JPH0356682Y2 - - Google Patents
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- JPH0356682Y2 JPH0356682Y2 JP19169786U JP19169786U JPH0356682Y2 JP H0356682 Y2 JPH0356682 Y2 JP H0356682Y2 JP 19169786 U JP19169786 U JP 19169786U JP 19169786 U JP19169786 U JP 19169786U JP H0356682 Y2 JPH0356682 Y2 JP H0356682Y2
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- JP
- Japan
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- drum
- elastic body
- amount
- rotation
- energy storage
- Prior art date
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- 238000004146 energy storage Methods 0.000 claims description 27
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 13
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 10
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 10
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Vibration Dampers (AREA)
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、弾性体の弾性変形を利用してエネル
ギーを蓄積するエネルギー蓄積装置に関し、とく
に、弾性体の一部を大きく一定量歪ませ、その歪
領域を順次拡大させていくエネルギー蓄積装置に
関する。
ギーを蓄積するエネルギー蓄積装置に関し、とく
に、弾性体の一部を大きく一定量歪ませ、その歪
領域を順次拡大させていくエネルギー蓄積装置に
関する。
弾性体の弾性変形を利用してエネルギーを蓄積
するエネルギー蓄積装置は、特開昭49−96144号
公報に開示されている。該公報の装置は2つのド
ラムを有し、該2つのドラムに弾性体が掛け渡さ
れた装置から成り、2つのドラムは同方向に回転
するようになつている。
するエネルギー蓄積装置は、特開昭49−96144号
公報に開示されている。該公報の装置は2つのド
ラムを有し、該2つのドラムに弾性体が掛け渡さ
れた装置から成り、2つのドラムは同方向に回転
するようになつている。
上述の特開昭49−96144号公報に示されるエネ
ルギー蓄積装置において、小径ドラムに巻きつけ
られた弾性体の初期歪ηを0とすると、出力時の
エネルギーは0となり、効率は0%となる。した
がつて、弾性体としてその弾性伸度の少ないもの
を用いた場合には、十分な初期歪を付与できない
ため、出力時のエネルギーはほとんど0となつて
しまうという問題があつた。
ルギー蓄積装置において、小径ドラムに巻きつけ
られた弾性体の初期歪ηを0とすると、出力時の
エネルギーは0となり、効率は0%となる。した
がつて、弾性体としてその弾性伸度の少ないもの
を用いた場合には、十分な初期歪を付与できない
ため、出力時のエネルギーはほとんど0となつて
しまうという問題があつた。
そこで、これらの問題を解決するために、弾性
体の一体の一部を大きく一定量歪ませその領域を
順次拡大していく方法で、同時に弾性伸度が小さ
い弾性体において小径ドラムに巻き付ける初期歪
が0の状態でも効率良くエネルギーを入、出力可
能にしたエネルギー蓄積装置が提案されている
(特願昭61−168033号)。
体の一体の一部を大きく一定量歪ませその領域を
順次拡大していく方法で、同時に弾性伸度が小さ
い弾性体において小径ドラムに巻き付ける初期歪
が0の状態でも効率良くエネルギーを入、出力可
能にしたエネルギー蓄積装置が提案されている
(特願昭61−168033号)。
このエネルギー蓄積装置には、第1のドラムと
第2のドラムとの間に、中間ドラムが配設されて
おり、この中間ドラムに弾性体を一担巻きつける
ことによつて中間ドラムと第2のドラムとの間の
弾性体の歪を初期歪より大とすることができ、弾
性体の初期歪を0としてもエネルギーを効率よく
取り出すことができる。
第2のドラムとの間に、中間ドラムが配設されて
おり、この中間ドラムに弾性体を一担巻きつける
ことによつて中間ドラムと第2のドラムとの間の
弾性体の歪を初期歪より大とすることができ、弾
性体の初期歪を0としてもエネルギーを効率よく
取り出すことができる。
しかしながら、上述の特願昭61−168033号のエ
ネルギー蓄積装置にも残された問題が存在する。
すなわち、上述のエネルギー蓄積装置において
は、弾性体がドラムに巻き付けられた状態で長時
間放置された場合は、弾性体が伸長された状態で
あるためクリープが発生する。とくに、これは弾
性体の張力が最も大きくなる第2のドラムで著し
い。その結果、エネルギー回生時には弾性体の引
張力が低下し、エネルギー蓄積装置の出力が低下
してしまうという問題が生じる。つまり、この場
合の出力トルクは、第5図の特性Aに示すよう
に、ドラムの回転量に伴なつて徐々に低下し、出
力トルクを一定に保つことができなくなる。
ネルギー蓄積装置にも残された問題が存在する。
すなわち、上述のエネルギー蓄積装置において
は、弾性体がドラムに巻き付けられた状態で長時
間放置された場合は、弾性体が伸長された状態で
あるためクリープが発生する。とくに、これは弾
性体の張力が最も大きくなる第2のドラムで著し
い。その結果、エネルギー回生時には弾性体の引
張力が低下し、エネルギー蓄積装置の出力が低下
してしまうという問題が生じる。つまり、この場
合の出力トルクは、第5図の特性Aに示すよう
に、ドラムの回転量に伴なつて徐々に低下し、出
力トルクを一定に保つことができなくなる。
本考案は、上記の問題に着目し、ドラムに巻き
付けられた弾性体にクリープが発生した場合で
も、ドラムの回転量のほぼ全域にわたつて一定の
出力を発生させることのできるエネルギー蓄積装
置を提供することを目的とする。
付けられた弾性体にクリープが発生した場合で
も、ドラムの回転量のほぼ全域にわたつて一定の
出力を発生させることのできるエネルギー蓄積装
置を提供することを目的とする。
この目的に沿う本考案のエネルギー蓄積装置
は、(a)互いに並置された、軸芯まわりに回転可能
な、第1のドラムおよび第2のドラム並びに第1
のドラムと第2のドラムとの間に配置された中間
ドラムからなる第3のドラムと、(b)第1のドラム
に巻きつけられる第1の部分と、第2のドラムに
巻きつけられる第2の部分と、第3のドラムに巻
きつけられる第3の部分と、各ドラム間を連結す
る第4の部分を有し、第1の部分の端部が第1の
ドラムに固定され、第2の部分の端部が第2のド
ラムに固定された、紐状の弾性体と、(c)第1のド
ラムと第2のドラム及び第3のドラムとを、第2
のドラムの外周回転量が第3のドラムの外周回転
量より大であり、第3のドラムの外周回転量が第
1のドラムの外周回転量より大となるように連結
する手段と、から構成されるエネルギー蓄積装置
であつて、前記弾性体の張力が最も大きくなる第
2のドラムに、エネルギー回生時に該第2のドラ
ムを弾性体のクリープを吸収する方向に付勢させ
る付勢手段を設けたものから成る。
は、(a)互いに並置された、軸芯まわりに回転可能
な、第1のドラムおよび第2のドラム並びに第1
のドラムと第2のドラムとの間に配置された中間
ドラムからなる第3のドラムと、(b)第1のドラム
に巻きつけられる第1の部分と、第2のドラムに
巻きつけられる第2の部分と、第3のドラムに巻
きつけられる第3の部分と、各ドラム間を連結す
る第4の部分を有し、第1の部分の端部が第1の
ドラムに固定され、第2の部分の端部が第2のド
ラムに固定された、紐状の弾性体と、(c)第1のド
ラムと第2のドラム及び第3のドラムとを、第2
のドラムの外周回転量が第3のドラムの外周回転
量より大であり、第3のドラムの外周回転量が第
1のドラムの外周回転量より大となるように連結
する手段と、から構成されるエネルギー蓄積装置
であつて、前記弾性体の張力が最も大きくなる第
2のドラムに、エネルギー回生時に該第2のドラ
ムを弾性体のクリープを吸収する方向に付勢させ
る付勢手段を設けたものから成る。
〔作用〕
このように構成されたエネルギー蓄積装置にお
いては、エネルギー蓄積時には弾性体の第1の部
分の第1のドラムへの巻き付け量が減少するとと
もに弾性体の第2の部分の第2のドラムへの巻き
付け量が増大する。エネルギー放出時には弾性体
の第2の部分の第2のドラムへの巻き付け量が減
少するとともに弾性体の第1の部分の第1のドラ
ムへの巻きつけ量が増大する。第3のドラムへの
巻き付け量は変化せず巻き付け位置のみがエネル
ギーの蓄積、放出に合せドラム上を移動する。
いては、エネルギー蓄積時には弾性体の第1の部
分の第1のドラムへの巻き付け量が減少するとと
もに弾性体の第2の部分の第2のドラムへの巻き
付け量が増大する。エネルギー放出時には弾性体
の第2の部分の第2のドラムへの巻き付け量が減
少するとともに弾性体の第1の部分の第1のドラ
ムへの巻きつけ量が増大する。第3のドラムへの
巻き付け量は変化せず巻き付け位置のみがエネル
ギーの蓄積、放出に合せドラム上を移動する。
エネルギー蓄積時、弾性体が第1のドラムより
第3のドラムを介して第2のドラムに巻きつけら
れるときに、第3のドラムの外周回転量は第1の
ドラムの外周回転量より大であり、第2のドラム
の外周回転量は第3のドラムの外周回転量より大
のため、弾性体のドラムを連結している第4の部
分が伸ばされ、この第4の部分に引張りが生じて
エネルギーが蓄積され、引張り歪が生じた状態で
第3のドラムへ巻きつけられていく。次に第3の
ドラムと第2のドラムを連結している第4の部分
がさらに伸ばされこの部分の歪が増大し、エネル
ギーが大きくなつた状態で第2のドラムへ巻きつ
けられていく。
第3のドラムを介して第2のドラムに巻きつけら
れるときに、第3のドラムの外周回転量は第1の
ドラムの外周回転量より大であり、第2のドラム
の外周回転量は第3のドラムの外周回転量より大
のため、弾性体のドラムを連結している第4の部
分が伸ばされ、この第4の部分に引張りが生じて
エネルギーが蓄積され、引張り歪が生じた状態で
第3のドラムへ巻きつけられていく。次に第3の
ドラムと第2のドラムを連結している第4の部分
がさらに伸ばされこの部分の歪が増大し、エネル
ギーが大きくなつた状態で第2のドラムへ巻きつ
けられていく。
エネルギー回生時には、蓄積時と逆の作用が起
り、引張り歪大の状態で第2のドラムに巻き付け
られた弾性体は第3のドラムに巻き付けられる時
に第2のドラムと第3のドラムの外周回転量の差
に応じた分だけ引張歪は減少した状態で第3のド
ラムに巻き付く。続いて第3のドラムを出た弾性
体は第3のドラムと第1のドラムの外周回転量の
差に応じた分だけ引張歪は減少し、初期歪と同一
の大きさになつて第1のドラムに巻き取られる。
り、引張り歪大の状態で第2のドラムに巻き付け
られた弾性体は第3のドラムに巻き付けられる時
に第2のドラムと第3のドラムの外周回転量の差
に応じた分だけ引張歪は減少した状態で第3のド
ラムに巻き付く。続いて第3のドラムを出た弾性
体は第3のドラムと第1のドラムの外周回転量の
差に応じた分だけ引張歪は減少し、初期歪と同一
の大きさになつて第1のドラムに巻き取られる。
この場合、弾性体が長時間にわたつて第2のド
ラムに巻き付けられていると、弾性体にクリープ
が生じ、弾性体の引張力が低下して出力トルクが
低下してしまう。しかしながら、第2のドラム
に、エネルギー回生時に第2のドラムを弾性体の
クリープを吸収する方向に付勢させる付勢手段を
設けているので、ドラムの回転量が変化しても弾
性体の第4の部分の張力が一定に保たれ、結果と
して、エネルギー蓄積装置の出力は一定値に維持
される。
ラムに巻き付けられていると、弾性体にクリープ
が生じ、弾性体の引張力が低下して出力トルクが
低下してしまう。しかしながら、第2のドラム
に、エネルギー回生時に第2のドラムを弾性体の
クリープを吸収する方向に付勢させる付勢手段を
設けているので、ドラムの回転量が変化しても弾
性体の第4の部分の張力が一定に保たれ、結果と
して、エネルギー蓄積装置の出力は一定値に維持
される。
以下に、本考案に係るエネルギー蓄積装置の望
ましい実施例を、図面を参照して説明する。
ましい実施例を、図面を参照して説明する。
第1実施例
第1図ないし第4図は本考案の第1実施例を示
しており、第5図はその特性を示している。図中
エネルギー蓄積装置20は、互に並置された、そ
れぞれの軸心まわりに回転可能な、互いに径の異
なる第1のドラム22と第2のドラム24及び第
1のドラム22と第2のドラム24の間に2つの
ドラムの径の中間の径を持つ第3のドラム(中間
ドラム)23を有する。第1のドラム22と第2
のドラム24には第3のドラム23を介して紐状
の弾性体25がスパイラル状に巻きつけられてい
る。
しており、第5図はその特性を示している。図中
エネルギー蓄積装置20は、互に並置された、そ
れぞれの軸心まわりに回転可能な、互いに径の異
なる第1のドラム22と第2のドラム24及び第
1のドラム22と第2のドラム24の間に2つの
ドラムの径の中間の径を持つ第3のドラム(中間
ドラム)23を有する。第1のドラム22と第2
のドラム24には第3のドラム23を介して紐状
の弾性体25がスパイラル状に巻きつけられてい
る。
弾性体25は、第1のドラム22に密着させて
スパイラル状に巻きつけられる第1の部分25a
と、第2のドラム24に装着させてスパイラル状
に巻きつけられる第2の部分25eと、第1のド
ラム22と第2のドラム24の間の第3のドラム
23に1〜2回り巻きつけられる第3の部分25
cと、各ドラム間に連結する第4の部分25bと
25dとから成る。第1の部分25aと、第4の
部分25bと、第3の部分25cと、第4の部分
25dと、第2の部分25eとは、順にすなわち
25a,25b,25c,25d,25eの順に
直列状に連続している。第1の部分25aの端部
25a′は、第1のドラム22に固定され、第2の
部分25eの端部25e′は、第2のドラム24に
固定されている。
スパイラル状に巻きつけられる第1の部分25a
と、第2のドラム24に装着させてスパイラル状
に巻きつけられる第2の部分25eと、第1のド
ラム22と第2のドラム24の間の第3のドラム
23に1〜2回り巻きつけられる第3の部分25
cと、各ドラム間に連結する第4の部分25bと
25dとから成る。第1の部分25aと、第4の
部分25bと、第3の部分25cと、第4の部分
25dと、第2の部分25eとは、順にすなわち
25a,25b,25c,25d,25eの順に
直列状に連続している。第1の部分25aの端部
25a′は、第1のドラム22に固定され、第2の
部分25eの端部25e′は、第2のドラム24に
固定されている。
第1のドラム22と第2のドラム24及び第3
のドラム23は、手段28を介して連結されてい
る。手段28は、第1のドラム22と第3のドラ
ム23と第2のドラム24とを、第2のドラム2
4の外周回転量(外周に位置する任意の点のドラ
ム回転時における周方向移動距離を外周回転量と
定義する)が第3のドラム23の外周回転量より
大であり、第3のドラム23の外周回転量が第1
のドラム22の外周回転量より大となるように、
互に機械的に連結している。この場合、エネルギ
ー蓄積時には、弾性体25の第2のドラム24上
の巻きつけ量が増えるとともに第1のドラム22
上の巻きつけ量は減少し、第3のドラム23の巻
きつけ量は変化せず弾性体25の巻きつけ位置の
みが変化する。エネルギー解放時には、弾性体2
5の第1のドラム22上の巻きつけ量は増加する
とともに第2のドラム24上の巻きつけ量は減少
する。
のドラム23は、手段28を介して連結されてい
る。手段28は、第1のドラム22と第3のドラ
ム23と第2のドラム24とを、第2のドラム2
4の外周回転量(外周に位置する任意の点のドラ
ム回転時における周方向移動距離を外周回転量と
定義する)が第3のドラム23の外周回転量より
大であり、第3のドラム23の外周回転量が第1
のドラム22の外周回転量より大となるように、
互に機械的に連結している。この場合、エネルギ
ー蓄積時には、弾性体25の第2のドラム24上
の巻きつけ量が増えるとともに第1のドラム22
上の巻きつけ量は減少し、第3のドラム23の巻
きつけ量は変化せず弾性体25の巻きつけ位置の
みが変化する。エネルギー解放時には、弾性体2
5の第1のドラム22上の巻きつけ量は増加する
とともに第2のドラム24上の巻きつけ量は減少
する。
以上が主要部であるが、さらに構成を技術的に
具体的に説明すると次の通りである。弾性体25
の第1の部分25aは第1のドラム22の外周に
直接接触しており、弾性体25の第2の部分25
eは第2のドラム24の外周に直接接触してい
る。また、第3の部分25cも第3のドラム23
に直接接触している。したがつて、弾性体25と
第1のドラム22、第2のドラム24、第3のド
ラム23の間には周方向相対ずれを防止する摩擦
力が働き、弾性体25の第4の部分25b,25
dに伸びが生じても、その引張り歪は弾性体25
の全長にわたつては伝播せず、ほぼ第4の部分2
5b,25dのみにとどめられる。弾性体25の
第1の部分25aの第1のドラム22への巻き付
け方向と、弾性体25の第3の部分25cの第3
のドラム23への巻き付け方向とは、第3図及び
第4図に示すように互いに逆である。また、弾性
体25の第3の部分25cの巻き付け方向と、弾
性体25の第2の部分25eの第2のドラム24
への巻き付け方向とは、互いに逆である。また、
第1のドラム22と第3のドラム23と第2のド
ラム24は、手段28によつて、互いに順に逆方
向に、一定回転割合で回転するように連結されて
いる。弾性体25の第4の部分25b,25d
は、各ドラム間のスペースを通り抜けている。
具体的に説明すると次の通りである。弾性体25
の第1の部分25aは第1のドラム22の外周に
直接接触しており、弾性体25の第2の部分25
eは第2のドラム24の外周に直接接触してい
る。また、第3の部分25cも第3のドラム23
に直接接触している。したがつて、弾性体25と
第1のドラム22、第2のドラム24、第3のド
ラム23の間には周方向相対ずれを防止する摩擦
力が働き、弾性体25の第4の部分25b,25
dに伸びが生じても、その引張り歪は弾性体25
の全長にわたつては伝播せず、ほぼ第4の部分2
5b,25dのみにとどめられる。弾性体25の
第1の部分25aの第1のドラム22への巻き付
け方向と、弾性体25の第3の部分25cの第3
のドラム23への巻き付け方向とは、第3図及び
第4図に示すように互いに逆である。また、弾性
体25の第3の部分25cの巻き付け方向と、弾
性体25の第2の部分25eの第2のドラム24
への巻き付け方向とは、互いに逆である。また、
第1のドラム22と第3のドラム23と第2のド
ラム24は、手段28によつて、互いに順に逆方
向に、一定回転割合で回転するように連結されて
いる。弾性体25の第4の部分25b,25d
は、各ドラム間のスペースを通り抜けている。
第4図において、エネルギー蓄積時第2のドラ
ム24上に張力Fを加えると、手段28で連結さ
れた第1のドラム22及び第3のドラム23は矢
印の方向に回転する。この時、第1のドラム22
の半径をR1、第3のドラム23の半径をR2、第
2のドラム24の半径をR3とし、手段28の各
ギアの歯数を同じとし、R1<R2<R3なる関係に
し、外周回転量を第1のドラム22、第3のドラ
ム23、第2のドラム24の順に多くすると、弾
性体25の第4の部分25b及び25dは、外周
回転量の差に応じて引張応力が増大され、弾性体
25は、第1のドラム25から第2のドラム24
へ順次エネルギーが蓄積されていく。
ム24上に張力Fを加えると、手段28で連結さ
れた第1のドラム22及び第3のドラム23は矢
印の方向に回転する。この時、第1のドラム22
の半径をR1、第3のドラム23の半径をR2、第
2のドラム24の半径をR3とし、手段28の各
ギアの歯数を同じとし、R1<R2<R3なる関係に
し、外周回転量を第1のドラム22、第3のドラ
ム23、第2のドラム24の順に多くすると、弾
性体25の第4の部分25b及び25dは、外周
回転量の差に応じて引張応力が増大され、弾性体
25は、第1のドラム25から第2のドラム24
へ順次エネルギーが蓄積されていく。
中間ドラム23の個数は図示例では1個である
が、複数個の互いに並置されたドラムの組み合せ
であつてもよい。また、図中26は各ドラムと連
結されたシヤフトを回転自在に支持するベアリン
グを示し、27,29はドラムを支持する支持台
を示す。
が、複数個の互いに並置されたドラムの組み合せ
であつてもよい。また、図中26は各ドラムと連
結されたシヤフトを回転自在に支持するベアリン
グを示し、27,29はドラムを支持する支持台
を示す。
第1図および第2図は、第2のドラム24をそ
れぞれ示している。第2のドラム24は中空状に
形成され、その中空部にはシヤフト30、ベアリ
ング31、付勢手段32が配設されている。第2
のドラム24は、ベアリング31を介してシヤフ
ト30に回転可能に支持されている。ベアリング
31は、第2のドラム24の両側に1個ずつ配置
され、付勢手段32は一方のベアリング31に近
接して配置されている。付勢手段32は、外筒3
3、内筒34、うず巻きばね35から構成されて
いる。外筒33は、圧入等により第2のドラム2
4側に固定されており、内筒34は、同様に圧入
等によりシヤフト30側に固定されている。外筒
33と内筒34との間には、円周方向に何回も巻
かれたうず巻ばね35が介装されている。うず巻
きばね35の一端35aは外筒33に固定され、
他端35bは内筒34に固定されている。このう
ず巻ばね35は、エネルギーの回生時に、第2の
ドラム24を弾性体25に生じたクリープを吸収
する方向に付勢するように巻かれている。
れぞれ示している。第2のドラム24は中空状に
形成され、その中空部にはシヤフト30、ベアリ
ング31、付勢手段32が配設されている。第2
のドラム24は、ベアリング31を介してシヤフ
ト30に回転可能に支持されている。ベアリング
31は、第2のドラム24の両側に1個ずつ配置
され、付勢手段32は一方のベアリング31に近
接して配置されている。付勢手段32は、外筒3
3、内筒34、うず巻きばね35から構成されて
いる。外筒33は、圧入等により第2のドラム2
4側に固定されており、内筒34は、同様に圧入
等によりシヤフト30側に固定されている。外筒
33と内筒34との間には、円周方向に何回も巻
かれたうず巻ばね35が介装されている。うず巻
きばね35の一端35aは外筒33に固定され、
他端35bは内筒34に固定されている。このう
ず巻ばね35は、エネルギーの回生時に、第2の
ドラム24を弾性体25に生じたクリープを吸収
する方向に付勢するように巻かれている。
このように構成された第1実施例においては、
第2のドラム24上に巻き付けられた弾性体25
の第2の部分25eには大きな引張り応力が作用
しているため、弾性体25がこの状態で長時間に
わたり放置された場合は、弾性体25にクリープ
が発生する。したがつて、この状態ではエネルギ
ー回生時に弾性体25の引張力は低下することに
なる。しかしながら、第2のドラム24は、上述
したようにエネルギー回生時に付勢手段32のう
ず巻きばね35によつてクリープを吸収する方向
に付勢されるので、弾性体25の第4の部分25
bにおける張力は、クリープが発生されない場合
とほぼ同じ状態に保たれる。
第2のドラム24上に巻き付けられた弾性体25
の第2の部分25eには大きな引張り応力が作用
しているため、弾性体25がこの状態で長時間に
わたり放置された場合は、弾性体25にクリープ
が発生する。したがつて、この状態ではエネルギ
ー回生時に弾性体25の引張力は低下することに
なる。しかしながら、第2のドラム24は、上述
したようにエネルギー回生時に付勢手段32のう
ず巻きばね35によつてクリープを吸収する方向
に付勢されるので、弾性体25の第4の部分25
bにおける張力は、クリープが発生されない場合
とほぼ同じ状態に保たれる。
したがつて、エネルギー蓄積装置20の出力ト
ルクは、第5図に示すように、ドラムの回転角の
変化に伴なつて特性Aのように低下することはな
く、特性Bの如く一定に保たれる。
ルクは、第5図に示すように、ドラムの回転角の
変化に伴なつて特性Aのように低下することはな
く、特性Bの如く一定に保たれる。
第2実施例
第6図は、本考案の第2実施例に係るエネルギ
ー蓄積装置を示している。第2実施例が第1実施
例と異なるところは付勢手段の構成であり、その
他の部分は第1実施例に準じるので、準じる部分
の説明を省略し異なる付勢手段についてのみ説明
する。
ー蓄積装置を示している。第2実施例が第1実施
例と異なるところは付勢手段の構成であり、その
他の部分は第1実施例に準じるので、準じる部分
の説明を省略し異なる付勢手段についてのみ説明
する。
第6図において、41はエネルギー回生時に、
第2のドラム24を弾性体25のクリープを吸収
する方向に付勢させる付勢手段を示している。付
勢手段41は、2個の支持部材42,43と2個
の引張りコイルばね44とから構成されている。
一方の引張りコイルばね44、一端が支持部材4
2を介し第2のドラム24側に固定され、他端が
支持部材43を介してシヤフト30側に固定され
ている。他方の引張りコイルばね44も上述と同
様に取付けられている。
第2のドラム24を弾性体25のクリープを吸収
する方向に付勢させる付勢手段を示している。付
勢手段41は、2個の支持部材42,43と2個
の引張りコイルばね44とから構成されている。
一方の引張りコイルばね44、一端が支持部材4
2を介し第2のドラム24側に固定され、他端が
支持部材43を介してシヤフト30側に固定され
ている。他方の引張りコイルばね44も上述と同
様に取付けられている。
このように構成された第2実施例においては、
エネルギー回生時に、第2のドラム24が引張り
コイルばね44によつて弾性体25のクリープを
吸収する方向に付勢されるので、弾性体25にク
レープが生じた場合でも第1実施例と同様に弾性
体25の第4の部分25bにおける張力が一定に
保たれ、出力されるトルクはドラムの回転量の変
化にかかわらず一定に保たれる。
エネルギー回生時に、第2のドラム24が引張り
コイルばね44によつて弾性体25のクリープを
吸収する方向に付勢されるので、弾性体25にク
レープが生じた場合でも第1実施例と同様に弾性
体25の第4の部分25bにおける張力が一定に
保たれ、出力されるトルクはドラムの回転量の変
化にかかわらず一定に保たれる。
以上の実施例は、各ドラムの外周回転量を各ド
ラムの回転半径により変えた例であるが、ドラム
径を同じにしてギヤー比によつてドラムの外周回
転量を変えてもよく、この選択は任意である。
ラムの回転半径により変えた例であるが、ドラム
径を同じにしてギヤー比によつてドラムの外周回
転量を変えてもよく、この選択は任意である。
以上説明したように、本考案のエネルギー蓄積
装置によるときは、弾性体の張力が最も大きくな
る第2のドラムに、エネルギー回生時に第2のド
ラムを弾性体のクレープを吸収する方向に付勢さ
せる付勢手段を設けるようにしたので、エネルギ
ー回生時の弾性体の第4の部分の張力を一定にす
ることが可能となり、エネルギー蓄積装置の出力
を一定に保つことができる。
装置によるときは、弾性体の張力が最も大きくな
る第2のドラムに、エネルギー回生時に第2のド
ラムを弾性体のクレープを吸収する方向に付勢さ
せる付勢手段を設けるようにしたので、エネルギ
ー回生時の弾性体の第4の部分の張力を一定にす
ることが可能となり、エネルギー蓄積装置の出力
を一定に保つことができる。
また、第2のドラムを中空状にし、この中空部
分に付勢手段を設けるようにすれば、第2のドラ
ムの軽量化と慣性マスの低減をはかることも可能
である。
分に付勢手段を設けるようにすれば、第2のドラ
ムの軽量化と慣性マスの低減をはかることも可能
である。
第1図は本考案の第1実施例に係るエネルギー
蓄積装置の第2のドラムの分解斜視図、第2図は
第1図の断面図、第3図は本考案のエネルギー蓄
積装置の全体斜視図、第4図は第3図の装置の断
面図、第5図は第3図の装置の特性図、第6図は
本考案の第2実施例に係るエネルギー蓄積装置に
おける付勢手段近傍の断面図、である。 20……エネルギー蓄積装置、22……第1の
ドラム、23……第3のドラム(中間ドラム)、
24……第2のドラム、25……弾性体、25a
……第1の部分、25b……第4の部分、25c
……第3の部分、25d……第4の部分、25e
……第2の部分、32、41……付勢手段、35
……うず巻きばね、44……引張りコイルばね。
蓄積装置の第2のドラムの分解斜視図、第2図は
第1図の断面図、第3図は本考案のエネルギー蓄
積装置の全体斜視図、第4図は第3図の装置の断
面図、第5図は第3図の装置の特性図、第6図は
本考案の第2実施例に係るエネルギー蓄積装置に
おける付勢手段近傍の断面図、である。 20……エネルギー蓄積装置、22……第1の
ドラム、23……第3のドラム(中間ドラム)、
24……第2のドラム、25……弾性体、25a
……第1の部分、25b……第4の部分、25c
……第3の部分、25d……第4の部分、25e
……第2の部分、32、41……付勢手段、35
……うず巻きばね、44……引張りコイルばね。
Claims (1)
- 互に並置された、軸芯まわりに回転可能な、第
1のドラムおよび第2のドラム並びに第1のドラ
ムと第2のドラムとの間に配設された中間ドラム
からなる第3のドラムと;前記第1のドラムに巻
きつけられる第1の部分と、前記第2のドラムに
巻きつけられる第2の部分と、前記第3のドラム
に巻きつけられる第3の部分と、各ドラム間を連
結する第4の部分を有し、前記第1の部分の端部
が前記第1のドラムに固定され、前記第2の端部
が前記第2のドラムに固定された紐状の弾性体
と;前記第1のドラムと第2のドラム及び第3の
ドラムとを、前記第2のドラムの外周回転量が第
3のドラムの外周回転量より大であり、第3のド
ラムの外周回転量が前記第1のドラムの外周回転
量より大となるように連結する手段と;からなる
エネルギー蓄積装置であつて、前記弾性体の張力
が最も大きくなる第2のドラムに、エネルギー回
生時に該第2のドラムを弾性体のクリープを吸収
する方向に付勢させる付勢手段を設けたことを特
徴とするエネルギー蓄積装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19169786U JPH0356682Y2 (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19169786U JPH0356682Y2 (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6396365U JPS6396365U (ja) | 1988-06-22 |
| JPH0356682Y2 true JPH0356682Y2 (ja) | 1991-12-20 |
Family
ID=31146080
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19169786U Expired JPH0356682Y2 (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0356682Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-12-15 JP JP19169786U patent/JPH0356682Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6396365U (ja) | 1988-06-22 |
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