JPH0358903B2 - - Google Patents
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- JPH0358903B2 JPH0358903B2 JP58230745A JP23074583A JPH0358903B2 JP H0358903 B2 JPH0358903 B2 JP H0358903B2 JP 58230745 A JP58230745 A JP 58230745A JP 23074583 A JP23074583 A JP 23074583A JP H0358903 B2 JPH0358903 B2 JP H0358903B2
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Description
【発明の詳細な説明】
[発明の分野]
本発明は、土木、建設工事等において、地中、
あるいは海岸線に打設される鋼管杭、特に溶接す
る端部を除いて本体部がミルコーテイングされて
いる鋼管杭の溶接ジヨント部の周囲を防食被覆す
る方法に係る。 [発明の背景] 鋼管杭は、地盤の保護などを目的として建設現
場において地中に打設されたり、海岸線の保護な
どを目的として海岸線に打設される。このような
鋼管杭としては、従来では通常の防錆加工以外に
は特別な加工を行なつていない鋼管が使用されて
いた。しかし、鋼管杭の長期使用あるいは防食信
頼性の確保などを目的として、鋼管杭に樹脂被覆
を施すことが近年検討されてきた。この樹脂被覆
の方法としては、初期には、樹脂塗料などの液状
の樹脂材料を鋼管杭の表面にスプレー塗布して樹
脂塗膜を形成する方法などが考えられてきたが、
それらの樹脂塗膜では実用上充分な防食性が得ら
れにくいとの問題があつた。一方、防食性の高い
樹脂材料としては、ポリエチレンなどのポリオレ
フイン樹脂が従来より知られているが、これらは
通常の溶剤には溶解し難く、このため、スプレー
などを利用する樹脂塗膜の形成方法によりポリオ
レフイン樹脂皮膜を鋼管杭の表面に形成すること
はできない。 このような理由から、ポリオレフイン樹脂のよ
うな防食性の高い樹脂の被覆層を、鋼管杭の製造
時に工事にて予め、溶融樹脂の押し出し被覆、樹
脂粉末の溶融、樹脂テープ、樹脂シートの巻き付
けなどによつて形成する方法(すなわち、ミルコ
ート)を利用することが考えられる。 本発明者の検討によると、上記のようにして鋼
管杭をポリオレフイン樹脂などでミルコートした
場合、防食性能が高く、実用上において有用なも
のが得られることがわかつた。しかし、ミルコー
トした鋼管杭の実用性を更に検討した結果、鋼管
杭の溶接ジヨイント部の防食被覆についても問題
があることが判明した。すなわち、長尺の鋼管杭
を必要とする場合には、通常の鋼管杭の打設機械
では、長尺の鋼管杭をそのまま打ち込むには高さ
が足りないため、建設現場等にて、まず、通常の
長さの鋼管杭を途中まで打ち込んだのち、その上
端部に他の鋼管杭を溶接、接続し、それを打設す
ることが一般的である。この溶接作業は、通常、
予め一本の鋼管杭を途中まで打設した後、その上
端部に他の鋼管杭の下端部を載せ、その端部同士
を溶接する方法により行なわれる。このようにし
て接合された鋼管杭は次いで打設を続ける方法に
より埋設される。このような溶接を想定したミル
コート鋼管杭は、溶接作業を円滑に行なうため
に、通常は、端部にて鋼管部表面が露出した状態
にて製品とされる。従つて、溶接部分(溶接ジヨ
イント部)では、鋼管部表面が露出しているた
め、溶接後にこの部分の防食被覆を行なう必要が
ある。この溶接ジヨイント部の防食被覆方法とし
ては、樹脂塗料を溶接ジヨイント部の表面にスプ
レーなどして樹脂塗膜を形成する方法が考えられ
るが、鋼管部被覆の場合と同様に、それらの樹脂
塗膜では実用上充分な防食性が得られにくいとの
問題がある。 従来、原油、天然ガスなどの輸送用のパイプラ
インの溶接ジヨイント部に対して、チユーブ状、
もしくはスリーブ状の厚手の熱収縮性架橋ポリオ
レフインカバーシートで被覆して、防食性と共に
を埋設作業に伴う土砂の衝撃に対する抵抗性を付
与することが知られている。 本発明者は、上記の輸送用のパイプラインの溶
接ジヨイント部の防食被覆技術に着目して、その
防食技術が、類似の形状にある鋼管杭の防食加工
に利用できないかとの点について鋭意研究を行な
つた。その結果、従来より一般的に利用されてい
るチユーブ状の熱収縮性被覆材料は、特に、鋼管
杭の溶接接合作業を、鋼管杭を一部打設した状態
で実施する場合には、熱収縮性被覆材料の溶接ジ
ヨイント部への被覆(被覆材料の熱収縮性を利用
しての被覆)に先立つて行なわれる被覆材料の溶
接ジヨイント部における仮固定が困難であること
を見出した。このため、次に、スリーブ状の厚手
の熱収縮性カバーシートを溶接ジヨント部の周囲
に巻き付け、シートの両端部を重ね合わせた状態
で固定具を利用しチユーブ状とし、次いで該熱収
縮性カバーシートの表面にバーナーの火炎を当て
て、カバーシートを熱収縮性させ、溶接ジヨイン
ト部の被覆を行なうことについても検討した。そ
の結果、この被覆方法により、立設状態にある鋼
管杭の溶接ジヨイント部の被覆を容易に行なうこ
とができることを確認した。しかしながら、本発
明者の検討によると、上記のように防食被覆シー
トを溶接ジヨイント部に被覆した接合鋼管杭を更
に打設した場合に、カバーシートの両端部を機械
的係合により固定した場合には、その係合部は破
損しやすいことが判明した。 また、溶接ジヨント部に密着被覆されたカバー
シートの劣化が発明し、機械的物性が低下しやす
いことも判明した。この防食被覆用のカバーシー
トに劣化が発生すると、打設された鋼管杭の長期
間の防食がむずかしくなるため、鋼管杭の実用の
おいて大きな問題となる。 本発明者は、上記の溶接ジヨイント部に密着被
覆されたカバーシートの劣化の原因を究明するた
めに研究を行なつた結果、その劣化は主として、
加熱用バーナーによるカバーシートの収縮密着作
業の工程において発生するカバーシートの熱劣
化、およびカバーシート内側の接着層内の残留空
気に起因するものであることを見いだした。すな
わち、原油、天然ガスなどの輸送用のパイプライ
ンの溶接ジヨイント部の熱収縮性カバーシートに
よる熱収縮、密着作業に際しては、溶接ジヨイン
ト部の中央部(ビード部)の周囲を先ず、バーナ
ーで加熱し、次いで、その両側を順次加熱して、
カバーシートの熱収縮を発生させ、これによりジ
ヨイント部周辺に密着させる方法が一般的に採用
されている。これは、ビードの部分が若干外側に
突出する傾向があり、両端部より加熱収縮を開始
した場合には、このビード周辺に空気が閉じ込め
られやすいためであるとされている。 また更に、本発明者の検討によると、上記のよ
うに防食被覆シートを溶接ジヨイント部に被覆し
た接合鋼管杭を更に打設して、埋設を行なつた場
合に、その被覆部の下端部にて、防食被覆シート
の剥れ(めくれ)が現れ、その結果、接合ジヨイ
ント部にて腐食発生しやすくなることが判明し
た。 本発明者は、上記の防食被覆シートの剥れの原
因を調べるために、更に研究を行なつた結果、被
覆シートの重ね合せ部が非常に厚くなり、その部
分にて鋼管杭表面から段差を形成して突き出る形
状となるため、その重ね合せ部の下端部(段差
部)が、鋼管杭を地中に打設する際に生じる、主
として杭の長さ方向に作用する衝撃に抵抗でき
ず、その下端部にて防食被覆シートの剥れが現れ
ることが、防食被覆シートの剥れの主原因である
ことを見い出した。そして、この剥れは、被覆シ
ートの重ね合せ部の接合強度を単に強くしても有
効に解決できないことも判明した。すなわち、被
覆シートの重ね合せ部の接合方法としては、従来
より、機械的結合手段を利用する方法、あるいは
ヒートシールテープを接合部(防食シートの外側
端部と内側に巻き込まれた他の端部側のシート表
面との接触部)に貼り付ける方法などが利用され
ているが、いずれの方法における接合強度を向上
させても、上記の剥れの問題の有効な解決にはな
らない。例えば、特開昭56−75825公報には、鋼
管または電線ケーブルなどの接続部を、熱収縮制
を有するカバーシートで被覆したのち、そのカバ
ーシートの接合部(カバーシートの外側端部と内
側に巻き込まれた他の端部側のシート表面との接
触部)をヒートシールテープにて、そのテープの
両端部がカバーシートの重ね部の内側にリープ状
に入り込むような配置にて接着することにより、
カバーシートの端部の所定を容易かつ強固に実現
する方法が開示されている。しかし、この方法を
鋼管杭の被覆部の接着に利用しても、問題の段差
をむしろ大きくなり、上記の問題点(溶接鋼管杭
の打設時における、防食被覆シートの重ね合せ部
の下端部にての防食被覆シートの剥れ)の有効な
解決にはならない。 [発明の構成] 本発明者は、上記の熱収縮防食被覆シートによ
つて溶接ジヨイント部を防食被覆する際に防食被
覆シートに発生する熱劣化による防食性能の低下
および、防食被覆した溶接鋼管杭の打設時におけ
る、防食被覆シートの重ね合せ部の下端部にて発
生する防食被覆シートの剥れ(めくれ)の問題の
解決を目的として更に研究を行なつた結果、加熱
用バーナーによるカバーシートの収縮密着作業の
操作を変更し、かつヒートシールテープを、その
重ね合わせ部分を実質的に全領域を覆うように、
かつ前記カバーシートの端縁から若干突出させた
状態で配置し、その突出部を、少なくとも被覆溶
接ジヨイント部の埋設前に、鋼管杭のミルコーテ
イング部表面に加熱接合する方法を利用して、前
記重ね合わせ部分の下端部における大きな段差を
低減する(なだらかにする)ことにより、鋼管杭
の溶接ジヨイント部の防食被覆シートのめくれが
効果的に防止できることを見い出し、本発明に到
達した。 本発明は、地中に直立に打設されているミルコ
ーテイングされた鋼管杭の上端部に他のミルコー
テイングされた鋼管杭が溶接により接続されてな
る鋼管杭の溶接ジヨイント部の周囲に、加熱融着
性の接着剤層を有する熱収縮性の架橋ポリオレフ
インカバーシートを巻き付けてそのカバーシート
の両先端部を互いに重ね合わせ、その重ね合わせ
部分の上にヒートシールテープを、その下端部が
カバーシートの端縁から鋼管杭の打設方向に突出
させた状態で重ね配置し、前記熱収縮性カバーシ
ートの重ね合わせ部およびヒートシールテープを
一体に熱融着して、前記熱収縮性カバーシートの
管状体を形成し、次いでガスバーナーの火炎で前
記の管状体の下部から順次上方に向かつてその管
状体を加熱して熱収縮させ、その結果、その管状
体を鋼管杭の周面に密着させた状態で、前記接着
剤層で接合させて、防食被覆を形成することを特
徴とする立設状態のミルコート鋼管杭の溶接ジヨ
イント部の被覆方法にある。 すなわち、本発明者の検討によると、直立した
鋼管杭に熱収縮性カバーシートを被覆する場合に
は、公知の方法では熱収縮性カバーシートの管状
体の上方の表面が長時間、火炎による高熱の上昇
気流に曝され熱的に劣化して、耐久性の乏しい防
食被覆層が形成されてしまい、さらに管状体の下
方に向つて加熱する際には、鋼管杭の表面と被覆
層との間に気泡を内包するとの欠点が発生するこ
とが判明した。このため、本発明者は、加熱方向
を変更するとの簡単な方法により、上記の欠点が
同時に解決することを見い出し、本発明に到達し
たものである。 また、本発明の被覆法によれば、厚手の熱収縮
性カバーシートを鋼管杭の周囲に巻き付けて、そ
の先端部を重ね合わせて管状体を形成する際に、
その重ね合わせ部分の上に、その重ね合せ部分を
ほぼ覆うように、長さが大きく、かつ幅も広いヒ
ートシールテープを前記熱収縮性カバーシートの
端縁から鋼管杭の打設方向に突出させて配置して
重ね合わせ、熱収縮性カバーシートの重ね合わせ
部およびヒートシールテープを一体に接合して熱
収縮性カバーシートの管状体を形成し、その管状
体の加熱によつて防食被覆層を形成する共に、前
記ヒートシールテープの突出部によつて、防食被
覆層の重ね合わせ部の大きな段差を被覆し、その
段差をなだらかにし、しかもその段差部をその被
覆によつて保護しているので、鋼管杭の打設時の
衝撃にたいして充分に耐えることができる優れた
防食被覆層を形成することが出来る。 以下、本発明の被覆法について、図面を参考に
してさらに詳しく説明する。 第1図a−dは、この発明の被覆法の工程の一
例を順次、模式的に示す斜視図である。 まず、第1図のa図に示すような、地中に打設
されたミルコーテイング層(プラスチツクス樹脂
層)2を有する鋼管杭1のジヨイント部(溶接ジ
ヨイント部であり、鋼管杭の金属表面が露出して
いる部分全体)3の周囲に、b図に示すように熱
収縮性架橋ポリオレフインカバーシート4を巻き
付けてそのカバーシート4の長手方向(熱収縮性
方向)の先端部を互いに重ね合わせ、次いで、そ
のカバーシート4の重ね合わせ部分5の上に、前
記カバーシート4の幅方向の長さ(熱収縮方向に
垂直な方向の長さ)より長く、しかも前記の重ね
合わせ部分5より広い幅を有する耐熱性のヒート
シールテープ6を、前記重ね合わせ部分のほぼ全
領域を覆うように、かつ前記カバーシート4の端
縁からその鋼管杭1の打設方向(a図の矢印の方
向)に若干突出した状態で配置する。次ぎに、そ
して前記熱収縮性カバーシート4の重ね合わせ部
分5およびヒートシールテープ6を一体に加熱お
よび融着して、前記熱収縮性カバーシート4の管
状体を形成する。 次ぎの前記熱収縮性カバーシート4の加熱収縮
作業は、ガスバーナーの火炎を前記管状体の下部
から順次上方に移動するように向かつて行なう。
この加熱操作は、ガスバーナーを複数取り付けた
加熱部材(例えば、リングバーナーなど)を上下
に移動できるようにした装置を使用して、機械的
に行なうこともできる。 本発明の被覆方法においては、鋼管杭の周囲に
配置された熱収縮性カバーシートの管状体を、そ
の下部から順次上方に向かつて加熱及び熱収縮さ
せることが、特に重要である。 仮に、前記管状体の上部から下方に向かつてガ
スバーナーの火炎で加熱を行えば、その管状体の
上部が熱収縮を完了しても、その管状体の下方を
加熱するので、その加熱作業の間ずつと、その管
状体の上部がガスバーナーの火炎によつて生ずる
高熱の上昇気流に曝され、その管状体の表面が一
部燃焼して劣化してしまうのであるが、この発明
の被覆方法では、第1図のc図に示すように、加
熱収縮の完了した管状体の部分8には、ガスバー
ナー7の火炎の高熱の上昇気流が到達することが
ないので、加熱収縮時の熱的な劣化を注意すれ
ば、管状体の表面加熱収縮後に、前述の高熱の上
昇気流による焼成劣化をこうむることがない。 また、前記管状体の上部から下部に向かつてガ
スバーナーの火炎で加熱を行なつた場合には、鋼
管杭と管状体の間に存在する気体が加熱操作によ
つて加熱され上方に向つて排気されようとするの
に対して、先に管状体の上部の熱収縮によつて逃
げ道を封じられてしまうので、その逃げることの
できない滞留した気体が鋼管杭の表面と被覆層4
との間に内蔵されることになるのであるが、この
発明の被覆方法では、第1図のc図に示すように
管状体の上部加熱作業に完了まで開口しており、
前述のように逃げることのできない気体が鋼管杭
1の表面と防食被覆層4との間に内蔵されてしま
うことが殆どない。 上記のようにして、管状体のカバーシート4の
全体を加熱して熱収縮させ、d図に示すように、
鋼管杭1の周面に密着接合して、防食被覆層4を
形成すると共に、前記ヒートシールテープ6の突
出部7を鋼管杭1の表面(ミルコート部)に加熱
接合する。なお、ヒートシールテープの突出部の
ミルコート部表面への加熱接合は任意の時期に行
なうことができる。たとえば、熱収縮性カバーシ
ートの管状体の形成直後、あるいは熱収縮性カバ
ーシートの溶接ジヨイント部への密着接合後など
の期間が選ばれる。 本発明の被覆法に使用する熱収縮性カバーシー
トは、熱収縮性シート層と加熱接着性の接着剤層
とからなるものであれば、公知のどのようなタイ
プの熱収縮性架橋ポリオレフインカバーシートで
あつてもよい。この熱収縮性シート層は、例えば
熱収縮温度が約80〜200℃、特に好ましくは90〜
180℃程度であつて、その収縮率が約20〜80%、
特に好ましくは30〜70%程度である架橋ポリオレ
フインシート、特に架橋ポリエチレンシートから
形成されていることが好ましい。 前記の熱収縮性シートは、その架橋の程度が後
述のゲル分率で示して約20〜90%、特に30〜80%
程度である架橋ポリオレフインから形成されてい
ることが耐熱性の点から好適である。 上述のゲル分率は、試料(架橋プラスチツクス
フイルムまたはシート)をキシレン中に入れて、
約10時間、約130℃の温度で還流しながら重量
(Ag)を、使用した全試料の重量(Bg)で割
つて得られた値を100倍した値であり、次式で表
わされる。 ゲル分率=(A/B)×100 (%) また、熱収縮性カバーシートの接着剤層は、鋼
管杭の金属表面に対する接着強度が、常温で約2
〜20Kg/cm、特に好ましくは5〜15Kg/cm程度で
あり、約60〜80℃で約60〜80℃で約0.05〜5Kg/
cm、特に好ましくは0.1〜3Kg/cm程度である加
熱融着性の接着剤からなることが好ましい。例え
ば、オレフイン系重合体、あるいはそれらの重合
体変性物を主成分とし、その他の熱可塑性重合
体、粘着付与剤、酸化防止剤、無機充填剤などの
添加剤を適当に配合した接着剤組成物から形成さ
れた厚さが約0.1〜3mm、特に0.2〜2mm程度の接
着剤層であることが、その接着強度及び施工の容
易さの点から適当である。 前記のヒートシールテープは、たとえば、架橋
プラスチツクス層と加熱接着性の接着剤層とから
なる柔軟で強度の大きい薄手の耐熱性のテープで
あればよい。また前記のヒートシールテープは、
前記の架橋プラスチツクス層の外表面にさらに耐
熱性の補強層(例えば、ガラスクロス層、アルミ
箔層、シリコン樹脂層)を有した構成でも良い。 前記の架橋プススチツクス層は、たとえば、電
子線、α線、γ線、β線などの活性エネルギー線
によつて適当な架橋度(例えば、後述のゲル分率
で示して、約20〜90%、特に好ましくは25〜80%
程度である)に架橋されているポリオレフイン
(ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−アク
リルニトリル共重合体、ポリプロピレンなど)、
ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリアミドなど
の形成されている柔軟で高い強度のプラスチツク
スフイルムまたはシートから構成されていればよ
い。 また、前記の加熱接着性の接着剤層は、約50〜
180℃、特に60〜160℃程度の温度で加熱接着する
ことができ、鋼管杭のミルコーテイング層の表面
に対する接着強度(25℃)が約2〜30Kg/cm、特
に3〜20Kg/cm程度のピール強度(180度剥離強
度)であるホツトメルトタイプの接着剤から形成
されていることが、前述の被覆層4の重ね合わせ
部分5の保護のために特に適当である。 接着剤としては、例えば、ポリエチレ、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−プロピレン
共重合体、エチレン−(メタ)アクリロニトリル
共重合体、エチレン−アクリロニロリル−メタグ
リシジルアクリレート共重合体、エチレン−酢酸
ビニル−メタグリシジルアクリレート共重合体な
どのエチレン系重合体、ポリプロピレン、ポリ塩
化ビニル、ポリエステル、ポリアミド、あるいは
それらの重合体の変性物(例、マレイン化ポリエ
チレン、マレイン化エチレン系共重合体、マレイ
ン化ポリプロピレン)を主成分とし、適当な粘着
付与剤(例、クマロン樹脂、クマロン・インデン
樹脂、石油樹脂、芳香族炭化水素樹脂)、その他
の添加剤からなるホツトメルトタイプの接着剤が
適当である。前記の接着剤は、前述のような活性
エネルギー線によつて適当な架橋度(例えば、ゲ
ル分率で示して約5〜50%、特に10〜40%程度で
ある)を有するように処理されていることが、熱
収縮性カバーシートの管状体の加熱時に加えられ
る熱収縮応力に対して耐えられる高温での接着力
(剪断力)の点から最適である。 本発明において、熱収縮性カバーシートの先端
部とヒートシールテープとの加熱接合、及び熱の
加熱は、種々の電熱線、電気的ヒーター、ガスバ
ーナー火炎等によつて行なえばよい。 本発明の被覆法は、一般に土木、建設、特に港
湾浚渫、護岸などの際に使用される鋼管杭の防食
被覆に好適に適用される。本発明の被覆法によつ
て被覆された鋼管杭は、極めて長時間(約20〜40
年間)の防食性能を有する防食被覆層が形成され
る。 次に、本発明の実施例および比較例を示す。 実施例 1 3mm厚みのカーボンブラツクを含有する低密度
ポリエチレンで被覆した直径1016mm、長さ12mの
ポリエチレン被覆鋼管杭を、上部1mを残して土
中に打ち込むみ、その上にもう一本の同サイズの
ポリエチレン被覆鋼管杭を溶接して接続したの
ち、ポリエチレン被覆されていない溶接ビード部
から上下150mmの部分の錆やよごれを取り除き、
その部分を熱収縮性架橋ポリエチレンカバーシー
トで被覆した。すなわち、まず鋼管表面を120℃
以上に予熱したのち、厚み1.0mmゲル分率を50%、
150℃での収縮率30%の加熱収縮性架橋ポリエチ
レンシートと、エチレン−酢酸ビニル共重合体と
スチレン−ブタジエン共重合体、粘着付与剤、酸
化防止剤およびカーボンブラツクよりなり、
ASTM−E28によつて測定したときの軟化温度
133℃を有する、厚み1.5mmの接着層を積層した幅
600mm熱収縮性カバーシートを、両先端が75mm重
なるように円周方向にゆるくまきつけ、次に幅
150mm、厚み1.5mm、長さ670mmのポリエチレン製
ヒートシールテープを、そのヒートシールテープ
の幅方向の中心が熱収縮性カバーシートの両先端
の重なり部分の上層の先端に一致するように配置
し、表面から、プロパンガスバーナーを用いて加
熱しながら接着させ、熱収縮性カバーシートの管
状体を形成させた。この時、管状体の上下は鋼管
杭被覆層のポリエチレン(ミルコート層)上に幅
150mmつづ重なるように配置するとともに、熱収
縮カバーシートにより形成された管状体より下方
側に、ヒートシールテープ下端が70mm突きでるよ
うにセツトさせた。 次に、鋼管杭をはさんで2名の作業者がプロパ
ンガスバーナーを用いて管状になつた熱収縮性カ
バーシートの下方先端より円周方向にそつて順次
加熱収縮させ鋼管杭上のポリエチレン層上に溶着
させた。最下部の円周方向が完了したら、少しず
つ上方の部分をやはり円周方向にそつて加熱収縮
させ、これを繰り返して最上部の円周方向が収縮
し密着するまで加熱し、溶接ジヨイントの被覆を
完了した。収縮被覆時間は約5分であつた。 収縮後、環境温度(約30℃)まで冷却させたの
ち、熱収縮性カバーシートのポリエレン層の表面
を観察したが、焼けによる損傷は認められず充分
に性能が発揮出来るものであつた。 次に、ポリエチレン層の上半分を剥ぎ取り、そ
の一部(上半分の中央部)を用いて、ASTM−
D−638による引張試験(引張強度と引張伸び)
とDSC法による酸化劣化誘導期の測定を行なつ
たが、第1表に示すように、殆ど劣化を生じてい
なかつた。 また、ポリエチレン層を剥ぎ取つたのちの鋼管
表面の接着層の流動状態を観察したが、鋼管表面
によく接着しており気泡は見られなかつた。 比較例 1 実施例1と同様にして鋼管杭の溶接ジヨイント
部に、熱収縮カバーシートの管状体を形成したの
ち、下記の方法により、カバーシートの加熱収縮
作業を行なつた。 まず、シートの中心に位置する溶接ビート部上
を円周方向に沿つて加熱収縮させたのちに、上半
分を下から上に向つて加熱収縮させ、その後下方
部分を上から下に向かつて収縮させた。収縮被覆
時間は11分であつた。 収縮後、環境温度(約30℃)まで冷却させたの
ち、熱収縮性カバーシートのポリエチレン層の表
面を観察したところ、特にビード部とそのすぐ下
の部分に過熱による表面の損傷が認められた。 次に、ポリエチレン層の上半分を剥ぎ取り、そ
の一部(上半分の中央部)を用いて、実施例1と
同様に引張試験と酸化劣化誘導期の測定を行なつ
たところ、第1表に示すように、物性の低下が激
しいことが判明した。 また、ポリエチレン層を剥ぎ取つたのちの、鋼
管表面の接着層の流動状態を観察したところ、特
にビード部の下とそれより下方部分に、多数の気
泡が存在していることが判明した。 比較例 2 実施例1と同様にして鋼管杭の溶接ジヨイント
部に、熱収縮カバーシートの管状体を形成したの
ち、下記の法により、カバーシートの加熱収縮作
業を行なつた。 まず、鋼管杭をはさんで2名の作業者がプロパ
ンガスバーナを用いて管状になつた熱収縮性カバ
ーシートの上方先端より円周方向にそつて順次加
熱収縮させ鋼管杭上のポリエチレン層上に密着さ
せた。最上部の円周方向が完了したら、少しずつ
下方の部分をやはり円周方向にそつて加熱収縮さ
せ、これを繰り返して最下部の円周方向が収縮し
密着するまで加熱し、溶接ジヨイントの被覆を完
了した。収縮被覆時間は約18分であつた。 収縮後、環境温度(約30℃)まで冷却させたの
ち、熱収縮性カバーシートのポリエチレン層の表
面を観察したところ、全体にわたり過熱による表
面の損傷が認れられた。 次に、ポリエチレン層の上半分を剥ぎ取り、そ
の一部(上半分の中央部)を用いて、実施例1と
同様に引張試験と酸化劣化誘導期の測定を行なつ
たところ、第1表に示すように、物性の低下が激
しいことが判明した。 また、ポチエチレン層を剥ぎ取つたのちの、鋼
管表面の接着層の流動状態が観察したところ、全
体的に多数の気泡の存在が認められた。 【表】
あるいは海岸線に打設される鋼管杭、特に溶接す
る端部を除いて本体部がミルコーテイングされて
いる鋼管杭の溶接ジヨント部の周囲を防食被覆す
る方法に係る。 [発明の背景] 鋼管杭は、地盤の保護などを目的として建設現
場において地中に打設されたり、海岸線の保護な
どを目的として海岸線に打設される。このような
鋼管杭としては、従来では通常の防錆加工以外に
は特別な加工を行なつていない鋼管が使用されて
いた。しかし、鋼管杭の長期使用あるいは防食信
頼性の確保などを目的として、鋼管杭に樹脂被覆
を施すことが近年検討されてきた。この樹脂被覆
の方法としては、初期には、樹脂塗料などの液状
の樹脂材料を鋼管杭の表面にスプレー塗布して樹
脂塗膜を形成する方法などが考えられてきたが、
それらの樹脂塗膜では実用上充分な防食性が得ら
れにくいとの問題があつた。一方、防食性の高い
樹脂材料としては、ポリエチレンなどのポリオレ
フイン樹脂が従来より知られているが、これらは
通常の溶剤には溶解し難く、このため、スプレー
などを利用する樹脂塗膜の形成方法によりポリオ
レフイン樹脂皮膜を鋼管杭の表面に形成すること
はできない。 このような理由から、ポリオレフイン樹脂のよ
うな防食性の高い樹脂の被覆層を、鋼管杭の製造
時に工事にて予め、溶融樹脂の押し出し被覆、樹
脂粉末の溶融、樹脂テープ、樹脂シートの巻き付
けなどによつて形成する方法(すなわち、ミルコ
ート)を利用することが考えられる。 本発明者の検討によると、上記のようにして鋼
管杭をポリオレフイン樹脂などでミルコートした
場合、防食性能が高く、実用上において有用なも
のが得られることがわかつた。しかし、ミルコー
トした鋼管杭の実用性を更に検討した結果、鋼管
杭の溶接ジヨイント部の防食被覆についても問題
があることが判明した。すなわち、長尺の鋼管杭
を必要とする場合には、通常の鋼管杭の打設機械
では、長尺の鋼管杭をそのまま打ち込むには高さ
が足りないため、建設現場等にて、まず、通常の
長さの鋼管杭を途中まで打ち込んだのち、その上
端部に他の鋼管杭を溶接、接続し、それを打設す
ることが一般的である。この溶接作業は、通常、
予め一本の鋼管杭を途中まで打設した後、その上
端部に他の鋼管杭の下端部を載せ、その端部同士
を溶接する方法により行なわれる。このようにし
て接合された鋼管杭は次いで打設を続ける方法に
より埋設される。このような溶接を想定したミル
コート鋼管杭は、溶接作業を円滑に行なうため
に、通常は、端部にて鋼管部表面が露出した状態
にて製品とされる。従つて、溶接部分(溶接ジヨ
イント部)では、鋼管部表面が露出しているた
め、溶接後にこの部分の防食被覆を行なう必要が
ある。この溶接ジヨイント部の防食被覆方法とし
ては、樹脂塗料を溶接ジヨイント部の表面にスプ
レーなどして樹脂塗膜を形成する方法が考えられ
るが、鋼管部被覆の場合と同様に、それらの樹脂
塗膜では実用上充分な防食性が得られにくいとの
問題がある。 従来、原油、天然ガスなどの輸送用のパイプラ
インの溶接ジヨイント部に対して、チユーブ状、
もしくはスリーブ状の厚手の熱収縮性架橋ポリオ
レフインカバーシートで被覆して、防食性と共に
を埋設作業に伴う土砂の衝撃に対する抵抗性を付
与することが知られている。 本発明者は、上記の輸送用のパイプラインの溶
接ジヨイント部の防食被覆技術に着目して、その
防食技術が、類似の形状にある鋼管杭の防食加工
に利用できないかとの点について鋭意研究を行な
つた。その結果、従来より一般的に利用されてい
るチユーブ状の熱収縮性被覆材料は、特に、鋼管
杭の溶接接合作業を、鋼管杭を一部打設した状態
で実施する場合には、熱収縮性被覆材料の溶接ジ
ヨイント部への被覆(被覆材料の熱収縮性を利用
しての被覆)に先立つて行なわれる被覆材料の溶
接ジヨイント部における仮固定が困難であること
を見出した。このため、次に、スリーブ状の厚手
の熱収縮性カバーシートを溶接ジヨント部の周囲
に巻き付け、シートの両端部を重ね合わせた状態
で固定具を利用しチユーブ状とし、次いで該熱収
縮性カバーシートの表面にバーナーの火炎を当て
て、カバーシートを熱収縮性させ、溶接ジヨイン
ト部の被覆を行なうことについても検討した。そ
の結果、この被覆方法により、立設状態にある鋼
管杭の溶接ジヨイント部の被覆を容易に行なうこ
とができることを確認した。しかしながら、本発
明者の検討によると、上記のように防食被覆シー
トを溶接ジヨイント部に被覆した接合鋼管杭を更
に打設した場合に、カバーシートの両端部を機械
的係合により固定した場合には、その係合部は破
損しやすいことが判明した。 また、溶接ジヨント部に密着被覆されたカバー
シートの劣化が発明し、機械的物性が低下しやす
いことも判明した。この防食被覆用のカバーシー
トに劣化が発生すると、打設された鋼管杭の長期
間の防食がむずかしくなるため、鋼管杭の実用の
おいて大きな問題となる。 本発明者は、上記の溶接ジヨイント部に密着被
覆されたカバーシートの劣化の原因を究明するた
めに研究を行なつた結果、その劣化は主として、
加熱用バーナーによるカバーシートの収縮密着作
業の工程において発生するカバーシートの熱劣
化、およびカバーシート内側の接着層内の残留空
気に起因するものであることを見いだした。すな
わち、原油、天然ガスなどの輸送用のパイプライ
ンの溶接ジヨイント部の熱収縮性カバーシートに
よる熱収縮、密着作業に際しては、溶接ジヨイン
ト部の中央部(ビード部)の周囲を先ず、バーナ
ーで加熱し、次いで、その両側を順次加熱して、
カバーシートの熱収縮を発生させ、これによりジ
ヨイント部周辺に密着させる方法が一般的に採用
されている。これは、ビードの部分が若干外側に
突出する傾向があり、両端部より加熱収縮を開始
した場合には、このビード周辺に空気が閉じ込め
られやすいためであるとされている。 また更に、本発明者の検討によると、上記のよ
うに防食被覆シートを溶接ジヨイント部に被覆し
た接合鋼管杭を更に打設して、埋設を行なつた場
合に、その被覆部の下端部にて、防食被覆シート
の剥れ(めくれ)が現れ、その結果、接合ジヨイ
ント部にて腐食発生しやすくなることが判明し
た。 本発明者は、上記の防食被覆シートの剥れの原
因を調べるために、更に研究を行なつた結果、被
覆シートの重ね合せ部が非常に厚くなり、その部
分にて鋼管杭表面から段差を形成して突き出る形
状となるため、その重ね合せ部の下端部(段差
部)が、鋼管杭を地中に打設する際に生じる、主
として杭の長さ方向に作用する衝撃に抵抗でき
ず、その下端部にて防食被覆シートの剥れが現れ
ることが、防食被覆シートの剥れの主原因である
ことを見い出した。そして、この剥れは、被覆シ
ートの重ね合せ部の接合強度を単に強くしても有
効に解決できないことも判明した。すなわち、被
覆シートの重ね合せ部の接合方法としては、従来
より、機械的結合手段を利用する方法、あるいは
ヒートシールテープを接合部(防食シートの外側
端部と内側に巻き込まれた他の端部側のシート表
面との接触部)に貼り付ける方法などが利用され
ているが、いずれの方法における接合強度を向上
させても、上記の剥れの問題の有効な解決にはな
らない。例えば、特開昭56−75825公報には、鋼
管または電線ケーブルなどの接続部を、熱収縮制
を有するカバーシートで被覆したのち、そのカバ
ーシートの接合部(カバーシートの外側端部と内
側に巻き込まれた他の端部側のシート表面との接
触部)をヒートシールテープにて、そのテープの
両端部がカバーシートの重ね部の内側にリープ状
に入り込むような配置にて接着することにより、
カバーシートの端部の所定を容易かつ強固に実現
する方法が開示されている。しかし、この方法を
鋼管杭の被覆部の接着に利用しても、問題の段差
をむしろ大きくなり、上記の問題点(溶接鋼管杭
の打設時における、防食被覆シートの重ね合せ部
の下端部にての防食被覆シートの剥れ)の有効な
解決にはならない。 [発明の構成] 本発明者は、上記の熱収縮防食被覆シートによ
つて溶接ジヨイント部を防食被覆する際に防食被
覆シートに発生する熱劣化による防食性能の低下
および、防食被覆した溶接鋼管杭の打設時におけ
る、防食被覆シートの重ね合せ部の下端部にて発
生する防食被覆シートの剥れ(めくれ)の問題の
解決を目的として更に研究を行なつた結果、加熱
用バーナーによるカバーシートの収縮密着作業の
操作を変更し、かつヒートシールテープを、その
重ね合わせ部分を実質的に全領域を覆うように、
かつ前記カバーシートの端縁から若干突出させた
状態で配置し、その突出部を、少なくとも被覆溶
接ジヨイント部の埋設前に、鋼管杭のミルコーテ
イング部表面に加熱接合する方法を利用して、前
記重ね合わせ部分の下端部における大きな段差を
低減する(なだらかにする)ことにより、鋼管杭
の溶接ジヨイント部の防食被覆シートのめくれが
効果的に防止できることを見い出し、本発明に到
達した。 本発明は、地中に直立に打設されているミルコ
ーテイングされた鋼管杭の上端部に他のミルコー
テイングされた鋼管杭が溶接により接続されてな
る鋼管杭の溶接ジヨイント部の周囲に、加熱融着
性の接着剤層を有する熱収縮性の架橋ポリオレフ
インカバーシートを巻き付けてそのカバーシート
の両先端部を互いに重ね合わせ、その重ね合わせ
部分の上にヒートシールテープを、その下端部が
カバーシートの端縁から鋼管杭の打設方向に突出
させた状態で重ね配置し、前記熱収縮性カバーシ
ートの重ね合わせ部およびヒートシールテープを
一体に熱融着して、前記熱収縮性カバーシートの
管状体を形成し、次いでガスバーナーの火炎で前
記の管状体の下部から順次上方に向かつてその管
状体を加熱して熱収縮させ、その結果、その管状
体を鋼管杭の周面に密着させた状態で、前記接着
剤層で接合させて、防食被覆を形成することを特
徴とする立設状態のミルコート鋼管杭の溶接ジヨ
イント部の被覆方法にある。 すなわち、本発明者の検討によると、直立した
鋼管杭に熱収縮性カバーシートを被覆する場合に
は、公知の方法では熱収縮性カバーシートの管状
体の上方の表面が長時間、火炎による高熱の上昇
気流に曝され熱的に劣化して、耐久性の乏しい防
食被覆層が形成されてしまい、さらに管状体の下
方に向つて加熱する際には、鋼管杭の表面と被覆
層との間に気泡を内包するとの欠点が発生するこ
とが判明した。このため、本発明者は、加熱方向
を変更するとの簡単な方法により、上記の欠点が
同時に解決することを見い出し、本発明に到達し
たものである。 また、本発明の被覆法によれば、厚手の熱収縮
性カバーシートを鋼管杭の周囲に巻き付けて、そ
の先端部を重ね合わせて管状体を形成する際に、
その重ね合わせ部分の上に、その重ね合せ部分を
ほぼ覆うように、長さが大きく、かつ幅も広いヒ
ートシールテープを前記熱収縮性カバーシートの
端縁から鋼管杭の打設方向に突出させて配置して
重ね合わせ、熱収縮性カバーシートの重ね合わせ
部およびヒートシールテープを一体に接合して熱
収縮性カバーシートの管状体を形成し、その管状
体の加熱によつて防食被覆層を形成する共に、前
記ヒートシールテープの突出部によつて、防食被
覆層の重ね合わせ部の大きな段差を被覆し、その
段差をなだらかにし、しかもその段差部をその被
覆によつて保護しているので、鋼管杭の打設時の
衝撃にたいして充分に耐えることができる優れた
防食被覆層を形成することが出来る。 以下、本発明の被覆法について、図面を参考に
してさらに詳しく説明する。 第1図a−dは、この発明の被覆法の工程の一
例を順次、模式的に示す斜視図である。 まず、第1図のa図に示すような、地中に打設
されたミルコーテイング層(プラスチツクス樹脂
層)2を有する鋼管杭1のジヨイント部(溶接ジ
ヨイント部であり、鋼管杭の金属表面が露出して
いる部分全体)3の周囲に、b図に示すように熱
収縮性架橋ポリオレフインカバーシート4を巻き
付けてそのカバーシート4の長手方向(熱収縮性
方向)の先端部を互いに重ね合わせ、次いで、そ
のカバーシート4の重ね合わせ部分5の上に、前
記カバーシート4の幅方向の長さ(熱収縮方向に
垂直な方向の長さ)より長く、しかも前記の重ね
合わせ部分5より広い幅を有する耐熱性のヒート
シールテープ6を、前記重ね合わせ部分のほぼ全
領域を覆うように、かつ前記カバーシート4の端
縁からその鋼管杭1の打設方向(a図の矢印の方
向)に若干突出した状態で配置する。次ぎに、そ
して前記熱収縮性カバーシート4の重ね合わせ部
分5およびヒートシールテープ6を一体に加熱お
よび融着して、前記熱収縮性カバーシート4の管
状体を形成する。 次ぎの前記熱収縮性カバーシート4の加熱収縮
作業は、ガスバーナーの火炎を前記管状体の下部
から順次上方に移動するように向かつて行なう。
この加熱操作は、ガスバーナーを複数取り付けた
加熱部材(例えば、リングバーナーなど)を上下
に移動できるようにした装置を使用して、機械的
に行なうこともできる。 本発明の被覆方法においては、鋼管杭の周囲に
配置された熱収縮性カバーシートの管状体を、そ
の下部から順次上方に向かつて加熱及び熱収縮さ
せることが、特に重要である。 仮に、前記管状体の上部から下方に向かつてガ
スバーナーの火炎で加熱を行えば、その管状体の
上部が熱収縮を完了しても、その管状体の下方を
加熱するので、その加熱作業の間ずつと、その管
状体の上部がガスバーナーの火炎によつて生ずる
高熱の上昇気流に曝され、その管状体の表面が一
部燃焼して劣化してしまうのであるが、この発明
の被覆方法では、第1図のc図に示すように、加
熱収縮の完了した管状体の部分8には、ガスバー
ナー7の火炎の高熱の上昇気流が到達することが
ないので、加熱収縮時の熱的な劣化を注意すれ
ば、管状体の表面加熱収縮後に、前述の高熱の上
昇気流による焼成劣化をこうむることがない。 また、前記管状体の上部から下部に向かつてガ
スバーナーの火炎で加熱を行なつた場合には、鋼
管杭と管状体の間に存在する気体が加熱操作によ
つて加熱され上方に向つて排気されようとするの
に対して、先に管状体の上部の熱収縮によつて逃
げ道を封じられてしまうので、その逃げることの
できない滞留した気体が鋼管杭の表面と被覆層4
との間に内蔵されることになるのであるが、この
発明の被覆方法では、第1図のc図に示すように
管状体の上部加熱作業に完了まで開口しており、
前述のように逃げることのできない気体が鋼管杭
1の表面と防食被覆層4との間に内蔵されてしま
うことが殆どない。 上記のようにして、管状体のカバーシート4の
全体を加熱して熱収縮させ、d図に示すように、
鋼管杭1の周面に密着接合して、防食被覆層4を
形成すると共に、前記ヒートシールテープ6の突
出部7を鋼管杭1の表面(ミルコート部)に加熱
接合する。なお、ヒートシールテープの突出部の
ミルコート部表面への加熱接合は任意の時期に行
なうことができる。たとえば、熱収縮性カバーシ
ートの管状体の形成直後、あるいは熱収縮性カバ
ーシートの溶接ジヨイント部への密着接合後など
の期間が選ばれる。 本発明の被覆法に使用する熱収縮性カバーシー
トは、熱収縮性シート層と加熱接着性の接着剤層
とからなるものであれば、公知のどのようなタイ
プの熱収縮性架橋ポリオレフインカバーシートで
あつてもよい。この熱収縮性シート層は、例えば
熱収縮温度が約80〜200℃、特に好ましくは90〜
180℃程度であつて、その収縮率が約20〜80%、
特に好ましくは30〜70%程度である架橋ポリオレ
フインシート、特に架橋ポリエチレンシートから
形成されていることが好ましい。 前記の熱収縮性シートは、その架橋の程度が後
述のゲル分率で示して約20〜90%、特に30〜80%
程度である架橋ポリオレフインから形成されてい
ることが耐熱性の点から好適である。 上述のゲル分率は、試料(架橋プラスチツクス
フイルムまたはシート)をキシレン中に入れて、
約10時間、約130℃の温度で還流しながら重量
(Ag)を、使用した全試料の重量(Bg)で割
つて得られた値を100倍した値であり、次式で表
わされる。 ゲル分率=(A/B)×100 (%) また、熱収縮性カバーシートの接着剤層は、鋼
管杭の金属表面に対する接着強度が、常温で約2
〜20Kg/cm、特に好ましくは5〜15Kg/cm程度で
あり、約60〜80℃で約60〜80℃で約0.05〜5Kg/
cm、特に好ましくは0.1〜3Kg/cm程度である加
熱融着性の接着剤からなることが好ましい。例え
ば、オレフイン系重合体、あるいはそれらの重合
体変性物を主成分とし、その他の熱可塑性重合
体、粘着付与剤、酸化防止剤、無機充填剤などの
添加剤を適当に配合した接着剤組成物から形成さ
れた厚さが約0.1〜3mm、特に0.2〜2mm程度の接
着剤層であることが、その接着強度及び施工の容
易さの点から適当である。 前記のヒートシールテープは、たとえば、架橋
プラスチツクス層と加熱接着性の接着剤層とから
なる柔軟で強度の大きい薄手の耐熱性のテープで
あればよい。また前記のヒートシールテープは、
前記の架橋プラスチツクス層の外表面にさらに耐
熱性の補強層(例えば、ガラスクロス層、アルミ
箔層、シリコン樹脂層)を有した構成でも良い。 前記の架橋プススチツクス層は、たとえば、電
子線、α線、γ線、β線などの活性エネルギー線
によつて適当な架橋度(例えば、後述のゲル分率
で示して、約20〜90%、特に好ましくは25〜80%
程度である)に架橋されているポリオレフイン
(ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−アク
リルニトリル共重合体、ポリプロピレンなど)、
ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリアミドなど
の形成されている柔軟で高い強度のプラスチツク
スフイルムまたはシートから構成されていればよ
い。 また、前記の加熱接着性の接着剤層は、約50〜
180℃、特に60〜160℃程度の温度で加熱接着する
ことができ、鋼管杭のミルコーテイング層の表面
に対する接着強度(25℃)が約2〜30Kg/cm、特
に3〜20Kg/cm程度のピール強度(180度剥離強
度)であるホツトメルトタイプの接着剤から形成
されていることが、前述の被覆層4の重ね合わせ
部分5の保護のために特に適当である。 接着剤としては、例えば、ポリエチレ、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−プロピレン
共重合体、エチレン−(メタ)アクリロニトリル
共重合体、エチレン−アクリロニロリル−メタグ
リシジルアクリレート共重合体、エチレン−酢酸
ビニル−メタグリシジルアクリレート共重合体な
どのエチレン系重合体、ポリプロピレン、ポリ塩
化ビニル、ポリエステル、ポリアミド、あるいは
それらの重合体の変性物(例、マレイン化ポリエ
チレン、マレイン化エチレン系共重合体、マレイ
ン化ポリプロピレン)を主成分とし、適当な粘着
付与剤(例、クマロン樹脂、クマロン・インデン
樹脂、石油樹脂、芳香族炭化水素樹脂)、その他
の添加剤からなるホツトメルトタイプの接着剤が
適当である。前記の接着剤は、前述のような活性
エネルギー線によつて適当な架橋度(例えば、ゲ
ル分率で示して約5〜50%、特に10〜40%程度で
ある)を有するように処理されていることが、熱
収縮性カバーシートの管状体の加熱時に加えられ
る熱収縮応力に対して耐えられる高温での接着力
(剪断力)の点から最適である。 本発明において、熱収縮性カバーシートの先端
部とヒートシールテープとの加熱接合、及び熱の
加熱は、種々の電熱線、電気的ヒーター、ガスバ
ーナー火炎等によつて行なえばよい。 本発明の被覆法は、一般に土木、建設、特に港
湾浚渫、護岸などの際に使用される鋼管杭の防食
被覆に好適に適用される。本発明の被覆法によつ
て被覆された鋼管杭は、極めて長時間(約20〜40
年間)の防食性能を有する防食被覆層が形成され
る。 次に、本発明の実施例および比較例を示す。 実施例 1 3mm厚みのカーボンブラツクを含有する低密度
ポリエチレンで被覆した直径1016mm、長さ12mの
ポリエチレン被覆鋼管杭を、上部1mを残して土
中に打ち込むみ、その上にもう一本の同サイズの
ポリエチレン被覆鋼管杭を溶接して接続したの
ち、ポリエチレン被覆されていない溶接ビード部
から上下150mmの部分の錆やよごれを取り除き、
その部分を熱収縮性架橋ポリエチレンカバーシー
トで被覆した。すなわち、まず鋼管表面を120℃
以上に予熱したのち、厚み1.0mmゲル分率を50%、
150℃での収縮率30%の加熱収縮性架橋ポリエチ
レンシートと、エチレン−酢酸ビニル共重合体と
スチレン−ブタジエン共重合体、粘着付与剤、酸
化防止剤およびカーボンブラツクよりなり、
ASTM−E28によつて測定したときの軟化温度
133℃を有する、厚み1.5mmの接着層を積層した幅
600mm熱収縮性カバーシートを、両先端が75mm重
なるように円周方向にゆるくまきつけ、次に幅
150mm、厚み1.5mm、長さ670mmのポリエチレン製
ヒートシールテープを、そのヒートシールテープ
の幅方向の中心が熱収縮性カバーシートの両先端
の重なり部分の上層の先端に一致するように配置
し、表面から、プロパンガスバーナーを用いて加
熱しながら接着させ、熱収縮性カバーシートの管
状体を形成させた。この時、管状体の上下は鋼管
杭被覆層のポリエチレン(ミルコート層)上に幅
150mmつづ重なるように配置するとともに、熱収
縮カバーシートにより形成された管状体より下方
側に、ヒートシールテープ下端が70mm突きでるよ
うにセツトさせた。 次に、鋼管杭をはさんで2名の作業者がプロパ
ンガスバーナーを用いて管状になつた熱収縮性カ
バーシートの下方先端より円周方向にそつて順次
加熱収縮させ鋼管杭上のポリエチレン層上に溶着
させた。最下部の円周方向が完了したら、少しず
つ上方の部分をやはり円周方向にそつて加熱収縮
させ、これを繰り返して最上部の円周方向が収縮
し密着するまで加熱し、溶接ジヨイントの被覆を
完了した。収縮被覆時間は約5分であつた。 収縮後、環境温度(約30℃)まで冷却させたの
ち、熱収縮性カバーシートのポリエレン層の表面
を観察したが、焼けによる損傷は認められず充分
に性能が発揮出来るものであつた。 次に、ポリエチレン層の上半分を剥ぎ取り、そ
の一部(上半分の中央部)を用いて、ASTM−
D−638による引張試験(引張強度と引張伸び)
とDSC法による酸化劣化誘導期の測定を行なつ
たが、第1表に示すように、殆ど劣化を生じてい
なかつた。 また、ポリエチレン層を剥ぎ取つたのちの鋼管
表面の接着層の流動状態を観察したが、鋼管表面
によく接着しており気泡は見られなかつた。 比較例 1 実施例1と同様にして鋼管杭の溶接ジヨイント
部に、熱収縮カバーシートの管状体を形成したの
ち、下記の方法により、カバーシートの加熱収縮
作業を行なつた。 まず、シートの中心に位置する溶接ビート部上
を円周方向に沿つて加熱収縮させたのちに、上半
分を下から上に向つて加熱収縮させ、その後下方
部分を上から下に向かつて収縮させた。収縮被覆
時間は11分であつた。 収縮後、環境温度(約30℃)まで冷却させたの
ち、熱収縮性カバーシートのポリエチレン層の表
面を観察したところ、特にビード部とそのすぐ下
の部分に過熱による表面の損傷が認められた。 次に、ポリエチレン層の上半分を剥ぎ取り、そ
の一部(上半分の中央部)を用いて、実施例1と
同様に引張試験と酸化劣化誘導期の測定を行なつ
たところ、第1表に示すように、物性の低下が激
しいことが判明した。 また、ポリエチレン層を剥ぎ取つたのちの、鋼
管表面の接着層の流動状態を観察したところ、特
にビード部の下とそれより下方部分に、多数の気
泡が存在していることが判明した。 比較例 2 実施例1と同様にして鋼管杭の溶接ジヨイント
部に、熱収縮カバーシートの管状体を形成したの
ち、下記の法により、カバーシートの加熱収縮作
業を行なつた。 まず、鋼管杭をはさんで2名の作業者がプロパ
ンガスバーナを用いて管状になつた熱収縮性カバ
ーシートの上方先端より円周方向にそつて順次加
熱収縮させ鋼管杭上のポリエチレン層上に密着さ
せた。最上部の円周方向が完了したら、少しずつ
下方の部分をやはり円周方向にそつて加熱収縮さ
せ、これを繰り返して最下部の円周方向が収縮し
密着するまで加熱し、溶接ジヨイントの被覆を完
了した。収縮被覆時間は約18分であつた。 収縮後、環境温度(約30℃)まで冷却させたの
ち、熱収縮性カバーシートのポリエチレン層の表
面を観察したところ、全体にわたり過熱による表
面の損傷が認れられた。 次に、ポリエチレン層の上半分を剥ぎ取り、そ
の一部(上半分の中央部)を用いて、実施例1と
同様に引張試験と酸化劣化誘導期の測定を行なつ
たところ、第1表に示すように、物性の低下が激
しいことが判明した。 また、ポチエチレン層を剥ぎ取つたのちの、鋼
管表面の接着層の流動状態が観察したところ、全
体的に多数の気泡の存在が認められた。 【表】
第1図a−dは、本発明のミルコート鋼管杭の
溶接ジヨイント部の被覆法の一例を模式的に示す
斜視図である。 1:鋼管杭、2:ミルコーテイング層、3:溶
接ジヨイント部、4:熱収縮性カバーシート、
5:重ね合わせ部分、6:ヒートシールテープ、
7:ガスバーナー。
溶接ジヨイント部の被覆法の一例を模式的に示す
斜視図である。 1:鋼管杭、2:ミルコーテイング層、3:溶
接ジヨイント部、4:熱収縮性カバーシート、
5:重ね合わせ部分、6:ヒートシールテープ、
7:ガスバーナー。
Claims (1)
- 1 地中に直立に打設されているミルコーテイン
グされた鋼管杭の上端部に他のミルコーテイング
された鋼管杭が溶接により接続されてなる鋼管杭
の溶接ジヨイント部の周囲に、加熱融着性の接着
剤層を有する熱収縮性の架橋ポリオレフインカバ
ーシートを巻き付けてそのカバーシートの両先端
部を互いに重ね合わせ、その重ね合わせ部分の上
にヒートシールテープを、その下端部がカバーシ
ートの端縁から鋼管杭の打設方向に突出させた状
態で重ねて配置し、前記熱収縮性カバーシートの
重ね合わせ部およびヒートシールテープを一体に
熱融着して、前記熱収縮性カバーシートの管状体
を形成し、次いでガスバーナーの火炎で前記の管
状体の下部から順次上方に向かつてその管状体を
加熱して熱収縮させ、その結果、その管状体を鋼
管杭の周面に密着させた状態で、前記接着剤層で
接合させて、防食被覆を形成することを特徴とす
る立設状態のミルコート鋼管杭の溶接ジヨイント
部の被覆方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23074583A JPS60122133A (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | 鋼管杭の被覆方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23074583A JPS60122133A (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | 鋼管杭の被覆方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60122133A JPS60122133A (ja) | 1985-06-29 |
| JPH0358903B2 true JPH0358903B2 (ja) | 1991-09-06 |
Family
ID=16912625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23074583A Granted JPS60122133A (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | 鋼管杭の被覆方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60122133A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2328689A1 (en) | 2000-12-15 | 2002-06-15 | Shaw Industries Ltd. | Method and apparatus for heating a zone of an elongate tubular article |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55111232A (en) * | 1979-02-20 | 1980-08-27 | Nippon Steel Corp | Anticorrosive coating for frequently seawater splashed area of marine steel structure |
| JPS551170A (en) * | 1979-03-19 | 1980-01-07 | Nec Corp | Semiconductor apparatus |
| JPS5675825A (en) * | 1979-11-22 | 1981-06-23 | Ube Ind Ltd | Heat-contracting cover sheet for coating |
-
1983
- 1983-12-06 JP JP23074583A patent/JPS60122133A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60122133A (ja) | 1985-06-29 |
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