JPH0359112A - 分繊用弾性糸及びその製造方法 - Google Patents
分繊用弾性糸及びその製造方法Info
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- JPH0359112A JPH0359112A JP19047389A JP19047389A JPH0359112A JP H0359112 A JPH0359112 A JP H0359112A JP 19047389 A JP19047389 A JP 19047389A JP 19047389 A JP19047389 A JP 19047389A JP H0359112 A JPH0359112 A JP H0359112A
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- Japan
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- yarn
- elastic yarn
- separation
- spinning chamber
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- Artificial Filaments (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は整経機、カバリング機、合撚機、コアースパン
精紡機、編機などにおいて分繊しながら使用できるポリ
ウレタン弾性糸に関する。
精紡機、編機などにおいて分繊しながら使用できるポリ
ウレタン弾性糸に関する。
(従来技術)
一般にポリウレタン弾性糸は紡糸室下部より出て来た複
数のマルチフィラメントを粘着性のある状態でフィラメ
ント相互を接合させた一本の接合マルチフィラメント、
あるいは−本のモノフィラメントを一個のパッケージに
巻いたものが従来のポリウレタン弾性糸の製品となって
いる。
数のマルチフィラメントを粘着性のある状態でフィラメ
ント相互を接合させた一本の接合マルチフィラメント、
あるいは−本のモノフィラメントを一個のパッケージに
巻いたものが従来のポリウレタン弾性糸の製品となって
いる。
このようにして巻かれたポリウレタン弾性糸は一個のボ
ビンに一本の糸が巻かれたものである為に整経機、コア
ースパン精紡機、カバリング機、合撚機あるいは編機に
直接かける場合、必要な糸の本数だけパッケージの個数
が必要でありパッケージを取付けるクレードル、送り出
しロール、送り出し装置など設備が大がかりなものにな
らざるを得ない。
ビンに一本の糸が巻かれたものである為に整経機、コア
ースパン精紡機、カバリング機、合撚機あるいは編機に
直接かける場合、必要な糸の本数だけパッケージの個数
が必要でありパッケージを取付けるクレードル、送り出
しロール、送り出し装置など設備が大がかりなものにな
らざるを得ない。
従来、ナイロンあるいはポリエステル繊維などの非弾性
のフィラメント数十本を一個のボビンに巻き取り、分繊
用に供することがなされていることは周知のところであ
る。しかし高い弾性と粘着性を有するポリウレタン弾性
糸において分繊可能な製品として実用化された例は無く
、特公昭47−17086号公報が唯−知られている。
のフィラメント数十本を一個のボビンに巻き取り、分繊
用に供することがなされていることは周知のところであ
る。しかし高い弾性と粘着性を有するポリウレタン弾性
糸において分繊可能な製品として実用化された例は無く
、特公昭47−17086号公報が唯−知られている。
特公昭47−17086号公報によれば、通常法に従っ
て引揃えて巻きとる方法では分離性の良い分繊用弾性糸
が得られない為、斜め溝付きガイドにより糸を実質的に
並列に並べて巻き取る特殊な方法を採っている。この為
、ガイド及びゴデツトロールでの糸間距離の制約が多く
、紡糸速度を上げることができない、ゴデツトロールと
フリクションロールが平行に配置されたパラレル型ワイ
ンダーは使用できない、斜溝からの糸の飛出し外れや、
オイリングロール、ゴデツトロール上を通過する糸本数
が多数となるため糸切れ確率の増加など多くの問題を有
し実用化に至っていないのが実状である。
て引揃えて巻きとる方法では分離性の良い分繊用弾性糸
が得られない為、斜め溝付きガイドにより糸を実質的に
並列に並べて巻き取る特殊な方法を採っている。この為
、ガイド及びゴデツトロールでの糸間距離の制約が多く
、紡糸速度を上げることができない、ゴデツトロールと
フリクションロールが平行に配置されたパラレル型ワイ
ンダーは使用できない、斜溝からの糸の飛出し外れや、
オイリングロール、ゴデツトロール上を通過する糸本数
が多数となるため糸切れ確率の増加など多くの問題を有
し実用化に至っていないのが実状である。
近年、加工分野における生産性向上から弾性糸の走行速
度も大巾に上昇し200m/分を超える場合もある。糸
間の相互の分離性は弾性糸の走行速度が増すほど悪くな
り、従来技術では数十111分では使用可能であったが
100m/分を超える走行速度では使用できなかった。
度も大巾に上昇し200m/分を超える場合もある。糸
間の相互の分離性は弾性糸の走行速度が増すほど悪くな
り、従来技術では数十111分では使用可能であったが
100m/分を超える走行速度では使用できなかった。
(発明が解決しようとする課R)
本発明はこのような従来の分線用ポリウレタン弾性糸の
製造面又は分離性能面の課題を解決し高速度の使用にお
いても優れた性能を持つ分繊用ポリウレタン弾性糸を提
供しようとするものである。
製造面又は分離性能面の課題を解決し高速度の使用にお
いても優れた性能を持つ分繊用ポリウレタン弾性糸を提
供しようとするものである。
(課題を解決するための手段)
すなわち、本発明は複数本の接合マルチフィラメントあ
るいはモノフィラメントが一個のボビンに巻かれたポリ
ウレタン弾性糸で引き揃えて巻かれた接合マルチフィラ
メントあるいはモノフィラメントの相互の分離応力が1
5■以下である分繊用ポリウレタン弾性糸である。
るいはモノフィラメントが一個のボビンに巻かれたポリ
ウレタン弾性糸で引き揃えて巻かれた接合マルチフィラ
メントあるいはモノフィラメントの相互の分離応力が1
5■以下である分繊用ポリウレタン弾性糸である。
本発明でいう弾性糸としては少くとも85%がセグメン
ト重合したポリウレタンである繊維から形成されたいわ
ゆるスパンデックスをあげられる。
ト重合したポリウレタンである繊維から形成されたいわ
ゆるスパンデックスをあげられる。
接合マルチフィラメントとはフィラメント相互が簡単に
分離しない状態に接着されたマルチフィラメントであり
、分離応力が20■以上好ましくは100■以上である
マルチフィラメントである。
分離しない状態に接着されたマルチフィラメントであり
、分離応力が20■以上好ましくは100■以上である
マルチフィラメントである。
本発明でいう分繊とは複数本の分離しないように接合し
たマルチフィラメント、または複数本のモノフィラメン
トが一個のボビンに引揃えて巻いたものを巻き返しによ
り各々に単独のマルチフィラメント又はモノフィラメン
トとすることである。
たマルチフィラメント、または複数本のモノフィラメン
トが一個のボビンに引揃えて巻いたものを巻き返しによ
り各々に単独のマルチフィラメント又はモノフィラメン
トとすることである。
この分繊時に分離応力が15+g以下好ましくは10に
以下であれば150m/分の走行速度においてもスムー
ズに糸の張力むらもなく分離することができる。
以下であれば150m/分の走行速度においてもスムー
ズに糸の張力むらもなく分離することができる。
分離応力を15■以下にする手段は、例えば、糸条が紡
糸室を出るとき、又は出たあとに強制的に冷却する方法
を採る。糸条が第1ゴデツトロールに到達するまでに静
止ガイドで引揃えて巻取る方法において糸条温度と糸条
相互の分離応力の関係について鋭意検討の結果、糸条温
度が60℃以下では糸条相互に接着性が殆んどなく、発
明の狙いとする分離性の良好な分繊用弾性糸が得られる
。
糸室を出るとき、又は出たあとに強制的に冷却する方法
を採る。糸条が第1ゴデツトロールに到達するまでに静
止ガイドで引揃えて巻取る方法において糸条温度と糸条
相互の分離応力の関係について鋭意検討の結果、糸条温
度が60℃以下では糸条相互に接着性が殆んどなく、発
明の狙いとする分離性の良好な分繊用弾性糸が得られる
。
しかし乍ら、糸条の冷却速度は糸条の速度、デニールで
変わるものであり、太いデニールあるいは糸条速度が速
い場合には、第1ゴデツトロールまでの間で糸条温度を
60℃以下に冷却するには冷却ゾーンが不足し製造上、
支障が生じる場合がある。
変わるものであり、太いデニールあるいは糸条速度が速
い場合には、第1ゴデツトロールまでの間で糸条温度を
60℃以下に冷却するには冷却ゾーンが不足し製造上、
支障が生じる場合がある。
例えば、70デニールで550m/分の紡糸速度の場合
、10″Cの冷風で糸条温度を60℃以下に冷却するに
は、冷却ゾーンが105cm必要となる。一般に紡糸室
出口から第1ゴデツトロールまでの距離は1m前後であ
り、短い冷却距離で糸条の冷却を達成できなければなら
ない。
、10″Cの冷風で糸条温度を60℃以下に冷却するに
は、冷却ゾーンが105cm必要となる。一般に紡糸室
出口から第1ゴデツトロールまでの距離は1m前後であ
り、短い冷却距離で糸条の冷却を達成できなければなら
ない。
更に、本発明者等は、従来公知の離形剤をポリウレタン
重合体の溶液中へ配合し同様の方法で糸条温度と糸条相
互の分離応力について種々検討を行ったところ微量の金
属石鹸を配合することにより糸条温度が75℃以下で本
発明の狙いとする糸条間の分離性能が得られる。
重合体の溶液中へ配合し同様の方法で糸条温度と糸条相
互の分離応力について種々検討を行ったところ微量の金
属石鹸を配合することにより糸条温度が75℃以下で本
発明の狙いとする糸条間の分離性能が得られる。
糸条温度が75℃以上で引揃えた場合、糸条相互の接着
現象が現われ分離応力が高くなる。糸条温度を低くする
には紡糸室を出たあとの強制冷却と糸条が紡糸室を出る
段階で出来る丈、糸条温度を低くしておくことが有利で
あり、紡糸室下部からの向流空気量を増すことが好まし
い。
現象が現われ分離応力が高くなる。糸条温度を低くする
には紡糸室を出たあとの強制冷却と糸条が紡糸室を出る
段階で出来る丈、糸条温度を低くしておくことが有利で
あり、紡糸室下部からの向流空気量を増すことが好まし
い。
本発明はポリウレタン重合体の溶液への金属石鹸の配合
と糸条を引揃えるときの糸条温度を組合わせる事にまり
分繊用弾性糸としての優れた糸条相互の分離性能と効率
的な製造方法を達成することができる。
と糸条を引揃えるときの糸条温度を組合わせる事にまり
分繊用弾性糸としての優れた糸条相互の分離性能と効率
的な製造方法を達成することができる。
ポリウレタン重合体?8iへ配合する好ましい金属石鹸
としては、リチウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛
、アルミニウムなどの金属とラウリン酸、ステアリン酸
などの脂肪酸との組合せが挙げられる。配合する金属石
鹸の量はポリウレタン重量に対し0.01%〜5%、好
ましくは0.03%〜0.5%の配合が好ましい。
としては、リチウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛
、アルミニウムなどの金属とラウリン酸、ステアリン酸
などの脂肪酸との組合せが挙げられる。配合する金属石
鹸の量はポリウレタン重量に対し0.01%〜5%、好
ましくは0.03%〜0.5%の配合が好ましい。
この範囲未満では糸条相互の分離応力が高くなり分繊用
弾性糸としての効果が不充分となる。−方、上記範囲を
超えると糸条相互の分離応力は優れるが弾性糸のもつ物
性の低下、スカムの発生、動摩擦性の低下など後工程の
トラブル発生の原因となる。
弾性糸としての効果が不充分となる。−方、上記範囲を
超えると糸条相互の分離応力は優れるが弾性糸のもつ物
性の低下、スカムの発生、動摩擦性の低下など後工程の
トラブル発生の原因となる。
本発明の分繊用弾性糸の製造方法の一例を示す。
第1図は3フィラメント接合マルチフィラメントを4本
形威し、4本の糸を2本づつ引揃え2個のボビンに巻き
とる接合マルチフィラメントの分繊用弾性糸の製造方法
である。
形威し、4本の糸を2本づつ引揃え2個のボビンに巻き
とる接合マルチフィラメントの分繊用弾性糸の製造方法
である。
金属石鹸を含むポリウレタン重合体の溶液を紡糸室1に
取付けられた紡糸アセンブリー2へ圧入する。紡糸口金
のオリフィス3からt8i1が押出され、これに熱風人
口4を通って紡糸室に導入される高温燃焼筒@燃焼ガス
を並流に当てる。
取付けられた紡糸アセンブリー2へ圧入する。紡糸口金
のオリフィス3からt8i1が押出され、これに熱風人
口4を通って紡糸室に導入される高温燃焼筒@燃焼ガス
を並流に当てる。
ポリウレタン重合体の溶媒は蒸発し連続フィラメント1
3が形威される。
3が形威される。
連続フィラメントは紡糸室出口に取りつけられた撚糸機
16により撚りがかけられ紡糸室内に撚り点14がくる
よう調整され接合マルチフィラメント15が形威される
。蒸発した溶媒は高温燃焼ガスとともに熱風出口5より
排出されるが紡糸室1の下部の穴より溶媒が出ないよう
通常導入した高温燃焼ガスと蒸発した溶媒の総量より多
く排出し紡糸室下部より空気が向流に流れるようにして
いる。
16により撚りがかけられ紡糸室内に撚り点14がくる
よう調整され接合マルチフィラメント15が形威される
。蒸発した溶媒は高温燃焼ガスとともに熱風出口5より
排出されるが紡糸室1の下部の穴より溶媒が出ないよう
通常導入した高温燃焼ガスと蒸発した溶媒の総量より多
く排出し紡糸室下部より空気が向流に流れるようにして
いる。
接合マルチフィラメントの糸条温度は紡糸室下部からの
向流空気量で調整されるが、更に接合マルチフィラメン
トが紡糸室を出たあとスリットより冷風が吹出す冷却装
置6により糸条温度が75℃以下になるよう調整された
後、静止ガイド7で引揃えられ第1ゴデツトロール8と
第2ゴデツトロール10の中間に設けられた油剤ロール
9により油剤を付与し、フリクションロール11により
分繊用弾性糸12として巻き取られる。
向流空気量で調整されるが、更に接合マルチフィラメン
トが紡糸室を出たあとスリットより冷風が吹出す冷却装
置6により糸条温度が75℃以下になるよう調整された
後、静止ガイド7で引揃えられ第1ゴデツトロール8と
第2ゴデツトロール10の中間に設けられた油剤ロール
9により油剤を付与し、フリクションロール11により
分繊用弾性糸12として巻き取られる。
第2図は複数のモノフィラメントが1個のチーズに巻か
れたモノフィラメント分繊用弾性糸の製造方法を示した
ものである。
れたモノフィラメント分繊用弾性糸の製造方法を示した
ものである。
第2図では、6本のモノフィラメント13を形威し、お
互いのフィラメントが接触しない状態で紡糸室1を引出
し6本のフィラメントを3本づつ2個のボビンに巻きと
る方法を例示しである。
互いのフィラメントが接触しない状態で紡糸室1を引出
し6本のフィラメントを3本づつ2個のボビンに巻きと
る方法を例示しである。
モノフィラメントの分繊用弾性糸を作る場合は第1図に
示される紡糸室下部の撚糸機を必要としない。紡糸室か
ら引出されたフィラメントは静止ガイド7で引揃えられ
巻き取られる。この場合もフィラメント相互の分離応力
を15■以下にする為に静止ガイド7で引揃えられる時
の糸条温度は接合マルチフィラメントと同様、75°C
以下に調整される。
示される紡糸室下部の撚糸機を必要としない。紡糸室か
ら引出されたフィラメントは静止ガイド7で引揃えられ
巻き取られる。この場合もフィラメント相互の分離応力
を15■以下にする為に静止ガイド7で引揃えられる時
の糸条温度は接合マルチフィラメントと同様、75°C
以下に調整される。
冷却装置6は5〜15°Cの冷風を糸が乱れない程度の
吹出し量で調整される。糸条速度、デニールにより冷却
速度が早く、紡糸室の下部からの向流空気量調整と紡糸
室外の雰囲気温度のみで糸条温度を75°C以下に調整
できる場合は冷却装置6を使用しなくても本発明を達成
することができる。
吹出し量で調整される。糸条速度、デニールにより冷却
速度が早く、紡糸室の下部からの向流空気量調整と紡糸
室外の雰囲気温度のみで糸条温度を75°C以下に調整
できる場合は冷却装置6を使用しなくても本発明を達成
することができる。
静止ガイド7は、摩擦抵抗の小さいアルξす、チタン等
のセラミックガイドが好ましく、引揃えた糸条が外れな
い構造のものがあれば良い。
のセラミックガイドが好ましく、引揃えた糸条が外れな
い構造のものがあれば良い。
本発明において静止ガイドで引揃えられた糸条は、第1
ゴデツトロールと第2ゴデントロールの中間で油剤を付
与し巻き取られる。
ゴデツトロールと第2ゴデントロールの中間で油剤を付
与し巻き取られる。
油剤の種類は、−iに使用されるジメチルポリシロキサ
ン、あるいは、ステアリン酸マグネシウムを分散配合し
たジメチルポリシロキサンが好ましい。
ン、あるいは、ステアリン酸マグネシウムを分散配合し
たジメチルポリシロキサンが好ましい。
本発明で用いた測定方法について説明する。
分離応力の測定は東洋ボールドウィン社製のテンシロン
引張試験機によって行った。2本の接合マルチフィラメ
ント又はモノフィラメントの場合、長さ方向にまず分離
しテンシロン試験機のクランプに把持し50cm/分の
速度で引離し分離に要した応力を測定する。
引張試験機によって行った。2本の接合マルチフィラメ
ント又はモノフィラメントの場合、長さ方向にまず分離
しテンシロン試験機のクランプに把持し50cm/分の
速度で引離し分離に要した応力を測定する。
2本以上の接合マルチフィラメント又はモノフィラメン
トの場合は、まず−本を手で分離し、これと残る複数本
の群とを上記方法でクランプに把持し測定しすべてが分
離される迄くり返し測定する。
トの場合は、まず−本を手で分離し、これと残る複数本
の群とを上記方法でクランプに把持し測定しすべてが分
離される迄くり返し測定する。
第3図に走行時の分離試験装置の概略図を示した。
送り出しロール17上に分繊用弾性糸12を接し、これ
より糸を引き出して、糸条を分離し巻き取りロール19
上に接したボビン18へ分離した糸条を巻付は巻き返す
装置である。
より糸を引き出して、糸条を分離し巻き取りロール19
上に接したボビン18へ分離した糸条を巻付は巻き返す
装置である。
途中、スネルガイド20を設は分離した糸と糸とのなす
角(θ)は10度にセットしである。
角(θ)は10度にセットしである。
走行時の分離性はこの装置を使用して送り出し速度15
0m/分、巻取り速度225m/分の条件で判断した。
0m/分、巻取り速度225m/分の条件で判断した。
実施例1
ポリエーテル系ポリウレタン重合体のジメチルアセトア
ミド溶液にこのポリウレタンに対し0.2重量パーセン
トのステアリン酸マグネシウムを配合し真空脱泡後、口
径0.2mm孔数8ホールのノズルから230°Cの燃
焼ガスを流した紡糸室に押出し10デニールの8本フィ
ラメントを形成し、紡糸室の下部に設けた冷却装置で表
−1に示した糸条温度に冷却した後、静止ガイドで2本
づつ引揃えジメチルポリオキシロキサンを主成分とした
油剤を糸に対し5%付与しながら500m/分の紡速で
4個のボビンに巻き取ったモノフィラメントの分繊用弾
性糸を得た。
ミド溶液にこのポリウレタンに対し0.2重量パーセン
トのステアリン酸マグネシウムを配合し真空脱泡後、口
径0.2mm孔数8ホールのノズルから230°Cの燃
焼ガスを流した紡糸室に押出し10デニールの8本フィ
ラメントを形成し、紡糸室の下部に設けた冷却装置で表
−1に示した糸条温度に冷却した後、静止ガイドで2本
づつ引揃えジメチルポリオキシロキサンを主成分とした
油剤を糸に対し5%付与しながら500m/分の紡速で
4個のボビンに巻き取ったモノフィラメントの分繊用弾
性糸を得た。
得られた分繊用弾性糸の分離液流と走行分離試験装置で
150m/分の速度でIO分間走行させた時に発生した
糸切れ回数を表−1に示した。
150m/分の速度でIO分間走行させた時に発生した
糸切れ回数を表−1に示した。
表−1
本発明で得られた分繊用弾性糸は分離応力かきわめて小
さく走行分離試験でも糸切れは認められなかった。
さく走行分離試験でも糸切れは認められなかった。
実施例2
ポリエステル系ポリウレタン重合体のジメチルアセトア
ミド溶液にポリウレタンに対し0%、0.05%、2.
0%、6.0%のステアリン酸カルシウムを配合し真空
脱泡後、口径0.2 wa、孔数32ホールのノズルか
ら250°C燃焼ガスを流した紡糸室に押出し紡糸室下
部のエアージェット撚糸機でフィラメント4本づつ束ね
て撚りをかけ8本の40デニールの接合マルチフィラメ
ントを形成した。
ミド溶液にポリウレタンに対し0%、0.05%、2.
0%、6.0%のステアリン酸カルシウムを配合し真空
脱泡後、口径0.2 wa、孔数32ホールのノズルか
ら250°C燃焼ガスを流した紡糸室に押出し紡糸室下
部のエアージェット撚糸機でフィラメント4本づつ束ね
て撚りをかけ8本の40デニールの接合マルチフィラメ
ントを形成した。
紡糸室下方の排気口より導入した高温燃焼ガスと蒸発し
た溶剤の総量の1.7倍の排出を行ない紡糸室の下部か
らの向流空気で糸条を冷却した後、エアージェット撚糸
機の下部に設けた冷却装置により接合マルチフィラメン
トの糸条温度を75°Cに冷却し静止ガイドで2本づつ
引揃え、2%のステアリン酸マグネシウムを分散配合せ
しめたジメチルポリシロキサン主成分とした油剤を糸に
付し4%付与しながら550m/分の紡速で4個のボビ
ンに巻き取った接合マルチフィラメントの分繊用弾性糸
を得た。
た溶剤の総量の1.7倍の排出を行ない紡糸室の下部か
らの向流空気で糸条を冷却した後、エアージェット撚糸
機の下部に設けた冷却装置により接合マルチフィラメン
トの糸条温度を75°Cに冷却し静止ガイドで2本づつ
引揃え、2%のステアリン酸マグネシウムを分散配合せ
しめたジメチルポリシロキサン主成分とした油剤を糸に
付し4%付与しながら550m/分の紡速で4個のボビ
ンに巻き取った接合マルチフィラメントの分繊用弾性糸
を得た。
得られた分繊用弾性糸の分離応力と走行分離試験装置で
150m/分の速度で分離させながら10分間走行させ
た時の発生した糸切れ回数及びスカム発生量を表−2に
示した。
150m/分の速度で分離させながら10分間走行させ
た時の発生した糸切れ回数及びスカム発生量を表−2に
示した。
スカム発生量の測定は糸をフィード速度25m/分で3
倍に延伸し走行させ、途中安全力ξソリの刃を直角に当
て力くソリ刃に蓄積するスカム量を測定した。
倍に延伸し走行させ、途中安全力ξソリの刃を直角に当
て力くソリ刃に蓄積するスカム量を測定した。
表−2
本発明で得られた分繊用弾性糸は分離応力が低く、走行
時の分離もスムーズであり、糸切れも少ない。比較例4
のステアリン酸カルシウムを配合しなかった場合は分離
応力が高くなり糸切れも多い。一方、ステアリン酸カル
シウムを多く配合した比較例7は分離応力、糸切れ回数
とも良好であるがスカムが多く発生する欠点がある。
時の分離もスムーズであり、糸切れも少ない。比較例4
のステアリン酸カルシウムを配合しなかった場合は分離
応力が高くなり糸切れも多い。一方、ステアリン酸カル
シウムを多く配合した比較例7は分離応力、糸切れ回数
とも良好であるがスカムが多く発生する欠点がある。
(本発明の効果)
本発明は複数本の接合マルチフィラメントあるいはモノ
フィラメントを一個のボビンに巻かれるため一個の紡糸
室および捲取機から数倍の本数の糸を同時に巻きとるこ
とが可能となり生産性を著しく向上させる。
フィラメントを一個のボビンに巻かれるため一個の紡糸
室および捲取機から数倍の本数の糸を同時に巻きとるこ
とが可能となり生産性を著しく向上させる。
複数本を同時に引揃える点から140デニール以下の細
デニール、特に5デニール〜70デニールの分繊用弾性
糸において特に有利性を発揮することができる。
デニール、特に5デニール〜70デニールの分繊用弾性
糸において特に有利性を発揮することができる。
又、ポリウレタン重合体溶液への金属石鹸の配合と糸条
を引揃えるときの糸条温度を組合わせる事により優れた
分離性能が得られる為に第1ゴデツトロール以前で引揃
えるだけで製造が可能となり従来技術の特殊ガイドの使
用、余角ピッチの制約など問題点を解決することができ
、更に分離性能の優れた分繊用弾性糸が得られる。
を引揃えるときの糸条温度を組合わせる事により優れた
分離性能が得られる為に第1ゴデツトロール以前で引揃
えるだけで製造が可能となり従来技術の特殊ガイドの使
用、余角ピッチの制約など問題点を解決することができ
、更に分離性能の優れた分繊用弾性糸が得られる。
第1図:接合マルチフィラメントの分繊用弾性糸の製造
装置概略図、第2図:モノフィラメントの分繊用弾性糸
の製造装置概略図、第3図二分離試験装置概略図。 1・・・紡糸室、2・・・紡糸アセンブリー、3・・・
オリフィス、4・・・熱風入口、5・・・熱風出口、6
・・・冷却装置、7・・・静止ガイド、8・・・第1ゴ
デツトロール、9・・・油剤ロール、10・・・第2ゴ
デツトロール、11・・・フリクシランロール、12・
・・分繊用弾性糸、13・・・連続フィラメント、14
・・・撚り点、15・・・接合マルチフィラメント、1
6・・・撚糸機、17・・・送り出しロール、18・・
・ボビン、19・・・巻き取りロール、20・・・スネ
ルガイド。
装置概略図、第2図:モノフィラメントの分繊用弾性糸
の製造装置概略図、第3図二分離試験装置概略図。 1・・・紡糸室、2・・・紡糸アセンブリー、3・・・
オリフィス、4・・・熱風入口、5・・・熱風出口、6
・・・冷却装置、7・・・静止ガイド、8・・・第1ゴ
デツトロール、9・・・油剤ロール、10・・・第2ゴ
デツトロール、11・・・フリクシランロール、12・
・・分繊用弾性糸、13・・・連続フィラメント、14
・・・撚り点、15・・・接合マルチフィラメント、1
6・・・撚糸機、17・・・送り出しロール、18・・
・ボビン、19・・・巻き取りロール、20・・・スネ
ルガイド。
Claims (1)
- 複数本の接合マルチフィラメントあるいはモノフィラメ
ントが1個のボビンに引揃えて巻かれたポリウレタン弾
性糸で引揃えて巻かれた接合マルチフィラメントあるい
はモノフィラメントの相互の分離応力が15mg以下で
ある分繊用ポリウレタン弾性糸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19047389A JP2724214B2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 分繊用弾性糸及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19047389A JP2724214B2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 分繊用弾性糸及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0359112A true JPH0359112A (ja) | 1991-03-14 |
| JP2724214B2 JP2724214B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=16258698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19047389A Expired - Lifetime JP2724214B2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 分繊用弾性糸及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2724214B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0756026A1 (de) * | 1995-07-27 | 1997-01-29 | Bayer Faser GmbH | Verfahren zur Herstellung von teilbaren Elastangarnen |
| WO1998028471A1 (en) * | 1996-07-24 | 1998-07-02 | Du Pont-Toray Company, Ltd. | Coalesced multifilament spandex and method for its preparation |
| US6214145B1 (en) | 1996-07-24 | 2001-04-10 | Dupont Toray Co., Ltd. | Coalesced multifilament spandex and method for its preparation |
| US6232374B1 (en) | 1997-01-31 | 2001-05-15 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Spandex with low tackiness and process for making same |
| JP2011518261A (ja) * | 2008-03-20 | 2011-06-23 | インビスタ テクノロジーズ エス エイ アール エル | マルチフィラメントポリエステル二成分ヤーンの多端部パッケージ |
| US9487889B2 (en) | 2010-12-28 | 2016-11-08 | Invista North America S.A.R.L. | Bi-component spandex with separable reduced friction filaments |
| KR102030709B1 (ko) * | 2018-10-04 | 2019-10-10 | 주식회사 티케이케미칼 | 폴리에스터계 열가소성 탄성섬유 제조장치 |
-
1989
- 1989-07-25 JP JP19047389A patent/JP2724214B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2724214B2 (ja) | 1998-03-09 |
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