JPH0356817B2 - - Google Patents
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- JPH0356817B2 JPH0356817B2 JP21032083A JP21032083A JPH0356817B2 JP H0356817 B2 JPH0356817 B2 JP H0356817B2 JP 21032083 A JP21032083 A JP 21032083A JP 21032083 A JP21032083 A JP 21032083A JP H0356817 B2 JPH0356817 B2 JP H0356817B2
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- winding
- regulating
- core metal
- supply line
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21F—WORKING OR PROCESSING OF METAL WIRE
- B21F3/00—Coiling wire into particular forms
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Wire Processing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
この発明は、例えば棒線状素材の巻回成形機に
おける素材の自動規制方法とその装置に係り、一
層詳細には、所要サイズの棒状または線状の素材
(主に金属素材)を、例えばコイルばねのように
一連に巻回して螺旋形製品を成形(製造)する巻
回成形機にあつて、上記素材の巻回過程において
特に端末部側のねじれ(円周方向のひねり)を自
動制御に基いて規制するための自動規制方法とそ
の装置に関する。
おける素材の自動規制方法とその装置に係り、一
層詳細には、所要サイズの棒状または線状の素材
(主に金属素材)を、例えばコイルばねのように
一連に巻回して螺旋形製品を成形(製造)する巻
回成形機にあつて、上記素材の巻回過程において
特に端末部側のねじれ(円周方向のひねり)を自
動制御に基いて規制するための自動規制方法とそ
の装置に関する。
技術背景
線状素材を螺旋形状に巻回成形するこの種機
械、例えばコイルばね製造機では、一般に素材を
供給機側より巻回機側に向けて水平状に給送し、
そして巻回機における芯金の始端部で素材先端を
固定(チヤツク)した後、芯金の回転および芯
金・素材間の相対移動の協動に基いて素材を芯金
外周に所定のピツチ、角度で連続螺旋形に巻回し
ている。このように素材を螺旋巻回する場合、素
材には1巻き毎にピツチ、角度等に影響される
「ねじれ」が生じ、これを巻回過程中に連続して
累計的に増加され、巻回終了時には相当大きな
「ねじれ」となつて現われ、場合によつては理論
的計算値とは異なる予測もし得ない誤差を伴う
「ねじれ」が生じることもある。ちなみに「ねじ
れ」については、素材のサイズや巻回条件、すな
わち長さや線径そして巻回ピツチや角度に大きく
関係してその値が大小に変化する。
械、例えばコイルばね製造機では、一般に素材を
供給機側より巻回機側に向けて水平状に給送し、
そして巻回機における芯金の始端部で素材先端を
固定(チヤツク)した後、芯金の回転および芯
金・素材間の相対移動の協動に基いて素材を芯金
外周に所定のピツチ、角度で連続螺旋形に巻回し
ている。このように素材を螺旋巻回する場合、素
材には1巻き毎にピツチ、角度等に影響される
「ねじれ」が生じ、これを巻回過程中に連続して
累計的に増加され、巻回終了時には相当大きな
「ねじれ」となつて現われ、場合によつては理論
的計算値とは異なる予測もし得ない誤差を伴う
「ねじれ」が生じることもある。ちなみに「ねじ
れ」については、素材のサイズや巻回条件、すな
わち長さや線径そして巻回ピツチや角度に大きく
関係してその値が大小に変化する。
それだけに斯る巻回成形にあつては、素材のね
じれ規制が重要な課題の1つとなり、特に素材の
端末部を設定通りの条件で巻回し終える場合、言
換えると巻回終了時において端末部の向きを所定
の位置、角度に確保したい場合において、上述の
「ねじれ」を放置することは到底許されず、何ら
かの適切なねじれ規制がむしろ絶対的に必要とさ
れる。例えば座部付きのコイルばねの成形にあた
つては、先端部、端末部に座部に相応する楔形の
圧延部を予め加工した素材が使用され、この素材
を螺旋巻回する場合、先端圧延部では芯金に対す
る素材のチヤツク時に所定の位置、向きに保持さ
れることから何ら問題はないが、端末圧延部で
は、巻回終了時に至つて単に芯金外周に巻取られ
るだけで何らの規制もされなくなる。従つて形状
の精確で安定した良質のばねを得る上でも、端末
圧延部を所定の位置、向きに確保することが最も
望ましくまた必要とされるものである。
じれ規制が重要な課題の1つとなり、特に素材の
端末部を設定通りの条件で巻回し終える場合、言
換えると巻回終了時において端末部の向きを所定
の位置、角度に確保したい場合において、上述の
「ねじれ」を放置することは到底許されず、何ら
かの適切なねじれ規制がむしろ絶対的に必要とさ
れる。例えば座部付きのコイルばねの成形にあた
つては、先端部、端末部に座部に相応する楔形の
圧延部を予め加工した素材が使用され、この素材
を螺旋巻回する場合、先端圧延部では芯金に対す
る素材のチヤツク時に所定の位置、向きに保持さ
れることから何ら問題はないが、端末圧延部で
は、巻回終了時に至つて単に芯金外周に巻取られ
るだけで何らの規制もされなくなる。従つて形状
の精確で安定した良質のばねを得る上でも、端末
圧延部を所定の位置、向きに確保することが最も
望ましくまた必要とされるものである。
また前述したねじれ規制については、冷間製造
時はもとより、特に熱間製造時においてその必要
性が問われる。すなわちコイルばねの製造例にお
いて、一般に比較的に細い(線径の小さい)素材
による小型のばねの場合は、冷間形態として低温
の素材を使用し、一方太い(線径の大きい)素材
による大型のばねの場合は、熱間形態として予め
炉内で所定の高温度に加熱された素材を使用し、
夫々の素材を芯金で所定ピツチに巻回するように
している。上記冷間加工にあつては、稼動性、生
産性の向上を一切考慮しなければ、作業者の勘に
頼る手作業(複数の作業者が適当な器具を用いて
互いに連繋を取り合つて行う作業)でも、それな
りのねじれ規制は可能であり、現に一部の間で行
なわれている。しかし熱間製造において斯る手作
業は、熱損事故を多発するなど余りにも危険を伴
い過ぎ、これらの危険な作業は廃止すべきである
との傾向がある程問題が切迫しており、ねじれ規
制に係る適切な技術が強く希求されている。しか
るに従来技術には、前述したねじれ規制に応え得
るものがなく、その有効な対策が待たれていた。
時はもとより、特に熱間製造時においてその必要
性が問われる。すなわちコイルばねの製造例にお
いて、一般に比較的に細い(線径の小さい)素材
による小型のばねの場合は、冷間形態として低温
の素材を使用し、一方太い(線径の大きい)素材
による大型のばねの場合は、熱間形態として予め
炉内で所定の高温度に加熱された素材を使用し、
夫々の素材を芯金で所定ピツチに巻回するように
している。上記冷間加工にあつては、稼動性、生
産性の向上を一切考慮しなければ、作業者の勘に
頼る手作業(複数の作業者が適当な器具を用いて
互いに連繋を取り合つて行う作業)でも、それな
りのねじれ規制は可能であり、現に一部の間で行
なわれている。しかし熱間製造において斯る手作
業は、熱損事故を多発するなど余りにも危険を伴
い過ぎ、これらの危険な作業は廃止すべきである
との傾向がある程問題が切迫しており、ねじれ規
制に係る適切な技術が強く希求されている。しか
るに従来技術には、前述したねじれ規制に応え得
るものがなく、その有効な対策が待たれていた。
目 的
本発明は、前述した技術背景に鑑みて新規に提
案されたものであつて、芯金の巻回過程における
所定の回転角度範囲間、すなわち芯金の回転角度
を基準として所定の通算回転角度に達した時点か
ら巻回終了段階に至る時点までの範囲に亘り、素
材の未巻回残り分に対する適正な角度によるねじ
れ規制を自動的に行なうように構成した素材自動
規制方法とその装置であり、その目的とするとこ
ろは、素材のサイズ、巻回条件を充分に考慮して
適確なねじれ規制をなし、「ねじれ」がとかく不
規制でかつ大きく発生し易くなる端末部分を許容
ねじれ角範囲内に抑制して同部分を所定の向き、
角度に確保することにあり、以つて形状の精確で
安定した良質の製品を能率よく製造(成形)する
ことにある。
案されたものであつて、芯金の巻回過程における
所定の回転角度範囲間、すなわち芯金の回転角度
を基準として所定の通算回転角度に達した時点か
ら巻回終了段階に至る時点までの範囲に亘り、素
材の未巻回残り分に対する適正な角度によるねじ
れ規制を自動的に行なうように構成した素材自動
規制方法とその装置であり、その目的とするとこ
ろは、素材のサイズ、巻回条件を充分に考慮して
適確なねじれ規制をなし、「ねじれ」がとかく不
規制でかつ大きく発生し易くなる端末部分を許容
ねじれ角範囲内に抑制して同部分を所定の向き、
角度に確保することにあり、以つて形状の精確で
安定した良質の製品を能率よく製造(成形)する
ことにある。
実施例
そこで本発明に係る、例えば棒線状素材の巻回
成形機における素材の自動規制方法とその装置に
ついて、好適な実施例を挙げて添付図面を参照し
ながら、以下詳細に説明する。本例では、巻回成
形機の代表的な一例としてばね製造機、すなわち
第40図に略示する両端テーパエンド(両端に圧
延部を加工したもの)の金属素材Wにより、第4
1図更には第44図a,b,cに例示する各種圧
縮コイルばねを製造する機械にあつて、上述の素
材の端末規制をなす規制方法とその装置を示す。
成形機における素材の自動規制方法とその装置に
ついて、好適な実施例を挙げて添付図面を参照し
ながら、以下詳細に説明する。本例では、巻回成
形機の代表的な一例としてばね製造機、すなわち
第40図に略示する両端テーパエンド(両端に圧
延部を加工したもの)の金属素材Wにより、第4
1図更には第44図a,b,cに例示する各種圧
縮コイルばねを製造する機械にあつて、上述の素
材の端末規制をなす規制方法とその装置を示す。
斯る製造機では、「芯金変向移動制御巻回形態」
すなわち素材を始終一定の供給ラインに保持しつ
つ給送し、これに対し芯金について旋回に基づく
巻回位置(向き)の変向制御、軸方向への移動制
御をなして上述の供給ラインに対応する適正な角
度、位置に制御操作してばねを製造する形態を有
し、概要として第1図に略示するように加熱炉H
から取出された素材Wを、右巻き用、左巻き用の
所定供給ラインに整合保持しつつ芯金側に供給す
る供給機Fと、この供給機Fに対し平面T形に交
差設置され、そして芯金Mに対し各供給ラインに
対応する巻回位置の旋回変向、左右各方向の回
転、そして軸方向の往復移動を夫々制御し得る巻
回機Cとを併設しているので、これら各機械毎に
説明する。なお説明の便宜上、各伝達手段につい
て鎖車およびチエーンをチエーン列、歯車同志を
歯車列と夫々略称することにする。
すなわち素材を始終一定の供給ラインに保持しつ
つ給送し、これに対し芯金について旋回に基づく
巻回位置(向き)の変向制御、軸方向への移動制
御をなして上述の供給ラインに対応する適正な角
度、位置に制御操作してばねを製造する形態を有
し、概要として第1図に略示するように加熱炉H
から取出された素材Wを、右巻き用、左巻き用の
所定供給ラインに整合保持しつつ芯金側に供給す
る供給機Fと、この供給機Fに対し平面T形に交
差設置され、そして芯金Mに対し各供給ラインに
対応する巻回位置の旋回変向、左右各方向の回
転、そして軸方向の往復移動を夫々制御し得る巻
回機Cとを併設しているので、これら各機械毎に
説明する。なお説明の便宜上、各伝達手段につい
て鎖車およびチエーンをチエーン列、歯車同志を
歯車列と夫々略称することにする。
まず供給機F側では第2,3,4図に略示する
ように、機台1上に、素材の供給に必要な各種装
置すなわち第1および第2給送装置18,25、
姿勢保持装置40、先端規制装置56、先曲げ装
置66、供給案内装置81、クランプ送出装置9
1そして本例の規制方法に実施される端末規制装
置104が夫々供給ラインに整合して装備されて
いる。上記機台1では、素材の長さそして巻回方
向(右巻き、左巻き)に対応して前記各装置を適
正な位置、高さにセツトするために、第2,5,
7図のように固定ベース2上に、載置した摺動ベ
ース3に昇降台10を設置して構成されている。
なお摺動ベース3は、固定ベース2の一端に設置
された正逆転モータ4を作動源として、同モータ
4にチエーン列5で連繋されかつ固定ベース2に
支持された回転軸6およびラツク・ピニオン列7
を介して前後方向の2位置に切換え保持される。
8,8′は、固定ベース2の一側に配設された位
置検出器であり、摺動ベース3側のドヅグ9で
各々操作された際に、夫々検出作動して上記モー
タ4を停止するように設定されている。
ように、機台1上に、素材の供給に必要な各種装
置すなわち第1および第2給送装置18,25、
姿勢保持装置40、先端規制装置56、先曲げ装
置66、供給案内装置81、クランプ送出装置9
1そして本例の規制方法に実施される端末規制装
置104が夫々供給ラインに整合して装備されて
いる。上記機台1では、素材の長さそして巻回方
向(右巻き、左巻き)に対応して前記各装置を適
正な位置、高さにセツトするために、第2,5,
7図のように固定ベース2上に、載置した摺動ベ
ース3に昇降台10を設置して構成されている。
なお摺動ベース3は、固定ベース2の一端に設置
された正逆転モータ4を作動源として、同モータ
4にチエーン列5で連繋されかつ固定ベース2に
支持された回転軸6およびラツク・ピニオン列7
を介して前後方向の2位置に切換え保持される。
8,8′は、固定ベース2の一側に配設された位
置検出器であり、摺動ベース3側のドヅグ9で
各々操作された際に、夫々検出作動して上記モー
タ4を停止するように設定されている。
一方昇降台10は、供給ラインに平行に架設さ
れており、その後端部(加熱炉H側)が上記摺動
ベース3上の受枠11に支点軸12で支持された
もとで、切換えシリンダー13の作動により昇降
傾動されて右巻き、左巻きの各供給ラインに整合
する2段の高さ位置にセツトされる。なおシリン
ダー13は、昇降台10前端に装着されており、
そして摺動ベース3に連節されたロツド14に対
する昇降量が変更可能とされている。15,1
5′は昇降台10に配設された高さ検出器であり、
摺動ベース3上の支杆16に配設された当該ドツ
グ17,17′で各々操作された際に、夫々検出
作動して上記シリンダー13を停止するように設
定されている。
れており、その後端部(加熱炉H側)が上記摺動
ベース3上の受枠11に支点軸12で支持された
もとで、切換えシリンダー13の作動により昇降
傾動されて右巻き、左巻きの各供給ラインに整合
する2段の高さ位置にセツトされる。なおシリン
ダー13は、昇降台10前端に装着されており、
そして摺動ベース3に連節されたロツド14に対
する昇降量が変更可能とされている。15,1
5′は昇降台10に配設された高さ検出器であり、
摺動ベース3上の支杆16に配設された当該ドツ
グ17,17′で各々操作された際に、夫々検出
作動して上記シリンダー13を停止するように設
定されている。
前記第1給送装置18は、加熱炉Hから取出さ
れた素材Wを所要速度で給送するためのもので、
第2,3,6図のように前述の昇降台10後端部
に配列された各支筒19に、互いに同調回転し得
る回転軸20が、供給ラインと直交する向きに挿
通されると共にモータ21に第1、第2のチエー
ン列22,23を介して連繋されており、そして
各回転軸20先端に固着されたローラ24が供給
ラインに整合されている。なお上記モータ21は
変速式が望ましい。また各ローラ24は、所要線
径の素材を適切に案内し得るように円曲形の受け
溝と両端のフランジを有する形式にされる。
れた素材Wを所要速度で給送するためのもので、
第2,3,6図のように前述の昇降台10後端部
に配列された各支筒19に、互いに同調回転し得
る回転軸20が、供給ラインと直交する向きに挿
通されると共にモータ21に第1、第2のチエー
ン列22,23を介して連繋されており、そして
各回転軸20先端に固着されたローラ24が供給
ラインに整合されている。なお上記モータ21は
変速式が望ましい。また各ローラ24は、所要線
径の素材を適切に案内し得るように円曲形の受け
溝と両端のフランジを有する形式にされる。
一方第2給送装置25では、前述の給送装置1
8と協動して素材Wを巻回機Cの芯金M側へ給送
案内するためのもので、第5,6,7図のように
前記昇降台10の前上部の支台26に、互いに同
調回転し得る各回転軸27が、供給ラインと直交
する向きに挿通されて軸方向へ移動自在に支持さ
れると共に前記モータ21にチエーン列28を介
して連繋されており、そして各回転軸27先端に
ローラ29が固着されている。なおモータは第1
側の装置18と別個にしてもよい。またローラ2
9は素材から隔離し易いように片側フランジ付き
にされている。
8と協動して素材Wを巻回機Cの芯金M側へ給送
案内するためのもので、第5,6,7図のように
前記昇降台10の前上部の支台26に、互いに同
調回転し得る各回転軸27が、供給ラインと直交
する向きに挿通されて軸方向へ移動自在に支持さ
れると共に前記モータ21にチエーン列28を介
して連繋されており、そして各回転軸27先端に
ローラ29が固着されている。なおモータは第1
側の装置18と別個にしてもよい。またローラ2
9は素材から隔離し易いように片側フランジ付き
にされている。
斯る装置25では、素材の給送開始、終了に調
時して各ローラ29を供給ラインに整合、退避す
るための切換え機構30が昇降台10の裏側に装
備されている。この機構30は、第6,7図のよ
うに支枠31間に支持された回動軸32を、切換
えシリンダー33のロツド34に連結レバー35
を介して連繋し、そして回動軸32に起立連結さ
れた各切換えレバー36を、当該回転軸27後端
に回転案内具37を介して連繋している。これに
よりシリンダー33のロツド34の昇降動に即応
して回動軸32の各レバー36が第7図中左右方
向に一斉に傾動されることに伴い、各回転軸27
の移動と共にローラ29が素材に対する案内、休
止の各位置に切換え保持される。なお38,3
8′は切換え確認用の検出器、39はドツグであ
る。
時して各ローラ29を供給ラインに整合、退避す
るための切換え機構30が昇降台10の裏側に装
備されている。この機構30は、第6,7図のよ
うに支枠31間に支持された回動軸32を、切換
えシリンダー33のロツド34に連結レバー35
を介して連繋し、そして回動軸32に起立連結さ
れた各切換えレバー36を、当該回転軸27後端
に回転案内具37を介して連繋している。これに
よりシリンダー33のロツド34の昇降動に即応
して回動軸32の各レバー36が第7図中左右方
向に一斉に傾動されることに伴い、各回転軸27
の移動と共にローラ29が素材に対する案内、休
止の各位置に切換え保持される。なお38,3
8′は切換え確認用の検出器、39はドツグであ
る。
前述の第1、第2給送装置18,25の間に、
前記姿勢保持装置40が供給ライン方向に変位
(位置調節)可能に装備されている。この装置4
0は、素材の姿勢特に先端圧延部w1の向きを修
正保持しつつ案内するもので、第2,8,9図の
ように前記昇降台10の支台26の前側に設置さ
れた受箱41上面に一対の案内用受けローラ46
が、また同ローラ46の上方に浮動防止用の押え
ローラ50が、ともに供給ラインと同じ向きに配
設されている。受箱41は、支台26前面の支枠
42の案内杆43に対し供給ライン方向へ移動可
能に支持されており、そして支枠42に装着され
たシリンダー44のロツド45に連結されて素材
の長さに適合した位置に変更されるようになつて
いる。
前記姿勢保持装置40が供給ライン方向に変位
(位置調節)可能に装備されている。この装置4
0は、素材の姿勢特に先端圧延部w1の向きを修
正保持しつつ案内するもので、第2,8,9図の
ように前記昇降台10の支台26の前側に設置さ
れた受箱41上面に一対の案内用受けローラ46
が、また同ローラ46の上方に浮動防止用の押え
ローラ50が、ともに供給ラインと同じ向きに配
設されている。受箱41は、支台26前面の支枠
42の案内杆43に対し供給ライン方向へ移動可
能に支持されており、そして支枠42に装着され
たシリンダー44のロツド45に連結されて素材
の長さに適合した位置に変更されるようになつて
いる。
上記受けローラ46は、供給ラインと並列に支
持されており、そして受箱41の下面に装着され
たモータ47に傘歯車列48、平歯車列49を介
して連繋されて互いに異方向へ同調回転される。
ちなみに同ローラ46は、互いの外周面間で素材
を供給ラインに整合保持したまま線接触で受け、
そして異方向回転により素材の円周方向の変動を
防止する。一方押えローラ50は、上記受箱41
上端の支軸51に枢支された一対のアーム52の
前端間に軸53を介して枢嵌されており、そして
アーム52に連繋された切換えシリンダー54の
作動により、供給ラインの直上に整合されて素材
を押接案内する位置と、ライン外の退避位置とに
切換え保持される。なおシリンダー54は、受箱
41上方に装着されており、そのロツド55先端
が両アーム52上端に連繋されている。
持されており、そして受箱41の下面に装着され
たモータ47に傘歯車列48、平歯車列49を介
して連繋されて互いに異方向へ同調回転される。
ちなみに同ローラ46は、互いの外周面間で素材
を供給ラインに整合保持したまま線接触で受け、
そして異方向回転により素材の円周方向の変動を
防止する。一方押えローラ50は、上記受箱41
上端の支軸51に枢支された一対のアーム52の
前端間に軸53を介して枢嵌されており、そして
アーム52に連繋された切換えシリンダー54の
作動により、供給ラインの直上に整合されて素材
を押接案内する位置と、ライン外の退避位置とに
切換え保持される。なおシリンダー54は、受箱
41上方に装着されており、そのロツド55先端
が両アーム52上端に連繋されている。
前記先端規制装置56は、「先端起し」とも呼
ばれ前記昇降台10前端すなわち芯金Mの手前に
臨む部位にあつて、素材の巻回に先立ち先端圧延
部w1の姿勢(向き)、位置を規制保持するための
もので、第2,10,11図のように昇降台10
上の支台26の前上端の支筒57に回動軸58が
横通支持され、同軸58前端の連結アーム59に
規制具60が装着されている。この規制具60
は、「起し具」とも呼ばれるもので、圧延部w1を
突入係合し得る規制口61を形成しており、そし
て切換えシリンダー62の作動により昇降傾動さ
れて供給ラインと整合された規制位置と、ライン
外上方に退避する休止位置とに切換え保持され
る。ちなみに同規制具60は、素材の給送に調時
して規制位置にセツトされ、規制後は即座に休止
位置に戻される。なお上記シリンダー62は、支
台26裏側に装着され、そのロツド63上端を上
記回動軸58後端のアーム64に連節している。
65は規制具60の位置切換え確認用検出器で、
アーム64で操作される位置に対設されている。
ばれ前記昇降台10前端すなわち芯金Mの手前に
臨む部位にあつて、素材の巻回に先立ち先端圧延
部w1の姿勢(向き)、位置を規制保持するための
もので、第2,10,11図のように昇降台10
上の支台26の前上端の支筒57に回動軸58が
横通支持され、同軸58前端の連結アーム59に
規制具60が装着されている。この規制具60
は、「起し具」とも呼ばれるもので、圧延部w1を
突入係合し得る規制口61を形成しており、そし
て切換えシリンダー62の作動により昇降傾動さ
れて供給ラインと整合された規制位置と、ライン
外上方に退避する休止位置とに切換え保持され
る。ちなみに同規制具60は、素材の給送に調時
して規制位置にセツトされ、規制後は即座に休止
位置に戻される。なお上記シリンダー62は、支
台26裏側に装着され、そのロツド63上端を上
記回動軸58後端のアーム64に連節している。
65は規制具60の位置切換え確認用検出器で、
アーム64で操作される位置に対設されている。
前記先曲げ装置66では、素材の先端規制後に
おいて素材の先端部を、芯金M外周に密接し得る
ように予め巻回方向へ湾曲させるためのもので、
第12,13図のように前述の先端規制装置56
の規制具60と同一部位に装備され、そして前記
昇降台10前端に固定された支枠67に、湾曲手
段を装備した可動体71が供給ラインに対する交
差方向へ往復動自在に装置されている。支枠67
は、両側間に2本の案内支杆68を供給ラインと
直交する向きに並設し、そして裏側に可動体71
用の作動シリンダー69を装備している。これに
対し可動体71、案内支杆68に挿通支持される
と共にシリンダー69のロツド70に連結されて
おり、そして前方に突設した両支板72間に一対
の湾曲用アーム73を配設している。
おいて素材の先端部を、芯金M外周に密接し得る
ように予め巻回方向へ湾曲させるためのもので、
第12,13図のように前述の先端規制装置56
の規制具60と同一部位に装備され、そして前記
昇降台10前端に固定された支枠67に、湾曲手
段を装備した可動体71が供給ラインに対する交
差方向へ往復動自在に装置されている。支枠67
は、両側間に2本の案内支杆68を供給ラインと
直交する向きに並設し、そして裏側に可動体71
用の作動シリンダー69を装備している。これに
対し可動体71、案内支杆68に挿通支持される
と共にシリンダー69のロツド70に連結されて
おり、そして前方に突設した両支板72間に一対
の湾曲用アーム73を配設している。
アーム73は、支板72上下の支軸74に枢支
されてばね75で常には開放方向に付勢されてお
り、そして前端に素材に対するクランプ片76を
取着し、後端に開閉案内用の転子77を取着して
いる。このアーム73の開閉手段では、上記可動
体71の上端側に操作シリンダー78が装備さ
れ、そのロツド79に連結された操作杆79A先
端部が両転子77間に係入されており、操作杆7
9Aの移動により両アーム73が開閉される。
されてばね75で常には開放方向に付勢されてお
り、そして前端に素材に対するクランプ片76を
取着し、後端に開閉案内用の転子77を取着して
いる。このアーム73の開閉手段では、上記可動
体71の上端側に操作シリンダー78が装備さ
れ、そのロツド79に連結された操作杆79A先
端部が両転子77間に係入されており、操作杆7
9Aの移動により両アーム73が開閉される。
これにより同装置66では、素材の先端規制前
には、両シリンダー69,78が休止状態とされ
可動体71の後退に伴い両アーム73が開放状態
のまま供給ライン外の休止位置に待機され、先端
規制後には、前記規制具60の上傾退避に調時し
て両シリンダー69,78が協動され、可動体7
1の前進に対応して両アーム73が開放状態のま
ま供給ラインと整合された成形位置にセツトさ
れ、しかる後互いのクランプ片76で素材の先端
部を挟持して湾曲するようになつている。なおク
ランプ片76は、素材の右巻き用、左巻き用に合
わせて交換可能とされる。80,80′は可動体
71の位置切換え用の検出器である。
には、両シリンダー69,78が休止状態とされ
可動体71の後退に伴い両アーム73が開放状態
のまま供給ライン外の休止位置に待機され、先端
規制後には、前記規制具60の上傾退避に調時し
て両シリンダー69,78が協動され、可動体7
1の前進に対応して両アーム73が開放状態のま
ま供給ラインと整合された成形位置にセツトさ
れ、しかる後互いのクランプ片76で素材の先端
部を挟持して湾曲するようになつている。なおク
ランプ片76は、素材の右巻き用、左巻き用に合
わせて交換可能とされる。80,80′は可動体
71の位置切換え用の検出器である。
前記供給案内装置81では、前述の先端規制装
置56の手前において素材を案内するためのもの
で、第14,15図のように前記昇降台10上の
支台26前端に定置された固定台82前面の両支
板83間に、一対の回動軸84が支持されて歯車
列85で連繋されており、そして各軸84に連結
された支杆86にローラ87が枢支されている。
そして一方の回動軸84(支杆86でもよい)
が、固定台82上に装着されたエアー式のシリン
ダー88のロツド89にアーム90を介して連節
されている。これによりシリンダー88の作動に
対する両回動軸84の同調回動に伴い、双方のロ
ーラ87が開閉的に変移して素材を挿通挟持する
案内位置と、供給ライン外に拡開した休止位置と
に切換え保持される。なおローラ87は、前記第
1供給装置18のローラ24と同様な形状にされ
ている。
置56の手前において素材を案内するためのもの
で、第14,15図のように前記昇降台10上の
支台26前端に定置された固定台82前面の両支
板83間に、一対の回動軸84が支持されて歯車
列85で連繋されており、そして各軸84に連結
された支杆86にローラ87が枢支されている。
そして一方の回動軸84(支杆86でもよい)
が、固定台82上に装着されたエアー式のシリン
ダー88のロツド89にアーム90を介して連節
されている。これによりシリンダー88の作動に
対する両回動軸84の同調回動に伴い、双方のロ
ーラ87が開閉的に変移して素材を挿通挟持する
案内位置と、供給ライン外に拡開した休止位置と
に切換え保持される。なおローラ87は、前記第
1供給装置18のローラ24と同様な形状にされ
ている。
前述の第2給送装置25の上方に前記クランプ
送出装置91が装備されている。この装置90
は、前述の先端規制装置56で規制された素材を
芯金Mの所定のチヤツク位置に積極的に送出する
ためのもので、第7,16図のように前記昇降台
10上の支台26に設置された移動台92に、ク
ランプ機構91Aが装備されている。移動台92
は、支台26上のレール93に載置されており、
そして支台26上に装着された作動シリンダー9
4のロツド95に連結されて供給ラインの方向に
所定ストローラに亘り往復動される。
送出装置91が装備されている。この装置90
は、前述の先端規制装置56で規制された素材を
芯金Mの所定のチヤツク位置に積極的に送出する
ためのもので、第7,16図のように前記昇降台
10上の支台26に設置された移動台92に、ク
ランプ機構91Aが装備されている。移動台92
は、支台26上のレール93に載置されており、
そして支台26上に装着された作動シリンダー9
4のロツド95に連結されて供給ラインの方向に
所定ストローラに亘り往復動される。
一方クランプ機構91Aでは、前述の供給案内
装置81と同様に構成され、移動台92前側の両
支板96間に支持されかつ歯車列97で連結され
た一対の回動軸98に、支持アーム99が連結さ
れており、そして一方の回動軸98(アーム99
でもよい)が、移動台92上に装着されたエアー
式のシリンダー101のロツド102に連結アー
ム103を介して連繋されていることにより、上
記両支持アーム99が同調開閉に基いて素材に対
する挟持と、解放との各状態に切換え保持され
る。
装置81と同様に構成され、移動台92前側の両
支板96間に支持されかつ歯車列97で連結され
た一対の回動軸98に、支持アーム99が連結さ
れており、そして一方の回動軸98(アーム99
でもよい)が、移動台92上に装着されたエアー
式のシリンダー101のロツド102に連結アー
ム103を介して連繋されていることにより、上
記両支持アーム99が同調開閉に基いて素材に対
する挟持と、解放との各状態に切換え保持され
る。
なお斯る装置91では、両アーム99がシリン
ダー101からの所定圧力を受けてクランプ片1
00で素材を比較的軽くクランプする。従つて移
動台92が所定ストロークに亘り前進されるとし
ても、素材の先端が芯金M側のチヤツク位置で係
止された以降は、素材Wとクランプ片100との
間に滑りが生じて事実上送出を終了し、無理な送
出を制止して素材の変形を未然に回避し得るよう
になつている。
ダー101からの所定圧力を受けてクランプ片1
00で素材を比較的軽くクランプする。従つて移
動台92が所定ストロークに亘り前進されるとし
ても、素材の先端が芯金M側のチヤツク位置で係
止された以降は、素材Wとクランプ片100との
間に滑りが生じて事実上送出を終了し、無理な送
出を制止して素材の変形を未然に回避し得るよう
になつている。
そして前述の第1給送装置25の対応部位に本
例の端末規制装置104が装備されている。この
装置104では「端末起し」とも呼ばれ巻回過程
の所定時点において素材の残り分の向き、特に端
末圧延部w2を規制してそのねじれ(ひねり)を
矯正するためのもので、第1,17,18図のよ
うに前記昇降台10に設置された移動台105
に、後述の規制具122用の駆動手段を装備した
傾動体111が設置されている。移動台105
は、昇降台10上面のレール106に載置されて
おり、そして昇降台10上に架設された往復チエ
ーン107に素材の長さに応じて位置調節可能に
連結されて供給ラインに沿つて所定ストロークに
亘り前後動するようになつている。なおチエーン
107の一方の鎖車軸108は、昇降台10裏側
に装着されかつ後述のように設定された制御モー
タ109に歯車列110で連繋されている。
例の端末規制装置104が装備されている。この
装置104では「端末起し」とも呼ばれ巻回過程
の所定時点において素材の残り分の向き、特に端
末圧延部w2を規制してそのねじれ(ひねり)を
矯正するためのもので、第1,17,18図のよ
うに前記昇降台10に設置された移動台105
に、後述の規制具122用の駆動手段を装備した
傾動体111が設置されている。移動台105
は、昇降台10上面のレール106に載置されて
おり、そして昇降台10上に架設された往復チエ
ーン107に素材の長さに応じて位置調節可能に
連結されて供給ラインに沿つて所定ストロークに
亘り前後動するようになつている。なおチエーン
107の一方の鎖車軸108は、昇降台10裏側
に装着されかつ後述のように設定された制御モー
タ109に歯車列110で連繋されている。
これに対し傾動体111は、移動台105の前
面下部の支点軸112に支持されて供給ラインと
交差する向きに傾動自在にされており、その上端
には支筒113が芯金M側に向けて供給ラインと
平行に突設され、また下端には後述のように設定
された制御モータ118が装着されている。そし
て同傾動体111は、移動台105に装着された
シリンダー114のロツド115に連結されてお
り、素材の給送時ではライン側に傾倒した休止位
置に、また素材の巻回過程の所定時点ではライン
上に起立整合する規制位置に切換え保持される。
116,116′は移動台105の移動位置切換
え確認用の検出器で、ON時にモータ109を停
止するように設定されている。
面下部の支点軸112に支持されて供給ラインと
交差する向きに傾動自在にされており、その上端
には支筒113が芯金M側に向けて供給ラインと
平行に突設され、また下端には後述のように設定
された制御モータ118が装着されている。そし
て同傾動体111は、移動台105に装着された
シリンダー114のロツド115に連結されてお
り、素材の給送時ではライン側に傾倒した休止位
置に、また素材の巻回過程の所定時点ではライン
上に起立整合する規制位置に切換え保持される。
116,116′は移動台105の移動位置切換
え確認用の検出器で、ON時にモータ109を停
止するように設定されている。
先に述べた傾動体111に規制具122の回転
軸117が装備されている。この回転軸117
は、上記支筒113に横通されており、そして上
記制御モータ118に対し、傘歯車列119、ウ
オーム歯車列120、そして平歯車列121を介
して連繋されて左右(正逆)いずれの方向にも所
要速度で回転し得る。斯る回転軸117の前端に
規制具122が着脱可能に装着されている。この
規制具122は、「起し具」とも呼ばれるもので、
その前端面に端末圧延部w2に対する規制口12
3が形成されており、傾動体111の作動位置へ
の切換えに伴い同規制口123を供給ラインに整
合する。なお規制具122は、各種素材の端末部
の形状に適合する規制口123を有する各種のも
のに交換可能とされている。
軸117が装備されている。この回転軸117
は、上記支筒113に横通されており、そして上
記制御モータ118に対し、傘歯車列119、ウ
オーム歯車列120、そして平歯車列121を介
して連繋されて左右(正逆)いずれの方向にも所
要速度で回転し得る。斯る回転軸117の前端に
規制具122が着脱可能に装着されている。この
規制具122は、「起し具」とも呼ばれるもので、
その前端面に端末圧延部w2に対する規制口12
3が形成されており、傾動体111の作動位置へ
の切換えに伴い同規制口123を供給ラインに整
合する。なお規制具122は、各種素材の端末部
の形状に適合する規制口123を有する各種のも
のに交換可能とされている。
上述の回転軸117および規制具122に亘り
検出確認手段が組込まれている。この手段では、
規制具122が端末圧延部w2を適確に位置決め
規制したか否かを確認するもので、第19図のよ
うに回転軸117の軸心内に、検知杆124が移
動可能に挿通されて常には前方(規制具側)に付
勢されており、そして同杆124前端の感知部1
25が、規制口123の所定位置にセツトされ、
また同杆124後端の操作部126が、前記傾動
体111の上部後側に装着されかつ各制御モータ
109,118と接続された検出器127に対向
されている。これにより規制具122が端末圧延
部w2を適正に保持した時点で、検知杆124の
移動(後端)により検出器127が作動(ON)
して各モータ109,118が設定通り制御駆動
される。
検出確認手段が組込まれている。この手段では、
規制具122が端末圧延部w2を適確に位置決め
規制したか否かを確認するもので、第19図のよ
うに回転軸117の軸心内に、検知杆124が移
動可能に挿通されて常には前方(規制具側)に付
勢されており、そして同杆124前端の感知部1
25が、規制口123の所定位置にセツトされ、
また同杆124後端の操作部126が、前記傾動
体111の上部後側に装着されかつ各制御モータ
109,118と接続された検出器127に対向
されている。これにより規制具122が端末圧延
部w2を適正に保持した時点で、検知杆124の
移動(後端)により検出器127が作動(ON)
して各モータ109,118が設定通り制御駆動
される。
前述した端末規制装置104では、対象とする
ばねの成形条件すなわち素材の長さ、線径、巻回
角度、外径および自由高さ等に合わせて芯金Mの
回転を基準として運転されるもので、各駆動部材
の設定事項について付記する。まず前記シリンダ
ー114については、芯金Mが素材の所定長さ分
を巻回した時点T(例えば芯金Mがチヤツク位置
を角度0の基準点としてN回回転して所定の通算
回転角度N×360度に達した時点)で作動される
ように設定され、これにより前記傾動体111が
作動位置にセツトされる。一方移動台105側の
制御モータ109については、上記シリンダー1
14の作動に適宜調時して起動されそして前記検
出器127の検出作動(ON)に適宜変速駆動さ
れるように設定されている。これにより移動台1
05および傾動体111全体の往動に伴い規制具
122が、巻回されつつある素材の端末を追跡す
るように前進され、そして端末規制時(上記検出
器127の作動時)には移動台105とともに規
制具122が芯金Mの巻回速度と同速または若干
速く前進される。
ばねの成形条件すなわち素材の長さ、線径、巻回
角度、外径および自由高さ等に合わせて芯金Mの
回転を基準として運転されるもので、各駆動部材
の設定事項について付記する。まず前記シリンダ
ー114については、芯金Mが素材の所定長さ分
を巻回した時点T(例えば芯金Mがチヤツク位置
を角度0の基準点としてN回回転して所定の通算
回転角度N×360度に達した時点)で作動される
ように設定され、これにより前記傾動体111が
作動位置にセツトされる。一方移動台105側の
制御モータ109については、上記シリンダー1
14の作動に適宜調時して起動されそして前記検
出器127の検出作動(ON)に適宜変速駆動さ
れるように設定されている。これにより移動台1
05および傾動体111全体の往動に伴い規制具
122が、巻回されつつある素材の端末を追跡す
るように前進され、そして端末規制時(上記検出
器127の作動時)には移動台105とともに規
制具122が芯金Mの巻回速度と同速または若干
速く前進される。
これに対し前記傾動体111側の制御モータ1
18については、上述のモータ109に調時して
素材の所定巻回時T(例えば前記通算回転角度N
×360度とする)に起動されるように設定されて
いる。これにより上述の規制具122、が素材の
追跡前進中に端末圧延部w2をさぐり取るように
所定方向へ定速度で回転される。そして端末規制
に対する検出器127の検出時、すなわち予め設
定されたねじれ規制のための通算巻回回転角度
(例えばN1′×360度)に達した時点T1′で減速駆
動される。これにより上述の規制具122が、素
材の残り分l1(未巻回長さ)の巻回終了までに必
要的に生じるねじれ分(円周方向のひねり)に適
合する角度γだけ微速回動される。なお“ねじ
れ”については、対象とするばねのサイズや巻回
条件に基いて予め目標値を定め、これに種々の実
験的データを付加して設定されたもので、ねじれ
規制時には素材の残り分l1の単位長さ当り(巻回
角度当り)のねじれ角γが一次変化すると見做し
ても誤差はほとんどなく実質的に許容値範囲とし
て何ら問題はない(第43図参照)。
18については、上述のモータ109に調時して
素材の所定巻回時T(例えば前記通算回転角度N
×360度とする)に起動されるように設定されて
いる。これにより上述の規制具122、が素材の
追跡前進中に端末圧延部w2をさぐり取るように
所定方向へ定速度で回転される。そして端末規制
に対する検出器127の検出時、すなわち予め設
定されたねじれ規制のための通算巻回回転角度
(例えばN1′×360度)に達した時点T1′で減速駆
動される。これにより上述の規制具122が、素
材の残り分l1(未巻回長さ)の巻回終了までに必
要的に生じるねじれ分(円周方向のひねり)に適
合する角度γだけ微速回動される。なお“ねじ
れ”については、対象とするばねのサイズや巻回
条件に基いて予め目標値を定め、これに種々の実
験的データを付加して設定されたもので、ねじれ
規制時には素材の残り分l1の単位長さ当り(巻回
角度当り)のねじれ角γが一次変化すると見做し
ても誤差はほとんどなく実質的に許容値範囲とし
て何ら問題はない(第43図参照)。
一方前記巻回機C側では、第20図に略示する
ように機本体をなす旋回機台129に、芯金Mの
ための駆動装置143、第1、第2移動保持装置
157,166そして素材のための巻回案内装置
186、端末押え装置200等が装備されてい
る。まず上記旋回機台129は、供給ライン上の
素材Wに対して芯金Mを所要の巻回角度(対象と
するばねのピツチ角)に変向させるために旋回さ
れるもので、第21,22図のようにその台部1
30が、固定ベース128上に対し支点軸131
および車輪132を介して載架されており、そし
て固定ベース128上の連繋された後述の旋回装
置138により操作される。なお連繋点133に
ついては、固定ベース128上のホルダー134
に回動と、変移とが許容されて嵌合支持された連
繋軸135側に、ねじ孔137を有する連繋具1
36が固定されて構成されている。
ように機本体をなす旋回機台129に、芯金Mの
ための駆動装置143、第1、第2移動保持装置
157,166そして素材のための巻回案内装置
186、端末押え装置200等が装備されてい
る。まず上記旋回機台129は、供給ライン上の
素材Wに対して芯金Mを所要の巻回角度(対象と
するばねのピツチ角)に変向させるために旋回さ
れるもので、第21,22図のようにその台部1
30が、固定ベース128上に対し支点軸131
および車輪132を介して載架されており、そし
て固定ベース128上の連繋された後述の旋回装
置138により操作される。なお連繋点133に
ついては、固定ベース128上のホルダー134
に回動と、変移とが許容されて嵌合支持された連
繋軸135側に、ねじ孔137を有する連繋具1
36が固定されて構成されている。
上記旋回装置138では、第23,24図のよ
うに上記旋回機台129の台部130に装備され
た制御モータ139に、台部130内の幅方向に
横通支持された回転軸140が傘歯車列142で
連繋されている。この回転軸140は、そのねじ
軸141を前記連繋具136のねじ孔137内に
螺通しており、そしてモータ139の正逆転駆動
に伴い連繋具136に対して進退変移されその変
移量を以つて旋回機台129を支点軸131に基
いて旋回操作する。これにより同機台129は、
巻回前と巻回終了後では、前記供給ラインと平面
直交する基準位置(角度0)に保持され、そして
巻回時には基準位置に対し鋭角範囲の所定巻回位
置(角度β、α、γ)に亘り無段階(有段階でも
よい)で旋回変向し得る。なお上記旋回の支点軸
131は、供給ラインと基準位置との交点に設定
されている。
うに上記旋回機台129の台部130に装備され
た制御モータ139に、台部130内の幅方向に
横通支持された回転軸140が傘歯車列142で
連繋されている。この回転軸140は、そのねじ
軸141を前記連繋具136のねじ孔137内に
螺通しており、そしてモータ139の正逆転駆動
に伴い連繋具136に対して進退変移されその変
移量を以つて旋回機台129を支点軸131に基
いて旋回操作する。これにより同機台129は、
巻回前と巻回終了後では、前記供給ラインと平面
直交する基準位置(角度0)に保持され、そして
巻回時には基準位置に対し鋭角範囲の所定巻回位
置(角度β、α、γ)に亘り無段階(有段階でも
よい)で旋回変向し得る。なお上記旋回の支点軸
131は、供給ラインと基準位置との交点に設定
されている。
前記芯金Mは、前述の旋回機台129の旋回に
よる巻回位置の変向の他に、右巻き用・左巻き用
の各回転そして軸方向への移動とが全て数値制御
に基いて操作されるようになつており、そして対
象のばねの形状、サイズの適合するものが選定さ
れて旋回機台129内の前後に装備された後述の
第1、第2移動保持装置157,166間に着脱
交換可能にセツトされる。ちなみに芯金Mは、第
44図のような円錐形、そして半紡錘形、鼓形等
のものが使用可能とされる。
よる巻回位置の変向の他に、右巻き用・左巻き用
の各回転そして軸方向への移動とが全て数値制御
に基いて操作されるようになつており、そして対
象のばねの形状、サイズの適合するものが選定さ
れて旋回機台129内の前後に装備された後述の
第1、第2移動保持装置157,166間に着脱
交換可能にセツトされる。ちなみに芯金Mは、第
44図のような円錐形、そして半紡錘形、鼓形等
のものが使用可能とされる。
芯金Mに対する前記駆動装置143では、第2
5,26図のにように前記旋回機台129の一端
(第20図左端)の箱体144内に、制御モータ
145そして主軸146、従軸148が夫々装備
され、高低2段変速形式に構成されてスプライン
軸152と連繋されている。主軸146は、箱体
144中央部に芯金Mと平面直交する向きに挿通
支持されそして箱体144上部に装着された上記
モータ145にチエーン列147を介して連繋さ
れている。一方従軸148は、主軸146に対し
平行に支持されそしてクラツチ149で切換え操
作される高速用、低速用の各歯車列150,15
1で連繋されており、前記機台129中央に横設
支持されたスプライン軸152にウオーム歯車列
153を介して連繋されている。
5,26図のにように前記旋回機台129の一端
(第20図左端)の箱体144内に、制御モータ
145そして主軸146、従軸148が夫々装備
され、高低2段変速形式に構成されてスプライン
軸152と連繋されている。主軸146は、箱体
144中央部に芯金Mと平面直交する向きに挿通
支持されそして箱体144上部に装着された上記
モータ145にチエーン列147を介して連繋さ
れている。一方従軸148は、主軸146に対し
平行に支持されそしてクラツチ149で切換え操
作される高速用、低速用の各歯車列150,15
1で連繋されており、前記機台129中央に横設
支持されたスプライン軸152にウオーム歯車列
153を介して連繋されている。
なおモータ145は、正逆転式とされ芯金Mを
各方向へ所要速度で回転し得る。また高速用歯車
列150は、第26図左側(主軸146上の大歯
車と従軸148上の小歯車)をいい、低速用歯車
列151は、同図右側(主軸146上の小歯車と
従軸148上の大歯車)をいう。クラツチ149
に対する操作手段については、第27図のように
箱体144外に設置されたシリンダー154のロ
ツド155と、箱体144に軸支されて適宜手段
を介して上記クラツチ149に連繋された切換え
レバー156とが連節されており、ロツド155
の昇降動によりクラツチ149が、従軸148上
を摺動して各歯車列150,151と連繋され
る。
各方向へ所要速度で回転し得る。また高速用歯車
列150は、第26図左側(主軸146上の大歯
車と従軸148上の小歯車)をいい、低速用歯車
列151は、同図右側(主軸146上の小歯車と
従軸148上の大歯車)をいう。クラツチ149
に対する操作手段については、第27図のように
箱体144外に設置されたシリンダー154のロ
ツド155と、箱体144に軸支されて適宜手段
を介して上記クラツチ149に連繋された切換え
レバー156とが連節されており、ロツド155
の昇降動によりクラツチ149が、従軸148上
を摺動して各歯車列150,151と連繋され
る。
前記第1移動保持装置157では、芯金M基端
を保持するもので、第28,29図のように旋回
機台129内に装備された移動体158内に、芯
金用の連結主軸163が横通支持されている。上
記移動体158は、機台129上部に横設された
レール159と、上記スプライン軸152とに支
持されており、そしてシリンダー160により所
定区間(芯金Mの必要移動量)に亘り往復移動さ
れる。なおシリンダー160は、レール159下
方に装着されてロツド161を移動体158後端
に連結しており、そして油圧制御機構(図示しな
い)によりその作動速度および作動量が制御され
るようになつている。162,162′は移動体
158の各移動端に配設された検出器である。
を保持するもので、第28,29図のように旋回
機台129内に装備された移動体158内に、芯
金用の連結主軸163が横通支持されている。上
記移動体158は、機台129上部に横設された
レール159と、上記スプライン軸152とに支
持されており、そしてシリンダー160により所
定区間(芯金Mの必要移動量)に亘り往復移動さ
れる。なおシリンダー160は、レール159下
方に装着されてロツド161を移動体158後端
に連結しており、そして油圧制御機構(図示しな
い)によりその作動速度および作動量が制御され
るようになつている。162,162′は移動体
158の各移動端に配設された検出器である。
一方連結主軸163は、芯金Mを着脱可能に連
結して回転させるためのもので、上記移動体15
8中央に着脱可能に支持されて芯金Mと同一線上
に整合されており、そして上述のスプライン軸1
52に平歯車列164を介して連繋されて正逆回
転される。なお同主軸163と芯金Mとの連結に
ついては、第30図のように互いの端面を整合し
たもとで、支軸163の軸心内に横通された連結
螺杆165先端が、芯金M後端のねじ孔内に螺着
されている。
結して回転させるためのもので、上記移動体15
8中央に着脱可能に支持されて芯金Mと同一線上
に整合されており、そして上述のスプライン軸1
52に平歯車列164を介して連繋されて正逆回
転される。なお同主軸163と芯金Mとの連結に
ついては、第30図のように互いの端面を整合し
たもとで、支軸163の軸心内に横通された連結
螺杆165先端が、芯金M後端のねじ孔内に螺着
されている。
これに対し前記第2移動保持装置166では、
芯金M先端を分離可能に連結保持するもので、第
31,32図のように前記旋回機台129内に装
備された移動体167内に、チヤツク機構166
Aを内蔵した芯金用の連結従軸172が横通支持
されている。上記移動体167は、機台129上
部に横設されたレール168に吊下状に支持され
ており、そしてレール168下方に横設された送
り軸169に螺通されて同軸169の回転に伴い
前述の第1側の移動体158と調時して所定区間
を往復移動される。なお送り軸169は、旋回機
台129の上端後側に装着された制御モータ17
0に平歯車列171を介して連繋されており、そ
してモータ170の制御駆動に基いて所定速度で
正逆転されるようになつている。
芯金M先端を分離可能に連結保持するもので、第
31,32図のように前記旋回機台129内に装
備された移動体167内に、チヤツク機構166
Aを内蔵した芯金用の連結従軸172が横通支持
されている。上記移動体167は、機台129上
部に横設されたレール168に吊下状に支持され
ており、そしてレール168下方に横設された送
り軸169に螺通されて同軸169の回転に伴い
前述の第1側の移動体158と調時して所定区間
を往復移動される。なお送り軸169は、旋回機
台129の上端後側に装着された制御モータ17
0に平歯車列171を介して連繋されており、そ
してモータ170の制御駆動に基いて所定速度で
正逆転されるようになつている。
一方連結従軸172は、芯金Mに従転されるも
のであつて筒形とされ、上記移動体167下部の
支筒173に挿通支持されて芯金Mと同一線上に
整合されており、そしてその前端(第31図左
端)に歯車用の凹部174が形成され、またチヤ
ツク用の受台175が着脱可能に固定されてい
る。なお同従軸172と芯金Mとの連結について
は、受台175前端の係合孔176と芯金M先端
の係合軸177とを以つて分離可能に係合連結さ
れている。
のであつて筒形とされ、上記移動体167下部の
支筒173に挿通支持されて芯金Mと同一線上に
整合されており、そしてその前端(第31図左
端)に歯車用の凹部174が形成され、またチヤ
ツク用の受台175が着脱可能に固定されてい
る。なお同従軸172と芯金Mとの連結について
は、受台175前端の係合孔176と芯金M先端
の係合軸177とを以つて分離可能に係合連結さ
れている。
上記連結従軸172に装備されたチヤツク機構
166Aでは、第31,33図のように同従軸1
72の軸孔178に挿通された操作杆179が、
従軸172後端に装着されたシリンダー180の
ロツド181に連結されており、また操作杆17
9前端のラツク182が、上記凹部174内に枢
着されたピニオン183と連繋されている。そし
て上記受台175に移動可能に装着されたチヤツ
ク184が、ラツク185を介して上記ピニオン
183に連繋されて上記操作杆179の移動操作
により開閉される。なおラツク185は、チヤツ
ク184に固定され操作杆179のラツク182
と直交されている。ちなみにチヤツク184は、
素材の巻回前(芯金Mの前進前)では、前述の旋
回支点(支点軸131)と同一垂直線上にあつ
て、右巻き・左巻きの各巻回方向に対応して芯金
Mの上周または下周の各所定位置に待機されてい
る。
166Aでは、第31,33図のように同従軸1
72の軸孔178に挿通された操作杆179が、
従軸172後端に装着されたシリンダー180の
ロツド181に連結されており、また操作杆17
9前端のラツク182が、上記凹部174内に枢
着されたピニオン183と連繋されている。そし
て上記受台175に移動可能に装着されたチヤツ
ク184が、ラツク185を介して上記ピニオン
183に連繋されて上記操作杆179の移動操作
により開閉される。なおラツク185は、チヤツ
ク184に固定され操作杆179のラツク182
と直交されている。ちなみにチヤツク184は、
素材の巻回前(芯金Mの前進前)では、前述の旋
回支点(支点軸131)と同一垂直線上にあつ
て、右巻き・左巻きの各巻回方向に対応して芯金
Mの上周または下周の各所定位置に待機されてい
る。
なお前述した第1、第2の装置157,166
では、シリンダー160、モータ170の制御設
定により、互いの移動体158,167がともに
変速可能とされ、そして芯金Mの前進に対しては
両移動体158,167が同調速度で往動し、芯
金Mの後退に対しては第1側158が、第2側1
67に比し適宜速く復帰するように設定されてい
る。これにより芯金Mが連結従軸172から分離
される。
では、シリンダー160、モータ170の制御設
定により、互いの移動体158,167がともに
変速可能とされ、そして芯金Mの前進に対しては
両移動体158,167が同調速度で往動し、芯
金Mの後退に対しては第1側158が、第2側1
67に比し適宜速く復帰するように設定されてい
る。これにより芯金Mが連結従軸172から分離
される。
前記巻回案内装置186では、巻回過程におけ
る素材を案内するもので、第34,35図のよう
に芯金の手前すなわち前記供給機Fにおける供給
案内装置81前方の所定位置において芯金Mの
上、下部に放射状の向きで対称的に配設されてい
る。双方の装置186は、素材の右巻き・左巻き
に対応して使分けられるものの、ともに同様に構
成されている。便宜上一方(図示下方の右巻き
用)を説明すると、前記旋回機台129の前側中
央部の台座187に適宜傾きで装着されたホルダ
ー188の筒部189内に支筒190が嵌挿され
ており、この支筒190上端の二又部に、供給ラ
インに整合されたローラ191が交換可能に枢着
されている。
る素材を案内するもので、第34,35図のよう
に芯金の手前すなわち前記供給機Fにおける供給
案内装置81前方の所定位置において芯金Mの
上、下部に放射状の向きで対称的に配設されてい
る。双方の装置186は、素材の右巻き・左巻き
に対応して使分けられるものの、ともに同様に構
成されている。便宜上一方(図示下方の右巻き
用)を説明すると、前記旋回機台129の前側中
央部の台座187に適宜傾きで装着されたホルダ
ー188の筒部189内に支筒190が嵌挿され
ており、この支筒190上端の二又部に、供給ラ
インに整合されたローラ191が交換可能に枢着
されている。
そして上記ローラ191を、素材の線径および
巻回径等に鑑み芯金Mに対する適正な案内角度お
よび位置にセツトするために、第35,36図の
ように上記ホルダー188が、台座187に対し
支点ピン192、調節緊締具193を以つて傾き
調節可能に定置される一方、上記支筒190が、
ホルダー188に支持されたねじ軸194の正・
逆回転に伴い摺動子195を介してホルダー18
8の案内溝196に沿つて前後方向すなわち芯金
Mに対する遠近方向へ調節移動可能に支持されて
いる。なおねじ軸194は、支筒190のねじ孔
197に螺通されており、そしてホルダー188
下端に装着された制御モータ198に傘歯車列1
99を介して連繋されている。ただし斯る装置1
86では、ローラ191で素材の上面を受け、ま
た図示上方の装置186では、ローラ191で素
材の下面を受けるようになつており、いずれの装
置についても、当該ローラ191を芯金Mの形
状、外径に合わせて位置決めセツトして素材を押
付け案内する。ちなみにローラ191は、直円形
の芯金に対して一定位置に保持され、また円錐形
や半紡錘形の芯金に対して漸次変位される。
巻回径等に鑑み芯金Mに対する適正な案内角度お
よび位置にセツトするために、第35,36図の
ように上記ホルダー188が、台座187に対し
支点ピン192、調節緊締具193を以つて傾き
調節可能に定置される一方、上記支筒190が、
ホルダー188に支持されたねじ軸194の正・
逆回転に伴い摺動子195を介してホルダー18
8の案内溝196に沿つて前後方向すなわち芯金
Mに対する遠近方向へ調節移動可能に支持されて
いる。なおねじ軸194は、支筒190のねじ孔
197に螺通されており、そしてホルダー188
下端に装着された制御モータ198に傘歯車列1
99を介して連繋されている。ただし斯る装置1
86では、ローラ191で素材の上面を受け、ま
た図示上方の装置186では、ローラ191で素
材の下面を受けるようになつており、いずれの装
置についても、当該ローラ191を芯金Mの形
状、外径に合わせて位置決めセツトして素材を押
付け案内する。ちなみにローラ191は、直円形
の芯金に対して一定位置に保持され、また円錐形
や半紡錘形の芯金に対して漸次変位される。
前記端末押え装置200は、素材の終端部を押
し込んで芯金M外周に密接巻回させるためのもの
で、第34,35,37図のように前述の供給ラ
インとの整合部位において芯金Mの裏側に装備さ
れている。すなわち同装置200では、前記旋回
機台129上部の支軸201に枢支されかつシリ
ンダー202のロツド203に連節されたL形の
第1レバー204と、機台129中央の支軸20
5に枢支されかつ上記第1レバー204に連杆2
06を介して連繋されたL形の第2レバー207
と、同レバー207他端に枢支されて供給ライン
に整合された押えローラ208とを備えており、
そして上記シリンダー202のロツド203の移
動により両レバー204,207および連杆20
6を介してローラ208が、芯金Mの直径方向へ
変移されて素材の解放位置と、押え込み位置とに
切換え保持されるようになつている。
し込んで芯金M外周に密接巻回させるためのもの
で、第34,35,37図のように前述の供給ラ
インとの整合部位において芯金Mの裏側に装備さ
れている。すなわち同装置200では、前記旋回
機台129上部の支軸201に枢支されかつシリ
ンダー202のロツド203に連節されたL形の
第1レバー204と、機台129中央の支軸20
5に枢支されかつ上記第1レバー204に連杆2
06を介して連繋されたL形の第2レバー207
と、同レバー207他端に枢支されて供給ライン
に整合された押えローラ208とを備えており、
そして上記シリンダー202のロツド203の移
動により両レバー204,207および連杆20
6を介してローラ208が、芯金Mの直径方向へ
変移されて素材の解放位置と、押え込み位置とに
切換え保持されるようになつている。
そして素材の線径、ばねの外径等に対応してロ
ーラ208を変位調節するために、上記第1レバ
ー204と連杆206との連結について、レバー
204他端に装着された回動調節具209のねじ
孔210に、連杆206他端のねじ軸211が螺
通されており、そして調節具209がハンドル2
12で回動操作されることにより、連杆206が
移動して第1レバー204との連結点すなわち両
レバー204,207間の連結距離が長短変更さ
れ、第2レバー207の傾動変化に伴いローラ2
08が芯金Mの直径方向に位置調節される。なお
同装置200では、通常巻回終了段階で作動され
るが、巻回開始直後または途中から作動してもよ
い。
ーラ208を変位調節するために、上記第1レバ
ー204と連杆206との連結について、レバー
204他端に装着された回動調節具209のねじ
孔210に、連杆206他端のねじ軸211が螺
通されており、そして調節具209がハンドル2
12で回動操作されることにより、連杆206が
移動して第1レバー204との連結点すなわち両
レバー204,207間の連結距離が長短変更さ
れ、第2レバー207の傾動変化に伴いローラ2
08が芯金Mの直径方向に位置調節される。なお
同装置200では、通常巻回終了段階で作動され
るが、巻回開始直後または途中から作動してもよ
い。
巻回機Cでは、前述の各装置の他に芯金に対す
る案内装置213そしてばねのための係止具22
2および移送器223が付設されている。上記案
内装置213では、芯金Mの移動案内をするため
のもので、第38,39図のように前記旋回機台
129内の中央に縦設された支箱214内に、調
節ねじ軸216で昇降調節される支体215が縦
挿されており、そしてこの支体215上端の二又
部に挿通された支軸217に、芯金Mの下周面を
受けるローラ218が支持されている。なお上記
ねじ軸216は、支箱214に縦挿支持されて支
体215のねじ孔219に螺通されており、そし
て支箱214外に支持された操作軸220により
歯車列221を介して正・逆回転され、これによ
り支体215と共にローラ218が昇降変位調節
される。またローラ218は、各種サイズ、形状
の芯金外周に適合する転接面をもつ鼓形とされ、
上記支軸217の着脱に伴い交換可能とされる。
る案内装置213そしてばねのための係止具22
2および移送器223が付設されている。上記案
内装置213では、芯金Mの移動案内をするため
のもので、第38,39図のように前記旋回機台
129内の中央に縦設された支箱214内に、調
節ねじ軸216で昇降調節される支体215が縦
挿されており、そしてこの支体215上端の二又
部に挿通された支軸217に、芯金Mの下周面を
受けるローラ218が支持されている。なお上記
ねじ軸216は、支箱214に縦挿支持されて支
体215のねじ孔219に螺通されており、そし
て支箱214外に支持された操作軸220により
歯車列221を介して正・逆回転され、これによ
り支体215と共にローラ218が昇降変位調節
される。またローラ218は、各種サイズ、形状
の芯金外周に適合する転接面をもつ鼓形とされ、
上記支軸217の着脱に伴い交換可能とされる。
前記係止具222は、巻回成形されたばねを芯
金Mの復帰時に係止して抜き外すもので、前記端
末押え装置200の後側(素材の巻回終端より後
側)に装着されている。なお同具222は、シリ
ンダーのような切換え部材側に交換可能に取着し
てばねの係止位置と非係止位置とに切換え得るよ
うに構成してもよい。一方移送器223は、芯金
Mから抜き外されたばねをクランプして機外へ移
送するもので、芯金Mの移動途上に配設された一
対の開閉クランプ224を、芯金Mと平面交差す
る裏側(第1図右側)へ変移するようになつてい
る。
金Mの復帰時に係止して抜き外すもので、前記端
末押え装置200の後側(素材の巻回終端より後
側)に装着されている。なお同具222は、シリ
ンダーのような切換え部材側に交換可能に取着し
てばねの係止位置と非係止位置とに切換え得るよ
うに構成してもよい。一方移送器223は、芯金
Mから抜き外されたばねをクランプして機外へ移
送するもので、芯金Mの移動途上に配設された一
対の開閉クランプ224を、芯金Mと平面交差す
る裏側(第1図右側)へ変移するようになつてい
る。
さて本例のコイルばね製造機は、前述のように
構成された供給機F側の各装置と、巻回機C側の
各装置との協動により、1サイクル1成形の形態
に基いて素材の供給から巻回までの一連作動工程
を全自動で行い得る。1例として第41図の両端
座付きのばねSの製造例を各装置の作動工程順に
説明する。まず供給機F側では、素材Wの長さお
よび巻回方向に対応して機台1の昇降台10が、
モータ4、シリンダー13の作動により固定ベー
ス2に対して、前後・上下に操作されて所定位
置、傾斜高さに保持されることにより、全ての装
置が所定位置にセツトされ、これにより前送方向
(芯金側)に向けて高くされた所定の供給ライン
が設定される。
構成された供給機F側の各装置と、巻回機C側の
各装置との協動により、1サイクル1成形の形態
に基いて素材の供給から巻回までの一連作動工程
を全自動で行い得る。1例として第41図の両端
座付きのばねSの製造例を各装置の作動工程順に
説明する。まず供給機F側では、素材Wの長さお
よび巻回方向に対応して機台1の昇降台10が、
モータ4、シリンダー13の作動により固定ベー
ス2に対して、前後・上下に操作されて所定位
置、傾斜高さに保持されることにより、全ての装
置が所定位置にセツトされ、これにより前送方向
(芯金側)に向けて高くされた所定の供給ライン
が設定される。
このもとで第1、第2給送装置18,25およ
び姿勢保持装置40が同調して作動される。すな
わち第1給送装置18では、作業者により加熱炉
Hから取出された素材Wを各ローラ24間に受け
て水平状に定常給送し(ただし素材は給送過程で
作業者により先端圧延部w1の向きが大まかに調
整される。)、続いて姿勢保持装置40では、受け
ローラ46および押えローラ50間で素材を挟持
して振れ止めを図ると共に円周方向の向き、特に
先端圧延部w1の向きを修正しつつ前送する。そ
して第2給送装置25では、素材を各ローラ29
間に保持しつつ前方の先端規制装置56に向けて
ゆつくりと前送する(第1図a参照)。
び姿勢保持装置40が同調して作動される。すな
わち第1給送装置18では、作業者により加熱炉
Hから取出された素材Wを各ローラ24間に受け
て水平状に定常給送し(ただし素材は給送過程で
作業者により先端圧延部w1の向きが大まかに調
整される。)、続いて姿勢保持装置40では、受け
ローラ46および押えローラ50間で素材を挟持
して振れ止めを図ると共に円周方向の向き、特に
先端圧延部w1の向きを修正しつつ前送する。そ
して第2給送装置25では、素材を各ローラ29
間に保持しつつ前方の先端規制装置56に向けて
ゆつくりと前送する(第1図a参照)。
先端規制装置56では、素材の給送タイミング
に調時してシリンダー62の往動により規制具6
0を供給ライン上の規制位置にセツトしており、
規制口61で先端圧延部w1の向き、位置の規制
をなした後、シリンダー62の復動により規制具
60をライン外上方の休止位置に退避させ、次期
作動時まで待機する。斯る規制作動の終了に調時
して先曲げ装置66が作動される。同装置66で
は、両シリンダー69,78の協動により両アー
ム73を成形位置にセツトして互いのクランプ片
76で素材の先端部を所定方向へ湾曲した後、両
アーム73を速やかに休止位置に退避させ、次期
作動時まで待機する。
に調時してシリンダー62の往動により規制具6
0を供給ライン上の規制位置にセツトしており、
規制口61で先端圧延部w1の向き、位置の規制
をなした後、シリンダー62の復動により規制具
60をライン外上方の休止位置に退避させ、次期
作動時まで待機する。斯る規制作動の終了に調時
して先曲げ装置66が作動される。同装置66で
は、両シリンダー69,78の協動により両アー
ム73を成形位置にセツトして互いのクランプ片
76で素材の先端部を所定方向へ湾曲した後、両
アーム73を速やかに休止位置に退避させ、次期
作動時まで待機する。
前述の素材規制作動終了に調時して供給案内装
置81の案内作動およびクランプ送出装置91の
送出作動が開始される。すなわち供給案内装置8
1では、シリンダー88の往動により両支杆86
のローラ87をともに案内位置にセツトして素材
を挟持したまま案内し、そして適時点でローラ8
7を休止位置に退避する。一方クランプ送出装置
91では、クランプ機構91Aにおけるシリンダ
ー101の往動により両アーム99を閉鎖してク
ランプ片100で素材をクランプし、次いでクラ
ンプに調時した作動シリンダー94の往動により
移動台92全体を昇降台10側のレール93に沿
つて所定位置に前進させて、素材を巻回機C側の
芯金Mの所定のチヤツク位置に送込む(第1図b
参照)。
置81の案内作動およびクランプ送出装置91の
送出作動が開始される。すなわち供給案内装置8
1では、シリンダー88の往動により両支杆86
のローラ87をともに案内位置にセツトして素材
を挟持したまま案内し、そして適時点でローラ8
7を休止位置に退避する。一方クランプ送出装置
91では、クランプ機構91Aにおけるシリンダ
ー101の往動により両アーム99を閉鎖してク
ランプ片100で素材をクランプし、次いでクラ
ンプに調時した作動シリンダー94の往動により
移動台92全体を昇降台10側のレール93に沿
つて所定位置に前進させて、素材を巻回機C側の
芯金Mの所定のチヤツク位置に送込む(第1図b
参照)。
なお前記第2給送装置25では、送出装置91
の素材送込み前(素材の挟持後)に、シリンダー
88の復動により各ローラ87を一斉に供給ライ
ン外に退避し、次期素材の給送に先立ち再び給送
位置にセツトする。また送出装置91では、移動
台92が前進端に達した時点で送込み終了とさ
れ、そして芯金Mの巻回開始に調時して各シリン
ダー94,101の復動によりアーム99が開放
され移動台92と共に後退端に復帰され、次期作
動時まで休止される。
の素材送込み前(素材の挟持後)に、シリンダー
88の復動により各ローラ87を一斉に供給ライ
ン外に退避し、次期素材の給送に先立ち再び給送
位置にセツトする。また送出装置91では、移動
台92が前進端に達した時点で送込み終了とさ
れ、そして芯金Mの巻回開始に調時して各シリン
ダー94,101の復動によりアーム99が開放
され移動台92と共に後退端に復帰され、次期作
動時まで休止される。
前述の供給機F側の作動に対して巻回機Cで
は、芯金Mの所定位置で素材先端をチヤツクした
後、旋回装置138、駆動装置143および第
1、第2移動保持装置157,166の作動に基
いて芯金Mを作動して素材を巻回する。すなわち
芯金Mの移動前において、第2移動保持装置16
6におけるチヤツク機構166Aでは、素材の巻
回方向に対応してチヤツク184が芯金Mの下周
所定位置に待機しており、そしてシリンダー18
0の往動により操作杆179、ラツク182、ピ
ニオン183およびラツク185を介してチヤツ
ク184が閉鎖して素材Wの先端を固持する(第
1図b参照)。
は、芯金Mの所定位置で素材先端をチヤツクした
後、旋回装置138、駆動装置143および第
1、第2移動保持装置157,166の作動に基
いて芯金Mを作動して素材を巻回する。すなわち
芯金Mの移動前において、第2移動保持装置16
6におけるチヤツク機構166Aでは、素材の巻
回方向に対応してチヤツク184が芯金Mの下周
所定位置に待機しており、そしてシリンダー18
0の往動により操作杆179、ラツク182、ピ
ニオン183およびラツク185を介してチヤツ
ク184が閉鎖して素材Wの先端を固持する(第
1図b参照)。
しかる後、各装置138,143,157,1
66が設定通り制御作動される。まず旋回装置1
38では、モータ139の正転駆動に伴い回転軸
140が連繋点133の連繋具136に対し螺進
することにより、旋回機台129が支点軸131
に基いて所要の巻回位置に旋回変向される。一方
駆動装置143では、クラツチ149の切換えに
より高速用、低速用のいずれかの歯車列150,
151が設定されたもとで、モータ145の正転
駆動に伴い主軸146、従軸148およびスプラ
イン軸152が回転され、そして第1移動保持装
置157における連結主軸163が平歯車列16
4を介して回転される。そして第1、第2移動保
持装置157,166では、シリンダー160の
往動、モータ170の正転駆動の同調により双方
の移動体158,167がともに同一速度でレー
ル159,168に沿つて前進する。これにより
芯金Mが、前述し各装置の協動によりばねの成形
条件に合わせて制御操作される。
66が設定通り制御作動される。まず旋回装置1
38では、モータ139の正転駆動に伴い回転軸
140が連繋点133の連繋具136に対し螺進
することにより、旋回機台129が支点軸131
に基いて所要の巻回位置に旋回変向される。一方
駆動装置143では、クラツチ149の切換えに
より高速用、低速用のいずれかの歯車列150,
151が設定されたもとで、モータ145の正転
駆動に伴い主軸146、従軸148およびスプラ
イン軸152が回転され、そして第1移動保持装
置157における連結主軸163が平歯車列16
4を介して回転される。そして第1、第2移動保
持装置157,166では、シリンダー160の
往動、モータ170の正転駆動の同調により双方
の移動体158,167がともに同一速度でレー
ル159,168に沿つて前進する。これにより
芯金Mが、前述し各装置の協動によりばねの成形
条件に合わせて制御操作される。
ここで芯金Mの制御について付記する。すなわ
ち第41図のようにばねSについて両端の座部
s′,s″と、有効巻回sとの互いの巻回角度(α>
β)およびピツチ(P>P′)が異なることから、
芯金Mは、第42図の制御線図に略示するように
回転速度が一定とされた場合において、各座部
s′,s″に対応する巻回の開始時、終了時の各々の
巻き部間では、巻回角度(向き)および前進速度
が漸次変更制御され、また有効巻回部sに対応す
る巻回過程では、巻回角度および前進速度がとも
に一定に保持されるように設定される。従つて芯
金Mは、斯る設定条件に合わせて各装置138,
143,157,166により操作されることに
より、素材を一連に巻回して始端の座部s′、有効
巻回部sそして終端の座部s″を順次成形する。な
お巻回過程において、素材Wは巻回案内装置18
6のローラ191で案内され、一方芯金Mは案内
装置213のローラ218で移動案内される。
ち第41図のようにばねSについて両端の座部
s′,s″と、有効巻回sとの互いの巻回角度(α>
β)およびピツチ(P>P′)が異なることから、
芯金Mは、第42図の制御線図に略示するように
回転速度が一定とされた場合において、各座部
s′,s″に対応する巻回の開始時、終了時の各々の
巻き部間では、巻回角度(向き)および前進速度
が漸次変更制御され、また有効巻回部sに対応す
る巻回過程では、巻回角度および前進速度がとも
に一定に保持されるように設定される。従つて芯
金Mは、斯る設定条件に合わせて各装置138,
143,157,166により操作されることに
より、素材を一連に巻回して始端の座部s′、有効
巻回部sそして終端の座部s″を順次成形する。な
お巻回過程において、素材Wは巻回案内装置18
6のローラ191で案内され、一方芯金Mは案内
装置213のローラ218で移動案内される。
さて素材の巻回過程において、芯金Mが所定長
さ分を巻回した時点T(例えば前記チヤツク位置
に対し適宜通算回転角度N×360°の時点)で、前
述の駆動装置143および第1、第2装置15
7,166の減速駆動に基いて芯金Mが設定時間
において微速操作され、このタイミングに合わせ
て前記供給機Fにおける本例の端末規定装置10
4が作動される。すなわち同装置104では、前
記クランプ送出装置91が復帰されているもと
で、シリンダー114の往動により傾動体111
が規制位置に起立保持され、またモータ118の
駆動により回転軸117が各歯車列119,12
0,121を介して回転され、モータ109の正
転駆動により移動台105が往復チエーン107
に索引されて前記昇降台10のレール106に沿
つて前進される。これにより回転軸117先端の
規制具122が、供給ラインに整合セツトされた
もとで回転しつつ前進され、前述の素材後端の追
跡中にその規制口123に端末圧延部w2を係合
してその向きの規制をなす(第1図c参照)。
さ分を巻回した時点T(例えば前記チヤツク位置
に対し適宜通算回転角度N×360°の時点)で、前
述の駆動装置143および第1、第2装置15
7,166の減速駆動に基いて芯金Mが設定時間
において微速操作され、このタイミングに合わせ
て前記供給機Fにおける本例の端末規定装置10
4が作動される。すなわち同装置104では、前
記クランプ送出装置91が復帰されているもと
で、シリンダー114の往動により傾動体111
が規制位置に起立保持され、またモータ118の
駆動により回転軸117が各歯車列119,12
0,121を介して回転され、モータ109の正
転駆動により移動台105が往復チエーン107
に索引されて前記昇降台10のレール106に沿
つて前進される。これにより回転軸117先端の
規制具122が、供給ラインに整合セツトされた
もとで回転しつつ前進され、前述の素材後端の追
跡中にその規制口123に端末圧延部w2を係合
してその向きの規制をなす(第1図c参照)。
そして上述の端末規制時に検出確認手段におけ
る検出器127が確認検出(ON)することによ
り上記各モータ109,118が制御駆動され
る。すなわちモータ118は、素材の残り分l1の
巻回完了時までに生ずる「ねじれ」に適合する角
度γ分だけ微速で駆動し、一方モータ109は、
芯金Mの巻回速度(周速)に適合する速度で駆動
する。これにより前記規制具122は、素材のね
じれ規制として端末圧延部w2を係合保持したま
ま適正なねじれ角γに合わせてゆつくり回動さ
れ、そして芯金Mの巻回速度に合わせて素材を押
出す(第43図参照)。
る検出器127が確認検出(ON)することによ
り上記各モータ109,118が制御駆動され
る。すなわちモータ118は、素材の残り分l1の
巻回完了時までに生ずる「ねじれ」に適合する角
度γ分だけ微速で駆動し、一方モータ109は、
芯金Mの巻回速度(周速)に適合する速度で駆動
する。これにより前記規制具122は、素材のね
じれ規制として端末圧延部w2を係合保持したま
ま適正なねじれ角γに合わせてゆつくり回動さ
れ、そして芯金Mの巻回速度に合わせて素材を押
出す(第43図参照)。
ちなみに斯るねじれ規制については、前記検知
器127の検出時すなわち芯金Mの通算巻回回転
角度T1時点より実質的に開始され、そして前進
端に位置する規制具122から素材が離隔して検
出器127がOFFとなつたT2時点(すなわち巻
回終了段階時にあつて通算回転角度N2×360度の
時点)で終了されるものとする。この際T2時点
における素材の残り分l2では、T1時点における残
り分l1に比しても相当短いことから、T2時点以降
巻終了までに生ずる“ねじれ”が、前述したねじ
れ規制によるねじれ角γとほぼ同一値であると見
做してもよく、現に端末の向き、角度等について
は許容範囲内に留まり誤差を生じない。
器127の検出時すなわち芯金Mの通算巻回回転
角度T1時点より実質的に開始され、そして前進
端に位置する規制具122から素材が離隔して検
出器127がOFFとなつたT2時点(すなわち巻
回終了段階時にあつて通算回転角度N2×360度の
時点)で終了されるものとする。この際T2時点
における素材の残り分l2では、T1時点における残
り分l1に比しても相当短いことから、T2時点以降
巻終了までに生ずる“ねじれ”が、前述したねじ
れ規制によるねじれ角γとほぼ同一値であると見
做してもよく、現に端末の向き、角度等について
は許容範囲内に留まり誤差を生じない。
上述の端末規制作動に同調して巻回機C側で
は、芯金Mが通常の作動状態に制御される。すな
わち前記規制具122の規制開始時T1(所定の通
算回転角度N1×360度時点)に同期して駆動装置
143および第1、第2移動保持装置157,1
66が、ともにばねSの成形条件に適合する速度
で制御駆動されることに従い芯金Mは、所定巻回
速度で回転および移動されて上述のようにねじれ
規制されている素材の残り分l1を巻回する。そし
て巻回終了時期(例えば1巻回分)には、前述の
ように旋回装置138、駆動装置143、第1、
第2の装置157,166の制御駆動に伴い芯金
Mは、巻回中心を元に変向しつつ低速で回転、移
動され、そして終端座部s″の巻回後では基準位置
に戻されかつ前進端で停止されて所定の巻回作動
を終了する(第1図d参照)。
は、芯金Mが通常の作動状態に制御される。すな
わち前記規制具122の規制開始時T1(所定の通
算回転角度N1×360度時点)に同期して駆動装置
143および第1、第2移動保持装置157,1
66が、ともにばねSの成形条件に適合する速度
で制御駆動されることに従い芯金Mは、所定巻回
速度で回転および移動されて上述のようにねじれ
規制されている素材の残り分l1を巻回する。そし
て巻回終了時期(例えば1巻回分)には、前述の
ように旋回装置138、駆動装置143、第1、
第2の装置157,166の制御駆動に伴い芯金
Mは、巻回中心を元に変向しつつ低速で回転、移
動され、そして終端座部s″の巻回後では基準位置
に戻されかつ前進端で停止されて所定の巻回作動
を終了する(第1図d参照)。
上述の巻回作動に対し前記端末規制装置104
では、素材が前進端に位置する前記規制具122
から離隔した時点T2で検出器127が(OFF)
となり、モータ109の逆転駆動、停止に伴い移
動台105が後退端に停止され、またシリンダー
114の復動に伴い傾動体111が傾倒位置に保
持され、そしてモータ118の停止に伴い回転軸
117が停止される。これにより規制具122
が、後退休止位置に戻され次期作動時まで待機さ
れる。一方巻回作動の終了段階において端末押え
装置200が作動される。すなわち同装置200
では、シリンダー202の往動により押えローラ
208が、第1、第2のレバー204,207を
介して押え込み位置にセツトされ、前記巻回案内
装置186のローラ191から離隔した素材の端
末部を適宜押え込み案内して芯金M外周に密接さ
せ、しかる後巻回作動の終了に調時してシリンダ
ー202の復動により押えローラ208が、解放
位置に復帰されて次期作動時まで待機される。
では、素材が前進端に位置する前記規制具122
から離隔した時点T2で検出器127が(OFF)
となり、モータ109の逆転駆動、停止に伴い移
動台105が後退端に停止され、またシリンダー
114の復動に伴い傾動体111が傾倒位置に保
持され、そしてモータ118の停止に伴い回転軸
117が停止される。これにより規制具122
が、後退休止位置に戻され次期作動時まで待機さ
れる。一方巻回作動の終了段階において端末押え
装置200が作動される。すなわち同装置200
では、シリンダー202の往動により押えローラ
208が、第1、第2のレバー204,207を
介して押え込み位置にセツトされ、前記巻回案内
装置186のローラ191から離隔した素材の端
末部を適宜押え込み案内して芯金M外周に密接さ
せ、しかる後巻回作動の終了に調時してシリンダ
ー202の復動により押えローラ208が、解放
位置に復帰されて次期作動時まで待機される。
さて前述した巻回作動の終了後には、巻回機C
全体が元の作動前状態に復帰される。すなわち駆
動装置143では、モータ145の逆転駆動に伴
い主軸146、従軸148を介してスプライン軸
152と共に第1移動保持装置157における連
結主軸163が逆転され、また同保持装置157
では、シリンダー160の復動に伴い移動体15
8がレール159およびスプライン軸152に沿
つて原位置に速やかに後退され、一方第2移動保
持装置166では、モータ170の低速逆転駆動
に伴い移動体167が送り軸169およびレール
168に沿つてゆつくり後退される。従つて第
1、第2の装置157,166の後退速度差によ
り芯金Mは、第2側の連結従軸172から離脱
し、以後第1側の連結主軸163に連結保持され
たまま案内装置213のローラ218で案内保持
されつつ復帰し、そしてチヤツク位置を原位置に
戻して停止される。ただし駆動装置143は、芯
金Mの後退後に所定分逆駆動してもよい。
全体が元の作動前状態に復帰される。すなわち駆
動装置143では、モータ145の逆転駆動に伴
い主軸146、従軸148を介してスプライン軸
152と共に第1移動保持装置157における連
結主軸163が逆転され、また同保持装置157
では、シリンダー160の復動に伴い移動体15
8がレール159およびスプライン軸152に沿
つて原位置に速やかに後退され、一方第2移動保
持装置166では、モータ170の低速逆転駆動
に伴い移動体167が送り軸169およびレール
168に沿つてゆつくり後退される。従つて第
1、第2の装置157,166の後退速度差によ
り芯金Mは、第2側の連結従軸172から離脱
し、以後第1側の連結主軸163に連結保持され
たまま案内装置213のローラ218で案内保持
されつつ復帰し、そしてチヤツク位置を原位置に
戻して停止される。ただし駆動装置143は、芯
金Mの後退後に所定分逆駆動してもよい。
なお芯金Mの後退過程において、成形されたば
ねSは、係止具222により芯金Mから抜き取ら
れ、そして移送器223でクランプされて機外の
例えば搬出コンベヤ上に搬出される。そして前記
第2移動保持装置166では、上記移送器223
が復帰して開放されることに調時して移動体16
7が原位置に復帰され、そして連結従軸172を
芯金Mと再び連結セツトして第1側の装置157
と共に次期巻回作動時まで待機される(第1図e
参照)。
ねSは、係止具222により芯金Mから抜き取ら
れ、そして移送器223でクランプされて機外の
例えば搬出コンベヤ上に搬出される。そして前記
第2移動保持装置166では、上記移送器223
が復帰して開放されることに調時して移動体16
7が原位置に復帰され、そして連結従軸172を
芯金Mと再び連結セツトして第1側の装置157
と共に次期巻回作動時まで待機される(第1図e
参照)。
以降前述と同様に各機F,Cにおける各装置の
サイクル作動により、素材Wが常に一定供給ライ
ンに整合保持されたまま給送、規制される一方、
芯金Mが所定の巻回位置に旋回変向されかつ回
転、移動されてばねSを巻回成形し得るものであ
る。
サイクル作動により、素材Wが常に一定供給ライ
ンに整合保持されたまま給送、規制される一方、
芯金Mが所定の巻回位置に旋回変向されかつ回
転、移動されてばねSを巻回成形し得るものであ
る。
前述のようにしてばねを自動製造し得る製造機
では、第1、第2移動保持装置157,166間
に所要とする他形状の芯金を交換セツトすること
により、第44図に略示する各種のばねも成形で
きる。例えば同図aの両端座部付きの円錐形ばね
S1では、円錐形の芯金M1を使用し、そして前述
のように巻回位置の角度および回転、移動を制御
することにより成形し得る。同図bのたる形ばね
S2では、半紡錘形の芯金MM2を前進させる一方
で巻回位置および回転、移動速度を制御し、そし
て素材を半長分巻回した後半段階では芯金M2を
後退させる一方で巻回位置および回転、移動速度
を制御することにより成形し得る。また同図cの
鼓形ばねS3では、第1、第2移動保持装置15
7,166に夫々連結されるほぼ円錐形をなす一
対の芯金M3,M3同志を互いに着脱可能に整合連
結し、斯る芯金を用いて成形できる。なお両端オ
ープンエンドのばねでは、前述と同様な直円形の
芯金Mを一定の巻回角度位置に設定したもとで、
前述のように回転、移動速度を制御することによ
り成形し得る。
では、第1、第2移動保持装置157,166間
に所要とする他形状の芯金を交換セツトすること
により、第44図に略示する各種のばねも成形で
きる。例えば同図aの両端座部付きの円錐形ばね
S1では、円錐形の芯金M1を使用し、そして前述
のように巻回位置の角度および回転、移動を制御
することにより成形し得る。同図bのたる形ばね
S2では、半紡錘形の芯金MM2を前進させる一方
で巻回位置および回転、移動速度を制御し、そし
て素材を半長分巻回した後半段階では芯金M2を
後退させる一方で巻回位置および回転、移動速度
を制御することにより成形し得る。また同図cの
鼓形ばねS3では、第1、第2移動保持装置15
7,166に夫々連結されるほぼ円錐形をなす一
対の芯金M3,M3同志を互いに着脱可能に整合連
結し、斯る芯金を用いて成形できる。なお両端オ
ープンエンドのばねでは、前述と同様な直円形の
芯金Mを一定の巻回角度位置に設定したもとで、
前述のように回転、移動速度を制御することによ
り成形し得る。
また旋回装置138、駆動装置143および第
1、第2移動保持装置157,166の制御駆動
に基いて芯金Mの巻回位置および回転、移動速度
を変更し得ることにより、巻取り角度の小さいば
ねでも成形し得、加えて当該ばねにおける巻回角
度、ピツチの修正はもとより不等ピツチのばねを
成形することもできる。しかも昇降台10の高・
低切換えによる供給ラインの変更設定、芯金Mの
巻回方向の変更そして巻回案内装置186の選択
使用に基いて前述し各種ばねについて右巻き、左
巻きのいずれにも成形できる。
1、第2移動保持装置157,166の制御駆動
に基いて芯金Mの巻回位置および回転、移動速度
を変更し得ることにより、巻取り角度の小さいば
ねでも成形し得、加えて当該ばねにおける巻回角
度、ピツチの修正はもとより不等ピツチのばねを
成形することもできる。しかも昇降台10の高・
低切換えによる供給ラインの変更設定、芯金Mの
巻回方向の変更そして巻回案内装置186の選択
使用に基いて前述し各種ばねについて右巻き、左
巻きのいずれにも成形できる。
前述した各種いずれのばねの製造時にあつても
本例の端末規制方法および装置104では、前述
と同様に巻回過程における所定時点間、すなわち
T1時点から巻回終了段階に至るT2時点までの間
に亘り、ねじれ規制を行いT1時点以降における
素材Wの未巻回残り分l1の本来のねじれ分に適合
する角度γに維持して不要な「ねじれ」をなくし
得るものである。これによりコイルばねの製造終
了時には、素材の端末部を所要とする適正な向
き、位置に確保し得、終端座部を設定通りに成形
し得る。従つて夫々のばねの仕上げ加工におい
て、終端座部が切削代を少なくして精確に仕上げ
成形することができる。
本例の端末規制方法および装置104では、前述
と同様に巻回過程における所定時点間、すなわち
T1時点から巻回終了段階に至るT2時点までの間
に亘り、ねじれ規制を行いT1時点以降における
素材Wの未巻回残り分l1の本来のねじれ分に適合
する角度γに維持して不要な「ねじれ」をなくし
得るものである。これによりコイルばねの製造終
了時には、素材の端末部を所要とする適正な向
き、位置に確保し得、終端座部を設定通りに成形
し得る。従つて夫々のばねの仕上げ加工におい
て、終端座部が切削代を少なくして精確に仕上げ
成形することができる。
前述した「ねじれ」については、素材のサイズ
そして巻回条件に関係してその値が変化する。例
えば素材の長さや線径、また巻回ピツチや角度の
大きい場合には大きな値となつて現われ、逆に小
さい場合には小さな値で現われる。斯る「ねじ
れ」の性状に対し本例の端末規制方法および装置
では、予め素材のサイズ並びに巻回条件を充分勘
案し、それに適合するようにねじれ規制の開始時
点T1、終了時点T2そして角度γが、芯金Mの回
転を基準として設定され、このもとで運転される
ことにより本来のねじれ規制をなし得るものであ
る。
そして巻回条件に関係してその値が変化する。例
えば素材の長さや線径、また巻回ピツチや角度の
大きい場合には大きな値となつて現われ、逆に小
さい場合には小さな値で現われる。斯る「ねじ
れ」の性状に対し本例の端末規制方法および装置
では、予め素材のサイズ並びに巻回条件を充分勘
案し、それに適合するようにねじれ規制の開始時
点T1、終了時点T2そして角度γが、芯金Mの回
転を基準として設定され、このもとで運転される
ことにより本来のねじれ規制をなし得るものであ
る。
なお本発明の対象とする規制方法および装置
は、コイルばね以外の螺旋形製品を製造する機械
の他に、例えば紳線機や圧延加工機等にあつても
応用可能であり、また端末部側に種々のマークを
付したり形状加工を施した素材あるいは他部品を
装着した素材等についても規制具122を適宜選
定して適確なねじれ規制をなし、マーク、形状、
他部品を所定の位置、向きに確保できる。更には
合成樹脂、ガラス繊維等の非金属素材を密に螺旋
巻回する場合にも実施可能である。勿論素材は丸
棒に限らず角形、帯板形等であつてもよい。
は、コイルばね以外の螺旋形製品を製造する機械
の他に、例えば紳線機や圧延加工機等にあつても
応用可能であり、また端末部側に種々のマークを
付したり形状加工を施した素材あるいは他部品を
装着した素材等についても規制具122を適宜選
定して適確なねじれ規制をなし、マーク、形状、
他部品を所定の位置、向きに確保できる。更には
合成樹脂、ガラス繊維等の非金属素材を密に螺旋
巻回する場合にも実施可能である。勿論素材は丸
棒に限らず角形、帯板形等であつてもよい。
実施例で詳述したように本発明の素材自動規制
方法は、例えば棒線状素材を芯金で螺旋形に巻回
する機械にあつて、素材規制用の規制具につい
て、素材の供給ラインに対する規制位置と、休止
位置との切換え操作、素材の給送方向と平行な往
復移動そして素材の円周方向への回転の各タイミ
ングを、素材のサイズや巻回条件に鑑みて芯金の
回転を基準として予め設定し、芯金の巻回開始時
に対する所定の通算回転角度時点から巻回終了段
階に至る所定時点までの範囲に亘り、規制位置に
セツトされ素材の端末部を保持した規制具を、素
材の未巻回残り分の巻回終了までに必要なねじれ
分に適合する規制角に維持しながら前進と回転と
を協動的に制御してねじれ規制をなすものであ
る。
方法は、例えば棒線状素材を芯金で螺旋形に巻回
する機械にあつて、素材規制用の規制具につい
て、素材の供給ラインに対する規制位置と、休止
位置との切換え操作、素材の給送方向と平行な往
復移動そして素材の円周方向への回転の各タイミ
ングを、素材のサイズや巻回条件に鑑みて芯金の
回転を基準として予め設定し、芯金の巻回開始時
に対する所定の通算回転角度時点から巻回終了段
階に至る所定時点までの範囲に亘り、規制位置に
セツトされ素材の端末部を保持した規制具を、素
材の未巻回残り分の巻回終了までに必要なねじれ
分に適合する規制角に維持しながら前進と回転と
を協動的に制御してねじれ規制をなすものであ
る。
従つて本方法によれば、素材の巻回過程におい
てとかくねじれが大きく、しかも不規則に発生し
易い端末部分の不要なねじれ更には変形等をもな
くし、同部分を適正な向き、角度に確保し得る。
これにより製品にあつては、終端部分を所要の位
置に保持し得、もつて形状の精確で安定した良質
の製品を得ることができる。
てとかくねじれが大きく、しかも不規則に発生し
易い端末部分の不要なねじれ更には変形等をもな
くし、同部分を適正な向き、角度に確保し得る。
これにより製品にあつては、終端部分を所要の位
置に保持し得、もつて形状の精確で安定した良質
の製品を得ることができる。
特に本方法では素材の巻回過程中、換言する
と、製品の成形中においてねじれ規制を自動的に
行なうものであるから、斯るねじれ規制作動が、
製造作動・能率の低下を招いたり製造ラインの流
れの障害となる等の問題は一切生起されず、製品
の生産性の向上に大きく寄与し得る。しかも本発
明のねじれ規制によれば、人為的操作の介入を不
要とし得るので、斯る規制作動を至極安全にして
スピード化を図ることができ、特に熱間製造形態
にあつても熱損事故を未然に回避できる。
と、製品の成形中においてねじれ規制を自動的に
行なうものであるから、斯るねじれ規制作動が、
製造作動・能率の低下を招いたり製造ラインの流
れの障害となる等の問題は一切生起されず、製品
の生産性の向上に大きく寄与し得る。しかも本発
明のねじれ規制によれば、人為的操作の介入を不
要とし得るので、斯る規制作動を至極安全にして
スピード化を図ることができ、特に熱間製造形態
にあつても熱損事故を未然に回避できる。
また前述の規制方法に実施される本発明の素材
自動規制装置は、適宜往復機構に連繋されて素材
の給送方向に沿つて往復移動される移動体と、こ
の移動体に設置されかつ適宜位置切換え機構によ
り供給ラインに対し変移自在に設定された変移体
と、この変移体における回転制御機構に連繋され
かつ前記供給ラインに対する規制位置と、休止位
置とに切換えセツトされる素材規制用の規制具と
を備え、前記規制具の位置切換え、移動並びに回
転の各タイミングが、所定の芯金の回転を基準と
して予め設定され、そして芯金の巻回開始時に対
する所定の通算回転角度時点に調時して前記規制
具が、規制位置にセツトされて素材の端末部側を
保持しつつ前進されると共に、素材の未巻回残り
分の巻回終了までに必要なねじれ分に適合する規
制角を維持しつつ微速回転されるように設定し、
そして芯金の巻回終了に至る所定時点に調時して
前記規制具が、素材の端末部に対するねじれ規制
を終了するように設定したものである。従つて本
装置の運転に基いて巻回過程における素材の適正
なねじれ規制をなし、特に端末部分を所要の向
き、角度に確保し得、以つて形状の精確で安定し
た良質の製品を成形することができる。
自動規制装置は、適宜往復機構に連繋されて素材
の給送方向に沿つて往復移動される移動体と、こ
の移動体に設置されかつ適宜位置切換え機構によ
り供給ラインに対し変移自在に設定された変移体
と、この変移体における回転制御機構に連繋され
かつ前記供給ラインに対する規制位置と、休止位
置とに切換えセツトされる素材規制用の規制具と
を備え、前記規制具の位置切換え、移動並びに回
転の各タイミングが、所定の芯金の回転を基準と
して予め設定され、そして芯金の巻回開始時に対
する所定の通算回転角度時点に調時して前記規制
具が、規制位置にセツトされて素材の端末部側を
保持しつつ前進されると共に、素材の未巻回残り
分の巻回終了までに必要なねじれ分に適合する規
制角を維持しつつ微速回転されるように設定し、
そして芯金の巻回終了に至る所定時点に調時して
前記規制具が、素材の端末部に対するねじれ規制
を終了するように設定したものである。従つて本
装置の運転に基いて巻回過程における素材の適正
なねじれ規制をなし、特に端末部分を所要の向
き、角度に確保し得、以つて形状の精確で安定し
た良質の製品を成形することができる。
しかも本装置では、素材の巻回過程中において
ねじれ規制を自動的に行なうので、製品の生産性
の向上に寄与し得、その上規制作動を至極安全に
してスピード化を図ることができる。特に前記変
移体(実施例の傾動体111)位置切換え作動に
より、前記規制具122が、少ない変移量を以つ
て前述の規制位置、休止位置に切換えセツトし得
る形式であるから、装置全体が、素材の供給機さ
らには供給ラインにコンパクトに装備し得る。
ねじれ規制を自動的に行なうので、製品の生産性
の向上に寄与し得、その上規制作動を至極安全に
してスピード化を図ることができる。特に前記変
移体(実施例の傾動体111)位置切換え作動に
より、前記規制具122が、少ない変移量を以つ
て前述の規制位置、休止位置に切換えセツトし得
る形式であるから、装置全体が、素材の供給機さ
らには供給ラインにコンパクトに装備し得る。
図は本発明の実施例にかかるもので、第1図は
本例の製造機全体を略示する平面図で、同図a〜
eは製造工程に対応する各装置の動作を段階的に
示す。第2図、第3図、第4図は夫々素材の供給
機全体を略示する正面図、平面図、側断面図、第
5図は供給機の機台の一部を略示する正面図、第
6図は第1、第2の給送装置を略示する平面図、
第7図は供給機全体の側断面図、第8図、第9図
は姿勢保持装置を示す正面図、側面図、第10
図、第11図は先端規制装置を示す正面図、平面
図、第12図、第13図は先曲げ装置を示す側断
面図、平面図、第14図、第15図は供給案内装
置を示す正面図、側断面図、第16図はクランプ
送出装置を示す正面図、第17図、第18図は端
末規制装置を示す正断面図、側断面図、第19図
は同上装置における確認検出手段を示す正断面
図、第20図は素材の巻回機全体を略示する正面
図、第21図は旋回機台を略示する平面図、第2
2図は同上機台の支点軸を示す側断面図、第23
図は旋回装置を示す側断面図、第24図は同上装
置の駆動部の断面図、第25図、第26図は芯金
の駆動装置を示す正断面図、側断面図、第27図
はクラツチ切換の操作部を示す側面図、第28
図、第29図は芯金の第1移動保持装置を示す正
断面図、平面図、第30図は芯金の連結部を示す
正面図、第31図、第32図は芯金の第2移動保
持装置を示す正断面図、側面図、第33図はチヤ
ツク部分を示す側面図、第34図、第35図は巻
回案内装置および端末押え装置を示す正面図、側
断面図、第36図は巻回案内装置の支持部の断面
図、第37図は端末押え装置の平面図、第38
図、第39図は芯金の案内装置を示す正面図、側
断面図、第40図は素材の正面図、第41図はコ
イルばねの正面図、第42図は芯金の制御例を略
示する説明図、第43図は素材のねじれ規制を略
示する説明図、第44図a,b,cは各種のばね
および芯金を例示する説明図である。 1……機台、10……昇降台、18……第1給
送装置、25……第2給送装置、30……切換え
機構、40……姿勢保持装置、56……先端規制
装置、60……規制具、66……先曲げ装置、8
1……供給案内装置、91……クランプ送出装
置、104……端末規制装置、105……移動
台、107……往復チエーン、109……モー
タ、111……傾動体、114……シリンダー、
117……回転軸、118……モータ、122…
…規制具、123……規制口、129……旋回機
台、138……旋回装置、143……駆動装置、
157……第1移動保持装置、166……第2移
動保持装置、166A……チヤツク機構、186
……巻回案内装置、200……端末押え装置、2
13……案内装置、F……供給機、C……巻回
機、M,M1,M2,M3……芯金、W……素材、
S,S1,S2,S3……ばね。
本例の製造機全体を略示する平面図で、同図a〜
eは製造工程に対応する各装置の動作を段階的に
示す。第2図、第3図、第4図は夫々素材の供給
機全体を略示する正面図、平面図、側断面図、第
5図は供給機の機台の一部を略示する正面図、第
6図は第1、第2の給送装置を略示する平面図、
第7図は供給機全体の側断面図、第8図、第9図
は姿勢保持装置を示す正面図、側面図、第10
図、第11図は先端規制装置を示す正面図、平面
図、第12図、第13図は先曲げ装置を示す側断
面図、平面図、第14図、第15図は供給案内装
置を示す正面図、側断面図、第16図はクランプ
送出装置を示す正面図、第17図、第18図は端
末規制装置を示す正断面図、側断面図、第19図
は同上装置における確認検出手段を示す正断面
図、第20図は素材の巻回機全体を略示する正面
図、第21図は旋回機台を略示する平面図、第2
2図は同上機台の支点軸を示す側断面図、第23
図は旋回装置を示す側断面図、第24図は同上装
置の駆動部の断面図、第25図、第26図は芯金
の駆動装置を示す正断面図、側断面図、第27図
はクラツチ切換の操作部を示す側面図、第28
図、第29図は芯金の第1移動保持装置を示す正
断面図、平面図、第30図は芯金の連結部を示す
正面図、第31図、第32図は芯金の第2移動保
持装置を示す正断面図、側面図、第33図はチヤ
ツク部分を示す側面図、第34図、第35図は巻
回案内装置および端末押え装置を示す正面図、側
断面図、第36図は巻回案内装置の支持部の断面
図、第37図は端末押え装置の平面図、第38
図、第39図は芯金の案内装置を示す正面図、側
断面図、第40図は素材の正面図、第41図はコ
イルばねの正面図、第42図は芯金の制御例を略
示する説明図、第43図は素材のねじれ規制を略
示する説明図、第44図a,b,cは各種のばね
および芯金を例示する説明図である。 1……機台、10……昇降台、18……第1給
送装置、25……第2給送装置、30……切換え
機構、40……姿勢保持装置、56……先端規制
装置、60……規制具、66……先曲げ装置、8
1……供給案内装置、91……クランプ送出装
置、104……端末規制装置、105……移動
台、107……往復チエーン、109……モー
タ、111……傾動体、114……シリンダー、
117……回転軸、118……モータ、122…
…規制具、123……規制口、129……旋回機
台、138……旋回装置、143……駆動装置、
157……第1移動保持装置、166……第2移
動保持装置、166A……チヤツク機構、186
……巻回案内装置、200……端末押え装置、2
13……案内装置、F……供給機、C……巻回
機、M,M1,M2,M3……芯金、W……素材、
S,S1,S2,S3……ばね。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 供給ラインに沿つて給送される例えば棒線状
素材を所要の芯金で螺旋形に巻回する機械におい
て、素材規制用の規制具について、供給ラインに
対する規制位置と、休止位置との切換操作、素材
の給送方向と平行な所定ストロークに亘る往復移
動および素材の円周方向に対する回転の各タイミ
ングを、素材のサイズや巻回条件に鑑みて前記芯
金の回転を基準として予め設定し、前記芯金の巻
回開始時に対する所定の通算回転角度時点から終
了段階に至る所定時点までの範囲に亘り、前記規
制具を規制位置にセツトして素材の端末部分を保
持しつつ前進させると共に、素材の未巻回残り分
の巻回終了までに必要なねじれ分に適合するよう
に設定された規制角に維持しつつ微速回転させる
よう制御することを特徴とする、例えば棒線状素
材の巻回成形機における素材の自動規制方法。 2 供給ラインに沿つて給送される例えば棒線状
素材を所望の芯金で螺旋形に巻回する機械におい
て、適宜往復動機構に連繋されて素材の給送方向
に沿つて所定ストロークに亘り往復移動される移
動体と、この移動体に設置されかつ適宜位置切換
え機構により供給ラインに対し変移自在に設定さ
れた変移体と、この変移体における回転制御機構
に連繋されかつ前記供給ラインに対する規制位置
と休止位置とに切換えセツトされる素材規制用の
規制具とを備え、前記規制具の位置切換え、移動
並びに回転の各タイミングが、前記芯金の回転を
基準として予め設定され、芯金の巻回開始時に対
する所定の通算回転角度時点に調時して前記規制
具が規制位置にセツトされ素材の端末部を保持し
つつ前進されると共に、素材の未巻回残り分の巻
回終了までに必要なねじれ分に適合する規制角を
維持しつつ微速回転されるように設定し、そして
芯金の巻回終了に至る所定時点に調時して前記規
制具が素材の端末部に対するねじれ規制を終了す
るように設定してなることを特徴とする、例えば
棒線状素材の巻回成形機における素材の自動規制
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21032083A JPS60102242A (ja) | 1983-11-08 | 1983-11-08 | 例えば棒線状素材の巻回成形機における素材の自動規制方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21032083A JPS60102242A (ja) | 1983-11-08 | 1983-11-08 | 例えば棒線状素材の巻回成形機における素材の自動規制方法とその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60102242A JPS60102242A (ja) | 1985-06-06 |
| JPH0356817B2 true JPH0356817B2 (ja) | 1991-08-29 |
Family
ID=16587471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21032083A Granted JPS60102242A (ja) | 1983-11-08 | 1983-11-08 | 例えば棒線状素材の巻回成形機における素材の自動規制方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60102242A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0829381B2 (ja) * | 1986-07-01 | 1996-03-27 | 株式会社モリタアンドカンパニー | コイルばね成形装置 |
| JPH0739013B2 (ja) * | 1991-03-15 | 1995-05-01 | 日本発条株式会社 | コイルばねの製造装置 |
| JP4536701B2 (ja) | 2006-11-06 | 2010-09-01 | 三菱製鋼株式会社 | コイルバネ形成装置 |
| CN104174787A (zh) * | 2013-05-21 | 2014-12-03 | 山东沃特管业有限责任公司 | Pccp输水管道缠丝机导丝小车手动快速返回装置 |
| CN110238329A (zh) * | 2019-07-08 | 2019-09-17 | 昆山升甫电子制品有限公司 | 一种热卷弹簧成形系统 |
-
1983
- 1983-11-08 JP JP21032083A patent/JPS60102242A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60102242A (ja) | 1985-06-06 |
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