歯車のスプラインと内歯歯
車とスプラインはテーパ歯筋嵌合となつている。
ところで、かかる動力伝達用内歯歯車のスプライ
ン面の一部にギア抜け防止のためのテーパ部を加
工することが行われている。このテーパ部を成形
加工するために例えば実開昭63−97420号公報に
開示されているようなリードパンチヤーがある。
この工具はテーパ歯を形成した複数の歯片を円筒
状に配列し、円筒状の配列した歯片の脚部を合成
樹脂又はゴムなどの弾性体からなる円環状の基台
に埋設している。円筒状に配列し埋設した歯片の
中央にはテーパ状の穴が形成されている。基台よ
り突き出た歯片の外周溝にスナツプリングを嵌着
し歯片を中央穴に向けて押圧している。一方歯片
の脚部底面の周溝に幅広のスナツプリングを嵌挿
し、歯片の底部を放射方向外方に押圧している。
このように構成された工具の円筒状の歯片のテー
パ歯に内歯歯車のスプライン面を対向するように
入れ、中央のテーパ穴にパンチを打ち込んで歯片
を放射方向に押し拡げ、歯片のテーパ部が内歯ス
プライン面に押圧して、ギア抜け防止用のテーパ
部を形成している。 (発明が解決しようとする課題) 上記のように、従来から用いられてきたこの種
の装置では、歯片底面の周溝に幅広のスナツプリ
ングを嵌挿し、このスナツプリングにより歯片脚
部を放射方向外方に押して、パンチング後の歯片
の原位置復帰を補助して弾性体の疲労防止と工具
寿命の向上を図つているが、必ずしも満足のいく
ものではない。即ち、パンチの押し込みにより歯
片が放射状に拡張しようとする際に、弾性体(例
えばウレタンゴム)の凝固速度差による収縮応力
や残留応力のばらつき、或いは歯片の埋設部と弾
性体との密着性の不均一等が重なり合つて、個々
の歯片は一様な変位運動を妨げられ、その結果内
歯のスプライン面の歯筋テーパ形状にばらつきが
生じた。 さらに、離脱部に加工物に付着した切粉が入り
込み、弾性体と歯片の離脱が早急に進み、工具の
寿命を短くした。 (課題を解決するための手段) この発明に係わるリードパンチヤーは、かかる
従来装置の問題点を解決すべくなされたもので、
外方にテーパ加工部を、内方にテーパ面をもうけ
た歯片が多数個円筒状に配置され、該各歯片のテ
ーパ面によつて内方に形成されるテーパ穴にパン
チを挿入すると共に、該パンチにより、各歯片を
放射方向に移動させて該各歯片の加工部を囲繞し
て配置された内歯車のスプライン面にテーパ部を
形成する内歯車スプラインのリードパンチヤーで
あつて、各歯片を中央に収容する基台の下面に周
溝が形成され、さらに該周溝と連通する放射方向
の歯片案内溝が設けられ、該案内溝に各歯片が挿
入されると共に、各歯片の外方にはテーパ加工部
を除き周溝を設けて各歯片により形成されるテー
パ穴の中心に向けて付勢するスプリングが装填さ
れ、かつ各歯片のテーパ面にはテーパ穴の中心と
同一中心をもつ内周溝を設け、各歯片を外方に付
勢するスプリングが該内周溝に装填されたもので
ある。 (作用) 内歯歯車である被加工物1を歯片に囲繞するよ
うに基台6の外周に形成された端面22にセツト
してから、第2図、第3図に示すようにパンチ3
を歯片2の中央のテーパ穴19に押し込むと各歯
片は案内板16とそれに続くアーム24にガイド
されながら放射方向外方にむらなく所望の寸法だ
け拡開されて、被加工物1の内歯歯車のスプライ
ン面の一部にテーパ部25を高精度に形成するこ
とができる。また、加工後パンチ3を抜くと歯片
2はスプリング7,8によつて強制的に瞬時に元
位置に復帰する。 (実施例) 次に、この発明の実施例を図面について説明す
る。金属製の基台6の底面に周溝17が形成さ
れ、テーパ加工部26を形成した多数の歯片2に
よつて形成される中央のテーパ穴19から放射方
向に歯片2挿入用の複数の案内溝15が形成され
る。該案内溝は前記周溝17と連通しており、案
内溝を構成するアーム24の先端には基台6から
軸方向に突出する案内板16が一体に形成され
る。 各案内板16の間に多数の歯片2を挿入すると
円筒状の歯片2は集合体となり、外周面が円筒状
となると共に、中央にはテーパ穴19が構成され
る。集合体となつた歯片2の外周にアーム24を
挟んで周溝11と12が、内周のテーパ穴19に
内周溝20がそれぞれ形成される。周溝11,1
2にはスプリング7を、内周溝20にはスプリン
グ21を挿入して外方に押圧し、案内板16に組
みつけられている。(第3図及び第4図)。 本発明のリードパンチヤーを用いると、加工能
率を維持しながら、以下に示す如く加工精度及び
工具寿命を大幅に伸ばすことができた。 即ち、 (a) 加工精度について 被加工物のテーパ半角をθとすると、
テーパ部を成形加工する内歯スプラインのリード
パンチヤーに関する。 (従来の技術) 自動車用動力伝達変速歯車装置の走行中のギア
抜け防止のため、外歯歯車のスプラインと内歯歯
車とスプラインはテーパ歯筋嵌合となつている。
ところで、かかる動力伝達用内歯歯車のスプライ
ン面の一部にギア抜け防止のためのテーパ部を加
工することが行われている。このテーパ部を成形
加工するために例えば実開昭63−97420号公報に
開示されているようなリードパンチヤーがある。
この工具はテーパ歯を形成した複数の歯片を円筒
状に配列し、円筒状の配列した歯片の脚部を合成
樹脂又はゴムなどの弾性体からなる円環状の基台
に埋設している。円筒状に配列し埋設した歯片の
中央にはテーパ状の穴が形成されている。基台よ
り突き出た歯片の外周溝にスナツプリングを嵌着
し歯片を中央穴に向けて押圧している。一方歯片
の脚部底面の周溝に幅広のスナツプリングを嵌挿
し、歯片の底部を放射方向外方に押圧している。
このように構成された工具の円筒状の歯片のテー
パ歯に内歯歯車のスプライン面を対向するように
入れ、中央のテーパ穴にパンチを打ち込んで歯片
を放射方向に押し拡げ、歯片のテーパ部が内歯ス
プライン面に押圧して、ギア抜け防止用のテーパ
部を形成している。 (発明が解決しようとする課題) 上記のように、従来から用いられてきたこの種
の装置では、歯片底面の周溝に幅広のスナツプリ
ングを嵌挿し、このスナツプリングにより歯片脚
部を放射方向外方に押して、パンチング後の歯片
の原位置復帰を補助して弾性体の疲労防止と工具
寿命の向上を図つているが、必ずしも満足のいく
ものではない。即ち、パンチの押し込みにより歯
片が放射状に拡張しようとする際に、弾性体(例
えばウレタンゴム)の凝固速度差による収縮応力
や残留応力のばらつき、或いは歯片の埋設部と弾
性体との密着性の不均一等が重なり合つて、個々
の歯片は一様な変位運動を妨げられ、その結果内
歯のスプライン面の歯筋テーパ形状にばらつきが
生じた。 さらに、離脱部に加工物に付着した切粉が入り
込み、弾性体と歯片の離脱が早急に進み、工具の
寿命を短くした。 (課題を解決するための手段) この発明に係わるリードパンチヤーは、かかる
従来装置の問題点を解決すべくなされたもので、
外方にテーパ加工部を、内方にテーパ面をもうけ
た歯片が多数個円筒状に配置され、該各歯片のテ
ーパ面によつて内方に形成されるテーパ穴にパン
チを挿入すると共に、該パンチにより、各歯片を
放射方向に移動させて該各歯片の加工部を囲繞し
て配置された内歯車のスプライン面にテーパ部を
形成する内歯車スプラインのリードパンチヤーで
あつて、各歯片を中央に収容する基台の下面に周
溝が形成され、さらに該周溝と連通する放射方向
の歯片案内溝が設けられ、該案内溝に各歯片が挿
入されると共に、各歯片の外方にはテーパ加工部
を除き周溝を設けて各歯片により形成されるテー
パ穴の中心に向けて付勢するスプリングが装填さ
れ、かつ各歯片のテーパ面にはテーパ穴の中心と
同一中心をもつ内周溝を設け、各歯片を外方に付
勢するスプリングが該内周溝に装填されたもので
ある。 (作用) 内歯歯車である被加工物1を歯片に囲繞するよ
うに基台6の外周に形成された端面22にセツト
してから、第2図、第3図に示すようにパンチ3
を歯片2の中央のテーパ穴19に押し込むと各歯
片は案内板16とそれに続くアーム24にガイド
されながら放射方向外方にむらなく所望の寸法だ
け拡開されて、被加工物1の内歯歯車のスプライ
ン面の一部にテーパ部25を高精度に形成するこ
とができる。また、加工後パンチ3を抜くと歯片
2はスプリング7,8によつて強制的に瞬時に元
位置に復帰する。 (実施例) 次に、この発明の実施例を図面について説明す
る。金属製の基台6の底面に周溝17が形成さ
れ、テーパ加工部26を形成した多数の歯片2に
よつて形成される中央のテーパ穴19から放射方
向に歯片2挿入用の複数の案内溝15が形成され
る。該案内溝は前記周溝17と連通しており、案
内溝を構成するアーム24の先端には基台6から
軸方向に突出する案内板16が一体に形成され
る。 各案内板16の間に多数の歯片2を挿入すると
円筒状の歯片2は集合体となり、外周面が円筒状
となると共に、中央にはテーパ穴19が構成され
る。集合体となつた歯片2の外周にアーム24を
挟んで周溝11と12が、内周のテーパ穴19に
内周溝20がそれぞれ形成される。周溝11,1
2にはスプリング7を、内周溝20にはスプリン
グ21を挿入して外方に押圧し、案内板16に組
みつけられている。(第3図及び第4図)。 本発明のリードパンチヤーを用いると、加工能
率を維持しながら、以下に示す如く加工精度及び
工具寿命を大幅に伸ばすことができた。 即ち、 (a) 加工精度について 被加工物のテーパ半角をθとすると、
【表】
(b) 工具寿命について
【表】
但し、本発明はスプリングのみ6回交換。
(本発明の効果)
この発明は、上記のように各歯片を中央に収容
する基台の下面に周溝が形成され、さらに該周溝
と連通する放射方向の歯片案内溝が設けられ、該
案内溝に各歯片が挿入されると共に、各歯片の外
方にはテーパ加工部を除き周溝を設けて各歯片に
より形成されるテーパ穴の中心に向けて付勢する
スプリングが装填され、かつ各歯片のテーパ面に
はテーパ穴の中心と同一中心をもつ内周溝を設
け、各歯片を外方に付勢するスプリングが該内周
溝に装填されたので、従来の装置のように歯片の
脚部を弾性体の基台に埋設することがないため、
このためスナツプリングにより歯片を中央の穴方
向に押しつけて、パンチング後の歯片の原位置復
帰を補助して弾性体の疲労防止を行う必要がな
く、歯片のテーパ加工部が摩耗するまで工具を使
用することができたため、工具の寿命を大幅に向
上させることができた。 さらに、切粉は案内溝から周溝に落下するの
で、切粉に起因する作動不良のおそれが全くなく
なつた。
する基台の下面に周溝が形成され、さらに該周溝
と連通する放射方向の歯片案内溝が設けられ、該
案内溝に各歯片が挿入されると共に、各歯片の外
方にはテーパ加工部を除き周溝を設けて各歯片に
より形成されるテーパ穴の中心に向けて付勢する
スプリングが装填され、かつ各歯片のテーパ面に
はテーパ穴の中心と同一中心をもつ内周溝を設
け、各歯片を外方に付勢するスプリングが該内周
溝に装填されたので、従来の装置のように歯片の
脚部を弾性体の基台に埋設することがないため、
このためスナツプリングにより歯片を中央の穴方
向に押しつけて、パンチング後の歯片の原位置復
帰を補助して弾性体の疲労防止を行う必要がな
く、歯片のテーパ加工部が摩耗するまで工具を使
用することができたため、工具の寿命を大幅に向
上させることができた。 さらに、切粉は案内溝から周溝に落下するの
で、切粉に起因する作動不良のおそれが全くなく
なつた。
第1図は被加工物の一部を切り欠いた斜視図、
第2図イは加工状態の説明図、同ロはイのA−A
線による斜視図、同ハは同イの平面図、第3図は
パンチと工具の初期位置関係を示す断面図、第4
図は工具の切断斜視図である。 1……被加工物(内歯歯車)、2……歯片、3
……パンチ、6……基台、7,8,9……スプリ
ング、11,12……周溝(歯片の)、15……
案内溝、16……案内板、17……周溝(基台
の)、18……逃がし部、19……テーパ穴、2
0……内周溝、21……スプリング、23……テ
ーパ面、24……アーム、25……加工されたテ
ーパ部、26……歯片のテーパ加工部。
第2図イは加工状態の説明図、同ロはイのA−A
線による斜視図、同ハは同イの平面図、第3図は
パンチと工具の初期位置関係を示す断面図、第4
図は工具の切断斜視図である。 1……被加工物(内歯歯車)、2……歯片、3
……パンチ、6……基台、7,8,9……スプリ
ング、11,12……周溝(歯片の)、15……
案内溝、16……案内板、17……周溝(基台
の)、18……逃がし部、19……テーパ穴、2
0……内周溝、21……スプリング、23……テ
ーパ面、24……アーム、25……加工されたテ
ーパ部、26……歯片のテーパ加工部。
Claims (1)
- 1 外方にテーパ加工部を、内方にテーパ面を設
けた歯片が多数個円筒状に配置され、該各歯片の
テーパ面によつて内方に形成されるテーパ穴にパ
ンチを挿入すると共に、該パンチにより、各歯片
を放射方向に移動させて該各歯片の加工部を囲繞
して配置された内歯歯車のスプライン面にテーパ
部を形成する内歯車スプラインのリードパンチヤ
ーにおいて、各歯片を中央に収容する基台の下面
に周溝が形成され、さらに該周溝と連通する放射
方向の案内溝が設けられ、該案内溝に各歯片が挿
入されると共に、各歯片の外方にはテーパ加工部
を除き周溝を設けて各歯片により形成されるテー
パ穴の中心に向けて付勢するスプリングが装填さ
れ、かつ各歯片のテーパ面にはテーパ穴の中心と
同一中心をもつ内周溝を設け、各歯片を外方に付
勢するスプリングが該内周溝に装填されているこ
とを特徴とする内歯スプラインのリードパンチヤ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1001997A JPH02112846A (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | 内歯スプラインのリードパンチャー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1001997A JPH02112846A (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | 内歯スプラインのリードパンチャー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02112846A JPH02112846A (ja) | 1990-04-25 |
| JPH0355215B2 true JPH0355215B2 (ja) | 1991-08-22 |
Family
ID=11517088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1001997A Granted JPH02112846A (ja) | 1989-01-10 | 1989-01-10 | 内歯スプラインのリードパンチャー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02112846A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5269001B2 (ja) * | 2010-06-10 | 2013-08-21 | 大岡技研株式会社 | リバース歯車 |
-
1989
- 1989-01-10 JP JP1001997A patent/JPH02112846A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02112846A (ja) | 1990-04-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |